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たんぽぽ舎です。【TMM:No1977

2013年10月1日()地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

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★1.9・30臨界被曝事故14周年東京圏行動の報告

   朝の追悼・抗議集会、午後の講演会

              杉嶋拓衛(9・30臨界被曝事故東京圏行動実行委)

★2.臨界被曝事故の新聞・報道より

   「原発事故、忘れない」 JCO臨界14

   市民団体、水戸で集会    (9月30日茨城新聞より抜粋)

★3.寄稿

   JCO事故についての記事への注文(経産省への申し入れ文-

   9/30発信【TMM:No1976】掲載)   野村 民夫

★4.メルマガ読者からのイベント案内

  ◆10/5東電福島第一原発の汚染水問題を考える集会

            会場:サンワーク下田(下田中学校前)

  ◆10/6福島原発告訴団の報告会-案内

       会場:かながわ県民活動サポートセンター403号室

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10月2日()4団体の呼びかけで東電本店抗議行動

 18:30より20:00 東京電力本店前(JR新橋駅から徒歩5分、地下鉄内幸町から4分)

 ◎よびかけ4団体

  経産省前テントひろば、首都圏反原発連合、たんぽぽ舎、

  東電株主代表訴訟

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10月2日()学習会にご参加を!

 『チェルノブイリ原発、27年経った今も溶け落ちた核燃料の撤去メド立たず』

 日 時:10月2日()開場18:30 開演19:00

 講 師:服部 尚さん(朝日新聞編集委員)

 会 場: 「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円(事前予約の必要はありません)

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┗■1.9・30臨界被曝事故14周年東京圏行動報告

 |  朝の追悼・抗議集会、午後の講演会

 └──── 杉嶋拓衛(9・30臨界被曝事故東京圏行動実行委)

 

 1999年9月30日に臨界事故が起きてから14周年に当たる。東電福島第一原発事故の汚染水問題の解決も全く出来ない中、まだ原発再稼働を目論んでいる経産省に抗議の声を届けた。

○ 午前の部 10時~11時 経産省別館前追悼行動。参加者31名。

 たんぽぽ舍、日本山妙法寺、山谷労働者、経産省前テントひろば、品川の女たち他の参加者。

 2名の死者を出したJCO臨界被曝事故から14年。新潟県中越沖地震で柏崎刈羽原発があわや大惨事だった時に自然の警告を聞いていれば東電福島第一原発事故は防げたと参加者の一人は言った。

 原子力規制委員会が出来て益々原発事故に対する警戒が薄くなって来ている。東電福島第一原発事故での汚染水問題は収束していない。

 JCO臨界事故の起きた10時35分に黙祷して献花を行なった。再び原子力による死者を出してはならないと参加者は思った。経産省も少しは反省しているのかと思っていたが、事前に電話で約束したのに申し入れ文を受け取る約束の時間の10時50分を過ぎても誰も経産省から出て来ない。

 テント広場の木村さんはアピールの中で毎朝経産省の職員から立ち退きのイヤミを言われているが、9・30当日の朝だけは抗議行動の話題をしていたと言っていた。分かっていてアポを無視する経産省の姿勢が原子力に対する無責任性の現れだった。

 また事故を起こす前に原発を止めないといけない。

 

経産省に申し入れた内容

一、JCO臨界被曝事故の徹底した原因追及を行うこと

一、JCO臨界事故による住民の健康被害を認め、全員に救済措置を完全に行うこと

一、東電福島第一原発事故の原因を究明し、徹底した事故の原因追及を行うこと

一、東電福島第一原発事故による、自主避難者も含めた原発被災者への救済措置を行うこと

一、すべての原発の再稼働を行わないこと。老朽原発は廃炉にすること

一、プルサーマルを含む、核燃サイクル事業から撤退すること

一、原発の海外輸出を行わないこと

───────────  ──  ──────────────

○ 午後の部 19時~21時 スペースたんぽぽ 参加者 35名

 基調報告は渡辺寿子さん。臨界事故当初からの歴史をまとめた。裁判では動燃がJCOに硝酸ウラニル溶液のウラン濃度の均一化という無理な注文をしたにも関わらず作業者に事故の責任を全て押し付けた。事故の被害も農作物の補償だけで周辺住民の健康被害は一切認めなかった。JCO臨界事故は福島第一原発事故の補償をしない東京電力のふざけた企業姿勢を助長するものでしかなかった。

 続いて「もう作らないで核燃料」の菅沼みどりさんと瀧川君枝さん。グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン(GNF-J)は久里浜駅近くにありマンションが立ち並ぶ住宅街にある核燃料製造施設。聞いてみると、ずさんな管理でJCO臨界事故の二の舞になってもおかしくなかった。ベルトコンベアーが故障して臨界量寸前になりそうになった事も。東電福島第一事故を起こした沸騰水型の核燃料が事故で関東まで里帰りをしたという話は実感がこもっていた。歯を抜いたら血が止まらなくなって亡くなった男性の話は福島事故の作業員の未来を予感させていた。

 山崎久隆さんは「核の事故、負の連鎖、そして将来への危機」の中で福島事故ではベントしたために排気筒がJCO臨界事故の死者レベルの被曝の恐れを指摘した。120メートルの排気筒は倒壊寸前であり次の大地震に襲われた時に3000名の作業者の頭上に超高濃度の汚染配管の破片が降ってくる。更に地下水位が汲み上げ井戸の故障で地表下1メートルまで迫っており、汚染水が液状化する事も合わせて付け加えた。そんな中で東電は費用を安くケチる事しか考えていない。本当にふざけた会社だ。ベントすれば放射能を大量に大気中にバラ撒くだけで山崎さんは反対(ベントそのものに反対)していた。

 柏崎刈羽原発の安全審査受理は福島事故の経験を全く学んでいない。もう原発事故を起こさせてはいけない。9・30臨界被曝事故東京圏行動の実行委員会は来年の15周年に向けて原発再稼働阻止の闘いを決意して行動を終えた。

 

 

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┗■2.臨界被曝事故の新聞・報道より

 └──── 

 

 「原発事故、忘れない」 JCO臨界14

 市民団体、水戸で集会

 

 東海村の核燃料加工会社「ジェー・シー・オー(JCO)」で臨界事故が発生してから30日で14年を迎えることを受け、市民団体による集会が29日、水戸市内で全国から約550人が参加して開かれた。参加者らは福島第一原発事故や汚染水漏れを「核と人類は共存できない」と批判し、脱原発や東海第二原発の廃炉を訴えた。参加者らは市内大通り約1キロをデモ行進し、「原発事故を忘れないぞ」とシュプレヒコールを上げた。

 集会は原水爆禁止日本国民会議や茨城平和擁護県民会議など5団体主催。(中略)

 原発事故で、自身も福島県富岡町から避難を余儀なくされた双葉地方原発反対同盟の遠藤陽子さんは「東電も国も何一つ責任を取る気がなく、何一つ信用できない2年間だった。東電は原発を再稼働させる資格がない」と語気を強めた。福島の現状について「今もなお、15万人が明日の展望を持てない避難生活を続けている」と訴えた。 (9月30日茨城新聞より抜粋)

 

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