NUCLEAIRE
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
┏┓
┗■3.再稼動申請を撤回しない広瀬直己社長の辞任を求めます
| (東電前抗議集会 抗議文)(上)
└──── 石垣敏夫(市民が求め創るマニフェストの会)
2014年9月3日
東京電力株式会社
社 長 広瀬直己 様
再稼動阻止、東電は責任を果たせ合同抗議団体
原発から住民の命と安全を守る連絡会
市民が求め創るマニフェストの会
再稼動申請を撤回しない広瀬直己社長の辞任を求めます
前 略
私どもが要求、提出しました文書に対し、2014年5月20日に御社の立地地域部原子力センター鈴木という方から一度だけ回答を頂きましたが、他は無視されています。
私どもは再稼動申請を撤回しない、広瀬直己社長の辞任を求めます
広瀬社長は
ひとつ、2014年5月21日の福井県地裁樋口英明裁判長の判決「原告らのうち大飯原発から250キロメートル圏内に居住する者は本件原発の運転によって、直接的に、その人格権が侵害される具体的な危険があると認められるから、これらの原告の請求を許容すべきである。という判決文を読まれたことでしょう。
ふたつ、2014年7月31日 東京電力福島第一原発の事故をめぐり、東京第五検察審査会は東京地検が不起訴処分とした東電元幹部ら42人のうち、勝俣恒久元会長ら3人について、業務上過失致死傷罪で「起訴相当」とする議決書を公表しました。これもご存じでしょう。
みっつ、2014年8月26日福島地方裁判所(潮見直之裁判長)は福島第一原子力発電所を管理する東京電力が、震災後にうつ病を患っていた女性の自殺に対し責任があるとの判断を下し、裁判所は、自殺した渡辺はま子さんの夫、幹夫さんとその子供らに、4900万円の賠償を支払うよう命じました。
広瀬社長、
社長の言動は、日本国内は勿論のこと世界の人々が注目しています。
広瀬社長の役割は、柏崎刈羽原発6・7号機再稼動申請を白紙撤回し、今後は東京電力として福島第一原発事故処理に全力をあげ、原発を使用しない電力事業に就くし、被害を与えた福島県民を始め関係者の保障について国と一緒になって全力を尽くことです。
そのことが東電の社員及び日本国民・市民を始め世界の方々へのお詫びの証となります。
この決断ができなければ、速やかに社長職を辞任すべきです。
社長はこれまでの私どもの要求書に目を通しているのでしょうか。
私どもの要求書は速やかにゴミ箱に捨てられているのでしょうか。
(
下につづく)
┏┓
┗■4.新聞より3つ
└────
◆玄海1基も廃炉検討 多額の修理費負担に
再稼働狙い新旧選別か
九州電力が稼働から38年経過している玄海原発1号機(佐賀県玄海町)の廃炉の検討に入ったことが5日、分かった。原子炉等規制法で原則40年と決められた運転期間を延長して再稼働すれば、安全対策などで多額の費用がかかる。九電は再稼働のコストを見極めて改修による存続も排除せず、慎重に最終判断する構えだ。 (中略)
経済産業省は電力各社に、老朽原発への対応計画を年内にも提出するように求める方針だ。国内には運転開始から30年超の老朽原発が18基ある。各社は費用対効果などを検証して対応を決める。
(9月6日東京新聞より抜粋)
◆韓国2基30年間定検ミス 原子炉容器 別部位で
韓国の原子力安全委員会は4日、南東部の釜山にある古里原発4号機と全羅南道にあるハンビッ原発2号機で、定期検査の内容に誤りがあったと発表した。原子炉容器の溶接部文17ケ所のうち2ケ所で過去30年以上、全く別簿部分を検査していたという。
古里4号機は1986年、ハンビッ2号機は87年に運転開始。韓国では原子炉容器の亀裂の有無を調べるため、10年おきに超音波で検査することが義務づけられている。運営する韓国水力原子力会社は運転前の83年から定期点検してきたが、今回検査で初めてミスに気付いた。(後略)
(9月6日東京新聞より抜粋)
◆投資回収長期に◇事故の賠償膨大 エネ庁資料 読み解くと・・・
国が赤字穴埋め案 電力小売り自由化
原発「割高」国も認識? 国民不在「延命が前提」
2016年の家庭向けの電力小売り自由化で、電気価格は引き下げ競争になり、原発事業は赤字になる可能性がある-。経済産業省は有識者会議でこう説明し、政府が赤字を穴埋めすると提案した。原発の運転コストは「低廉」というこれまでの主張と矛盾する。提案に際して提出された資料を読み解くと、政府も原発を「割高」と認識している実態が浮かび上がった。 (後略)
◇デスクメモ
「ウランを濃縮できる国は少ない。多くの国が挑んだが、断念した高度な技術だ」。日本原燃(青森県六ヶ所村)の技術者が自慢げに話し、こう続けたのを覚えている。「原発に使うウランを濃縮し続けると、原爆の材料になる」。原発事業は電力のためなのか。日本が潜在的核保有国であるためなのか。(文)
(8月27日東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■5.テント日誌 9月4日(木)経産省前テントひろば1090日 商業用原発351日
| 私たちは長いと思ったけれど。まだ。三年……
| 私は鹿砦社の「NONUKES voice 」を読みながら座って
└──── (Ⅰ・K)
○曇り空の朝テントに向かう。10時半にテント前で待ち合わせ。アメリカ大使館・官邸前などへのデモをするという情報があったが、テント前に来たのは二人だけ。予定が変わったのか? お二人にはアメリカ大使館に行けば様子が判るのではと伝えた。
午前中のテント前はいつもどおりの少人数。私は鹿砦社の「NONUKES voice 」を読みながら座っていた。この本にはテントに関係深い人たちの記事もあり、とても興味深いし、勉強にもなる。
午後になると6時からの日比谷野音(戦争をさせない・9条壊すな)集会を目指してと京都や奈良など遠くから来た方達が寄って下さった。わざわざ冷たい水を沢山差し入れして下さった方も居た。感謝!夕方からはテントのスタッフも幟とテントのチラシを持って出掛けて行った。
○私のすることは相変わらず同じ、テントを一生懸命見ている方の声をかけてチラシをお渡しする。40代ぐらいで3人のお子さんをお持ちとの男性に原発をどう思いますかと尋ねると、判らないとのこと、そして何を信じていいのか迷ってしまうと言う。
私も3・11前は原発のこと何も考えていなかった。むしろ安全でクリーンだとさえ思っていた。福島事故の後、色々勉強して原発を使ってはいけない事に気づいたので反対している。そして私の知りえた原発のいけないわけを幾つかあげると、反対派の話だけ勉強しているのでしょうと言われて、思い返したが、推進を言う人たちのちゃんとした本や講演会など有ったでしょうか?高レベル放射性廃棄物の解決策を示す人、被曝労働者をなくして原発を動かす方法を見つけた人は居るのでしょうか?
でも最後にその人は一生懸命生きるしかないと言って帰っていった。
悩んで考える人が居る事は嬉しいです。
○私は朝日新聞のプロメテウスの罠を愛読しています。5日から新シリーズ「抵抗32年の島」が始まりました。32年間原発反対を叫び続けている祝島の人たちの話です。その人たち「ゆったり闘うんよ。気持を張ったままじゃ、30年も続かん」との言葉にテントを思う。私たちは長いと思ったけれど、まだ3年、祝島より闘いは厳しいかもしれないけれど、あの人たちの心を学びたいものです。