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たんぽぽ舎です。【TMM:No2255

2014年8月21日()地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

━━━━━━━

★1.8/31「たんぽぽ舎25周年のつどい」へ 全国からのメッセージ  (その2)

   北海道から、大間原発から

★2.中森明菜事件で逃した噴火の決定的瞬間

   伊豆東部火山群としては有史以来初めての噴火

   火山の噴火は専門家でも予知できないほど突然に起きることがある

   「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその64

                      島村英紀(地震学者)

★3.新聞より5つ

  ◆30キロ圏外の対策検討 原発事故 規制委、指針改定へ

                (8月21日東京新聞より抜粋)

  ◆受け入れ計画「策定」13% 原発避難先自治体 「不可能」も

                (8月10日毎日新聞より抜粋)

  ◆川内原発避難受け入れの水俣市 財源 国の支援なく

   いのち守れるか 原子力防災の課題 (8月10日毎日新聞より見出し)

  ◆12年度まで支払い 3割弱 13年度分 県、東電に損賠請求

                (8月21日茨城新聞より抜粋)

  ◆最終処分場選定に不信 宮城・加美町「原発NO」

   町長「候補地には水源」 住民「将来核のごみも」

                (8月18日東京新聞より抜粋)

★4.テント日誌8月17()  前半

   経産省前テントひろば1072日 商業用原発停止333

   簡単には去らない猛暑である   (I・K)

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※川内(せんだい)原発再稼働やめろ! 永遠に原発ゼロに!

 8/22()115回首相官邸前抗議にご参加を!

 日時:8月22()18:0020:00

 主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)

    当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照

○たんぽぽ舎はいつものように13:00集合、ビラ折りやプラカードづくりの作業、たんぽぽ舎16:20出発、17:00頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)前で短時間の抗議コール。17:15「経産省前テントひろば」集合。

 1~5班にわかれて17:30官邸前へ、国会前へ出発。20:20経産省前テントヨコでまとめの集会と東電抗議の際の楽器練習(短時間)。参加歓迎!

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┗■1.8/31「たんぽぽ舎25周年のつどい」へ 全国からのメッセージ  (その2)

 |  北海道から、大間原発から

 └──── 

 

 ◆北海道(泊原発) 岩内原発問題研究会  佐藤英行

 

 北へ南へ、東へ西へと走り続けてきた皆さんに心から敬意を表します。

東京に「たんぽぽ舎」があることで私たちは勇気づけられてきました。輪がより以上に太く強くなり、原子力ムラを締め上げる、その中に私たちも共闘できることをうれしく思っています。

 北海道電力泊原発の再稼働にも他の原発と同じく多くの問題があります。

活断層、暴風雪、噴火、地震、津波、避難、等々。

 再稼働の一番手とさせられた川内原発は、全国の再稼働の命運を握っています。しかし、その行方は私たちに託されているといっていいだろう。再稼働阻止!!

回顧にも感慨にもふける間もなく、祝杯に酔うことなく、それをすべての原発を廃炉とするための誓いの盃とし、ともに前へ前へと進みましよう!

 

 

 ◆大間原発反対現地集会実行委員会 事務局長 中道雅史

 

25周年のたんぽぽ舎とこれからも一緒に

 7月20日、自然分解されるというエコ風船500個は第7回大間原発反対現地集会参加者によってリリースされた。3月の統一行動時は太平洋に飛んだが、今回は逆方向に。風船に添付したハガキは海を越え函館も越えてヒグマが出没する山中の畑から戻ってきた。    

 大間で過酷事故が起これば、そこも被害現地だ。大MAGROCK参加者の楽器隊が先導する町内デモには今回も町民の飛び入り参加があり、事前に配布したビラに対し漁師の家族から感動的な手紙も寄せられた。積極的に推進する人たちは一握り。「フクシマ」以降疑問を持つ町民をこれからも分断孤立させないで建設中止まで闘っていこう。

 来年の大MAGROCK 7/18.19、第8回現地集会は20157/19

 

※「たんぽぽ舎25周年のつどい」は、

 8月31()13:15開場、会場は、東京、全水道会館にて。参加歓迎。

 

 

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┗■2.中森明菜事件で逃した噴火の決定的瞬間

 |  伊豆東部火山群としては有史以来初めての噴火

 |  火山の噴火は専門家でも予知できないほど突然に起きることがある

 |  「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその64

 └──── 島村英紀(地震学者)

 

 中森明菜が"原因"で、テレビ局が火山噴火の決定的な画像を撮りそこなったことがある。

 1989年6月30日、伊豆半島の伊東市の沖で群発地震がはじまった。7月9日にはマグニチュード(M)5.5の地震が起きた。この地震で家具が倒れて下敷きになるなど21人の怪我人が出た。

 伊豆半島の東の沖にはよく群発地震が起きる。数年おき、ときには毎年のように起きてきている。しかしこのときは、それまでの群発地震とは違った。7月11日からは「火山性微動」が観測されはじめたのだ。火山性微動は火山が噴火する直前に出ることが多い。マグマの動きとともに地面が連続的に揺れ続ける現象だと考えられている。

 気象庁は噴火の危険性が高いと発表した。だがどこで噴火するのかはわからなかった。どこで噴火がおきてもおかしくないと報道され、人々に不安が拡がった。

 伊豆半島の東部からその沖の海中にかけての一帯には「伊豆東部火山群」といわれる小さな火山がたくさんある。それらは「単成(たんせい)火山」というもので、富士山のように噴火を繰り返すのではなく、たった一回だけの噴火でできた火山である。伊東市にある大室(おおむろ)山(標高580メートル)も典型的な単成火山だ。約4000年前に作られ「甘食」そっくりの形(平べったい円錐形)をしている。

 群発地震はなかなかテレビ向きの画にはならない。だが火山の誕生となればインパクトが違う。このためテレビ局の多くが伊東に駆けつけた。

 しかしテレビ局にとって別の大ニュースが伝えられた。中森明菜が自殺未遂事件を起こしたのだ。交際をしていた恋人で歌手の近藤真彦の自宅でのことだった。

 このため伊東にいたテレビクルーのほとんどはあわてて帰京した。

 その「留守」の7月13日の1833分、伊東のすぐ沖で海水を盛大に吹き上げて海底噴火が始まった。まだ明るい時間だったし、陸地から2キロあまりの目と鼻の先なのでよく見えた。

 この噴火をとらえたテレビカメラは残っていた一社だけだった。大部分のテレビ局は、伊豆東部火山群としては有史以来初めての噴火を逃してしまったのである。

 じつはこの噴火では観測船が間一髪のところだった。海上保安庁の観測船「拓洋」がこの一帯で海底地形の変化を測っていた。これは船を東西南北に走らせながら船の下の水深を超音波を使って測るものだ。この調査で拓洋は海底から高さ25メートル、直径450メートルの円錐形をした海丘を発見していた。以前にはなかったものだ。

 そして引き続き周辺の調査をしていたときに、この海丘がいきなり噴火したのだった。

 もし真上にいたら1952年の観測船「第五海洋丸」事故の再来になったかも知れない。西之島新島と本州のあいだにある明神礁(みょうじんしょう)。海底火山の噴火で吹き飛ばされて31名全員が殉職した。

 火山の噴火は専門家でも予知できないほど、突然に起きることがあるのだ。

                                    (8月15日『夕刊フジ』より)

 

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