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たんぽぽ舎です。【TMM:No1092】
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◆ 地震と原発事故情報 その77 ◆
5つの情報をお知らせします(5月23日)
1.『5/22反原発自治体議員・市民連盟が盛況に結成』(報告)
2.『5/23文部科学省 包囲・要請行動』(報告)
3.『5/27緊急講演・学習会「福島原発事故で何が起きているのか」』
4.『槌田敦著「原子力に未来はなかった」の紹介』
5.『お詫びと訂正』
★1.5/22「反原発自治体議員・市民連盟」が盛況に結成(総会報告)
上記の総会を5月22日に開催しました。会場の全水道会館ホール(水道橋)は、
立見席が出る二百数十名の参加です。尚、会の名称に「市民」を加えることにな
りました。
第一部は、結成総会です。福士敬子都議が準備会を代表して挨拶の後、服部良一
衆議院議員(代理)の挨拶を受けて、審議に入りました。規約、行動計画、会計、
役員のそれぞれが提案されましたが、行動計画については論議があり、「議会の
権能を最大限発揮して反原発の論議を巻き起こそう」の一項目を加えて、強化す
ることになりました。
第二部の冒頭に好評の「源八おじさん」の上映がありました。
記念講演は、菅井益郎さん(國學院大学教授)「飯舘村を調査して」です。政府に
よる情報の操作と情報隠しが、白日の下にさらされています。
第三部は各地からの報告です。立川(東京電力以外の電力供給の具体例)、福島
(第一原発の被害の現状)、静岡(浜岡原発廃炉への取り組み)、茨城(東海第二原
発の地震・津波被害)、東電前アクション(デモ不当逮捕への支援)、船橋(映画・
学習活動の活用)の報告がありました。
[役員選出]
《共同代表》
相沢一正(東海村議)。佐野けい子(静岡市議)。福士敬子(東京都議)。
布施哲也(前清瀬市議)。
《会計監査》
新城せつ子(杉並区議)。吉野信次(元松戸市議)。
《運営委員》
市来とも子(杉並区議)。長南博邦(野田市議)。嶋崎栄治(三鷹市議)。
鈴木敏和(前富士市議)。武笠紀子(元松戸市議)。山城保男(横須賀市議)。
《事務局長》
柳田 真(市民)。
最後に「反原発議員・市民連盟結成宣言」を採択し、閉会しました。また、東
電前アクションから、不当逮捕の救援カンパの訴えがあり、4万円超のカンパが
集まりました。
「活動を強化するため、運営委員と事務局を担う方を求めています。
お知らせください」
★2.5/23【文部科学省 包囲・要請行動&院内集会】報告
~子ども20ミリシーベルトを撤回せよ!福島の子どもたちを守れ!~
雲隠れの文科省大臣、副大臣、政務三役に怒号!
13時、文部科学省前を目指して、バス2台を連ねて集合した福島現地の人々、
首都圏から集まった千人を超える人々は、文科省を「ヒューマンチェーン」で包
囲した。
続く文科省入り口前の要請行動では、現地の代表及び社民党・福島瑞穂参議院
議員、民主党・森裕子衆議議員、民主党・川内博史衆議院議員が文部科学省の科
学技術・学術政策局次長、渡辺格(いたる)氏を囲むこと1時間余り。
「政務三役に伝える」という言質をとったのは下記の3点。
イ.20mSvまでは安全だとする基準の撤回をめざす
ロ.年間1mSv以下を目指すことを文科省通知として出す。
ハ.現地の放射線量について、国は何も低減措置をとっていない。あらゆる低減
措置をとるとともに、現在自治体が先行して行っている除染を含むあらゆる低減
措置について、国の予算で行う。
渡辺次長はついに、その期限に言及することもなかったため、雨に濡れながら
撤回を迫り続けた多くの国民から怒号が鳴りやむことがなかった。
ようやく院内集会に移動したが時間が押しており、上記確認事項と、現地福島
から参加した方からの報告にとどまった。現地からの声はどれも心打つものであ
ったが、その中から1つをご紹介させていただく。
(幼い子供3人のお母さんからの手紙の代読):「原発を建てる時は巨額を投
じるのに、事故後の救済になぜ国は予算がないというのか。国に殺されたと言わ
れる前に、基準を撤回してほしい。幼い子を3人抱えて毎日泣いている。逃げた
くても疎開を理解しない祖父母とは毎日けんかばかり。放射能によって、人間関
係すべてが壊れる前に、国は責任をとって」と。他にもせっぱつまった多くの事
例が報告されました。
文科省から、基準撤回を含む回答を引き出すまで、戦い続けましょう。(は)
★3.緊急講演・学習会「福島原発事故で何が起きているのか」のお知らせ
講師:山崎久隆氏(たんぽぽ舎)
日時:5月27日(金)18:30~
場所:パルテノン多摩4F(多摩センター駅下車)
★4.「槌田敦著「原子力に未来はなかった」(亜紀書房)の紹介」
スリーマイル島16時間、チェルノブイリ6日間、
いまだ「福島」を止められない――日本の原発、
ほんとうにこのままで、いいですか?
安全性、高コスト、廃棄物の処理……すべてが未解決のまま、2011年3月11日、
私たちは福島を迎えた。70年代から科学者として反原発を唱えてきた著者が、い
ま福島第一原発の事故について語る。反原発の思想的支柱・名著『石油と原子力
に未来はあるか』のリニューアル版
私たちは日本が汚染国家になったことを認めるしかない。日本人はこれから国
際社会のなかで簡単には受け入れてもらえないかもしれない。しかしジタバタし
てもはじまらない。その中で一番いい方法を見つけるしかない。高レべルの放射
線の中で生活する術を考えねばならない。
たんぽぽ舎で扱っています。(頒価1500円、198頁)
★5.お詫びと訂正
発行元から緊急連絡がありました。
小冊子「ホントに環境にやさしい電気とは?」(A5版、13頁)に、
4つの誤植があります。
お詫びして訂正致します。
イ.6頁の下から9行目、水蒸気(誤り)→水素(正)
ロ.8頁の上から6行目、水蒸気(誤り)→水素(正)
ハ.8頁の下から9行目、レベル4(誤り)→レベル5(正)
ニ.12頁、上から11行目の約65%(誤り)→5~10%(正)
(35%と一部でお伝えしたのは不正確です。
5~10%が正解です。お詫びして訂正します)
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1091】
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◆ 地震と原発事故情報 その76 ◆
6つの情報をお知らせします(5月21日)
★1 福島原発の炉心溶融で首相がおわび
★2 2号機、3号機のメルトダウンも3月にわかっていた
★3 恩恵は何もない。もらったのは放射能だけ
★4 山口県知事 上関原発反対に転換
★5 もんじゅは相変わらず危険です 福井県 石地 優
★6 福島の子どもたちを救おう 6月10日講演会
★1 福島原発の炉心溶融で首相がおわび
メルトダウン(全炉心溶融)での東電のウソ発言
国民に言った内容が根本的に違っていた
菅直人首相は20日の参院予算委員会で、東京電力福島第一原発1号機が東日本
大震災翌日にメルトダウン(全炉心溶融)していたのに判明が約2か月後と遅れ
たことに対し「国民に言った内容が根本的に違っていた。東電の推測の間違いに
政府が対応できず、大変申し訳ない」と陳謝した。
★2 2号機、3号機のメルトダウンも3月にわかっていた
東電”原発のドン“激白
「セシウムやプルトニウムが検出された時点で、メルトダウンが起きているこ
とに気がつくべきでした。私は三月中にメルトダウンが起きていると想定してい
ました。1号機だけではなく、2号機も3号機も同じような状況ですよ。どちら
も燃料は原子炉の底にあると思う。今振り返ると、やはり海水を入れる判断が遅
れたことで手遅れになってしまったのでしょう」
こう断言するのは、福島第一原発を作った豊田正敏元東電副社長。かつて東電
内で“本店の総裁”と呼ばれ、原発のドンとも言うべき重鎮だ。
次々と発覚する東京電力の嘘と隠蔽――。この公害企業には、もはや責任担当
能力はない。
5月12日、東電は1号機がメルトダウンの状態であることをついに認めた。
「これまで東電は『核燃料の一部は損傷しているが、メルトダウン(全溶融)
はしていない』と繰り返してきました。ところが一転して、『1号機の燃料が全
溶融して圧力容器に穴があき、水が漏れている可能性がある』と説明し始めたの
です」(全国紙社会部記者)
メルトダウンは原発事故で“最悪”とされる事態である。東電は二カ月以上に
わたって頑(かたく)ななまでに認めなかったが、実際のところ、1号機のメルト
ダウンは凄まじいスピードで進行していたのである.(略)
(週刊文春5月26日号の一部抜粋)
★3 恩恵は何もない。もらったのは放射能だけ
福島県浪江町―一部が計画的避難区域
福島県浪江町は、福島原発の北西31キロの赤宇木地区で、累積線量が29.87ミ
リシーベルト(15日現在)を観測するなど、北西方向の高濃度汚染をまともに被
った。
同市内の避難先の体育館で、町民の漆原トシ子さん(64)は「第1原発がある双
葉と大熊には多額の電源3法交付金が入るなど原発の恩恵があったけれど、浪江
町は何の恩恵も受けていない。もらったのは放射能だけ」と肩を落とした。人口
約2万1500人。町の東半分は原発から半径20キロ圏内の「警戒区域」。西半分は
「計画的避難地域」に指定されている。
(毎日新聞 5月19日号から ― 要旨)
★4 山口県知事 上関原発反対に転換
埋め立て免許、延長認めない方向
朗報。中国電力が山口県上関町に計画中の上関原発について山口県の二井関成
知事が、予定地の公有水面埋め立て免許の延長を認めない方向で検討に入った。
東電福島第一原発事故で原発の安全性が問われて、国による原子炉設置許可の見
通しが不透明になったため。
免許は来年10月に失効するが、再免許は「原発に関する国の新たな安全指針」
が策定された段階で判断する意向。知事が埋め立てを許可しなければ、原発は建
設できず、これまで原発に協力的な立場だった知事の方針転換となる6月の県議
会で最終判断を表明する意向。
(毎日新聞 5月19日から ― 要旨)
★5 もんじゅは相変わらず危険です
福井県 石地 優
収束が見えない福島原発事故、浜岡原発が停止したことにより福井の原発の運
転を強要する声が強まることが懸念されます。浜岡原発だけが危ないのではあり
ません。敦賀も美浜も大飯も高浜も安全は保証されていません。いうまでもなく
もんじゅも。西川福井県知事は今のところ、停止した原発の運転再開は認めてい
ません。
5月10日、原子力機構は外部有識者による検討委員会の第3回会合を開き落
下した炉内中継装置の引き抜きについて問題なしと作業開始を認めました。原子
力機構は引き抜き作業の準備を進めています。今年2月頃から東芝工場で装置回
収に使う器具を製作していて、現在装置の模型を使い確認しています。国の了解、
福井県・敦賀市の了解も必要となる為工程が見えていないが6月には引き抜きた
いようです。
先日もと原子力プラント設計技術者の後藤政志さんのお話を聞く機会がありま
した。後藤さんは不可逆的な(元に戻らない)事例として、メキシコ湾海底油田
事故、今回の福島事故、そして「もんじゅ」を挙げられました。もんじゅを進め
れば手がつけられない状況に陥ることを指摘されたのです。
福井ではもんじゅを不安視する人はたくさんいます。5月15日には若者、親
子連れなど福井市で「フクシマとともに5・15パレード」の市内デモが行われ
ました。(参加者約120名)新しい波も起きています。
もんじゅを2度と動かすなの声を大きくすることで福島の被災された人にエー
ルを送りたいと思います。
★6 福島の子どもたちを救おう 6月10日講演会
たんぽぽ舎・『週刊金曜日』共催講演会のお知らせ
原発事故から3ヵ月 子どもたちを救おう~
福島から2人のお母さんの訴え~
現在文部科学省の横暴により、福島県の小中学校では屋外活動について3.8μ
Sv/hの基準が適用されている。18歳未満の労働が認められている放射線管理区域
の基準は0.6μSv/hであり、6倍以上の高異常な高数値だ。直ちに文科省にこの数
値を撤回させ、福島の子どもたちを守る世論を全国的に盛り上げよう。福島の子
どもたちを守るのは首都圏に住む者の責務だ。
6月10日(金)開演18時00分 (開場17時30分)
(20時30分頃の終演を予定しています)
東京・全電通ホール
東京都千代田区神田駿河台3丁目6 電話03-3219-2211
(JR御茶の水駅4分、東京メトロ新御茶ノ水駅2分・淡路町駅3分、
都営地下鉄小川町駅3分)
参加費 1000円
定員 400名
(当日先着順となります。事前予約は行なっておりません)
出演 落合恵子
佐高 信
山崎久隆
福島から2人のお母さん
お問合せ 『週刊金曜日』 業務部
03-3221-8521
(平日9時30分~17時30分)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1090】
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◆ 地震と原発事故情報 その75 ◆
6つの情報をお知らせします(5月20日)
1.『原発の2つのウソ「クリーン・安い」は破産した
それなのに、なぜ、まだ原発推進なのか?』(柳田真)
2.『原発反対自治体議員・市民の出番のとき
高い電気料をやめる、住民を放射能から守る』
3.『「源八おじさんとタマ」英語版完成!』
4.『国会ピースサイクル どこからでも参加できます』
5.『5/29講演・討論会「世界の原発廃棄に向けて」』
6.『5/30鎌仲ひとみ監督講演会「原発は乗り越えられる」
開催のお知らせ』
★1.「原発の2つのウソ「クリーン・安い」は破産した
それなのに、なぜ、まだ原発推進なのか?」
柳田 真
・原発推進は「多くのウソ(虚構)」をテレビ・新聞で何千万回も繰り返し
流して、国民をマインド・コントロールし、刷り込みをはかることでかろうじて
なりたってきた。が、今回の東電福島第一原発事故は、そのウソを完全なまでに、
事実によってうち砕いた。特に「原発はクリーンで安価」という2大キャッチフ
レーズ(ウソ)が、こなごなになった。原発はクリーンどころか、放射能(死の
灰,死の水)を出し続け、食品・水・空気・大地を半永久的に汚染し続けること
がわかった。原発は、発電時にはCO2を出さない、というインチキ宣伝もけし
飛んだ。原発事故の処理費用は天文学的数字になり、「安い」のウソも明白にな
った。
・このたび大竹財団から発行された(たんぽぽ舎も協力した)小冊子『ホン
トに環境にやさしい電気とは?』(B5版・13頁、無料)は、「それでも原発を
推進するのはなぜ?」として、12頁目で簡潔な一文を掲載しているので、参考ま
でに紹介します。
「…日本の原子力発電は儲かる仕組みになっている
日本の電力は地域独占で、9電力(+沖縄)が市場を独占しているので電力
会社とその周辺は儲かる仕組みができている。日本の電気料金は世界の中でも高
い。原発の建設費用(100万kw級)4000億円+揚水発電施設建設の巨額な費用
をそのまま電気料金に反映できる制度だから。
いつでも核兵器開発ができるよう用意していたい人々がいる
第2次世界大戦後の米ソ冷戦体制の中で日米安保に組み込まれた、核を持ち
たい人々・グループが日本の政官財で強い力を持っていた。彼らは「日本はいつ
でも核兵器がもてる体制・準備をしておく、今は持たないけれど…」と。
だから1953年12月の米国のアイゼンハワーの提案(原子力平和利用のた
めの国際管理機関設置)の後、すぐに日本初の原子力予算が決まった。」
★2.「原発反対自治体議員・市民の出番のとき
高い電気料をやめる、住民を放射能から守る」など
・5月22日(日)に反原発自治体議員・市民連盟が遂に結成される。1月の準
備会以降のさまざまな共同の努力が実る。反原発で自治体議員・市民の連盟がで
きる意義は歴史的にみて非常に大きい。自治体史に、そして原発反対の歴史に残
る画期的なことと思う。
・1月の準備会結成時には、反原発での自治体の活動の在り方は、まだ十分明
らかではなかった。方針も明確ではなかった。しかし、1月の準備会の討論で、
2つの提案・実践がそれを十分おぎなった。
1つは、東京・立川市議、大沢豊さんの、「電力料金の額争入札による1700万
円の税金節約」という実践例、2つは福士敬子都議の核燃料輸送が東京都内の道
路を通る危険性についての事前調査―都知事質問―議会報告分(20万部)での大
衆宣伝という実践。これらの報告を聞いて、参加した議員と市民は自治体での反
原発の活動の重要性と実践例について学んだ。
・そして3.11フクシマ大惨事と4月統一自治体を経て、自治体での反原発活
動の議員と市民の役割と位置は、一層明確になり、かつ大きなものになった。
1月集会の高い原発電気料(東電)との闘い=競争入札の実現に加えて、東電
福島事故による放射能禍から住民を守る活動の重大性・大衆性が明らかになった。
各市町村の反原発議員は市民とともに、放射能測定器を持って、測定し、住民を
守ろう。市や町に食品や水の放射能測定器(500~600万円)を買ってもらって、
住民の生命と衣・食・住を守る運動の先頭に立とう。そしてもう原発やめようの
運動を進めよう!
・その先には、原発反対国会議員連盟の結成の展望がある。河野太郎議員
(自民党)は、原発批判の国会議員の会の結成についても語っている。チャンス
だ! 自治体議員・市民連盟の結成という大成果をもって、国会議員の反原発議
員・市民連盟の結成を展望しよう!
5月22日(日)午後1時~東京全水道会館での結成総会に参加しよう!
(反原発自治体議員・市民事務局 柳田)
★3.「源八おじさんとタマ」英語版完成!
『源八おじさんとタマ』シリーズは、日本国内だけでなく、アジアはもちろん、
アメリカ、ヨーロッパ、南米、アフリカ、中東…など、全世界で再生されてきま
した。
しかし、せっかくアクセスしくれても、日本語では理解できないので、途中で見
るのをやめてしまった人も多いことでしょう。
それではもったいないので、英語版を制作し、公開しました。
海外のお友達に、どんどん紹介してください。
日本の愚かな原子力政策を海外に広めて、外圧をかけてもらいましょう。
Uncle Genpachi and Tama 001
Uncle Genpachi and Tama 002
Uncle Genpachi and Tama 003
Uncle Genpachi and Tama 004
Uncle Genpachi and Tama 005
★4.国会ピースサイクル どこからでも参加できます
日 時:2011年5月27日(金)雨天決行 午前8時45分
場 所:JR市ヶ谷駅改札集合
要請先:防衛省、東京都教育委員会、東京電力本社、外務省、内閣府
当日連絡先:080-5386-9921
(ピースサイクル2011 全国ネットワーク
連絡先:東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
たんぽぽ舎内 TEL 03-3238-9035)
★5.5/29講演・討論会「世界の原発廃棄に向けて」
日 時:2011年5月29日(日)PM1時~5時
場 所:明治大学リバティータワー6階 1063教室
講 演:宮台真司(社会学者)
「震災後の社会―市場と国家への依存から共同体自治へ―」
河宮信郎(日本エントロピー学会)
「福島原発崩壊の歴史的背景―日本の原子力政策―」
原田裕史(たんぽぽ舎)
「福島原発の現状と反原発運動の全国的展開」
市田良彦(神戸大学)
「脱原発の国際共同行動をめざして」
資料代:500円
共 催:たんぽぽ舎、9条改憲阻止の会、ルネサンス研究所
★6.5/30鎌仲ひとみ監督講演会「原発は乗り越えられる」開催のお知らせ
原発との付き合い方を見直さざるを得ない今、連合通信社ではこれまで核に関
する様々な作品を送り出してきた映画監督・鎌仲ひとみさんをお迎えし、これか
らの日本の生活のあり方についてご講演頂くこととなりました。
ふるってご参加下さい。
日 時:5月30日(月)午後6時30分~8時30分
会 場:港区立商工会館内研修室(港区海岸1-7-8/JR浜松駅から徒歩7分)
参加費:1000円
問い合わせ先:連合通信社(東京都港区芝1-4-9平和会館6F)
Tel/Fax/Eメール03-3454-1105/03-3454-6559/ info@rengo-news.com
*準備の都合上、できるだけ事前に参加希望をご連絡ください。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1089】
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◆ 地震と原発事故情報 その74 ◆
5つの情報をお知らせします(5月19日)
1.『「福島第一原発」生みの親 東電元副社長(豊田正敏氏)が答える』
「東電の失敗―安全よりコストとメンツを優先してきた」
2.『原子力ポスターコンクール中止へ―文科省』
3.『「原子力がなくても電気は大丈夫!」をわかりやすく説明した
無料パンフ「ホントに環境にやさしい電気とは?」ができました』
4.『「原発やめろデモ!!!」不当逮捕、一人が今日釈放されるも
もう一人はまた9日間の勾留延長!
5月20日(金)「救援飲み会」を開催 (園良太)』
5.『ボランティアをボランティアするグループができました!』
★1.「福島第一原発」生みの親 東電元副社長(豊田正敏氏)が答える
「東電の失敗――安全よりコストとメンツを優先してきた」
東電の企業体質について、旧経営幹部が初めて率直に語った。単なる会社批判
ではない。会社最大の危機に瀕する今だからこそ、痛切な苦言を受け止めてほし
い。
いまの経営陣はダメだ
・今回の事故直後には、武藤(栄・副社長)君にも何度かメールして、「循環系
の熱交換システムを外付けで設置して、冷却水を冷やして原子炉に戻せ」と言っ
ているんですが、反応はないですね。
・今回の津波被害で、最も大きな分かれ道になったのは外部電源を喪失した後に、
ディーゼル発電機がやられてしまったことです。原子炉建屋には、津波による被
害はなかったんですから、ディーゼル発電機を原子炉建屋内に入れておけばよか
ったんです。
・原子力というのは、どうしても負の側面がある。安全が最優先で、次は信頼性
です。経済性も重要ですが、それは3番目。それなのに、いまの人たちは経済性
ばかりを見ている。データ隠し事件などで地元の信頼を失っても、まだ「経済性」
と言っていたんですから、困りものですね。
・私が在籍していた当時の木川田一隆社長は、顔を合わせるたびに、「原子力は、
安全を最優先にやってくれよ」とおっしゃっていたものですが。
・豊田正敏氏=87歳。東京電力元副社長。東電が福島第一で原子力発電を始める
際の現場責任者の一人として、建設予定地の選定や、設計会社への発注などにあ
たった。(週刊現代5月28日号の文章の一部抜粋)
★2.「原子力ポスターコンクール中止へ―文科省」
子どもへ原発推進押し付けは大問題
朗報。原発推進をテーマにした小学、中学生らによるポスター・コンクールが
見送られた。1994年から主催してきた文部科学省と(経産省)資源エネルギー庁
は「フクシマ原発事故が収束しない中で、当面コンクールは、ふさわしくないと
判断した」という。子どもたちに、原発の利点や安全性のみを強調する内容の刷
り込み(福島事故でそのウソが、天下に明らかになった)をして来た国の「行政
の誤り」こそ追及されるべきだ、と思う。
原発については賛否が多くあるのに、一方的に子どもに原発推進を押し付ける、
教育行政の大問題。たとえば、昨年のコンクール応募要項は「地球にやさしい原
子力発電」「五重の壁で、安全を守る発電所」「電気のごみは、地下深くへ、き
ちんと処分」などの内容。―これらの大きなウソは、福島事故で、残念にも証明
された。小、中学生の原子力ポスターコンクールは、「当面中止」でなく、永久
中止とすべきだ。今後は、教育の場でのさまざまな原発推進をやめさせるべく、
教育労働者は、ぜひ努力を―市民も連帯してがんばろう。(柳田)
★3.「原子力がなくても電気は大丈夫!」をわかりやすく説明した
パンフレット「ホントに環境にやさしい電気とは?」ができました。
無料です
編 集:環境とエネルギーを考える研究会
編集協力:市民エネルギー研究所「太陽光・風力発電トラスト」運営委員
発 行:(財)大竹財団 B6判 13頁
電力会社の「電力足りないキャンペーン」に乗せられないためにも、今私たち
にとって一番大切な情報を、データとイラストでわかりやすく紹介しているこの
パンフレットをお勧めします。持ち運びにも、お友達に広めるのも最適です。
CONTENTS
・電気はどうやってつくられるの?〈それぞれの発電システムの問題点〉
・原発の問題点、大きくは3つ
・原発分がなくても電力は足りている
・それでも原発を推進するのはなぜ?
・再生可能エネルギーを組み合わせた電気をつくろう
たんぽぽ舎でも頒布しています。
お申し込みは、電子メールか、FAXで、ご氏名、送付先住所、電話番号をお知
らせ下さい。10部までは送料100円をお願い致します。
同封の振込用紙か、郵便切手をお送りくださる場合は郵便書簡(60円)をご利用に
なると安価になると思います。11部以上をご希望の場合は、ご相談下さい。
★4.「原発やめろデモ!!!!!」不当逮捕、一人が今日釈放されるも
もう一人はまた9日間の勾留延長!
5月20日(金)「救援飲み会」を開催 (園良太)
・5月7日渋谷の「原発やめろデモ!!!!!」で不当逮捕された2人のうち代
々木署に勾留されていた1人が18日夕方に12日ぶりに釈放されました。
しかし原宿署のもう1人は不当にも「勾留延長」がつき、何とさらに9日間
(トータル20日間以上)も勾留されることになります。警察・検察と裁判官の暴
挙は許せません。
去る5月17日には東京地裁で2名の「勾留理由開示公判」がひらかれました。
救援会ブログによると、傍聴席を上回る傍聴希望者が駆けつけ、中に入れなかっ
た方もいました。出廷した2名はとても落ち着いた様子で、ときおり笑顔をみせ
るなど元気な姿を見せてくれました。公判の内容は、警察―東京地検―東京地裁
の共犯関係をあらためて確信するほどひどいものでした。逮捕にいたる法的根拠
も被疑事実についてもなにひとつ具体的に釈明できず、必死にごまかそうとする
関洋太裁判官。それを弁護士が徹底追及し、傍聴席からも次々とブーイングが飛
びまくるという、まれにみる熱い法廷となりました。
このひどい決定と法廷のあり方へ、多くの方の関心や取材をお願いします。
詳細は救援会ブログ:http://57q.tumblr.com/
今回の人権侵害の数々(前編):http://57q.tumblr.com/post/5569474036
・さらに弁護士費用などが必要になるため、救援カンパを募集しています。郵便
振替用紙に「5.7原発やめろデモ!!!!! 弾圧救援会」とお書きください。
ゆうちょ振替:口座番号:00140‐2-750198 口座名称:ミンナノキュー
他銀行からの振込の場合:019(ゼロイチキュウ)店 当座 0750198
・そしてデモ主催者が5月20日(金)20時~翌朝まで「救援飲み会」を開催!
チャージ代と、お酒やフード代の一部が救援カンパになります。
場所はJR高円寺の「素人の乱なんとかBAR]です。
次回6月11日の全国アクションに向けて、こんな嫌がらせ逮捕には負けずに一緒
に盛り上げて行きましょう
★5.「ボランティアをボランティアするグループができました!」
被災地から疲れてお帰りのボランティアの方々を、ぜひケアしてさしあげたい
と願う臨床家たちのボランティアグループができました。
グループ名は「Cure East Japan」といいます。
これは、早稲田大学講師の西條剛央さんが立ち上げた「ふんばろう東日本支援
プロジェクト」の一環として作られたグループで、鍼灸,指圧、マッサージ、カ
イロ、アロマ等の治療士たちが集まっています。
学生さん、看護師さんエトセトラのボランティアはもちろんのこと、消防士さ
んも自衛隊の人たちもみんな面倒見ますから・・・と腕まくりして待っている状
態です。
最初の1回は無償ですが、無償だと受けにくいという方用に義援金箱も置いて
あります。
義援金は「ふんばろう東日本支援」の「重機免許取得プロジェクト」に託す予
定。連絡はこちらへ。http://cureeastjapan.jimdo.com/
よろしくご利用ください。(メルマガ読者の鍼灸師・田中美津さん)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1088】
転送歓迎
◆ 地震と原発事故情報 その73 ◆
4つの情報をお知らせします(5月19日)
1.5/19レイバーネットTV・第13回放送(20時~21時15分)
2.5/22(日)夕方、反原発自治体議員・市民の交流-懇親会参加歓迎
3.東電前アクション前進中、原発やめろデモ逮捕者また10日拘留延長
4.原発情報ブログを立ち上げてビックリ-東電や官庁、内閣、
大手メディアのウソが次々に明らかになって-中島郁郎
★1.5/19レイバーネットTV・第13回放送。転載歓迎。
このままでは子どもたちが危ない! 政府にまかせていたら大変なことになる。
郡山の教員たちは、放射線測定器を借り受け、独自の調査を開始した。調査はで
きるかぎり細かく、学校ごと、学校内の様々な場所を測定し、連日ファックス
ニュース「どんとこい」で各学校に報告した。19日のレイバーネットTVは、こ
うした画期的たたかいに立ち上がった福島県教組郡山支部の鈴木書記長をゲスト
に、福島の放射能汚染問題に迫ります。
雨宮処凛さんのコラム「月刊反乱」もあります。ぜひご覧ください。
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●レイバーネットTV・第13回放送 協賛=メディアール
生放送 5月19日(木) 20時~21時15分
「東日本大震災と福島原発事故・第4弾」
キャスター=松元ちえ・土屋トカチ
1,ニュースダイジェスト
2,不満★自慢「原発版」
3,特集 子どもたちを放射能から守れ! 20.20ごろから
ゲスト 福島県教組郡山支部・鈴木書記長
4,雨宮処凛の月刊反乱
*ツイッターによる質問・コメント歓迎
*視聴電話サポート TEL03-3530-8588
***********************
http://vpress.la.coocan.jp ビデオプレス
http://www.labornetjp.org レイバーネット
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★2.5月22日(日)「反原発自治体議員・市民」の懇親会 参加歓迎
*5月22日(日)午後1:00~5:00(東京。全水道会館)の反原発自治体議員・市民
連盟の結成の集いに全国から続々と参加のうれしい便りが届いています(北海道
からも広島からも)。
*せっかく全国から議員、市民が集まるので、そのあとすぐ近く(5分)のたんぽ
ぽ舎(反原発自治体議員・市民連盟の事務局が置かれているところ)で、交流、懇
親会を行います。軽食と飲み物で2000円、先着予約50名です。
どうぞご参加下さい。
*なお、食品の放射能測定器(600万円も)当日たんぽぽ舎の好意で見学できます。
今後の議員、市民活動上、見ておくと役立つ測定器です。
★3.東電前のアクション前進中、
原発やめろデモ 逮捕者また10日拘留延長
東電前のアクションは前進してます。最初の申し入れに東電が回答しました!
申し入れと回答:
それを受け5月14日に東電&政府本部へ2回目の申し入れも行い、
中電とは直接の話し合いが実現!!
メルトダウンを隠し続け、責任逃れをし続けた政府・東電を、最大限の怒りで
みんなで追及するべき時だと思います。
ぜひ、お集まりください。(5月27日(金)16時に新橋SL広場に集合)
詳細は「東電前アクション」ブログをご覧ください:
※「原発やめろデモ!!!!!」不当逮捕は、一人が今日釈放されるも
もう一人はまた10日間の勾留延長!
許せません。詳細は救援会ブログhttp://57q.tumblr.com/ や、メルマガ次号
でお知らせします。
★4.原発情報ブログを立ち上げてビックリ-東電や官庁、内閣、
大手メディアのウソが次々に明らかになって-中島郁郎
原発の情報を集めてブログで紹介しようと思い立って、初めてブログに書いた
のが3月16日でした。
それから約2か月が経ちました。
正直言って、最初はこんな情報の紹介もすぐにネタが切れるだろうとタカを括っ
ていました。
ところが調べていくうちに、東電や官庁、内閣、大手マスメディア、専門家たち
の嘘が次々と明らかになって行って、尽きるどころかますます増えていくのです。
これほどまでに日本という国は腐りきってしまっていたのか、と呆れるばかりで
す。実に悲しいですね。
しかしこれが事実であり、現状なのです。
国民は騙され続けてきました。
おそらくこれからも相当騙されるのではないかと危惧しています。
デマや風評の大半は東電や政府側にあります。
いわゆるプロパガンダです。
ネットの世界では、それを表に出そうと真実を公表し続けています。
情報の一方的な削除や言論の弾圧を乗り越えながら。
これを読む皆さんは、賢い方々に違いありません。
ぜひ、あなた方の大切な人たちに伝え、拡散していただきたいと思います。
福島原発及び放射能汚染の状況確認方法まとめ
当初は消極的どころか、記事にしようとする記者やデスクに圧力をかけてきた
大手月刊誌や週刊誌、大手テレビ局やラジオ局なども、徐々にではありますが、
反省し圧力を緩め、こういった記事も少しは真実に近い形で流すようになってき
ました。
ネットの世界の威力も小さくはないですね。
デモや集会、署名運動などの市民運動も功を奏しています。
福島原発事故後の風景は殺伐として人気も無く、ハリウッド映画でよく見る、最
終戦争後の世界の状況によく似ています。
そんな映画を観たことがある人は比較してみてください。
原発というのは核兵器と変わりません。
原発を推進している国々の指導者や国民の意識には、そのことがあります。
我が国はいつでも核爆弾を作れる状態にあるぞという脅しです。
抑えて言えば核による抑止力です。
核拡散防止や核兵器縮小を訴えるアメリカやフランスの肩代わりをさせられてい
るだけです。
日本だけが温暖化防止とか、資源が少ないとか、電力不足などを理由にしてい
ますが、いずれも詭弁にすぎません。
そのこともこのブログで紹介してきました。
原発の使用済み燃料というのは、核爆弾の原料であるプルトニウムです。
つまり原発はプルトニウムの製造工場であり、見方を変えればその余熱をコント
ロールして発電に利用しているにすぎません。
核を持たない、作らない、持ち込まない、という素晴らしい日本の理念、宣言
を思い出してください。
「非核三原則」です。
日本が世界に誇れる信念です。