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ニュークレール情報板
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1664】
2012年11月23日(金) その2 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                              転送歓迎
 
━━━━━━━
★1.IAEAと政府の「原子力安全に関する福島閣僚会議」に抗議する
   バスツアー 12月14日(金)・15日(土) 参加歓迎(テントひろば)
★2.電気料金値上げに対抗する電力料金引き下げの方法(その3)
                   (山崎久隆 たんぽぽ舎)
★3.12月2日(日)15時15分から、於・スペースたんぽぽ
   役立つ「反原発基本講座」再稼働阻止は自治体の力で!
   テーマ『浜岡原発は廃炉に---自治体が結論を』
★4.<連載-8>『原発真近への米軍へリコプター墜落事故』(最終回)
  「神風さえも蹴ちらす」
━━━━━━━
☆[第4回命と健康講座]と宇都宮ビラ配布のお知らせ
 11月24日(土)午後1時半~4時 於・杉並産業商工会館・3F講堂
 資料代500円(高校生まで無料)
 講師(福島現地から)森園和重さん、木田節子さん
 ビラ配布は11時半~12時半までJR阿佐ヶ谷駅前です。
 問い合わせ:090-5497-4222(けしば)、090-1500-9886(新城)
━━━━━━━
☆あす24日(土)13:30から スペースたんぽぽ講座
 【学習会】原発を止めるために私達は何をすべきか-原発を止められない
  社会の深層構造を歴史と経済から探る-前編- 講師 安部芳裕さん
━━━━━━━
☆あさって25日(日)13:30から スペースたんぽぽ講座
 【学習会】第7回 隠ぺいされた福島原発事故の分析 講師 槌田敦さん
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.IAEAと政府の「原子力安全に関する福島閣僚会議」に抗議する
 │ バスツアー 12月14日(金)・15日(土) 参加歓迎
 └────(問い合わせ:経産省前テントひろば)
 
IAEAと政府の「原子力安全に関する福島閣僚会議」に抗議するバスツアー
 
◆第1陣出発
 12月14日(金) 午前7時半 JR新宿駅スバルビル前集合、
         午前8時出発、時間厳守でお願いします。
 行程 14日ひる12時 福島市着 → 県庁包囲アピール行動に参加 →
  広瀬隆講演(郡山市労働福祉会館)または、交流会 → 宿泊所へ。
 
◆第2陣出発
 12月14日(金) 午後11時 JR新宿駅スバルビル前集合、
         午後11時30分出発、時間厳守でお願いします。
 行程 15日早朝 郡山着 IAEA抗議・申入れ行動に参加(第1陣と合流)
  → 各団体との連帯集会など →第1陣は帰途、第2陣は福島市内宿泊
  → 16日(月)13時から市民集会(郡山女子大)→夕刻に帰途。
 
※料金:1人8000円(宿泊代金及び宿泊時の夕食、朝食を含みます)
※料金のお支払いは現金または郵便振替でお願いします。
 現金の場合、テントひろばで受け付けています。
 郵便振替 番号【00160-3-267170】
      名義【経済産業省前テントひろば】
 ★名前、連絡先(住所、電話番号)、「バスツアー参加」か「カンパ」かを
  必ず記入してください。
※問い合わせは「テントひろば」までお電話で。070-6473-1947
 
 
┏┓
┗■2.電気料金値上げに対抗する電力料金引き下げの方法(その3)
 └────(山崎久隆 たんぽぽ舎)
 
 さて、では電子ブレーカーとは何物でしょうか。それが信頼に足るものでな
いならば論外になってしまいます。
 一つ前のメールでは「電子ブレーカー」という装置を新たに導入することを
述べました。これは必須条件です。なぜならば、アンペアダウンと異なり動力
の契約をそれまでの「負荷設備契約」から「主開閉器契約」へ変更することに
なるからです。
 負荷設備契約とは、簡単にいえば系統につながっている動力の使用電力(規
格)を足し上げて、その負荷(つまりキロワット)に合わせた契約を言います。
 前回のマンションの例では、エレベーターで10キロワット、ポンプで6キロ
ワット、可動式車庫で12キロワットの規格のモーターが付いていて、加算して
契約をするので合計28キロワットの契約というわけです。
 料金は28キロワット×1,071円=29,988円ということです。
 これを「主開閉器契約」に変え、その時に取り付けるのが電子ブレーカーで、
そのブレーカーを14キロワットのものにして、契約そのものを「主開閉器」つ
まり電子ブレーカーの規格そのものの14キロワットとしてしまうと、14×1,
071円=14,994円になる。半額になるというわけです。これは家庭用従量電灯
契約に近いものになります。
 家庭用の従量電灯契約では、いちいち家の中の電気製品のキロワットを足し
上げた分のアンペアで契約などしません。そんなことをしたらとても30だとか
40では済まないアンペア数になるでしょう。たいていの家庭では、家中の電気
製品の消費電力を足し上げたら契約しているアンペア数を遙かに上回ります。
家電製品のアンペア数は機器を見れば分かりますが、あまり知られていないと
思います。エアコン7アンペア、液晶テレビ2アンペア、冷蔵庫450リットル
2.5アンペア、    掃除機最大10アンペア、洗濯機最大2アンペア、電子
レンジ15アンペア、炊飯器13アンペア、こたつ5アンペア、このあたりで
もう50アンペアを超えてしまっています。40アンペアの家で、これらが同
時に稼働したらブレーカーは落ちます。
 電子ブレーカーと従来のブレーカーの何処がどう違うかと言えば、従来のブ
レーカーの動作原理は、バイメタルを使った熱感知式に対し、電子ブレーカー
はその名の通りコンピュータを組み込んだ電子計測式であることです。
 従来のブレーカーは、導線に電気が流れると、発熱する原理を使っています。
このときに二種類の膨張度合いが異なる金属を貼り合わせておくと、電気の流
れにより加熱された金属が反ります。スイッチになっている金属が反ることで、
系統遮断が起きるわけです。
 しかしこの方式は誤差が大きいことが欠点です。気温の差やずっと通電して
いたかどうかなどで、同じ電流を流しても切れたり切れなかったりと言うこと
が起きます。確実に切れなければならない電流量で切れているためには、余裕
を持って動作させなければなりませんので、定格値よりも少ない電流量でもブ
レーカーは落ちることがあります。
 一方、電子ブレーカーは正確に設定電力量まで流せます。従って、JIS規格
に合わせて電流を余裕を持って流し続けることが出来ます。
 JIS規格では、過大な電流が流れたらすぐに系統を遮断する必要は無く、一
定の時間ならば過大な電流でも許容しています。従って、14キロワット契約
で、瞬間的に28キロワットが流れてもブレーカーは落ちません。一定時間内
ならば配電線にそれだけの電流を流しても良い程度に、規格には余裕があるか
らです。
 つまり、通常使われる動力を加算した範囲での電力量で契約し、それに対し
て契約電力量を超えても一定時間内ならば許容するように設定されている電子
ブレーカーを導入していれば、28キロワットなどと機器類の加算による契約
では無く通常使われる動力を加算して、たまに最大28キロワット程度流れて
も短時間で止まるならば、14キロワット契約でも何ら支障は無いというわけ
です。
 電子ブレーカーは、何処のものでも良いというわけではありません。東電の
認定を受けたブレーカーでないと契約の変更は受けてもらえません。電力系統
に危険が及ばないことを確認し、工事にも立ち会います。つまり東電など電力
会社の公認された設備変更なのです。
 契約電力量がどこまで下げられるのか。半減というのは一例ですが、実際に
それ以上下げたマンションもあるようですから、無茶な例ではありません。
 実際に私が関わったケースは、14キロワットを8キロワットにまで下げて
います。
 これは、省エネや節電とは違います。それは誤解の無いように。
 あくまでも東電など電力会社の料金値上げに対抗して、電力料金の節約のた
めに行うことです。しかしどうせならば、この際に設備を見直して、あるいは
点検して、漏電していたり異常な電流が流れていたりという設備を修繕し、
もっと省エネ設計の設備があるならば交換し、あるいは白熱灯をLEDに変える
などという省エネ設備行進を合わせて実施したら良いかもしれません。
 なお、これら解説をした私は、電気設備の専門知識があるわけではありませ
んので、本当に導入を検討される場合は、必ず専門家の意見を聞いて下さい。
私が関わった会社は、ジェルシステムという電子ブレーカーの会社でした。見
積もりや具体的説明はちゃんとしていました。既に1万社の導入実績があるよ
うです。<完>
 
 
┏┓
┗■3.役立つ「反原発基本講座」
 │ 再稼働阻止は自治体の力で!連続講座のご案内
 └────(反原発自治体議員・市民連盟)
 
 テーマ『浜岡原発は廃炉に---自治体が結論を』
 日時 12月2日(日)15時15分開会(15時開場)
    17時から講師囲み懇親会
 講師 三上元(湖西市長・脱原発首長会議世話人)
 会場 スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4階)
 参加費(資料代)800円
 主催 反原発自治体議員・市民連盟
 問合せ  090-1531-0150(布施)、03-3238-9035(たんぽぽ舎)
 
大飯原発を即時停止させ再稼働も許さず、原発ゼロを実現しようと、11月10日、
約50の市民団体が「再稼働阻止全国ネットワーク」を設立。国内全16カ所
の原発立地で活動する団体が一堂に会し、国に対する働きかけを強めていくこ
とにしました。原発推進勢力は着々と再稼働の地ならしをし、総選挙の結果い
かんでは近い将来、再稼働の嵐がやってきます。原発立地自治体及び30キロ圏
内自治体、これと連帯する大都市自治体の取り組みが重要です。脱原発首長会
議の世話人である三上元・湖西市長をお招きし、自治体から反撃できる可能性
と展望をお聞きします。
講演の後三上さんを囲み懇親会も予定しています。ご参加ください。
(事前予約不要、直接会場へお越しください)
 
 
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┗■4.<連載-8>『原発真近への米軍へリコプター墜落事故』
 │  ●神風さえも蹴ちらす
 └────
 
 ※この連載は著者(斉間満氏・故人)の夫人(斉間淳子さん)の承諾を得て
 掲載しています。本文は、2002年5月発刊『原発の来た町-原発はこうして
 建てられた-伊方原発の30年』の一節です。
 -----
 
 米軍ヘリの伊方原発近くへの墜落後、愛媛県や伊方町は、相ついで国や米軍
などの関係機関へ「原発上空の飛行禁止」を要請した。さらに墜落事故一年後
の一九八九年三月には、三基の原発建屋の屋根上に閃光式灯火を設置、定期的
に空に向かって光を点滅させ原発の存在を示す、方式を取った。
 ヘリの墜落事故は、「絶対安全」を強調してやまない原発を抱える電力会社
が、その言葉とうらはらに自らが頭上の飛来物に怯えていることを、図らずも
さらけ出したかたちとなった。
 飛行機や人工衛星が飛び交い、どんな大事故が起こるかもわからない科学技
術文明優先の社会。大国の利益の下で複雑な関係をつづける国際社会の中で、
一度大事故が起こると取りかえしのつかない破滅を招きかねない原発が存在し
ようというのが、そもそも無理な話なのだ。
 米軍ヘリの伊方原発近くへの墜落は、そうしたことを暗示している。
 二〇年来、伊方原発の地元で反対運動を続けていた、当時七〇歳を越えてい
た浪下繁春さんは、「これは神風だ。きっと神風だぞ」と、墜落の恐怖からさ
めたあとに叫んだ。
 その浪下さんも九一年に、反原発の志半ばで病死した。しかし、伊方原発は
なくならなかった。逆に、伊方原発は衰えるどころか、ヘリ墜落後に一基増設
されて三基になり、ますますその恐ろしい姿を太らせていた。
 ヘリ墜落は、浪下さんが叫んだ「神風」にはなりえなかった。いや、神風さ
えも蹴ちらしたのだ。
 あの日から一〇年以上の時間が経っても、今なお墜落の恐怖は語られている
が、サタンの火と呼ばれる原発は、そうした地元民の悲鳴をも飲み込んで
チェルノブイリの悪夢を高め続けている。
<完>
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 ※『原発の来た町-原発はこうして建てられた-伊方原発の30年』は
  たんぽぽ舎で取り扱っています。1冊1000円。
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 ※この連載は「たんぽぽ舎 ひろば情報」サイトにも掲載中
  http://www.tanpoposya.net/wp/?p=2046
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