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たんぽぽ舎です。【TMM:No1077

                      転送歓迎

     

       ◆ 地震と原発事故情報 その62 ◆

 

        5つの情報をお知らせします(5月7日)

 

   ★1 渋谷周辺で超巨大デモ!

   ★2 話ははっきりさせなければならない。 被曝線量その2

                   山崎 久隆

   ★3 地球温暖化CO2主因説に疑問・批判が続々

   ★4 バラの花がひどい奇形-放射能が原因か?

   ★5 赤ちゃん抱いて、たんぽぽ舎にボランティアに

 

 

★1 渋谷周辺で超巨大デモ!

 

 雨天にもかかわらず、多数が参加

 たんぽぽ舎も多数参加。横断幕、ビラまきマイクでの宣伝などで活躍しました。

                           (詳細は次号)

 次回は6月11日(3月11日から3ヶ月目)に全国100ヶ所100万のデモを予定。

 東京の取り組みの詳細も近日お知らせします。

 

 

★2 話ははっきりさせなければならない。 被曝線量その2

                           山崎久隆

                        

 原子力関連法令により、放射線被曝限度はどのように規定されているだろう

か。

「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律施行規則の一部を改

正する総理府令」平成121023日総理府令第119

「放射線を放出する同位元素の数量等を定める件」平成121023日科学技術

庁告示第5

厚生労働省管轄

「医療法施行規則の一部を改正する省令」平成121226日厚生省令第149

「労働安全衛生規則及び電離放射線障害防止規則の一部を改正する省令」平成

13327日厚生労働省令第42

これら法令により定められている被曝限度は

■実効線量限度

(1)100mSv/5年(5年間に100ミリシーベルトまでの被曝、単年度あたり

       20ミリシーベルト相当になる)

(2)50mSv/年(毎年50ミリシーベルト、ではなく、年あたり50ミリシーベ

     ルトであり、5年で100ミリシーベルトまでの被曝に拘束され

     る。二年間50ミリシーベルトの被曝をしてしまうとその後3年間

     は被曝労働が出来なくなる)

(3)女子については5mSv/3

(4)妊娠中である女子1mSv

(管理者が妊娠と知ったときから出産までの間につき)

■等価線量限度

(1)目の水晶体150mSv/1

(2)皮膚500mSv/1

(3)妊娠中である女子の腹部表面2mSv(上記(4)の期間中)

■緊急作業に係る線量限度

放射線業務従事者(女子*を除く)の線量限度は実効線量について100mSv、目

の水晶体の等価線量について300mSv及び皮膚の等価線量について1Svとする。

(女子:妊娠不能と診断された者及び妊娠の意思のない旨を使用者等に書面で

申し出た者を除く。)

である。これに対してさえ、これまで緩すぎるという批判をしてきたのが前回

紹介をしたECRR(欧州放射線リスク委員会)だ。この機関は低線量被曝に

ついて従来の「定説」を大きく変える考え方を提唱している。それは次の通り

だ。

 

 ECRRモデルの特徴

 ECRRモデルは次のような特徴を持つ。

1100 mSvよりも高い外部被曝の場合においては、現行のICRPモデルによる

防護基準を採用する。

2ICRPモデルにおける「吸収線量→等価線量→実効線量」のステップを踏

襲しながら、2つの新たな荷重係数(生物物理学的損傷係数、内部同位体生化

学的損害係数)を導入して、実効線量を計算しなおす。新たな荷重係数を決め

るにあたっては、従来考慮されてこなかった新しい人工同位体(プルトニウム

など)やホットパーティクルの被曝形態も考慮する。

3)最新の遺伝学やがん研究によれば、発がんのメカニズムはヒット理論に

みられるような「細胞内のDNAの損傷が発がんをもたらす」という単純なもの

ではないことがわかってきている。それをふまえた被曝リスクモデルを作る。

4)低線量内部被曝型の「被曝と疾患の関連」を示す疫学データを詳細にふ

まえ、リスク評価の基礎にすえる。(ICRPの論理の逆転ともいえる、疫学重視

の考え方)たとえば、チェルノブイリ事故後の小児白血病の発症では、ミニサ

テライトDNAの突然変異などを考慮に入れると、ECRRが見積もる放射線のリス

クはICRP100倍から1000倍にも跳ね上がる。

5)致死がんのリスク係数としてICRPが採用するのは0.05Sv(「集団の線

量として1Svを浴びると100人のうち5人ががんで死亡する」だが、ECRRICRP

が用いる「線量・線量率効果係数」を合理的でないとして退けるため、致死が

んのリスク係数はICRP2倍、すなわち0.1Svとしている。

http://archives.shiminkagaku.org/archives/radiation_001.pdf

より

 

 

★3 地球温暖化CO2主因説に疑問・批判が続々

  "薄い科学的根拠、温度は上昇していない"他いくつも

   東大・渡辺正教授が発表した内容の要旨紹介

                           柳田 真

 

○地球温暖化CO2原因説はおかしい、まちがいだと指摘する学者・研究者がこ

のところ多くみられるようになった。その1人渡辺正教授(東大生産技術研究所)

が1月12日付の北海道新聞で語った「それって本当ですか=異論な視点」の要

旨を紹介します。

○氏の「CO2主因説はまちがい」は3つの点から構成されている。第1は科学的

根拠が薄いこと、第2は実際にも地球の温度は上昇していない=横ばいであるこ

と、第3はIPCC(気候変動に関する政府間パネル)のデータに正確性がない、

今もIPCCは気温上昇を裏付ける基礎データの公表を拒んでいること、ウソの

発表(1例:ヒマラヤの氷河は35年までに消滅する)すらした。-ということ

です。

 第1の科学的根拠がない点

 あるのは計算機シミュレーションだけ。CPは基礎数字の入れ方でどんなにで

も変わる。IPCCが気温上昇を裏付けるデータの公表を拒否していることは、

都合の悪い事実=数字(地球は温暖化していない事実)があるのではないか、と

すら柳田は推測する。

 第2の地球温度は上昇していないという事実

 重大な指摘である。米国アラバマ大などが衛星で測った対流圏中層の気温を分

析したところ、この30年は横ばい。過去10年ほど、中国を筆頭とする新興国

が大量のCO2を大気に放出したはずなのに、なぜかそれがデータ上で出ていな

い(気温が上昇していない)。温暖化でないのである。

 第3はIPCCが気温データの歪曲をしたりCO2温暖化懐疑派-否定派の排

除工作をしたり(クライメートゲート事件)など。この1件だけでも温暖化説は

崩壊する。

結論はCO2温暖仮説が崩壊した時、市民は必ず科学に白い目を向ける。「反省

と方向転換は早ければ早いほどいい」と結語している。

なお、「なぜCO2主因説が広がったか」の項では、原発推進側の工作が全く記述

されていない。渡辺文の欠陥と思う。

 

★4 バラの花がひどい奇形-放射能が原因か?

 

 昨年と一昨年、さくらの花弁調査に参加させていただいた者で、E.Iともうし

ます。 その節と、それ以後も、貴重な情報をお送りいただきありがとうござい

ます。

 さて、さいたま市西区の自宅の庭のバラがさきましたが、ひどい奇形です。場

所はさいたま市内でも西の端っこ。川向うは川越です。やや高台に建つ家で日当

たりのよい(風通しもいい!)庭にさいています。私は現在、大阪の豊中市に放

射能疎開していますが、残った家族が写真をおくってくれました。バラはアンネ

のバラという名前だそうで、6年前引っ越し祝いに頂いたものです。菊のような

花びらは昨年まで、まったく見られませんでした。普通のバラです。 あまりに

もすごいので、埼玉、東京の若者や子どもの健康が心配でなりません。 何かの

参考になればと思い、送付させていただきました。ちなみに、朝日新聞の投諸欄

にも写真つきで投書してあります。

 

 

 

★5 赤ちゃん抱いて、たんぽぽ舎にボランティアに

   新宿区のYさんに感謝します。

 

○たんぽぽ舎には連日何人ものボランティアがみえています。

 それぞれ意欲的な方が多く、とても助かっています。

○過日、赤ちゃんと小学生の2人をつれて、新宿区のYさんがボランティアにみ

え、パソコン打ち等をやっていただき、とても仕事がはかどりました。

○たんぽぽ舎は殺到する「諸々の事務」をボランティアの協力でなんとかやり切

れています。あつくお礼申し上げます。

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たんぽぽ舎です。【TMM:No1076】
                       転送歓迎です
 
         ◆ 地震と原発事故情報 その61 ◆
 
        5つの情報をお知らせします(5月6日)
 
   1.『5月の反原発集会やデモの日程 柳田真』
   2.『はっきりさせよう 被曝線量 山崎久隆』
   3.『連合(労働組合の全国組織)が原子力政策を凍結(中止)』
   4.『サクラ調査の報告書が続々到着』
   5.『5月7日(土)渋谷の超巨大デモに参加しよう』
 
 
★1.たんぽぽ舎も賛同・参加する5月の行事・日程
   もう、原発やめよう 学ぶ・広げる・デモする
 
・5月8日(日)「東電前ライブ!この日は音楽でヤルの!」
 日 時:5/8(日)15:00~18:00 ※雨天中止です。
 場 所:新橋・東京電力本社前(山手線新橋駅日比谷口から徒歩3分)
 出演者:Voice Of Militarize(バンド)ほか
     ~発起人さっちゃんからの言葉、詳細は
 
・5月14日(土)13:00~16:30
 「事故の原因・東京電力本社へ抗議と申し入れ
  終わらせよう原発」
   13:30 JR新橋駅SL広場集合-東京電力-中部電力
 主催 東電前アクション http://toudenmaeaction.blogspot.com/
 
・5月15日(日)開場13:00~16:30
   「福島第一原発事故で起きたこと・わかったこと、これからのこと」
  会場:明大リバティ-タワ-地下1階 1001室 資料代500円
 共催:たんぽぽ舎・大竹財団、市民エネルギ-研究所、現代史研究会
 
・5月22日(日)13:00~17:00
 「反原発・自治体議員・市民連盟」結成大会
     講演、発言:全国の自治体議員、市民の発言
 会場:全水道会館(JR水道橋東口2分) 資料代1000円(予定)
 
・5月27日(金)17:30開場 18:00開会 19:00デモ出発
 「くり返すな 原発震災 つくろう 原発のない社会を」
 会場:日比谷野外音楽堂
 共催:再処理とめよう 首都圏市民のつどい
    原発とめよう東京ネット
    (両団体とも、たんぽぽ舎も構成団体です)
 
・5月の3回連続学習会
   11(水)・19(木)・26(木)いずれも18:45~21:00
   「小林公吉さん やさしい学習会 原子力を考える」
  『原子力と人間』の著者小林公吉さんを講師に3回講座
 主 催:たんぽぽ舎・いろりばた会議 
 会 場:たんぽぽ舎(JR水道橋駅西口5分)
 参加費:3回3000円(書籍含む)
 *人数把握のため予約制です、FAX・メールでお申込みください。
 *「原子力と人間」をテキストとしていただければ、
  1回参加も歓迎です。
 
・6月1日(水)オープン(予定)
 「予告 60畳の常設教室 たんぽぽ 開設」
 今のたんぽぽ舎(5F)のすぐ下の4F(60畳の部屋)を借り切り、
 原発講座を開催します。
 
 
★2.はっきりさせよう(被曝線量)第一弾。 山崎久隆
 
・週刊新潮のデタラメ記事
週刊新潮4月14日号に「あなたが子供だったとき東京の放射能は一万倍」と
いう記事が載った。大量被曝時代は今に始まったことではなく、大気圏核実験
をさかんに行っていた1950年代から1970年代のほうがひどかったと言いたいらし
い。
国連科学委員会の「放射線の線源と影響」によれば、世界の核実験による世界
被曝線量は累積で2230万人シーベルトであるとされている。
1万人シーベルトあたり4000人のガン死(年齢30歳におけるジョン・ゴフマン
の評価)とした場合、約900万人が死亡すると考えられる。一方、低線量被曝の評
価については研究者により大きな差があるため、最も楽観的である国際放射線防
護委員会ICRPの評価ではこの約10分の1になる。それでも約90万人がガンで
死亡する。
 低レベル放射線被爆問題の第一人者、アーネスト・スターングラス博士は、
ピッツバーグ医科大学放射線科の放射線物理学名誉教授だ。彼によれば、1958年
から1999年にかけて全米で核実験及び原発の影響で100万人の乳児が死んだとい
う。日本でも大気圏核実験が盛んに行われるようになった時期以降、がんによる
死者が急激に増え、現在は死亡原因のトップ、死亡原因の30%はガンである。
 現在の年齢60~40歳はまさに大気圏核実験が行われていた時期に生まれた年代
にあたり、ガンによる死亡が多い年代でもある。
 チェルノブイリ原発事故の場合は、国連科学委員会の同じ資料によると60万
人シーベルトの長期集団線量になるのでゴフマンの評価を当てはめれば24万人
のガン死に相当する。
 いずれも全世界での確率だ。
 核実験により全世界は被曝し、その影響で膨大な犠牲が出たが、個々の犠牲
者と核実験の関係が証明できないため、「今から30年前は今日の福島第一原発
の放射能どころではないほど放射能に満ちていたのにたいしたことなかった」
などとデタラメが言える。当時ではなく、今が問題なのに。
 
・被曝線量は実行可能な限り低く、低く…
 さて、福島の集団線量のリスク評価としては少なくても次のように言える。
「100mSvの被ばく量の蓄積で、最大0.5%程度の「発がん」のリスクが上昇し
ます。100mSv未満の蓄積による「発がん」のリスクについて、科学者の間で
も、一致した見解が得られていません。」(東大医学部グループteam
nakagawa Tnakagawa.exblog.jpより)というのが最も楽観的な評価と言うこ
とになる。
 しかしそれでも「ICRPでは、参考レベルを1mSv-20mSvの低い部分から
(可能ならできるだけ低く)設定されるべきであり、設定にあたっては、「外部
被ばく」「内部被ばく」双方による推定値がそれを下回るようにすべきです。長
期には1mSv/年が参考レベルとなります。(現在の法的な“公衆の被ばく限度”
が1mSv/年です)また、参考レベル以下であっても、さらに放射線量を低減でき
る余地があれば防護措置を講じるべきだとしています。」とブログに記載してい
る。
 ここで「可能ならできるだけ低く」という言葉が重要だ。「実行可能な限り
低く」と訳される「ALARP領域:as low as reasonably practicable」の定義を
述べているところだ。
 
・ICRPは原子力産業擁護の団体で甘い基準。ECRRがよりまし
 これが「一般人は年間1ミリシーベルト以下」という現行基準の原理だ。
ICRPの基準自体が、実際には原子力産業が継続できるように「手心を加え
た」基準であるとの批判が強く、この基準を批判しているのが、ECRR(欧
州放射線リスク委員会)だ。
 少なくても現行法基準は「最悪でもこのレベルは維持すべき」防護水準であ
ることを再度強調しておく。
 先のゴフマンによる1万人シーベルト/年あたり4000人/年を当てはめれば、
20ミリシーベルトの環境に5万人いたら、1000人シーベルト/年となり、400人
が毎年ガンになって死亡する水準だ。
 東大医学部グループもまた、20ミリシーベルトを許容したら、0.1%のリスク
上昇は避けられないとしている。それを受容しろと強要されるいわれはない。
0.1%とは、1000人に一人という水準であり、決して低くない。
 
 
★3.「連合(労働組合の全国組織)が原子力政策を凍結
    福島原発事故をうけ原発推進を中止」
 
 連合は4月30日までに、東日本大震災の復興にむけた政策を取りまとめた。従
来の原子力政策を当面凍結することを盛り込んだ。復興財源確保では、まず政策
の優先順位や不要不急な事業の見直しを行うよう政府に要望。
 税制では、どの税にどの程度の期間上乗せするかなどは今後の検討課題とした。
消費税については「社会保障の財源」(幹部)として復興財源のための税率引き上
げには慎重姿勢で、今回の取りまとめでは明示しなかった。
 連合はこれまで、エネルギー政策の中で「原子力発電所の高経年化(老朽化)
対策と設備利用率向上、一定の新設増設」をうたってきたが、福島第一原発事故
を受け、地域住民の理解や合意を確保しにくいとして、事態が収拾するまで凍結。
見直しを行うとしている。(5/1茨城新聞の要約)
 
 
★4.「サクラ調査の報告書が続々到着」
   宮崎、愛媛、名古屋、富山、岐阜、長野、横浜、埼玉、東京各地
 
 サクラの花びらを調べて、環境汚染―放射能汚染-を調べる市民調査が8年目
をむかえ、各地で取り組まれました。東北・北海道の報告書は遅いようです。
 6月に第8回報告書を発行する予定です。サクラ調査ネットワークより
 
 
★5.5月7日(土)原発ヤメロデモ再び!渋谷区役所前交差点14時集合。
   前代未聞の超巨大デモ(雨天決行)
 
  若者だけでなく、年配者もたくさん参加します。
  4月10日の高円寺デモ-素人の乱!-の第2弾(会場が高円寺から渋谷に
 変わりました)デモ出発は15:00~
  詳細はHPを参照 http://57nonukes.tumblr.com/
たんぽぽ舎です。【TMM:No1075】
                       転送歓迎です
 
         ◆ 地震と原発事故情報 その60 ◆
 
        5つの情報をお知らせします(5月4日)
 
  1.『台湾で1万3000人超の原発廃止デモ』
  2.『インド政府、4基の原発建設計画の承認を見送り』
  3.『25年後も住めぬほど放射能汚染』
  4.『「結婚して子供を産みたい」と高校生』
  5.『1日5500万円を浪費する「もんじゅ」の西村裁判DVD』
 
 
★1.台湾で1万3000人超の原発廃止デモ
 
  台湾の4都市で4月30日、福島第一原発事故を受け、原発廃止を訴える大規
模なデモや集会が行われ、合計1万3000人以上が参加した。台北には環境保護団
体など100以上の市民団体の1万人以上が集まり、東日本大震災の福島県の被災
者2人も参加、発言した。「福島の子どもたちには、故郷がこんなことになり大
人として申し訳ない。皆さんは今の美しい台湾を子どもに残せるよう行動して下
さい。私たちの犠牲を無駄にしないで」と訴えた。
  デモには、交流サイト「フェイスブック」などで集まった若者や親子連れの
姿も目立ち、社会全体に原発への不安が高まってきていることをうかがわせた。
  台湾では北部と南部の3カ所に計6基の原発が稼働中。北東部に2基が建設
中。福島の事故を受けて来年の総統選でも争点となりそうで、野党民主進歩党は
党員にデモへの参加を呼びかけた。
 
 
★2.インド政府、4基の原発建設計画の承認を見送り―フクシマ事故の国民の
不安が広がって。
  ・4月29日朝6:00のNHKニュースで報道された。
 
 
★3.25年後も住めぬほど放射能汚染
 旧ソ連・チェルノブイリ原発事故25年目のウクライナ
 
 ・4月26日は、チェルノブイリ原発事故25年目でした。(1986年4月26日事故
発生)
  この日、東京では若者たちを中心に、たんぽぽ舎も加わって、“チェルノブ
イリとフクシマをくり返すな”行動が経済産業省原子力安全保安院前と、中部電
力東京支店前(浜岡原発とめよ)、東京電力前の3カ所で300人以上の参加で開か
れました。昼は、福島の農民と牛2頭が東京電力に対して誠意ある謝罪と補償を
求めて座り込んだ日でもありました。(後者はテレビ、新聞で大きく報道されま
した)
 ・原発事故=チェルノブイリ原発事故は、旧ソ連ウクライナ共和国(現在のウ
クライナ)のチェルノブイリで運転していた1~4号機のうち、4号機が爆発。
有害な放射性物質が世界に広がってヨーロッパを中心にひどく汚染し、8000km離
れた日本にも放射能が飛んできました。原子力事故として最悪のレベル7とされ
た。(福島原発事故も同じレベル7の最悪事故)
 25年後の現在も、原発から半径30kmまでは住むことは禁止。(福島も30km圏内
は同じとなるか)
 事故直後に死亡した作業員や、汚染がひどい地域では、後に、のどのガンにな
る子どもたちが増えました。死亡者数については、約20万人(環境団体)、9000人
(WHO)の諸説があります。
 ・「福島はチェルノブイリよりひどくない」と言われるが、しかし、福島第一
原発事故であぶない状況にある1~4号機(計4機)の放射性物質を合わせるとチ
ェルノブイリの4号機(1機のみ)より多量です。東京電力ですら「放出が続くと
チェルノブイリ以上になる」(見通し)と発表しています。今後が心配です。
 ・原発事故の本質は、大量の死の灰(放射性物質)が放出されて土地に、空に、
海に1年365日、まきちらされ、住めない土地になることです。
 もう原発をやめよう。今こそ、大きく立ち上がろう。  柳田 真
 
 
★4.「結婚して子供を産みたい」と高校生、福島県飯舘村と川俣町より
 
 4月30日に飯館村と川俣町で開かれた東京電力の住民説明会の様子がでていま
した:高校生の女の子が「子供が産めない体になるのではないかと不安」と訴え、
東電側が「いろんな対策を取り、そうならないように努めています」と答えると、
「だったら、もっと早く避難を呼び掛けてほしかった」ときっぱり。参加者から
は大きな拍手が起きた。
 高校生の女の子がここまでの思いを抱えることになったのは、私たち大人の責
任です。
 私は関東在住ですが、それでも放射性物質の被害を感じています。しかし、被
害者であると同時に、今の原子力政策に対して責任を持つ者でもあります。
 多くの人がこの事故に興味を持ち、関わっていくように望みながら、自分ので
きることをやっていきます。(Sさん)
記事全文はこちら
 
 
★5.1日5500万円を浪費する・特殊原子炉「もんじゅ」の
   西村裁判DVD
 
 大震災に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。原発震災がついに起
こってしまいました。フクシマは今も放射能を出し続け、東電の工程表でも収束
まで最速で6ヶ月、年内は放射能排出は止まらないだろうという見方もあります。
大変な事態です。
 私たち、もんじゅ・西村裁判を応援する会は2004年12月の第1回公判以降、原
告の西村トシ子さんを応援して参りました。
西村裁判については下記の原告ホームページをご覧下さい。
 
 
 裁判は1、2審敗訴、現在最高裁上告中です。JCO、長尾裁判同様1年以内、
遅くとも4月には決定通知が来るものと思っていました。しかし、今日まで何の
音沙汰もありません。フクシマ大事故の最中に新たな問題を起こしたくないとい
う政治的判断か、ただ単に審理が長引いているのか私たちには分かりません。
 私たちは原発が危険だと実証された今こそ、活断層にも近く地震の危険性の高
い地域に立地する「もんじゅ」、既存の軽水炉以上に技術的にも不安定な高速炉
「もんじゅ」、人を殺してまで運転をめざす「もんじゅ」に「NO」と言うべき
と考えます。
 会の最後の仕事として、「もんじゅ・西村裁判」DVDを作成いたしました。
ご覧いただければ幸いです。皆様のご支援をお願いいたします。
 
【もんじゅ・西村裁判DVD申込】
   1枚1,000円(約21分32秒)(送料込)
           (振替用紙余白に「DVD購入」とご記入下さい)
   郵便振替口座:00160-7-315121 もんじゅ・西村裁判を応援する会
 
  ・たんぽぽ舎も依頼を受けて、取り扱っています。
 
たんぽぽ舎です。【TMM:No1074】
                       転送歓迎です
 
         ◆ 地震と原発事故情報 その59 ◆
 
        4つの情報をお知らせします(5月2日)
 
  1.『5/7原発やめろデモ!!!』
  2.『5/2子ども年20ミリシーベルト基準の撤回を
        求める政府交渉』
  3.『原発推進派のネット攻撃に対抗する―源八おじさんより』
  4.『やさしい学習会・「原子力を考える」3回開催』
 
 
★1.5月7日(土)の「原発やめろデモ!!!!!」
 
      4月10日の高円寺反原発デモの第2弾。
 
      より大規模になるようです。
      前回が最高に元気な楽しいデモだったから
      お誘いしちゃいます。
 
      14:00 渋谷区役所前交差点集合!
     15:00 大規模デモ出発!
    (渋谷区役所前交差点→原宿駅前→表参道→青山通り
    →渋谷中心 部へ→109前→ハチ公前スクランブル
     交差点→明治通り→渋谷区役所前交差点)
 
    またも、サウンドカーが続出!今回はDJカー2台、バン
     ドカー2台の計4台が出動!出演バンド、出演DJ等は
      近日発表!!
 
      前回の15000人高円寺デモをはるかに超える規模が
      予想される!
     まさに、反原発フェスティバル!!!!!
      これは、7日は渋谷に駆けつけないと、間違いなく後悔
      してしまう!!!!!
 
 
★2.5/2「子ども年20ミリシーベルト基準の撤回を求める政府交渉」に
   一般参加しての感想
 
    誰も責任を取らない 厚労省、文科省、安全委員会
 
 現在福島の小中学校では3.8μSv/hの基準で屋外活動が制限されます。放射線
管理区域の基準は0.6μSv/hですから、実に6倍以上の高い数値になります。
放射線管理区域では、放射線の危険の為に18歳未満の労働は認められていません。
ところが、保育所を管轄する厚生労働省は放射線管理区域よりも高い被ばくをす
る保育所でも子どもを遊ばせても良いという態度なのです。なんということでし
ょうか。しかも「放射線管理区域で子どもが遊んでも良いというのですか?」と
いう問いには「ダメです」と答えるのに、「放射線管理区域と同等の被曝をする
場所で子どもが遊んでも良いのか?」という問いには厚労省の担当者は答えるこ
とが出来ません。
 この数値は24時間365日いると、33mSvの被ばくになります。地面からの放射線
が主ですから、幼児であったり、寝転がったらもっと高い線量になります。
学校の屋外活動の基準は文部科学省が策定したそうです。しかも文科省は原子力
安全委員会から容認されていると言いますが、原子力安全委員会では議事録も残
っていないそうです。
 4/19に原子力安全委員会に助言要請があり、原子力安全委員会では「年に
20mSvの被ばくは容認できない」という見解にもかかわらず、文部科学省は3.8μ
Sv/hという高い線量を容認されたという怪です。
 ICRPの勧告では「合理的に達成可能な限り低く維持する」という文言があ
ります。文科省では低減努力はなにもしません。いや、しないどころか、自治体
が独自に除染をしようとすると、「やる必要は無い」と答えます。むしろ被曝を
不合理に高く維持することをしています。
 国関係の「専門家」には20mSv/年を安全という人はいなくなりました。なのに
何故か線量率の基準だけが変わりません。計画的避難地域の設定も20mSv/年です。
大きな声を上げて撤回させましょう。(Sさん)
 
 
★3.原発推進派のネット攻撃に対抗する―源八おじさんより
 
・ 反原発運動について、ネット上では数多くの中傷的な文章が書き込まれてい
るようです。それらを読むと悲しくなるので、これまでは無視してきましたが、
一応、私の意見も書いておこうと思います。
・ 多くみかけるのが「原発の電気を使いながら原発に反対するな」という意見
です。現代の日本では、消費者が簡単には電力会社を選べないので、原発の電気
を使用せざるを得ないのは確かです。だからと言って、原発に反対するためには
原発の電気を使用してはいけないというのは乱暴ではないですか?もしそういう
論理が通るならば、事実上、既成の制度に対して反対することは一切できなくな
ってしまいます。こういう短絡的な意見は、小学生レベルのいいがかりと同じで
す。おっと、小学生に失礼でした。単なる悪意と言った方が適切でしょう。さら
に言えば、日本の電力に原発が占める割合は、3割から4割程度で、その他は火
力や水力です。原発を推進する理由の一つに、火力からの脱却がありますが、そ
れこそ火力に反対するのであれば、火力の電気を使うなということになります。
・ 今回の震災で、原発と火力発電所が被害にあったため、計画停電が行われま
したが、火力はもう復旧していて、計画停電の必要もなくなりました。原発はご
存知の通り再起不能になっているので、今は火力の恩恵の方が大きくなっていま
す。私は原発よりも火力の方が遥かにマシだと思っています。
・ 次に「反原発デモをするエネルギーを被災地支援に使って欲しい」という意
見も多くみかけます。これも論点がすり替えられている意見です。反原発デモと
被災地支援は全く別の問題です。私自身、失業者で資金的な支援はできないので
すが、それでもできるかぎりの援助をしたいと考えています。デモに参加してい
る人たちも、一人一人ができる範囲で、被災地に対して行動を起こしていること
でしょう。だからといって、24時間、全てを被災地支援に使うことが正しいので
しょうか。もし、この理屈が通るならば、被災地支援以外は、一切何もできなく
なってしまいます。「野球を観るくらいなら被災地支援して欲しい」、「サッカ
ー観るくらいなら被災地支援して欲しい」、第一、こういう書き込みをしている
人は、そのエネルギーを被災地支援に使ったらどうですか?
・ 最後に「原発に反対するなら代替案を出せ」というのも多くみかけます。代
替案については私は過去に何度も書いているので、ここでは書きません。多くの
人たちが代替案を出しているのに聞く耳も持たず、こういう書き込みをして、あ
たかも代替案が無いかのような印象を与えようとするやり方にも悪意を感じます。
 
 
★4.いろりばた会議―3回連続開催
   やさしい学習会「原子力を考える」
 
 講 師:小林公吉さん(「原子力と人間―闇を生む光―」
                      著者、元高校教師)
 
    "わかりやすい"と好評の「原子力と人間」をテキストにして、
     著者・小林公吉さんが原発の危険性と、
     『原発なしの暮らし』について3回に分けて
     やさしく解説します。
     この機会に、ぜひご参加ください!
 
 第1回 5月11日(水)18:45~21:00
     「人間の手におえない原子力」(福島事故・放射線)
 
 第2回 5月19日(木)18:45~21:00
          「原子力の2つの顔(原爆と原発)」
 
 第3回 5月26日(木)18:45~21:00
           エネルギー1割カットで「原子力のない暮らし」
 
 参加費(3回分):3000円(テキスト「原子力と人間」書籍代込み)
 
*人数把握のため、予約制ですので、FAX・メールでお申込みください。
*3回続けて参加されなくとも、なるべく「原子力と人間」をテキストとして
 いただければ、当日参加歓迎です。
 
 会 場:たんぽぽ舎会議室
たんぽぽ舎です。【TMM:No1073】
                       転送歓迎です
                       
 
        ◆ 地震と原発事故情報 その58 ◆
 
         5つの情報をお知らせします(5月1日)
         
 
  1.5月1日メーデー労働者・数千人と共に東電前行動
    小さい赤ちゃん連れのお母さん二組も参加
  2.『週刊金曜日と共催・広瀬隆講演会』に1,100人
  3.『福島の子どもたちを放射能から守れ!』福島原発震災連続集会(第1回)
  4.農民たちと牛の東電抗議デモ
  5.お詫びと訂正
 
 
★1.5月1日メーデー労働者・数千人と共に東電前行動
   小さい赤ちゃん連れのお母さん二組も参加
 
 5月1日(日)、10数年続けている恒例の東電前行動を多数の新しい参加者と共
に行いました。これは日比谷メーデー参加労働者が2つのコースに別れて、その
一方が東電を通ることから、都労連交流会とたんぽぽ舎が共同して毎年行ってき
たものです。今年は福島第一原発の事故もあり、新しい参加者が多く加わり、50
人強で実施しました。東電本店前から離れましたが、頑張ってメーデー労働者へ
のビラ配布と東電へのシュプレヒコールを続けました。多くの労働組合員が応じ
てくれました。約1時間で2,000枚余りをまき終えました。最後に東電本店前へ
移動し、みんなで東電へ"もう原発やめよう!"のシュプレヒコールをして解散し
ました。
 
 
★2.『週刊金曜日と共催・広瀬隆講演会』に1,100人
 
 4月30日(土)夕方、池袋の豊島公会堂で週刊金曜日とたんぽぽ舎共催の広瀬隆
さん講演会が行われました。1,100人の人が参加して(満員のため立ち見もかなり)
、熱心に聞き入りました。(詳細は次号にて)
 
 
★3.『福島の子どもたちを放射能から守れ!』福島原発震災連続集会(第1回)
 
 4月30日(13:00~)水道橋の全水道会館において、上記集会が開かれました。
(主催は 原発震災復興・福島会議、福島老朽原発を考える会・福島老朽原発を
考える会・放射能測定プロジェクト)
会場は200人を超える参加者で満杯となりましたが、2時間半を超える長きにわた
って、会場の心が一つになったような温かい、熱気ある集会となりました。
以下では、現地福島で丁寧な校庭の放射線測定活動も行っていらした、福島市の
原発震災復興・福島会議世話人の方のお話しをご紹介します。
 
1.【こどもたちが避難先から無理矢理連れ戻された】
 震災後、終業式の取りやめを受け、全国に避難していた子どもたちが、突然の
「始業式」通知にやむなく福島県に戻った。この線量の中で、国が「始業式は延
期する」とさえ言ってくれれば、帰らずにすんだ子どもたちが大勢いた。無念だ。
 
2.【「地元」は、おかしくなっている】
 県南(相対的に線量は低い)で開催予定だったスポーツ大会を、一番線量の高
い県北に移した。障害者の恒例の福島市内のイベント会場が、3.8マイクロSV
/h以上であったため中止となったが、主催者の放射線に対する理解不足より、
開催できないかと市に照会したところ、「復興のシンボルになる。大いにやって
くれ」と。原発震災からの復興シンボルに利用しようとする、悪意を感じる。
 
3.【線量被曝による、晩発性障害・確率的影響論のウソ】
 放射能ヒバクは、何年たって、何人がガンになりやすいという、そういうもの
ではないことは、 是非理解してほしい。現地では、子どもたちが日々、高い線
量にさらされ、全身で浴びた放射線が体をぐるぐる回っている。その過程の中で、
すでに体は全身を痛めつけられている。線量の高い地域の子どもたち30万人の体
が、今現在痛めつけられている。
 
4.【汚染表土除去】
 郡山市で始めた汚染表土除去によって、片付けてほしいと思う親の思いと持っ
てきてもらっちゃあ困るという親の思いは実は一緒だ。2日の院内交渉には、削
った土壌を持って行く。
 
5.【福島の人々は話せているか】
 我慢に我慢を重ねてきた福島の人が、もう我慢できないと動き出したのが、今
回の20mSv問題だ。
 
6.【東京は現地】
 皆さん、東京は現地です。政府も、内閣府も、保安院も、文科省も東京にある。
政策決定過程すべてが東京で行われていて、こうなっている。是非、東京で運動
して、福島の子どもたちを守って下さい。
 
 次回第2回会議は5月21日。フクロウの会のブログを注目して下さい。
 
 
★4.農民たちと牛の東電抗議デモ
 
 もう一つの4月26日(チェルノブイリ25周年)東電デモ
福島第1原発:福島の農民ら350人 東電へ抗議(毎日新聞より)
 
 4月26日チェルノブイリ25周年の日、昼間にもデモがありました。夜のデモは
この地震と原発事故情報に報告されていましたが、昼間には福島や北関東を中心
に農家の人たちが東電に抗議に来ています。参加者の中には今回の原発事故後に
福島県産野菜の出荷制限の知らせを聞いて翌日自殺した福島県の有機農家樽川さ
んの奥様もいました。こちらも参加者350人から400人とトラックに乗った牛二頭
でした!デモの後東電の担当者に補償を求めています。主催は農民運動全国連合
会(農民連)だそうです、農民連の報告はこちらhttp://earlybirds.ddo.jp/nouminren/?p=374
 
 
★5.地震と原発事故情報57の2の記事について、下記の方を含めご指摘を頂
きました。御礼を申し上げ、お詫びと訂正をさせて頂きます。
 
橘小学校HP最新記事より―
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放射線測定値の紹介について
校内で現在も測定しております放射線測定値は、今後は「学校便り」で保護者の
皆様にお知らせいたします。また、地域の方々からのご要望もあり、ホームペー
ジにも同様のデータをPDFファイルで掲載することといたしました。学校便り、
ホームページの発表は毎週月曜日を予定しております。なお、現在測定をしてお
ります機器は文部科学省から借りている放射線メーター「はかるくん2」です。
測定範囲は0.001μsv/h~9.999μsv/hとなっています。
【緊急情報】 2011-04-28 13:25 up!
 
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以下は、訂正を指摘して下さった送信者の方からの投稿を転送致します。
 
なお、この先生方の取り組みは大変に素晴らしいと思いました。 簡単なデータ
の読み取りをやってみましたが、私たちも日常生活に役立てられるような大事な
知見をそこから得られたように思います。早速ブログでその知見を宣伝しました。
 http://blog.livedoor.jp/bijiben-npp/archives/51164006.html
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