NUCLEAIRE
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆「福島原発被害の実態と川内原発の避難計画
-おきざりにされる災害弱者-」
お話:満田夏花さん(国際環境NGO FoE Japan理事)
日時 9月27日(土)13:30~
会場 市川市市民会館 第1会議室
(JR本八幡駅北口下車 徒歩約5分 TEL 047-335-1542)
資料代 500円
主催 「戦争はいやだ!市川市民の会」
問合せ 菊池 090-6948-8998
◆落合栄一郎さん来日歓迎講演会
「放射能は地球上の生命を徐々に蝕んでいる」
詳細 http://www57.atwiki.jp/20030810/pages/169.html
日時 9月27日(土)午後2時~
会場 アカデミー茗台(めいだい)・学習室B (丸の内線 茗荷谷駅徒歩8分)
参加費 500円 【要予約】anti-hibaku@ab.auone-net.jp
主催 放射線被ばくを学習する会
「原爆と原発」(鹿砦社 2012年5月発刊)、「放射能と人体」(講談社ブ
ルーバックス 2014年3月発刊」などの著者で、カナダ・バンクーバー在住の
落合栄一郎さんがこの度来日されますので、歓迎講演会を開きます。
落合さんは化学者ですが、福島原発事故後、メディアやネットで議論され
ているものを見聞きするにつれ、放射能の本質が正確に理解されていないの
ではないか、という懸念をもち、最新の生物学も踏まえて「放射能は生命と
相容れない」という考えに至り、冒頭にあげた2冊の本を書かれました。
講演会終了後、近くで懇親会も予定しています。
◆福島原発告訴団からのお知らせ
「起訴へ!9.30院内集会&東京地検アクション」にご参加ください!
日時 9月30日(火)
12:00~ 院内集会 <参議院議員会館 講堂>
(11:30からロビーで通行証配布)
14:00~ 東京地検包囲行動(14:40終了予定)
呼びかけ 福島原発告訴団 問合せ(告訴団事務局)電話080-5739-7279
東京第五検察審査会が出した「起訴すべき(起訴相当)」の議決を受け、
東京地検は再捜査を行っています。東京地検は厳正な捜査を行い、今度こそ
起訴の処分を行うよう、9月30日に院内集会と東京地検包囲アクションで、
私たちの願いをアピールします。
告訴人のみなさま、支援者のみなさま、参議院議員会館にお集まり下さい!
福島からは、貸切バスも出しますので、ご利用の方はお申し込みください。
詳細はブログで
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2014/08/blog-post_31.html
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┗■4.新聞から
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◆「付着線量 著しく低い」 来年配備の原子力空母[ロナルド・レーガン]
(9月19日 東京新聞<神奈川版>より)
横須賀市の米海軍横須賀基地に来年配備される原子力空母「ロナルド・レー
ガン」(RR)が東日本大震災で米軍の救援活動「トモダチ作戦」に参加した
際、原発事故の影響で乗組員が被ばくしたと米メディアが報じているのをめぐ
り、吉田雄人市長は十八日の市議会一般質問で「RRに付着した放射性物質の
放射能レベルは著しく低いと米側が説明した」と述べ、被ばく線量を確認する
必要はないとの考えを示した。 (中沢佳子)
山城保男市議(無会派)がただした。山城市議はRRの除染が済んでいるこ
とに触れ、「人的被害が及ぶ線量ではないというが、具体的な線量を明らかに
するよう米側に求めるべきだ」と指摘した。
吉田市長は「米側が日本政府に『RRの放射性物質は適切に除去した。付着
した放射性物質の放射能レベルは著しく低く、乗組員や市民の健康、環境に懸
念を生じさせるものではない』と説明した」と答弁。米側の説明そのままの政
府見解を、市が受け入れていることを明らかにした。
山城市議は国を通じて具体的な数字を確認するよう求めたが、吉田市長は
「自衛隊の艦船や飛行機、警察や消防の車両も福島での活動に使われた。RR
だけ線量を知りたいというのは、考え方として相いれない」と拒否。放射線監
視装置(モニタリングポスト)で監視体制をとっているとした。
また、山城市議は原子力艦災害の対応で国の基準が複数あることをめぐり、
市独自の基準がつくれないか質問。吉田市長は「避難には自衛隊や交通機関な
どの協力と連携が不可欠。市独自の基準を設けても国の考えと合わなければ、
協力は得られない」と答え、国に考えをまとめるよう要請を重ねる意思を示し
た。
◆規制委・島崎氏が退任 「自然の声聞いた」「審査、厳し過ぎではない」
(9月19日 東京新聞より)
原子力規制委員会の島崎邦彦委員長代理が十八日、二年間の任期を終え、記
者会見した。原発の活断層を調べたほか、地震・津波対策の新しい規制基準を
つくり、原発が基準に適合しているかどうかの審査を担当。任期を振り返り、
「どんな精密な理論を作ろうと、自然がそうではないという事実を示せば、そ
れに従わなければならない」と語り、これまで強調してきた「自然に耳を傾け
る」大切さをあらためて強調した。(中略)
--島崎委員発言要旨--
【審査の在り方】
東日本大震災で広がった科学や科学者への不信を少しでも取り除きたいと
思ってきた。残念ながら道半ばで、その点は力不足だった。(審査が厳しい
と批判されるが)私から見て厳しいところは一つもない。当たり前のことを
してきただけ。なぜそう言われるのか分からない。
(後任の)石渡明氏は地質学の専門家で、地震学の私とは違う。私にはでき
なかったことがスムーズに進んでいくのではないか。
【断層調査】
やり残したことはたくさんある。最初に思ったようにスムーズには進まな
かった。楽観的すぎたと思う。
(敷地内断層の活動性を認定した)敦賀原発など、かなり重要な決定になっ
た。社会的な理解を得られるよう丁寧に手順を踏まなければならない。原発
敷地内の断層調査も半数に達せず非常に残念だった。
【委員になった理由】
かつては原子力に関心を持たず不勉強だった。どこに原発があるかも知らず
「日本海溝沿いに津波地震が起きる」と、地震調査研究推進本部の部会長と
して長期評価をまとめていた。評価の発表には圧力がかかり(原子力規制に
深く関与していた)高名な地震学者二人から批判も受けた。二人と原子力の
関係も知らなかった。もう少し社会の仕組みに注意を払っていたら、津波で
2万人近い犠牲者を出す前に、声を上げていたに違いないと思う。(長期評
価が反映されなかった)中央防災会議で、席を立ってやめると、声を大にす
べき時だったのに、負け犬になってしっぽを巻いてそのまま黙ってしまった。
(震災後、政府から委員就任を打診され)二年やって自分が死んでも後悔し