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ニュークレール情報板
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1625】
2012年10月24日(水)その2地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.活断層の定義 大幅厳格化 動いた時期13万年内から40万年内
規制委指針 大飯原発調査へ (2012年10月24日東京新聞より抜粋)
★2.結局こうなるしかない 原発推進の血塗られた末路(中)
国際連帯で原発輸出を止めよう
山崎久隆(たんぽぽ舎)
★3.<テント日誌10/22(月)―経産省前テントひろば 408日目>
毎日が気付き、発見、つながりそして行動・情報発信
その輪と和を結ぶ場~経産省前テントひろば
━━━━━━━
※10/25『学習会』にご参加を
第6回隠ぺいされた福島原発事故の分析『福島第一原発のバクハツをもう一度考える』
講 師:槌田 敦さん
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:800円
┏┓
┗■1.活断層の定義 大幅厳格化
| 動いた時期13万年内から40万年内
| 規制委指針 大飯原発調査へ
└──── (2012年10月24日東京新聞より抜粋)
原子力規制委員会の地震分野を担当する島崎邦彦委員長代理は23日、原発に適
用されてきた活断層の定義を大幅に厳格化する考えを示した。
現行の原発の耐震設計指針では、12万~13万年以降に動いた断層を活断層と定
義。その上には原発を建てないことになっているが、40万年前以降にまでさかの
ぼって動いていないことを求める。
規制委が来春までに策定する安全基準原案に盛り込み、規制は大幅強化される
見通し。規制委は、直下や直近に活断層があると指摘されている関西電力大飯原
発(福井県)や北陸電力志賀原発(石川県)などを自ら調査する予定で、この際、
指針改正を待たず、40万年前以降に動いたかどうかを重視して調べる。(中略)
国の地震調査研究推進本部は2010年11月、40万年を目安に活断層を長期評価す
るという報告書を出しており、規制委もこの方針に足並みをそろえる。(中略)
規制委は有識者のチームで両原発に加え、東北電力東通(青森県)、関電美浜
(福井県)、日本原電敦賀(同)の3原発と日本原子力研究開発機構の高速増殖
原型炉「もんじゅ」を調査する。(後略)
全国の原発に影響必至 再調査迫られる電力会社
「12万~13万年という数字があるが、私はその数字を一度も使ったことがない」。
原子力規制委の島崎邦彦委員長代理は23日の記者会見でこう言いきった。(後略)
(2012年10月24日東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■2.結局こうなるしかない 原発推進の血塗られた末路(中)
| 国際連帯で原発輸出を止めよう
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
国際連帯で原発輸出を止めよう
日本はインドとの間で原子力協力協定を結んでいる。本来は核拡散防止条約外
で核兵器を開発した国とは、核開発協力はしてはならないはずだ。例えば朝鮮民
主主義人民共和国に核兵器開発に使用可能な工業製品を輸出すれば、貿易管理令
違反として強制捜査される。ところがインドとの間では、これから核開発の協力
関係を結ぶのだと言うから、この国の二重基準には本当にあきれ果てる。
日本経済新聞には、クダンクラム原発反対運動に取り組む社会活動家のA・ム
スクリシュナン氏の言葉が紹介されている。
「インド政府は太陽光や風力など原発以外の選択肢を考えるべきだ。他国も原
発を売り込まないでほしい」また、野田佳彦首相に送った公開書簡には「あなた
自身が福島の被害で苦労しているなか、他国にその危険な技術を売る道徳的な正
当性はない」と書かれていた。
その日本では、福島原発事故調査を行った国会事故調は報告書で事故を人災と
し、次のように指摘している。「秘密主義や、国民の疑問を政府が無視していた
こと、原発を規制する者と原発を運転する者が癒着していたことなど日本特有の
事情によってもたらされた面がある。」
インド政府は日本政府と同様、情報を隠ぺいし、市民の抗議を弾圧し、たった
3名の海外からの支援者を「国外退去」にし、一方で原発拡大路線を突っ走って
いる。これは第二、第三のフクシマをインドで引き起こす準備をしていることに
他ならない。
世界のどこであろうと、フクシマやチェルノブイリ原発事故級の事故が起これ
ば、深刻な地球被曝につながることは、とっくに実証済みだ。
これを止めるためには、国際連帯の力で止めていくほかはない。
「脱原発依存」と言っておきながら原発輸出をまだ続けようとする日本政府に
対しても、強く反対の声を上げていかなければならない。(続く)
┏┓
┗■3.<テント日誌10/22(月)―経産省前テントひろば 408日目>
| 毎日が気付き、発見、つながりそして行動・情報発信
| その輪と和を結ぶ場~経産省前テントひろば
└──── ( F記 )
10月22日(月)晴れ
東電管内の原発全停止から211日目
そして大飯原発再稼働開始(怒)から112日目
寒い朝を迎え日増しに冬の足音が感じられます。日比谷公園方向の空には灰青
色から薄朱色のグラデーションが綺麗な朝焼けが。夕べは薄い雲が夜空を覆って
いましたが、星の煌きが少し見え風の無い穏やかな夜でした。夜の来訪者とはこ
れからの福島への繋がりをどうしていくかの話も熱を帯び、僕が持ち出したギタ
ーをいらっしゃったTさんと共に弾きながらさながらミニコンサートの様相を呈
し、夜のテントの中は有意義な時間となったのでした。
また世間では一週間が始まりました。足早に通勤する人たちに今日も一人でギ
ター抱えて歌を唄う。Qさんが大阪に行ってからは泊まり明けの僕の日課です。
Qさんは今、大阪市役所前の橋下徹監視テントに泊まりこんで抗議行動をされ
ていて、そのテントの数も10張を超えたと聞きます。「大阪に放射能瓦礫を持
ち込むな!」と連日多くの仲間と行動を共にしています。僕も行きたい!心から
そう思う。おおい運動公園の行動があちらこちらで花咲いている一つの象徴です。
そこには居たであろう姿が一人ありません。その大飯原発ゲート前行動で不当
逮捕された川崎さんの支援の輪も広がっていくことを祈らずにはいられません。
今日は久しぶりに椎名さんがテントにやってきました。彼女の装いも冬。素敵
な臙脂(えんじ)の和服でした。いつものアグレッシブな御姿とは違ったしっとり
とした雰囲気がとても御似合いになっていました。一緒に泊まったTさんから原
発を巡る現在の状況をレクチャーされ心新たにしていましたが、12月15日に
予定されているIAEAの郡山来日への抗議行動をどう集約するかの話題にもな
りました。それに向けての取り組みと全国の繋がりとの関係をどう結ぶか一つ宿
題をおおせつかりましたが、僕も大阪の闘争に負けずにと気持ちを強くするので
した。
昼近くになり昼勤当番の皆さんが集まってきて、昼勤の体制についての話し合
いが行われていました。少しずつ2回目の冬に対応する準備が始まっています。
夕方近くなって何人かの人が集まってきました。椎名さんもそのためにやって
きたのですが、今日は「第一テント、第二テント交流会 テント史上!」の催し
がありました。そう言えばテントの仲間だけで行う交流会が無かったことに僕自
身も驚きましたが、日頃、顔だけは知っている仲でも、御名前となると心もとい
ことに改めての気付かされたのは僕だけではなかったようです。
交流会は6時から始まり女性たちの心尽くしの御料理などが用意され「お茶け」
による乾杯で始まりました。とうとう第二テントだけでは収まらず、第一そして
外でもその会話が続いて、大いに盛り上っていました。
その交流の場を第一テントでは7.5WのLED電球が照らしています。白熱球
なら40W以上相当する明るさだそうです。約6分の1ですが太陽光発電の心も
とない発電量でも十分に対応できるものです。以前は3~4千円していたのに今
や千円以下で買える値段に。日本の省エネ産業の底力に乾杯と言ったところです。
(買ったLED電球は台湾製でしたが・・・。)
思えば若かりし頃の二回のオイルショックの時に日本の生産現場に革命をもた
らし、その後の日本の技術革新を高めたことを思い出します。福島原発事故がそ
の基点となってエネルギー政策の一層の弾みとなってくれなければ、今その被災
で苦しんでいる方々の御苦労が無になるというものです。経済産業省にはそうい
った点でも圧力を掛けていかなければならないとも思うのです。
今夏から経産省はそれまでのPPSによる電力供給を東京電力に変えたそうで
す。その理由はPPSが東電の電力価格より高くなったと経産省の職員から聞き
ました。東電が値上げをしているのに安いって?PPSの価格決定の絡みはある
ものの、法人に対しては大幅な低価格を設定しているからなのではないのか。そ
の電気料金を税金で支払っているから低価格に移行するのは当然としても何か釈
然としないものを感じます。
節約すべきはほかにあるだろう!経産省!!!
因みに第二テントも同様の電球に変えてありますが、以前のもっと暗いLED
のまま宴は行われました。そこはかとない明るさが良いのでは?との女性の意見
に従いました。
外には白と黄色のふたつの雪洞(ぼんぼり)が淡い光を照らしています。これ
は大体21時頃まで点灯して霞ヶ関の中にあって経産省前テントひろばを帰宅の霞
ヶ関官僚・職員にアピールをしています。
★☆★☆★☆ あおぞらUST放送予定<テントひろばから~/Tent Color>
日本で、海外で脱原発 ★☆★☆★☆
2012年10月26日(金曜日)16時~
視聴アドレス: http://www.ustream.tv/channel/tentcolor
1.「国会議員に原発を問う」
「原発への見解アンケート」にもとづいて、小林興起さん(減税日本)に意見を
お聞きします。
2.「イベントカレンダー」一週間先の脱原発イベントを紹介。
3.「福島から世界へ」
「福島の女たち」の黒田節子さんから、チェルノブイリ視察について報告があります。
4.「反原発でいこう」
11月初旬の正式発足を前に、中村光男さんから「福島原発事故緊急会議被曝労
働問題プロジェクト」の活動についてお話をお聞きします。
(これについては、次週の「再稼働阻止全国ネットワーク」発足について柳田真
さんに聞く、とチェンジになるかもしれません。)
テントに立ち寄った人たちに一言インタビュー。
サンフランシスコから来日中のスティーブ・ゼルツァー氏を予定しています。
2012年10月24日(水)その2地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.活断層の定義 大幅厳格化 動いた時期13万年内から40万年内
規制委指針 大飯原発調査へ (2012年10月24日東京新聞より抜粋)
★2.結局こうなるしかない 原発推進の血塗られた末路(中)
国際連帯で原発輸出を止めよう
山崎久隆(たんぽぽ舎)
★3.<テント日誌10/22(月)―経産省前テントひろば 408日目>
毎日が気付き、発見、つながりそして行動・情報発信
その輪と和を結ぶ場~経産省前テントひろば
━━━━━━━
※10/25『学習会』にご参加を
第6回隠ぺいされた福島原発事故の分析『福島第一原発のバクハツをもう一度考える』
講 師:槌田 敦さん
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:800円
┏┓
┗■1.活断層の定義 大幅厳格化
| 動いた時期13万年内から40万年内
| 規制委指針 大飯原発調査へ
└──── (2012年10月24日東京新聞より抜粋)
原子力規制委員会の地震分野を担当する島崎邦彦委員長代理は23日、原発に適
用されてきた活断層の定義を大幅に厳格化する考えを示した。
現行の原発の耐震設計指針では、12万~13万年以降に動いた断層を活断層と定
義。その上には原発を建てないことになっているが、40万年前以降にまでさかの
ぼって動いていないことを求める。
規制委が来春までに策定する安全基準原案に盛り込み、規制は大幅強化される
見通し。規制委は、直下や直近に活断層があると指摘されている関西電力大飯原
発(福井県)や北陸電力志賀原発(石川県)などを自ら調査する予定で、この際、
指針改正を待たず、40万年前以降に動いたかどうかを重視して調べる。(中略)
国の地震調査研究推進本部は2010年11月、40万年を目安に活断層を長期評価す
るという報告書を出しており、規制委もこの方針に足並みをそろえる。(中略)
規制委は有識者のチームで両原発に加え、東北電力東通(青森県)、関電美浜
(福井県)、日本原電敦賀(同)の3原発と日本原子力研究開発機構の高速増殖
原型炉「もんじゅ」を調査する。(後略)
全国の原発に影響必至 再調査迫られる電力会社
「12万~13万年という数字があるが、私はその数字を一度も使ったことがない」。
原子力規制委の島崎邦彦委員長代理は23日の記者会見でこう言いきった。(後略)
(2012年10月24日東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■2.結局こうなるしかない 原発推進の血塗られた末路(中)
| 国際連帯で原発輸出を止めよう
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
国際連帯で原発輸出を止めよう
日本はインドとの間で原子力協力協定を結んでいる。本来は核拡散防止条約外
で核兵器を開発した国とは、核開発協力はしてはならないはずだ。例えば朝鮮民
主主義人民共和国に核兵器開発に使用可能な工業製品を輸出すれば、貿易管理令
違反として強制捜査される。ところがインドとの間では、これから核開発の協力
関係を結ぶのだと言うから、この国の二重基準には本当にあきれ果てる。
日本経済新聞には、クダンクラム原発反対運動に取り組む社会活動家のA・ム
スクリシュナン氏の言葉が紹介されている。
「インド政府は太陽光や風力など原発以外の選択肢を考えるべきだ。他国も原
発を売り込まないでほしい」また、野田佳彦首相に送った公開書簡には「あなた
自身が福島の被害で苦労しているなか、他国にその危険な技術を売る道徳的な正
当性はない」と書かれていた。
その日本では、福島原発事故調査を行った国会事故調は報告書で事故を人災と
し、次のように指摘している。「秘密主義や、国民の疑問を政府が無視していた
こと、原発を規制する者と原発を運転する者が癒着していたことなど日本特有の
事情によってもたらされた面がある。」
インド政府は日本政府と同様、情報を隠ぺいし、市民の抗議を弾圧し、たった
3名の海外からの支援者を「国外退去」にし、一方で原発拡大路線を突っ走って
いる。これは第二、第三のフクシマをインドで引き起こす準備をしていることに
他ならない。
世界のどこであろうと、フクシマやチェルノブイリ原発事故級の事故が起これ
ば、深刻な地球被曝につながることは、とっくに実証済みだ。
これを止めるためには、国際連帯の力で止めていくほかはない。
「脱原発依存」と言っておきながら原発輸出をまだ続けようとする日本政府に
対しても、強く反対の声を上げていかなければならない。(続く)
┏┓
┗■3.<テント日誌10/22(月)―経産省前テントひろば 408日目>
| 毎日が気付き、発見、つながりそして行動・情報発信
| その輪と和を結ぶ場~経産省前テントひろば
└──── ( F記 )
10月22日(月)晴れ
東電管内の原発全停止から211日目
そして大飯原発再稼働開始(怒)から112日目
寒い朝を迎え日増しに冬の足音が感じられます。日比谷公園方向の空には灰青
色から薄朱色のグラデーションが綺麗な朝焼けが。夕べは薄い雲が夜空を覆って
いましたが、星の煌きが少し見え風の無い穏やかな夜でした。夜の来訪者とはこ
れからの福島への繋がりをどうしていくかの話も熱を帯び、僕が持ち出したギタ
ーをいらっしゃったTさんと共に弾きながらさながらミニコンサートの様相を呈
し、夜のテントの中は有意義な時間となったのでした。
また世間では一週間が始まりました。足早に通勤する人たちに今日も一人でギ
ター抱えて歌を唄う。Qさんが大阪に行ってからは泊まり明けの僕の日課です。
Qさんは今、大阪市役所前の橋下徹監視テントに泊まりこんで抗議行動をされ
ていて、そのテントの数も10張を超えたと聞きます。「大阪に放射能瓦礫を持
ち込むな!」と連日多くの仲間と行動を共にしています。僕も行きたい!心から
そう思う。おおい運動公園の行動があちらこちらで花咲いている一つの象徴です。
そこには居たであろう姿が一人ありません。その大飯原発ゲート前行動で不当
逮捕された川崎さんの支援の輪も広がっていくことを祈らずにはいられません。
今日は久しぶりに椎名さんがテントにやってきました。彼女の装いも冬。素敵
な臙脂(えんじ)の和服でした。いつものアグレッシブな御姿とは違ったしっとり
とした雰囲気がとても御似合いになっていました。一緒に泊まったTさんから原
発を巡る現在の状況をレクチャーされ心新たにしていましたが、12月15日に
予定されているIAEAの郡山来日への抗議行動をどう集約するかの話題にもな
りました。それに向けての取り組みと全国の繋がりとの関係をどう結ぶか一つ宿
題をおおせつかりましたが、僕も大阪の闘争に負けずにと気持ちを強くするので
した。
昼近くになり昼勤当番の皆さんが集まってきて、昼勤の体制についての話し合
いが行われていました。少しずつ2回目の冬に対応する準備が始まっています。
夕方近くなって何人かの人が集まってきました。椎名さんもそのためにやって
きたのですが、今日は「第一テント、第二テント交流会 テント史上!」の催し
がありました。そう言えばテントの仲間だけで行う交流会が無かったことに僕自
身も驚きましたが、日頃、顔だけは知っている仲でも、御名前となると心もとい
ことに改めての気付かされたのは僕だけではなかったようです。
交流会は6時から始まり女性たちの心尽くしの御料理などが用意され「お茶け」
による乾杯で始まりました。とうとう第二テントだけでは収まらず、第一そして
外でもその会話が続いて、大いに盛り上っていました。
その交流の場を第一テントでは7.5WのLED電球が照らしています。白熱球
なら40W以上相当する明るさだそうです。約6分の1ですが太陽光発電の心も
とない発電量でも十分に対応できるものです。以前は3~4千円していたのに今
や千円以下で買える値段に。日本の省エネ産業の底力に乾杯と言ったところです。
(買ったLED電球は台湾製でしたが・・・。)
思えば若かりし頃の二回のオイルショックの時に日本の生産現場に革命をもた
らし、その後の日本の技術革新を高めたことを思い出します。福島原発事故がそ
の基点となってエネルギー政策の一層の弾みとなってくれなければ、今その被災
で苦しんでいる方々の御苦労が無になるというものです。経済産業省にはそうい
った点でも圧力を掛けていかなければならないとも思うのです。
今夏から経産省はそれまでのPPSによる電力供給を東京電力に変えたそうで
す。その理由はPPSが東電の電力価格より高くなったと経産省の職員から聞き
ました。東電が値上げをしているのに安いって?PPSの価格決定の絡みはある
ものの、法人に対しては大幅な低価格を設定しているからなのではないのか。そ
の電気料金を税金で支払っているから低価格に移行するのは当然としても何か釈
然としないものを感じます。
節約すべきはほかにあるだろう!経産省!!!
因みに第二テントも同様の電球に変えてありますが、以前のもっと暗いLED
のまま宴は行われました。そこはかとない明るさが良いのでは?との女性の意見
に従いました。
外には白と黄色のふたつの雪洞(ぼんぼり)が淡い光を照らしています。これ
は大体21時頃まで点灯して霞ヶ関の中にあって経産省前テントひろばを帰宅の霞
ヶ関官僚・職員にアピールをしています。
★☆★☆★☆ あおぞらUST放送予定<テントひろばから~/Tent Color>
日本で、海外で脱原発 ★☆★☆★☆
2012年10月26日(金曜日)16時~
視聴アドレス: http://www.ustream.tv/channel/tentcolor
1.「国会議員に原発を問う」
「原発への見解アンケート」にもとづいて、小林興起さん(減税日本)に意見を
お聞きします。
2.「イベントカレンダー」一週間先の脱原発イベントを紹介。
3.「福島から世界へ」
「福島の女たち」の黒田節子さんから、チェルノブイリ視察について報告があります。
4.「反原発でいこう」
11月初旬の正式発足を前に、中村光男さんから「福島原発事故緊急会議被曝労
働問題プロジェクト」の活動についてお話をお聞きします。
(これについては、次週の「再稼働阻止全国ネットワーク」発足について柳田真
さんに聞く、とチェンジになるかもしれません。)
テントに立ち寄った人たちに一言インタビュー。
サンフランシスコから来日中のスティーブ・ゼルツァー氏を予定しています。
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1624】
2012年10月24日(水)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.10/26(金)金曜・首相官邸前抗議に参加しよう!
大間原発の建設を中止せよ、大飯原発を停止せよ、全原発を即時廃止せよ!
11/11に向け再び大きな盛り上がりを!
呼びかけ:首都圏反原発連合
★2.デモのお知らせ
10月26日(金)桜木町駅前広場19:00スタート
神奈川・東電デモ実行委員会
★3.結局こうなるしかない 原発推進の血塗られた末路(上)
インドの原発反対運動
津波被害を受けたインド 山崎久隆(たんぽぽ舎)
★4.メールマガジン読者よりのご案内(問合せは主催者へお願いします)
◆10/26(金)徹底討論!脱原発実現のための「脱原発法」意見交換会
◆10/26(金)反原子力の日
『イエロー・ケーキ ~クリーンなエネルギーという嘘~』上映会
★5.<テント日誌10/21(日)― 経産省前テントひろば407日目>
~昼と夜、季節の変わり目を実感する秋のテントひろば~
━━━━━━━
┏┓
┗■1.10/26(金)金曜・首相官邸前抗議に参加しよう!
| 大間原発の建設を中止せよ、大飯原発を停止せよ、全原発を即時廃止せよ!
| 11/11に向け再び大きな盛り上がりを!
└──── 呼びかけ:首都圏反原発連合(TEL 080-9195-2668)
日 時:10月26日(金)18:00~20:00 予定
場 所:首相官邸前および永田町・霞が関一帯
◆たんぽぽ舎のボランティアにご協力ください。
当日、13:00~15:30にたんぽぽ舎へ集まり、ビラ折りをして、マイク、
横断幕を持ち、たんぽぽ舎を16:00頃出発、経産省前テントひろばに寄り
合流(17時前後)して、首相官邸・国会議事堂正門へ向かいます。
ボランティア可能な方はご連絡いただけると助かります。
電話 たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035
┏┓
┗■2.デモのお知らせ
| 10月26日(金)桜木町駅前広場19:00スタート
└──── 神奈川・東電デモ実行委員会
毎月1回行っている、桜木町駅から東京電力神奈川支店に向けてのデモ、
今月も金曜 10月26日 に行います。
前回同様 19:00桜木町駅前広場スタート、デモ出発前の 18:00~19:00 は、ス
タート地点の桜木町駅前広場にてリレーアピールを行います。
多くの人が、官邸前で声を上げています、横浜でも全国に広がる動きと呼応し、
「全ての原発を廃炉に、福島事故の原因と責任を追及する、原発事故被害者、被
爆労働者と連帯していこう 」を掲げ訴えていきましょう。
デモコースは、桜木町駅前広場⇒市庁舎⇒東電神奈川支店⇒桜木町駅前広場
の約1時間のコースです。デモの後、有志にて交流会もあります。
お問い合わせ:金子09065403771まで
┏┓
┗■3.結局こうなるしかない 原発推進の血塗られた末路(上)
| インドの原発反対運動
| 津波被害を受けたインド
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
インドの原発反対運動
「クダンクラムに反対する国際請願に署名したな?あなたの名前も乗っていた
ぞ。つまりあなたは反原発だということだ」…スパイ小説のような事件が本当に
起きた。
日本からクダンクラム原発反対運動を取り組む住民との交流に向かった三人の
人々が国外退去になった9月25日、チェンナイ空港で空港警備員から浴びせられ
た言葉だという。
到着ロビーに待機し、飛行機から降りてくるや行く手を遮られ、別室に連れて
行かれてなされた事情聴取、その後に「国外退去処分」。その理由は「1948年施
行の外国人令の第6節で規定されている行動に外れた行いを取る可能性があるの
で、できるだけ早い航空便で国外に追放する」すなわち好ましからざる人物とい
うわけだ。既に3人の日本国内での活動までも調べられており、背後に大きな国
家機関の意思を感じる。(ここまでノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパ
ン事務局の報告より)
9月10日にはクランクラム原発をめぐり建設現場周囲に集まった市民に対して
治安当局が発砲し、1名が死亡した。
それでも13日には1500名の市民により、海側から原発包囲行動が取り組まれ、
決してひるんではいないことを示した。
クダンクラム原発反対が大きく広がったのは言うまでも無く福島第一原発事故
を見たからだ。原発がどういうものか、1000の言葉よりも現実に起きた事故が物
語る。今も続く15万人の人々の避難生活。ひとたび原発が事故を起こせば土地も
住まいも失う現実を前に、原発を止めることを決意した人々がインドにも大勢いた。
クダンクラム原発は100万kw原発を2基建設中だ。炉型はいずれも「VVE
R1000」というロシア製加圧水型軽水炉。チェルノブイリ原発事故以後設計
に欠陥があるとして当時の東ドイツなどの原発が問題とされた「VVER440」
の改良型で、同時に規模も大きくなっている。
津波被害を受けたインド
クダンクラム原発が立地されたインド南部のタルミナド州は2004年のスマトラ
島沖地震(M9.2)の際に津波被害にあっている。市民が福島第一原発事故と
ダブって見るのは当然だ。実際にインドのマドラス原発は津波により被害を受け
ており、これが津波により被災した原発第一号だ。
インドの原発も多くは海岸地域に立地している。津波想定がほとんど無いのも
日本と同じ。同時にサイクロンの高潮対策も不十分。これまでは軍事機密でもあ
った原子力はインド社会において安全性議論はほとんどなされてこなかった。
現在インドで稼働中の原発は20基だが、合計出力は478万kwに止まる。一基
あたりの出力が日本などに比べ低い。これを2030年までに40基新設し、約6300万
キロワットに拡大する計画をインド政府は進めている。一基あたりの出力が急に
数倍規模になるわけで、これはこれで危険性も大きくなる。
さらにインドでは高速炉開発計画も進められており、核武装国でもあるから軍
用核開発も進められている。言うまでもなく、同じ核武装国の隣国パキスタンや
中国との緊張関係も解消しているわけではない。南アジアの火薬庫、ジャム・カ
シミール帰属問題もあり、核を巡るあらゆる問題が凝縮している国だ。
そのため市民運動に対する治安当局の攻撃は熾烈を極めている。(続く)
┏┓
┗■4.メールマガジン読者よりのご案内(問合せは主催者へお願いします)
| ◆10/26(金)徹底討論!脱原発実現のための「脱原発法」意見交換会
| ◆10/26(金)反原子力の日
| 『イエロー・ケーキ ~クリーンなエネルギーという嘘~』上映会
◆徹底討論!脱原発実現のための「脱原発法」意見交換会
日時:10月26日(金)12:00~15:30 参議院議員会館 講堂
定員:300名(定員を超えた場合は出席できません)
内容:脱原発法についての経過説明、法案概要、質疑応答、意見交換。
出席:
河合弘之(代表世話人、弁護士)、鎌田慧(代表世話人、ルポライター)
只野靖(事務局次長、弁護士)、藤本泰成(平和フォーラム事務局長)
小澤弘邦(ロックの会・個人有志)、野間易道(TwitNoNukes)
服部至道(エネルギーシフトパレード)、原田裕史(たんぽぽ舎)
平野太一(TwitNoNukes)、法案提出にかかわった国会議員ほか
司会:海渡雄一(事務局長、弁護士)
Misao Redwolf(NO NUKES MORE HEARTS)
主催/問合先:
脱原発法制定全国ネットワーク datsugenpatuhounet@gmail.com
さくら共同法律事務所(代表世話人 河合弘之)
TEL:03-5511-4386(事務局)
首都圏反原発連合 info@coalitionagainstnukes.jp
TEL:080-9195-2668
◆10/26(金)反原子力の日
『イエロー・ケーキ ~クリーンなエネルギーという嘘~』上映会
原子力発電の燃料として使われるウラン採掘の裏側を暴くドキュメンタリーで
す。監督:ヨアヒム・チルナー 2010年、ドイツ
http://pandorafilms.wordpress.com/yellow/
@ ふろむあーすカフェ・オハナ(三軒茶屋)19:30 start (19:00 open)
参加費:1000円+オーダー * 要予約
以上、お問い合せ・予約は、以下のフォームよりお願いします。
http://milk.candybox.to/from-earth/postmail/postmail.php
ナチュラル&ピースSHOP + オーガニック・ベジCAFE
ふろむ・あーす & カフェ・オハナ
東京都世田谷区三軒茶屋1-32-6 (駅徒歩2分, 246通り沿い1F)
Tel/Fax (03) 5433-8787 http://www.cafe-ohana.com/
Twitter:http://twitter.com/cafe_ohana
┏┓
┗■5.<テント日誌10/21(日)― 経産省前テントひろば407日目>
| ~昼と夜、季節の変わり目を実感する秋のテントひろば~
└──── (K.I)、(Toku-san)
10月21日(日)雲ひとつない快晴で座り込みには恵まれた日でした。
「ハロウィン デモンストレーション in くにたち」他色々イベントがあった
せいでしょうか訪れる人は少なかったです。一ヶ月のハンストを終えた福崎さん、
お元気にテントで持参の昼食をとり皆と握手してお帰りになりました。
昼過ぎ、砂川闘争「伊達判決を生かす会」のTさんが久しぶりに元気なお顔を
見せて下さり、選挙の話などで盛り上がりました。反原発で集まった多くの人た
ちが選挙でどう動くかを心配されていました。私自身もいざ選挙になったら誰を
選ぶか?どの党を選ぶか悩んでいます。
通りすがりの子連れの女性たち、時間がないのでと名前も書かず、クッキーを
差し入れて下さいました。興味深げに信号待ちをしている人に声をかけて資料を
渡すと署名しているのですかと立ち寄ってくれました。
テント前に警官が現れたのでSさんが何かあるのかと聞きに言ったらデモが通
るけどテントには影響ないとのことで一安心!3時過ぎ某党派のデモが通りすぎ
ました。昨日は世界反戦デーだったのですね。それにしても警備の物々しさにち
ょっとびっくり!
夕方には和服姿の女性、官邸前には良く来ているけれど、テントには寄る機会
がなかったのでと、暫くRさん、Kさんと話してました。デモに行く話をすると
他の人に変人扱いをされるとか・・・
暖かかったせいでしょうか、夕方には蚊の襲来もありましたが平和な一日でし
た。 (K.I)
この日21時頃テントに着くと、テントの外で4名の方が車座になってお話をさ
れていた。テントの中でも当番のFさん、Tさんと、12月に予定されているイベ
ントの打ち合わせのためにテントにいらした方々が楽しそうに会話をされていた。
その後、テントの外では22時近くまで、テントの中では23時過ぎまで会話が続い
ていたが、様々な立場の人達が忌憚なく意見を交わせるテントの良さを実感した。
私がテントを手伝うようになった「女たちの座り込み」から丸一年経つが、当
初はテントに来てもらうためにテントの良さとして様々な方との「情報交換の場」
であると説明していた事を思い出す。テントのスタッフとして、足を運んで下さ
った方への対応がきちんと出来ているか、原点に返ってやり直したい。
昼は暖かかったが、深夜2時過ぎからは急激に冷え込んできた。4時に不寝番
を終え、仮眠の為に横になると、夜のテントは蟋蟀(コオロギ)の鳴き声に包まれ
ていた。今夜は毛布2枚と蟋蟀の声に包まれて寝る事にする。
「蟋蟀の声に包まれ寝るテント」 (Toku-san)
2012年10月24日(水)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.10/26(金)金曜・首相官邸前抗議に参加しよう!
大間原発の建設を中止せよ、大飯原発を停止せよ、全原発を即時廃止せよ!
11/11に向け再び大きな盛り上がりを!
呼びかけ:首都圏反原発連合
★2.デモのお知らせ
10月26日(金)桜木町駅前広場19:00スタート
神奈川・東電デモ実行委員会
★3.結局こうなるしかない 原発推進の血塗られた末路(上)
インドの原発反対運動
津波被害を受けたインド 山崎久隆(たんぽぽ舎)
★4.メールマガジン読者よりのご案内(問合せは主催者へお願いします)
◆10/26(金)徹底討論!脱原発実現のための「脱原発法」意見交換会
◆10/26(金)反原子力の日
『イエロー・ケーキ ~クリーンなエネルギーという嘘~』上映会
★5.<テント日誌10/21(日)― 経産省前テントひろば407日目>
~昼と夜、季節の変わり目を実感する秋のテントひろば~
━━━━━━━
┏┓
┗■1.10/26(金)金曜・首相官邸前抗議に参加しよう!
| 大間原発の建設を中止せよ、大飯原発を停止せよ、全原発を即時廃止せよ!
| 11/11に向け再び大きな盛り上がりを!
└──── 呼びかけ:首都圏反原発連合(TEL 080-9195-2668)
日 時:10月26日(金)18:00~20:00 予定
場 所:首相官邸前および永田町・霞が関一帯
◆たんぽぽ舎のボランティアにご協力ください。
当日、13:00~15:30にたんぽぽ舎へ集まり、ビラ折りをして、マイク、
横断幕を持ち、たんぽぽ舎を16:00頃出発、経産省前テントひろばに寄り
合流(17時前後)して、首相官邸・国会議事堂正門へ向かいます。
ボランティア可能な方はご連絡いただけると助かります。
電話 たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035
┏┓
┗■2.デモのお知らせ
| 10月26日(金)桜木町駅前広場19:00スタート
└──── 神奈川・東電デモ実行委員会
毎月1回行っている、桜木町駅から東京電力神奈川支店に向けてのデモ、
今月も金曜 10月26日 に行います。
前回同様 19:00桜木町駅前広場スタート、デモ出発前の 18:00~19:00 は、ス
タート地点の桜木町駅前広場にてリレーアピールを行います。
多くの人が、官邸前で声を上げています、横浜でも全国に広がる動きと呼応し、
「全ての原発を廃炉に、福島事故の原因と責任を追及する、原発事故被害者、被
爆労働者と連帯していこう 」を掲げ訴えていきましょう。
デモコースは、桜木町駅前広場⇒市庁舎⇒東電神奈川支店⇒桜木町駅前広場
の約1時間のコースです。デモの後、有志にて交流会もあります。
お問い合わせ:金子09065403771まで
┏┓
┗■3.結局こうなるしかない 原発推進の血塗られた末路(上)
| インドの原発反対運動
| 津波被害を受けたインド
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
インドの原発反対運動
「クダンクラムに反対する国際請願に署名したな?あなたの名前も乗っていた
ぞ。つまりあなたは反原発だということだ」…スパイ小説のような事件が本当に
起きた。
日本からクダンクラム原発反対運動を取り組む住民との交流に向かった三人の
人々が国外退去になった9月25日、チェンナイ空港で空港警備員から浴びせられ
た言葉だという。
到着ロビーに待機し、飛行機から降りてくるや行く手を遮られ、別室に連れて
行かれてなされた事情聴取、その後に「国外退去処分」。その理由は「1948年施
行の外国人令の第6節で規定されている行動に外れた行いを取る可能性があるの
で、できるだけ早い航空便で国外に追放する」すなわち好ましからざる人物とい
うわけだ。既に3人の日本国内での活動までも調べられており、背後に大きな国
家機関の意思を感じる。(ここまでノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパ
ン事務局の報告より)
9月10日にはクランクラム原発をめぐり建設現場周囲に集まった市民に対して
治安当局が発砲し、1名が死亡した。
それでも13日には1500名の市民により、海側から原発包囲行動が取り組まれ、
決してひるんではいないことを示した。
クダンクラム原発反対が大きく広がったのは言うまでも無く福島第一原発事故
を見たからだ。原発がどういうものか、1000の言葉よりも現実に起きた事故が物
語る。今も続く15万人の人々の避難生活。ひとたび原発が事故を起こせば土地も
住まいも失う現実を前に、原発を止めることを決意した人々がインドにも大勢いた。
クダンクラム原発は100万kw原発を2基建設中だ。炉型はいずれも「VVE
R1000」というロシア製加圧水型軽水炉。チェルノブイリ原発事故以後設計
に欠陥があるとして当時の東ドイツなどの原発が問題とされた「VVER440」
の改良型で、同時に規模も大きくなっている。
津波被害を受けたインド
クダンクラム原発が立地されたインド南部のタルミナド州は2004年のスマトラ
島沖地震(M9.2)の際に津波被害にあっている。市民が福島第一原発事故と
ダブって見るのは当然だ。実際にインドのマドラス原発は津波により被害を受け
ており、これが津波により被災した原発第一号だ。
インドの原発も多くは海岸地域に立地している。津波想定がほとんど無いのも
日本と同じ。同時にサイクロンの高潮対策も不十分。これまでは軍事機密でもあ
った原子力はインド社会において安全性議論はほとんどなされてこなかった。
現在インドで稼働中の原発は20基だが、合計出力は478万kwに止まる。一基
あたりの出力が日本などに比べ低い。これを2030年までに40基新設し、約6300万
キロワットに拡大する計画をインド政府は進めている。一基あたりの出力が急に
数倍規模になるわけで、これはこれで危険性も大きくなる。
さらにインドでは高速炉開発計画も進められており、核武装国でもあるから軍
用核開発も進められている。言うまでもなく、同じ核武装国の隣国パキスタンや
中国との緊張関係も解消しているわけではない。南アジアの火薬庫、ジャム・カ
シミール帰属問題もあり、核を巡るあらゆる問題が凝縮している国だ。
そのため市民運動に対する治安当局の攻撃は熾烈を極めている。(続く)
┏┓
┗■4.メールマガジン読者よりのご案内(問合せは主催者へお願いします)
| ◆10/26(金)徹底討論!脱原発実現のための「脱原発法」意見交換会
| ◆10/26(金)反原子力の日
| 『イエロー・ケーキ ~クリーンなエネルギーという嘘~』上映会
◆徹底討論!脱原発実現のための「脱原発法」意見交換会
日時:10月26日(金)12:00~15:30 参議院議員会館 講堂
定員:300名(定員を超えた場合は出席できません)
内容:脱原発法についての経過説明、法案概要、質疑応答、意見交換。
出席:
河合弘之(代表世話人、弁護士)、鎌田慧(代表世話人、ルポライター)
只野靖(事務局次長、弁護士)、藤本泰成(平和フォーラム事務局長)
小澤弘邦(ロックの会・個人有志)、野間易道(TwitNoNukes)
服部至道(エネルギーシフトパレード)、原田裕史(たんぽぽ舎)
平野太一(TwitNoNukes)、法案提出にかかわった国会議員ほか
司会:海渡雄一(事務局長、弁護士)
Misao Redwolf(NO NUKES MORE HEARTS)
主催/問合先:
脱原発法制定全国ネットワーク datsugenpatuhounet@gmail.com
さくら共同法律事務所(代表世話人 河合弘之)
TEL:03-5511-4386(事務局)
首都圏反原発連合 info@coalitionagainstnukes.jp
TEL:080-9195-2668
◆10/26(金)反原子力の日
『イエロー・ケーキ ~クリーンなエネルギーという嘘~』上映会
原子力発電の燃料として使われるウラン採掘の裏側を暴くドキュメンタリーで
す。監督:ヨアヒム・チルナー 2010年、ドイツ
http://pandorafilms.wordpress.com/yellow/
@ ふろむあーすカフェ・オハナ(三軒茶屋)19:30 start (19:00 open)
参加費:1000円+オーダー * 要予約
以上、お問い合せ・予約は、以下のフォームよりお願いします。
http://milk.candybox.to/from-earth/postmail/postmail.php
ナチュラル&ピースSHOP + オーガニック・ベジCAFE
ふろむ・あーす & カフェ・オハナ
東京都世田谷区三軒茶屋1-32-6 (駅徒歩2分, 246通り沿い1F)
Tel/Fax (03) 5433-8787 http://www.cafe-ohana.com/
Twitter:http://twitter.com/cafe_ohana
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┗■5.<テント日誌10/21(日)― 経産省前テントひろば407日目>
| ~昼と夜、季節の変わり目を実感する秋のテントひろば~
└──── (K.I)、(Toku-san)
10月21日(日)雲ひとつない快晴で座り込みには恵まれた日でした。
「ハロウィン デモンストレーション in くにたち」他色々イベントがあった
せいでしょうか訪れる人は少なかったです。一ヶ月のハンストを終えた福崎さん、
お元気にテントで持参の昼食をとり皆と握手してお帰りになりました。
昼過ぎ、砂川闘争「伊達判決を生かす会」のTさんが久しぶりに元気なお顔を
見せて下さり、選挙の話などで盛り上がりました。反原発で集まった多くの人た
ちが選挙でどう動くかを心配されていました。私自身もいざ選挙になったら誰を
選ぶか?どの党を選ぶか悩んでいます。
通りすがりの子連れの女性たち、時間がないのでと名前も書かず、クッキーを
差し入れて下さいました。興味深げに信号待ちをしている人に声をかけて資料を
渡すと署名しているのですかと立ち寄ってくれました。
テント前に警官が現れたのでSさんが何かあるのかと聞きに言ったらデモが通
るけどテントには影響ないとのことで一安心!3時過ぎ某党派のデモが通りすぎ
ました。昨日は世界反戦デーだったのですね。それにしても警備の物々しさにち
ょっとびっくり!
夕方には和服姿の女性、官邸前には良く来ているけれど、テントには寄る機会
がなかったのでと、暫くRさん、Kさんと話してました。デモに行く話をすると
他の人に変人扱いをされるとか・・・
暖かかったせいでしょうか、夕方には蚊の襲来もありましたが平和な一日でし
た。 (K.I)
この日21時頃テントに着くと、テントの外で4名の方が車座になってお話をさ
れていた。テントの中でも当番のFさん、Tさんと、12月に予定されているイベ
ントの打ち合わせのためにテントにいらした方々が楽しそうに会話をされていた。
その後、テントの外では22時近くまで、テントの中では23時過ぎまで会話が続い
ていたが、様々な立場の人達が忌憚なく意見を交わせるテントの良さを実感した。
私がテントを手伝うようになった「女たちの座り込み」から丸一年経つが、当
初はテントに来てもらうためにテントの良さとして様々な方との「情報交換の場」
であると説明していた事を思い出す。テントのスタッフとして、足を運んで下さ
った方への対応がきちんと出来ているか、原点に返ってやり直したい。
昼は暖かかったが、深夜2時過ぎからは急激に冷え込んできた。4時に不寝番
を終え、仮眠の為に横になると、夜のテントは蟋蟀(コオロギ)の鳴き声に包まれ
ていた。今夜は毛布2枚と蟋蟀の声に包まれて寝る事にする。
「蟋蟀の声に包まれ寝るテント」 (Toku-san)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1623】
2012年10月23日(火) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.-福島市内のモニタリングポスト 信頼性に疑問
住民に「誤った安心感」を与えるモニタリングポスト
(10月23日、グリーンピース プレスリリースより)
★2.広瀬隆さん講演会スケジュール(10月末から11月末までの分)
- 原発の真実を知ろう、福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖 -
★3.新聞・雑誌から
◇電力6社、風力購入を過小に設定
全原発の稼働前提(10月23日 朝日新聞)
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇10月25日17時から、成蹊大学8号館101 教室
連続講演会 第3回「環境人種差別の地理空間――原子力開発とアメリカ
先住民」、講師・石山 徳子さん(明治大学教授)、入場無料・予約不要
★5.たんぽぽ舎の近況
官邸前行動、再稼働阻止全国ネット、山谷支援、各種講座の開催(柳田真)
━━━━━━━
※昨日配信の【TMM:No1621】に掲載した日程(10/30(火)学習会)に不足が
ありましたので一部訂正を加えて補足します。
・タイトル『原子力発電と地球温暖化問題の癒着-その歴史-CO2と原発』
・18:30開場、19:00開会、参加費800円です。
事前予約不要ですので、直接会場へお越しください。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.放射線調査、福島市と飯舘村で実施
│ -福島市内のモニタリングポスト 信頼性に疑問
│ 住民に「誤った安心感」を与えるモニタリングポスト
└────(10月23日、グリーンピース プレスリリースより)
国際環境NGOグリーンピースは10月23日、福島県の福島市内と飯舘村で10月
16日から19日に行った放射線調査(それぞれ315か所、95か所)の結果を発表
しました。県庁所在地である福島市内のモニタリングポストでは、設置場所の
除染により周辺の放射線より低く表示される例が多く見つかりました。また、
7月に避難区域が再編された飯舘村では、国から事業再開が認められた工場も
依然として高濃度に汚染されていることを確認しました。(中略)
グリーンピース・インターナショナル放射線防護アドバイザーのリアナ・
トゥールは、「政府のモニタリングポストは設置場所が除染され、数歩離れれ
ば放射線値はすぐに高くなります。これらのモニタリングポストが、住民のみ
なさんに誤った安心感を与えるのではないかと懸念します。福島市全体として
は除染は進んでおらず、多くのホットスポットが残されたままです。事故から
1年半たった今でも、最も急ぐべき児童公園の除染も終わっていません。飯舘
村では多くの除染作業が行われていましたが、森林に覆われたこの地域の除染
には限界があります」と指摘しました。
グリーンピース・ジャパンのエネルギー・核問題担当の鈴木かずえは、「今
現在子どもを含め、住民が住んでいる場所の除染を急ぐべきです。飯舘村では
住まいや田畑が高濃度に汚染され、元の暮らしを取り戻すことは困難です。汚
染されていない場所で新しい暮らしを始められるように、正当な補償をするべ
きです」と訴えました。
※プレスリリース全文および調査結果資料はホームページをご参照ください。
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/2012412/pr20121023/
http://www.greenpeace.org/japan/monitoring/13th/
┏┓
┗■2.広瀬隆さん講演会スケジュール(10月末から11月末までの分)
│ - 原発の真実を知ろう、福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖 -
└────
○10月28日、岐阜講演。午後1時開演。岐阜県大垣市ソフトピア・情報工房5F
スインクホールにて(大垣駅から車で10分~15分)。「福島原発事故の真相と
放射能汚染の危険~原発に包囲されている岐阜県の子供たちを守ろう」。原
発と子どもたちの未来を考える会・ぎふ主催。連絡先電話、倉地幸子(ゆき
こ)0585-45-2977。
○11月1日、東京ドーム大集会。午後3時30分~6時、東京ドームにて「日本を
明るく元気にする“よい仕事おこし”フェア」、城南信用金庫主催。山本太
郎さんも参加します。私は参加して、3分スピーチをするだけです。
○11月10日、大阪講演。午後2時開演、『今、大飯原発が危ない!! 第二の
フクシマ、日本滅亡』。大阪市の西淀川区民会館にて。福島のこどもたちを
応援する会主催(地元青年会、納税協会支援)。連絡先電話、ロック建設・
岩本勝治06-6472-2598。
○11月11日、国会大包囲デモ─首都圏反原発連合主催。広河隆一、山本太郎、
両氏がヘリに搭乗して「正しい報道ヘリの会」の空撮・解説。同日、全国
各地でデモ。
○11月17日(土)、北海道講演。午後3時、「原発の真実を知ろう!広瀬隆講
演会。福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖」、網走エコーセンター(大
会議室)にて。網走9条の会、「3・11を忘れない」市民ネット主催。連
絡先電話、北海道教職員組合網走支部・森則雄0157-24-4040。
○11月18日(日)、北海道講演。午後3時、北見市端野公民館・多目的ホール
にて。「さようなら原発!泊原発再稼働を許さない!網走管内集会。福島原
発事故の真相と放射能汚染の恐怖」。平和運動フォーラム網走ブロック協議
会主催。連絡先電話、北海道教職員組合網走支部・森則雄0157-24-4040。
○11月23日、四国講演。午後2時開始。高知県宿毛市・宿毛文教センターホー
ルにて。「第二のフクシマ、日本滅亡~伊方原発廃炉!!」。連絡先電話、
丸井美恵子、0888-92-4612。
○11月24日、四国講演。午後1時頃開始。愛媛県八幡浜市民会館にて。
「第二のフクシマ、日本滅亡~伊方原発廃炉!!」。
連絡先電話、斉間淳子0894-22-4239、近藤誠0894-24-0516。
○11月26日または29日、東京国会議員会館の院内集会。福島第一4号機プール
問題について。連絡先電話、ストップ・ザ・もんじゅ072-843-1904。
○11月28日、滋賀講演。午後1時30分開始。近江八幡の滋賀県立男女共同参画
センター大ホール(近江八幡市鷹飼町80-4、電話0748-37-3751)にて。
「エネルギー界 新時代の幕開け~原発とどう向き合うのか?~」。滋賀県
LPガス協会主催。連絡先電話、駒井敬一077-523-2892。一般の方で参加を
希望される人は、主催者・駒井氏まで、直接連絡していただければ参加OK
です。案内をその方々にFAXまたは郵送で送ってくれます。
┏┓
┗■3.新聞・雑誌から
└────
◆電力6社、風力購入を過小に設定
全原発の稼働前提(10月23日 朝日新聞)
北海道、東北、北陸、中国、四国、九州の6電力会社が、買い取れる風力発
電量を少なく見積もっていることがわかった。原発を使えば使うほど風力を取
り込む余地が小さくなるという特徴があるため、全原発のフル稼働を前提にし
て買い取りを抑え、結果的に風力の普及を妨げている。(中略)
風力は風の強さに応じて出力(発電量)が上下する。このため、火力発電と
組み合わせ、風が強い時は風量を増やして火力を減らし、風が弱い時は火力を
増やすという出力調整が必要になる。
原発はいったん動かすと目いっぱい発電し続けなければならず、出力調整が
できない。一方、火力は分単位で発電量を増やしたり減らしたりでき、風量を
多く取り込める。(中略)買い取りの上限を計算する際、6電力は保有する原
発すべてをフル稼働させている前提にした。このため出力調整できる火力が減
り、風力を取り込む余地も少なくなった。(中略)
東京電力福島第一原発の事故を受けて国内の原発のほとんどが止まり、政府
も「脱原発」を勧めようとしている。保有する原発すべてがフル稼働するとい
う前提は、現実と大きくかけ離れている。(後略)
┏┓
┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◇連続講演会
『統合と分裂の力学から見るアメリカ――過去・現在・未来』
第3回「環境人種差別の地理空間――原子力開発とアメリカ先住民」
講師 石山 徳子さん(明治大学教授)
日時 2012年 10月 25日(木)17:00 ~
場所 成蹊大学8号館101 教室
入場無料・予約不要
主催:成蹊大学アジア太平洋研究センター(CAPS)
〒180‐8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1
TEL 0422-37-3549 FAX 0422-37-3866 E-mail caps@jim.seikei.ac.jp
http://www.seikei.ac.jp/university/caps/
〈講師プロフィール〉石山徳子(いしやま・のりこ)
1971年、東京都生まれ。アメリカ・ラトガース大学大学院地理学研究科博
士課程修了、PhD(人文地理学)。専攻は人文・政治地理学、環境政治学、
地域研究(アメリカ合衆国)。2004年より明治大学政治経済学部専任講師、
准教授を歴任し、現在は同学部教授。2004年にはアメリカ学会における清水
博賞を受賞している。
〈主著・論文〉「原子力発電と差別の再生産――ミネソタ州プレイリー・
アイランド原子力発電所と先住民」、歴史学研究会編『震災・核災害の時代
と歴史学』(青木書店、2012年)。
「原子力発電と『公正なサステイナビリティ』――リスクに直面する弱者
たち」、木村武史編著『サステイナブルな社会を目指して』(春風社、2008
年)、第4章。ほか
┏┓
┗■5.たんぽぽ舎の近況
│ 官邸前行動、再稼働阻止全国ネット、山谷支援、各種講座の開催
└────(柳田真)
1.毎週金曜の官邸前行動に参加
たんぽぽ舎は反原連の参加団体であり、毎週金曜の官邸前行動にボランティ
アの皆さんと共に毎回参加しています。10月19日(金)(第27回)は30人程度で
参加。1班~5班にわかれて集会の盛り上げを担いました。途中、コーラス2
人と日音協の音楽隊(5人)の二つが加わり、にぎやかになりました。その後
の交流会でたんぽぽ舎音楽隊をつくりたいネ、という話も。
なお、11・11国会大行動(反原連主催)のビラがたんぽぽ舎に置いてありま
すのでご活用ください。
2.再稼働阻止全国ネット結成間近で、人の出入りが激しい・会議が多い
11月11日(日)午後の反原発100万人・大占拠(反原連主催)にむけての東京
圏でのいろいろな努力と、全国各地でも多くの行動が計画されています。
たんぽぽ舎と経産省前テントひろばなど5団体では11月10日(土)午後に、再
稼働阻止を焦点とする全国ネットワークの結成をめざし、いま全力投球中です
(会場・東京)。その前段に、10月27(土)夕方、再稼働と規制委員会に的を
絞った討論集会を開きます(午後6時から、於・スペースたんぽぽ)
たんぽぽ舎では11月10日(土)・11日(日)にむけて、人の出入りが激しく会議
と作業が増えています。
3.たんぽぽ舎4階(スペースたんぽぽ)の講座で忙しい
スペースたんぽぽで月10回程(週に2~3回)開催している講座が、楽し
くもあり忙しくもありで、複雑な心境です。10月22日(月)には小林公吉さん
(もと教師)を講師に迎え、テーマ「1990年代の生活なら原発なしで電気は大
丈夫」を開催。エネルギーの1割カットで原発のない社会を実現しよう!とい
う内容でした。シンプルな生活は心身ともにラクになるという話は共感できる
内容でした。
4.年末助け合い 山谷支援活動(物資カンパ)を12月から
恒例の年末助け合い・山谷支援活動(衣類や現金カンパなど)が12月初旬
から始まります。昨年も多くの物資とカンパを送ることができました。
今年もよろしくお願いします。(11月中は準備期間)
2012年10月23日(火) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.-福島市内のモニタリングポスト 信頼性に疑問
住民に「誤った安心感」を与えるモニタリングポスト
(10月23日、グリーンピース プレスリリースより)
★2.広瀬隆さん講演会スケジュール(10月末から11月末までの分)
- 原発の真実を知ろう、福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖 -
★3.新聞・雑誌から
◇電力6社、風力購入を過小に設定
全原発の稼働前提(10月23日 朝日新聞)
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇10月25日17時から、成蹊大学8号館101 教室
連続講演会 第3回「環境人種差別の地理空間――原子力開発とアメリカ
先住民」、講師・石山 徳子さん(明治大学教授)、入場無料・予約不要
★5.たんぽぽ舎の近況
官邸前行動、再稼働阻止全国ネット、山谷支援、各種講座の開催(柳田真)
━━━━━━━
※昨日配信の【TMM:No1621】に掲載した日程(10/30(火)学習会)に不足が
ありましたので一部訂正を加えて補足します。
・タイトル『原子力発電と地球温暖化問題の癒着-その歴史-CO2と原発』
・18:30開場、19:00開会、参加費800円です。
事前予約不要ですので、直接会場へお越しください。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.放射線調査、福島市と飯舘村で実施
│ -福島市内のモニタリングポスト 信頼性に疑問
│ 住民に「誤った安心感」を与えるモニタリングポスト
└────(10月23日、グリーンピース プレスリリースより)
国際環境NGOグリーンピースは10月23日、福島県の福島市内と飯舘村で10月
16日から19日に行った放射線調査(それぞれ315か所、95か所)の結果を発表
しました。県庁所在地である福島市内のモニタリングポストでは、設置場所の
除染により周辺の放射線より低く表示される例が多く見つかりました。また、
7月に避難区域が再編された飯舘村では、国から事業再開が認められた工場も
依然として高濃度に汚染されていることを確認しました。(中略)
グリーンピース・インターナショナル放射線防護アドバイザーのリアナ・
トゥールは、「政府のモニタリングポストは設置場所が除染され、数歩離れれ
ば放射線値はすぐに高くなります。これらのモニタリングポストが、住民のみ
なさんに誤った安心感を与えるのではないかと懸念します。福島市全体として
は除染は進んでおらず、多くのホットスポットが残されたままです。事故から
1年半たった今でも、最も急ぐべき児童公園の除染も終わっていません。飯舘
村では多くの除染作業が行われていましたが、森林に覆われたこの地域の除染
には限界があります」と指摘しました。
グリーンピース・ジャパンのエネルギー・核問題担当の鈴木かずえは、「今
現在子どもを含め、住民が住んでいる場所の除染を急ぐべきです。飯舘村では
住まいや田畑が高濃度に汚染され、元の暮らしを取り戻すことは困難です。汚
染されていない場所で新しい暮らしを始められるように、正当な補償をするべ
きです」と訴えました。
※プレスリリース全文および調査結果資料はホームページをご参照ください。
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/2012412/pr20121023/
http://www.greenpeace.org/japan/monitoring/13th/
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┗■2.広瀬隆さん講演会スケジュール(10月末から11月末までの分)
│ - 原発の真実を知ろう、福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖 -
└────
○10月28日、岐阜講演。午後1時開演。岐阜県大垣市ソフトピア・情報工房5F
スインクホールにて(大垣駅から車で10分~15分)。「福島原発事故の真相と
放射能汚染の危険~原発に包囲されている岐阜県の子供たちを守ろう」。原
発と子どもたちの未来を考える会・ぎふ主催。連絡先電話、倉地幸子(ゆき
こ)0585-45-2977。
○11月1日、東京ドーム大集会。午後3時30分~6時、東京ドームにて「日本を
明るく元気にする“よい仕事おこし”フェア」、城南信用金庫主催。山本太
郎さんも参加します。私は参加して、3分スピーチをするだけです。
○11月10日、大阪講演。午後2時開演、『今、大飯原発が危ない!! 第二の
フクシマ、日本滅亡』。大阪市の西淀川区民会館にて。福島のこどもたちを
応援する会主催(地元青年会、納税協会支援)。連絡先電話、ロック建設・
岩本勝治06-6472-2598。
○11月11日、国会大包囲デモ─首都圏反原発連合主催。広河隆一、山本太郎、
両氏がヘリに搭乗して「正しい報道ヘリの会」の空撮・解説。同日、全国
各地でデモ。
○11月17日(土)、北海道講演。午後3時、「原発の真実を知ろう!広瀬隆講
演会。福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖」、網走エコーセンター(大
会議室)にて。網走9条の会、「3・11を忘れない」市民ネット主催。連
絡先電話、北海道教職員組合網走支部・森則雄0157-24-4040。
○11月18日(日)、北海道講演。午後3時、北見市端野公民館・多目的ホール
にて。「さようなら原発!泊原発再稼働を許さない!網走管内集会。福島原
発事故の真相と放射能汚染の恐怖」。平和運動フォーラム網走ブロック協議
会主催。連絡先電話、北海道教職員組合網走支部・森則雄0157-24-4040。
○11月23日、四国講演。午後2時開始。高知県宿毛市・宿毛文教センターホー
ルにて。「第二のフクシマ、日本滅亡~伊方原発廃炉!!」。連絡先電話、
丸井美恵子、0888-92-4612。
○11月24日、四国講演。午後1時頃開始。愛媛県八幡浜市民会館にて。
「第二のフクシマ、日本滅亡~伊方原発廃炉!!」。
連絡先電話、斉間淳子0894-22-4239、近藤誠0894-24-0516。
○11月26日または29日、東京国会議員会館の院内集会。福島第一4号機プール
問題について。連絡先電話、ストップ・ザ・もんじゅ072-843-1904。
○11月28日、滋賀講演。午後1時30分開始。近江八幡の滋賀県立男女共同参画
センター大ホール(近江八幡市鷹飼町80-4、電話0748-37-3751)にて。
「エネルギー界 新時代の幕開け~原発とどう向き合うのか?~」。滋賀県
LPガス協会主催。連絡先電話、駒井敬一077-523-2892。一般の方で参加を
希望される人は、主催者・駒井氏まで、直接連絡していただければ参加OK
です。案内をその方々にFAXまたは郵送で送ってくれます。
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┗■3.新聞・雑誌から
└────
◆電力6社、風力購入を過小に設定
全原発の稼働前提(10月23日 朝日新聞)
北海道、東北、北陸、中国、四国、九州の6電力会社が、買い取れる風力発
電量を少なく見積もっていることがわかった。原発を使えば使うほど風力を取
り込む余地が小さくなるという特徴があるため、全原発のフル稼働を前提にし
て買い取りを抑え、結果的に風力の普及を妨げている。(中略)
風力は風の強さに応じて出力(発電量)が上下する。このため、火力発電と
組み合わせ、風が強い時は風量を増やして火力を減らし、風が弱い時は火力を
増やすという出力調整が必要になる。
原発はいったん動かすと目いっぱい発電し続けなければならず、出力調整が
できない。一方、火力は分単位で発電量を増やしたり減らしたりでき、風量を
多く取り込める。(中略)買い取りの上限を計算する際、6電力は保有する原
発すべてをフル稼働させている前提にした。このため出力調整できる火力が減
り、風力を取り込む余地も少なくなった。(中略)
東京電力福島第一原発の事故を受けて国内の原発のほとんどが止まり、政府
も「脱原発」を勧めようとしている。保有する原発すべてがフル稼働するとい
う前提は、現実と大きくかけ離れている。(後略)
┏┓
┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◇連続講演会
『統合と分裂の力学から見るアメリカ――過去・現在・未来』
第3回「環境人種差別の地理空間――原子力開発とアメリカ先住民」
講師 石山 徳子さん(明治大学教授)
日時 2012年 10月 25日(木)17:00 ~
場所 成蹊大学8号館101 教室
入場無料・予約不要
主催:成蹊大学アジア太平洋研究センター(CAPS)
〒180‐8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1
TEL 0422-37-3549 FAX 0422-37-3866 E-mail caps@jim.seikei.ac.jp
http://www.seikei.ac.jp/university/caps/
〈講師プロフィール〉石山徳子(いしやま・のりこ)
1971年、東京都生まれ。アメリカ・ラトガース大学大学院地理学研究科博
士課程修了、PhD(人文地理学)。専攻は人文・政治地理学、環境政治学、
地域研究(アメリカ合衆国)。2004年より明治大学政治経済学部専任講師、
准教授を歴任し、現在は同学部教授。2004年にはアメリカ学会における清水
博賞を受賞している。
〈主著・論文〉「原子力発電と差別の再生産――ミネソタ州プレイリー・
アイランド原子力発電所と先住民」、歴史学研究会編『震災・核災害の時代
と歴史学』(青木書店、2012年)。
「原子力発電と『公正なサステイナビリティ』――リスクに直面する弱者
たち」、木村武史編著『サステイナブルな社会を目指して』(春風社、2008
年)、第4章。ほか
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┗■5.たんぽぽ舎の近況
│ 官邸前行動、再稼働阻止全国ネット、山谷支援、各種講座の開催
└────(柳田真)
1.毎週金曜の官邸前行動に参加
たんぽぽ舎は反原連の参加団体であり、毎週金曜の官邸前行動にボランティ
アの皆さんと共に毎回参加しています。10月19日(金)(第27回)は30人程度で
参加。1班~5班にわかれて集会の盛り上げを担いました。途中、コーラス2
人と日音協の音楽隊(5人)の二つが加わり、にぎやかになりました。その後
の交流会でたんぽぽ舎音楽隊をつくりたいネ、という話も。
なお、11・11国会大行動(反原連主催)のビラがたんぽぽ舎に置いてありま
すのでご活用ください。
2.再稼働阻止全国ネット結成間近で、人の出入りが激しい・会議が多い
11月11日(日)午後の反原発100万人・大占拠(反原連主催)にむけての東京
圏でのいろいろな努力と、全国各地でも多くの行動が計画されています。
たんぽぽ舎と経産省前テントひろばなど5団体では11月10日(土)午後に、再
稼働阻止を焦点とする全国ネットワークの結成をめざし、いま全力投球中です
(会場・東京)。その前段に、10月27(土)夕方、再稼働と規制委員会に的を
絞った討論集会を開きます(午後6時から、於・スペースたんぽぽ)
たんぽぽ舎では11月10日(土)・11日(日)にむけて、人の出入りが激しく会議
と作業が増えています。
3.たんぽぽ舎4階(スペースたんぽぽ)の講座で忙しい
スペースたんぽぽで月10回程(週に2~3回)開催している講座が、楽し
くもあり忙しくもありで、複雑な心境です。10月22日(月)には小林公吉さん
(もと教師)を講師に迎え、テーマ「1990年代の生活なら原発なしで電気は大
丈夫」を開催。エネルギーの1割カットで原発のない社会を実現しよう!とい
う内容でした。シンプルな生活は心身ともにラクになるという話は共感できる
内容でした。
4.年末助け合い 山谷支援活動(物資カンパ)を12月から
恒例の年末助け合い・山谷支援活動(衣類や現金カンパなど)が12月初旬
から始まります。昨年も多くの物資とカンパを送ることができました。
今年もよろしくお願いします。(11月中は準備期間)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1622】
2012年10月23日(火) 地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.10月19日(金)官邸前抗議行動の報告
福島の声を圧殺するな-国会記者会館管理者のひどさ
被災地の惨状を知って復興予算を使え!(斎藤なぎさ)
★2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇明治学院大学の国際平和研究所「2012年度秋学期」
「平和・開発・人権」B ~原発危機の分断を越えて~
白金校舎 毎週金曜日5時限(16:25~17:55)2101教室
★3.新聞・雑誌から
◇「地下水くみ上げ」が地震誘発 昨年スペインでM5.1、英科学雑誌に発表
高圧水注入も引き金に(10月22日 茨城新聞より)
◇「第三極で地殻変動」 橋下ブレーン、小沢に鞍替え(10/20日刊ゲンダイ)
◇JA茨城県中央会も「脱原発」 東海第2の再稼働反対決議へ
(10月20日 茨城新聞より)
◇東電、東通村にも「寄付」 福島原発事故後に7600万円(10/22 朝日新聞)
◇世田谷区 脱原発後押し 電力選びの個別相談(10/22 東京新聞より)
━━━━━━━
◆あす24日(水)原発についてみんなで観ようワンコイン上映会
『世界に衝撃を与えた日・広島原爆』ほか
日時 18:30開場(特典映像の上映あり)、19:00開始 参加費500円
場所 スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4階)
事前予約不要、直接会場へお越しください。
━━━━━━━
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┗■1.10月19日(金)官邸前抗議行動の報告
│ 福島の声を圧殺するな-国会記者会館管理者のひどさ
│ 被災地の惨状を知って復興予算を使え!
│ 他の事に流用なんておかしい。怒っているぞ。
└────(斎藤なぎさ たんぽぽ舎ボランティア)
金木犀の香る中、官邸前に向かうと、国会記者会館前で幟旗をめぐりひと悶
着あった。福島県浪江町から月2回抗議行動に参加している安斉健治さんに話
を聞いた。
安斉さんが『なくせ 原発 なみえ』の幟竿を国会記者会館の鉄柵に括りつ
けようとすると職員に注意された。納得のいかない安斉さんが責任者に説明を
聞きたいと申し出ると、元記者である佐賀年之事務局長が来て、ここは「国有
財産だから」使用する事はできない、このことは「官僚から言われた」と言う。
瀬川さんという女性記者が安斉さんを加勢して一緒に30分程抗議をしたところ、
事務局長はしぶしぶ引き下がり後始末はして帰るようにと捨て台詞。怒りおさ
まらぬ安斉さんが「それでもジャーナリストか!」と言葉をぶつけると、事務
局長は情けない顔をしたと言う。
これまでにも国会記者会館は、デモ参加者にトイレを貸さない、インター
ネットメディアとフリーランス記者に屋上からの撮影を許可しないなど悪評が
立っていた。国有財産である国会記者会館を記者クラブが私物化して納税者を
締め出しているという構図である。今回は福島の声を圧殺しようとした。許さ
れない行為である。
1分間スピーチで福島の惨状を伝える声は切実であった。第一原発近くから
着の身着のまま逃げてきたという女性は「今も避難所生活をしている。復興予
算で仮設アパートを建てるかと思っていたら、よそに予算を使ってしまった。
家族はバラバラ。東電の家族に一日でも避難所生活をしてみて、と言いたい」
と訴えた。双葉町を撮った監督は「まだ180人が廃校に住んでいるが賠償され
ていない。されたとしても少しで、古い家に住んでいた人には120万円しか
出ないので、人生をやり直せない」と指摘した。福島からの女性は「避難プロ
ジェクトに参加したある子どもが、芝生に大の字になって寝そべることができ
たと、とても喜んでいた。もっと多くの子どもに体験させたいが、国から予算
が出ないので難しい。19兆円の復興予算が、変な使い方をされないよう監視
する必要がある」と締めくくった。
連日、復興予算が被災地の再建と無関係な事業に使われている、という記事
を目にする。それも「納税者のため」や「地震に備えるため」というのが理由
である。もしそうであるならば、真っ先に復興予算を被災者のために使うべき
である。納税者は復興予算がそれ以外の事に使用されるのを怒っている。また
巨大地震を危惧するならば、最初にやるべきことは原発を止める事であろう。
☆次回(第29回)は10月26日(金)午後6時~8時
皆さん一緒に参加し、声をあげましょう!
┏┓
┗■2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆明治学院大学の国際平和研究所で、2012年度秋学期がはじまっています。
一般の方も聴講できます。ぜひご参加ください。
(予約不要、直接教室へお越しください)
【「平和・開発・人権」B ~原発危機の分断を越えて~】
【白金校舎 毎週金曜日5時限(16:25~17:55)2101教室】
・11月9日 『原発災害の中で、これからの社会を構想する』
講師 勝俣誠さん (国際学部教員、PRIME所長)
・11月30日 『放射能から子ども達を守るネットワーク』
講師 吉野裕之さん (子供たちを放射能から守る福島ネットワーク)
・12月7日 『反原発デモは社会を変えたのか?』
講師 小田原琳さん、木下ちがやさん、石原俊 (PRIME所員)
・来年1月4日『311後の社会をめぐって』
講師 猪瀬浩平さん(PRIME所員)
講義の全日程はホームページをご覧ください。
http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/heiwa/heiwagaku/heiwaga
ku2012_shirokane.html
※問い合わせ
明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
電話 03-5421-5652 FAX 03-5421-5653
メール prime@prime.meijigakuin.ac.jp
※白金校舎(東京都港区白金台1-2-37)へのアクセス
http://www.meijigakuin.ac.jp/access/
┏┓
┗■3.新聞・雑誌から
└────
◆「地下水くみ上げ」が地震誘発 昨年スペインでM5.1、英科学雑誌に発表
高圧水注入も引き金に
(10月22日 茨城新聞より)
昨年5月にスペイン南東部の地方都市ロルカを中心に大きな被害が出たマグ
ニチュード(M)5.1の地震は、長年の地下水くみ上げに伴う地盤沈下が引き
起こした可能性が高いとする研究結果を、カナダやスペインのチームが22日付
の英科学誌に発表した。
この地震は深さ2~4キロと非常に浅い場所で断層が動いて被害が拡大した。
チームはコンピューター解析で、局地的な地盤沈下により地殻に異常なゆがみ
が生じていたことを確かめた。
高圧の水を地中に送り込む新型天然ガス「シェールガス」の採掘や二酸化炭
素(CO2)を地中を貯留する手法など、新たな技術にも警鐘を鳴らす内容。
チームは「地震が発生しやすい場所で地中に人為的な変化を与えると予想外の
影響が出る」と指摘している。(中略)
米研究評議会は6月、地球温暖化対策として注目される、大量の二酸化炭素
(CO2)を地中に貯留する手法も地震を起こす可能性があると指摘。「影響を
さらに評価する必要がある」としている。
◆「第三極で地殻変動」 橋下ブレーン、小沢に鞍替え
(10月20日 日刊ゲンダイより)
ドイツを訪問し、脱原発の現状を視察している「国民の生活が第一」の小沢
代表。環境相や商工会議所、消費者団体の幹部らと、連日、精力的な面談日程
をこなしているが、この同行団の中に橋下徹・大阪市長のブレーンがいること
をご存知じか。いや、正確には形だけのブレーンと言うべきで、いまや、考え
方にギャップがある。かつての橋下ブレーンが小沢に鞍替えしつつあるのだ。
第三極の中でも静かな地殻変動が起きている。
小沢のドイツ訪問に同行したのは「脱原発弁護団全国連絡会」代表の河合弘
之氏。M&A訴訟でも活躍している辣腕ビジネス弁護士だが、2人の急接近に
は必然的理由がある。
もともと「大阪府市エネルギー戦略会議」のメンバーだった河合氏は、もと
改革派経産官僚の古賀茂明氏や「環境エネルギー政策研究所」の飯田哲也所長
らとともに大飯原発再稼働反対の立場で今夏の電力需給問題などに取り組んで
きた。しかし、「大阪府市エネルギー戦略会議」は突然、休止に追い込まれ、
橋下市長への脱原発への意欲も目に見えて急低下したのは、周知の通りだ。そ
こに小沢登場である。脱原発の姿勢を鮮明にし、今月15日の会見では「今夏は
歴史的猛暑だったが、原発再稼働なしで電気は足りた」と言い切った。
「口にこそ出して言いませんが、河合氏が橋下氏に失望し、小沢氏に期待を
寄せているのは間違いないでしょう。そうしたら、小沢氏のドイツ訪問に同行
した。小沢代表は『河合弁護士から脱原発派の市民団体の意見を聞きたい』と
言っています。両者の接近は本物です」(後略)
◆JA茨城県中央会も「脱原発」 東海第2の再稼働反対決議へ
(10月20日 茨城新聞より)
JA県中央会の加倉井豊邦会長は19日、県JA大会(25日、小美玉市)で決議
する活動方針に、「日本原電東海第2原発の再稼働反対」と「将来的な脱原
発」を盛り込むことを明らかにした。東京電力福島第1原発事故の影響が依然
尾を引く中、「東海第2で事故が起きたら影響は福島の比ではない」とし、全
国農業共同組合中央会が11日に打ち出した「将来的な脱原発」方針に足並みを
そろえる形だ。(中略)
福島第1の事故で、県内農林畜産業は出荷制限や風評被害に苦しめられ、東
電への賠償請求総額は9月末時点で約393億6700万円にのぼっている。
(中略)
加倉井氏は「東海村臨界事故で懲りたわけで、(福島第1原発事故に続き)
3度目があってはならない」と話した。(後略)
◆東電、東通村にも「寄付」 福島原発事故後に7600万円
(10月22日 朝日新聞より)
東京電力が福島第一原発事故後、青森東(ひがしどおり)通村に対し、7600万
円を支払っていたことが朝日新聞の調べでわかった。東電は東通原発(同村)
の建設費をして処理したが、経済産業省が「寄付金に近い」と判断している。
東電は事故後、同じ名目で隣の同県六ケ所村にも約2億7千万円を支払って
いた。(中略)
経産省は今年7月、東電の家庭向け電気料金の値上げ申請を受けた審査で、
東電の両村への支出について「電気を供給するうえで必須とはいえず、寄付金
や地元対策費に近い性質を持つ」と判断。今年度分以降の支出について、電気
料金算定の基礎となる経費「原価」に組み込むことを認めなかった。(後略)
◆世田谷区 脱原発後押し 電力選びの個別相談
(10月22日 東京新聞より)
東京都世田谷区は選べる電力への取り組みとして、再生可能エネルギーの導
入方法などを区民にアドバイスする「エネルギー・コンシェルジュ(仮称)」
制度を導入する方針を決めた。2013年7月にも始める。各家庭の事情に応じて
適切な方法を紹介するもので、脱原発を後押しする狙いもありそうだ。
(中略)
エネルギー・コンシェルジュは、再生エネに関する諸制度や機器に通じた相
談員。区で相談員を登録しておき、要請に応じて家庭に派遣する。(中略)
世田谷区は13年度予算案に人件費を計上する。4月から人選と窓口づくりに
着手し、7月にも相談業務を始めたい考え。
2012年10月23日(火) 地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.10月19日(金)官邸前抗議行動の報告
福島の声を圧殺するな-国会記者会館管理者のひどさ
被災地の惨状を知って復興予算を使え!(斎藤なぎさ)
★2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇明治学院大学の国際平和研究所「2012年度秋学期」
「平和・開発・人権」B ~原発危機の分断を越えて~
白金校舎 毎週金曜日5時限(16:25~17:55)2101教室
★3.新聞・雑誌から
◇「地下水くみ上げ」が地震誘発 昨年スペインでM5.1、英科学雑誌に発表
高圧水注入も引き金に(10月22日 茨城新聞より)
◇「第三極で地殻変動」 橋下ブレーン、小沢に鞍替え(10/20日刊ゲンダイ)
◇JA茨城県中央会も「脱原発」 東海第2の再稼働反対決議へ
(10月20日 茨城新聞より)
◇東電、東通村にも「寄付」 福島原発事故後に7600万円(10/22 朝日新聞)
◇世田谷区 脱原発後押し 電力選びの個別相談(10/22 東京新聞より)
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◆あす24日(水)原発についてみんなで観ようワンコイン上映会
『世界に衝撃を与えた日・広島原爆』ほか
日時 18:30開場(特典映像の上映あり)、19:00開始 参加費500円
場所 スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4階)
事前予約不要、直接会場へお越しください。
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┗■1.10月19日(金)官邸前抗議行動の報告
│ 福島の声を圧殺するな-国会記者会館管理者のひどさ
│ 被災地の惨状を知って復興予算を使え!
│ 他の事に流用なんておかしい。怒っているぞ。
└────(斎藤なぎさ たんぽぽ舎ボランティア)
金木犀の香る中、官邸前に向かうと、国会記者会館前で幟旗をめぐりひと悶
着あった。福島県浪江町から月2回抗議行動に参加している安斉健治さんに話
を聞いた。
安斉さんが『なくせ 原発 なみえ』の幟竿を国会記者会館の鉄柵に括りつ
けようとすると職員に注意された。納得のいかない安斉さんが責任者に説明を
聞きたいと申し出ると、元記者である佐賀年之事務局長が来て、ここは「国有
財産だから」使用する事はできない、このことは「官僚から言われた」と言う。
瀬川さんという女性記者が安斉さんを加勢して一緒に30分程抗議をしたところ、
事務局長はしぶしぶ引き下がり後始末はして帰るようにと捨て台詞。怒りおさ
まらぬ安斉さんが「それでもジャーナリストか!」と言葉をぶつけると、事務
局長は情けない顔をしたと言う。
これまでにも国会記者会館は、デモ参加者にトイレを貸さない、インター
ネットメディアとフリーランス記者に屋上からの撮影を許可しないなど悪評が
立っていた。国有財産である国会記者会館を記者クラブが私物化して納税者を
締め出しているという構図である。今回は福島の声を圧殺しようとした。許さ
れない行為である。
1分間スピーチで福島の惨状を伝える声は切実であった。第一原発近くから
着の身着のまま逃げてきたという女性は「今も避難所生活をしている。復興予
算で仮設アパートを建てるかと思っていたら、よそに予算を使ってしまった。
家族はバラバラ。東電の家族に一日でも避難所生活をしてみて、と言いたい」
と訴えた。双葉町を撮った監督は「まだ180人が廃校に住んでいるが賠償され
ていない。されたとしても少しで、古い家に住んでいた人には120万円しか
出ないので、人生をやり直せない」と指摘した。福島からの女性は「避難プロ
ジェクトに参加したある子どもが、芝生に大の字になって寝そべることができ
たと、とても喜んでいた。もっと多くの子どもに体験させたいが、国から予算
が出ないので難しい。19兆円の復興予算が、変な使い方をされないよう監視
する必要がある」と締めくくった。
連日、復興予算が被災地の再建と無関係な事業に使われている、という記事
を目にする。それも「納税者のため」や「地震に備えるため」というのが理由
である。もしそうであるならば、真っ先に復興予算を被災者のために使うべき
である。納税者は復興予算がそれ以外の事に使用されるのを怒っている。また
巨大地震を危惧するならば、最初にやるべきことは原発を止める事であろう。
☆次回(第29回)は10月26日(金)午後6時~8時
皆さん一緒に参加し、声をあげましょう!
┏┓
┗■2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆明治学院大学の国際平和研究所で、2012年度秋学期がはじまっています。
一般の方も聴講できます。ぜひご参加ください。
(予約不要、直接教室へお越しください)
【「平和・開発・人権」B ~原発危機の分断を越えて~】
【白金校舎 毎週金曜日5時限(16:25~17:55)2101教室】
・11月9日 『原発災害の中で、これからの社会を構想する』
講師 勝俣誠さん (国際学部教員、PRIME所長)
・11月30日 『放射能から子ども達を守るネットワーク』
講師 吉野裕之さん (子供たちを放射能から守る福島ネットワーク)
・12月7日 『反原発デモは社会を変えたのか?』
講師 小田原琳さん、木下ちがやさん、石原俊 (PRIME所員)
・来年1月4日『311後の社会をめぐって』
講師 猪瀬浩平さん(PRIME所員)
講義の全日程はホームページをご覧ください。
http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/heiwa/heiwagaku/heiwaga
ku2012_shirokane.html
※問い合わせ
明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
電話 03-5421-5652 FAX 03-5421-5653
メール prime@prime.meijigakuin.ac.jp
※白金校舎(東京都港区白金台1-2-37)へのアクセス
http://www.meijigakuin.ac.jp/access/
┏┓
┗■3.新聞・雑誌から
└────
◆「地下水くみ上げ」が地震誘発 昨年スペインでM5.1、英科学雑誌に発表
高圧水注入も引き金に
(10月22日 茨城新聞より)
昨年5月にスペイン南東部の地方都市ロルカを中心に大きな被害が出たマグ
ニチュード(M)5.1の地震は、長年の地下水くみ上げに伴う地盤沈下が引き
起こした可能性が高いとする研究結果を、カナダやスペインのチームが22日付
の英科学誌に発表した。
この地震は深さ2~4キロと非常に浅い場所で断層が動いて被害が拡大した。
チームはコンピューター解析で、局地的な地盤沈下により地殻に異常なゆがみ
が生じていたことを確かめた。
高圧の水を地中に送り込む新型天然ガス「シェールガス」の採掘や二酸化炭
素(CO2)を地中を貯留する手法など、新たな技術にも警鐘を鳴らす内容。
チームは「地震が発生しやすい場所で地中に人為的な変化を与えると予想外の
影響が出る」と指摘している。(中略)
米研究評議会は6月、地球温暖化対策として注目される、大量の二酸化炭素
(CO2)を地中に貯留する手法も地震を起こす可能性があると指摘。「影響を
さらに評価する必要がある」としている。
◆「第三極で地殻変動」 橋下ブレーン、小沢に鞍替え
(10月20日 日刊ゲンダイより)
ドイツを訪問し、脱原発の現状を視察している「国民の生活が第一」の小沢
代表。環境相や商工会議所、消費者団体の幹部らと、連日、精力的な面談日程
をこなしているが、この同行団の中に橋下徹・大阪市長のブレーンがいること
をご存知じか。いや、正確には形だけのブレーンと言うべきで、いまや、考え
方にギャップがある。かつての橋下ブレーンが小沢に鞍替えしつつあるのだ。
第三極の中でも静かな地殻変動が起きている。
小沢のドイツ訪問に同行したのは「脱原発弁護団全国連絡会」代表の河合弘
之氏。M&A訴訟でも活躍している辣腕ビジネス弁護士だが、2人の急接近に
は必然的理由がある。
もともと「大阪府市エネルギー戦略会議」のメンバーだった河合氏は、もと
改革派経産官僚の古賀茂明氏や「環境エネルギー政策研究所」の飯田哲也所長
らとともに大飯原発再稼働反対の立場で今夏の電力需給問題などに取り組んで
きた。しかし、「大阪府市エネルギー戦略会議」は突然、休止に追い込まれ、
橋下市長への脱原発への意欲も目に見えて急低下したのは、周知の通りだ。そ
こに小沢登場である。脱原発の姿勢を鮮明にし、今月15日の会見では「今夏は
歴史的猛暑だったが、原発再稼働なしで電気は足りた」と言い切った。
「口にこそ出して言いませんが、河合氏が橋下氏に失望し、小沢氏に期待を
寄せているのは間違いないでしょう。そうしたら、小沢氏のドイツ訪問に同行
した。小沢代表は『河合弁護士から脱原発派の市民団体の意見を聞きたい』と
言っています。両者の接近は本物です」(後略)
◆JA茨城県中央会も「脱原発」 東海第2の再稼働反対決議へ
(10月20日 茨城新聞より)
JA県中央会の加倉井豊邦会長は19日、県JA大会(25日、小美玉市)で決議
する活動方針に、「日本原電東海第2原発の再稼働反対」と「将来的な脱原
発」を盛り込むことを明らかにした。東京電力福島第1原発事故の影響が依然
尾を引く中、「東海第2で事故が起きたら影響は福島の比ではない」とし、全
国農業共同組合中央会が11日に打ち出した「将来的な脱原発」方針に足並みを
そろえる形だ。(中略)
福島第1の事故で、県内農林畜産業は出荷制限や風評被害に苦しめられ、東
電への賠償請求総額は9月末時点で約393億6700万円にのぼっている。
(中略)
加倉井氏は「東海村臨界事故で懲りたわけで、(福島第1原発事故に続き)
3度目があってはならない」と話した。(後略)
◆東電、東通村にも「寄付」 福島原発事故後に7600万円
(10月22日 朝日新聞より)
東京電力が福島第一原発事故後、青森東(ひがしどおり)通村に対し、7600万
円を支払っていたことが朝日新聞の調べでわかった。東電は東通原発(同村)
の建設費をして処理したが、経済産業省が「寄付金に近い」と判断している。
東電は事故後、同じ名目で隣の同県六ケ所村にも約2億7千万円を支払って
いた。(中略)
経産省は今年7月、東電の家庭向け電気料金の値上げ申請を受けた審査で、
東電の両村への支出について「電気を供給するうえで必須とはいえず、寄付金
や地元対策費に近い性質を持つ」と判断。今年度分以降の支出について、電気
料金算定の基礎となる経費「原価」に組み込むことを認めなかった。(後略)
◆世田谷区 脱原発後押し 電力選びの個別相談
(10月22日 東京新聞より)
東京都世田谷区は選べる電力への取り組みとして、再生可能エネルギーの導
入方法などを区民にアドバイスする「エネルギー・コンシェルジュ(仮称)」
制度を導入する方針を決めた。2013年7月にも始める。各家庭の事情に応じて
適切な方法を紹介するもので、脱原発を後押しする狙いもありそうだ。
(中略)
エネルギー・コンシェルジュは、再生エネに関する諸制度や機器に通じた相
談員。区で相談員を登録しておき、要請に応じて家庭に派遣する。(中略)
世田谷区は13年度予算案に人件費を計上する。4月から人選と窓口づくりに
着手し、7月にも相談業務を始めたい考え。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1621】
2012年10月22日(月)(その2)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせし
ます
転送歓迎
━━━━━━━
★1.11.11反原発・国会百万人大占拠
「正しい報道ヘリの会」がヘリコプター空撮
山本太郎さんの搭乗解説、広河隆一さんたちの写真
広瀬 隆
★2.10月30日(火)学習会「原子力発電と地球温暖化問題の癒着-その歴史-」、
CO2と原発が相たずさえて増殖した
-「原子力ムラ」と「地球温暖化ムラ」について
江澤 誠(環境学博士)
★3.第2の「フクシマ」起こす前に原発停止を! (下)
あとからくる者のために…原発で作った電気はいらないと声をあげて
中嶌哲演(小浜市・明通寺住職)
★4.<テント日誌10/19(金)―経産省前テントひろば405日目>
秋の夜風に映えるぼんぼりとテントTV
━━━━━━━
┏┓
┗■1.11.11反原発・国会百万人大占拠
| 「正しい報道ヘリの会」がヘリコプター空撮
| 山本太郎さんの搭乗解説、広河隆一さんたちの写真
└──── 広瀬 隆
11月11日(日)、首相官邸前、国会議事堂周辺をはじめとする永田町・霞が関一
帯で、かつてない超大規模大占拠!首都圏のみならず、全国から結集を!!!
【主催】首都圏反原発連合
【協力】さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす全国連絡会/脱原発世
界会議/経産省前テントひろば
11月11日のスケジュール
午後1時から国会・霞が関周辺でどぎもを抜く巨大デモを展開
午後3時から国会周辺抗議行動
午後5時から7時まで国会正門前大集会─反原発・百万人大占拠
この日には、「原発をなくす全国連絡会」も、全国規模で政府に「原発ゼロ」
への決断を迫る「今すぐ原発ゼロへ全国いっせい行動」を計画
11・11全国いっせい行動だ!!
「正しい報道ヘリの会」は、ヘリコプター空撮をおこないます。
山本太郎さんのヘリ搭乗解説、広河隆一さんたちプロの写真家たちも搭
乗して、IWJとOurPlanetTV総動員で、全国にインターネット配信を致します。
国民は、もう許さない。
この震災復興予算の火事場泥棒に明け暮れる官僚どもを!!
消費税増税と環境税名目で、振り込め詐欺に明け暮れる国会議員を!!
まともな報道をしないマスメディアを!!
福島県と高濃度汚染地域からの、若い女性と子供たち、思春期の人たちの避難
の受け入れを進め、放射能汚染瓦礫受け入れを絶対に阻止する。
┏┓
┗■2.10/30(火)学習会「原子力発電と地球温暖化問題の癒着-その歴史-」、
| CO2と原発」が相たずさえて増殖した
| -「原子力ムラ」と「地球温暖化ムラ」について
└──── 江澤 誠(環境学博士)
フクシマ原発事故によって、核(原子力)発電は人間の制御できるものではな
いこと、放射性廃棄物が未来世代に甚大な負荷を与えること、原発に関する「安
全神話」は「原子力ムラ」の情報操作によるものであることなどが明らかになっ
た。
ところが、「原発は地球温暖化の原因とされるCO2を排出しない」などとウソ
偽りを平然と述べ原子力発電を推奨してきた多くの環境科学者・専門家集団から
は未だはっきりとした反省の言も聞かれない。
そして、「原子力ムラ」と「地球温暖化ムラ」に絡め取られたメディアは、原
発の「安全神話」とCO2の「危険神話」という二重の誤りを意図的に垂れ流し、
相乗的に私たちの日常生活を脅かしてきた。
「地球温暖化ムラ」に集うIPCC(気候変動に関する政府間パネル)などの科学
者・専門家集団は地球温暖化政策が環境保護に役立つものとしているが、その政
策はCO2を材料にした「投資」であり、金融資本の「保護」を最大の理念とする
新自由主義(ネオリベラリズム)政策そのものであって、私たちの日常生活に資
するものでも途上国の人々に生きる活力をもたらすものでも、ましてや気候変化
によるリスクを科学的に解明・解決するものでもない。
フクシマ原発事故によって原発の「安全神話」は崩れたが、地球温暖化に絡む
CO2の「危険神話」はいまだに増殖し続けている。フクシマ原発事故後において、
私たちが地球温暖化政策を検証し直さなければならないのは、地球温暖化問題と
原子力発電が相携えて増殖し、フクシマの大惨事を引き起こしたからにほかなら
ない。
本講座は、こうした問題意識にもとづき原発と地球温暖化問題の癒着の歴史を
辿り私たちの進むべき現実的な道をともに考えていきたい。
(注)10月30日(火)が第1回学習会、全体で4回程度開催される予定。
主催・会場とも「スペースたんぽぽ」です。
┏┓
┗■3.第2の「フクシマ」起こす前に原発停止を! (下)
| あとからくる者のために…原発で作った電気はいらないと声をあげて
└──── 中嶌哲演(小浜市・明通寺住職)
安全神話は建設当初から崩壊していた
福島原発10基と関東の関係と、若狭原発15基と関西の関係は、うり二つです。
若狭現地で使う電力は、舞鶴の火力や水力発電から配電を受けているので、若狭
原発群から生み出された電力は、全量関西に送られています。過去40年間で若狭
の原発群は、2兆数千億kwの電気を関西に送り続けました。
ただし若狭住民は、原発を抵抗なく唯々諾々と受け入れたわけではありません。
再稼働を許した大飯原発に限っても、1・2号機建設には大反対運動が起こり、
町長をリコールして地盤整備工事を一時中断させるところまで追い詰めましたが、
権力・金力・警察・機動隊等が大動員され、結局押し切られてしまいました。
3・4号機の際も、住民投票を求める直接請求署名が規定数を大きく上回りま
したが、町長も議会もこれを否決しました。
大飯町に隣接する小浜市でも4基の原発建設計画がありましたが、有権者の過
半数を超える反対署名を集めるなど、強力な反対運動で阻止しました。
大飯原発から半径10km以内の住民分布を見ると、68%が小浜市民で、大飯町民
は、19%でしかありません。仮に小浜市民に地元住民としての発言権が与えられ
ていれば、大飯原発4基は、存在していなかったかもわかりません。
ではなぜ、若狭に15基もの原発が建てられたのでしょうか? 火力発電は、大
都市の海岸部に作られています。消費地と供給地が一致しており、自給自足的と
いえます。しかし原発は、消費地である大都市から遠く離れた福島や若狭に作ら
れています。住民が少なく、事故による災害を最小にしたいからです。若狭住民
の立場からすると、原発安全神話は、第1機目が建設された時点から崩壊してい
たと思っています。
子どもに最大の犠牲もたらす原発
今回の福島事故ではっきりしたのは、原発震災の最大の被害者は、子どもたち
だということです。政府は、年間被曝許容度を1ミリSvと決めていますが、子
どもや胎児への影響は、大人の数倍といわれています。つまり、1ミリSv/年
であっても、子どもにとっては、数ミリ~10ミリSv/年の悪影響を受けること
になります。
この許容線量を超える子どもたちが、福島には36万人いると言われています。
実際、福島県が42000人の子どもを対象に甲状腺調査をしたところ、6~10才の
女子54%に、甲状腺に嚢胞などの異常が見つかった、と発表されました。11~15
才の子どもの55%に甲状腺異常が見つかっています。
チェルノブイリでは3~4年後から見られた甲状腺異常が、1年半という短期
のうちに発見されたことに、欧米の研究者たちは、強い懸念を表明しています。
そもそも子どもにとって、外で遊べない、土に触れられない、というのは拷問
です。何の責任もない子どもたちに最も厄災をもたらす原発事故を、繰り返して
はなりません。天災としての地震・津波は避けられないでしょうが、大人災とし
ての原発震災は、何としても防がねばなりません。
かつて敗戦末期の不決断が、沖縄の犠牲の上に広島・長崎の悲劇を招きました。
今、日本の政府は、再び沖縄をふみにじり続け、「ヒロシマ」に匹敵する破局的
な福島原発震災を起こしました。
今後、「ナガサキ」に相当する若狭や六ヶ所などでの大事故が、「第2のフク
シマ」として起こる可能性があります。もういいかげんに若狭の原発を止めよう
ではありませんか。
★注:11月10日(土)結成予定の「再稼働阻止全国ネットワーク」の共同代表(全
国から5人ほど)の一人に、中嶌哲演さんがなられます。
11月10日(土)結成集会は東京にて。13時から21時まで。
☆出典:人民新聞10月5日号より、了承を得て掲載。
┏┓
┗■4.<テント日誌10/19(金)―経産省前テントひろば405日目>
| 秋の夜風に映えるぼんぼりとテントTV
└──── (Y・T)
10月19日(金) 晴れ
午前中の健康診断を終え、別件の用を済ませてテントに着いた時は、もう午後
4時で、テレビ放送は始まっていた。福島瑞穂さんがインタビューに応じている
のが見える。
福島から世界へ は亀屋幸子さん。双葉町の原発から1.5kmの自宅から、
着のみ着のままで逃げ、いくつもの避難所を転々とした有様を、昨日のことのよ
うにリアルに話される。その時の恐怖、悔しさ、怒り、無念さが聞いている者の
胸に迫ってくる。そして東電が賠償を全く進めず、ほんの雀の涙にも満たないよ
うな端金の見舞金で済ませたまま、のうのうとしていることに心底からの怒りを
語られる。政府の被災者を見捨てたような態度にも怒りはさらに高まる。そして
帰ることのできない双葉町への望郷の念・・・。
福崎さんのハンストは今日の午前10時で満1ヶ月となり、終えられた。9月
19日はまだ暑さが残っていたが、今は日暮れと共に肌寒さを感じるほどである。
それにしても淡々としていて、その元気さには驚いてしまう。大変な強い意志で
貫かれたのであろう。インタビューからもそれはにじみ出ていたように思える。
途中で、池邊さんのピアノ演奏があり、ショパンの流れるような音楽をみんな
で楽しむ。そして藤原さんの、福島第一原発の状況の解説。TV放送が終わる頃
にはあたりはすっかり暗くなって、秋の夜風にぼんぼりが映えている。
テントTVは回を重ねるごとに脂が乗ってきたようだ。これからが楽しみとなっ
てくる。
放送終了後はアーカイブで見られます。
アーカイブのアドレスは http://www.ustream.tv/recorded/26273961 です。
官邸前行動は先週より多くなっていると誰かが話していた。同時に公安警察の
私服警官の数も増え、睨みをみかせている、との感想も。
夜、うしとら旅団の人たちがおこなった、大熊町の明日を考える女性の会の木
幡さん(現在会津の仮設住宅で避難生活中)や、富岡町からいわき市の仮設住宅
に避難していてそこで連絡員をされている西山さんとの交流会に参加した。うし
とら旅団は、富岡町や大熊町の人たちの仮設住宅を毎月訪れ、様々な支援(整体
や、語り合い会や、餅つき大会や、演芸や、賠償についての学習会etc)をお
こなっているグループである。
木幡さんの深く、鋭い思考、問題提起、そして西山さんの明るさに引っ張られ
ながら話は遅くまで弾んだ。木幡さんには、テントTVの「福島から世界へ」へ
の出演を了解いただく。
家に帰ると、福島原発告訴団の全国告訴についての以下のメールが流れてきていた。
関東3000人(10/18)突破、全国7322人(10/19)
関東事務局の本日19日の未集計分をいれたら7500人弱に到達しました!!
みなさん、締め切りは10月31日です!!
あと2500人、みんなで1万人にしましょう!!
ツイッター、Facebook、ブログ、ホームページへの拡散お願い致します!
必ず1万人を突破しよう。
2012年10月22日(月)(その2)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせし
ます
転送歓迎
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★1.11.11反原発・国会百万人大占拠
「正しい報道ヘリの会」がヘリコプター空撮
山本太郎さんの搭乗解説、広河隆一さんたちの写真
広瀬 隆
★2.10月30日(火)学習会「原子力発電と地球温暖化問題の癒着-その歴史-」、
CO2と原発が相たずさえて増殖した
-「原子力ムラ」と「地球温暖化ムラ」について
江澤 誠(環境学博士)
★3.第2の「フクシマ」起こす前に原発停止を! (下)
あとからくる者のために…原発で作った電気はいらないと声をあげて
中嶌哲演(小浜市・明通寺住職)
★4.<テント日誌10/19(金)―経産省前テントひろば405日目>
秋の夜風に映えるぼんぼりとテントTV
━━━━━━━
┏┓
┗■1.11.11反原発・国会百万人大占拠
| 「正しい報道ヘリの会」がヘリコプター空撮
| 山本太郎さんの搭乗解説、広河隆一さんたちの写真
└──── 広瀬 隆
11月11日(日)、首相官邸前、国会議事堂周辺をはじめとする永田町・霞が関一
帯で、かつてない超大規模大占拠!首都圏のみならず、全国から結集を!!!
【主催】首都圏反原発連合
【協力】さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす全国連絡会/脱原発世
界会議/経産省前テントひろば
11月11日のスケジュール
午後1時から国会・霞が関周辺でどぎもを抜く巨大デモを展開
午後3時から国会周辺抗議行動
午後5時から7時まで国会正門前大集会─反原発・百万人大占拠
この日には、「原発をなくす全国連絡会」も、全国規模で政府に「原発ゼロ」
への決断を迫る「今すぐ原発ゼロへ全国いっせい行動」を計画
11・11全国いっせい行動だ!!
「正しい報道ヘリの会」は、ヘリコプター空撮をおこないます。
山本太郎さんのヘリ搭乗解説、広河隆一さんたちプロの写真家たちも搭
乗して、IWJとOurPlanetTV総動員で、全国にインターネット配信を致します。
国民は、もう許さない。
この震災復興予算の火事場泥棒に明け暮れる官僚どもを!!
消費税増税と環境税名目で、振り込め詐欺に明け暮れる国会議員を!!
まともな報道をしないマスメディアを!!
福島県と高濃度汚染地域からの、若い女性と子供たち、思春期の人たちの避難
の受け入れを進め、放射能汚染瓦礫受け入れを絶対に阻止する。
┏┓
┗■2.10/30(火)学習会「原子力発電と地球温暖化問題の癒着-その歴史-」、
| CO2と原発」が相たずさえて増殖した
| -「原子力ムラ」と「地球温暖化ムラ」について
└──── 江澤 誠(環境学博士)
フクシマ原発事故によって、核(原子力)発電は人間の制御できるものではな
いこと、放射性廃棄物が未来世代に甚大な負荷を与えること、原発に関する「安
全神話」は「原子力ムラ」の情報操作によるものであることなどが明らかになっ
た。
ところが、「原発は地球温暖化の原因とされるCO2を排出しない」などとウソ
偽りを平然と述べ原子力発電を推奨してきた多くの環境科学者・専門家集団から
は未だはっきりとした反省の言も聞かれない。
そして、「原子力ムラ」と「地球温暖化ムラ」に絡め取られたメディアは、原
発の「安全神話」とCO2の「危険神話」という二重の誤りを意図的に垂れ流し、
相乗的に私たちの日常生活を脅かしてきた。
「地球温暖化ムラ」に集うIPCC(気候変動に関する政府間パネル)などの科学
者・専門家集団は地球温暖化政策が環境保護に役立つものとしているが、その政
策はCO2を材料にした「投資」であり、金融資本の「保護」を最大の理念とする
新自由主義(ネオリベラリズム)政策そのものであって、私たちの日常生活に資
するものでも途上国の人々に生きる活力をもたらすものでも、ましてや気候変化
によるリスクを科学的に解明・解決するものでもない。
フクシマ原発事故によって原発の「安全神話」は崩れたが、地球温暖化に絡む
CO2の「危険神話」はいまだに増殖し続けている。フクシマ原発事故後において、
私たちが地球温暖化政策を検証し直さなければならないのは、地球温暖化問題と
原子力発電が相携えて増殖し、フクシマの大惨事を引き起こしたからにほかなら
ない。
本講座は、こうした問題意識にもとづき原発と地球温暖化問題の癒着の歴史を
辿り私たちの進むべき現実的な道をともに考えていきたい。
(注)10月30日(火)が第1回学習会、全体で4回程度開催される予定。
主催・会場とも「スペースたんぽぽ」です。
┏┓
┗■3.第2の「フクシマ」起こす前に原発停止を! (下)
| あとからくる者のために…原発で作った電気はいらないと声をあげて
└──── 中嶌哲演(小浜市・明通寺住職)
安全神話は建設当初から崩壊していた
福島原発10基と関東の関係と、若狭原発15基と関西の関係は、うり二つです。
若狭現地で使う電力は、舞鶴の火力や水力発電から配電を受けているので、若狭
原発群から生み出された電力は、全量関西に送られています。過去40年間で若狭
の原発群は、2兆数千億kwの電気を関西に送り続けました。
ただし若狭住民は、原発を抵抗なく唯々諾々と受け入れたわけではありません。
再稼働を許した大飯原発に限っても、1・2号機建設には大反対運動が起こり、
町長をリコールして地盤整備工事を一時中断させるところまで追い詰めましたが、
権力・金力・警察・機動隊等が大動員され、結局押し切られてしまいました。
3・4号機の際も、住民投票を求める直接請求署名が規定数を大きく上回りま
したが、町長も議会もこれを否決しました。
大飯町に隣接する小浜市でも4基の原発建設計画がありましたが、有権者の過
半数を超える反対署名を集めるなど、強力な反対運動で阻止しました。
大飯原発から半径10km以内の住民分布を見ると、68%が小浜市民で、大飯町民
は、19%でしかありません。仮に小浜市民に地元住民としての発言権が与えられ
ていれば、大飯原発4基は、存在していなかったかもわかりません。
ではなぜ、若狭に15基もの原発が建てられたのでしょうか? 火力発電は、大
都市の海岸部に作られています。消費地と供給地が一致しており、自給自足的と
いえます。しかし原発は、消費地である大都市から遠く離れた福島や若狭に作ら
れています。住民が少なく、事故による災害を最小にしたいからです。若狭住民
の立場からすると、原発安全神話は、第1機目が建設された時点から崩壊してい
たと思っています。
子どもに最大の犠牲もたらす原発
今回の福島事故ではっきりしたのは、原発震災の最大の被害者は、子どもたち
だということです。政府は、年間被曝許容度を1ミリSvと決めていますが、子
どもや胎児への影響は、大人の数倍といわれています。つまり、1ミリSv/年
であっても、子どもにとっては、数ミリ~10ミリSv/年の悪影響を受けること
になります。
この許容線量を超える子どもたちが、福島には36万人いると言われています。
実際、福島県が42000人の子どもを対象に甲状腺調査をしたところ、6~10才の
女子54%に、甲状腺に嚢胞などの異常が見つかった、と発表されました。11~15
才の子どもの55%に甲状腺異常が見つかっています。
チェルノブイリでは3~4年後から見られた甲状腺異常が、1年半という短期
のうちに発見されたことに、欧米の研究者たちは、強い懸念を表明しています。
そもそも子どもにとって、外で遊べない、土に触れられない、というのは拷問
です。何の責任もない子どもたちに最も厄災をもたらす原発事故を、繰り返して
はなりません。天災としての地震・津波は避けられないでしょうが、大人災とし
ての原発震災は、何としても防がねばなりません。
かつて敗戦末期の不決断が、沖縄の犠牲の上に広島・長崎の悲劇を招きました。
今、日本の政府は、再び沖縄をふみにじり続け、「ヒロシマ」に匹敵する破局的
な福島原発震災を起こしました。
今後、「ナガサキ」に相当する若狭や六ヶ所などでの大事故が、「第2のフク
シマ」として起こる可能性があります。もういいかげんに若狭の原発を止めよう
ではありませんか。
★注:11月10日(土)結成予定の「再稼働阻止全国ネットワーク」の共同代表(全
国から5人ほど)の一人に、中嶌哲演さんがなられます。
11月10日(土)結成集会は東京にて。13時から21時まで。
☆出典:人民新聞10月5日号より、了承を得て掲載。
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┗■4.<テント日誌10/19(金)―経産省前テントひろば405日目>
| 秋の夜風に映えるぼんぼりとテントTV
└──── (Y・T)
10月19日(金) 晴れ
午前中の健康診断を終え、別件の用を済ませてテントに着いた時は、もう午後
4時で、テレビ放送は始まっていた。福島瑞穂さんがインタビューに応じている
のが見える。
福島から世界へ は亀屋幸子さん。双葉町の原発から1.5kmの自宅から、
着のみ着のままで逃げ、いくつもの避難所を転々とした有様を、昨日のことのよ
うにリアルに話される。その時の恐怖、悔しさ、怒り、無念さが聞いている者の
胸に迫ってくる。そして東電が賠償を全く進めず、ほんの雀の涙にも満たないよ
うな端金の見舞金で済ませたまま、のうのうとしていることに心底からの怒りを
語られる。政府の被災者を見捨てたような態度にも怒りはさらに高まる。そして
帰ることのできない双葉町への望郷の念・・・。
福崎さんのハンストは今日の午前10時で満1ヶ月となり、終えられた。9月
19日はまだ暑さが残っていたが、今は日暮れと共に肌寒さを感じるほどである。
それにしても淡々としていて、その元気さには驚いてしまう。大変な強い意志で
貫かれたのであろう。インタビューからもそれはにじみ出ていたように思える。
途中で、池邊さんのピアノ演奏があり、ショパンの流れるような音楽をみんな
で楽しむ。そして藤原さんの、福島第一原発の状況の解説。TV放送が終わる頃
にはあたりはすっかり暗くなって、秋の夜風にぼんぼりが映えている。
テントTVは回を重ねるごとに脂が乗ってきたようだ。これからが楽しみとなっ
てくる。
放送終了後はアーカイブで見られます。
アーカイブのアドレスは http://www.ustream.tv/recorded/26273961 です。
官邸前行動は先週より多くなっていると誰かが話していた。同時に公安警察の
私服警官の数も増え、睨みをみかせている、との感想も。
夜、うしとら旅団の人たちがおこなった、大熊町の明日を考える女性の会の木
幡さん(現在会津の仮設住宅で避難生活中)や、富岡町からいわき市の仮設住宅
に避難していてそこで連絡員をされている西山さんとの交流会に参加した。うし
とら旅団は、富岡町や大熊町の人たちの仮設住宅を毎月訪れ、様々な支援(整体
や、語り合い会や、餅つき大会や、演芸や、賠償についての学習会etc)をお
こなっているグループである。
木幡さんの深く、鋭い思考、問題提起、そして西山さんの明るさに引っ張られ
ながら話は遅くまで弾んだ。木幡さんには、テントTVの「福島から世界へ」へ
の出演を了解いただく。
家に帰ると、福島原発告訴団の全国告訴についての以下のメールが流れてきていた。
関東3000人(10/18)突破、全国7322人(10/19)
関東事務局の本日19日の未集計分をいれたら7500人弱に到達しました!!
みなさん、締め切りは10月31日です!!
あと2500人、みんなで1万人にしましょう!!
ツイッター、Facebook、ブログ、ホームページへの拡散お願い致します!
必ず1万人を突破しよう。