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たんぽぽ舎です。【TMM:No1665】
2012年11月24日(土) 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.宇都宮けんじさん官邸前で大いにアピール
脱原発・再稼働反対・首都東京の責任を訴え
★2.総選挙・第5弾その1 第一極の諸政党 (広瀬 隆)
★3.新聞・雑誌より
◆ 本音のコラム 見捨てられた町 鎌田慧
福島原発の北側 南相馬市の光景 (東京新聞より)
★4.<テント日誌11/21(水)―経産省前テントひろば438日目>
選挙前の妙な静けさが支配する (M/O)
━━━━━━━
◆11月25日(日)夕方6:00~集まろう
東京から希望の光を! 原発のない社会を!
宇都宮けんじ応援・勝手連集会へ
午後6:00~9:00 会場費&資料代 500円 会場、スペースたんぽぽ
うつのみやビラ(2号ビラ)2万枚が届きます。28日までに配布しよう。
主催:脱原発&都区職員OB
宇都宮けんじ勝手連
━━━━━━━
┏┓
┗■1.宇都宮けんじさん官邸前で大いにアピール
| 脱原発・再稼働反対・首都東京の責任を訴え
└────
23日(金) 第32回目の官邸前抗議行動。祭日で雨が降って、ときつい条件で
したが、開始の6時頃には雨も上がり寒さもゆるみました。
祭日のため、参加者はいくらか少なめでしたが、みんな元気。
官邸前のステージに宇都宮けんじさんが参加し発言。「脱原発・再稼働反対」
を力強くアピール。みんなとのコールにもしっかり参加してくれました。
移動して、財務省上交差点の私たちたんぽぽ舎メンバーが毎週コールしている
地区でも立ち止まって、マイクで道行く人にアピール。
「脱原発・再稼働反対」と共に「福島の原発の電気を使っていた東京都民とし
ての責任、東電の大株主としての東京都の役割」に言及し、都政を変えて行かな
ければならないことを力強く訴えました。
誠実さがひしひしと伝わってきました。
すべての原発を止めていくために、東京から「原発NO!」を発信してきましょ
う。
(たんぽぽ舎 坂東 喜久恵)
┏┓
┗■2.総選挙・第5弾 その1
| 第一極の諸政党
└──── (広瀬 隆)
真剣に原発の完全廃絶を求める政治家が、山のようにいることをマスメディア
が隠してきた。第一極は正義だ。現在の国会勢力としては、衆議院解散時点で、
小沢一郎の国民の生活が第一は45人もいるのだ。
志位和夫の共産党も9人。渡辺喜美のみんなの党も7人。福島瑞穂の社民党も5人。
河村たかしの減税日本は5人。国民新党は3人。新党大地・真民主は3人。みど
りの風は2人。新党日本は1人。このあと民主党の離党組が続々と出て、亀井静香
と山田正彦元農林水産相も明確に原発ゼロと反TPP、反消費税増税を打ち出し
た。
ここに川内博史の新党が出てくれば理想的なのだが。
小沢一郎が、生涯最後の豪腕を発揮すべき時が来た!!
かつてはわれわれの宿敵だった小沢一郎だが、今はまったくその恨みはない。や
ってください。この勢力をすべてまとめてください。
小沢一郎の国民の生活が第一は、原発廃絶を打ち出し、10月の集会でトテツモナ
イ数の支持者を集めたが、新聞とテレビでまったく無視された。慎太郎ばかりを
報道するマスメディアが、おかしいのだ。
お前たちが異常なのだ。
志位和夫の日本共産党は、現在の国会勢力で唯一「即時原発ゼロ」を打ち出して
いる。偉い!!
ただしひと言、政党の名前を変えられないのか。資本主義も共産主義も、共に大
事なのだよ。これから日本を共産主義国家にできるはずはないのだから、何とか
ならないのかねえ。ならないだろうね。
まあいい。目をつぶろう。
福島瑞穂の社民党は、もともと脱原発でありながら、現在は「危険な原発から
順次廃炉」というあいまいな政策。これは、すぐに明確な即時原発全廃に変更す
るべき。
民主党の離党組──新党大地・真民主、新党きづな、名古屋市長・河村たかし代
表の減税日本などに合流──これらの諸政党は、消費税増税に反対しているが、
原発政策にあいまいな点もある。明確にせよ。
市民運動派(グリーン派)の新党は、勿論、原発廃絶政党。
渡辺喜美のみんなの党は、発送電分離とエネルギーの地産地消を政策の柱とし
てきた。戦略的には「10年後」の原発ゼロを掲げても、実質的に「即時」全基廃
炉の路線だと言っていた。私を二度も党内学習会に招いて、3時間ずつ全党員が
話を聞いてくれたので、信頼してきたのだが、最近は慎太郎と組もうとして分ら
なくなった。ここにきて、その暗黒党と袂を分ったので、ほっとした。
独自路線で進めば、大変な数の支持を得られるのだ。われわれが支援する。
┏┓
┗■3.新聞・雑誌より
◆ 本音のコラム 見捨てられた町
福島原発の北側 南相馬市の光景 鎌田慧
そこから先は立ち入り禁止。二十キロ境界線上に一軒の食堂があって、片付け
作業の労働者や観光客で賑わっていた。ところがいまは、二十キロ圏内の一部立
ち入りが認められたせいか、店内はガランとして、店じまいになっていた。
福島原発の北側、南相馬市の光景である。
そこから先は、田んぼに転がったクルマが、ひしゃげたまま赤さびに覆われ、
畑はススキの穂に埋もれている。他の地域では、除染作業がはじまり、残骸が片
付けられて、更地になったりしているのだが、ここだけは3・11の凍結状態。
集落はそのままの形で残っていた。すぐにでも住めそうなのだが、一年八カ月
もたってしまえば、水道管は寒さで破裂し、畳にはキノコが生え、壁はカビだら
け。道の両側につづく家並みを眺めながら、もったいないと思う。家があるのに
家族は放射能に追われて、仮設住宅に住む理不尽。
政権交代を叫ぶ政治家たちは、原発事故など歯牙にもかけない様子だが、フク
シマを忘れて、なんの政治なのか。原発事故被災者のいまの困窮は、自己責任で
はない。加害者がいるが、その責任と補償をだれも本気で取ろうとしていない。
人間の英知とは、同じ過ちを繰り返さないことのはずだ。いつ自宅へ帰れるか
わからない。被災者の生活と被曝の不安に応えない政治家はいらない。
(ルポライター)
(2012.11.20 東京新聞より)
┏┓
┗■4.<テント日誌11/21(水)―経産省前テントひろば438日目>
| 選挙前の妙な静けさが支配する
└──── (M/O)
「秋深き隣は…」なんて嘯いているうちに季節はもう冬模様だ。日中の短い時間
には秋日和とでも言うべき陽気も見られるが雨の日などはもう冬というべきなの
だろう。街は選挙前の妙な静かさが支配しているようだ。選挙の告示も近づけば
街も賑やかになるのだろうか。そういえば最近、カフェ―らしき店に入ったらク
リスマスソングが聞こえてきた。今年はじめてのソングだけど、これって早いの、
遅いのと一瞬迷ってしまった。巷ではクリスマスソングが鳴り響くという光景も
変わったのか(?)
比較的静かな週のはじめだが、不寝番で本を読んでいた。深夜のひと時だがい
つもは可愛い訪問者(?)あるいは住人が顔を出す。ネズ公である。かつて加藤登
紀子が獄中の藤本敏夫を慰める(?)ために歌ったといわれる『ひとり寝の子守唄』
でもおなじみのものだ。獄中のネズ公は栄養がいいためか太っており、夜中の訪
問でも人を驚かす程の大きな音をたてるが、こちらのはやせていて小さい。気味
悪がる人もいるが僕には可愛い存在である。もちろん,餌などやらないが、靴を
トンと叩いてひっこんでいなというだけだ。こんなネズ公でも姿を見せないと寂
しいものだ。昔話に出てくる「ねずみの浄土」の話はよく知られているが人間は
ねずみと親しい共生的関係にあった時代もあったのだ。
テントを訪れた人たちには第一テントの所にあるノートに名前を几帳してもら
っている。カンパをして頂いた人には金額なども書いてもらっている。その時に
ビラ類をセットにしたものを渡す。
これは各地域やグループで原発問題の研究会や集会、あるいはデモ等の案内など
である。これを見ると各地で小さな脱原発の催しが頻繁に行われているかが分か
る。大きな集会とは別にこうした形での陣地を形成していくことが大事だし、脱
原運動の中で陣地戦的な要素の必要性を暗示している。
国民の共同意志の実現の運動は伝統的なデモや集会という意志表示と同時に社
会の深部に陣地を形成していくことが大きな戦略だが、それはいかに可能か。ビ
ラ類を見ながらそのことを想像する。
いろいろのビラが持ちこまれるがもっともっとテントに持ってきてもらいたい
と思う。テントを脱原発運動の交流の場にしたいということでもある。セットに
なったビラを包むように挟んでいるのはたんぽぽ舎の月間のスケジュールなどが
表示されているものだ。ここには毎日のように行われている学習会・講座案内が
載っている。長年にわたり脱原発の運動を担ってきただけあって多彩な活動が展
開されている様子もわかる。経産省前テントひろばの宣伝チラシ、原発いらない
女たちのテンとひろばのビラ、あおぞら放送の案内ビラがある。
さらには12月15日~17日に国際原子力機関《略称IAEA》が日本政府と期共
催して開く「原子力安全に関する福島閣僚会議」に対するフクシマ・アクション
・プロジェクトの案内がある。テントではバスで持って現地行動に参加する予定
である。原子力規制委員会とアメリカ大使館への抗議の昼デモ《11月30日金曜日
12時日比谷公園集合、12時15分デモ》の告知ビラもある。紹介したのは一部であ
るが、テントは脱原発運動を交流場であるのだからおおいに利用して欲しいと思
う。
朝早くと行っても午前10時過ぎだが土建総や建築関係のみなさんさがテント前
を通って行く。さいたまという旗が目につくが手など振ってエールの交換をする。
霞ヶ関界隈をデモなどして意志表示をするグループが増えている。前に紹介した
憂国メッセージーを書きなぐった大型トラックも時折見かけるが、左右を問わず
意志表示行動が目立つようになった。もちろん、毎週金曜日の官邸前行動が持続
力や規模として最も大きいのだが、国民の意志《民意》と政治が乖離しそれがま
すます拡大する以上はより激しく頻繁になるのは必然である。
瓦礫問題の全国的な交流と検討の皆さんがテントを待ち合わせの場所にしてい
た関係で寄っていただいた。冷たい朝風の中で談笑をした。関西では瓦礫受け入
れ問題での闘いが激化しているが、これも原発問題から発生することの一つだ。
ただ、こうした原発問題は末端に行けば行くほど具体的に対応するほかなく、そ
れだけ難しさが伴うと思う。とりわけ行政組織との対立が避けられない場合には
そうなる。地道で具体な対応が要求されるこうした問題に関わっている皆さんが
困難を乗り越えてくれるのを願っている。
選挙では右傾化傾向が懸念されているが、世界的な経済的あるいは政治的危機
の進展の中で、国家間対立が深化する、そのように巧まれる。歴史を見れば危機
の時代における蛮行や愚劇が否応なしに目につくが、懲りずに同じ様な事を人類
は演じる。後代の歴史では悪夢に見えることを繰り返す。これは危機を脱却する
と夢のようなプランを掲げる政治家や政党の所業が初期段階では見破ることが難
しい為である。歴史的に悪名高いファシズムだって初期には魅力的で健康にすら
映ったのである。僕らは未来を発見することの多くが過去の発見にあることを忘
れるべきではない。無知が栄えないために。
(M/O)
2012年11月24日(土) 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.宇都宮けんじさん官邸前で大いにアピール
脱原発・再稼働反対・首都東京の責任を訴え
★2.総選挙・第5弾その1 第一極の諸政党 (広瀬 隆)
★3.新聞・雑誌より
◆ 本音のコラム 見捨てられた町 鎌田慧
福島原発の北側 南相馬市の光景 (東京新聞より)
★4.<テント日誌11/21(水)―経産省前テントひろば438日目>
選挙前の妙な静けさが支配する (M/O)
━━━━━━━
◆11月25日(日)夕方6:00~集まろう
東京から希望の光を! 原発のない社会を!
宇都宮けんじ応援・勝手連集会へ
午後6:00~9:00 会場費&資料代 500円 会場、スペースたんぽぽ
うつのみやビラ(2号ビラ)2万枚が届きます。28日までに配布しよう。
主催:脱原発&都区職員OB
宇都宮けんじ勝手連
━━━━━━━
┏┓
┗■1.宇都宮けんじさん官邸前で大いにアピール
| 脱原発・再稼働反対・首都東京の責任を訴え
└────
23日(金) 第32回目の官邸前抗議行動。祭日で雨が降って、ときつい条件で
したが、開始の6時頃には雨も上がり寒さもゆるみました。
祭日のため、参加者はいくらか少なめでしたが、みんな元気。
官邸前のステージに宇都宮けんじさんが参加し発言。「脱原発・再稼働反対」
を力強くアピール。みんなとのコールにもしっかり参加してくれました。
移動して、財務省上交差点の私たちたんぽぽ舎メンバーが毎週コールしている
地区でも立ち止まって、マイクで道行く人にアピール。
「脱原発・再稼働反対」と共に「福島の原発の電気を使っていた東京都民とし
ての責任、東電の大株主としての東京都の役割」に言及し、都政を変えて行かな
ければならないことを力強く訴えました。
誠実さがひしひしと伝わってきました。
すべての原発を止めていくために、東京から「原発NO!」を発信してきましょ
う。
(たんぽぽ舎 坂東 喜久恵)
┏┓
┗■2.総選挙・第5弾 その1
| 第一極の諸政党
└──── (広瀬 隆)
真剣に原発の完全廃絶を求める政治家が、山のようにいることをマスメディア
が隠してきた。第一極は正義だ。現在の国会勢力としては、衆議院解散時点で、
小沢一郎の国民の生活が第一は45人もいるのだ。
志位和夫の共産党も9人。渡辺喜美のみんなの党も7人。福島瑞穂の社民党も5人。
河村たかしの減税日本は5人。国民新党は3人。新党大地・真民主は3人。みど
りの風は2人。新党日本は1人。このあと民主党の離党組が続々と出て、亀井静香
と山田正彦元農林水産相も明確に原発ゼロと反TPP、反消費税増税を打ち出し
た。
ここに川内博史の新党が出てくれば理想的なのだが。
小沢一郎が、生涯最後の豪腕を発揮すべき時が来た!!
かつてはわれわれの宿敵だった小沢一郎だが、今はまったくその恨みはない。や
ってください。この勢力をすべてまとめてください。
小沢一郎の国民の生活が第一は、原発廃絶を打ち出し、10月の集会でトテツモナ
イ数の支持者を集めたが、新聞とテレビでまったく無視された。慎太郎ばかりを
報道するマスメディアが、おかしいのだ。
お前たちが異常なのだ。
志位和夫の日本共産党は、現在の国会勢力で唯一「即時原発ゼロ」を打ち出して
いる。偉い!!
ただしひと言、政党の名前を変えられないのか。資本主義も共産主義も、共に大
事なのだよ。これから日本を共産主義国家にできるはずはないのだから、何とか
ならないのかねえ。ならないだろうね。
まあいい。目をつぶろう。
福島瑞穂の社民党は、もともと脱原発でありながら、現在は「危険な原発から
順次廃炉」というあいまいな政策。これは、すぐに明確な即時原発全廃に変更す
るべき。
民主党の離党組──新党大地・真民主、新党きづな、名古屋市長・河村たかし代
表の減税日本などに合流──これらの諸政党は、消費税増税に反対しているが、
原発政策にあいまいな点もある。明確にせよ。
市民運動派(グリーン派)の新党は、勿論、原発廃絶政党。
渡辺喜美のみんなの党は、発送電分離とエネルギーの地産地消を政策の柱とし
てきた。戦略的には「10年後」の原発ゼロを掲げても、実質的に「即時」全基廃
炉の路線だと言っていた。私を二度も党内学習会に招いて、3時間ずつ全党員が
話を聞いてくれたので、信頼してきたのだが、最近は慎太郎と組もうとして分ら
なくなった。ここにきて、その暗黒党と袂を分ったので、ほっとした。
独自路線で進めば、大変な数の支持を得られるのだ。われわれが支援する。
┏┓
┗■3.新聞・雑誌より
◆ 本音のコラム 見捨てられた町
福島原発の北側 南相馬市の光景 鎌田慧
そこから先は立ち入り禁止。二十キロ境界線上に一軒の食堂があって、片付け
作業の労働者や観光客で賑わっていた。ところがいまは、二十キロ圏内の一部立
ち入りが認められたせいか、店内はガランとして、店じまいになっていた。
福島原発の北側、南相馬市の光景である。
そこから先は、田んぼに転がったクルマが、ひしゃげたまま赤さびに覆われ、
畑はススキの穂に埋もれている。他の地域では、除染作業がはじまり、残骸が片
付けられて、更地になったりしているのだが、ここだけは3・11の凍結状態。
集落はそのままの形で残っていた。すぐにでも住めそうなのだが、一年八カ月
もたってしまえば、水道管は寒さで破裂し、畳にはキノコが生え、壁はカビだら
け。道の両側につづく家並みを眺めながら、もったいないと思う。家があるのに
家族は放射能に追われて、仮設住宅に住む理不尽。
政権交代を叫ぶ政治家たちは、原発事故など歯牙にもかけない様子だが、フク
シマを忘れて、なんの政治なのか。原発事故被災者のいまの困窮は、自己責任で
はない。加害者がいるが、その責任と補償をだれも本気で取ろうとしていない。
人間の英知とは、同じ過ちを繰り返さないことのはずだ。いつ自宅へ帰れるか
わからない。被災者の生活と被曝の不安に応えない政治家はいらない。
(ルポライター)
(2012.11.20 東京新聞より)
┏┓
┗■4.<テント日誌11/21(水)―経産省前テントひろば438日目>
| 選挙前の妙な静けさが支配する
└──── (M/O)
「秋深き隣は…」なんて嘯いているうちに季節はもう冬模様だ。日中の短い時間
には秋日和とでも言うべき陽気も見られるが雨の日などはもう冬というべきなの
だろう。街は選挙前の妙な静かさが支配しているようだ。選挙の告示も近づけば
街も賑やかになるのだろうか。そういえば最近、カフェ―らしき店に入ったらク
リスマスソングが聞こえてきた。今年はじめてのソングだけど、これって早いの、
遅いのと一瞬迷ってしまった。巷ではクリスマスソングが鳴り響くという光景も
変わったのか(?)
比較的静かな週のはじめだが、不寝番で本を読んでいた。深夜のひと時だがい
つもは可愛い訪問者(?)あるいは住人が顔を出す。ネズ公である。かつて加藤登
紀子が獄中の藤本敏夫を慰める(?)ために歌ったといわれる『ひとり寝の子守唄』
でもおなじみのものだ。獄中のネズ公は栄養がいいためか太っており、夜中の訪
問でも人を驚かす程の大きな音をたてるが、こちらのはやせていて小さい。気味
悪がる人もいるが僕には可愛い存在である。もちろん,餌などやらないが、靴を
トンと叩いてひっこんでいなというだけだ。こんなネズ公でも姿を見せないと寂
しいものだ。昔話に出てくる「ねずみの浄土」の話はよく知られているが人間は
ねずみと親しい共生的関係にあった時代もあったのだ。
テントを訪れた人たちには第一テントの所にあるノートに名前を几帳してもら
っている。カンパをして頂いた人には金額なども書いてもらっている。その時に
ビラ類をセットにしたものを渡す。
これは各地域やグループで原発問題の研究会や集会、あるいはデモ等の案内など
である。これを見ると各地で小さな脱原発の催しが頻繁に行われているかが分か
る。大きな集会とは別にこうした形での陣地を形成していくことが大事だし、脱
原運動の中で陣地戦的な要素の必要性を暗示している。
国民の共同意志の実現の運動は伝統的なデモや集会という意志表示と同時に社
会の深部に陣地を形成していくことが大きな戦略だが、それはいかに可能か。ビ
ラ類を見ながらそのことを想像する。
いろいろのビラが持ちこまれるがもっともっとテントに持ってきてもらいたい
と思う。テントを脱原発運動の交流の場にしたいということでもある。セットに
なったビラを包むように挟んでいるのはたんぽぽ舎の月間のスケジュールなどが
表示されているものだ。ここには毎日のように行われている学習会・講座案内が
載っている。長年にわたり脱原発の運動を担ってきただけあって多彩な活動が展
開されている様子もわかる。経産省前テントひろばの宣伝チラシ、原発いらない
女たちのテンとひろばのビラ、あおぞら放送の案内ビラがある。
さらには12月15日~17日に国際原子力機関《略称IAEA》が日本政府と期共
催して開く「原子力安全に関する福島閣僚会議」に対するフクシマ・アクション
・プロジェクトの案内がある。テントではバスで持って現地行動に参加する予定
である。原子力規制委員会とアメリカ大使館への抗議の昼デモ《11月30日金曜日
12時日比谷公園集合、12時15分デモ》の告知ビラもある。紹介したのは一部であ
るが、テントは脱原発運動を交流場であるのだからおおいに利用して欲しいと思
う。
朝早くと行っても午前10時過ぎだが土建総や建築関係のみなさんさがテント前
を通って行く。さいたまという旗が目につくが手など振ってエールの交換をする。
霞ヶ関界隈をデモなどして意志表示をするグループが増えている。前に紹介した
憂国メッセージーを書きなぐった大型トラックも時折見かけるが、左右を問わず
意志表示行動が目立つようになった。もちろん、毎週金曜日の官邸前行動が持続
力や規模として最も大きいのだが、国民の意志《民意》と政治が乖離しそれがま
すます拡大する以上はより激しく頻繁になるのは必然である。
瓦礫問題の全国的な交流と検討の皆さんがテントを待ち合わせの場所にしてい
た関係で寄っていただいた。冷たい朝風の中で談笑をした。関西では瓦礫受け入
れ問題での闘いが激化しているが、これも原発問題から発生することの一つだ。
ただ、こうした原発問題は末端に行けば行くほど具体的に対応するほかなく、そ
れだけ難しさが伴うと思う。とりわけ行政組織との対立が避けられない場合には
そうなる。地道で具体な対応が要求されるこうした問題に関わっている皆さんが
困難を乗り越えてくれるのを願っている。
選挙では右傾化傾向が懸念されているが、世界的な経済的あるいは政治的危機
の進展の中で、国家間対立が深化する、そのように巧まれる。歴史を見れば危機
の時代における蛮行や愚劇が否応なしに目につくが、懲りずに同じ様な事を人類
は演じる。後代の歴史では悪夢に見えることを繰り返す。これは危機を脱却する
と夢のようなプランを掲げる政治家や政党の所業が初期段階では見破ることが難
しい為である。歴史的に悪名高いファシズムだって初期には魅力的で健康にすら
映ったのである。僕らは未来を発見することの多くが過去の発見にあることを忘
れるべきではない。無知が栄えないために。
(M/O)
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1664】
2012年11月23日(金) その2 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.IAEAと政府の「原子力安全に関する福島閣僚会議」に抗議する
バスツアー 12月14日(金)・15日(土) 参加歓迎(テントひろば)
★2.電気料金値上げに対抗する電力料金引き下げの方法(その3)
(山崎久隆 たんぽぽ舎)
★3.12月2日(日)15時15分から、於・スペースたんぽぽ
役立つ「反原発基本講座」再稼働阻止は自治体の力で!
テーマ『浜岡原発は廃炉に---自治体が結論を』
★4.<連載-8>『原発真近への米軍へリコプター墜落事故』(最終回)
「神風さえも蹴ちらす」
━━━━━━━
☆[第4回命と健康講座]と宇都宮ビラ配布のお知らせ
11月24日(土)午後1時半~4時 於・杉並産業商工会館・3F講堂
資料代500円(高校生まで無料)
講師(福島現地から)森園和重さん、木田節子さん
ビラ配布は11時半~12時半までJR阿佐ヶ谷駅前です。
問い合わせ:090-5497-4222(けしば)、090-1500-9886(新城)
━━━━━━━
☆あす24日(土)13:30から スペースたんぽぽ講座
【学習会】原発を止めるために私達は何をすべきか-原発を止められない
社会の深層構造を歴史と経済から探る-前編- 講師 安部芳裕さん
━━━━━━━
☆あさって25日(日)13:30から スペースたんぽぽ講座
【学習会】第7回 隠ぺいされた福島原発事故の分析 講師 槌田敦さん
━━━━━━━
┏┓
┗■1.IAEAと政府の「原子力安全に関する福島閣僚会議」に抗議する
│ バスツアー 12月14日(金)・15日(土) 参加歓迎
└────(問い合わせ:経産省前テントひろば)
IAEAと政府の「原子力安全に関する福島閣僚会議」に抗議するバスツアー
◆第1陣出発
12月14日(金) 午前7時半 JR新宿駅スバルビル前集合、
午前8時出発、時間厳守でお願いします。
行程 14日ひる12時 福島市着 → 県庁包囲アピール行動に参加 →
広瀬隆講演(郡山市労働福祉会館)または、交流会 → 宿泊所へ。
◆第2陣出発
12月14日(金) 午後11時 JR新宿駅スバルビル前集合、
午後11時30分出発、時間厳守でお願いします。
行程 15日早朝 郡山着 IAEA抗議・申入れ行動に参加(第1陣と合流)
→ 各団体との連帯集会など →第1陣は帰途、第2陣は福島市内宿泊
→ 16日(月)13時から市民集会(郡山女子大)→夕刻に帰途。
※料金:1人8000円(宿泊代金及び宿泊時の夕食、朝食を含みます)
※料金のお支払いは現金または郵便振替でお願いします。
現金の場合、テントひろばで受け付けています。
郵便振替 番号【00160-3-267170】
名義【経済産業省前テントひろば】
★名前、連絡先(住所、電話番号)、「バスツアー参加」か「カンパ」かを
必ず記入してください。
※問い合わせは「テントひろば」までお電話で。070-6473-1947
┏┓
┗■2.電気料金値上げに対抗する電力料金引き下げの方法(その3)
└────(山崎久隆 たんぽぽ舎)
さて、では電子ブレーカーとは何物でしょうか。それが信頼に足るものでな
いならば論外になってしまいます。
一つ前のメールでは「電子ブレーカー」という装置を新たに導入することを
述べました。これは必須条件です。なぜならば、アンペアダウンと異なり動力
の契約をそれまでの「負荷設備契約」から「主開閉器契約」へ変更することに
なるからです。
負荷設備契約とは、簡単にいえば系統につながっている動力の使用電力(規
格)を足し上げて、その負荷(つまりキロワット)に合わせた契約を言います。
前回のマンションの例では、エレベーターで10キロワット、ポンプで6キロ
ワット、可動式車庫で12キロワットの規格のモーターが付いていて、加算して
契約をするので合計28キロワットの契約というわけです。
料金は28キロワット×1,071円=29,988円ということです。
これを「主開閉器契約」に変え、その時に取り付けるのが電子ブレーカーで、
そのブレーカーを14キロワットのものにして、契約そのものを「主開閉器」つ
まり電子ブレーカーの規格そのものの14キロワットとしてしまうと、14×1,
071円=14,994円になる。半額になるというわけです。これは家庭用従量電灯
契約に近いものになります。
家庭用の従量電灯契約では、いちいち家の中の電気製品のキロワットを足し
上げた分のアンペアで契約などしません。そんなことをしたらとても30だとか
40では済まないアンペア数になるでしょう。たいていの家庭では、家中の電気
製品の消費電力を足し上げたら契約しているアンペア数を遙かに上回ります。
家電製品のアンペア数は機器を見れば分かりますが、あまり知られていないと
思います。エアコン7アンペア、液晶テレビ2アンペア、冷蔵庫450リットル
2.5アンペア、 掃除機最大10アンペア、洗濯機最大2アンペア、電子
レンジ15アンペア、炊飯器13アンペア、こたつ5アンペア、このあたりで
もう50アンペアを超えてしまっています。40アンペアの家で、これらが同
時に稼働したらブレーカーは落ちます。
電子ブレーカーと従来のブレーカーの何処がどう違うかと言えば、従来のブ
レーカーの動作原理は、バイメタルを使った熱感知式に対し、電子ブレーカー
はその名の通りコンピュータを組み込んだ電子計測式であることです。
従来のブレーカーは、導線に電気が流れると、発熱する原理を使っています。
このときに二種類の膨張度合いが異なる金属を貼り合わせておくと、電気の流
れにより加熱された金属が反ります。スイッチになっている金属が反ることで、
系統遮断が起きるわけです。
しかしこの方式は誤差が大きいことが欠点です。気温の差やずっと通電して
いたかどうかなどで、同じ電流を流しても切れたり切れなかったりと言うこと
が起きます。確実に切れなければならない電流量で切れているためには、余裕
を持って動作させなければなりませんので、定格値よりも少ない電流量でもブ
レーカーは落ちることがあります。
一方、電子ブレーカーは正確に設定電力量まで流せます。従って、JIS規格
に合わせて電流を余裕を持って流し続けることが出来ます。
JIS規格では、過大な電流が流れたらすぐに系統を遮断する必要は無く、一
定の時間ならば過大な電流でも許容しています。従って、14キロワット契約
で、瞬間的に28キロワットが流れてもブレーカーは落ちません。一定時間内
ならば配電線にそれだけの電流を流しても良い程度に、規格には余裕があるか
らです。
つまり、通常使われる動力を加算した範囲での電力量で契約し、それに対し
て契約電力量を超えても一定時間内ならば許容するように設定されている電子
ブレーカーを導入していれば、28キロワットなどと機器類の加算による契約
では無く通常使われる動力を加算して、たまに最大28キロワット程度流れて
も短時間で止まるならば、14キロワット契約でも何ら支障は無いというわけ
です。
電子ブレーカーは、何処のものでも良いというわけではありません。東電の
認定を受けたブレーカーでないと契約の変更は受けてもらえません。電力系統
に危険が及ばないことを確認し、工事にも立ち会います。つまり東電など電力
会社の公認された設備変更なのです。
契約電力量がどこまで下げられるのか。半減というのは一例ですが、実際に
それ以上下げたマンションもあるようですから、無茶な例ではありません。
実際に私が関わったケースは、14キロワットを8キロワットにまで下げて
います。
これは、省エネや節電とは違います。それは誤解の無いように。
あくまでも東電など電力会社の料金値上げに対抗して、電力料金の節約のた
めに行うことです。しかしどうせならば、この際に設備を見直して、あるいは
点検して、漏電していたり異常な電流が流れていたりという設備を修繕し、
もっと省エネ設計の設備があるならば交換し、あるいは白熱灯をLEDに変える
などという省エネ設備行進を合わせて実施したら良いかもしれません。
なお、これら解説をした私は、電気設備の専門知識があるわけではありませ
んので、本当に導入を検討される場合は、必ず専門家の意見を聞いて下さい。
私が関わった会社は、ジェルシステムという電子ブレーカーの会社でした。見
積もりや具体的説明はちゃんとしていました。既に1万社の導入実績があるよ
うです。<完>
┏┓
┗■3.役立つ「反原発基本講座」
│ 再稼働阻止は自治体の力で!連続講座のご案内
└────(反原発自治体議員・市民連盟)
テーマ『浜岡原発は廃炉に---自治体が結論を』
日時 12月2日(日)15時15分開会(15時開場)
17時から講師囲み懇親会
講師 三上元(湖西市長・脱原発首長会議世話人)
会場 スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4階)
参加費(資料代)800円
主催 反原発自治体議員・市民連盟
問合せ 090-1531-0150(布施)、03-3238-9035(たんぽぽ舎)
大飯原発を即時停止させ再稼働も許さず、原発ゼロを実現しようと、11月10日、
約50の市民団体が「再稼働阻止全国ネットワーク」を設立。国内全16カ所
の原発立地で活動する団体が一堂に会し、国に対する働きかけを強めていくこ
とにしました。原発推進勢力は着々と再稼働の地ならしをし、総選挙の結果い
かんでは近い将来、再稼働の嵐がやってきます。原発立地自治体及び30キロ圏
内自治体、これと連帯する大都市自治体の取り組みが重要です。脱原発首長会
議の世話人である三上元・湖西市長をお招きし、自治体から反撃できる可能性
と展望をお聞きします。
講演の後三上さんを囲み懇親会も予定しています。ご参加ください。
(事前予約不要、直接会場へお越しください)
┏┓
┗■4.<連載-8>『原発真近への米軍へリコプター墜落事故』
│ ●神風さえも蹴ちらす
└────
※この連載は著者(斉間満氏・故人)の夫人(斉間淳子さん)の承諾を得て
掲載しています。本文は、2002年5月発刊『原発の来た町-原発はこうして
建てられた-伊方原発の30年』の一節です。
-----
米軍ヘリの伊方原発近くへの墜落後、愛媛県や伊方町は、相ついで国や米軍
などの関係機関へ「原発上空の飛行禁止」を要請した。さらに墜落事故一年後
の一九八九年三月には、三基の原発建屋の屋根上に閃光式灯火を設置、定期的
に空に向かって光を点滅させ原発の存在を示す、方式を取った。
ヘリの墜落事故は、「絶対安全」を強調してやまない原発を抱える電力会社
が、その言葉とうらはらに自らが頭上の飛来物に怯えていることを、図らずも
さらけ出したかたちとなった。
飛行機や人工衛星が飛び交い、どんな大事故が起こるかもわからない科学技
術文明優先の社会。大国の利益の下で複雑な関係をつづける国際社会の中で、
一度大事故が起こると取りかえしのつかない破滅を招きかねない原発が存在し
ようというのが、そもそも無理な話なのだ。
米軍ヘリの伊方原発近くへの墜落は、そうしたことを暗示している。
二〇年来、伊方原発の地元で反対運動を続けていた、当時七〇歳を越えてい
た浪下繁春さんは、「これは神風だ。きっと神風だぞ」と、墜落の恐怖からさ
めたあとに叫んだ。
その浪下さんも九一年に、反原発の志半ばで病死した。しかし、伊方原発は
なくならなかった。逆に、伊方原発は衰えるどころか、ヘリ墜落後に一基増設
されて三基になり、ますますその恐ろしい姿を太らせていた。
ヘリ墜落は、浪下さんが叫んだ「神風」にはなりえなかった。いや、神風さ
えも蹴ちらしたのだ。
あの日から一〇年以上の時間が経っても、今なお墜落の恐怖は語られている
が、サタンの火と呼ばれる原発は、そうした地元民の悲鳴をも飲み込んで
チェルノブイリの悪夢を高め続けている。
<完>
-----
※『原発の来た町-原発はこうして建てられた-伊方原発の30年』は
たんぽぽ舎で取り扱っています。1冊1000円。
-----
※この連載は「たんぽぽ舎 ひろば情報」サイトにも掲載中
http://www.tanpoposya.net/wp/?p=2046
-----
2012年11月23日(金) その2 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.IAEAと政府の「原子力安全に関する福島閣僚会議」に抗議する
バスツアー 12月14日(金)・15日(土) 参加歓迎(テントひろば)
★2.電気料金値上げに対抗する電力料金引き下げの方法(その3)
(山崎久隆 たんぽぽ舎)
★3.12月2日(日)15時15分から、於・スペースたんぽぽ
役立つ「反原発基本講座」再稼働阻止は自治体の力で!
テーマ『浜岡原発は廃炉に---自治体が結論を』
★4.<連載-8>『原発真近への米軍へリコプター墜落事故』(最終回)
「神風さえも蹴ちらす」
━━━━━━━
☆[第4回命と健康講座]と宇都宮ビラ配布のお知らせ
11月24日(土)午後1時半~4時 於・杉並産業商工会館・3F講堂
資料代500円(高校生まで無料)
講師(福島現地から)森園和重さん、木田節子さん
ビラ配布は11時半~12時半までJR阿佐ヶ谷駅前です。
問い合わせ:090-5497-4222(けしば)、090-1500-9886(新城)
━━━━━━━
☆あす24日(土)13:30から スペースたんぽぽ講座
【学習会】原発を止めるために私達は何をすべきか-原発を止められない
社会の深層構造を歴史と経済から探る-前編- 講師 安部芳裕さん
━━━━━━━
☆あさって25日(日)13:30から スペースたんぽぽ講座
【学習会】第7回 隠ぺいされた福島原発事故の分析 講師 槌田敦さん
━━━━━━━
┏┓
┗■1.IAEAと政府の「原子力安全に関する福島閣僚会議」に抗議する
│ バスツアー 12月14日(金)・15日(土) 参加歓迎
└────(問い合わせ:経産省前テントひろば)
IAEAと政府の「原子力安全に関する福島閣僚会議」に抗議するバスツアー
◆第1陣出発
12月14日(金) 午前7時半 JR新宿駅スバルビル前集合、
午前8時出発、時間厳守でお願いします。
行程 14日ひる12時 福島市着 → 県庁包囲アピール行動に参加 →
広瀬隆講演(郡山市労働福祉会館)または、交流会 → 宿泊所へ。
◆第2陣出発
12月14日(金) 午後11時 JR新宿駅スバルビル前集合、
午後11時30分出発、時間厳守でお願いします。
行程 15日早朝 郡山着 IAEA抗議・申入れ行動に参加(第1陣と合流)
→ 各団体との連帯集会など →第1陣は帰途、第2陣は福島市内宿泊
→ 16日(月)13時から市民集会(郡山女子大)→夕刻に帰途。
※料金:1人8000円(宿泊代金及び宿泊時の夕食、朝食を含みます)
※料金のお支払いは現金または郵便振替でお願いします。
現金の場合、テントひろばで受け付けています。
郵便振替 番号【00160-3-267170】
名義【経済産業省前テントひろば】
★名前、連絡先(住所、電話番号)、「バスツアー参加」か「カンパ」かを
必ず記入してください。
※問い合わせは「テントひろば」までお電話で。070-6473-1947
┏┓
┗■2.電気料金値上げに対抗する電力料金引き下げの方法(その3)
└────(山崎久隆 たんぽぽ舎)
さて、では電子ブレーカーとは何物でしょうか。それが信頼に足るものでな
いならば論外になってしまいます。
一つ前のメールでは「電子ブレーカー」という装置を新たに導入することを
述べました。これは必須条件です。なぜならば、アンペアダウンと異なり動力
の契約をそれまでの「負荷設備契約」から「主開閉器契約」へ変更することに
なるからです。
負荷設備契約とは、簡単にいえば系統につながっている動力の使用電力(規
格)を足し上げて、その負荷(つまりキロワット)に合わせた契約を言います。
前回のマンションの例では、エレベーターで10キロワット、ポンプで6キロ
ワット、可動式車庫で12キロワットの規格のモーターが付いていて、加算して
契約をするので合計28キロワットの契約というわけです。
料金は28キロワット×1,071円=29,988円ということです。
これを「主開閉器契約」に変え、その時に取り付けるのが電子ブレーカーで、
そのブレーカーを14キロワットのものにして、契約そのものを「主開閉器」つ
まり電子ブレーカーの規格そのものの14キロワットとしてしまうと、14×1,
071円=14,994円になる。半額になるというわけです。これは家庭用従量電灯
契約に近いものになります。
家庭用の従量電灯契約では、いちいち家の中の電気製品のキロワットを足し
上げた分のアンペアで契約などしません。そんなことをしたらとても30だとか
40では済まないアンペア数になるでしょう。たいていの家庭では、家中の電気
製品の消費電力を足し上げたら契約しているアンペア数を遙かに上回ります。
家電製品のアンペア数は機器を見れば分かりますが、あまり知られていないと
思います。エアコン7アンペア、液晶テレビ2アンペア、冷蔵庫450リットル
2.5アンペア、 掃除機最大10アンペア、洗濯機最大2アンペア、電子
レンジ15アンペア、炊飯器13アンペア、こたつ5アンペア、このあたりで
もう50アンペアを超えてしまっています。40アンペアの家で、これらが同
時に稼働したらブレーカーは落ちます。
電子ブレーカーと従来のブレーカーの何処がどう違うかと言えば、従来のブ
レーカーの動作原理は、バイメタルを使った熱感知式に対し、電子ブレーカー
はその名の通りコンピュータを組み込んだ電子計測式であることです。
従来のブレーカーは、導線に電気が流れると、発熱する原理を使っています。
このときに二種類の膨張度合いが異なる金属を貼り合わせておくと、電気の流
れにより加熱された金属が反ります。スイッチになっている金属が反ることで、
系統遮断が起きるわけです。
しかしこの方式は誤差が大きいことが欠点です。気温の差やずっと通電して
いたかどうかなどで、同じ電流を流しても切れたり切れなかったりと言うこと
が起きます。確実に切れなければならない電流量で切れているためには、余裕
を持って動作させなければなりませんので、定格値よりも少ない電流量でもブ
レーカーは落ちることがあります。
一方、電子ブレーカーは正確に設定電力量まで流せます。従って、JIS規格
に合わせて電流を余裕を持って流し続けることが出来ます。
JIS規格では、過大な電流が流れたらすぐに系統を遮断する必要は無く、一
定の時間ならば過大な電流でも許容しています。従って、14キロワット契約
で、瞬間的に28キロワットが流れてもブレーカーは落ちません。一定時間内
ならば配電線にそれだけの電流を流しても良い程度に、規格には余裕があるか
らです。
つまり、通常使われる動力を加算した範囲での電力量で契約し、それに対し
て契約電力量を超えても一定時間内ならば許容するように設定されている電子
ブレーカーを導入していれば、28キロワットなどと機器類の加算による契約
では無く通常使われる動力を加算して、たまに最大28キロワット程度流れて
も短時間で止まるならば、14キロワット契約でも何ら支障は無いというわけ
です。
電子ブレーカーは、何処のものでも良いというわけではありません。東電の
認定を受けたブレーカーでないと契約の変更は受けてもらえません。電力系統
に危険が及ばないことを確認し、工事にも立ち会います。つまり東電など電力
会社の公認された設備変更なのです。
契約電力量がどこまで下げられるのか。半減というのは一例ですが、実際に
それ以上下げたマンションもあるようですから、無茶な例ではありません。
実際に私が関わったケースは、14キロワットを8キロワットにまで下げて
います。
これは、省エネや節電とは違います。それは誤解の無いように。
あくまでも東電など電力会社の料金値上げに対抗して、電力料金の節約のた
めに行うことです。しかしどうせならば、この際に設備を見直して、あるいは
点検して、漏電していたり異常な電流が流れていたりという設備を修繕し、
もっと省エネ設計の設備があるならば交換し、あるいは白熱灯をLEDに変える
などという省エネ設備行進を合わせて実施したら良いかもしれません。
なお、これら解説をした私は、電気設備の専門知識があるわけではありませ
んので、本当に導入を検討される場合は、必ず専門家の意見を聞いて下さい。
私が関わった会社は、ジェルシステムという電子ブレーカーの会社でした。見
積もりや具体的説明はちゃんとしていました。既に1万社の導入実績があるよ
うです。<完>
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┗■3.役立つ「反原発基本講座」
│ 再稼働阻止は自治体の力で!連続講座のご案内
└────(反原発自治体議員・市民連盟)
テーマ『浜岡原発は廃炉に---自治体が結論を』
日時 12月2日(日)15時15分開会(15時開場)
17時から講師囲み懇親会
講師 三上元(湖西市長・脱原発首長会議世話人)
会場 スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4階)
参加費(資料代)800円
主催 反原発自治体議員・市民連盟
問合せ 090-1531-0150(布施)、03-3238-9035(たんぽぽ舎)
大飯原発を即時停止させ再稼働も許さず、原発ゼロを実現しようと、11月10日、
約50の市民団体が「再稼働阻止全国ネットワーク」を設立。国内全16カ所
の原発立地で活動する団体が一堂に会し、国に対する働きかけを強めていくこ
とにしました。原発推進勢力は着々と再稼働の地ならしをし、総選挙の結果い
かんでは近い将来、再稼働の嵐がやってきます。原発立地自治体及び30キロ圏
内自治体、これと連帯する大都市自治体の取り組みが重要です。脱原発首長会
議の世話人である三上元・湖西市長をお招きし、自治体から反撃できる可能性
と展望をお聞きします。
講演の後三上さんを囲み懇親会も予定しています。ご参加ください。
(事前予約不要、直接会場へお越しください)
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┗■4.<連載-8>『原発真近への米軍へリコプター墜落事故』
│ ●神風さえも蹴ちらす
└────
※この連載は著者(斉間満氏・故人)の夫人(斉間淳子さん)の承諾を得て
掲載しています。本文は、2002年5月発刊『原発の来た町-原発はこうして
建てられた-伊方原発の30年』の一節です。
-----
米軍ヘリの伊方原発近くへの墜落後、愛媛県や伊方町は、相ついで国や米軍
などの関係機関へ「原発上空の飛行禁止」を要請した。さらに墜落事故一年後
の一九八九年三月には、三基の原発建屋の屋根上に閃光式灯火を設置、定期的
に空に向かって光を点滅させ原発の存在を示す、方式を取った。
ヘリの墜落事故は、「絶対安全」を強調してやまない原発を抱える電力会社
が、その言葉とうらはらに自らが頭上の飛来物に怯えていることを、図らずも
さらけ出したかたちとなった。
飛行機や人工衛星が飛び交い、どんな大事故が起こるかもわからない科学技
術文明優先の社会。大国の利益の下で複雑な関係をつづける国際社会の中で、
一度大事故が起こると取りかえしのつかない破滅を招きかねない原発が存在し
ようというのが、そもそも無理な話なのだ。
米軍ヘリの伊方原発近くへの墜落は、そうしたことを暗示している。
二〇年来、伊方原発の地元で反対運動を続けていた、当時七〇歳を越えてい
た浪下繁春さんは、「これは神風だ。きっと神風だぞ」と、墜落の恐怖からさ
めたあとに叫んだ。
その浪下さんも九一年に、反原発の志半ばで病死した。しかし、伊方原発は
なくならなかった。逆に、伊方原発は衰えるどころか、ヘリ墜落後に一基増設
されて三基になり、ますますその恐ろしい姿を太らせていた。
ヘリ墜落は、浪下さんが叫んだ「神風」にはなりえなかった。いや、神風さ
えも蹴ちらしたのだ。
あの日から一〇年以上の時間が経っても、今なお墜落の恐怖は語られている
が、サタンの火と呼ばれる原発は、そうした地元民の悲鳴をも飲み込んで
チェルノブイリの悪夢を高め続けている。
<完>
-----
※『原発の来た町-原発はこうして建てられた-伊方原発の30年』は
たんぽぽ舎で取り扱っています。1冊1000円。
-----
※この連載は「たんぽぽ舎 ひろば情報」サイトにも掲載中
http://www.tanpoposya.net/wp/?p=2046
-----
たんぽぽ舎です。【TMM:No1663】
2012年11月23日(金)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.総選挙・第4弾 維新の会の正体 (広瀬隆)
★2.新聞・雑誌から4つ
◆大飯の断層調査-報告は2月以降規制委に計画提出
(2012.11.23 朝日新聞より抜粋)
◆維新+太陽=改革後退 企業献金禁止と原発ゼロ
<企業献金禁止>撤回 橋下氏 苦しい弁明
(2012.11.21 東京新聞より抜粋)
◆争点そらし「野田劇場」
(2012.11.20 東京新聞より抜粋)
◆空虚な言葉 もう嫌
(2012.11.20 東京新聞より抜粋)
★3.<テント日誌11/18(日)―経産省前テントひろば435日目>
見えてきた選挙戦!出来る事を最大限やって
「脱原発」社会を実現しよう!(Y・T)
━━━━━━━
◆11月25日(日)夕方6:00~集まろう
東京から希望の光を! 原発のない社会を!
宇都宮けんじ応援・勝手連集会へ
午後6:00~9:00 会場費&資料代 500円 会場、スペースたんぽぽ
うつのみやビラ(2号ビラ)2万枚が届きます。28日までに配布しよう。
主催:脱原発&都区職員OB
宇都宮けんじ勝手連
━━━━━━━
┏┓
┗■1.総選挙・第4弾
| 維新の会の正体
└──── (広瀬隆)
石原慎太郎の都知事辞職でバカ騒ぎを展開してきたマスメディアとは、一体
何なのか。偉そうな顔で暴言を続けたこの男が、尖閣諸島問題に火をつけて、
中国との関係を悪化させ、多くの日本企業に莫大な損害を与えた張本人である
ということが、新聞のどこにも書かれていない。こんなファシストが国会に舞
い戻ったら、日本は沈没する。
石原慎太郎はそもそも、「原発から出る高レベル放射性廃棄物は、ロケット
で宇宙に捨てればいい」と、デタラメ発言をしながら、息子の石原伸晃と組ん
で、原発に猛烈に肩入れしてきた無責任男だ。新潟県刈羽村で柏崎刈羽原発
の住民投票が実施され、プルサーマル反対が圧勝した時には、慎太郎が刈羽村
の住民をバカにした発言をくり返したので、「では公開討論会に出席して発言
しろ」とこちらが呼びかけたが、逃げ回って出て来なかった弱虫だ。
フクシマ事故が起こって、最高責任者の都知事としてまず最初に言うべきは、
「この事故の責任は、福島県に電力を求めた東京都にあります。申し訳ありませ
んでした」である。
土下座して、それを言え!!
お前なぞ、誰も支持していない。霞のような立ち枯れニッポンの影だと分って
いるから、あちこちに媚を売ってきたのだろ? 違うか?
石原慎太郎辞任前の最後の仕事は、11月11日のマンモスデモで、首都圏反原
発連合が求めたデモ出発地点、日比谷公園の使用許可を出さないことであった。
東條英機やヒットラーと同じ腰抜けファシストだ。
維新の会の橋下徹は、どうなのか。佐野眞一が、実に恥ずべき一文を週刊朝
日に書いた時、橋下徹がとった態度は立派だった。あの記者会見に、われわれ
は、拍手した。
しかし朝日新聞出版の謝罪で、ことをすませてはいけないぞ。まだ、書き手
として最大の責任者である佐野眞一当人は、直接に橋下徹に謝罪していない。
慎太郎ごときに、庇(ひさし)を貸して母屋(おもや)を乗っ取られたのが
その橋下徹だ。
まったく、これには、あきれて言葉もない。お前さんは、切れのいい言葉で
少し見どころがあったのに、これでまったく魅力を失った。政治が読めないほ
ど頭の悪い男だったのか。
「原発を動かすな」と言って関西電力を追いつめたから、われわれは共に生き
残るために、まったく思想の異なる維新の会を支持しようとした。原発を止め
てから、この男と喧嘩しようと呼びかけてきた。だが慎太郎と組んだ。これで
橋下徹の政治生命は、もう終りだ。頭が悪すぎる。
┏┓
┗■2.新聞・雑誌から4つ
└────
◆大飯の断層調査-報告は2月以降規制委に計画提出
関西電力は22日、大飯原発(福井県)の敷地内にある断層が活断層かどうか
を判断するための追加調査の計画を原子力規制委員会に提出した。今月末から
作業に入り、来年2月中旬以降にいったん結果をまとめる。最終報告は夏以降
になる見通し。
関電によると、すでに掘ってある大規模な溝状の調査場所を広げるための4
ヵ所での工事と、23カ所でのボーリング調査を2月中旬までに終え、この段
階での結果を規制委に報告する。その後。新たな溝を掘り始める予定で、終了
まで半年ほどかかるという。最終報告の時期は未定。
(2012.11.23 朝日新聞より抜粋)
◆維新+太陽=改革後退 企業献金禁止と原発ゼロ
<企業献金禁止>撤回 橋下氏 苦しい弁明
日本維新の会は二十日、既成政党と一線を画す改革の目玉だった「企業・団体
献金の全面禁止」を撤回する方針を固めた。合流した太陽の党側に配慮した。
-後略-
<原発ゼロ>
日本維新の会の原発政策をめぐって二十日、太陽の党から合流した石原慎太
郎代表と、受け入れた橋下徹代表代行の路線の違いが鮮明になった。それぞれ
の発言機会で、橋下氏は維新が掲げてきた「脱原発」を意識し「原発ゼロに向
けてやる」と明言。石原氏は「原発は黒か白かという議論は乱暴だ」とゼロ方
針を否定した。
-後略-
(2012.11.21 東京新聞より抜粋)
◆争点そらし「野田劇場」
民主党が「劇場型」選挙を仕掛けている。争点を絞り込み、マスコミに積極
的に話題を提供する手法で、二〇〇五年の「郵政選挙」では小泉純一郎首相
(当時)が自民党を圧勝に導いた。野田佳彦首相は、小泉氏の戦術をまねている
としか思えないような言動を繰り返す。党内の矛盾隠し、争点をそらそうとい
う意図が見えるが、逆に自民党は、かつての自分たちがとった戦法で攻勢を受
ける、皮肉な展開になっている。
-後略-
◆空虚な言葉 もう嫌
-中略-
コラムニストの辛酸なめ子さんは、野田佳彦首相が突然「脱世襲政治」と言
い始めたことに違和感を感じるという。「仮想敵をつくって、本来議論すべ
き脱原発や消費税の問題などをあいまいにしようとしているのでは」といぶ
かった。
-後略-
(2012.11.20 東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■3.<テント日誌11/18(日)―経産省前テントひろば435日目>
| 見えてきた選挙戦!出来る事を最大限やって
| 「脱原発」社会を実現しよう!
└──── (Y・T)
この日は、10時~新宿で開かれた選挙対策会議に参加し、その後、14時~中
野で市民団体が開いた反TPP/反ACT/宇都宮けんじ支援集会に参加して、19時頃
にテントに着いた。野田首相の年内解散宣言によって、マスコミは選挙モード
一色だが、私自身も選挙に関する集会などへの参加が多くなりつつある。
14日(水)に開かれた党首討論において、安倍自民党総裁との討論の中で、
野田首相が突然衆議院の解散を明言したが、筋書き通りの茶番劇。今年度中の
解散により、民主党から離党した議員が立ち上げた新党への政党助成金を出さ
なくする事と、候補者調整を含めた非自公民の選挙協力体制の封じ込め、都知
事選と総選挙をぶつけ、新党の合流劇によって選挙の争点をぼかす事が目的と
思われるが、来年度予算案の審議も行わず、最高裁で違憲状態という判決が出
た「一票の格差」が是正されない中で、党利党略で解散総選挙に踏み切った野
田首相には、あいた口がふさがらないどろか、国権の最高機関である議会の代
表としての資格が全くないと言わざるを得ない。
解散発表直後から、山崎誠議員、橋本べん議員を始め、多くの議員が民主党
から離党したが、彼らの英断を高く評価し、彼らに続く議員の決断を促したい。
また、16日には、国民の生活が第一の三宅雪子議員が、地元群馬4区から野田
首相の千葉4区へ鞍替えし、立候補する事を表明した。ボランティア・カンパ
など出来る範囲で応援したいと思う。
東京都知事選には、前日弁連会長の宇都宮けんじさんの他に、現副知事の猪
瀬直樹氏、前神奈川県知事の松沢成文氏らが立候補すると言われているが、市
民グループ「人にやさしい東京」が擁立した宇都宮けんじさんを原発都民投票
のメンバーが中心になって立ち上げた「私が変える、東京」が支持する事を表
明し、「脱原発」運動を行っている市民団体が宇都宮支持で一本化する動きに
なっている。
政党レベルでも、社民党に続き共産党が支持を表明し、脱原発を明確に掲げ
る「国民連合」(国民の生活が第一、みどりの風、社会民主党、新党大地・真
民主、減税日本、新党日本、反TPP・脱原発・消費増税凍結を実現する党)
の国民の生活が第一も支援する動きが見られ、原発再稼働を表明し、猪瀬知事
を支持する自民党と対立する構造が明確になりつつある。
東京都は、東京電力の4番目の大株主であり、木村結さんらが株主総会で提
案をしている「原発廃止」の議決にも大きな影響を考えられる。脱原発派の
候補が当選する事を心から期待し、出来る限りのサポートを行いたいと思う。
選挙まで残すところ1カ月を切り、組織作りも十分でない中での戦いとなる
と思うが、脱原発運動をしている人達は、「脱原発」社会実現のために自分達
で出来る事をやっていただきたいと思う。
寒くなってきて、テントにいらっしゃる方の人数が少なくなりつつあります。
一人でも多くの方がテントにいらして下さる事が、テントの存続に繋がります。
お時間が有る際にテントひろばへお気軽にお立ち寄り下さい。
―――――――――― 署名協力のお願い ――――――――――
【緊急署名】福島原発事故による県外避難者の住宅支援新規受付を打ち切ら
ないで!いま行政がなすべきは被災者支援縮小ではなく支援の拡充
一次締め切り:11月21日(水)朝10時、
二次締め切り:11月28日(水)朝10時、三次締め切り:12月5日(水)朝10時
個人署名⇒
https://fs222.formasp.jp/k282/form1/
団体賛同⇒
https://pro.form-mailer.jp/fms/87992e8335813
(Toku-san)
2012年11月23日(金)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.総選挙・第4弾 維新の会の正体 (広瀬隆)
★2.新聞・雑誌から4つ
◆大飯の断層調査-報告は2月以降規制委に計画提出
(2012.11.23 朝日新聞より抜粋)
◆維新+太陽=改革後退 企業献金禁止と原発ゼロ
<企業献金禁止>撤回 橋下氏 苦しい弁明
(2012.11.21 東京新聞より抜粋)
◆争点そらし「野田劇場」
(2012.11.20 東京新聞より抜粋)
◆空虚な言葉 もう嫌
(2012.11.20 東京新聞より抜粋)
★3.<テント日誌11/18(日)―経産省前テントひろば435日目>
見えてきた選挙戦!出来る事を最大限やって
「脱原発」社会を実現しよう!(Y・T)
━━━━━━━
◆11月25日(日)夕方6:00~集まろう
東京から希望の光を! 原発のない社会を!
宇都宮けんじ応援・勝手連集会へ
午後6:00~9:00 会場費&資料代 500円 会場、スペースたんぽぽ
うつのみやビラ(2号ビラ)2万枚が届きます。28日までに配布しよう。
主催:脱原発&都区職員OB
宇都宮けんじ勝手連
━━━━━━━
┏┓
┗■1.総選挙・第4弾
| 維新の会の正体
└──── (広瀬隆)
石原慎太郎の都知事辞職でバカ騒ぎを展開してきたマスメディアとは、一体
何なのか。偉そうな顔で暴言を続けたこの男が、尖閣諸島問題に火をつけて、
中国との関係を悪化させ、多くの日本企業に莫大な損害を与えた張本人である
ということが、新聞のどこにも書かれていない。こんなファシストが国会に舞
い戻ったら、日本は沈没する。
石原慎太郎はそもそも、「原発から出る高レベル放射性廃棄物は、ロケット
で宇宙に捨てればいい」と、デタラメ発言をしながら、息子の石原伸晃と組ん
で、原発に猛烈に肩入れしてきた無責任男だ。新潟県刈羽村で柏崎刈羽原発
の住民投票が実施され、プルサーマル反対が圧勝した時には、慎太郎が刈羽村
の住民をバカにした発言をくり返したので、「では公開討論会に出席して発言
しろ」とこちらが呼びかけたが、逃げ回って出て来なかった弱虫だ。
フクシマ事故が起こって、最高責任者の都知事としてまず最初に言うべきは、
「この事故の責任は、福島県に電力を求めた東京都にあります。申し訳ありませ
んでした」である。
土下座して、それを言え!!
お前なぞ、誰も支持していない。霞のような立ち枯れニッポンの影だと分って
いるから、あちこちに媚を売ってきたのだろ? 違うか?
石原慎太郎辞任前の最後の仕事は、11月11日のマンモスデモで、首都圏反原
発連合が求めたデモ出発地点、日比谷公園の使用許可を出さないことであった。
東條英機やヒットラーと同じ腰抜けファシストだ。
維新の会の橋下徹は、どうなのか。佐野眞一が、実に恥ずべき一文を週刊朝
日に書いた時、橋下徹がとった態度は立派だった。あの記者会見に、われわれ
は、拍手した。
しかし朝日新聞出版の謝罪で、ことをすませてはいけないぞ。まだ、書き手
として最大の責任者である佐野眞一当人は、直接に橋下徹に謝罪していない。
慎太郎ごときに、庇(ひさし)を貸して母屋(おもや)を乗っ取られたのが
その橋下徹だ。
まったく、これには、あきれて言葉もない。お前さんは、切れのいい言葉で
少し見どころがあったのに、これでまったく魅力を失った。政治が読めないほ
ど頭の悪い男だったのか。
「原発を動かすな」と言って関西電力を追いつめたから、われわれは共に生き
残るために、まったく思想の異なる維新の会を支持しようとした。原発を止め
てから、この男と喧嘩しようと呼びかけてきた。だが慎太郎と組んだ。これで
橋下徹の政治生命は、もう終りだ。頭が悪すぎる。
┏┓
┗■2.新聞・雑誌から4つ
└────
◆大飯の断層調査-報告は2月以降規制委に計画提出
関西電力は22日、大飯原発(福井県)の敷地内にある断層が活断層かどうか
を判断するための追加調査の計画を原子力規制委員会に提出した。今月末から
作業に入り、来年2月中旬以降にいったん結果をまとめる。最終報告は夏以降
になる見通し。
関電によると、すでに掘ってある大規模な溝状の調査場所を広げるための4
ヵ所での工事と、23カ所でのボーリング調査を2月中旬までに終え、この段
階での結果を規制委に報告する。その後。新たな溝を掘り始める予定で、終了
まで半年ほどかかるという。最終報告の時期は未定。
(2012.11.23 朝日新聞より抜粋)
◆維新+太陽=改革後退 企業献金禁止と原発ゼロ
<企業献金禁止>撤回 橋下氏 苦しい弁明
日本維新の会は二十日、既成政党と一線を画す改革の目玉だった「企業・団体
献金の全面禁止」を撤回する方針を固めた。合流した太陽の党側に配慮した。
-後略-
<原発ゼロ>
日本維新の会の原発政策をめぐって二十日、太陽の党から合流した石原慎太
郎代表と、受け入れた橋下徹代表代行の路線の違いが鮮明になった。それぞれ
の発言機会で、橋下氏は維新が掲げてきた「脱原発」を意識し「原発ゼロに向
けてやる」と明言。石原氏は「原発は黒か白かという議論は乱暴だ」とゼロ方
針を否定した。
-後略-
(2012.11.21 東京新聞より抜粋)
◆争点そらし「野田劇場」
民主党が「劇場型」選挙を仕掛けている。争点を絞り込み、マスコミに積極
的に話題を提供する手法で、二〇〇五年の「郵政選挙」では小泉純一郎首相
(当時)が自民党を圧勝に導いた。野田佳彦首相は、小泉氏の戦術をまねている
としか思えないような言動を繰り返す。党内の矛盾隠し、争点をそらそうとい
う意図が見えるが、逆に自民党は、かつての自分たちがとった戦法で攻勢を受
ける、皮肉な展開になっている。
-後略-
◆空虚な言葉 もう嫌
-中略-
コラムニストの辛酸なめ子さんは、野田佳彦首相が突然「脱世襲政治」と言
い始めたことに違和感を感じるという。「仮想敵をつくって、本来議論すべ
き脱原発や消費税の問題などをあいまいにしようとしているのでは」といぶ
かった。
-後略-
(2012.11.20 東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■3.<テント日誌11/18(日)―経産省前テントひろば435日目>
| 見えてきた選挙戦!出来る事を最大限やって
| 「脱原発」社会を実現しよう!
└──── (Y・T)
この日は、10時~新宿で開かれた選挙対策会議に参加し、その後、14時~中
野で市民団体が開いた反TPP/反ACT/宇都宮けんじ支援集会に参加して、19時頃
にテントに着いた。野田首相の年内解散宣言によって、マスコミは選挙モード
一色だが、私自身も選挙に関する集会などへの参加が多くなりつつある。
14日(水)に開かれた党首討論において、安倍自民党総裁との討論の中で、
野田首相が突然衆議院の解散を明言したが、筋書き通りの茶番劇。今年度中の
解散により、民主党から離党した議員が立ち上げた新党への政党助成金を出さ
なくする事と、候補者調整を含めた非自公民の選挙協力体制の封じ込め、都知
事選と総選挙をぶつけ、新党の合流劇によって選挙の争点をぼかす事が目的と
思われるが、来年度予算案の審議も行わず、最高裁で違憲状態という判決が出
た「一票の格差」が是正されない中で、党利党略で解散総選挙に踏み切った野
田首相には、あいた口がふさがらないどろか、国権の最高機関である議会の代
表としての資格が全くないと言わざるを得ない。
解散発表直後から、山崎誠議員、橋本べん議員を始め、多くの議員が民主党
から離党したが、彼らの英断を高く評価し、彼らに続く議員の決断を促したい。
また、16日には、国民の生活が第一の三宅雪子議員が、地元群馬4区から野田
首相の千葉4区へ鞍替えし、立候補する事を表明した。ボランティア・カンパ
など出来る範囲で応援したいと思う。
東京都知事選には、前日弁連会長の宇都宮けんじさんの他に、現副知事の猪
瀬直樹氏、前神奈川県知事の松沢成文氏らが立候補すると言われているが、市
民グループ「人にやさしい東京」が擁立した宇都宮けんじさんを原発都民投票
のメンバーが中心になって立ち上げた「私が変える、東京」が支持する事を表
明し、「脱原発」運動を行っている市民団体が宇都宮支持で一本化する動きに
なっている。
政党レベルでも、社民党に続き共産党が支持を表明し、脱原発を明確に掲げ
る「国民連合」(国民の生活が第一、みどりの風、社会民主党、新党大地・真
民主、減税日本、新党日本、反TPP・脱原発・消費増税凍結を実現する党)
の国民の生活が第一も支援する動きが見られ、原発再稼働を表明し、猪瀬知事
を支持する自民党と対立する構造が明確になりつつある。
東京都は、東京電力の4番目の大株主であり、木村結さんらが株主総会で提
案をしている「原発廃止」の議決にも大きな影響を考えられる。脱原発派の
候補が当選する事を心から期待し、出来る限りのサポートを行いたいと思う。
選挙まで残すところ1カ月を切り、組織作りも十分でない中での戦いとなる
と思うが、脱原発運動をしている人達は、「脱原発」社会実現のために自分達
で出来る事をやっていただきたいと思う。
寒くなってきて、テントにいらっしゃる方の人数が少なくなりつつあります。
一人でも多くの方がテントにいらして下さる事が、テントの存続に繋がります。
お時間が有る際にテントひろばへお気軽にお立ち寄り下さい。
―――――――――― 署名協力のお願い ――――――――――
【緊急署名】福島原発事故による県外避難者の住宅支援新規受付を打ち切ら
ないで!いま行政がなすべきは被災者支援縮小ではなく支援の拡充
一次締め切り:11月21日(水)朝10時、
二次締め切り:11月28日(水)朝10時、三次締め切り:12月5日(水)朝10時
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1662】
2012年11月22日(木) その2 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.電気料金値上げに対抗する電力料金引き下げの方法(その2)
(山崎久隆 たんぽぽ舎)
★2.総選挙・第3弾 民主党の正体 (広瀬 隆)
★3.新聞・雑誌より
◆ヨウ素剤配布自粛呼び掛け-劇薬指定されている
原子力規制委-田中俊一委員長 (11/22茨城新聞)
★4.<テント日誌11/17(土)―経産省前テントひろば433日目>
降りしきる雨の中 テントは日々進化する (S・S)
★━━━━━━━
┏┓
┗■1.電気料金値上げに対抗する電力料金引き下げの方法(その2)
└──── (山崎久隆 たんぽぽ舎)
前置きが大変長くなりました。それでは電気料金値上げ対策の本題に移ります。
電気料金は大きく二つの構成要素に分けられます。基本料金と従量料金です。
基本料金とは、一般家庭(電灯料金)においては「契約アンペア数」に比例し
ます。5アンペア、10アンペアなどと契約数が小さければ基本料金は安く、50,
60などと大きくなれば高くなります。(東電の料金はアンペアごとに 1015 20
30 40 50 60アンペアに対して基本料金273円、409.5円、546円、819円、1,092円、
1,365円、1,638円となっています。40から30に下げた場合1092円から819円にな
りますので、差額の273円分安くなります)
それに加えて従量電灯料金、つまり使った分のキロワットアワーに対して掛か
ります。一般に3段階に区分されていて、一番少ないところが最初の120キロワ
ットアワーまでで18.89円、二段階目が300キロワットアワーまでで25.19円、最
後が29.1円と、キロワットアワーあたりの単価が決められています。これは契約
アンペアに関係なく、使った量だけ掛かります。(金額はいずれも東電の例で9
月以降つまり値上げ後)
一般に「節電」というと、消費電力量を減らすことを意味しますから、従量電
灯料金を減らすことになります。一方「アンペアダウン」というのは、基本料金
を下げることを指します。一キロワットも節電しなくてもアンペアを下げれば翌
月から下げた分だけ料金が下がります。
これと同様のことが、マンションや事業所のうち負荷設備契約をしている場合
に行うことが出来ます。
一般のマンションは建物の電灯に相当する部分と、動力の部分に分かれていま
す。これは分電盤のところで分けられます。分電盤までは電力会社の設備で、そ
の先に配電盤がありますが、ここから先は一般的には建物を造った人(会社)の
所有になります。配電盤には「電灯配電盤」と「動力配電盤」があります。電灯
配電盤は建物の電灯(街灯や足下のライトや警報装置類)などに使う電気を配電
し、こちらはアンペア契約である従量電灯契約になります。アンペアダウンが可
能である場合もありますが、あまり大きな節約は難しいでしょう。
一方、動力配電盤につながる装置はモーター類です。つまり「動力」部分。
一般家庭にはあまり縁はありませんが、マンションなどはエレベーターや給水ポ
ンプや可動式車庫など、ポンプ・モーター類を多く使います。これら装置類への
電源供給は動力契約になっています。単位は「キロワット」単位です。
例えばエレベーターで10キロワット、ポンプで6キロワット、可動式車庫で12
キロワットの規格のモーターが付いていたとしたら、一般的にはこれらを加算し
て契約をしているケースが多いのです。
合計すれば28キロワット契約というわけです。
これが基本料金になります。1キロワットあたり1,071円が東電の料金です。
28キロワットで契約していれば、1,071×28=29,988円が基本料金で、それに
対してキロワットアワーあたり夏期16.5円、冬季14.99円の電力量料金がかかり
ます。月に1,200キロワットアワー使っていたとしたら、夏期16.5×1,200=19,
800円かかることになります。これと基本料金を足して、合計49,788円が電気料
金です。年間だと約60万円ほどかかっていることになります。
さて、どうやって安く上げるかというと、この基本料金を下げます。契約キロ
ワットを例えば半分である14キロワットまで下げます。これですと14,994円毎月
下がります。年間179,928円、自動的に料金が下がります。トータルで三割近く
削減できたことになります。
しかしながら、これには条件があります。
それまで付いていた東電のブレーカーを外して、電子ブレーカーという別の原
理で作動するブレーカーに付け替えなければなりません。このブレーカーは東電
のように無料ではなく、買うかレンタルするかしなければなりません。おおむね
50万円程度します。従って、単純に電気料金が下がったと言っても、電子ブレー
カー買い取り分の価格との相殺で、3年程度は元を取るまでに掛かります。減価
償却費用がかかるのです。
以下は契約次第ですが、電子ブレーカー自体は15年程度は故障しないと言われ
ています。メーカー保証は7年程度が普通でしょう。従って、元を取って利益が
出るのは3年ほど先、さらにその後保証期間内ならば無償ですから、4年は確実
に利益を出す。その後はブレーカーに故障が無ければ10年くらいは利益が出ると
して、電気料金に変化が無く、使用する電力量にも変化が無いとしたら、最小70
万円程度、最大で210万円ほどの利益が見込めるというわけ。この「利益」はも
ちろん東電に支払う電気料金を減らして出る利益です。
毎年18万円支払金額が減らせるならば、元を取るのに3年掛かっても安いもの
だと思われれば、契約変更を考えてみては如何でしょう。
ただし3年というのは上記の計算例に基づくのであって、規模の小さい事業所
やマンションの場合はもっと年数がかかりますから、必ずメーカーの診断と見積
もりを依頼するようにしてください。マンションの場合は当然ながら管理組合が
役員とマンションオーナーで十分話し合い、皆の納得を得なければ導入は出来ま
せん。さらに管理組合が契約をしているマンション管理会社とも相談の必要があ
ります。もっとも、最近では管理会社から管理組合に提案してくるケースもある
ようですが。(次号に続く)
┏┓
┗■2.総選挙・第3弾
| 民主党の正体
└──── (広瀬 隆)
誰でも知っていることだが、民主党残留組について、ハッキリさせておかなけ
ればならないことがある。
追いつめられた民主党は、惨敗が明白な選挙対策として、「自民党は原発再稼
働論である。われわれ民主党は将来原発ゼロを政策とする」と、大嘘をついて、
票をとろうとしている。
電力労組を母体とした最大の原発推進政党が民主党であることは、公然たる事
実だ。絶対に、原発再稼働に猛進する。
大飯原発再稼動を強行した五人組(野田佳彦、枝野幸男、細野豪志、藤村修、
仙谷由人)を地獄の業火の中にぶちこまなければならない。
大飯原発再稼働と大間原発の建設再開を決めた枝野幸男経産大臣は、週刊ポス
トで“まっ先に落選させたい政治家”ランキング原発政策部門で第一位となった。
『内閣不支持最高64%』『本社世論調査TPP「賛成」48%』
(朝日新聞11/13)
注意すべきは、ゾンビ民主党の中に、菅直人のように、「原発ゼロをめざすス
タイル」をとりながら、党首選で野田佳彦を支持し、国民を裏切ってきた偽物が
ゾロゾロいることだ。ダラ菅が野田を支持したために大飯原発が再稼働されてし
まったのだ。絶対に許してはならない。橋下徹と同様、裏切り者は、今後も裏切
る。当選するまでの選挙公約は、当選後にパッとゴミ箱に投げ捨てる。
デタラメ選挙公約は聞き飽きた。
一方、衆議院科学技術・イノベーション推進特別委員会の川内博史委員長(鹿
児島県選出民主党)は、昨年、田中三彦氏、渡辺敦雄氏、後藤政志氏の三人を招
いて、東電、保安院、原子力安全基盤機構(JNES)を相手にした非公開ヒア
リングと記者会見を主宰し、フクシマ事故の原因が配管破損にあるという最重要
の事実を明らかにさせた。
さらに川内博史氏は、昨年、「東京電力の節電要請は国民に対する恐喝である。
電力不足は起こらない」という事実を立証し、さらにTPPと、消費税増税にも
強烈な反対を唱え、「原子力規制委員会の人事は違法である」として、野田佳彦
を糾弾してきた。
現・文部科学委員長で原子力規制庁も担当し、完全な即時原発ゼロ政策を掲げ
る彼が、なぜ民主党を離党しなかったか。彼は、離党と同時に始まる“総選挙の
勝利”戦略を実現させる根回しに走ったが、他党が応えなかったからだ。ここに、
総選挙の鍵がある。
今からでも遅くない。国会最大のホープ民主党の川内博史議員は多数の同志を
引き連れて民主党を離党するべきだ!!(続く)
┏┓
┗■3.新聞・雑誌より
| ◆ヨウ素剤配布自粛呼び掛け-劇薬指定されている
| 原子力規制委-田中俊一委員長
└────
原子力規制委員会の田中俊一委員長は21日の記者会見で、原発事故時に甲状腺
被ばくを抑える安定ヨウ素剤について、規制委が具体的な活用方法を示すまでは、
原発周辺の関係自治体や住民組織などが、独自の判断による住民への配布を控え
るよう呼びかけた。
田中氏は「安定ヨウ素剤は劇薬指定されており、アレルギー反応や副作用が起
こると問題だ」と理由を説明した。
田中氏は会見の冒頭で、東京電力柏崎刈羽原発に近い新潟県長岡市の一部で
「自主防災会」が18日、独自の判断で希望する住民約30人に安定ヨウ素剤を配っ
たことを伝える報道を紹介。「(関西電力大飯3、4号機以外)原子炉は停止中
で、放射性ヨウ素は放出されない。(安定ヨウ素剤を)急いで配る状況ではなく、
待ってほしい」と訴えた。原発の使用済み核燃料プールで事故が起きても「服用
する状況にはならない」と強調した。(11/22茨城新聞)
┏┓
┗■4.<テント日誌11/17(土)―経産省前テントひろば433日目>
| 降りしきる雨の中 テントは日々進化する
└──── (S・S)
気圧の谷の接近で今にも降りだしそうな空模様、昼過ぎから降り始めた雨が夜
半まで降り続く。
テントの中は日中から冷え込んでいる。第3テントは本来は全交のテントである。
昨年冬から春にかけて、海外の若者たちが宿泊したりするスペースだったのだが、
ここのところ霞ヶ関周辺の抗議行動が盛んになり、いろいろな団体のトラメガの
収納場所になってしまい雑然としてきた。
そこで朝から、Fさんが中心となり衣替えをすることとなった。折からの雨の
中、作業があまり捗らないとのこと。
また、第2テントでは夕方からテント運営会議。夜遅くまで続き終了後,第1
テントにメンバーが挨拶に立ち寄る。降り続く雨の中ではあるが、椅子に座りき
れないほどの人々で、テントの中は夜遅くまで熱気でいっぱいであった。
知事選について、総選挙についてテントとしてどのように向きあうのか話が弾
む。先日の全体会議で、テントとして脱原発派の宇都宮けんじさんを推すことは
確認とのことである。一人ひとりがどう関わって行くか今後問われて行くだろう。
テントの屋根に打ち付ける雨音は外の騒音を打ち消し、テントの中はかえって
静寂さが増しているようだ。
2012年11月22日(木) その2 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.電気料金値上げに対抗する電力料金引き下げの方法(その2)
(山崎久隆 たんぽぽ舎)
★2.総選挙・第3弾 民主党の正体 (広瀬 隆)
★3.新聞・雑誌より
◆ヨウ素剤配布自粛呼び掛け-劇薬指定されている
原子力規制委-田中俊一委員長 (11/22茨城新聞)
★4.<テント日誌11/17(土)―経産省前テントひろば433日目>
降りしきる雨の中 テントは日々進化する (S・S)
★━━━━━━━
┏┓
┗■1.電気料金値上げに対抗する電力料金引き下げの方法(その2)
└──── (山崎久隆 たんぽぽ舎)
前置きが大変長くなりました。それでは電気料金値上げ対策の本題に移ります。
電気料金は大きく二つの構成要素に分けられます。基本料金と従量料金です。
基本料金とは、一般家庭(電灯料金)においては「契約アンペア数」に比例し
ます。5アンペア、10アンペアなどと契約数が小さければ基本料金は安く、50,
60などと大きくなれば高くなります。(東電の料金はアンペアごとに 1015 20
30 40 50 60アンペアに対して基本料金273円、409.5円、546円、819円、1,092円、
1,365円、1,638円となっています。40から30に下げた場合1092円から819円にな
りますので、差額の273円分安くなります)
それに加えて従量電灯料金、つまり使った分のキロワットアワーに対して掛か
ります。一般に3段階に区分されていて、一番少ないところが最初の120キロワ
ットアワーまでで18.89円、二段階目が300キロワットアワーまでで25.19円、最
後が29.1円と、キロワットアワーあたりの単価が決められています。これは契約
アンペアに関係なく、使った量だけ掛かります。(金額はいずれも東電の例で9
月以降つまり値上げ後)
一般に「節電」というと、消費電力量を減らすことを意味しますから、従量電
灯料金を減らすことになります。一方「アンペアダウン」というのは、基本料金
を下げることを指します。一キロワットも節電しなくてもアンペアを下げれば翌
月から下げた分だけ料金が下がります。
これと同様のことが、マンションや事業所のうち負荷設備契約をしている場合
に行うことが出来ます。
一般のマンションは建物の電灯に相当する部分と、動力の部分に分かれていま
す。これは分電盤のところで分けられます。分電盤までは電力会社の設備で、そ
の先に配電盤がありますが、ここから先は一般的には建物を造った人(会社)の
所有になります。配電盤には「電灯配電盤」と「動力配電盤」があります。電灯
配電盤は建物の電灯(街灯や足下のライトや警報装置類)などに使う電気を配電
し、こちらはアンペア契約である従量電灯契約になります。アンペアダウンが可
能である場合もありますが、あまり大きな節約は難しいでしょう。
一方、動力配電盤につながる装置はモーター類です。つまり「動力」部分。
一般家庭にはあまり縁はありませんが、マンションなどはエレベーターや給水ポ
ンプや可動式車庫など、ポンプ・モーター類を多く使います。これら装置類への
電源供給は動力契約になっています。単位は「キロワット」単位です。
例えばエレベーターで10キロワット、ポンプで6キロワット、可動式車庫で12
キロワットの規格のモーターが付いていたとしたら、一般的にはこれらを加算し
て契約をしているケースが多いのです。
合計すれば28キロワット契約というわけです。
これが基本料金になります。1キロワットあたり1,071円が東電の料金です。
28キロワットで契約していれば、1,071×28=29,988円が基本料金で、それに
対してキロワットアワーあたり夏期16.5円、冬季14.99円の電力量料金がかかり
ます。月に1,200キロワットアワー使っていたとしたら、夏期16.5×1,200=19,
800円かかることになります。これと基本料金を足して、合計49,788円が電気料
金です。年間だと約60万円ほどかかっていることになります。
さて、どうやって安く上げるかというと、この基本料金を下げます。契約キロ
ワットを例えば半分である14キロワットまで下げます。これですと14,994円毎月
下がります。年間179,928円、自動的に料金が下がります。トータルで三割近く
削減できたことになります。
しかしながら、これには条件があります。
それまで付いていた東電のブレーカーを外して、電子ブレーカーという別の原
理で作動するブレーカーに付け替えなければなりません。このブレーカーは東電
のように無料ではなく、買うかレンタルするかしなければなりません。おおむね
50万円程度します。従って、単純に電気料金が下がったと言っても、電子ブレー
カー買い取り分の価格との相殺で、3年程度は元を取るまでに掛かります。減価
償却費用がかかるのです。
以下は契約次第ですが、電子ブレーカー自体は15年程度は故障しないと言われ
ています。メーカー保証は7年程度が普通でしょう。従って、元を取って利益が
出るのは3年ほど先、さらにその後保証期間内ならば無償ですから、4年は確実
に利益を出す。その後はブレーカーに故障が無ければ10年くらいは利益が出ると
して、電気料金に変化が無く、使用する電力量にも変化が無いとしたら、最小70
万円程度、最大で210万円ほどの利益が見込めるというわけ。この「利益」はも
ちろん東電に支払う電気料金を減らして出る利益です。
毎年18万円支払金額が減らせるならば、元を取るのに3年掛かっても安いもの
だと思われれば、契約変更を考えてみては如何でしょう。
ただし3年というのは上記の計算例に基づくのであって、規模の小さい事業所
やマンションの場合はもっと年数がかかりますから、必ずメーカーの診断と見積
もりを依頼するようにしてください。マンションの場合は当然ながら管理組合が
役員とマンションオーナーで十分話し合い、皆の納得を得なければ導入は出来ま
せん。さらに管理組合が契約をしているマンション管理会社とも相談の必要があ
ります。もっとも、最近では管理会社から管理組合に提案してくるケースもある
ようですが。(次号に続く)
┏┓
┗■2.総選挙・第3弾
| 民主党の正体
└──── (広瀬 隆)
誰でも知っていることだが、民主党残留組について、ハッキリさせておかなけ
ればならないことがある。
追いつめられた民主党は、惨敗が明白な選挙対策として、「自民党は原発再稼
働論である。われわれ民主党は将来原発ゼロを政策とする」と、大嘘をついて、
票をとろうとしている。
電力労組を母体とした最大の原発推進政党が民主党であることは、公然たる事
実だ。絶対に、原発再稼働に猛進する。
大飯原発再稼動を強行した五人組(野田佳彦、枝野幸男、細野豪志、藤村修、
仙谷由人)を地獄の業火の中にぶちこまなければならない。
大飯原発再稼働と大間原発の建設再開を決めた枝野幸男経産大臣は、週刊ポス
トで“まっ先に落選させたい政治家”ランキング原発政策部門で第一位となった。
『内閣不支持最高64%』『本社世論調査TPP「賛成」48%』
(朝日新聞11/13)
注意すべきは、ゾンビ民主党の中に、菅直人のように、「原発ゼロをめざすス
タイル」をとりながら、党首選で野田佳彦を支持し、国民を裏切ってきた偽物が
ゾロゾロいることだ。ダラ菅が野田を支持したために大飯原発が再稼働されてし
まったのだ。絶対に許してはならない。橋下徹と同様、裏切り者は、今後も裏切
る。当選するまでの選挙公約は、当選後にパッとゴミ箱に投げ捨てる。
デタラメ選挙公約は聞き飽きた。
一方、衆議院科学技術・イノベーション推進特別委員会の川内博史委員長(鹿
児島県選出民主党)は、昨年、田中三彦氏、渡辺敦雄氏、後藤政志氏の三人を招
いて、東電、保安院、原子力安全基盤機構(JNES)を相手にした非公開ヒア
リングと記者会見を主宰し、フクシマ事故の原因が配管破損にあるという最重要
の事実を明らかにさせた。
さらに川内博史氏は、昨年、「東京電力の節電要請は国民に対する恐喝である。
電力不足は起こらない」という事実を立証し、さらにTPPと、消費税増税にも
強烈な反対を唱え、「原子力規制委員会の人事は違法である」として、野田佳彦
を糾弾してきた。
現・文部科学委員長で原子力規制庁も担当し、完全な即時原発ゼロ政策を掲げ
る彼が、なぜ民主党を離党しなかったか。彼は、離党と同時に始まる“総選挙の
勝利”戦略を実現させる根回しに走ったが、他党が応えなかったからだ。ここに、
総選挙の鍵がある。
今からでも遅くない。国会最大のホープ民主党の川内博史議員は多数の同志を
引き連れて民主党を離党するべきだ!!(続く)
┏┓
┗■3.新聞・雑誌より
| ◆ヨウ素剤配布自粛呼び掛け-劇薬指定されている
| 原子力規制委-田中俊一委員長
└────
原子力規制委員会の田中俊一委員長は21日の記者会見で、原発事故時に甲状腺
被ばくを抑える安定ヨウ素剤について、規制委が具体的な活用方法を示すまでは、
原発周辺の関係自治体や住民組織などが、独自の判断による住民への配布を控え
るよう呼びかけた。
田中氏は「安定ヨウ素剤は劇薬指定されており、アレルギー反応や副作用が起
こると問題だ」と理由を説明した。
田中氏は会見の冒頭で、東京電力柏崎刈羽原発に近い新潟県長岡市の一部で
「自主防災会」が18日、独自の判断で希望する住民約30人に安定ヨウ素剤を配っ
たことを伝える報道を紹介。「(関西電力大飯3、4号機以外)原子炉は停止中
で、放射性ヨウ素は放出されない。(安定ヨウ素剤を)急いで配る状況ではなく、
待ってほしい」と訴えた。原発の使用済み核燃料プールで事故が起きても「服用
する状況にはならない」と強調した。(11/22茨城新聞)
┏┓
┗■4.<テント日誌11/17(土)―経産省前テントひろば433日目>
| 降りしきる雨の中 テントは日々進化する
└──── (S・S)
気圧の谷の接近で今にも降りだしそうな空模様、昼過ぎから降り始めた雨が夜
半まで降り続く。
テントの中は日中から冷え込んでいる。第3テントは本来は全交のテントである。
昨年冬から春にかけて、海外の若者たちが宿泊したりするスペースだったのだが、
ここのところ霞ヶ関周辺の抗議行動が盛んになり、いろいろな団体のトラメガの
収納場所になってしまい雑然としてきた。
そこで朝から、Fさんが中心となり衣替えをすることとなった。折からの雨の
中、作業があまり捗らないとのこと。
また、第2テントでは夕方からテント運営会議。夜遅くまで続き終了後,第1
テントにメンバーが挨拶に立ち寄る。降り続く雨の中ではあるが、椅子に座りき
れないほどの人々で、テントの中は夜遅くまで熱気でいっぱいであった。
知事選について、総選挙についてテントとしてどのように向きあうのか話が弾
む。先日の全体会議で、テントとして脱原発派の宇都宮けんじさんを推すことは
確認とのことである。一人ひとりがどう関わって行くか今後問われて行くだろう。
テントの屋根に打ち付ける雨音は外の騒音を打ち消し、テントの中はかえって
静寂さが増しているようだ。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1661】
2012年11月22日(木) 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
重複ご容赦願います
━━━━━━━
★1.総選挙 第2弾 広瀬隆
自民党の正体&(腰巾着の公明党)そもそも安倍晋三とは何者か?
★2.電気料金値上げに対抗する電力料金引き下げの方法(その1)
(山崎久隆 たんぽぽ舎)
★3.スペースたんぽぽ講座
隠ぺいされた福島原発事故の分析(第7回)(通称 槌田ゼミ)のお知らせ
(中村泰子 たんぽぽ舎応援する人)
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇12月2日(日)13時から 講演会「放射能の本当の危険性」
放射能の本当の危険性がわかる講演会です。ぜひご来聴ください。
━━━━━━━
11月23日(金)首相官邸・国会前抗議行動
いますぐ原発ゼロに!大飯原発を停止せよ。真下に活断層あり
18:00~20:00 主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
たんぽぽ舎のボランティア協力お願いします。
23日の13:00~16:00 たんぽぽ舎にてビラ折り、プラカード作り等行います。
┏┓
┗■1.総選挙・第2弾
│ 自民党の正体&(腰巾着の公明党)そもそも安倍晋三とは何者か?
└────(広瀬隆)
過去を忘れてはいけない。彼が2007年に総理大臣の職をほうりだして病院に
入ったのは、病のせいではない。巨額脱税の大スキャンダルを週刊現代に
よって暴かれることが分ったので、仮病で病院に逃げ込ん
だ弱虫の代表だ。こんな頼りない男が総理大臣になったらどうする!!!!
その後、マスメディアがこの事実を一切追及しないのは、なぜなのか?
報道界は、今こそ報道しろ!!!!
2007年の政変とは・・・
講談社の週刊現代が、安倍事務所に相続税脱税のカラクリを指摘し、質問状
を送りつけ、回答期限を9月12日午後2時に設定した。するとタイムリミットの
9月12日午後2時に安倍晋三が辞任表明の記者会見をして、病院に逃げ込んだ。
→その週末の土曜日、9月15日に週刊現代2007年9月29日号発売された
(中略 週刊現代2007年9月29日号)
小泉純一郎内閣官房副長官時代の安倍晋三とは・・・
2002年の有事法制実現を推進し、5月13日、早稲田大学の講演で「小型であれ
ば原子爆弾の保有も問題ない」と発言。
「日本は核戦力を持つことだって許されている」と暴言。
京都大学教授・中西輝政(これが安倍晋三のブレーン)総合雑誌VOICE2003年
1月号に政治評論家・福田和也らと共に、日本核武装宣言を発表し、「北朝鮮
に核ミサイルを発射させないようにするいちばんの方法は『日本も核武装する
』という宣言を、いち早く総理がすることだ」と提唱。
2006年11月には、安倍晋三首相と文部科学大臣の伊吹文明が、子供の自主性を
謳った教育基本法を強引に書き換えた。今まで書かれていた、「個性ゆたかな
文化の創造」、「個人の価値」、「自発的精神」という最も大事な言葉を、
この二人が消しゴムで消してしまった。
代りに安倍と伊吹が書き加えたのが、
「公共の精神」、「伝統」、「自律の精神」、「道徳心」、「国を愛する」、
「規律」、「習慣」であった。
彼らが言う伝統や国とは、何か。
今や、原発の再稼働を看板に掲げている超危険人物が安倍晋三なのだ。
原発の放射能被曝は放置せよ、電力資本を維持するためには、子供たちの健康
はどうでもよい、と。無気味な石破茂、石原伸晃らが揃った亡国政党・・・
またしても、公共事業ゼネコン政治であの暗黒時代を再現しようと、張り切る。
2007年4月25日には、憲法解釈で禁じる集団的自衛権の行使を認めるメンバー
を集めた首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」
を設置して、米軍との共同軍事行動を画策した危険人物が安倍晋三だ。これが、
沖縄県民を苦しめているそもそもの原点だ。
安倍晋三が特に危険なのは、石原慎太郎と同様のファシストで、中国を敵視し、
平和外交を嫌う点にある。日本経済は、これからますますアジアで孤立して、
苦境に陥るだろう。企業人はそこをしっかり読み抜く必要がある。
2007年7月29日の参院選で、37議席しか当選しない“歴史的な惨敗”を喫しな
がら総理大臣にとどまった男だ。その直後、冒頭に述べた脱税発覚だ。
この自民党の腰巾着となってきたのが、
「40年後に原発廃止」と、日本破滅に向かって一路邁進の悪夢を語る公明党。
★次号以降、3~5と続く。
┏┓
┗■2.電気料金値上げに対抗する電力料金引き下げの方法(その1)
└────(山崎久隆 たんぽぽ舎)
この方法は、一般家庭向きでは無くマンション共用部分や小規模事業者向け
の方法です。一般家庭の場合での「アンペアダウン」に相当する方法を、
マンション共用部分や小規模の工場などで実行することが可能という話題です。
前提として電気料金値上げの原因
東電が8.46%もの電気料金値上げを行い、それを9月1日から強行実施
しました。
電気料金値上げの原因は、火力の炊き増しなどでは無く「原発費用」の負担
増であることは論を待ちません。原発再開や核燃料サイクル費用に加えて福島
第一原発に関連する費用も紛れ込むといったことが原因となり、巨額の負担を
強いられた東電がツケを消費者に転嫁しているわけです。
これが被災者への支援や補償に当てられたというのならばまだしも、実態は
柏崎や福島第二の補修費、核燃料調達費、もはや動くことも無い福島第一原発
5、6号機の安定化費用、そして六ヶ所村や東通村などへの「寄付金」(東電
は寄付で無いと言っているが、では何かと問われると答えないそうだ)が入り
込んでいます。さすがに「寄付金」は原価算入を経産省に拒否されたようです
が、東電の値上げの原因はこれら原発がらみが圧倒的。なぜならば、火力を炊
き増ししようが他電力から買おうが、小売りしているキロワット単価よりも購
入価格が高いわけが無いからです。(ただし一部再生エネルギーは除きます。
とはいえわずかなものですから影響はありませんが)
こんなデタラメがまかり通ったものだから、今年の冬には関電、九電が値上
げ申請をし、4月から実施するのだと報じられました。冗談ではありません。
どっちの電力会社も原発の比率が高すぎるために電気を売っても売っても原発
にかかる費用に食いつぶされてしまって経営破綻状態なのです。原発にかかる
費用を大幅に削減すれば、火力を炊き増ししても値上げなど必要ありません。
例えば核燃料サイクル費用を全部止めて、再処理など各種引当金を原発の安
定化に回し、使用済燃料の安全な貯蔵システムを構築して原子炉から取り出し、
電源が無くても安全に冷やすことが出来るようにしさえすれば、初年度にまと
まった費用がかかっても二年時以降は冷却用電源以外に、費用はほとんどかか
らなくなるでしょう。
冷却装置つきプールと乾式貯蔵設備の建設は関電でも1000億円ほどで出
来るだろうと思います。ただし若狭湾に作ることには反対です。消費地大阪な
いしはその近郊にすべきでしょう。また、耐震性や火災防災対策も万全な、強
固な施設とすることが要求されます。
全ての電力会社が同様に原発の再稼働を断念し、最小限の安全対策費用で済
むようにすれば経営破綻は避けられるのですが、経営が傾きだした電力会社に
危険な核を持たせ続けるのもリスクが大きすぎます。
そこで9電力を解体するとともに、日本原子力発電という国策会社に全原発
の管理業務を移管すれば良いだろうと思います。
もちろん一ワットも電気を生まない原発を抱えることになるので、毎年何千
億円もの費用が一方的に掛かるだけとなります。その分は毎年3300億円の税収
がある電源三法交付金と、分割した各種電力会社からの委託費あるいは原発割
当金を取ることでまかなうようにすれば良いでしょう。
電源三法交付金という、人口数千人の町に40~60年間に1000億円近い交
付金を投じていたのをやめて振り替えれば、福島第一原発を除いて、安全に管
理できるであろうと思われます。
なお、東電がむつ市に建設している「中間貯蔵施設」は、これに該当させる
べきではありません。むつ市の中間貯蔵施設は再処理が前提であり、仮貯蔵所
に過ぎないので立地場所も危険ですし設備の安全性にも問題があります。また、
こんな遠距離輸送すること自体がハイリスクであり、青森県に持ち込む理由も
無いからです。
そんなおかしな計画だから、周辺自治体を含めて巨額の寄付をしたり交付金
を払うようなことになるのです。
原発のある場所からそう遠くない地域で消費地の近くで貯蔵すべきです。
(次号につづく)
┏┓
┗■3.スペースたんぽぽ講座
│ 隠ぺいされた福島原発事故の分析(第7回)
│ (通称 槌田ゼミ)のお知らせ
└────(中村泰子 たんぽぽ舎応援する人)
第7回のテーマは、『福島第一原発の爆発をもう一度考える(2)』
講師 槌田敦さん
日時 11月25日(土)13:30 ~ 16:30(開場13:00)
場所 「スペースたんぽぽ」千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F
参加費800円
福島第一原発の爆発は、それぞれ違った事象であることを事実が示している
にもかかわらず、いまだに、政府・東電発表どおりの「すべて水素爆発説」
がまかり通っています。
なぜ、議論は閉じてしまっているのか、なぜ、矛盾だらけなのに、反原発
の学者の間でも議論を避けるのか。そこには、何としても水素爆発にしてお
かなければならない事情があること、それは、原子力の平和利用をうたう国
際原子力産業の存亡にかかわるポイントであることを、槌田先生は前回のゼ
ミで話されました。
事故原因についてどこまで言えて、どこからを不明とするかは、東電の責
任追及をするうえで決してうやむやにしてはなりません。
今回も前回に引き続き、爆発に焦点をあて、それぞれの事象についてさら
に詳しく考察します。
<前回の要点>
3月12日15時36分 1号機、建屋水素爆発(白煙)
地震による配管破断で放射能と水素が建屋にもれる
3月14日11時 3号機、使用済み燃料プールで水蒸気爆発を伴う核爆発(黒煙
300m、閃光、大量のがれき落下)
3月15日6時 4号機、原子炉で核暴走・水蒸気爆発(白煙、水蒸気大量噴出
が6月末まで続く)
3月15日6時 2号機、格納容器下部で轟音(爆発なし、格納容器破損なし)
格納容器ベントの音の可能性(東電はベントを否認)
3月15日9時 4号機4階で火災(6時の爆発とは別事象)
多数のご参加を呼びかけます。いつもより質問タイムを多くとります。
事前質問も受け付けています。nonukes@tanpopsya.net
----------
※たんぽぽ舎では、槌田敦さんを中心に、原発事故を検証する連続勉強会を
開催しています。
参考書:『福島原発多重人災 東電の責任を問う』
日本評論社(刊)、槌田敦・山崎久隆・原田裕史(著)、定価1600円+税
----------
┏┓
┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆講演会「放射能の本当の危険性」
放射能の本当の危険性がわかる講演会です。ぜひご来聴ください。
講師とテーマ
○「ウクライナ調査報告」小若順一・食品と暮らしの安全基金代表
○「内部被曝の問題点」西尾正道・北海道がんセンター院長
日時 12月2日(日)13:00~16:30(申込不要)
資料代 500円
会場 タワーホール船堀(江戸川区船堀4-1-1)
新宿駅より「都営新宿線」で本八幡方面へ約30分。船堀駅下車徒歩約1分
*小若代表からは
「今の埼玉県と同じ放射線量の地域に行き、学校で子どもたちに「足が痛い
子」と聞くと、7割の子が手を挙げた」など、ウクライナで3度にわたる現地
調査報告。日本でも、福島の人に出ている「痛み」は、ストレスが原因では
なく、放射能による被害の可能性がある。
*西尾院長からは、
「10~100mSv以下でも健康障害の医学的な証拠が多数存在すること、低線量
での細胞レベルでの異常報告、内部被曝の問題の中で、不問に付されてきた
未解明の問題」について語られます。
*主催「市民のためのがん治療の会」協賛「食品と暮らしの安全基金」
2012年11月22日(木) 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
重複ご容赦願います
━━━━━━━
★1.総選挙 第2弾 広瀬隆
自民党の正体&(腰巾着の公明党)そもそも安倍晋三とは何者か?
★2.電気料金値上げに対抗する電力料金引き下げの方法(その1)
(山崎久隆 たんぽぽ舎)
★3.スペースたんぽぽ講座
隠ぺいされた福島原発事故の分析(第7回)(通称 槌田ゼミ)のお知らせ
(中村泰子 たんぽぽ舎応援する人)
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇12月2日(日)13時から 講演会「放射能の本当の危険性」
放射能の本当の危険性がわかる講演会です。ぜひご来聴ください。
━━━━━━━
11月23日(金)首相官邸・国会前抗議行動
いますぐ原発ゼロに!大飯原発を停止せよ。真下に活断層あり
18:00~20:00 主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
たんぽぽ舎のボランティア協力お願いします。
23日の13:00~16:00 たんぽぽ舎にてビラ折り、プラカード作り等行います。
┏┓
┗■1.総選挙・第2弾
│ 自民党の正体&(腰巾着の公明党)そもそも安倍晋三とは何者か?
└────(広瀬隆)
過去を忘れてはいけない。彼が2007年に総理大臣の職をほうりだして病院に
入ったのは、病のせいではない。巨額脱税の大スキャンダルを週刊現代に
よって暴かれることが分ったので、仮病で病院に逃げ込ん
だ弱虫の代表だ。こんな頼りない男が総理大臣になったらどうする!!!!
その後、マスメディアがこの事実を一切追及しないのは、なぜなのか?
報道界は、今こそ報道しろ!!!!
2007年の政変とは・・・
講談社の週刊現代が、安倍事務所に相続税脱税のカラクリを指摘し、質問状
を送りつけ、回答期限を9月12日午後2時に設定した。するとタイムリミットの
9月12日午後2時に安倍晋三が辞任表明の記者会見をして、病院に逃げ込んだ。
→その週末の土曜日、9月15日に週刊現代2007年9月29日号発売された
(中略 週刊現代2007年9月29日号)
小泉純一郎内閣官房副長官時代の安倍晋三とは・・・
2002年の有事法制実現を推進し、5月13日、早稲田大学の講演で「小型であれ
ば原子爆弾の保有も問題ない」と発言。
「日本は核戦力を持つことだって許されている」と暴言。
京都大学教授・中西輝政(これが安倍晋三のブレーン)総合雑誌VOICE2003年
1月号に政治評論家・福田和也らと共に、日本核武装宣言を発表し、「北朝鮮
に核ミサイルを発射させないようにするいちばんの方法は『日本も核武装する
』という宣言を、いち早く総理がすることだ」と提唱。
2006年11月には、安倍晋三首相と文部科学大臣の伊吹文明が、子供の自主性を
謳った教育基本法を強引に書き換えた。今まで書かれていた、「個性ゆたかな
文化の創造」、「個人の価値」、「自発的精神」という最も大事な言葉を、
この二人が消しゴムで消してしまった。
代りに安倍と伊吹が書き加えたのが、
「公共の精神」、「伝統」、「自律の精神」、「道徳心」、「国を愛する」、
「規律」、「習慣」であった。
彼らが言う伝統や国とは、何か。
今や、原発の再稼働を看板に掲げている超危険人物が安倍晋三なのだ。
原発の放射能被曝は放置せよ、電力資本を維持するためには、子供たちの健康
はどうでもよい、と。無気味な石破茂、石原伸晃らが揃った亡国政党・・・
またしても、公共事業ゼネコン政治であの暗黒時代を再現しようと、張り切る。
2007年4月25日には、憲法解釈で禁じる集団的自衛権の行使を認めるメンバー
を集めた首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」
を設置して、米軍との共同軍事行動を画策した危険人物が安倍晋三だ。これが、
沖縄県民を苦しめているそもそもの原点だ。
安倍晋三が特に危険なのは、石原慎太郎と同様のファシストで、中国を敵視し、
平和外交を嫌う点にある。日本経済は、これからますますアジアで孤立して、
苦境に陥るだろう。企業人はそこをしっかり読み抜く必要がある。
2007年7月29日の参院選で、37議席しか当選しない“歴史的な惨敗”を喫しな
がら総理大臣にとどまった男だ。その直後、冒頭に述べた脱税発覚だ。
この自民党の腰巾着となってきたのが、
「40年後に原発廃止」と、日本破滅に向かって一路邁進の悪夢を語る公明党。
★次号以降、3~5と続く。
┏┓
┗■2.電気料金値上げに対抗する電力料金引き下げの方法(その1)
└────(山崎久隆 たんぽぽ舎)
この方法は、一般家庭向きでは無くマンション共用部分や小規模事業者向け
の方法です。一般家庭の場合での「アンペアダウン」に相当する方法を、
マンション共用部分や小規模の工場などで実行することが可能という話題です。
前提として電気料金値上げの原因
東電が8.46%もの電気料金値上げを行い、それを9月1日から強行実施
しました。
電気料金値上げの原因は、火力の炊き増しなどでは無く「原発費用」の負担
増であることは論を待ちません。原発再開や核燃料サイクル費用に加えて福島
第一原発に関連する費用も紛れ込むといったことが原因となり、巨額の負担を
強いられた東電がツケを消費者に転嫁しているわけです。
これが被災者への支援や補償に当てられたというのならばまだしも、実態は
柏崎や福島第二の補修費、核燃料調達費、もはや動くことも無い福島第一原発
5、6号機の安定化費用、そして六ヶ所村や東通村などへの「寄付金」(東電
は寄付で無いと言っているが、では何かと問われると答えないそうだ)が入り
込んでいます。さすがに「寄付金」は原価算入を経産省に拒否されたようです
が、東電の値上げの原因はこれら原発がらみが圧倒的。なぜならば、火力を炊
き増ししようが他電力から買おうが、小売りしているキロワット単価よりも購
入価格が高いわけが無いからです。(ただし一部再生エネルギーは除きます。
とはいえわずかなものですから影響はありませんが)
こんなデタラメがまかり通ったものだから、今年の冬には関電、九電が値上
げ申請をし、4月から実施するのだと報じられました。冗談ではありません。
どっちの電力会社も原発の比率が高すぎるために電気を売っても売っても原発
にかかる費用に食いつぶされてしまって経営破綻状態なのです。原発にかかる
費用を大幅に削減すれば、火力を炊き増ししても値上げなど必要ありません。
例えば核燃料サイクル費用を全部止めて、再処理など各種引当金を原発の安
定化に回し、使用済燃料の安全な貯蔵システムを構築して原子炉から取り出し、
電源が無くても安全に冷やすことが出来るようにしさえすれば、初年度にまと
まった費用がかかっても二年時以降は冷却用電源以外に、費用はほとんどかか
らなくなるでしょう。
冷却装置つきプールと乾式貯蔵設備の建設は関電でも1000億円ほどで出
来るだろうと思います。ただし若狭湾に作ることには反対です。消費地大阪な
いしはその近郊にすべきでしょう。また、耐震性や火災防災対策も万全な、強
固な施設とすることが要求されます。
全ての電力会社が同様に原発の再稼働を断念し、最小限の安全対策費用で済
むようにすれば経営破綻は避けられるのですが、経営が傾きだした電力会社に
危険な核を持たせ続けるのもリスクが大きすぎます。
そこで9電力を解体するとともに、日本原子力発電という国策会社に全原発
の管理業務を移管すれば良いだろうと思います。
もちろん一ワットも電気を生まない原発を抱えることになるので、毎年何千
億円もの費用が一方的に掛かるだけとなります。その分は毎年3300億円の税収
がある電源三法交付金と、分割した各種電力会社からの委託費あるいは原発割
当金を取ることでまかなうようにすれば良いでしょう。
電源三法交付金という、人口数千人の町に40~60年間に1000億円近い交
付金を投じていたのをやめて振り替えれば、福島第一原発を除いて、安全に管
理できるであろうと思われます。
なお、東電がむつ市に建設している「中間貯蔵施設」は、これに該当させる
べきではありません。むつ市の中間貯蔵施設は再処理が前提であり、仮貯蔵所
に過ぎないので立地場所も危険ですし設備の安全性にも問題があります。また、
こんな遠距離輸送すること自体がハイリスクであり、青森県に持ち込む理由も
無いからです。
そんなおかしな計画だから、周辺自治体を含めて巨額の寄付をしたり交付金
を払うようなことになるのです。
原発のある場所からそう遠くない地域で消費地の近くで貯蔵すべきです。
(次号につづく)
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┗■3.スペースたんぽぽ講座
│ 隠ぺいされた福島原発事故の分析(第7回)
│ (通称 槌田ゼミ)のお知らせ
└────(中村泰子 たんぽぽ舎応援する人)
第7回のテーマは、『福島第一原発の爆発をもう一度考える(2)』
講師 槌田敦さん
日時 11月25日(土)13:30 ~ 16:30(開場13:00)
場所 「スペースたんぽぽ」千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F
参加費800円
福島第一原発の爆発は、それぞれ違った事象であることを事実が示している
にもかかわらず、いまだに、政府・東電発表どおりの「すべて水素爆発説」
がまかり通っています。
なぜ、議論は閉じてしまっているのか、なぜ、矛盾だらけなのに、反原発
の学者の間でも議論を避けるのか。そこには、何としても水素爆発にしてお
かなければならない事情があること、それは、原子力の平和利用をうたう国
際原子力産業の存亡にかかわるポイントであることを、槌田先生は前回のゼ
ミで話されました。
事故原因についてどこまで言えて、どこからを不明とするかは、東電の責
任追及をするうえで決してうやむやにしてはなりません。
今回も前回に引き続き、爆発に焦点をあて、それぞれの事象についてさら
に詳しく考察します。
<前回の要点>
3月12日15時36分 1号機、建屋水素爆発(白煙)
地震による配管破断で放射能と水素が建屋にもれる
3月14日11時 3号機、使用済み燃料プールで水蒸気爆発を伴う核爆発(黒煙
300m、閃光、大量のがれき落下)
3月15日6時 4号機、原子炉で核暴走・水蒸気爆発(白煙、水蒸気大量噴出
が6月末まで続く)
3月15日6時 2号機、格納容器下部で轟音(爆発なし、格納容器破損なし)
格納容器ベントの音の可能性(東電はベントを否認)
3月15日9時 4号機4階で火災(6時の爆発とは別事象)
多数のご参加を呼びかけます。いつもより質問タイムを多くとります。
事前質問も受け付けています。nonukes@tanpopsya.net
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※たんぽぽ舎では、槌田敦さんを中心に、原発事故を検証する連続勉強会を
開催しています。
参考書:『福島原発多重人災 東電の責任を問う』
日本評論社(刊)、槌田敦・山崎久隆・原田裕史(著)、定価1600円+税
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┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆講演会「放射能の本当の危険性」
放射能の本当の危険性がわかる講演会です。ぜひご来聴ください。
講師とテーマ
○「ウクライナ調査報告」小若順一・食品と暮らしの安全基金代表
○「内部被曝の問題点」西尾正道・北海道がんセンター院長
日時 12月2日(日)13:00~16:30(申込不要)
資料代 500円
会場 タワーホール船堀(江戸川区船堀4-1-1)
新宿駅より「都営新宿線」で本八幡方面へ約30分。船堀駅下車徒歩約1分
*小若代表からは
「今の埼玉県と同じ放射線量の地域に行き、学校で子どもたちに「足が痛い
子」と聞くと、7割の子が手を挙げた」など、ウクライナで3度にわたる現地
調査報告。日本でも、福島の人に出ている「痛み」は、ストレスが原因では
なく、放射能による被害の可能性がある。
*西尾院長からは、
「10~100mSv以下でも健康障害の医学的な証拠が多数存在すること、低線量
での細胞レベルでの異常報告、内部被曝の問題の中で、不問に付されてきた
未解明の問題」について語られます。
*主催「市民のためのがん治療の会」協賛「食品と暮らしの安全基金」