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┗■4.新聞より4つ

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 ◆  孫の世代を考えて   【金曜日の声 官邸前】

 

  東京都板橋区の無職 秋山豪さん(62) 政府が公開した「吉田調書」で分かったのは、現場の責任者が土壇場で作業員を退避させようとしたことと、東電が退避の判断を現場任せにしていたということだ。東電は、もっと責任を問われるべきだ。

 栃木県那須町の介護施設運営 星野行彦さん(79) 使用済み核燃料の処理ができないのに、原発を再稼働させてどうするのか。政府は経済を優先させるのだろうが、再び原発事故が起きた時のことを考えられないのだろうか。

 東京都大田区の主婦 三浦冨美江さん(77) 子どものころに戦争を経験したから、上の世代には「なぜ戦争をしたのか」と言いたい。このまま原発を再稼働させたら、私たちは孫の世代から同じように責められるから抗議の声を上げる。  (9月27日東京新聞より)

 

 

 ◆再生エネ 受け入れ制限なぜ 送電網、蓄電池など壁

     業者の費用負担重く   価格改定など制度不備響く

 

 九州電力が、再生可能エネルギーの購入受け入れを中断した。固定価格買い取り制度(FIT)は購入を義務付けているが、太陽光発電などが増えすぎたからだという。東京電力福島第一原発事故後、再生エネは二倍に増えた。でも、年間の発電総量のうちの2%にすぎず、決して多いとはいえないのだが…。                 (9月27日東京新聞「こちら特報部」より抜粋)

 

 

 ◆「もんじゅ改革」延長

 

  日本原子力研究開発機構は25日、大量の機器の点検漏れにより、事実上の運転禁止命令が出ている高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)について、9月末までと位置付けた集中改革期間を来年3月まで延長する方針を明らかにした。2014年度内の命令解除を目指し、今年11月に保安規定変更などを申請する。

 原子力機構は当初、9月末までの命令解除を目指していたが、原子力規制委員会が昨年5月、安全管理体制が整うまで運転再開に向けた準備を見合わせるよう命じた後も、機器の新たな点検漏れや、点検記録の不適切処理が判明するなど、トラブルや不祥事が相次いでいた。

 改革状況や課題を有識者と議論する25日の会合で、原子力機構は国に提出する報告書案を提示。「改革の一定の成果を確認したものの、課題は以前として残る」と期間延長の理由を説明した。   (9月26日東京新聞より)

 

 

 ◆エネルギー基本計画と矛盾  原発支援策

 

  政府は2016年の電力小売りの全面自由化に向けて、電力会社が原発で発電した電気に一定の価格を保証する制度を検討している。原発を特別に支援する仕組みで、政府の脱原発依存の方針と矛盾する上に、原発の発電コストが割高であることを認めた形だ。

  済産業省は、原発政策を議論する有識者会議で「基準価格」という制度を提案した。廃炉や使用済み核燃料の処分などを含む原発の発電コストに基づき、電気料金の基準価格を定める。  (中略)

 16年以降の電力自由化で、大手電力会社以外の異業種からの新規参入が進めば、電気料金の値下がりが期待できる。そうなれば、原発の建設や使用済み核燃料の処分、廃炉などに巨額の費用がかかる原子力エネルギーは、コスト面で立ちゆかなくなる恐れが出てくる。

 電力会社は電力自由化が進むと原発の維持が難しくなると訴えており、基準価格はこの事態を回避するのが狙いだ。

 経産省は同時に、原発の廃炉による経営への影響を緩和するための新たな会計制度も検討している。これらの制度が実現すれば、電力会社は安心して原発を稼働させ続けることができ、原発の新増設や建て替えもしやすくなる。

   しかし、なぜ消費者に新たな負担を強いてまで、原発に対する手厚い優遇措置を導入しようとするのだろうか。

 政府が4月に閣議決定したエネルギー基本計画は、「原発依存度は、省エネルギー・再生可能エネルギーの導入などで可能な限り低減させる」と明記している。基準価格などの制度は、原発の維持と新増設を前提とし、それを後押しする政策であり、基本計画と逆方向を向いている。   (中略)

  再生可能エネルギーなど電力の多様化が進む中で、こうした問題を棚上げにしたまま、原発の維持を前提として原発を特別扱いするのは、電力自由化を否定するものであり、時代に逆行していると言わなければならない。 (後略)

     (9月23日茨城新聞より抜粋)

 

 

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┗■5.今週のたんぽぽ舎

 |  今週は本当にてんてこ舞いの忙しさ=9/23さようなら原発大集会、

 |  9/25横須賀原子力空母反対、9/26官邸前、

 |  9/27-28鹿児島川内原発再稼働阻止。何と言っても準備が一番大変。

 └──── 坂東喜久恵(たんぽぽ舎)

 

 いつもいつも「たんぽぽ舎は忙しい」といっている気がしますが、今週は本当にてんてこ舞いの忙しさ。集会やイベントへの参加も大変ですが、何と言っても準備が一番大変。

 差し迫った大問題『川内原発再稼働阻止』に向かって「再稼働阻止全国ネットワーク」と共に大車輪で取り組んでいます。

 そして今日27()の薩摩川内市で開催の「全国相談会」、明日28(日)の鹿児島での大集会のため、東京圏からの参加者は会議と準備を積み重ねてきました。今朝飛行機で飛び立った面々はつかの間ホット一息つけたかも。

   23()の「さようなら原発大集会」(東京、亀戸中央公園)は、参加者の数(1万6000)と熱気であふれかえり、今の政治への怒りと不安がヒシヒシと迫ってきました。“疲れたけれど気分は高揚”でしたね。(24()のメルマガ参照)

 ちなみに、私は「カンパ隊」で皆さんの中を回りました。かき分けていくのも大変でしたが、カンパ袋の膨らみと重さに参加者の方々の気持を受け止めました。

 25()は横須賀の「米原子力空母母港化」から6年、ということで横須賀へ。[26()のメルマガ参照]

  そのため、26日の金曜行動で配っている「金曜ビラ」を初めて休刊しました。「え、ないの?」と何人もの方に聞かれました。次回(10月3日金曜)はいつもの体制にもどります。
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