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ニュークレール情報板
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2527】
2015年7月6日(月)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
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★1.7月8日(水)学習会
   菅直人首相(当時)はなぜバッシングにあったのか?
   -菅叩きの陰に隠された不都合な真実-
   お話:菅直人元首相 聞き手:鈴木千津子(たんぽぽ舎共同代表)
               渡辺マリ(「スペースたんぽぽ」講座運営委員)
★2.高経年化対策と防災からにじみ出る規制委の再稼働推進
   川内原発はなりふり構わず動かしたいのか
   原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その53
                 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★3.金融市場、大規模トラブルを警戒 7月1日に3年ぶり“うるう秒”
   「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその108
                       島村英紀(地震学者)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆7/7函館市大間原発建設差し止め裁判第5回口頭弁論
   14時から東京地裁703号法廷<裁判報告集会>15時から参議院議員会館講堂
   <大間原発はいらない!スタンディングデモ>12時から13時
  ◆7/8東京検察審査会前宣伝行動
   8時30分から9時30分 東京地裁前
   主催:東電の刑事責任を追及する会
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※7/7(火)学習討論集会にご参加を!
    「緊急作業時被ばく線量」引き上げ問題を知る
  日 時:7月7日(火)18:30開場19:00から21:00
  講 演:西野方庸さん(関西労働者安全センター)
  会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
  主 催:被ばく労働を考えるネットワーク
  資料代:500円
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※7/11(土)から7/12(日)
 第3回福島を忘れない全国シンポジウム・現地見学
 主 催:シンポジウム実行委員会(反原発自治体議員・市民連盟)
 参加費:議員は25,000円(往復バス代、宿泊、シンポ・交流会、見学含む)
         市民は23,000円(往復バス代、宿泊、シンポ・交流会、見学含む)
 申込み・問い合わせ:090-5497-4222(けしば)、090-6029-5511(柳田)
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┗■1.7月8日(水)学習会
 |  菅直人首相(当時)はなぜバッシングにあったのか?
 |  -菅叩きの陰に隠された不都合な真実-
 |  お話:菅直人元首相 聞き手:鈴木千津子(たんぽぽ舎共同代表)
 └──── 渡辺マリ(「スペースたんぽぽ」講座運営委員)

  2011年の東京電力福島第一原発事故の原因、責任などはうやむやのまま、原発再稼働の動きが活発化しています。
 朝日新聞による「吉田調書」のスクープ記事、それは原発の過酷事故対策に対する根源的な問いを含む第一級資料でした。
  しかしメディアの大バッシングは、その内容そのものの価値を貶める効果をもたらしました(安倍政権、大喜び)。
  今、改めて問いたい。東京電力の人災原発事故当時、首相だった菅直人氏に浴びせかけられた、あのバッシングは私たちの目をそらし、何かを隠そうとしているのではないでしょうか?
  菅直人氏に「事実」のみをお話ししていただきます。
  検証するのは、私たち市民です! ご参加お待ちしています。

   「菅直人首相(当時)はなぜバッシングにあったのか?」
    -菅叩きの陰に隠された不都合な真実-

    日 時:7月8日(水)18:30開場 19:00から21:00
  お 話:菅直人元首相  聞き手:鈴木千津子 (たんぽぽ舎共同代表)
  会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
      資料代:800円


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┗■2.高経年化対策と防災からにじみ出る規制委の再稼働推進
 |  川内原発はなりふり構わず動かしたいのか
 |  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その53
 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

 去る6月29日に「川内原発(火山監視/老朽化/防災)に関する政府交渉」が原子力規制を監視する市民の会他が主催して行われた。後半のみに参加して感じたことを記す。

1.老いたる川内原発1号機をなりふり構わず動かしたい規制委

  川内1号機は昨年2014年7月3日に運転開始から30年を迎えた。原子炉等規制法は、事業者に運転開始後30年を経過する日までに経年劣化に関する技術的な評価を行い、その結果に基づき、保守管理に関する方針を策定することを義務付けている。九電はまだこれを実施していないのだ。これから九電が補正申請をするらしい。
 規制庁担当は、「法的には高経年化対策の手続きが終了していなくても、再稼働は可能だ」と答えた。原子力安全・保安院時代のストレステスト意見聴取会委員を務めていた井野博満さんが「原子力安全・保安院時代よりおかしい」と厳しく追及した。
 そう、原子力規制委員会は原子力安全・保安院よりもひどい再稼働推進委員会であることがここでも露呈した。この問題は工事計画認可ともからみ、引き続き追及していかねば。

2.ヨウ素剤配布が間に合わない

  防災・避難計画は、福島第一原発事故を思い起こせば全く絵に描いた餅であることが、多くの場で確認されている。今回は、ヨウ素剤配布を重点に追及され、内閣府担当(元規制庁)は2013年10月に3.11以後初めて国が行った原子力総合防災訓練(対象は川内原発)を何度も参照して、訓練の実績を強調した。
 しかしながら、私はこの原子力総合防災訓練を(生まれて初めて鹿児島県に入って)傍聴・参加したので、内閣府・規制委の説明に全く納得できない。秘密裡に進められた防災訓練、官邸とつないだテレビ会議が故障、自衛隊員もJNES等原子力ムラ員も参加、SPEEDI質問には超スロー回答で結局活用せず、要援護者の避難は45分遅れ、などを記憶している。
 特に、原発から5km程にある水引小学校からの避難を見たが、昼礼の後で一旦教室に入った5年生約40人が大型バスに乗り込んで避難していき、川内アリーナに連れていかれた。ヨウ素剤(訓練なのでカード)を生徒たちが配布されたのは避難所「川内アリーナ」でである。訓練時でも20分程かかり、車渋滞で何10時間になるかも知れないのに、なぜ学校で配布しないのか、私は疑問に思っていた。
 このことを尋ねると、内閣府担当も規制庁担当も顔を見合わせて黙ってしまった。結局、後日答えると回答したが、やはりこのことも大問題なのだ。
 内閣府と規制庁の担当者は本当に、原発周辺住民の命と健康を守る気が無いのではないか。


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┗■3.金融市場、大規模トラブルを警戒 7月1日に3年ぶり“うるう秒”
 |  「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその108
 └──── 島村英紀(地震学者)

  地球の自転の速さは、じつは一定ではない。
 近年、複雑な自転の「揺らぎ」があることがわかった。原子時計が導入されてからのことだ。
 1972年から原子時計を暦に採用した。つまり年や日の長さを、それまでの太陽の観測から決めていたやりかたをやめて、原子時計を使って定義することにしたのだ。ちなみに精度が高い原子時計は100億年に1秒の精度を誇る。
 一般には、地球の自転はゆっくりと遅くなっていっているのだが、この「揺らぎ」のせいで、ときには一時的には速くなることもあった。
 原子時計を基準にして地球の動きや暦を固定したために、実際の地球の自転の変化があれば、それに合わせて地球上の時計を調整しなければならなくなった。
 「うるう秒」というのを知っているだろうか。原子時計で動いている地球上の時間と、地球の実際の動きがしだいにずれていく、そのずれを補正するために、ときどき、世界中の時刻を一斉に1秒ずらすことである。
 ずれが1秒を超えないように、たとえばずれが0.8秒になったときに行われるものだ。うるう秒は7月1日や1月1日に行われる。
 このうるう秒は、来週7月1日、日本標準時で午前8時59分59秒と9時00分00秒の間に「59分60秒」が挿入される。
 このうるう秒に世界の金融市場が警戒を強めている。わずか1秒だが、いつもと違う時計の進み方に対応できずに大規模なシステムトラブルが発生すれば、市場が大混乱におちいる恐れがあるからだ。
 米国では東部時間で6月30日午後8時直前に挿入される。このためニューヨーク証券取引所とナスダック市場では、通常は午後8時までの時間外取引を30分切り上げて終えることにした。
 前回のうるう秒は2012年7月1日(日本標準時)だった。だが、このときは日曜日で金融市場は休みだった。今回は米国市場では時間外取引中、アジア市場では取引開始の時間帯だ。電子取引が1秒以下の精度で行われるようになってから初めて、平日にうるう秒が挿入されることになる。
 1972年以来1999年までの27年間のうるう秒は22回あった。
 だがその後、傾向が変わった。1999年以後7年間もうるう秒を入れる必要がなかったのだ。
 その後は2006年、2009年、2012年と今回の2015年と、地球の自転はうるう秒を入れなければならないくらい遅くなった。一時の「不思議な状態」からは回復したように見える。
 ところで「自転の揺らぎ」の理由はわかっていないのだ。
  東日本大震災(2011年)は自転を100万分の1.6秒だけ遅くした。しかしこういった大地震での変化は自転の揺らぎよりずっと小さい。
 観測にもかからず、それゆえ人類が知らない巨大でゆっくり動く地震が地球の深部で起きていて、その影響ではないかという学説がある。
 地球深部には月の倍ほどある大きさの溶けた鉄の球がある。その近くでなにか不思議なことが起きているのに違いない。 (6月26日『夕刊フジ』より)


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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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 ◆7/7函館市大間原発建設差し止め裁判第5回口頭弁論

日 時:7月7日(火)14時から
会 場:東京地裁703号法廷
内  容:法律上の訴訟、原告適格についての学者の意見書の提出、争点項目の説明など。
<裁判報告集会>15時から参議院議員会館講堂にて(開場は14時15分)
・弁護団から裁判の報告・大間原発をめぐる現状報告、電源株主総会についての報告など。
<大間原発はいらない!スタンディングデモ>
当日お昼12時から13時まで、銀座・電源開発本社前にて
主 催:大間原発反対関東の会
連絡先:Tel. 080-6616-9604(玉中)、メール:aki-trsk@outlook.jp


 ◆7/8東京検察審査会前宣伝行動

 7月、いよいよ第5検察審査会の議決が予想されます。
“起訴相当”の議決を勝ち取り、福井地裁の仮処分に続く画期的な大成果となるよう最後まで頑張りましょう。
 そのために検察審査会長への要請はがき、署名、手紙などできることはすべてやりましょう。行動にご参加ください。

 名 称 東京検察審査会前宣伝行動
 日 時 7月8日(水)8時30分から9時30分
     ※東京第5検察審査会へアピールをしてください。
     ※宣伝行動後、署名、要請書の提出を行います。各自持参願います。
 場 所 東京地裁前
 主 催 東電の刑事責任を追及する会
 連絡先 080-1104-4432(小林)
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