NUCLEAIRE
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2359】
2014年12月12日(金)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎 重複ご容赦願います
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★1.講演・討論会のご案内<全2回>
「衆院選2014 結果の分析と、今後の反原発運動(方向)」
第1回は12月18日19時から、第2回は12月23日13時半から
いずれも於・スペースたんぽぽ 事前予約なし 定員80名です。
★2.11日の規制庁交渉報告
最も基本となる認可手続きのデタラメさに驚く。
原子力規制庁は電力会社の言いなり、審査など何の意味もない(山田純一)
★3.12.11原子力規制庁院内交渉集会に参加して
20年前は公開されていた情報が、いまは不透明。
地震や火山の危険性に対する学説に対し無視を決め込んでいる(斎藤なぎさ)
★4.[衆院選2014] 35%もの投票所が早じまい?
異常過ぎるこの事態に抗議して訂正させよう!(剱 智)
★5.最高裁国民審査で「×」を付ける方(岩間滋)
★6.今週の日曜日は選挙の日です。
原発いらない、再稼働反対(鈴木千津子)
★4.新聞より
◆川内原発再稼働 まだ争点 市民団体 規制委を追及
「事業者寄り」に不信 (東京新聞 12月12日より)
◆作業員被ばく線量、上限250ミリシーベルトで検討
規制委、引き上げ方針 (東京新聞 12月11日より)
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┗■1.講演・討論会のご案内<全2回>
│ 衆院選2014 結果の分析と、今後の反原発運動(方向)
│ 自民党大勝予測の中、原発反対運動の戦略・戦術は・・・
└────(たんぽぽ舎)
第1回 12月18日(木)18時半開場 19時開会(~21時30分予定)
登壇者
北村肇さん(「週刊金曜日」発行人)
ミサオ レッドウルフさん(首都圏反原発連合)、
河合弘之さん(弁護士)
天野恵一さん(再稼働阻止全国ネットワーク) ほか
第2回 12月23日(火・休)13時開場 13時30分開会(~15時予定)
登壇者
鎌田慧さん(ルポライター)、広瀬隆さん(作家)
柳田真さん(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク) ほか
※両日とも、会場「スペースたんぽぽ」 参加費 各1000円 定員各80名
(場所:東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F)
※事前予約はありません。当日先着順の受付けとなります。
※問合せ たんぽぽ舎 電話 03-3238-9035
★発言者募集中です。詳しくはお問い合わせください。
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┗■2.11日の規制庁交渉報告
│ 最も基本となる認可手続きのデタラメさに驚く。
│ 原子力規制庁は電力会社の言いなり、審査など何の意味もない。
└──── 山田純一(たんぽぽ舎会員)
12月11日、議員会館で行われた原子力規制庁(安全規制管理官3人出席)と
の院内交渉に参加した。市民50数人参加によりあらゆる問題点を指摘する。
私が「ありえない事」として驚いた一つは、最も基本となるべき手続きのデ
タラメさであった。本来の手続きは「新規制基準」による設計合格(審査書認
可)、工事計画認可合格(工事方法、技術基準審査)、その合格後の九電の工
事の施工実施、工事完成後の使用前検査、原発保安規定認可に基づく保安検査、
それからの再稼動に進むのが当然の経過であるはずが、完全なシステムの無視
が規制庁承認の中で行われていたことだ。
この順番が守られていれば、未だ工事計画認可が合格していないのであるか
ら、重要度クラス1の圧力容器、非常用炉心冷却装置の変更工事まで伴うので
あるから、再稼働はまだ数年後のはずである。しかし来春の再稼働であるという。
驚くことに、「実際は、工事を進めている」との管理官報告であった!
工事計画認可が承認されないのになぜ、工事ができるのか!
管理官の回答によると「3.11後、福島のようにならないように自主的に
工事を進めている」というのである。恥ずかしくなく堂々と言える神経がわか
らない。
何というデタラメ!こういうやり方を「事前着工」というのであり、建設業
界ではありえないし、事前着工が判れば認可(確認行為)取り消しであろう。
これでは工事内容に合わせて、認可内容を「後追い」するだけであり、電力会
社の施工方法審査、技術基準審査等何の意味もないことだ。
要するに、規制庁は電力会社の言いなりなのだ。審査など何の意味もなく、
検査と言ってもせいぜい外部からの「目視検査」しかできないのだ。
こんな規制庁はいらない!まさに「原発推進庁」である。
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┗■3.12.11原子力規制庁院内交渉集会に参加して
│ 20年前は公開されていた情報が、いまは不透明。
│ 地震や火山の危険性に対する学説に対し、無視を決め込んでいる。
└──── 斎藤なぎさ(たんぽぽ舎ボランティア)
この交渉集会は、9月10日に川内原発再稼働のための審査書(合格証)を決
定した規制委・規制庁に対して、再稼働反対の理由を指摘するとともに、現在
進行中の工事計画・保安規定の状況を追及する目的で開催された。参議院議員
会館講堂に52名の市民が集い、対する規制委側は若手3人(うち女性1人)で
あった。
あらかじめ規制委に提出してあった質問書に答えてもらう形で進められた。
しかし最初から最後までこちら側が納得のいく回答は得られなかった。という
のも規制委の回答は何らかの根拠に基づくものでもなければ具体的なデーター
を提示するものではなかったからだ。また、山崎さんが入手したデータでは白
抜きがすごく多いので、「検証するためにも全部公開してください」と要望し
たところ、規制委は「テロがねらう」と発言し、会場からは失笑がもれた。
20年前には公開されていたのに今(原子力規制委)のほうが透明性がない、と
山崎さんは指摘する。
さらに、地震や火山の危険性に対する学説に対しても無視を決め込む。地震
学者が規制委の審査が法令違反だとするのに対し「違反とは言えない」と強弁
し、火山の予測は不可能という学説に依拠するこちら側とは「水掛け論になっ
てしまうから」と議論を打ち切ろうとする。
しかし考えてほしい。火山予知が仮にできても5年間冷やしてからでないと
使用済み核燃料は移動できない。火山が噴火する5年前に予知は不可能だ。
最後に司会者・木村さんからの「規制委は、保安院と変わらないばかりか、
もっと悪いのではないか」という指摘や、鹿児島から参加された向原さんの
「火山の予知ができないのに原発を動かそうとしている人たちに、私たちの
命が握られている」という言葉に、首肯すると同時に慄然とする。
再稼働を許してはならない、絶対に。