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たんぽぽ舎です。【TMM:No1630】
2012年10月29日(月)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.「再稼働阻止全国ネットワーク結成に向けて~
東京圏から何ができるか~」10/27討論会の報告
冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.「福島原発告訴団・関東」-10月31日が締め切りです
★3.メールマガジン読者よりのご案内(問合せは主催者へお願いします)
◆11/2,12/1学習会「忘れないで、もう1つの原子炉が首都圏に」
◆11/3「原発さよならエダNOデモ」
◆11/3講演会『「福島」「沖縄」と記者クラブメディア』
★4.新聞・雑誌より2つ
◆一定の安全性で再稼働 原子力規制委・更田委員
(10/27日本経済新聞より抜粋)
◆規制委の国会同意人事 臨時国会でも求めず 政府・民主
(10/28東京新聞より抜粋)
━━━━━━━
┏┓
┗■1.「再稼働阻止全国ネットワーク結成に向けて~
| 東京圏から何ができるか~」10/27討論会の報告
└──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
○ この討論会は11月10日に予定されている「再稼働阻止全国ネットワーク結成
集会」の準備として、原子力規制委員会の暴走を食い止めて、再稼働を阻止する
ために、このネットワークをどのような組織・運動体として結成するか討論した
ものです。テーマと問題提起は下記の3人でした。
◇規制委の動向と今後の課題:小川正治(プラント技術者の会)
◇再稼働をめぐる情勢―30キロ圏自治体の動向:布施哲也(反原発自治体議員・
市民連盟)
◇11月10日(土)全国ネット結成集会の意義・目的:八木健彦(経産省前テント広場)
○ 小川さんは、規制委人事は原子力事業者の委員への就任を禁じた原子力規制
委員会設置法第7条7項3号違反であることが広く指摘されたにも関わらず、国
会同意なしで、総理大臣による任命で強行された、と指摘しました。この違法を
止める司法の役割が果たされていません。原発の設置許可、基準を満たしていな
い原発の使用停止命令ができる巨大な権限を持っている規制委が違法な人事で作
られ、実際の業務を担う規制庁は保安院・原子力安全委・文科省モニタリング部
門という原子力推進官僚で構成されています。本来は、新安全基準ができるまで
(発足10か月以内、しかし骨子は年度内)今動いている大飯3・4号機をまず止
めるべきなのに黙認しています。原子力災害対策指針を急ピッチに作成して、
30km圏内自治体に来年3月を目標に「地域防災計画」策定を命じました。しかし、
同心円の30km防災対策地域は福島第一原発事故を考えれば狭すぎます。再稼働を
急ぐ拙速で問題の多い指針です。
○ 布施さんは再稼働を阻止するために30キロ圏自治体の動向が重要になると指
摘しました。
これまで膨大な交付金をもらってきた立地自治体は、原発のカネに麻痺してカ
ネがないと生きられない体質にさせられてきました。しかし麻痺してない周辺自
治体が30キロ圏に拡大した「緊急防護措置区域(UPZ)」自治体として、防災計
画を作成することになります。135自治体、480万人。住民監査請求による行政訴
訟、計画作成拒否や自衛隊参加拒否等の戦術が駆使できます。
○ 八木さんは再稼働阻止全国ネットの組織・運動体について重要な3点を挙げ
ました。
再稼働を阻止して原発ゼロを実現するという目的、全国の原発現地を横につな
ぐ組織、課題の共有化と普遍化(過去は現地個別の闘いだったが全国で支援する、
国政変革運動に結びつく)また全国ネット形成の経緯に言及し、大飯原発再稼働
阻止の闘いを通じて現地と関西の闘いに福島と東京が結びついたこと、さらに松
山集会で伊方原発阻止の四国・瀬戸内ネットとの交流から、全国組織の必要性が
共通の課題になったと指摘されました。
○ このあと、会場から20人の多様な意見が出されて、再稼働阻止にむけての活
動の内容がかなり具体化されました。最後に、「11月10日(土)~11日(日)にみん
なを誘って参加しよう」で、終了しました。
┏┓
┗■2.「福島原発告訴団・関東」-10月31日が締め切りです
└────
全国では9000人に向けて、急上昇中!
福島原発告訴団・関東は、告訴人4000人を突破!(11月29日午前)
あと一息です!!
鎌田慧さん、山本太郎さんも告訴人に!
お手元の委任状を忘れずにお送りください!(10月31日締め切り)
☆この告訴には、歴史的な意味がある!
宇都宮健児弁護士からのコメント…「福島原発告訴団の取り組みには、歴史的
な意味がある。1万人の単位に達したら我が国の司法において本当に画期的なこ
とです」。
宇都宮弁護士は元日弁連会長。年越し派遣村名誉村長。文科省の20ミリシーベ
ルト基準に対し、異議を唱えた方です。
「福島原発告訴団・関東」 http://dainiji-fukusimagenpatsu-kokusodan.blogspot.jp/
┏┓
┗■3.メールマガジン読者よりのご案内(問合せは主催者へお願いします)
| ◆11/2,12/1学習会「忘れないで、もう1つの原子炉が首都圏に」
| ◆11/3「原発さよならエダNOデモ」
| ◆11/3講演会「福島」「沖縄」と記者クラブメディア
└────
◆11/2,12/1学習会「忘れないで、もう1つの原子炉が首都圏に」
横須賀を母港としている原子力空母ジョージ・ワシントン。地震、津波が発生
したら、どのような被害が出るのか、関東大震災の震源地は逗子沖だったことな
どもあり、空母の問題を直視する事は大切です。
講 師:1回目 呉東正彦弁護士
2回目 山崎久隆さん(たんぽぽ舎)
日 時:1回目 11月2日(金)午後1:30~午後4:00
2回目 12月1日(土)午後1:30~午後4:00
場 所:鎌倉NPOセンター2階
参加費:500円
問い合わせ:奥野 0467-43-1602 携帯 090-4455-0781
◆11/3「原発さよならエダNOデモ」
集合場所:大宮駅東口(北出口・こりすのトトちゃん像前)
時 間:13:30集合、14:00時出発
主 催:原発さよならエダNOデモ実行委員会
http://sayonaraedano.blog.fc2.com/
協 賛:「大飯原発再稼働5人組落選運動」
http://grakusen.exblog.jp/
文化の日。大飯原発再稼働と大間原発の建設再開を決めた枝野幸男経産大臣の
地元・大宮を占拠して、まっ先に落選させたい政治家ランキング原発政策部門一
位(週刊ポスト)の枝野議員にお仕置きを!!
福島原発の事故後、収束の目途すら立たないにもかかわらず、大飯原発再稼動
を強行した5人組(野田、枝野、藤村、細野、仙谷)。
民意を踏みにじったその責任を追及し、それぞれの地元市民と連帯して、次の選
挙で原発推進議員の落選を実現させましょう。
高橋峰子 TEL:048-443-3324
◆11/3講演会『「福島」「沖縄」と記者クラブメディア』
○11月3日(土)13:30~
○市川市/八幡市民談話室 第4会議室(JR本八幡駅北口下車2分)
○テーマ:「福島」「沖縄」と記者クラブメディア
○お 話:浅野健一さん(同志社大教授)
○資料代:500円
○主 催:戦争はいやだ!市川市民の会
主催団体代表 菊池嘉久 047-337-5786
┏┓
┗■4.新聞・雑誌より2つ
| ◆一定の安全性で再稼働 原子力規制委・更田委員
| (10/27日本経済新聞より抜粋)
| ◆規制委の国会同意人事 臨時国会でも求めず 政府・民主
| (10/28東京新聞より抜粋)
◆一定の安全性で再稼働 原子力規制委・更田委員
原子力規制委員会の更田豊志委員は26日、日本経済新聞のインタビューで、原
子力発電所の新しい安全基準について「猶予期間を設けるのは国際的な常識だ」
と指摘し、一定の安全性を満たした段階で再稼働を認める考えを明らかにした。
規制委は更田委員を中心に新基準の検討チームをつくり、想定を超える津波や
テロなどへの対策を求める構え。チームは議論が詰まった段階で基準案を開示し、
段階的に達成を求める。年内にも新基準の大枠を開示する方針。「電力会社に速
やかに対策をとってもらいたい」とし、審査を待たず対策を講じるよう求めた。
電力会社は来夏の電力不足に備えて原発の早期再稼働をめざしており、規制委
が基準に猶予期間を設ければ、来夏の再稼働も現実味を帯びる。(後略)
(10/27日本経済新聞より抜粋)
◆規制委の国会同意人事 臨時国会でも求めず 政府・民主
政府・民主党は27日、原子力の安全規制を一元的に担う「原子力規制委員会」
の国会同意人事に関し、29日召集の臨時国会で事後同意を求めない方針を固めた。
同意人事は先の通常国会で、民主党内の事情から採決が見送られ、野田佳彦首
相が閉会後に例外的に任命した経緯がある。またしても同意を求めようとしない
国会軽視の姿勢は世論の強い反発を招くことになりそうだ。(後略)
(10/28東京新聞より抜粋)
2012年10月29日(月)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.「再稼働阻止全国ネットワーク結成に向けて~
東京圏から何ができるか~」10/27討論会の報告
冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.「福島原発告訴団・関東」-10月31日が締め切りです
★3.メールマガジン読者よりのご案内(問合せは主催者へお願いします)
◆11/2,12/1学習会「忘れないで、もう1つの原子炉が首都圏に」
◆11/3「原発さよならエダNOデモ」
◆11/3講演会『「福島」「沖縄」と記者クラブメディア』
★4.新聞・雑誌より2つ
◆一定の安全性で再稼働 原子力規制委・更田委員
(10/27日本経済新聞より抜粋)
◆規制委の国会同意人事 臨時国会でも求めず 政府・民主
(10/28東京新聞より抜粋)
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┗■1.「再稼働阻止全国ネットワーク結成に向けて~
| 東京圏から何ができるか~」10/27討論会の報告
└──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
○ この討論会は11月10日に予定されている「再稼働阻止全国ネットワーク結成
集会」の準備として、原子力規制委員会の暴走を食い止めて、再稼働を阻止する
ために、このネットワークをどのような組織・運動体として結成するか討論した
ものです。テーマと問題提起は下記の3人でした。
◇規制委の動向と今後の課題:小川正治(プラント技術者の会)
◇再稼働をめぐる情勢―30キロ圏自治体の動向:布施哲也(反原発自治体議員・
市民連盟)
◇11月10日(土)全国ネット結成集会の意義・目的:八木健彦(経産省前テント広場)
○ 小川さんは、規制委人事は原子力事業者の委員への就任を禁じた原子力規制
委員会設置法第7条7項3号違反であることが広く指摘されたにも関わらず、国
会同意なしで、総理大臣による任命で強行された、と指摘しました。この違法を
止める司法の役割が果たされていません。原発の設置許可、基準を満たしていな
い原発の使用停止命令ができる巨大な権限を持っている規制委が違法な人事で作
られ、実際の業務を担う規制庁は保安院・原子力安全委・文科省モニタリング部
門という原子力推進官僚で構成されています。本来は、新安全基準ができるまで
(発足10か月以内、しかし骨子は年度内)今動いている大飯3・4号機をまず止
めるべきなのに黙認しています。原子力災害対策指針を急ピッチに作成して、
30km圏内自治体に来年3月を目標に「地域防災計画」策定を命じました。しかし、
同心円の30km防災対策地域は福島第一原発事故を考えれば狭すぎます。再稼働を
急ぐ拙速で問題の多い指針です。
○ 布施さんは再稼働を阻止するために30キロ圏自治体の動向が重要になると指
摘しました。
これまで膨大な交付金をもらってきた立地自治体は、原発のカネに麻痺してカ
ネがないと生きられない体質にさせられてきました。しかし麻痺してない周辺自
治体が30キロ圏に拡大した「緊急防護措置区域(UPZ)」自治体として、防災計
画を作成することになります。135自治体、480万人。住民監査請求による行政訴
訟、計画作成拒否や自衛隊参加拒否等の戦術が駆使できます。
○ 八木さんは再稼働阻止全国ネットの組織・運動体について重要な3点を挙げ
ました。
再稼働を阻止して原発ゼロを実現するという目的、全国の原発現地を横につな
ぐ組織、課題の共有化と普遍化(過去は現地個別の闘いだったが全国で支援する、
国政変革運動に結びつく)また全国ネット形成の経緯に言及し、大飯原発再稼働
阻止の闘いを通じて現地と関西の闘いに福島と東京が結びついたこと、さらに松
山集会で伊方原発阻止の四国・瀬戸内ネットとの交流から、全国組織の必要性が
共通の課題になったと指摘されました。
○ このあと、会場から20人の多様な意見が出されて、再稼働阻止にむけての活
動の内容がかなり具体化されました。最後に、「11月10日(土)~11日(日)にみん
なを誘って参加しよう」で、終了しました。
┏┓
┗■2.「福島原発告訴団・関東」-10月31日が締め切りです
└────
全国では9000人に向けて、急上昇中!
福島原発告訴団・関東は、告訴人4000人を突破!(11月29日午前)
あと一息です!!
鎌田慧さん、山本太郎さんも告訴人に!
お手元の委任状を忘れずにお送りください!(10月31日締め切り)
☆この告訴には、歴史的な意味がある!
宇都宮健児弁護士からのコメント…「福島原発告訴団の取り組みには、歴史的
な意味がある。1万人の単位に達したら我が国の司法において本当に画期的なこ
とです」。
宇都宮弁護士は元日弁連会長。年越し派遣村名誉村長。文科省の20ミリシーベ
ルト基準に対し、異議を唱えた方です。
「福島原発告訴団・関東」 http://dainiji-fukusimagenpatsu-kokusodan.blogspot.jp/
┏┓
┗■3.メールマガジン読者よりのご案内(問合せは主催者へお願いします)
| ◆11/2,12/1学習会「忘れないで、もう1つの原子炉が首都圏に」
| ◆11/3「原発さよならエダNOデモ」
| ◆11/3講演会「福島」「沖縄」と記者クラブメディア
└────
◆11/2,12/1学習会「忘れないで、もう1つの原子炉が首都圏に」
横須賀を母港としている原子力空母ジョージ・ワシントン。地震、津波が発生
したら、どのような被害が出るのか、関東大震災の震源地は逗子沖だったことな
どもあり、空母の問題を直視する事は大切です。
講 師:1回目 呉東正彦弁護士
2回目 山崎久隆さん(たんぽぽ舎)
日 時:1回目 11月2日(金)午後1:30~午後4:00
2回目 12月1日(土)午後1:30~午後4:00
場 所:鎌倉NPOセンター2階
参加費:500円
問い合わせ:奥野 0467-43-1602 携帯 090-4455-0781
◆11/3「原発さよならエダNOデモ」
集合場所:大宮駅東口(北出口・こりすのトトちゃん像前)
時 間:13:30集合、14:00時出発
主 催:原発さよならエダNOデモ実行委員会
http://sayonaraedano.blog.fc2.com/
協 賛:「大飯原発再稼働5人組落選運動」
http://grakusen.exblog.jp/
文化の日。大飯原発再稼働と大間原発の建設再開を決めた枝野幸男経産大臣の
地元・大宮を占拠して、まっ先に落選させたい政治家ランキング原発政策部門一
位(週刊ポスト)の枝野議員にお仕置きを!!
福島原発の事故後、収束の目途すら立たないにもかかわらず、大飯原発再稼動
を強行した5人組(野田、枝野、藤村、細野、仙谷)。
民意を踏みにじったその責任を追及し、それぞれの地元市民と連帯して、次の選
挙で原発推進議員の落選を実現させましょう。
高橋峰子 TEL:048-443-3324
◆11/3講演会『「福島」「沖縄」と記者クラブメディア』
○11月3日(土)13:30~
○市川市/八幡市民談話室 第4会議室(JR本八幡駅北口下車2分)
○テーマ:「福島」「沖縄」と記者クラブメディア
○お 話:浅野健一さん(同志社大教授)
○資料代:500円
○主 催:戦争はいやだ!市川市民の会
主催団体代表 菊池嘉久 047-337-5786
┏┓
┗■4.新聞・雑誌より2つ
| ◆一定の安全性で再稼働 原子力規制委・更田委員
| (10/27日本経済新聞より抜粋)
| ◆規制委の国会同意人事 臨時国会でも求めず 政府・民主
| (10/28東京新聞より抜粋)
◆一定の安全性で再稼働 原子力規制委・更田委員
原子力規制委員会の更田豊志委員は26日、日本経済新聞のインタビューで、原
子力発電所の新しい安全基準について「猶予期間を設けるのは国際的な常識だ」
と指摘し、一定の安全性を満たした段階で再稼働を認める考えを明らかにした。
規制委は更田委員を中心に新基準の検討チームをつくり、想定を超える津波や
テロなどへの対策を求める構え。チームは議論が詰まった段階で基準案を開示し、
段階的に達成を求める。年内にも新基準の大枠を開示する方針。「電力会社に速
やかに対策をとってもらいたい」とし、審査を待たず対策を講じるよう求めた。
電力会社は来夏の電力不足に備えて原発の早期再稼働をめざしており、規制委
が基準に猶予期間を設ければ、来夏の再稼働も現実味を帯びる。(後略)
(10/27日本経済新聞より抜粋)
◆規制委の国会同意人事 臨時国会でも求めず 政府・民主
政府・民主党は27日、原子力の安全規制を一元的に担う「原子力規制委員会」
の国会同意人事に関し、29日召集の臨時国会で事後同意を求めない方針を固めた。
同意人事は先の通常国会で、民主党内の事情から採決が見送られ、野田佳彦首
相が閉会後に例外的に任命した経緯がある。またしても同意を求めようとしない
国会軽視の姿勢は世論の強い反発を招くことになりそうだ。(後略)
(10/28東京新聞より抜粋)
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1629】
2012年10月27日(土)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.11月の学習会・講演・デモの日程 ★参加歓迎★
★2.新聞・雑誌より3つ
◆原発早期稼働を説明 (10.26東京新聞)
◆仏原発で放射能漏れ 点検中 外部への影響否定 (10.26東京新聞より抜粋)
◆石原都知事 「原発ささいなこと」 (10.27東京新聞より抜粋)
★3.<テント日誌10/25(木)-経産省前テントひろば411日目>
公表された放射能拡散予測図の衝撃
「福島原発事故と女たち-出会いをつなぐ」(Y・T)、
監視テント大阪(Q記)
━━━━━━━
10/30(火)講演会にご参加を! 18:30開場 19:00開会
『原発と地球温暖化問題の癒着-その歴史-CO2と原発』
講 師:江澤 誠さん(環境アナリスト・博士(環境学))
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4階)
事前予約不要、直接会場の「スペースたんぽぽ」へお越しください。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.11月の学習会・講演・デモの日程 ★参加歓迎★
└────
11/10(土)【再稼働阻止全国ネットワーク結成集会】
13時から「分散会」18時から「全体会(結成総会)」
主催:再稼働阻止全国ネットワーク準備会
※12時半から受付開始(スペースたんぽぽ-ダイナミックビル4F)
11/11(日)【反原発1000000人大占拠】
13時~霞ヶ関周辺デモ、15時~国会周辺抗議行動
17時~国会正門前大集会、国会包囲
主 催:首都圏反原発連合
11/13(火)【汚染された自治体 -問われる地域社会-】
講 師:門間ひで子さん(羽村市議)、布施哲也さん
18:30開場、19:00から21:00 参加費1000円
主 催:反原発自治体議員・市民連盟
11/14(水)【文科省・放射線副読本(中学生用)をみんなで考えるワークショップ】
講 師:金馬国晴さん(横浜国立大学 准教授)
18:30開場、19:00開会、参加費1000円(資料持参は800円)
11/17(土)【反原発なにかしたい人会議・11回目】
何かしたい…でも何をしたらよいか分からない人の相談会です。
18:00開場、18:30開会 参加費:500円
11/18(日)【劣化ウラン兵器禁止を求める国際行動デー】
講 師:山崎久隆さん(劣化ウラン研究会)
13:30~17:00 参加費:(前売り)800円(当日)1000円
主 催:劣化ウラン兵器禁止市民ネットワーク
11/21(水)【原子力発電と地球温暖化問題の癒着-その歴史-CO2と原発】
第2回 歴史<2>
講 師:江澤 誠さん
18:30開場 19:00開会 参加費:800円
11/22(木)【大間原発建設反対を訴える小笠原厚子さんをお迎えして】
講 師:小笠原厚子さん(あさこはうす)
18:30開場 19:00開会 参加費:800円
11/24(土)【原発を止めるために私達は何をすべきか-原発を止められない社会の
深層構造を歴史と経済から探る】<前編>
講 師:安部芳裕さん(作家)
13:30~16:30 参加費:800円
11/25(日)【第7回 隠ぺいされた福島原発事故の分析】
講 師:槌田 敦さん
13:00開場 13:30~16:30 参加費:800円
11/27(火)【第6回危険な原発・大解剖「大間原発と」六ヶ所核燃施設】
講 師:山崎久隆さん(たんぽぽ舎)
18:30開場 19:00開会 参加費:800円
11/28(水)上映会【原発についてみんなで観ようワンコイン上映会】
18:30開場 ※早く来た方へは特典映像あり 19:00開会 参加費:500円
11/29(木)【「チェルノブイリ原発視察&民間交流ツアー」を終えて】
お 話:黒田節子さん、青山晴江さん
18:30開場 19:00開会 参加費:800円
※学習会、講演会、上映会の会場は
「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)です。
★毎週金曜日18時~20時 首相官邸前抗議行動
主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加)
★毎週金曜日16時~経産省前テントひろば「あおぞら放送UST」
毎週多彩なゲストがテントに来ます!
*視聴アドレスは http://www.ustream.tv/channel/tentcolor
┏┓
┗■2.新聞・雑誌より3つ
└────
◆原発早期稼働を説明
民主党の輿石東幹事長、安住淳幹事長代行は26日、経団連の米倉弘昌会長らと
懇談した。民主党側は「2030年代に原発ゼロ」を目指す方針を説明したうえで、
停止中の原発の早期再稼働に取り組む考えを伝えた。(10.26東京新聞)
◆仏原発で放射能漏れ 点検中 外部への影響否定
フランスの原子力安全局(ASN)は二十五日、フランス北部フラマンビルの原
子力発電所で二十四日夜(日本時間二十五日午前)、小規模な放射能漏れが発生し、
約6時間後の二十五日朝に食い止めたことを明らかにした。被ばくした従業員は
おらず、環境への影響もなかったとしている。
放射能漏れを起こした原子炉は点検や燃料交換のため七月末から停止しており、
再稼働に向けた作業の最終段階で放射能漏れが起きた。ASNによると、原子炉
の熱を下げる冷却水に圧力をかけた際に放射能漏れが起きたという。(後略)
(10.26東京新聞より抜粋)
◆石原都知事 「原発ささいなこと」
知事辞職を表明し、新党結成を目指す東京都の石原慎太郎都知事は二十六日、
都庁での定例会見で(中略)
「永田町にいる人間は視野が狭い。原発をどうするかはささいなこと。もうちょ
っと大きな視点で考えられないか」と苦言を呈した。(後略)
(10.27東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■3.<テント日誌10/25(木)-経産省前テントひろば411日目>
│ 公表された放射能拡散予測図の衝撃
│ 「福島原発事故と女たち-出会いをつなぐ」
│ 監視テント大阪
└────(Y・T)、(Q記)
10月25日(木)曇り
もう半月後となった、「再稼働阻止全国ネットワーク」結成集会に向けた準備
の討論と作業のために、たんぽぽ舎に出向いて行った。その場で話題となったの
はやはり、規制委が公表した福島級の事故が起きたら―の全国16原発の放射能拡
散予測であった。
昨日の夕刊、そして今日の朝刊で地図の図面入で大々的に報じられていた。3
・11を経験しているだけに、大変生々しい。それに30km圏外も放射能高線量
となる地域が4つもある。本来なら原発を造る前に住民に見せるべきものであり、
それを「絶対安全」といって見せずに原発を進めてきたのだと、新聞も指摘して
いる。そしてこの公表された予測図が、各地の原発近隣地域の人々に大きな衝撃
を与え、原発と暮らす不安をあらためて思い起こさせていると報じている。
防災計画といってもそれは困難を極める。大飯では幹線道路が渋滞となりそこ
に高濃度の放射性物質が降り注ぎ、柏崎では避難ルートの道路は雪が積もり通行
止めになり、東通では避難路が原発のそばを通るという。東海村の村上村長は
「避難計画もたてられない原発は廃炉にするしかない」と訴えている。
実際、「原子力過酷事故の防災は無理である。巨大な放射能放出と戦える生物
はいない。武器はない。一番の防災は超危険物をやめることだ。もとから断つこ
とだ。原発を廃炉にすることである。これが唯一、安心の道である。」とたんぽ
ぽ舎の柳田さんは強調する。
ここへきて、30km圏内の自治体で電力会社に安全協定の締結を求める要求が
広がっているそうだ。それぞれの市町村の生殺与奪を決めるような再稼働が、自
分たちの意思を無視して頭越しになされるのは許せない、というのは当然の思い
だ。この広がりは電力会社を包囲し、再稼働をできないように追い込んでいくだ
ろう。それは「再稼働阻止全国ネットワーク」の課題とつながっていく。
大飯原発を止め、再稼働を許さず、原発全廃へと進めていくこと、今回の公表
予測図ははからずも、あらためて私たちにそれを迫っている。
先日、金曜行動の日にテントの前で近藤和子さんから「福島原発事故と女たち
―出会いをつなぐ」という本をいただいた。近藤さんはグリーナムの女たちと深
い関わりを持ちながら日本に紹介され、30年間、六ヶ所や祝島等、反原発運動
に関わってこられた方だそうだ。6・30-7・1大飯現地行動にもバスでご一
緒した。
近藤和子さんと大橋由香子さんが編集して、福島のたくさんの女性たちが3・
11体験を綴っている。テントをはじめ、様々な行動で顔見知りになっている方
も多く、それだけに身近に感じられ、3・11体験の生々しさ、原発災害の恐ろ
しさ、転々と避難していく苦労、その中で新たに起ちあがっていく怒りと思い、
出会いと人々への眼差し、等々が語られて、3・11の実感、生の言葉が伝わっ
てくる。
とくに宇野さんの避難と障がいについて語られていた一節、そして武藤類子さ
んのお母さんの十三子さんの、戦中から戦後へと波乱の中を生き抜いてきた果の
3・11という、本当に淡々と歴史を感じさせてくれる一文には、じっくりした
感銘が湧いてくる。大橋さんの論考には、とくにフェミニズムと障がいをめぐる
ところで深く考えさせられる。
本は第2テントでも扱っているそうで、ご一読ください。(Y・T)
- - - - - - - - - - - - - - -
10月24日(水)監視テント大阪
いよいよ、瓦礫焼却阻止、橋下市長更迭のための、監視テント大阪も、二週間
経過しようとしています。日本第二の大都市の大阪府、その市庁舎南面に建てた
テント、初発4張から、今、14張となりました。東北大震災、福島原発第一事
故に罹災した瓦礫の焼却処理を、この大経済圏で決行することは、大なり小なり、
ヒバクのおそれのないところが、日本列島から消滅することになるという危機意
識と不安の増大を、橋下が消し去ろうとしている。結局、放射能安全神話の復興
です。
そうした力の政治に冒された在特会が、テントの掃除を買って出るという告知
が、在特会「カレンダー」に出、監視テントは緊急支援をツイッターその他で訴
えました。当日、予告一時間前に、100人ほど、結局、130人を超える支援者が集
合し、在特会は、ビデオ撮影屋ひとり潜入させることしかできず、4時には、会
らしい行動は、無いに等しいことで、お集まりいただいた方々も拍子抜けする惨
めな「掃除」作業の体たらく。
夜、ワゴンで乗り付け、本番は28日だからなと悔し紛れの捨て台詞を吐いて立
ち去りました。本質的な時代の危機を、チンピラの喧嘩沙汰に、解消しようとす
るこの情けない連中との闘いに消耗しているわけにはいきません。
今後、テント日誌にて、実況ご報告致しますので、川崎さんの救援ともども、
ご支援のほど、よろしくお願いします。(Q記)
2012年10月27日(土)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.11月の学習会・講演・デモの日程 ★参加歓迎★
★2.新聞・雑誌より3つ
◆原発早期稼働を説明 (10.26東京新聞)
◆仏原発で放射能漏れ 点検中 外部への影響否定 (10.26東京新聞より抜粋)
◆石原都知事 「原発ささいなこと」 (10.27東京新聞より抜粋)
★3.<テント日誌10/25(木)-経産省前テントひろば411日目>
公表された放射能拡散予測図の衝撃
「福島原発事故と女たち-出会いをつなぐ」(Y・T)、
監視テント大阪(Q記)
━━━━━━━
10/30(火)講演会にご参加を! 18:30開場 19:00開会
『原発と地球温暖化問題の癒着-その歴史-CO2と原発』
講 師:江澤 誠さん(環境アナリスト・博士(環境学))
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4階)
事前予約不要、直接会場の「スペースたんぽぽ」へお越しください。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.11月の学習会・講演・デモの日程 ★参加歓迎★
└────
11/10(土)【再稼働阻止全国ネットワーク結成集会】
13時から「分散会」18時から「全体会(結成総会)」
主催:再稼働阻止全国ネットワーク準備会
※12時半から受付開始(スペースたんぽぽ-ダイナミックビル4F)
11/11(日)【反原発1000000人大占拠】
13時~霞ヶ関周辺デモ、15時~国会周辺抗議行動
17時~国会正門前大集会、国会包囲
主 催:首都圏反原発連合
11/13(火)【汚染された自治体 -問われる地域社会-】
講 師:門間ひで子さん(羽村市議)、布施哲也さん
18:30開場、19:00から21:00 参加費1000円
主 催:反原発自治体議員・市民連盟
11/14(水)【文科省・放射線副読本(中学生用)をみんなで考えるワークショップ】
講 師:金馬国晴さん(横浜国立大学 准教授)
18:30開場、19:00開会、参加費1000円(資料持参は800円)
11/17(土)【反原発なにかしたい人会議・11回目】
何かしたい…でも何をしたらよいか分からない人の相談会です。
18:00開場、18:30開会 参加費:500円
11/18(日)【劣化ウラン兵器禁止を求める国際行動デー】
講 師:山崎久隆さん(劣化ウラン研究会)
13:30~17:00 参加費:(前売り)800円(当日)1000円
主 催:劣化ウラン兵器禁止市民ネットワーク
11/21(水)【原子力発電と地球温暖化問題の癒着-その歴史-CO2と原発】
第2回 歴史<2>
講 師:江澤 誠さん
18:30開場 19:00開会 参加費:800円
11/22(木)【大間原発建設反対を訴える小笠原厚子さんをお迎えして】
講 師:小笠原厚子さん(あさこはうす)
18:30開場 19:00開会 参加費:800円
11/24(土)【原発を止めるために私達は何をすべきか-原発を止められない社会の
深層構造を歴史と経済から探る】<前編>
講 師:安部芳裕さん(作家)
13:30~16:30 参加費:800円
11/25(日)【第7回 隠ぺいされた福島原発事故の分析】
講 師:槌田 敦さん
13:00開場 13:30~16:30 参加費:800円
11/27(火)【第6回危険な原発・大解剖「大間原発と」六ヶ所核燃施設】
講 師:山崎久隆さん(たんぽぽ舎)
18:30開場 19:00開会 参加費:800円
11/28(水)上映会【原発についてみんなで観ようワンコイン上映会】
18:30開場 ※早く来た方へは特典映像あり 19:00開会 参加費:500円
11/29(木)【「チェルノブイリ原発視察&民間交流ツアー」を終えて】
お 話:黒田節子さん、青山晴江さん
18:30開場 19:00開会 参加費:800円
※学習会、講演会、上映会の会場は
「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)です。
★毎週金曜日18時~20時 首相官邸前抗議行動
主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加)
★毎週金曜日16時~経産省前テントひろば「あおぞら放送UST」
毎週多彩なゲストがテントに来ます!
*視聴アドレスは http://www.ustream.tv/channel/tentcolor
┏┓
┗■2.新聞・雑誌より3つ
└────
◆原発早期稼働を説明
民主党の輿石東幹事長、安住淳幹事長代行は26日、経団連の米倉弘昌会長らと
懇談した。民主党側は「2030年代に原発ゼロ」を目指す方針を説明したうえで、
停止中の原発の早期再稼働に取り組む考えを伝えた。(10.26東京新聞)
◆仏原発で放射能漏れ 点検中 外部への影響否定
フランスの原子力安全局(ASN)は二十五日、フランス北部フラマンビルの原
子力発電所で二十四日夜(日本時間二十五日午前)、小規模な放射能漏れが発生し、
約6時間後の二十五日朝に食い止めたことを明らかにした。被ばくした従業員は
おらず、環境への影響もなかったとしている。
放射能漏れを起こした原子炉は点検や燃料交換のため七月末から停止しており、
再稼働に向けた作業の最終段階で放射能漏れが起きた。ASNによると、原子炉
の熱を下げる冷却水に圧力をかけた際に放射能漏れが起きたという。(後略)
(10.26東京新聞より抜粋)
◆石原都知事 「原発ささいなこと」
知事辞職を表明し、新党結成を目指す東京都の石原慎太郎都知事は二十六日、
都庁での定例会見で(中略)
「永田町にいる人間は視野が狭い。原発をどうするかはささいなこと。もうちょ
っと大きな視点で考えられないか」と苦言を呈した。(後略)
(10.27東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■3.<テント日誌10/25(木)-経産省前テントひろば411日目>
│ 公表された放射能拡散予測図の衝撃
│ 「福島原発事故と女たち-出会いをつなぐ」
│ 監視テント大阪
└────(Y・T)、(Q記)
10月25日(木)曇り
もう半月後となった、「再稼働阻止全国ネットワーク」結成集会に向けた準備
の討論と作業のために、たんぽぽ舎に出向いて行った。その場で話題となったの
はやはり、規制委が公表した福島級の事故が起きたら―の全国16原発の放射能拡
散予測であった。
昨日の夕刊、そして今日の朝刊で地図の図面入で大々的に報じられていた。3
・11を経験しているだけに、大変生々しい。それに30km圏外も放射能高線量
となる地域が4つもある。本来なら原発を造る前に住民に見せるべきものであり、
それを「絶対安全」といって見せずに原発を進めてきたのだと、新聞も指摘して
いる。そしてこの公表された予測図が、各地の原発近隣地域の人々に大きな衝撃
を与え、原発と暮らす不安をあらためて思い起こさせていると報じている。
防災計画といってもそれは困難を極める。大飯では幹線道路が渋滞となりそこ
に高濃度の放射性物質が降り注ぎ、柏崎では避難ルートの道路は雪が積もり通行
止めになり、東通では避難路が原発のそばを通るという。東海村の村上村長は
「避難計画もたてられない原発は廃炉にするしかない」と訴えている。
実際、「原子力過酷事故の防災は無理である。巨大な放射能放出と戦える生物
はいない。武器はない。一番の防災は超危険物をやめることだ。もとから断つこ
とだ。原発を廃炉にすることである。これが唯一、安心の道である。」とたんぽ
ぽ舎の柳田さんは強調する。
ここへきて、30km圏内の自治体で電力会社に安全協定の締結を求める要求が
広がっているそうだ。それぞれの市町村の生殺与奪を決めるような再稼働が、自
分たちの意思を無視して頭越しになされるのは許せない、というのは当然の思い
だ。この広がりは電力会社を包囲し、再稼働をできないように追い込んでいくだ
ろう。それは「再稼働阻止全国ネットワーク」の課題とつながっていく。
大飯原発を止め、再稼働を許さず、原発全廃へと進めていくこと、今回の公表
予測図ははからずも、あらためて私たちにそれを迫っている。
先日、金曜行動の日にテントの前で近藤和子さんから「福島原発事故と女たち
―出会いをつなぐ」という本をいただいた。近藤さんはグリーナムの女たちと深
い関わりを持ちながら日本に紹介され、30年間、六ヶ所や祝島等、反原発運動
に関わってこられた方だそうだ。6・30-7・1大飯現地行動にもバスでご一
緒した。
近藤和子さんと大橋由香子さんが編集して、福島のたくさんの女性たちが3・
11体験を綴っている。テントをはじめ、様々な行動で顔見知りになっている方
も多く、それだけに身近に感じられ、3・11体験の生々しさ、原発災害の恐ろ
しさ、転々と避難していく苦労、その中で新たに起ちあがっていく怒りと思い、
出会いと人々への眼差し、等々が語られて、3・11の実感、生の言葉が伝わっ
てくる。
とくに宇野さんの避難と障がいについて語られていた一節、そして武藤類子さ
んのお母さんの十三子さんの、戦中から戦後へと波乱の中を生き抜いてきた果の
3・11という、本当に淡々と歴史を感じさせてくれる一文には、じっくりした
感銘が湧いてくる。大橋さんの論考には、とくにフェミニズムと障がいをめぐる
ところで深く考えさせられる。
本は第2テントでも扱っているそうで、ご一読ください。(Y・T)
- - - - - - - - - - - - - - -
10月24日(水)監視テント大阪
いよいよ、瓦礫焼却阻止、橋下市長更迭のための、監視テント大阪も、二週間
経過しようとしています。日本第二の大都市の大阪府、その市庁舎南面に建てた
テント、初発4張から、今、14張となりました。東北大震災、福島原発第一事
故に罹災した瓦礫の焼却処理を、この大経済圏で決行することは、大なり小なり、
ヒバクのおそれのないところが、日本列島から消滅することになるという危機意
識と不安の増大を、橋下が消し去ろうとしている。結局、放射能安全神話の復興
です。
そうした力の政治に冒された在特会が、テントの掃除を買って出るという告知
が、在特会「カレンダー」に出、監視テントは緊急支援をツイッターその他で訴
えました。当日、予告一時間前に、100人ほど、結局、130人を超える支援者が集
合し、在特会は、ビデオ撮影屋ひとり潜入させることしかできず、4時には、会
らしい行動は、無いに等しいことで、お集まりいただいた方々も拍子抜けする惨
めな「掃除」作業の体たらく。
夜、ワゴンで乗り付け、本番は28日だからなと悔し紛れの捨て台詞を吐いて立
ち去りました。本質的な時代の危機を、チンピラの喧嘩沙汰に、解消しようとす
るこの情けない連中との闘いに消耗しているわけにはいきません。
今後、テント日誌にて、実況ご報告致しますので、川崎さんの救援ともども、
ご支援のほど、よろしくお願いします。(Q記)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1628】
2012年10月26日(金) 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.(連載<下>)結局こうなるしかない 原発推進の血塗られた末路
- インド電力不足は発電所不足ではない
- 日本は大型火力の技術で支援を(山崎久隆)
★2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇11月18日(日)13時から、11・18野田総理地元デモ
新京成線薬園台駅前広場(新京成線)
★3.本の紹介
【福島原発事故と女たち -出会いをつなぐ】
近藤和子・大橋由香子 編 /大越京子 イラスト /定価:1,600円+税
★4.新聞・雑誌から
◇福島原発事故がテーマの写真集を発行した 三留理男さん
(10月17日 東京新聞より)
◇脱原発へ 農業用水で水力発電
原発1基分=100万キロワットの発電が可能(10月19日 毎日新聞より)
◇福島の農家女性「原発は 食や絆 壊す」
イタリア・スローフードの祭典で訴え(10月25日 朝日新聞より)
◇水門の大半が被災の恐れ
補強、耐震診断行われず 検査院調査(10月18日 毎日新聞より)
━━━━━━━
◇来週30日(火)18:30開場 19:00開会 於・スペースたんぽぽ
『原発と地球温暖化問題の癒着-その歴史-CO2と原発』
講師 江澤誠さん(環境アナリスト・博士(環境学)
事前予約不要、直接会場(たんぽぽ舎のビル4階)へお越しください。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.(連載<下>)結局こうなるしかない 原発推進の血塗られた末路
│ - インド電力不足は発電所不足ではない
│ - 日本は大型火力の技術で支援を
└────(山崎久隆 たんぽぽ舎)
インド電力不足は発電所不足ではない
インドの電力インフラは、国土の広さと相まって極めて厳しい条件下にある。
いくら原発を、つまり大型発電所を国内に建設しようとも、電力不足すなわ
ち人口の4割に電気が届かない現状を変えることはできない。問題は発電能力
にあるのではなく、電気を届ける能力にあるからだ。
送電網のロスは日本の数倍から10倍に達し、発電した電気の3割は送電系統
内でロスしていると言われている。
これを解消するために高効率の送電網を全土に巡らすなど、およそ非現実的
だ。日本においても津々浦々に電気を送れるようになるには100年かかってい
る。この狭い国土ですら。
インドで津々浦々に電力を届ける最も効果的な方法は、小規模分散型電源の
大量導入でしかない。主流は風力、太陽熱(光)、バイオマス、小規模水力で
ある。さしあたっては小形のバイオマス火力システムを燃料電池と組み合わせ
るなどして、村々を電化することだ。長距離大電力送電などいくら作っても維
持管理にコストが掛かるだけ無駄なこと。何兆円も投資しても効果は上がらな
いばかりか、電気料金がとてつもなく高騰し住民が使えないものになる。
ただし、大都市や工業地帯に対しては大電力を送るシステムが必要であろう。
日本は大型火力の技術で支援を
日本が国規模で支援できることは、都市近郊に作る大型火力の技術である。
コ・ジェネレーションシステムで、大電力を送るもっとも効率的な方法は、石
炭火力とガス発電。これらはインドにもたくさんあるが、いずれも30%台の効
率で動いている。これを60%台に引き上げる技術を支援すれば、同じ燃料費で
二倍の発電が可能となる。もちろん最新鋭火力は環境負荷も小さい。窒素酸化
物や硫黄酸化物、煤煙などもほとんど出ない。今後30年以上もインドの電力供
給に資することが可能な技術だ。原発など効率はたった33%、後は全て廃熱と
なって近海を暖め、サイクロンを巨大化させるだけ。放射性廃棄物問題は日本
はもとより米国もフランスも解決できない。そんな技術に未来があるはずもな
い。(完)
┏┓
┗■2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆大集合お願い! 第4弾 11・18野田総理地元デモ
≪あなたたちはもう終わった!野田さん&原発≫
下記日程で集会とデモを行います。前回は野田総理の地元事務所前と
自宅前は、大変な盛り上がりとなりました。
今回はそれを更に上回るように大集合をお願いします。
11月18日(日)13:00開催【雨でもやるよ!】
新京成線薬園台駅前広場(改札出て右側徒歩1分)
(新京成線新津田沼駅より松戸方面2駅目・京成津田沼駅より3駅目)
リレートーク 13時~14時、 デモ 14時~15時
デモコース:薬園台駅前広場→野田総理地元事務所前→野田総理自宅前
→北習志野駅前→北習志野第5号公園(ミニ集会後解散)
全長約2km(所要時間:1時間以内)
主催 「原発さよなら千葉」 連絡先 携帯 090-2553-2587
協賛 「大飯原発再稼働5人組落選運動」
┏┓
┗■3.本の紹介
└────
★本日(10月26日)発売!
[[[ 福島原発事故と女たち -出会いをつなぐ ]]]
近藤和子・大橋由香子 編 / 大越京子 イラスト
定価:1,600円+税 ISBN 978-4-8166-1205-3
注文は「梨の木舎」まで FAX 03-3291-8090
(梨の木舎 東京都千代田区神田神保町1-42 TEL 03-3291-8229)
◎14人の女たちがつたえる福島原発事故 ---恐怖と絶望と無力感、
そのなかで女たちは・・・
●福島の地で暮らしている人、福島を離れた人、行き来している人、
福島に思いを寄せている人たち、が体験を語る。
【目次】
1章 2011年3月11日 福島から
2章 出会いをつなげる
【付属資料】
・わすれられないコトバ(1)~(7)
・資料1:福島原発事故被害者の権利宣言
・資料2:「原発いらない福島の女たち」のリレーハンスト宣言
・資料3:「福島原発告訴団」告訴声明
2012年6月 被告訴・被告発人目録
・イラスト 主な放射性物質と放射線一覧
┏┓
┗■4.新聞・雑誌から
└────
◆福島原発事故がテーマの写真集を発行した 三留理男さん
(10月17日 東京新聞より)
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故をテーマにした写真集
「3・11FUKUSHIMA 放射能汚染の555日」(游学社発行)が発刊され
た。一年半にわたった撮影を振り返り「自分の目で確かめることが僕の原点」
と語る。(中略)
「父母の故郷でもある福島をひどい状況に追い込んだ原発事故が、私を国内
に引き戻してくれた」と話す。
大震災が起きた約半月後の2011年3月下旬から撮影を開始。福島県飯舘村で
肉牛の処分を強いられ、苦悩する農家などを丹念に追い続けたほか、原発施設
の惨状を空撮、官邸前での国民の抗議行動など精力的に取材した。
11月15日に東京・阿佐ヶ谷市民講座で「怒りの大地・フクシマを撮る」と題
し講演する予定。「フクシマをあらためて考えてもらえれば」と呼び掛ける。
東京都渋谷区在住。七十三歳。
---[阿佐ヶ谷の市民講座について]
ホームページ http://ameblo.jp/asagaya-kouza
日時 11月15日(木) 午後6時半
会場 劇団展望(東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-3-32)
主催 阿佐ヶ谷市民講座実行委員会
参加費 1000円(学生500円)
連絡先 東京都杉並区今川4-23-15-205 直通Tel 090-8080-6860
メール asagayashiminkouza@yahoo.co.jp --------------
◆脱原発へ 農業用水で水力発電
原発1基分=100万キロワットの発電が可能(10月19日 毎日新聞より)
脱原発を決議した全国農業協同組合中央会(JA全中)の万歳(ばんざい)章会長
は18日、毎日新聞のインタビューに答え、太陽光発電や小水力発電など再生可
能エネルギーの事業化に取り組む考えを明らかにした。JA全中などによると、
全国の農村部にある農業用水路の総延長は40万キロあり、原発1基分に当たる
100万キロワットの発電が可能という。万歳会長は、政府の再生可能エネル
ギー固定買い取り制度を活用し、電力会社に売電する考えを示した。
農業用水を利用した小水力発電は、年間を通して安定した発電が可能で、JA
グループでは広島県など中国地方を中心に38施設が稼働している実績がある。
万歳会長は小水力発電について「まだまだ拡大できると思っている。原発の
ように後始末ができないエネルギーよりも、代替エネルギーの方向にいくべき
だ」と述べ、脱原発への取り組みを強調。(後略)
◆福島の農家女性「原発は 食や絆 壊す」
イタリア・スローフードの祭典で訴え(10月25日 朝日新聞より)
スローフードの祭典「サローネ・デル・グスト」が24日、スローフード運動
発祥の国イタリアで始まった。(中略)「正しくおいしくきれいな食べ物が世
界を変える」を合言葉に隔年で開かれ、今回で9回目。福島市で自然農法を営
む須藤陽子さん(32)がスピーチした。(中略)
須藤さんは、放射能の影響をめぐって意見が分かれ、親子が離れて暮らす家
庭が多いことを紹介。「原発は、スローフード運動が目指す理念を根底から崩
壊させます。尊い土、命、食、人の絆までも破壊する原発に歯止めをかけてほ
しい」と訴えた。放射能と闘う生産者の取り組みも紹介し、「大変な経験をし
たからこそ、自然循環型で持続可能な社会を作り上げ、福島から発信し続けま
す」と誓った。
◆水門の大半が被災の恐れ
補強、耐震診断行われず 検査院調査(10月18日 毎日新聞より)
全国の河川や海岸に設置された津波を防ぐ水門のうち、耐震診断が行われて
いないなど災害時に機能しない恐れがある水門が河川で86%、海岸で73%にの
ぼることが会計検査院の調査で分かった。また手動で扉を閉めた消防団員らが
津波から逃げ切れない水門などが全国で494カ所あることも判明。東日本大
震災の教訓が生かされていない状況で、検査院は17日、早急な対策を求めて国
会に検査結果を報告した(中略)
河川では299カ所のうち259カ所、海岸では1013カ所のうち743
カ所で、耐震診断がされていないか、補強が必要と診断された後も工事が行わ
れていなかった。(後略)
2012年10月26日(金) 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.(連載<下>)結局こうなるしかない 原発推進の血塗られた末路
- インド電力不足は発電所不足ではない
- 日本は大型火力の技術で支援を(山崎久隆)
★2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇11月18日(日)13時から、11・18野田総理地元デモ
新京成線薬園台駅前広場(新京成線)
★3.本の紹介
【福島原発事故と女たち -出会いをつなぐ】
近藤和子・大橋由香子 編 /大越京子 イラスト /定価:1,600円+税
★4.新聞・雑誌から
◇福島原発事故がテーマの写真集を発行した 三留理男さん
(10月17日 東京新聞より)
◇脱原発へ 農業用水で水力発電
原発1基分=100万キロワットの発電が可能(10月19日 毎日新聞より)
◇福島の農家女性「原発は 食や絆 壊す」
イタリア・スローフードの祭典で訴え(10月25日 朝日新聞より)
◇水門の大半が被災の恐れ
補強、耐震診断行われず 検査院調査(10月18日 毎日新聞より)
━━━━━━━
◇来週30日(火)18:30開場 19:00開会 於・スペースたんぽぽ
『原発と地球温暖化問題の癒着-その歴史-CO2と原発』
講師 江澤誠さん(環境アナリスト・博士(環境学)
事前予約不要、直接会場(たんぽぽ舎のビル4階)へお越しください。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.(連載<下>)結局こうなるしかない 原発推進の血塗られた末路
│ - インド電力不足は発電所不足ではない
│ - 日本は大型火力の技術で支援を
└────(山崎久隆 たんぽぽ舎)
インド電力不足は発電所不足ではない
インドの電力インフラは、国土の広さと相まって極めて厳しい条件下にある。
いくら原発を、つまり大型発電所を国内に建設しようとも、電力不足すなわ
ち人口の4割に電気が届かない現状を変えることはできない。問題は発電能力
にあるのではなく、電気を届ける能力にあるからだ。
送電網のロスは日本の数倍から10倍に達し、発電した電気の3割は送電系統
内でロスしていると言われている。
これを解消するために高効率の送電網を全土に巡らすなど、およそ非現実的
だ。日本においても津々浦々に電気を送れるようになるには100年かかってい
る。この狭い国土ですら。
インドで津々浦々に電力を届ける最も効果的な方法は、小規模分散型電源の
大量導入でしかない。主流は風力、太陽熱(光)、バイオマス、小規模水力で
ある。さしあたっては小形のバイオマス火力システムを燃料電池と組み合わせ
るなどして、村々を電化することだ。長距離大電力送電などいくら作っても維
持管理にコストが掛かるだけ無駄なこと。何兆円も投資しても効果は上がらな
いばかりか、電気料金がとてつもなく高騰し住民が使えないものになる。
ただし、大都市や工業地帯に対しては大電力を送るシステムが必要であろう。
日本は大型火力の技術で支援を
日本が国規模で支援できることは、都市近郊に作る大型火力の技術である。
コ・ジェネレーションシステムで、大電力を送るもっとも効率的な方法は、石
炭火力とガス発電。これらはインドにもたくさんあるが、いずれも30%台の効
率で動いている。これを60%台に引き上げる技術を支援すれば、同じ燃料費で
二倍の発電が可能となる。もちろん最新鋭火力は環境負荷も小さい。窒素酸化
物や硫黄酸化物、煤煙などもほとんど出ない。今後30年以上もインドの電力供
給に資することが可能な技術だ。原発など効率はたった33%、後は全て廃熱と
なって近海を暖め、サイクロンを巨大化させるだけ。放射性廃棄物問題は日本
はもとより米国もフランスも解決できない。そんな技術に未来があるはずもな
い。(完)
┏┓
┗■2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆大集合お願い! 第4弾 11・18野田総理地元デモ
≪あなたたちはもう終わった!野田さん&原発≫
下記日程で集会とデモを行います。前回は野田総理の地元事務所前と
自宅前は、大変な盛り上がりとなりました。
今回はそれを更に上回るように大集合をお願いします。
11月18日(日)13:00開催【雨でもやるよ!】
新京成線薬園台駅前広場(改札出て右側徒歩1分)
(新京成線新津田沼駅より松戸方面2駅目・京成津田沼駅より3駅目)
リレートーク 13時~14時、 デモ 14時~15時
デモコース:薬園台駅前広場→野田総理地元事務所前→野田総理自宅前
→北習志野駅前→北習志野第5号公園(ミニ集会後解散)
全長約2km(所要時間:1時間以内)
主催 「原発さよなら千葉」 連絡先 携帯 090-2553-2587
協賛 「大飯原発再稼働5人組落選運動」
┏┓
┗■3.本の紹介
└────
★本日(10月26日)発売!
[[[ 福島原発事故と女たち -出会いをつなぐ ]]]
近藤和子・大橋由香子 編 / 大越京子 イラスト
定価:1,600円+税 ISBN 978-4-8166-1205-3
注文は「梨の木舎」まで FAX 03-3291-8090
(梨の木舎 東京都千代田区神田神保町1-42 TEL 03-3291-8229)
◎14人の女たちがつたえる福島原発事故 ---恐怖と絶望と無力感、
そのなかで女たちは・・・
●福島の地で暮らしている人、福島を離れた人、行き来している人、
福島に思いを寄せている人たち、が体験を語る。
【目次】
1章 2011年3月11日 福島から
2章 出会いをつなげる
【付属資料】
・わすれられないコトバ(1)~(7)
・資料1:福島原発事故被害者の権利宣言
・資料2:「原発いらない福島の女たち」のリレーハンスト宣言
・資料3:「福島原発告訴団」告訴声明
2012年6月 被告訴・被告発人目録
・イラスト 主な放射性物質と放射線一覧
┏┓
┗■4.新聞・雑誌から
└────
◆福島原発事故がテーマの写真集を発行した 三留理男さん
(10月17日 東京新聞より)
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故をテーマにした写真集
「3・11FUKUSHIMA 放射能汚染の555日」(游学社発行)が発刊され
た。一年半にわたった撮影を振り返り「自分の目で確かめることが僕の原点」
と語る。(中略)
「父母の故郷でもある福島をひどい状況に追い込んだ原発事故が、私を国内
に引き戻してくれた」と話す。
大震災が起きた約半月後の2011年3月下旬から撮影を開始。福島県飯舘村で
肉牛の処分を強いられ、苦悩する農家などを丹念に追い続けたほか、原発施設
の惨状を空撮、官邸前での国民の抗議行動など精力的に取材した。
11月15日に東京・阿佐ヶ谷市民講座で「怒りの大地・フクシマを撮る」と題
し講演する予定。「フクシマをあらためて考えてもらえれば」と呼び掛ける。
東京都渋谷区在住。七十三歳。
---[阿佐ヶ谷の市民講座について]
ホームページ http://ameblo.jp/asagaya-kouza
日時 11月15日(木) 午後6時半
会場 劇団展望(東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-3-32)
主催 阿佐ヶ谷市民講座実行委員会
参加費 1000円(学生500円)
連絡先 東京都杉並区今川4-23-15-205 直通Tel 090-8080-6860
メール asagayashiminkouza@yahoo.co.jp --------------
◆脱原発へ 農業用水で水力発電
原発1基分=100万キロワットの発電が可能(10月19日 毎日新聞より)
脱原発を決議した全国農業協同組合中央会(JA全中)の万歳(ばんざい)章会長
は18日、毎日新聞のインタビューに答え、太陽光発電や小水力発電など再生可
能エネルギーの事業化に取り組む考えを明らかにした。JA全中などによると、
全国の農村部にある農業用水路の総延長は40万キロあり、原発1基分に当たる
100万キロワットの発電が可能という。万歳会長は、政府の再生可能エネル
ギー固定買い取り制度を活用し、電力会社に売電する考えを示した。
農業用水を利用した小水力発電は、年間を通して安定した発電が可能で、JA
グループでは広島県など中国地方を中心に38施設が稼働している実績がある。
万歳会長は小水力発電について「まだまだ拡大できると思っている。原発の
ように後始末ができないエネルギーよりも、代替エネルギーの方向にいくべき
だ」と述べ、脱原発への取り組みを強調。(後略)
◆福島の農家女性「原発は 食や絆 壊す」
イタリア・スローフードの祭典で訴え(10月25日 朝日新聞より)
スローフードの祭典「サローネ・デル・グスト」が24日、スローフード運動
発祥の国イタリアで始まった。(中略)「正しくおいしくきれいな食べ物が世
界を変える」を合言葉に隔年で開かれ、今回で9回目。福島市で自然農法を営
む須藤陽子さん(32)がスピーチした。(中略)
須藤さんは、放射能の影響をめぐって意見が分かれ、親子が離れて暮らす家
庭が多いことを紹介。「原発は、スローフード運動が目指す理念を根底から崩
壊させます。尊い土、命、食、人の絆までも破壊する原発に歯止めをかけてほ
しい」と訴えた。放射能と闘う生産者の取り組みも紹介し、「大変な経験をし
たからこそ、自然循環型で持続可能な社会を作り上げ、福島から発信し続けま
す」と誓った。
◆水門の大半が被災の恐れ
補強、耐震診断行われず 検査院調査(10月18日 毎日新聞より)
全国の河川や海岸に設置された津波を防ぐ水門のうち、耐震診断が行われて
いないなど災害時に機能しない恐れがある水門が河川で86%、海岸で73%にの
ぼることが会計検査院の調査で分かった。また手動で扉を閉めた消防団員らが
津波から逃げ切れない水門などが全国で494カ所あることも判明。東日本大
震災の教訓が生かされていない状況で、検査院は17日、早急な対策を求めて国
会に検査結果を報告した(中略)
河川では299カ所のうち259カ所、海岸では1013カ所のうち743
カ所で、耐震診断がされていないか、補強が必要と診断された後も工事が行わ
れていなかった。(後略)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1627】
2012年10月26日(金) 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.『危険手当ゼロ』 フクシマ原発作業員の「ピンハネ給料明細」
元請けが手当て分を支払わない、黙認を続ける東電の責任は重い
(FRIDAY 2012.11.9号)
★2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇10月31日(水)19時から、場所・銀座(Jパワー本社前)
~大間原発、大間違い! 10.31Jパワー前アクション~
<呼びかけ:東電前アクション!>
★3.新聞・雑誌から
◇映画『希望の国』 原発施策へモノ申す、再び原発事故が起きたならば
(10月12日 毎日新聞より)
◇噴煙高さ23キロ、成層圏まで 富士山の「宝永噴火」(10/18朝日新聞)
★4.<テント日誌 10/24(水) -経産前省テントひろば410日目>
若松監督の通夜と告別式に出掛けた 超個人的感慨と評論 という日誌
(M/O)
━━━━━━━
◇あす27日(土)18時から、於・スペースたんぽぽ、資料代500円
討論会『総力でつながろう!! 再稼動阻止!大飯を止めよう!』
(3人の方から問題提起をいただいて、再稼働問題について討議します)
詳細 http://tppsa.sakura.ne.jp/wp/?p=1829
━━━━━━━
┏┓
┗■1.『危険手当ゼロ』 フクシマ原発作業員の「ピンハネ給料明細」
│ 元請けが手当て分を支払わない、黙認を続ける東電の責任は重い
└────(FRIDAY 2012.11.9号)
いまだに事故収束への筋道が見えない、福島第一原発。現場で働く作業員た
ちは、賃金の面でも過酷な状況を強いられている。
東京電力の三次下請け企業で働いている40代の作業員A氏は、現在、福島
第一原発で汚染された瓦礫の撤去などをしている。大量被曝する可能性もある
危険な仕事だ。そのA氏が怒りをぶちまける。
「本当に許せません。私は日当1万3000円で働いていますが、他の企業
の仲間から話を聞くと、元請けは作業員一人あたり一日5万円を一次下請けに
払っているというのです。つまり一次、二次、三次と仕事が流れるうちに、
3万円以上もピンハネされていたんですよ。多少の手数料は必要でしょうが、
7割も給料が引かれるなんて納得できない。今年9月社長に『ちゃんと給料を
払ってください』と言うと、こう言って脅されました。『ピンハネなんてどこ
でもやっている。イヤなら辞めろ。その代わり作業員が一人欠ける損害賠償と
して、100万円払ってもらうからな!』と。こう言われては、労働者は我慢す
るしかありません」(中略)
C氏がピンハネや意見手当の額について大和エンジニアリングサービスの中
嶋徳彦社長に説明を求めると、「業者間の暗黙の了解事項だから話せない」と
答えたという。C氏はこうした状況を不服とし、今年7月に危険手当の支給と
派遣労働環境の改善を求めて労働基準監督署に訴えている。本誌も中嶋社長に
取材を申し込んだが、「現在係争中のことなので一切答えられません」の一点
張りだった。「東電はこれまで手当や賃金の支給については各きぎょの判断に
任せるという態度をとってきましたが、中間搾取のトラブルは多発しています。
今年3月にいわき市議会でこの問題を指摘すると、東電の担当者はこう答えま
した。『危険手当は、これからも必要な経費としていく。それがしっかりと作
業員にわたるように各企業にお願いし、引き続き努力していきたい』と。東電
はこう明言した以上、現場任せにせず、規定の給料や手当の支給を徹底させる
べきです」(渡辺氏)
ピンハネの常態化を黙認してきた、東電の責任は重い。あらためて東電に
問題点を指摘した。(中略)
原発事故から1年半以上が経つのに、東電は作業員の賃金の実態を把握して
いないのだ。冒頭で初回した作業員A氏は、怒気(どき)を含んでこう話す。
「作業員の中には制限被曝量に達し仕事がなくなるのを恐れ、線量計を付けず
に作業している人も大勢います。それなのに雇用する企業は、作業員を安く働
かせることしか考えていない。東電も元請けや下請けと“なあなあの関係”で、
本気で両道環境を改善するとはとても思えません」
作業員の頑張りなしに、フクシマの復興はあり得ない。東電は、こうした
作業員の言葉をどう受け止めるのだろうか。
┏┓
┗■2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆~大間原発、大間違い !10.31Jパワー前アクション~
原発の電気を首都圏に供給!? 活断層の上に全MOX原発!?
<呼びかけ:東電前アクション!>
BLOG: http://toudenmaeaction.blogspot.com/
MAIL: toudenmae.action@gmail.com
日時 2012年10月31日(水)19時~20時頃
場所 銀座・Jパワー(電源開発株式会社)本社前
東銀座駅 徒歩3分(東京メトロ日比谷線、都営浅草線 4番出口)
有楽町駅 徒歩15分(JR山手線、京浜東北線)
地図⇒ http://tinyurl.com/96wtupz
☆東電の代わりに原発の電気を首都圏に!?もう原発の電気はいらないっ!!
★活断層の上に全MOX原発建設なんて悪魔の所業!!!!
10.31アクション詳細↓↓↓
http://toudenmaeaction.blogspot.jp/2012/10/1031.html
┏┓
┗■3.新聞・雑誌から
└────
◆映画『希望の国』 原発施策へモノ申す、再び原発事故が起きたならば
(10月12日 毎日新聞より)
酪農を営む小野一家は、大地震による原発事故で家の前まで避難区域に指定
される。父泰彦(夏八木勲)は、息子洋一(村上淳)とその妻いずみ(神楽坂
恵)を避難させ、自らは認知症の妻智恵子(大谷直子)と家にとどまる決心を
する。
前作「ヒミズ」で東日本大震災を背景においた園子温監督の新作。原発事故
の被害にさらされた家族を描く。現在の原発施策への不満や批判にもなってい
る。「フクシマ」に続き、再び原発事故が起きたという設定がインパクトを持
つ。小野家の4人らの生と事故への対応から日本の現状を映し出し、自身の問
題としてとらえることを迫る。実際の事件を取り込むのは園監督の荒業の一つ
だが、現在進行形の問題にモノ申した。
同時に、園作品に一貫する家族の問題も色濃く反映する。夫婦の愛情は泰彦
と智恵子の盆踊りのシーンなどで再三描かれる。父子の絆も濃密だが、園監督
の分身とも見える洋一の父への愛情にはやや過剰感も。
ラストの泰彦の行動はカタルシスを観客に与えはするが、意見が分かれるだ
ろう。映画監督の震災への向き合い方はそれぞれだが、ストレートでメッセー
ジ性の強い作品になっている。新宿ピカデリーほかで20日から。(後略)
◆噴煙高さ23キロ、成層圏まで 富士山の「宝永噴火」
(10月18日 朝日新聞より)
富士山が最後に噴火した江戸時代の「宝永噴火」(1707年)は噴煙の高さが
最高で23キロに達していたとの試算を、神奈川県温泉地学研究所(小田原市)
がまとめた。従来考えられていたより高く、大きなエネルギーの噴火だった可
能性が高いとみている。
同規模の噴火がまた起きれば、首都圏などで都市機能が長期間マヒする可能
性もあり、専門家は対策の強化を訴えている。(中略)
噴煙が成層圏(10~50キロ)まで上がれば、火山灰は偏西風で遠くまで運ば
れる。気象庁によると、最近の国内の噴火で観測した噴煙高は、2000年の桜島
で5キロ、同年の三宅島で8キロ、昨年の霧島連山・新燃岳は3キロと、成層
圏には届いていなかった。宝永噴火の場合、150キロ以上離れた茨城県の太平
洋沿岸まで火山灰が届いたことが分かっている。
アイスランドの火山で10年3月に起きた噴火では、10キロ以上の高さまで噴
煙が届き、欧州29カ国の空港が発着停止となって世界中の欧州便が影響を受け
た。(後略)
┏┓
┗■4.<テント日誌 10/24(水) -経産前省テントひろば410日目>
│ 若松監督の通夜と告別式に出掛けた
│ 超個人的感慨と評論 という日誌
└────(M/O)
「いつの間に咲いて散ったか彼岸花」。
なんて下手な一句をひねっているうちにぶると寒さを感じてしまう時候になっ
ている。テントも一段と寒くなった。秋の長雨に降り込められての不寝番はも
う冬だと思うほどだ。
泊りだったが,若松孝二監督の通夜があって出掛けた。少し縁もあってその
逝去を悼みでかけた。『実録連合赤軍』以来、特にこれはと思う作品を出しこ
れからの作品の構想も次々と練っていたと伝えられさぞ無念だったのではと思
う。過去の作品によって巨匠として遇されている監督や作家ではなく、この歳
で大輪の花を咲かせているのは驚きだった。また、若松監督でなければ撮れな
い映画もあるわけで、本当に惜しい気がする。
これからの作品として「原発事故」のことが構想されていることも聞いてお
り、秘かに期待していたから残念である。どんな原発の映画を撮るのか想像す
るだけでわくわくするのに悔しい。
遺影はほほ笑みを浮かべた如何にも若松監督らしいもので、なかなかいいも
のだった。これは昨年5月伊豆大島で撮ったものと伝えられる。そう言えば彼
は中上健次の『千年の愉楽』を撮っている《来年3月公開予定》。その中上の
葬儀では都はるみの『涙の連絡船』がバックの歌だった。中上が好んで歌った
はるみ演歌だが、中上の歌で流れていた。二人とも伊豆大島には縁があったの
か(?)来年公開のこの作品は楽しみである。
若松監督と近いところで話したのは『実録連合赤軍』の試写会とその後の打
ち上げパーティだったように思う。この連合赤軍事件は今年も40周年を迎え
たが未だに謎めいたところが残る。事実の経緯は分かってきているが、心的《
精神的》領域でのことは謎がある。それは一向に明らかにはならない。その辺
のことはその会の席でも述べた。
親鸞は「殺したくても一人も殺せないのに、殺したくなくても千人でも殺し
てしまうことがある」と述べている。何故だろうか。殺人は個々の意志的行為
に違いないのだが、その個人の意志に機縁が関与しているからだ。この機縁は
意志を超えたものと見られるが、人間の行為は意志と結び付いているなら、機
縁も意志であり、この機縁は個々の意志に加わり、個々に意志を構成している
共同意志(歴史的意志)である。それが個人の意志を左右するのだ。
それならばこの共同意志はどのように個人にやってきて意志となるのか。あ
るいは個人はそれをどのように自己の意志にするのか。個人の意志を超えた意
志として個人にやってきて個人の意志になるのはどのようにしてか。無意識と
いうような概念は分かりやすいが、それでは明瞭ではない。
多分、無意識も含めて連合赤軍事件は共同意志が諸個人の意志を支配した。
個人はそれに掴まえられ操られたのであって、事件の中にあった諸個人は意志
したというより意志させられたというべきではないのか。
この機縁、あるいは機縁の構造はどのようにして個人の意志になり《個人を
つかまえ》、意志させたのか。この構造は事件を振り返る時、反省的に対象的
になる時ですら解明しにくいものだ。若松監督の『実録連合赤軍』がそれをど
こまで明らかにしているか、それはいろいろと評価の分かれるところだろう。
だが、彼が連合赤軍の解釈ではなく、事実として描こうとしたのはこの辺が
よく分かっていたためである、と思える。これは『キャタピラ』についても言
えることだと思う。この機縁の構造が個人の意志に成ることには、個人がつか
まえられると語ったことだが、向こうから個人にやってくる、あるいはそれが
個人をつかまえることである。
それならば個人の意志が共同意志になるために、共同意志(つまりは機縁の
構造)をつかまえることは可能か。それはどのようにあるのか。歴史の流れを
つかむということでもいいがそれはどのように可能か。
政治的運動は個人の意志の集合という側面から共同意志を形成しようという
こと確かだ。例えば脱原発という個人の意志を集め、それを共同意志《国民的
意志》にし、それによって脱原発を実現しようとする。この側面は歴史がそこ
に参与する個人の集合であることで確かなことだ。
しかし、それは半分の事実であってそれだけでは共同意志の形成にならない
のではないか。共同意志には機縁の構造が流れており、それをつかまえなけれ
ば個人の意志は共同意志になりえない。このことを私たちは理論的にはともか
く。経験的にはわかっている。
テントひろばや官邸前行動の持続のなかでもこのことは考え考えしているこ
とだ。それは「やってみること」のなかからのみ視えてくるのかということも
含めてである。過去の事件だってこの構造はつかまえがたいのに実践的にとい
うか、前に進んでいる場合には共同意志のありかは見えにくい。
政治的ビジョンや構想は共同意志の媒介物、表現物であるが、それは「言っ
てみるだけ、立ててみるだけ」ということを免れ得ないのではないか(?)
また。そこに政治行為における行動の重要性もでてくる。
通夜からテントに戻り、朝は告別式出掛けまたテントに戻るという一日だっ
た。テントの日誌としてはちょうとそれてしまった。が、こんなことをテント
の中で話し込んでもいた。(M/O)
2012年10月26日(金) 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.『危険手当ゼロ』 フクシマ原発作業員の「ピンハネ給料明細」
元請けが手当て分を支払わない、黙認を続ける東電の責任は重い
(FRIDAY 2012.11.9号)
★2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇10月31日(水)19時から、場所・銀座(Jパワー本社前)
~大間原発、大間違い! 10.31Jパワー前アクション~
<呼びかけ:東電前アクション!>
★3.新聞・雑誌から
◇映画『希望の国』 原発施策へモノ申す、再び原発事故が起きたならば
(10月12日 毎日新聞より)
◇噴煙高さ23キロ、成層圏まで 富士山の「宝永噴火」(10/18朝日新聞)
★4.<テント日誌 10/24(水) -経産前省テントひろば410日目>
若松監督の通夜と告別式に出掛けた 超個人的感慨と評論 という日誌
(M/O)
━━━━━━━
◇あす27日(土)18時から、於・スペースたんぽぽ、資料代500円
討論会『総力でつながろう!! 再稼動阻止!大飯を止めよう!』
(3人の方から問題提起をいただいて、再稼働問題について討議します)
詳細 http://tppsa.sakura.ne.jp/wp/?p=1829
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┗■1.『危険手当ゼロ』 フクシマ原発作業員の「ピンハネ給料明細」
│ 元請けが手当て分を支払わない、黙認を続ける東電の責任は重い
└────(FRIDAY 2012.11.9号)
いまだに事故収束への筋道が見えない、福島第一原発。現場で働く作業員た
ちは、賃金の面でも過酷な状況を強いられている。
東京電力の三次下請け企業で働いている40代の作業員A氏は、現在、福島
第一原発で汚染された瓦礫の撤去などをしている。大量被曝する可能性もある
危険な仕事だ。そのA氏が怒りをぶちまける。
「本当に許せません。私は日当1万3000円で働いていますが、他の企業
の仲間から話を聞くと、元請けは作業員一人あたり一日5万円を一次下請けに
払っているというのです。つまり一次、二次、三次と仕事が流れるうちに、
3万円以上もピンハネされていたんですよ。多少の手数料は必要でしょうが、
7割も給料が引かれるなんて納得できない。今年9月社長に『ちゃんと給料を
払ってください』と言うと、こう言って脅されました。『ピンハネなんてどこ
でもやっている。イヤなら辞めろ。その代わり作業員が一人欠ける損害賠償と
して、100万円払ってもらうからな!』と。こう言われては、労働者は我慢す
るしかありません」(中略)
C氏がピンハネや意見手当の額について大和エンジニアリングサービスの中
嶋徳彦社長に説明を求めると、「業者間の暗黙の了解事項だから話せない」と
答えたという。C氏はこうした状況を不服とし、今年7月に危険手当の支給と
派遣労働環境の改善を求めて労働基準監督署に訴えている。本誌も中嶋社長に
取材を申し込んだが、「現在係争中のことなので一切答えられません」の一点
張りだった。「東電はこれまで手当や賃金の支給については各きぎょの判断に
任せるという態度をとってきましたが、中間搾取のトラブルは多発しています。
今年3月にいわき市議会でこの問題を指摘すると、東電の担当者はこう答えま
した。『危険手当は、これからも必要な経費としていく。それがしっかりと作
業員にわたるように各企業にお願いし、引き続き努力していきたい』と。東電
はこう明言した以上、現場任せにせず、規定の給料や手当の支給を徹底させる
べきです」(渡辺氏)
ピンハネの常態化を黙認してきた、東電の責任は重い。あらためて東電に
問題点を指摘した。(中略)
原発事故から1年半以上が経つのに、東電は作業員の賃金の実態を把握して
いないのだ。冒頭で初回した作業員A氏は、怒気(どき)を含んでこう話す。
「作業員の中には制限被曝量に達し仕事がなくなるのを恐れ、線量計を付けず
に作業している人も大勢います。それなのに雇用する企業は、作業員を安く働
かせることしか考えていない。東電も元請けや下請けと“なあなあの関係”で、
本気で両道環境を改善するとはとても思えません」
作業員の頑張りなしに、フクシマの復興はあり得ない。東電は、こうした
作業員の言葉をどう受け止めるのだろうか。
┏┓
┗■2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆~大間原発、大間違い !10.31Jパワー前アクション~
原発の電気を首都圏に供給!? 活断層の上に全MOX原発!?
<呼びかけ:東電前アクション!>
BLOG: http://toudenmaeaction.blogspot.com/
MAIL: toudenmae.action@gmail.com
日時 2012年10月31日(水)19時~20時頃
場所 銀座・Jパワー(電源開発株式会社)本社前
東銀座駅 徒歩3分(東京メトロ日比谷線、都営浅草線 4番出口)
有楽町駅 徒歩15分(JR山手線、京浜東北線)
地図⇒ http://tinyurl.com/96wtupz
☆東電の代わりに原発の電気を首都圏に!?もう原発の電気はいらないっ!!
★活断層の上に全MOX原発建設なんて悪魔の所業!!!!
10.31アクション詳細↓↓↓
http://toudenmaeaction.blogspot.jp/2012/10/1031.html
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┗■3.新聞・雑誌から
└────
◆映画『希望の国』 原発施策へモノ申す、再び原発事故が起きたならば
(10月12日 毎日新聞より)
酪農を営む小野一家は、大地震による原発事故で家の前まで避難区域に指定
される。父泰彦(夏八木勲)は、息子洋一(村上淳)とその妻いずみ(神楽坂
恵)を避難させ、自らは認知症の妻智恵子(大谷直子)と家にとどまる決心を
する。
前作「ヒミズ」で東日本大震災を背景においた園子温監督の新作。原発事故
の被害にさらされた家族を描く。現在の原発施策への不満や批判にもなってい
る。「フクシマ」に続き、再び原発事故が起きたという設定がインパクトを持
つ。小野家の4人らの生と事故への対応から日本の現状を映し出し、自身の問
題としてとらえることを迫る。実際の事件を取り込むのは園監督の荒業の一つ
だが、現在進行形の問題にモノ申した。
同時に、園作品に一貫する家族の問題も色濃く反映する。夫婦の愛情は泰彦
と智恵子の盆踊りのシーンなどで再三描かれる。父子の絆も濃密だが、園監督
の分身とも見える洋一の父への愛情にはやや過剰感も。
ラストの泰彦の行動はカタルシスを観客に与えはするが、意見が分かれるだ
ろう。映画監督の震災への向き合い方はそれぞれだが、ストレートでメッセー
ジ性の強い作品になっている。新宿ピカデリーほかで20日から。(後略)
◆噴煙高さ23キロ、成層圏まで 富士山の「宝永噴火」
(10月18日 朝日新聞より)
富士山が最後に噴火した江戸時代の「宝永噴火」(1707年)は噴煙の高さが
最高で23キロに達していたとの試算を、神奈川県温泉地学研究所(小田原市)
がまとめた。従来考えられていたより高く、大きなエネルギーの噴火だった可
能性が高いとみている。
同規模の噴火がまた起きれば、首都圏などで都市機能が長期間マヒする可能
性もあり、専門家は対策の強化を訴えている。(中略)
噴煙が成層圏(10~50キロ)まで上がれば、火山灰は偏西風で遠くまで運ば
れる。気象庁によると、最近の国内の噴火で観測した噴煙高は、2000年の桜島
で5キロ、同年の三宅島で8キロ、昨年の霧島連山・新燃岳は3キロと、成層
圏には届いていなかった。宝永噴火の場合、150キロ以上離れた茨城県の太平
洋沿岸まで火山灰が届いたことが分かっている。
アイスランドの火山で10年3月に起きた噴火では、10キロ以上の高さまで噴
煙が届き、欧州29カ国の空港が発着停止となって世界中の欧州便が影響を受け
た。(後略)
┏┓
┗■4.<テント日誌 10/24(水) -経産前省テントひろば410日目>
│ 若松監督の通夜と告別式に出掛けた
│ 超個人的感慨と評論 という日誌
└────(M/O)
「いつの間に咲いて散ったか彼岸花」。
なんて下手な一句をひねっているうちにぶると寒さを感じてしまう時候になっ
ている。テントも一段と寒くなった。秋の長雨に降り込められての不寝番はも
う冬だと思うほどだ。
泊りだったが,若松孝二監督の通夜があって出掛けた。少し縁もあってその
逝去を悼みでかけた。『実録連合赤軍』以来、特にこれはと思う作品を出しこ
れからの作品の構想も次々と練っていたと伝えられさぞ無念だったのではと思
う。過去の作品によって巨匠として遇されている監督や作家ではなく、この歳
で大輪の花を咲かせているのは驚きだった。また、若松監督でなければ撮れな
い映画もあるわけで、本当に惜しい気がする。
これからの作品として「原発事故」のことが構想されていることも聞いてお
り、秘かに期待していたから残念である。どんな原発の映画を撮るのか想像す
るだけでわくわくするのに悔しい。
遺影はほほ笑みを浮かべた如何にも若松監督らしいもので、なかなかいいも
のだった。これは昨年5月伊豆大島で撮ったものと伝えられる。そう言えば彼
は中上健次の『千年の愉楽』を撮っている《来年3月公開予定》。その中上の
葬儀では都はるみの『涙の連絡船』がバックの歌だった。中上が好んで歌った
はるみ演歌だが、中上の歌で流れていた。二人とも伊豆大島には縁があったの
か(?)来年公開のこの作品は楽しみである。
若松監督と近いところで話したのは『実録連合赤軍』の試写会とその後の打
ち上げパーティだったように思う。この連合赤軍事件は今年も40周年を迎え
たが未だに謎めいたところが残る。事実の経緯は分かってきているが、心的《
精神的》領域でのことは謎がある。それは一向に明らかにはならない。その辺
のことはその会の席でも述べた。
親鸞は「殺したくても一人も殺せないのに、殺したくなくても千人でも殺し
てしまうことがある」と述べている。何故だろうか。殺人は個々の意志的行為
に違いないのだが、その個人の意志に機縁が関与しているからだ。この機縁は
意志を超えたものと見られるが、人間の行為は意志と結び付いているなら、機
縁も意志であり、この機縁は個々の意志に加わり、個々に意志を構成している
共同意志(歴史的意志)である。それが個人の意志を左右するのだ。
それならばこの共同意志はどのように個人にやってきて意志となるのか。あ
るいは個人はそれをどのように自己の意志にするのか。個人の意志を超えた意
志として個人にやってきて個人の意志になるのはどのようにしてか。無意識と
いうような概念は分かりやすいが、それでは明瞭ではない。
多分、無意識も含めて連合赤軍事件は共同意志が諸個人の意志を支配した。
個人はそれに掴まえられ操られたのであって、事件の中にあった諸個人は意志
したというより意志させられたというべきではないのか。
この機縁、あるいは機縁の構造はどのようにして個人の意志になり《個人を
つかまえ》、意志させたのか。この構造は事件を振り返る時、反省的に対象的
になる時ですら解明しにくいものだ。若松監督の『実録連合赤軍』がそれをど
こまで明らかにしているか、それはいろいろと評価の分かれるところだろう。
だが、彼が連合赤軍の解釈ではなく、事実として描こうとしたのはこの辺が
よく分かっていたためである、と思える。これは『キャタピラ』についても言
えることだと思う。この機縁の構造が個人の意志に成ることには、個人がつか
まえられると語ったことだが、向こうから個人にやってくる、あるいはそれが
個人をつかまえることである。
それならば個人の意志が共同意志になるために、共同意志(つまりは機縁の
構造)をつかまえることは可能か。それはどのようにあるのか。歴史の流れを
つかむということでもいいがそれはどのように可能か。
政治的運動は個人の意志の集合という側面から共同意志を形成しようという
こと確かだ。例えば脱原発という個人の意志を集め、それを共同意志《国民的
意志》にし、それによって脱原発を実現しようとする。この側面は歴史がそこ
に参与する個人の集合であることで確かなことだ。
しかし、それは半分の事実であってそれだけでは共同意志の形成にならない
のではないか。共同意志には機縁の構造が流れており、それをつかまえなけれ
ば個人の意志は共同意志になりえない。このことを私たちは理論的にはともか
く。経験的にはわかっている。
テントひろばや官邸前行動の持続のなかでもこのことは考え考えしているこ
とだ。それは「やってみること」のなかからのみ視えてくるのかということも
含めてである。過去の事件だってこの構造はつかまえがたいのに実践的にとい
うか、前に進んでいる場合には共同意志のありかは見えにくい。
政治的ビジョンや構想は共同意志の媒介物、表現物であるが、それは「言っ
てみるだけ、立ててみるだけ」ということを免れ得ないのではないか(?)
また。そこに政治行為における行動の重要性もでてくる。
通夜からテントに戻り、朝は告別式出掛けまたテントに戻るという一日だっ
た。テントの日誌としてはちょうとそれてしまった。が、こんなことをテント
の中で話し込んでもいた。(M/O)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1626】
2012年10月25日(木) 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.原子力事故防災は無理だ。廃炉で安心へ
福島級事故がおきたら...全国16原発放射能予測に思う(柳田真)
★2.新聞・雑誌から
◇全国16原発 初の放射能予測
4原発、30キロ外も避難線量 原子力規制委福島級事後を想定
(10月24日 朝日新聞夕刊より)
◇来夏電力、余剰分5% 「原発追加稼働なし」で試算
今夏、節電が原発15基分を実現した。(10月25日 朝日新聞より)
★3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇11月4日、千葉県流山市、「様々なメディアから「真実」を
読み解こう!~元報道ディレクター水島宏明氏が語る現実~」
◇今週末から11月初旬まで、安部芳裕講師による無料講演
『なぜ脱原発・反増税・反TPPが必要か』(自由が丘・中野)
★4.原発事故で、子どもたちがバスで逃げる訓練を見て、むなしい。
一刻も早く原発ゼロへ!(天辰 たんぽぽ舎会員)
━━━━━━━
◆10/27(土) 討論会:総力でつながろう!! 再稼動阻止!大飯を止めよう!
主催 再稼働阻止全国ネットワーク準備会 18時から、スペースたんぽぽ
参加費500円 http://tppsa.sakura.ne.jp/wp/?p=1829
━━━━━━━
┏┓
┗■1.原子力事故防災は無理だ。廃炉で安心へ
│ 福島級事故がおきたら...全国16原発放射能予測に思う
└────(柳田真 たんぽぽ舎)
○国の原子力規制委員会(国会承服いまだなし。不当で原子力ムラ中心の人
事)が24日、福島級の事故が起きたら―の全国16原発の放射能拡散予測を公
表した。初めての公表。30キロ外でも放射能高線量の地域が4つも並ぶ。東
電柏崎刈羽原発事故で新潟県魚沼市40km、中部電力浜岡原発事故で静岡県の
掛川市、関西電力大飯原発事故で32kmの京都市、南丹市他。
○原発で過酷事故が起きた場合の被曝を想定した国は、本来なら原発を作る前
に住民に見せるべきであった。電力会社も国も「絶対安全」と言って見せず
にきた。ソ連チェルノブイリ事故(1986年)が起こったにもかかわらず。公
表していれば、原発反対運動は大きく違っていたはず。
○福島級の事故が次に起きた時どう逃げるか?
たとえば大飯原発は、唯一の橋は倒壊するし、渋滞の幹線道は高線量だし、
柏崎市は冬の雪道は通行止めだし、、、。
もし、近隣する原発が共に事故を起こしたら(たとえば若狭湾は原発銀座と
いわれる程、10数の原発が林立している)放射能はこれよりもっともっと巨
大なものとなり、手の打ちようがない。
○規制委員会は原子力事故の防災対策を30キロ圏自治体は作れと言っている。
再稼働の前提だといって各自治体に迫っている。30キロ圏内の全国135自治
体(480万人の人口)は苦慮している。
○はっきりいって、原子力過酷事故の防災は無理である。巨大な放射能放出と
戦える生物はいない。武器はない。一番の防災は超危険物をやめることだ。
もとから断つことだ。原発を廃炉にすることである。これが唯一、安心の道
である。原発なしでも電気は大丈夫。現在の状況(50原発中。稼働原発2基
のみ。その2基もなしで大丈夫)が証明している。今後の再稼働なんてとん
でもない。原発即時廃止こそ日本を救う道だ。
○日本人の習性か。「予想はできるが考えたくないこと、イヤな事は考えな
い」で来た。多くの人にも是非再考してほしい。原子力ムラ(実は原子力利
権共有帝国)をここまでのさばらせてきた原因の一端は我々のうちにあるこ
とを。
┏┓
┗■2.新聞・雑誌から
└────
◆全国16原発 初の放射能予測
4原発、30キロ外も避難線量 原子力規制委福島級事後を想定
(10月24日 朝日新聞夕刊より)
原子力規制委員会は24日、全国16カ所の原発で東京電力福島第一原発事故の
ような深刻な事故が起きた場合の放射性物質の拡散予測を公表した。関西電力
大飯原発(福井県)など4原発が、規制委が新たに防災の重点区域の目安とし
た原発から半径30キロより広い地域で、避難の基準となる積算被曝線量に達し
た。原発によっては従来の想定を超えた広い範囲を重点区間にした防災計画づ
くりが迫られる。
国が全国の原発で大事故を想定した被害を予測し、公表したのは初めて。目
安の範囲を超えたのは、大飯原発のほか、東電柏崎刈羽原発(新潟県)、福島
第二原発(福島県)、中部電力浜岡原発(静岡県)。
規制委はこれまで重点区域としていた原発から半径8~10キロを、福島の事
故を受けて国際原子力機関(IAEA)の基準に合わせて30キロに拡大。これを受
け、自治体は来年3月までに防災計画を見直す。(後略)
◆来夏電力、余剰分5% 「原発追加稼働なし」で試算
今夏、節電が原発15基分を実現した。(10月25日 朝日新聞より)
政府の電力需給検証委員会は24日、沖縄をのぞく全国の来夏の電力について、
これ以上原発を動かさなくても5.4%ほど余り、「電力不足のならない」との
見通しを示した。節電意識が定着してきたのに加え、原発の代わりに火力発電
を動かすためだ。
検証委が示した試算では、来夏が猛暑だった2010年夏並みの暑さでも、必要
な電力は最大でも10年より1割弱ほど少ない1億6583万キロワットにとどまる見
通し。今夏、原発15基分にあたる約1500万キロワットもの節電を実現できたこ
とが大きい。
これに対し、各電力会社が発電できる電力は、関西電力大飯原発3、4号機
(福井県おおい町)以外の原発を止めたままでも1億7478万キロワットに達す
る。火力発電を増やすためだ。電力にどれだけ余裕があるかを示す「予備率」
は万が一に備えて必要な3%を上回り、検証委は「電力不足にならない」と説
明している。
ただ、景気が良くなって必要な電力が増えることなどを「リスク」として指
摘した。検証委は節電意識が緩むことがないように呼びかけている方針だ。
(後略)
┏┓
┗■3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆様々なメディアから「真実」を読み解こう!
~元報道ディレクター水島宏明氏が語る現実~
日時 11月4日(日)14時~16時
場所 流山市生涯学習センター4F C401会議室
(TX 線「流山セントラルパーク駅」下車3分)
参加費:無料、定員:50名 ※要申込み(電話またはメールで)
-----
「テレビの原発報道はひど過ぎる。報道現場が良くなる一助になれば」と
今年3月にテレビ報道の現場を去り、その限界を告白した元 日本テレビ
報道ディレクター水島宏明氏。
現在はジャーナリストとして、学生に本来のジャーナリズムについて教
えている。
ドキュメンタリーを数多く手掛けてきた経験から見えてきたこと、「人」を
大切にした取材をされる姿勢やその思いを語っていただく。
○原発報道におけるテレビの限界
○生活保護バッシング
○一人の人の叫びに耳を傾けて
○情報の受け手として、私たちはこうありたい
-----
≪ お申込みの際の必要事項 ≫
・参加を希望する企画名、参加者氏名・性別・メールアドレス
・電話番号・住所をそえてお申込みください。
NPO法人 流山おやこ劇場 http://n-oyako.sakura.ne.jp/
Tel 04-7152-0446 (月・水・金 10:00~15:00)
Eメール:n-oyako@jasmine.ocn.ne.jp
◆『なぜ脱原発・反増税・反TPPが必要か』
安部芳裕講師による、無料講演
(プロジェクト99% 自由が丘・中野タウンミーティング)
ホームページ http://project99.jp/?p=3834
≪自由が丘 日程≫
10月26日(金)18:30開場 19:00~21:00
10月27日(土)13:30開場 14:00~16:00
[参加費]無料
[会場]サスティナブル経済研究所
世田谷区奥沢5-20-14 小堀自由が丘マンション401号室
自由が丘駅南口より徒歩2分
≪中野 日程≫
11月2日(金)18:30開場 19:00~21:00
11月3日(土)9:00開場 9:30~11:30
[参加費]無料
[会場] スマイルなかの(中野区社会福祉会館) 3階 会議室B
東京都中野区中野5-68-7 中野駅北口より徒歩5分
【お申し込み】
プロジェクト99% info@project99.jp
Tel & Fax : 03-6421-2920
┏┓
┗■4.原発事故で、子どもたちがバスで逃げる訓練を見て、むなしい。
│ 一刻も早く原発ゼロへ!
└──── (天辰 たんぽぽ舎会員)
泊とか大飯などで福島級の原発事故発生想定して子供達が大型バスに乗って、
放射能被曝から逃れるために郷土から出て行く訓練をさせられていたが、なん
とむなしく悲しい恐ろしい訓練をさせられていることか!こうなっちゃいけな
いから、原発ゼロ目標政策に基づいて、一刻もはやく各原発廃炉宣言をして大
地震襲来に耐えられる処置を講じなければならないのに、なんとゆうことかと
驚きあきれ、あきれてばかりではいられない、なんとか、国民の皆様にわかっ
ていただかなければ、あきらめずに手を打っていかなければとおもうところで
す。
2012年10月25日(木) 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.原子力事故防災は無理だ。廃炉で安心へ
福島級事故がおきたら...全国16原発放射能予測に思う(柳田真)
★2.新聞・雑誌から
◇全国16原発 初の放射能予測
4原発、30キロ外も避難線量 原子力規制委福島級事後を想定
(10月24日 朝日新聞夕刊より)
◇来夏電力、余剰分5% 「原発追加稼働なし」で試算
今夏、節電が原発15基分を実現した。(10月25日 朝日新聞より)
★3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇11月4日、千葉県流山市、「様々なメディアから「真実」を
読み解こう!~元報道ディレクター水島宏明氏が語る現実~」
◇今週末から11月初旬まで、安部芳裕講師による無料講演
『なぜ脱原発・反増税・反TPPが必要か』(自由が丘・中野)
★4.原発事故で、子どもたちがバスで逃げる訓練を見て、むなしい。
一刻も早く原発ゼロへ!(天辰 たんぽぽ舎会員)
━━━━━━━
◆10/27(土) 討論会:総力でつながろう!! 再稼動阻止!大飯を止めよう!
主催 再稼働阻止全国ネットワーク準備会 18時から、スペースたんぽぽ
参加費500円 http://tppsa.sakura.ne.jp/wp/?p=1829
━━━━━━━
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┗■1.原子力事故防災は無理だ。廃炉で安心へ
│ 福島級事故がおきたら...全国16原発放射能予測に思う
└────(柳田真 たんぽぽ舎)
○国の原子力規制委員会(国会承服いまだなし。不当で原子力ムラ中心の人
事)が24日、福島級の事故が起きたら―の全国16原発の放射能拡散予測を公
表した。初めての公表。30キロ外でも放射能高線量の地域が4つも並ぶ。東
電柏崎刈羽原発事故で新潟県魚沼市40km、中部電力浜岡原発事故で静岡県の
掛川市、関西電力大飯原発事故で32kmの京都市、南丹市他。
○原発で過酷事故が起きた場合の被曝を想定した国は、本来なら原発を作る前
に住民に見せるべきであった。電力会社も国も「絶対安全」と言って見せず
にきた。ソ連チェルノブイリ事故(1986年)が起こったにもかかわらず。公
表していれば、原発反対運動は大きく違っていたはず。
○福島級の事故が次に起きた時どう逃げるか?
たとえば大飯原発は、唯一の橋は倒壊するし、渋滞の幹線道は高線量だし、
柏崎市は冬の雪道は通行止めだし、、、。
もし、近隣する原発が共に事故を起こしたら(たとえば若狭湾は原発銀座と
いわれる程、10数の原発が林立している)放射能はこれよりもっともっと巨
大なものとなり、手の打ちようがない。
○規制委員会は原子力事故の防災対策を30キロ圏自治体は作れと言っている。
再稼働の前提だといって各自治体に迫っている。30キロ圏内の全国135自治
体(480万人の人口)は苦慮している。
○はっきりいって、原子力過酷事故の防災は無理である。巨大な放射能放出と
戦える生物はいない。武器はない。一番の防災は超危険物をやめることだ。
もとから断つことだ。原発を廃炉にすることである。これが唯一、安心の道
である。原発なしでも電気は大丈夫。現在の状況(50原発中。稼働原発2基
のみ。その2基もなしで大丈夫)が証明している。今後の再稼働なんてとん
でもない。原発即時廃止こそ日本を救う道だ。
○日本人の習性か。「予想はできるが考えたくないこと、イヤな事は考えな
い」で来た。多くの人にも是非再考してほしい。原子力ムラ(実は原子力利
権共有帝国)をここまでのさばらせてきた原因の一端は我々のうちにあるこ
とを。
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┗■2.新聞・雑誌から
└────
◆全国16原発 初の放射能予測
4原発、30キロ外も避難線量 原子力規制委福島級事後を想定
(10月24日 朝日新聞夕刊より)
原子力規制委員会は24日、全国16カ所の原発で東京電力福島第一原発事故の
ような深刻な事故が起きた場合の放射性物質の拡散予測を公表した。関西電力
大飯原発(福井県)など4原発が、規制委が新たに防災の重点区域の目安とし
た原発から半径30キロより広い地域で、避難の基準となる積算被曝線量に達し
た。原発によっては従来の想定を超えた広い範囲を重点区間にした防災計画づ
くりが迫られる。
国が全国の原発で大事故を想定した被害を予測し、公表したのは初めて。目
安の範囲を超えたのは、大飯原発のほか、東電柏崎刈羽原発(新潟県)、福島
第二原発(福島県)、中部電力浜岡原発(静岡県)。
規制委はこれまで重点区域としていた原発から半径8~10キロを、福島の事
故を受けて国際原子力機関(IAEA)の基準に合わせて30キロに拡大。これを受
け、自治体は来年3月までに防災計画を見直す。(後略)
◆来夏電力、余剰分5% 「原発追加稼働なし」で試算
今夏、節電が原発15基分を実現した。(10月25日 朝日新聞より)
政府の電力需給検証委員会は24日、沖縄をのぞく全国の来夏の電力について、
これ以上原発を動かさなくても5.4%ほど余り、「電力不足のならない」との
見通しを示した。節電意識が定着してきたのに加え、原発の代わりに火力発電
を動かすためだ。
検証委が示した試算では、来夏が猛暑だった2010年夏並みの暑さでも、必要
な電力は最大でも10年より1割弱ほど少ない1億6583万キロワットにとどまる見
通し。今夏、原発15基分にあたる約1500万キロワットもの節電を実現できたこ
とが大きい。
これに対し、各電力会社が発電できる電力は、関西電力大飯原発3、4号機
(福井県おおい町)以外の原発を止めたままでも1億7478万キロワットに達す
る。火力発電を増やすためだ。電力にどれだけ余裕があるかを示す「予備率」
は万が一に備えて必要な3%を上回り、検証委は「電力不足にならない」と説
明している。
ただ、景気が良くなって必要な電力が増えることなどを「リスク」として指
摘した。検証委は節電意識が緩むことがないように呼びかけている方針だ。
(後略)
┏┓
┗■3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆様々なメディアから「真実」を読み解こう!
~元報道ディレクター水島宏明氏が語る現実~
日時 11月4日(日)14時~16時
場所 流山市生涯学習センター4F C401会議室
(TX 線「流山セントラルパーク駅」下車3分)
参加費:無料、定員:50名 ※要申込み(電話またはメールで)
-----
「テレビの原発報道はひど過ぎる。報道現場が良くなる一助になれば」と
今年3月にテレビ報道の現場を去り、その限界を告白した元 日本テレビ
報道ディレクター水島宏明氏。
現在はジャーナリストとして、学生に本来のジャーナリズムについて教
えている。
ドキュメンタリーを数多く手掛けてきた経験から見えてきたこと、「人」を
大切にした取材をされる姿勢やその思いを語っていただく。
○原発報道におけるテレビの限界
○生活保護バッシング
○一人の人の叫びに耳を傾けて
○情報の受け手として、私たちはこうありたい
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≪ お申込みの際の必要事項 ≫
・参加を希望する企画名、参加者氏名・性別・メールアドレス
・電話番号・住所をそえてお申込みください。
NPO法人 流山おやこ劇場 http://n-oyako.sakura.ne.jp/
Tel 04-7152-0446 (月・水・金 10:00~15:00)
Eメール:n-oyako@jasmine.ocn.ne.jp
◆『なぜ脱原発・反増税・反TPPが必要か』
安部芳裕講師による、無料講演
(プロジェクト99% 自由が丘・中野タウンミーティング)
ホームページ http://project99.jp/?p=3834
≪自由が丘 日程≫
10月26日(金)18:30開場 19:00~21:00
10月27日(土)13:30開場 14:00~16:00
[参加費]無料
[会場]サスティナブル経済研究所
世田谷区奥沢5-20-14 小堀自由が丘マンション401号室
自由が丘駅南口より徒歩2分
≪中野 日程≫
11月2日(金)18:30開場 19:00~21:00
11月3日(土)9:00開場 9:30~11:30
[参加費]無料
[会場] スマイルなかの(中野区社会福祉会館) 3階 会議室B
東京都中野区中野5-68-7 中野駅北口より徒歩5分
【お申し込み】
プロジェクト99% info@project99.jp
Tel & Fax : 03-6421-2920
┏┓
┗■4.原発事故で、子どもたちがバスで逃げる訓練を見て、むなしい。
│ 一刻も早く原発ゼロへ!
└──── (天辰 たんぽぽ舎会員)
泊とか大飯などで福島級の原発事故発生想定して子供達が大型バスに乗って、
放射能被曝から逃れるために郷土から出て行く訓練をさせられていたが、なん
とむなしく悲しい恐ろしい訓練をさせられていることか!こうなっちゃいけな
いから、原発ゼロ目標政策に基づいて、一刻もはやく各原発廃炉宣言をして大
地震襲来に耐えられる処置を講じなければならないのに、なんとゆうことかと
驚きあきれ、あきれてばかりではいられない、なんとか、国民の皆様にわかっ
ていただかなければ、あきらめずに手を打っていかなければとおもうところで
す。