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ニュークレール情報板
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1626】
2012年10月25日(木) 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.原子力事故防災は無理だ。廃炉で安心へ
  福島級事故がおきたら...全国16原発放射能予測に思う(柳田真)
★2.新聞・雑誌から
 ◇全国16原発 初の放射能予測
  4原発、30キロ外も避難線量 原子力規制委福島級事後を想定
  (10月24日 朝日新聞夕刊より)
 ◇来夏電力、余剰分5% 「原発追加稼働なし」で試算
  今夏、節電が原発15基分を実現した。(10月25日 朝日新聞より)
★3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 ◇11月4日、千葉県流山市、「様々なメディアから「真実」を
  読み解こう!~元報道ディレクター水島宏明氏が語る現実~」
 ◇今週末から11月初旬まで、安部芳裕講師による無料講演
  『なぜ脱原発・反増税・反TPPが必要か』(自由が丘・中野)
★4.原発事故で、子どもたちがバスで逃げる訓練を見て、むなしい。
  一刻も早く原発ゼロへ!(天辰 たんぽぽ舎会員)
━━━━━━━
◆10/27(土) 討論会:総力でつながろう!! 再稼動阻止!大飯を止めよう!
主催 再稼働阻止全国ネットワーク準備会 18時から、スペースたんぽぽ
参加費500円 http://tppsa.sakura.ne.jp/wp/?p=1829
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.原子力事故防災は無理だ。廃炉で安心へ
 │  福島級事故がおきたら...全国16原発放射能予測に思う
 └────(柳田真 たんぽぽ舎)
 
○国の原子力規制委員会(国会承服いまだなし。不当で原子力ムラ中心の人
 事)が24日、福島級の事故が起きたら―の全国16原発の放射能拡散予測を公
 表した。初めての公表。30キロ外でも放射能高線量の地域が4つも並ぶ。東
 電柏崎刈羽原発事故で新潟県魚沼市40km、中部電力浜岡原発事故で静岡県の
 掛川市、関西電力大飯原発事故で32kmの京都市、南丹市他。
○原発で過酷事故が起きた場合の被曝を想定した国は、本来なら原発を作る前
 に住民に見せるべきであった。電力会社も国も「絶対安全」と言って見せず
 にきた。ソ連チェルノブイリ事故(1986年)が起こったにもかかわらず。公
 表していれば、原発反対運動は大きく違っていたはず。
○福島級の事故が次に起きた時どう逃げるか?
 たとえば大飯原発は、唯一の橋は倒壊するし、渋滞の幹線道は高線量だし、
 柏崎市は冬の雪道は通行止めだし、、、。
 もし、近隣する原発が共に事故を起こしたら(たとえば若狭湾は原発銀座と
 いわれる程、10数の原発が林立している)放射能はこれよりもっともっと巨
 大なものとなり、手の打ちようがない。
○規制委員会は原子力事故の防災対策を30キロ圏自治体は作れと言っている。
 再稼働の前提だといって各自治体に迫っている。30キロ圏内の全国135自治
 体(480万人の人口)は苦慮している。
○はっきりいって、原子力過酷事故の防災は無理である。巨大な放射能放出と
 戦える生物はいない。武器はない。一番の防災は超危険物をやめることだ。
 もとから断つことだ。原発を廃炉にすることである。これが唯一、安心の道
 である。原発なしでも電気は大丈夫。現在の状況(50原発中。稼働原発2基
 のみ。その2基もなしで大丈夫)が証明している。今後の再稼働なんてとん
 でもない。原発即時廃止こそ日本を救う道だ。
○日本人の習性か。「予想はできるが考えたくないこと、イヤな事は考えな
 い」で来た。多くの人にも是非再考してほしい。原子力ムラ(実は原子力利
 権共有帝国)をここまでのさばらせてきた原因の一端は我々のうちにあるこ
 とを。
 
 
┏┓
┗■2.新聞・雑誌から
 └────
 
◆全国16原発 初の放射能予測
 4原発、30キロ外も避難線量 原子力規制委福島級事後を想定
 (10月24日 朝日新聞夕刊より)
 
 原子力規制委員会は24日、全国16カ所の原発で東京電力福島第一原発事故の
ような深刻な事故が起きた場合の放射性物質の拡散予測を公表した。関西電力
大飯原発(福井県)など4原発が、規制委が新たに防災の重点区域の目安とし
た原発から半径30キロより広い地域で、避難の基準となる積算被曝線量に達し
た。原発によっては従来の想定を超えた広い範囲を重点区間にした防災計画づ
くりが迫られる。
 国が全国の原発で大事故を想定した被害を予測し、公表したのは初めて。目
安の範囲を超えたのは、大飯原発のほか、東電柏崎刈羽原発(新潟県)、福島
第二原発(福島県)、中部電力浜岡原発(静岡県)。
 規制委はこれまで重点区域としていた原発から半径8~10キロを、福島の事
故を受けて国際原子力機関(IAEA)の基準に合わせて30キロに拡大。これを受
け、自治体は来年3月までに防災計画を見直す。(後略)
 
 
◆来夏電力、余剰分5% 「原発追加稼働なし」で試算
 今夏、節電が原発15基分を実現した。(10月25日 朝日新聞より)
 
 政府の電力需給検証委員会は24日、沖縄をのぞく全国の来夏の電力について、
これ以上原発を動かさなくても5.4%ほど余り、「電力不足のならない」との
見通しを示した。節電意識が定着してきたのに加え、原発の代わりに火力発電
を動かすためだ。
 検証委が示した試算では、来夏が猛暑だった2010年夏並みの暑さでも、必要
な電力は最大でも10年より1割弱ほど少ない1億6583万キロワットにとどまる見
通し。今夏、原発15基分にあたる約1500万キロワットもの節電を実現できたこ
とが大きい。
 これに対し、各電力会社が発電できる電力は、関西電力大飯原発3、4号機
(福井県おおい町)以外の原発を止めたままでも1億7478万キロワットに達す
る。火力発電を増やすためだ。電力にどれだけ余裕があるかを示す「予備率」
は万が一に備えて必要な3%を上回り、検証委は「電力不足にならない」と説
明している。
 ただ、景気が良くなって必要な電力が増えることなどを「リスク」として指
摘した。検証委は節電意識が緩むことがないように呼びかけている方針だ。
(後略)
 
 
┏┓
┗■3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 └────
 
◆様々なメディアから「真実」を読み解こう!
 ~元報道ディレクター水島宏明氏が語る現実~
 
日時 11月4日(日)14時~16時
場所 流山市生涯学習センター4F C401会議室
  (TX 線「流山セントラルパーク駅」下車3分)
参加費:無料、定員:50名 ※要申込み(電話またはメールで)
 -----
 「テレビの原発報道はひど過ぎる。報道現場が良くなる一助になれば」と
 今年3月にテレビ報道の現場を去り、その限界を告白した元 日本テレビ
 報道ディレクター水島宏明氏。
 現在はジャーナリストとして、学生に本来のジャーナリズムについて教
 えている。
 ドキュメンタリーを数多く手掛けてきた経験から見えてきたこと、「人」を
 大切にした取材をされる姿勢やその思いを語っていただく。
 ○原発報道におけるテレビの限界
 ○生活保護バッシング
 ○一人の人の叫びに耳を傾けて
 ○情報の受け手として、私たちはこうありたい
 -----
 ≪ お申込みの際の必要事項 ≫
 ・参加を希望する企画名、参加者氏名・性別・メールアドレス
 ・電話番号・住所をそえてお申込みください。
 
 NPO法人 流山おやこ劇場 http://n-oyako.sakura.ne.jp/
 Tel 04-7152-0446 (月・水・金 10:00~15:00)
 Eメール:n-oyako@jasmine.ocn.ne.jp
 
 
◆『なぜ脱原発・反増税・反TPPが必要か』
 安部芳裕講師による、無料講演
 (プロジェクト99% 自由が丘・中野タウンミーティング)
 ホームページ http://project99.jp/?p=3834
≪自由が丘 日程≫
 10月26日(金)18:30開場 19:00~21:00
 10月27日(土)13:30開場 14:00~16:00
 [参加費]無料
 [会場]サスティナブル経済研究所
  世田谷区奥沢5-20-14 小堀自由が丘マンション401号室
  自由が丘駅南口より徒歩2分
≪中野 日程≫
 11月2日(金)18:30開場 19:00~21:00
 11月3日(土)9:00開場 9:30~11:30
 [参加費]無料
 [会場] スマイルなかの(中野区社会福祉会館) 3階 会議室B
  東京都中野区中野5-68-7 中野駅北口より徒歩5分
【お申し込み】
 プロジェクト99% info@project99.jp
 Tel & Fax : 03-6421-2920
 
 
┏┓
┗■4.原発事故で、子どもたちがバスで逃げる訓練を見て、むなしい。
 │  一刻も早く原発ゼロへ!
 └────   (天辰 たんぽぽ舎会員)
 
 泊とか大飯などで福島級の原発事故発生想定して子供達が大型バスに乗って、
放射能被曝から逃れるために郷土から出て行く訓練をさせられていたが、なん
とむなしく悲しい恐ろしい訓練をさせられていることか!こうなっちゃいけな
いから、原発ゼロ目標政策に基づいて、一刻もはやく各原発廃炉宣言をして大
地震襲来に耐えられる処置を講じなければならないのに、なんとゆうことかと
驚きあきれ、あきれてばかりではいられない、なんとか、国民の皆様にわかっ
ていただかなければ、あきらめずに手を打っていかなければとおもうところで
す。
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