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たんぽぽ舎です。【TMM:No2522】
2015年6月30日(火)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.次々噴火する火山 日本列島の状況はどこまで深刻なのか
―島村英紀・武蔵野学院大学特任教授に聞く その5(最終回)
現代人は自然災害に無頓着 原発再稼働は危ない
島村英紀 (地震学者)
★2.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆7/1『もんじゅ・西村裁判-2』
国家賠償「未返還遺品請求訴訟」第1回
被告:警視庁中央警察署署長、 原告:西村遺族
★3.新聞より3つ
◆箱根山 警戒レベル上げ 入山規制の「3」に
(6月30日東京新聞夕刊より)
◆「原発避難で自殺」賠償命令 東電に2700万円 福島地裁2例目
(6月30日東京新聞夕刊より抜粋)
◆箱根山 ごく小規模噴火 警戒レベル3に引き上げ
(6月30日朝日新聞夕刊より見出しのみ)
★4.テント日誌6月28日(日)
経産省前テントひろば1384日 商業用原発停止650日
違う意見の人が話に来てくれるのは歓迎すべきことだ (I・K)
6/26川内原発工事計画認可に対する異議申立 (K・M)
★5.参考までに
7月の「戦争法案」反対行動のお知らせ
許すな!戦争法案戦争させない・9条壊すな!
総がかり行動実行委員会
━━━━━━━
※7月1日(水)の2つの行動にご参加を!
1.第12回川内原発再稼働をやめろ!九州電力東京支社抗議行動
原発再稼働は日本を滅ぼす
日 時:7月1日(水)17時30分から18時30分(毎月第1水曜日開催)
場 所:九州電力(株)東京支社
東京都千代田区有楽町1丁目7-1有楽町駅前電気ビル北館7F
主 催:「再稼働阻止全国ネットワーク」
2.第22回東京電力本店合同抗議行動
東電福島第一原発事故の責任をとれ!柏崎刈羽原発再稼働するな!
放射能汚染水を海へ流すな!
日 時:7月1日(水)19時から20時(毎月第1水曜日開催)
場 所:東電本店前(JR・地下鉄新橋駅徒歩5分)
よびかけ:経産省前テントひろば・たんぽぽ舎
賛同団体:東電株主代表訴訟など約122団体
・プラカード、ノボリ旗をたくさん持参してください。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.次々噴火する火山 日本列島の状況はどこまで深刻なのか
| ―島村英紀・武蔵野学院大学特任教授に聞く その5(最終回)
| 現代人は自然災害に無頓着 原発再稼働は危ない
└──── 島村英紀 (地震学者)
◎島村英紀 (地震学者) さんのホームページ(http://shima3.fc2web.com/):
【島村英紀・最近の雑誌やテレビ・ラジオから】より
インターネット雑誌『ダイヤモンドオンライン』 2015年6月17日
[「次々噴火する火山 日本列島の状況はどこまで深刻なのか―
島村英紀・武蔵野学院大学特任教授に聞く」にコメントを掲載]より転載
次々噴火する火山 日本列島の状況はどこまで深刻なのか
―島村英紀・武蔵野学院大学特任教授に聞く
ダイヤモンド・オンライン編集部 2015年6月17日
死者・行方不明者が63人にも上った昨年9月の御嶽山噴火。今年に入って
からも、箱根山や口永良部島、浅間山など、火山活動が活発化したり、噴火
に至るケースが相次いでいる。この現状を専門家はどう見ているのだろうか。
(聞き手/ダイヤモンド・オンライン編集部 津本朋子)
現代人は自然災害に無頓着 原発再稼働は危ない
われわれ現代人は、大きな噴火について、あまりにも忘れてしまっています。火山が噴火し、巨大地震が繰り返し起きることで、現在の日本列島が形作られてきたことを思い出さねばなりません。
人間にできることは限られていますが、普段の生活で避難路を確認したり、枕元に懐中電灯や底の厚い避難用の靴を用意するなど、一人ひとりにできる備えはすべきでしょう。
また、再稼働問題が持ち上がっている原発についても、これほど大規模な噴火や地震が繰り返し起きてきた国なのだということを、よく考えていただきたい。
フィンランドのオンカロ(核廃棄物貯蔵施設)も、安定した地盤に作られていると言われていますが、スカンジナビア半島ではこれまで、いくつかの地震があったことは分かっています。そもそも、10万年間という長期間、絶対に地震や噴火が起きないと言い切れる場所など、この地球上にはないのです。(終了)
しまむら・ひでき
1941年、東京都生まれ。武蔵野学院大学特任教授。東京大学理学部卒業、同大学院修了、理学博士。東京大学助手、北海道大学教授、北海道大学地震火山研究観測センター長、国立極地研究所長などを歴任。専門は地球物理学(地震学)。「直下型地震」、「日本人が知りたい巨大地震の疑問50」、「新・地震をさぐる」など著書多数。
※島村英紀さんのご承諾を得て転載しております。
┏┓
┗■2.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆7/1『もんじゅ・西村裁判-2』
日時:7月1日(水)13:15から
場所:東京地裁706号室
国家賠償「未返還遺品請求訴訟」第1回
被告:警視庁中央警察署署長 原告:西村遺族
<裁判前後の予定>
事前アピール:7月1日(水)12:30から東京地裁前 集合開始
院内集会:7月1日(水)14:00から
参議院議員会館B104会議室 弁護士による説明、他
警察は事件性がないと発表しながら、遺体発見時の西村成生さんの
着衣を遺族に返還していない。遺品返還から怪死事件解明へ迫るのが、
この裁判の目的です。
主催団体:もんじゅ・西村怪死事件の真相を究明する会
連絡先:082-1082-9980 タカセ メール nisimura30@gmail.com
┏┓
┗■3.新聞より3つ
└────
◆箱根山 警戒レベル上げ 入山規制の「3」に
気象庁は30日、火山活動が活発化していた箱根山(神奈川県箱根町)の噴火警戒レベルを、これまでの2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。噴気が続いていた大涌谷でごく小規模な噴火が発生したとみられ、今後、大涌谷周辺の想定火口域から700メートル程度の範囲内に噴石を飛ばすような小規模な噴火を起こす可能性があるとして、警戒を呼び掛けた。
気象庁によると、大涌谷で29日に新たに確認された噴気孔の周囲で、30日になって火山灰などが積もって盛り上がっている様子を確認した。ロープウエーの大涌谷駅付近でも火山灰が降ったという。
箱根山では4月下旬から火山性地震が増加。今月29日には、地下のマグマや熱水などの動きと関連あるとされる火山性微動も初めて観測された。周辺で灰のような細かい粒が降ったことも確認されたが、気象庁は29日夜の段階では「噴火ではない」との見方を示していた。
30日朝から昼にかけては、震度1~3を観測する有感地震も続発していた。 (6月30日東京新聞夕刊より)
◆「原発避難で自殺」賠償命令 東電に2700万円 福島地裁2例目
東京電力福島第一原発事故による避難が原因で自殺したとして、福島県浪江町の無職五十崎喜一さん=当時(67)=の遺族が、東電に約8700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で福島地裁(潮見直之裁判長)は30日、事故と自殺の因果関係を認め、東電に約2700万円の賠償を命じた。
判決は「原発事故で遭遇した過酷な経験が、最終的に自死に至らしめた」とした。原発事故と自殺の因果関係を認め、原告側が勝訴した判決は昨年8月の福島地裁判決に続き、2例目。
東電は「判決内容を精査し真摯に対応していく」とのコメントを出した。 (後略) (6月30日東京新聞夕刊より抜粋)
◆箱根山 ごく小規模噴火 警戒レベル3に引き上げ
(6月30日朝日新聞夕刊より見出しのみ)
┏┓
┗■4.テント日誌6月28日(日)
| 経産省前テントひろば1384日 商業用原発停止650日
| 違う意見の人が話に来てくれるのは歓迎すべきことだ (I・K)
| 6/26川内原発工事計画認可に対する異議申立 (K・M)
└────
26日の金曜日は予報より早くから雨が落ちてきた。
だんだん激しくなってきたのでテーブルを出すのは無理とあきらめたが、雨の中色々な人が来た。
官邸の方から降りてきた男性、此処は国有地であなた達は不法占拠でしょと、バリカーを指して言う。テントが4年近くあることに驚いていた。
先日の内藤光博さんの「憲法学的意見書」のコピーをお渡しし、裁判中のことなど話すが、なかなか引き下がらない。原発は廃炉技術を磨くためにも科学の進歩のためにも動かすことが必要だ。核の抑止力も大事だとなかなか自説を曲げない。最後はM子さんと長時間話して引き上げた。
チラシも持っていってくださったので勉強していただけたらと思う。
彼は読売と産経新聞しか読んでないそうだ。みんなで東京新聞読んで!とお願いする。理解してはいただけなかったと思うけれど、冷静に話しに来てくださるのは良いことだ。
その後学生さんが取材に来て亀屋さんの話を長いこと聞いていた。
そしてベルギーのハーフだと言う女性も本を書きたいのでと色々な人にインタビューして帰った。
土曜日は穏やかな一日だった。バスからエールを送る日本の人も増えて来た
太陽ぎらぎらだったが、時折涼しい風が吹いて助かった。
空には白い雲が色々な形で通り過ぎ、その変化を楽しみながら座り込む。
先週と違い午後にはたくさん人が来てくれて賑やかだった。
大阪から観光で来たという若い男性がテントの写真を撮っていたのでチラシをお渡しして原発をどう思いますか?と聞いたら難しいですねとの答え、Tさんがテントの出来たことや原発のこと色々話していた。
熱心に聞いていたのでこれから考えてくれることを願う。
最後はM子の出番で椅子に座って会話していた。
自転車で通りがかったフランス人たちに英語のチラシをお渡しして少し話す。
彼らは福島事故のすぐ後から来て3年東京に住んでいると言い、放射能の恐怖はないという。赤ん坊や妊婦若い人は気をつけないといけないけれどとは言っていた。でも私たちのことは理解してくれているようだった。
休日は、はとバスがたくさん通る。以前は私達が手を振ると答えてくれるのはほとんど外国の方ばかりだったが、最近は日本の人も答えてくれる人が増えてきた。きっとテントのことを知っている方だと思うが…嬉しい。
3時過ぎスタッフも増えたのでA子さんと私は帰路に着く。(I・K)
川内原発工事計画認可に対する異議申立+月曜朝の情宣活動
静かな日曜の夜、Hさんが「SEALDs主催 戦争法案に反対するハチ公前アピール街宣」の動画を観てくれた。何よりも大勢がハチ公前に集まっていることに驚いた。更に、八王子市議選でトップ当選した社民党の佐藤あずささんがとてもいいアピールをしているのにも驚いた。
私は、同じ土曜に澤地久枝さんが呼びかけている「アベ政治を許さない」チラシを新宿西口で配布した。7月18日午後1時には全国でこれを掲げ、安倍政権を打倒したい。
さて、先週の金曜日(26日)に、私たち(山崎久隆さん、後藤政志さん、広瀬隆さん、北岡逸人さん、鳥原良子さん、黒田節子さん他合計25名)が、原子力規制委員会に対して川内1号機工事計画認可処分に対する行政不服審査法に基づく異議申立の意見陳述会と記者会見を実施した。
意見陳述会は、非公開で、聴取するのは2人(規制庁PWR担当)で、12人の申立人が一方的にプレゼンテーションをし、それを規制庁が記録した。これから、規制庁内部で審理される。執行停止を申し立てているのだから、一旦川内原発の使用前検査を止めるよう規制庁に強く要請したが、適わない。1月に意見陳述した設置変更許可認可に対する異議申立(福岡からで、全国約1500名参加)について尋ねたところ、まだ審理中で前回も今回も担当窓口役が同じで、原子力規制委員会はこのまま2つの異議申立を眠らせておいて、再稼働をしてから結果を明らかにするつもりのようだ。許せない。
さらに、原子力規制委員会が入っているビル5階の記者控室で記者会見を実施、10人の記者たちが熱心に聞き、質問も多く出され、私たちからは九電の資料を黒枠白抜きで隠して公表して耐震評価を誰にも明らかにしないまま(「白抜き偽装」と「耐震偽装」)であることを強調し、取材・報道を強く要請、質疑からも手ごたえが感じられた。この模様はIWJで生中継され、動画がアップされる。
この模様は南日本新聞に写真入りで報道された。
新規制基準も設置変更許可審査も工事計画許可審査も、全く出鱈目だ。それでなぜ使用前検査まで進めているのか?
引き続き追及せねば。
月曜の朝、いつの間にか「希望の牧場」のトラックが居る。吉沢さんの話では沖縄から陸路で浪江町に帰る途中だそうだ。8時頃から吉沢さんが大音響で福島の怒りをアピール。除染は何ら役立たずフレコンバッグが破れてきている、福島は終わっていない、経産省に責任をとらせよう、と。
私は、8時半からいつもの様に経産省本館正門前でビラ配り。テント近くで「希望の牧場」の写真を観てきた歩行者が積極的にチラシを受け取ってくれる。地下鉄入口を上がってきた歩行者は何ごとかと後ろを振り返る。「経産省は大嘘つき」の声に応えてチラシを受取る常連さんが出てきたことがうれしい。
(K・M)
┏┓
┗■5.参考までに
| 7月の「戦争法案」反対行動のお知らせ
└────
〔1〕毎週木曜日の連続行動・「戦争法案」反対国会前集会
7月2日(木)、9日(木)、16日(木)、23日(木)、30日(木)、
18:30より 場所:衆議院第2議員会館前
〔2〕大きな行動は3つ
◎7月14日(火)戦争法案反対日比谷集会 日比谷野外音楽堂18:30より
◎7月26日(日)とめよう!戦争法案集まろう!国会へ
14時より15時30分 7・26国会包囲行動 国会議事堂周辺
◎7月28日(火)戦争法案反対日比谷集会 日比谷野外音楽堂18:30より
主催:許すな!戦争法案戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
(戦争をさせない1000人委員会、解釈で9条を壊すな!実行委員会、
戦争する国づくりストップ!憲法を守り・いかす共同センター)
2015年6月30日(火)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.次々噴火する火山 日本列島の状況はどこまで深刻なのか
―島村英紀・武蔵野学院大学特任教授に聞く その5(最終回)
現代人は自然災害に無頓着 原発再稼働は危ない
島村英紀 (地震学者)
★2.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆7/1『もんじゅ・西村裁判-2』
国家賠償「未返還遺品請求訴訟」第1回
被告:警視庁中央警察署署長、 原告:西村遺族
★3.新聞より3つ
◆箱根山 警戒レベル上げ 入山規制の「3」に
(6月30日東京新聞夕刊より)
◆「原発避難で自殺」賠償命令 東電に2700万円 福島地裁2例目
(6月30日東京新聞夕刊より抜粋)
◆箱根山 ごく小規模噴火 警戒レベル3に引き上げ
(6月30日朝日新聞夕刊より見出しのみ)
★4.テント日誌6月28日(日)
経産省前テントひろば1384日 商業用原発停止650日
違う意見の人が話に来てくれるのは歓迎すべきことだ (I・K)
6/26川内原発工事計画認可に対する異議申立 (K・M)
★5.参考までに
7月の「戦争法案」反対行動のお知らせ
許すな!戦争法案戦争させない・9条壊すな!
総がかり行動実行委員会
━━━━━━━
※7月1日(水)の2つの行動にご参加を!
1.第12回川内原発再稼働をやめろ!九州電力東京支社抗議行動
原発再稼働は日本を滅ぼす
日 時:7月1日(水)17時30分から18時30分(毎月第1水曜日開催)
場 所:九州電力(株)東京支社
東京都千代田区有楽町1丁目7-1有楽町駅前電気ビル北館7F
主 催:「再稼働阻止全国ネットワーク」
2.第22回東京電力本店合同抗議行動
東電福島第一原発事故の責任をとれ!柏崎刈羽原発再稼働するな!
放射能汚染水を海へ流すな!
日 時:7月1日(水)19時から20時(毎月第1水曜日開催)
場 所:東電本店前(JR・地下鉄新橋駅徒歩5分)
よびかけ:経産省前テントひろば・たんぽぽ舎
賛同団体:東電株主代表訴訟など約122団体
・プラカード、ノボリ旗をたくさん持参してください。
━━━━━━━
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┗■1.次々噴火する火山 日本列島の状況はどこまで深刻なのか
| ―島村英紀・武蔵野学院大学特任教授に聞く その5(最終回)
| 現代人は自然災害に無頓着 原発再稼働は危ない
└──── 島村英紀 (地震学者)
◎島村英紀 (地震学者) さんのホームページ(http://shima3.fc2web.com/):
【島村英紀・最近の雑誌やテレビ・ラジオから】より
インターネット雑誌『ダイヤモンドオンライン』 2015年6月17日
[「次々噴火する火山 日本列島の状況はどこまで深刻なのか―
島村英紀・武蔵野学院大学特任教授に聞く」にコメントを掲載]より転載
次々噴火する火山 日本列島の状況はどこまで深刻なのか
―島村英紀・武蔵野学院大学特任教授に聞く
ダイヤモンド・オンライン編集部 2015年6月17日
死者・行方不明者が63人にも上った昨年9月の御嶽山噴火。今年に入って
からも、箱根山や口永良部島、浅間山など、火山活動が活発化したり、噴火
に至るケースが相次いでいる。この現状を専門家はどう見ているのだろうか。
(聞き手/ダイヤモンド・オンライン編集部 津本朋子)
現代人は自然災害に無頓着 原発再稼働は危ない
われわれ現代人は、大きな噴火について、あまりにも忘れてしまっています。火山が噴火し、巨大地震が繰り返し起きることで、現在の日本列島が形作られてきたことを思い出さねばなりません。
人間にできることは限られていますが、普段の生活で避難路を確認したり、枕元に懐中電灯や底の厚い避難用の靴を用意するなど、一人ひとりにできる備えはすべきでしょう。
また、再稼働問題が持ち上がっている原発についても、これほど大規模な噴火や地震が繰り返し起きてきた国なのだということを、よく考えていただきたい。
フィンランドのオンカロ(核廃棄物貯蔵施設)も、安定した地盤に作られていると言われていますが、スカンジナビア半島ではこれまで、いくつかの地震があったことは分かっています。そもそも、10万年間という長期間、絶対に地震や噴火が起きないと言い切れる場所など、この地球上にはないのです。(終了)
しまむら・ひでき
1941年、東京都生まれ。武蔵野学院大学特任教授。東京大学理学部卒業、同大学院修了、理学博士。東京大学助手、北海道大学教授、北海道大学地震火山研究観測センター長、国立極地研究所長などを歴任。専門は地球物理学(地震学)。「直下型地震」、「日本人が知りたい巨大地震の疑問50」、「新・地震をさぐる」など著書多数。
※島村英紀さんのご承諾を得て転載しております。
┏┓
┗■2.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆7/1『もんじゅ・西村裁判-2』
日時:7月1日(水)13:15から
場所:東京地裁706号室
国家賠償「未返還遺品請求訴訟」第1回
被告:警視庁中央警察署署長 原告:西村遺族
<裁判前後の予定>
事前アピール:7月1日(水)12:30から東京地裁前 集合開始
院内集会:7月1日(水)14:00から
参議院議員会館B104会議室 弁護士による説明、他
警察は事件性がないと発表しながら、遺体発見時の西村成生さんの
着衣を遺族に返還していない。遺品返還から怪死事件解明へ迫るのが、
この裁判の目的です。
主催団体:もんじゅ・西村怪死事件の真相を究明する会
連絡先:082-1082-9980 タカセ メール nisimura30@gmail.com
┏┓
┗■3.新聞より3つ
└────
◆箱根山 警戒レベル上げ 入山規制の「3」に
気象庁は30日、火山活動が活発化していた箱根山(神奈川県箱根町)の噴火警戒レベルを、これまでの2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。噴気が続いていた大涌谷でごく小規模な噴火が発生したとみられ、今後、大涌谷周辺の想定火口域から700メートル程度の範囲内に噴石を飛ばすような小規模な噴火を起こす可能性があるとして、警戒を呼び掛けた。
気象庁によると、大涌谷で29日に新たに確認された噴気孔の周囲で、30日になって火山灰などが積もって盛り上がっている様子を確認した。ロープウエーの大涌谷駅付近でも火山灰が降ったという。
箱根山では4月下旬から火山性地震が増加。今月29日には、地下のマグマや熱水などの動きと関連あるとされる火山性微動も初めて観測された。周辺で灰のような細かい粒が降ったことも確認されたが、気象庁は29日夜の段階では「噴火ではない」との見方を示していた。
30日朝から昼にかけては、震度1~3を観測する有感地震も続発していた。 (6月30日東京新聞夕刊より)
◆「原発避難で自殺」賠償命令 東電に2700万円 福島地裁2例目
東京電力福島第一原発事故による避難が原因で自殺したとして、福島県浪江町の無職五十崎喜一さん=当時(67)=の遺族が、東電に約8700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で福島地裁(潮見直之裁判長)は30日、事故と自殺の因果関係を認め、東電に約2700万円の賠償を命じた。
判決は「原発事故で遭遇した過酷な経験が、最終的に自死に至らしめた」とした。原発事故と自殺の因果関係を認め、原告側が勝訴した判決は昨年8月の福島地裁判決に続き、2例目。
東電は「判決内容を精査し真摯に対応していく」とのコメントを出した。 (後略) (6月30日東京新聞夕刊より抜粋)
◆箱根山 ごく小規模噴火 警戒レベル3に引き上げ
(6月30日朝日新聞夕刊より見出しのみ)
┏┓
┗■4.テント日誌6月28日(日)
| 経産省前テントひろば1384日 商業用原発停止650日
| 違う意見の人が話に来てくれるのは歓迎すべきことだ (I・K)
| 6/26川内原発工事計画認可に対する異議申立 (K・M)
└────
26日の金曜日は予報より早くから雨が落ちてきた。
だんだん激しくなってきたのでテーブルを出すのは無理とあきらめたが、雨の中色々な人が来た。
官邸の方から降りてきた男性、此処は国有地であなた達は不法占拠でしょと、バリカーを指して言う。テントが4年近くあることに驚いていた。
先日の内藤光博さんの「憲法学的意見書」のコピーをお渡しし、裁判中のことなど話すが、なかなか引き下がらない。原発は廃炉技術を磨くためにも科学の進歩のためにも動かすことが必要だ。核の抑止力も大事だとなかなか自説を曲げない。最後はM子さんと長時間話して引き上げた。
チラシも持っていってくださったので勉強していただけたらと思う。
彼は読売と産経新聞しか読んでないそうだ。みんなで東京新聞読んで!とお願いする。理解してはいただけなかったと思うけれど、冷静に話しに来てくださるのは良いことだ。
その後学生さんが取材に来て亀屋さんの話を長いこと聞いていた。
そしてベルギーのハーフだと言う女性も本を書きたいのでと色々な人にインタビューして帰った。
土曜日は穏やかな一日だった。バスからエールを送る日本の人も増えて来た
太陽ぎらぎらだったが、時折涼しい風が吹いて助かった。
空には白い雲が色々な形で通り過ぎ、その変化を楽しみながら座り込む。
先週と違い午後にはたくさん人が来てくれて賑やかだった。
大阪から観光で来たという若い男性がテントの写真を撮っていたのでチラシをお渡しして原発をどう思いますか?と聞いたら難しいですねとの答え、Tさんがテントの出来たことや原発のこと色々話していた。
熱心に聞いていたのでこれから考えてくれることを願う。
最後はM子の出番で椅子に座って会話していた。
自転車で通りがかったフランス人たちに英語のチラシをお渡しして少し話す。
彼らは福島事故のすぐ後から来て3年東京に住んでいると言い、放射能の恐怖はないという。赤ん坊や妊婦若い人は気をつけないといけないけれどとは言っていた。でも私たちのことは理解してくれているようだった。
休日は、はとバスがたくさん通る。以前は私達が手を振ると答えてくれるのはほとんど外国の方ばかりだったが、最近は日本の人も答えてくれる人が増えてきた。きっとテントのことを知っている方だと思うが…嬉しい。
3時過ぎスタッフも増えたのでA子さんと私は帰路に着く。(I・K)
川内原発工事計画認可に対する異議申立+月曜朝の情宣活動
静かな日曜の夜、Hさんが「SEALDs主催 戦争法案に反対するハチ公前アピール街宣」の動画を観てくれた。何よりも大勢がハチ公前に集まっていることに驚いた。更に、八王子市議選でトップ当選した社民党の佐藤あずささんがとてもいいアピールをしているのにも驚いた。
私は、同じ土曜に澤地久枝さんが呼びかけている「アベ政治を許さない」チラシを新宿西口で配布した。7月18日午後1時には全国でこれを掲げ、安倍政権を打倒したい。
さて、先週の金曜日(26日)に、私たち(山崎久隆さん、後藤政志さん、広瀬隆さん、北岡逸人さん、鳥原良子さん、黒田節子さん他合計25名)が、原子力規制委員会に対して川内1号機工事計画認可処分に対する行政不服審査法に基づく異議申立の意見陳述会と記者会見を実施した。
意見陳述会は、非公開で、聴取するのは2人(規制庁PWR担当)で、12人の申立人が一方的にプレゼンテーションをし、それを規制庁が記録した。これから、規制庁内部で審理される。執行停止を申し立てているのだから、一旦川内原発の使用前検査を止めるよう規制庁に強く要請したが、適わない。1月に意見陳述した設置変更許可認可に対する異議申立(福岡からで、全国約1500名参加)について尋ねたところ、まだ審理中で前回も今回も担当窓口役が同じで、原子力規制委員会はこのまま2つの異議申立を眠らせておいて、再稼働をしてから結果を明らかにするつもりのようだ。許せない。
さらに、原子力規制委員会が入っているビル5階の記者控室で記者会見を実施、10人の記者たちが熱心に聞き、質問も多く出され、私たちからは九電の資料を黒枠白抜きで隠して公表して耐震評価を誰にも明らかにしないまま(「白抜き偽装」と「耐震偽装」)であることを強調し、取材・報道を強く要請、質疑からも手ごたえが感じられた。この模様はIWJで生中継され、動画がアップされる。
この模様は南日本新聞に写真入りで報道された。
新規制基準も設置変更許可審査も工事計画許可審査も、全く出鱈目だ。それでなぜ使用前検査まで進めているのか?
引き続き追及せねば。
月曜の朝、いつの間にか「希望の牧場」のトラックが居る。吉沢さんの話では沖縄から陸路で浪江町に帰る途中だそうだ。8時頃から吉沢さんが大音響で福島の怒りをアピール。除染は何ら役立たずフレコンバッグが破れてきている、福島は終わっていない、経産省に責任をとらせよう、と。
私は、8時半からいつもの様に経産省本館正門前でビラ配り。テント近くで「希望の牧場」の写真を観てきた歩行者が積極的にチラシを受け取ってくれる。地下鉄入口を上がってきた歩行者は何ごとかと後ろを振り返る。「経産省は大嘘つき」の声に応えてチラシを受取る常連さんが出てきたことがうれしい。
(K・M)
┏┓
┗■5.参考までに
| 7月の「戦争法案」反対行動のお知らせ
└────
〔1〕毎週木曜日の連続行動・「戦争法案」反対国会前集会
7月2日(木)、9日(木)、16日(木)、23日(木)、30日(木)、
18:30より 場所:衆議院第2議員会館前
〔2〕大きな行動は3つ
◎7月14日(火)戦争法案反対日比谷集会 日比谷野外音楽堂18:30より
◎7月26日(日)とめよう!戦争法案集まろう!国会へ
14時より15時30分 7・26国会包囲行動 国会議事堂周辺
◎7月28日(火)戦争法案反対日比谷集会 日比谷野外音楽堂18:30より
主催:許すな!戦争法案戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
(戦争をさせない1000人委員会、解釈で9条を壊すな!実行委員会、
戦争する国づくりストップ!憲法を守り・いかす共同センター)
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