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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

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◆ 「放射能市民測定活動報告交流会」 

―3年間の食品・環境測定のまとめと今後の課題-

日時:921() 13:3016:30 

会場:明治大学駿河台キャンパス・リバティータワー1095教室

内容:

・報 告 「3測定室測定データのまとめと課題」 Tウオッチ測定室

      3測定室=「Tウオッチ測定室」「放射能汚染食品測定室」「たんぽぽ舎」

・問題提起 測定データから読み取る今後の課題

      小泉好延氏(市民エネルギー研究所・元東大アイソトープ研)

・各連携地域の現状報告

   神奈川県小田原市、埼玉県小川町、栃木県那須塩原市、福島県川内村他

・報告と提案 いわき市民測定室「たらちね」の活動とβ線ラボの提案

主催:NPO法人 有害化学物質削減ネットワーク(Tウオッチ)

参加申込及び連絡先:TEL 03?5627?7520 FAX 03-5627-7540 info@toxwatch.net

詳細は:http://toxwatch.net/

 

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┗■5. 噴火口がつくる「天然の良港」-世界各地海際の噴火口は良港

 |  ニューギニア島ラバウルにあるタブルブル火山噴火

 │   「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その67

 └────   島村英紀(地震学者)

 

○先日のアイスランドに続いて、パプアニューギニアでも火山噴火が始まった。両方とも、私が研究のために行ったところだ。

 8月29日にラバウルにあるタブルブル火山(標高約220メートル)が火山灰を上空18キロまで吹き上げた。噴煙や地鳴りが続いているので火山近くの住民を退避させ、周辺地域の住民にも屋内にとどまるよう呼び掛けている。

 ラバウルは日本からオーストラリアへの飛行機からよく見える。このため前回に書いたように火山灰によるエンジンの損傷を怖れて、カンタス航空(オーストラリア)は、シドニー-成田便の航路変更を決めた。

 ラバウルはニューギニア島の北東にあるニューブリテン島の町で人口は10万人。歴史的な文書が残っている最近200年だけでも7回もの大噴火があった。

 いちばん最近の大噴火は1994年で、市街地に3-10メートルもの火山灰が積もった。火山灰は州政府や市役所や警察や消防がある官庁街と商店街を直撃して建物を押しつぶした。噴火直後に熱帯特有のスコールが降ったために泥流と洪水が発生し、降灰の被害はさらに大きくなった。

 私が行ったのはこの噴火後の19961997年で、オーストラリアの研究者とともに、ラバウル周辺の地下に拡がっているマグマを探る研究だった。

 噴火でラバウルの町は廃墟になったままだった。幸い、今回の噴火はそれほどの規模にはなるまいと思われている。

○タブルブル火山は私の滞在中にも小噴火した。その数日前には、私の知人であるスペインの地球化学者が噴気ガスを採取するために山頂に登っていた。危ないところだった。また知人のオーストラリア人の火山学者は、研究を続けていて火山灰を吸い込んでじん肺になった。火山を研究する学者は職業としてはもっとも危ない科学者なのである。

 じつは私は1971年にもラバウルへ行ったことがある。観測船で訪れたものだ。ラバウルは1975年の独立前でオーストラリア領だった。植民地としてのいろいろの問題があったはずだが、緑に覆われた熱帯の楽園に見えた。いつまでも続くように見えた平和な楽園の暮らしは噴火で一変してしまったのだ。

 ラバウルは第二次世界大戦中、地理的な位置と天然の良港ゆえ日本軍が南方進出の足がかりにした大基地で、10万人もの日本軍が滞在していた。漫画家の水木しげる氏が従軍していて左腕を失ったのもここだ。

 州都であり日本軍の大基地でもあった理由、「天然の良港」を作っているのは、じつは海沿いにある昔の噴火口だ。ほぼ円形で外海の波を防げるし、中は十分深い。戦時ならば潜水艦が身を潜めるにも最適だった。

○地球科学者から見れば、そもそもラバウルは火山カルデラの中に町を造ってしまったところだ。このためタブルブルほかいくつかの火山に取り囲まれている。

 いや、ラバウルには限らない。伊豆大島の南端にある波浮(はぶ)港も噴火口なのだ。世界各地で海際の噴火口は「天然の良港」なのである。

  (9月5日『夕刊フジ』より)

 

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┗■6.新聞より6つ

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◆川内「適合」は不当  (金曜日の声 官邸前)

 神奈川県大和市の元会社員 高橋信一さん(66) 川内(せんだい)原発に原子力規制委員会が「合格」を出したが、阻止できず残念。「吉田調書」の問題では、朝日新聞はミスをしたのかもしれないが、東京電力の責任問題がからめ捕られてしまわないか心配だ。

 東京都杉並区の会社員 鈴木雪路さん(50) 川内原発は周辺自治体や地元住民が本当に大丈夫と言えない限り、再稼働してはいけないと思う。東北を見れば明らかで、事故は収束していない。規制委の審査は適正な評価がされたとは思えない。

 愛知県刈谷市の元会社員 山根剛(つよし)さん(64) 東京に用事があり初めて寄った。福島では3年半たっても多くの人が仮設住宅に住み、故郷がなくなっている。政府は被災者の側に立ち、よく意見を聞くべきだ。

               (913日東京新聞より)

 

◆ 電力自由化で核燃事業苦境

  競争 事業者に資金不安 見直し検討 必要性疑問

               913日朝日新聞見出し)

 

◆ 電源喪失時に自衛隊出動   内閣府 川内原発の避難計画

◆ 川内再稼働へ経産省が文書 鹿児島県知事らに

◆ 原子力防災強化 国に検討チーム 担当相が方針

◆ 伊方の地震想定引き上げる考え  四国電

                (以上913日朝日新聞見出し)
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