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たんぽぽ舎です。【TMM:No1623】
2012年10月23日(火) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.-福島市内のモニタリングポスト 信頼性に疑問
  住民に「誤った安心感」を与えるモニタリングポスト
           (10月23日、グリーンピース プレスリリースより)
★2.広瀬隆さん講演会スケジュール(10月末から11月末までの分)
  - 原発の真実を知ろう、福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖 -
★3.新聞・雑誌から
 ◇電力6社、風力購入を過小に設定
  全原発の稼働前提(10月23日 朝日新聞)
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 ◇10月25日17時から、成蹊大学8号館101 教室
 連続講演会 第3回「環境人種差別の地理空間――原子力開発とアメリカ
 先住民」、講師・石山 徳子さん(明治大学教授)、入場無料・予約不要
★5.たんぽぽ舎の近況
 官邸前行動、再稼働阻止全国ネット、山谷支援、各種講座の開催(柳田真)
━━━━━━━
※昨日配信の【TMM:No1621】に掲載した日程(10/30(火)学習会)に不足が
 ありましたので一部訂正を加えて補足します。
・タイトル『原子力発電と地球温暖化問題の癒着-その歴史-CO2と原発』
・18:30開場、19:00開会、参加費800円です。
 事前予約不要ですので、直接会場へお越しください。
━━━━━━━
 
┏┓
┗■1.放射線調査、福島市と飯舘村で実施
 │  -福島市内のモニタリングポスト 信頼性に疑問
 │   住民に「誤った安心感」を与えるモニタリングポスト
 └────(10月23日、グリーンピース プレスリリースより)
 
 国際環境NGOグリーンピースは10月23日、福島県の福島市内と飯舘村で10月
16日から19日に行った放射線調査(それぞれ315か所、95か所)の結果を発表
しました。県庁所在地である福島市内のモニタリングポストでは、設置場所の
除染により周辺の放射線より低く表示される例が多く見つかりました。また、
7月に避難区域が再編された飯舘村では、国から事業再開が認められた工場も
依然として高濃度に汚染されていることを確認しました。(中略)
 グリーンピース・インターナショナル放射線防護アドバイザーのリアナ・
トゥールは、「政府のモニタリングポストは設置場所が除染され、数歩離れれ
ば放射線値はすぐに高くなります。これらのモニタリングポストが、住民のみ
なさんに誤った安心感を与えるのではないかと懸念します。福島市全体として
は除染は進んでおらず、多くのホットスポットが残されたままです。事故から
1年半たった今でも、最も急ぐべき児童公園の除染も終わっていません。飯舘
村では多くの除染作業が行われていましたが、森林に覆われたこの地域の除染
には限界があります」と指摘しました。
 グリーンピース・ジャパンのエネルギー・核問題担当の鈴木かずえは、「今
現在子どもを含め、住民が住んでいる場所の除染を急ぐべきです。飯舘村では
住まいや田畑が高濃度に汚染され、元の暮らしを取り戻すことは困難です。汚
染されていない場所で新しい暮らしを始められるように、正当な補償をするべ
きです」と訴えました。
 
※プレスリリース全文および調査結果資料はホームページをご参照ください。
 http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/2012412/pr20121023/
 http://www.greenpeace.org/japan/monitoring/13th/
 
 
┏┓
┗■2.広瀬隆さん講演会スケジュール(10月末から11月末までの分)
 │  - 原発の真実を知ろう、福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖 -
 └────
 
○10月28日、岐阜講演。午後1時開演。岐阜県大垣市ソフトピア・情報工房5F
 スインクホールにて(大垣駅から車で10分~15分)。「福島原発事故の真相と
 放射能汚染の危険~原発に包囲されている岐阜県の子供たちを守ろう」。原
 発と子どもたちの未来を考える会・ぎふ主催。連絡先電話、倉地幸子(ゆき
 こ)0585-45-2977。
○11月1日、東京ドーム大集会。午後3時30分~6時、東京ドームにて「日本を
 明るく元気にする“よい仕事おこし”フェア」、城南信用金庫主催。山本太
 郎さんも参加します。私は参加して、3分スピーチをするだけです。
○11月10日、大阪講演。午後2時開演、『今、大飯原発が危ない!! 第二の
 フクシマ、日本滅亡』。大阪市の西淀川区民会館にて。福島のこどもたちを
 応援する会主催(地元青年会、納税協会支援)。連絡先電話、ロック建設・
 岩本勝治06-6472-2598。
○11月11日、国会大包囲デモ─首都圏反原発連合主催。広河隆一、山本太郎、
 両氏がヘリに搭乗して「正しい報道ヘリの会」の空撮・解説。同日、全国
 各地でデモ。
○11月17日(土)、北海道講演。午後3時、「原発の真実を知ろう!広瀬隆講
 演会。福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖」、網走エコーセンター(大
 会議室)にて。網走9条の会、「3・11を忘れない」市民ネット主催。連
 絡先電話、北海道教職員組合網走支部・森則雄0157-24-4040。
○11月18日(日)、北海道講演。午後3時、北見市端野公民館・多目的ホール
 にて。「さようなら原発!泊原発再稼働を許さない!網走管内集会。福島原
 発事故の真相と放射能汚染の恐怖」。平和運動フォーラム網走ブロック協議
 会主催。連絡先電話、北海道教職員組合網走支部・森則雄0157-24-4040。
○11月23日、四国講演。午後2時開始。高知県宿毛市・宿毛文教センターホー
 ルにて。「第二のフクシマ、日本滅亡~伊方原発廃炉!!」。連絡先電話、
 丸井美恵子、0888-92-4612。
○11月24日、四国講演。午後1時頃開始。愛媛県八幡浜市民会館にて。
 「第二のフクシマ、日本滅亡~伊方原発廃炉!!」。
 連絡先電話、斉間淳子0894-22-4239、近藤誠0894-24-0516。
○11月26日または29日、東京国会議員会館の院内集会。福島第一4号機プール
 問題について。連絡先電話、ストップ・ザ・もんじゅ072-843-1904。
○11月28日、滋賀講演。午後1時30分開始。近江八幡の滋賀県立男女共同参画
 センター大ホール(近江八幡市鷹飼町80-4、電話0748-37-3751)にて。
 「エネルギー界 新時代の幕開け~原発とどう向き合うのか?~」。滋賀県
 LPガス協会主催。連絡先電話、駒井敬一077-523-2892。一般の方で参加を
 希望される人は、主催者・駒井氏まで、直接連絡していただければ参加OK
 です。案内をその方々にFAXまたは郵送で送ってくれます。
 
 
┏┓
┗■3.新聞・雑誌から
 └────
 
◆電力6社、風力購入を過小に設定
 全原発の稼働前提(10月23日 朝日新聞)
 
 北海道、東北、北陸、中国、四国、九州の6電力会社が、買い取れる風力発
電量を少なく見積もっていることがわかった。原発を使えば使うほど風力を取
り込む余地が小さくなるという特徴があるため、全原発のフル稼働を前提にし
て買い取りを抑え、結果的に風力の普及を妨げている。(中略)
 風力は風の強さに応じて出力(発電量)が上下する。このため、火力発電と
組み合わせ、風が強い時は風量を増やして火力を減らし、風が弱い時は火力を
増やすという出力調整が必要になる。
 原発はいったん動かすと目いっぱい発電し続けなければならず、出力調整が
できない。一方、火力は分単位で発電量を増やしたり減らしたりでき、風量を
多く取り込める。(中略)買い取りの上限を計算する際、6電力は保有する原
発すべてをフル稼働させている前提にした。このため出力調整できる火力が減
り、風力を取り込む余地も少なくなった。(中略)
 東京電力福島第一原発の事故を受けて国内の原発のほとんどが止まり、政府
も「脱原発」を勧めようとしている。保有する原発すべてがフル稼働するとい
う前提は、現実と大きくかけ離れている。(後略)
 
 
┏┓
┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 └────
 
◇連続講演会
 『統合と分裂の力学から見るアメリカ――過去・現在・未来』
  第3回「環境人種差別の地理空間――原子力開発とアメリカ先住民」
 講師 石山 徳子さん(明治大学教授)
 日時 2012年 10月 25日(木)17:00 ~
 場所 成蹊大学8号館101 教室
 入場無料・予約不要
 
 主催:成蹊大学アジア太平洋研究センター(CAPS)
  〒180‐8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1
  TEL 0422-37-3549 FAX 0422-37-3866 E-mail caps@jim.seikei.ac.jp
  http://www.seikei.ac.jp/university/caps/
 
〈講師プロフィール〉石山徳子(いしやま・のりこ)
  1971年、東京都生まれ。アメリカ・ラトガース大学大学院地理学研究科博
 士課程修了、PhD(人文地理学)。専攻は人文・政治地理学、環境政治学、
 地域研究(アメリカ合衆国)。2004年より明治大学政治経済学部専任講師、
 准教授を歴任し、現在は同学部教授。2004年にはアメリカ学会における清水
 博賞を受賞している。
 
〈主著・論文〉「原子力発電と差別の再生産――ミネソタ州プレイリー・
 アイランド原子力発電所と先住民」、歴史学研究会編『震災・核災害の時代
 と歴史学』(青木書店、2012年)。
 「原子力発電と『公正なサステイナビリティ』――リスクに直面する弱者
 たち」、木村武史編著『サステイナブルな社会を目指して』(春風社、2008
 年)、第4章。ほか
 
 
┏┓
┗■5.たんぽぽ舎の近況
 │   官邸前行動、再稼働阻止全国ネット、山谷支援、各種講座の開催
 └────(柳田真)
 
1.毎週金曜の官邸前行動に参加
 たんぽぽ舎は反原連の参加団体であり、毎週金曜の官邸前行動にボランティ
アの皆さんと共に毎回参加しています。10月19日(金)(第27回)は30人程度で
参加。1班~5班にわかれて集会の盛り上げを担いました。途中、コーラス2
人と日音協の音楽隊(5人)の二つが加わり、にぎやかになりました。その後
の交流会でたんぽぽ舎音楽隊をつくりたいネ、という話も。
 なお、11・11国会大行動(反原連主催)のビラがたんぽぽ舎に置いてありま
すのでご活用ください。
 
2.再稼働阻止全国ネット結成間近で、人の出入りが激しい・会議が多い
 11月11日(日)午後の反原発100万人・大占拠(反原連主催)にむけての東京
圏でのいろいろな努力と、全国各地でも多くの行動が計画されています。
 たんぽぽ舎と経産省前テントひろばなど5団体では11月10日(土)午後に、再
稼働阻止を焦点とする全国ネットワークの結成をめざし、いま全力投球中です
(会場・東京)。その前段に、10月27(土)夕方、再稼働と規制委員会に的を
絞った討論集会を開きます(午後6時から、於・スペースたんぽぽ)
 たんぽぽ舎では11月10日(土)・11日(日)にむけて、人の出入りが激しく会議
と作業が増えています。
 
3.たんぽぽ舎4階(スペースたんぽぽ)の講座で忙しい
 スペースたんぽぽで月10回程(週に2~3回)開催している講座が、楽し
くもあり忙しくもありで、複雑な心境です。10月22日(月)には小林公吉さん
(もと教師)を講師に迎え、テーマ「1990年代の生活なら原発なしで電気は大
丈夫」を開催。エネルギーの1割カットで原発のない社会を実現しよう!とい
う内容でした。シンプルな生活は心身ともにラクになるという話は共感できる
内容でした。
 
4.年末助け合い 山谷支援活動(物資カンパ)を12月から
恒例の年末助け合い・山谷支援活動(衣類や現金カンパなど)が12月初旬
から始まります。昨年も多くの物資とカンパを送ることができました。
 今年もよろしくお願いします。(11月中は準備期間)
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