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たんぽぽ舎です。【TMM:No2544】
2015年7月24日(金)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.先方の顔が見える抗議行動
   原子力規制委員会平日昼休み連続抗議行動から
   原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その54
              木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.7/27「東電は責任を取れ連続講座 第16回」のご案内
   「東電の責任を問う-柏崎刈羽原発再稼働準備をやめ、
   被害者への賠償と汚染水対策に専念せよ」
          冨塚元夫 (「スペースたんぽぽ」講座運営委員)
★3.戦災に追い打ちをかけた巨大地震“福井地震”誘発地震の学説も
   「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその110
                      島村英紀(地震学者)
★4.参考までに
   「川内原発の高経年化対策に関する質問主意書」と
   「再質問主意書」
   提出者 菅 直人  衆議院議長 大島理森殿
━━━━━━━
※7/30学習会にご参加を!
 原発産業と戦争産業の共通性
 -安倍政権の原発推進と戦争のできる国作りは表裏一体-

 講 師:ダニー ネセフタイさん(「木工房ナガリ家」主催、イスラエル生まれ)
 日 時:7月30日(木)19時より21時
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円
━━━━━━━
※訂正1つあります。
 7月22日配信のメルマガ【TMM:No2542】で
 ★1.東芝粉飾決算の背景は原発
 ウエスチングハウス巨額買収につきまして文中、電気新聞からの引用で
 誤:「8月16日付けの電気新聞によれば」
 正:「7月16日付けの電気新聞によれば」
 お詫びして訂正いたします。
━━━━━━━

┏┓
┗■1.先方の顔が見える抗議行動
 |  原子力規制委員会平日昼休み連続抗議行動から
 |  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その54
 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

  新規制基準は緩すぎて不合理、設置変更許可審査は基準地震動620ガル「違法」で甘い甘い審査、工事計画認可は「白抜き偽装」「耐震偽装」のでたらめ、設置変更認可も工事計画認可も行政不服審査法に基づく異議申立中。
なのに、なぜ核燃料装填なのか?、なぜ再稼働なのか?
 現地での再稼働反対行動の検討の話を聞きながら、何とか東京でもがんばれないか、止められないかと7月1日から始めた平日昼休み行動がなかなか面白い。
その一端を皆さんに紹介する。
  常連参加者は、私と白金台に住むKさんと、昼休みに地下鉄に乗って15分だけ抗議しにくるTさん。他に阻止ネットの方も参加して、今までで最大が8名。時には、原子力規制を監視する市民の会と一緒に抗議する場面も2度あった。
 規制委が入っている六本木ファーストビルから昼食の為に出てくる人たちに向って、原子力規制委員会は「再稼働推進委員会」、規制庁は「再稼働促進庁」、川内原発再稼働反対、福島第一原発事故はまだ収束していない、12万人避難…、などなどのコールをミニ拡声器で浴びせる。
 更に、敷地出口では、規制委は「再稼働推進委員会」と叫びながらチラシ渡し。意外にも同ビルから出てきた背広が受け取ってくれる。
 面白いのは規制委・規制庁の人に直接話しかけられること。
・規制庁異議申立担当のOさんが通りがかったので「異議申立審理終わるまで再稼働しないでよ!」と声をかけたら、振り返って指で〇を描いて応じた。
・院内ヒアリングでおなじみのPWR担当Nさん(女性)には、異議申立審理が終わるまで再稼働しないでよと声をかけた。帰りは1時を過ぎても戻ってこなかった。
・規制委の悪口を叫んでいると、何と田中委員長や更田委員が歩いてきた。道路を歩く2人に拡声器を向けて、川内原発再稼働反対とともに、柏崎刈羽の再稼働審査が出た時に「あれはあれ、これはこれ」という訳には行かないと更田さんも田中委員長も言っていたでしょう、と声を浴びせた。
・今週は3日間連続で新人研修か入社説明会か分からないが、スーツ姿の若い男女が列をなして出てきた時にも、原子力規制委員会がひどいよと伝える。
・顔見知りの記者も良く通る、産経、NHK、朝日などの記者にチラシを渡す。
 開始時は6日間も雨続きで非常にきつかったが、真夏でも木陰で抗議できるのと風も強いので、すがすがしくて快適。
 人の出入りが少なくなる12時半頃には、常連Kさんと「ああ福島」の歌と笛で、ビルに戻る人たちにイチエフ事故を思い起こしてもらうことも。
 ガードマンさんも親切に8月もやるのですかと尋ねてきた。やむなく、数か月も前から予定していた広島行も断念して8月もやることにする。
 先方の顔が見える抗議行動。効果のほどは読めないが、川内原発の再稼働を目前にして、意味があると思う。
 皆さんもたまにはどうぞお出かけ願います。


┏┓
┗■2.7/27「東電は責任を取れ連続講座 第16回」のご案内
 |  「東電の責任を問う-柏崎刈羽原発再稼働準備をやめ、
 |  被害者への賠償と汚染水対策に専念せよ」
 └──── 冨塚元夫 (「スペースたんぽぽ」講座運営委員)

   日 時:7月27日(月)19:00から21:00 18:30開場
   講 師:菅井益郎さん(国学院大学教授)
   会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
   よびかけ:「経産省前テントひろば」・「たんぽぽ舎」、賛同122団体。
   参加費:800円(学生:400円)

○東電は世界最大の公害を出している企業です。東電福島第一原発事故による放射能は住宅も農地も森・川・湖・海を汚した。その東電は、福島第一の汚染水対策より、柏崎刈羽原発の再稼働を優先。汚染水対策より利益優先では困ります。
○何人もの漁業者が「このまま譲歩を重ねれば、サブドレンの次は、(原発構内にたまった)タンクの処理水の海洋放出を認めるように迫られるだろう。そうなれば、福島の漁業は終わりになる」という懸念を語る。
○東電新潟本社は「名ばかり」で、実は柏崎刈羽原発再稼働準備を加速するためのもの。しかし、新潟県の泉田裕彦知事は「情報開示に消極的な東電の体質は変わってない」と指摘。「名ばかり本社」への不信感をあらわにした。
 (6月14日東京新聞)
○5月24日「原発事故被害者団体連絡会」が設立され、国と東電に対し、被害者の責任として本当の救済を求め、次の目標を掲げています。
 1.被害者への謝罪、2.被害の完全賠償、暮らしと生業の回復、3.被害者の詳細な健康診断と医療保障、被曝低減策の実施、4.事故の責任追及、福島原発告訴団の行動とともに重要な行動です。

  7/27第16回講座にぜひ、ご参加ください。


┏┓
┗■3.戦災に追い打ちをかけた巨大地震“福井地震”誘発地震の学説も
 |  「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその110
 └──── 島村英紀(地震学者)

  福井地震といっても地元以外では知っている人は少ないかもしれない。
 いまからちょうど67年前、1948年に福井市とその近郊を襲った地震。直下型地震としてはすさまじい地震だった。福井平野の北部では98~100%もの家が倒れてしまった町や村があった。
 阪神淡路大震災(1995年、M7.3)以前には半世紀も戦後最大の犠牲者約3800人という不名誉な記録を保持していた。
 マグニチュード(M)は7.1だった。M8も珍しくない海溝型地震とくらべては地震のエネルギーは小さかったが、人々が暮らしているすぐ下で起きる内陸直下型地震はこのくらいのMでも大被害を生むのである。
 人口全体に対する死者の数がこれほど多かった地震もめったにない。福井市のすぐ北に接する現在の坂井市では、死者が人口の5%にも達した。これは福井市全体の1%や阪神淡路大震災のときの神戸市の0.3%とくらべてもはるかに多かった。
 これは地盤が軟らかかったので地表での揺れが大きくなってしまったことによる。福井市とその周辺の市町村が載っている堆積盆地が地震の揺れを増幅してしまったのである。この堆積盆地は福井盆地を流れ、坂井市で日本海に注ぐ九頭竜川(くずりゅうがわ)が作ったものだ。
 じつはこの地震の被害が大きくなってしまったもうひとつの要因があった。
  福井市は地震の3年前の1945年、敗戦のわずか1月前に米軍機による大規模な無差別爆撃(空爆)を受けていた。このため2万戸以上が焼失、9万人以上が罹災し、死者数も1500人を超える甚大な被害を出していた。
 これは1945年に日本の中小都市を軒並み襲った爆撃のひとつだった。地方都市への爆撃としては、この福井市への爆撃は全国でも有数の大規模なもので、富山市、沼津市に次ぐものだった。
 戦後すぐ襲ってきた福井地震は福井市民にとってはダブルパンチだったのである。
  空襲の大被害のためにその後に建てられた多くの住宅は急造のバラックなどの弱い住宅だった。これが倒壊率が高かった一つの原因になった。
  福井地震の震度はいまならば十分に震度7にあたるが、当時はまだ震度は6までしかなかったので公式記録には震度6としてしか記録されていない。この福井地震の大被害を見て翌年気象庁は震度階に震度7を追加した。実際に震度7がはじめて記録されたのは阪神淡路大震災だった。
  この福井地震は誘発地震ではなかったかという学説がある。その4年前の1944年に起きた海溝型地震、東南海地震(M7.9)によって引き起こされたという説だ。大地震は震源域の外側で誘発地震を起こすことがある。
  いまの福井市には地方都市には珍しく広い通りが走っている。これは福井地震で壊滅的な被害を受けたあとに行われた都市計画のおかげなのである。
    (島村英紀さんのHP「 http://shima3.fc2web.com/ 」・「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より7月10日の記事)


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┗■4.参考までに
 |  「川内原発の高経年化対策に関する質問主意書」と
 |  「再質問主意書」
 |  提出者 菅 直人  衆議院議長 大島理森殿
 └──── 

◎川内原発の高経年化対策に関する質問主意書 平成27年7月8日提出

 川内原発一号機は運転開始から30年以上経過している。原子炉等規制法は、
原子炉設置者に対し運転開始から30年を経過するまでに高経年化技術評価を行い、
長期保守管理方針を策定し、原子力規制委員会の認可を受けなくてはならないと
している。以下川内原発について具体的に質問する。
 1. 川内原発一号機について高経年化技術評価に基づく長期保守管理方針の
 申請は原子炉設置者からいつ提出されたか。
 2. 前記申請を受けて原子力規制委員会は保安規定変更の審査を継続中であ
 り、まだ認可していないと聞いているがいつ結論が出るのか、見通しを聞きた
 い。
 3. 一部に、原子力規制委員会による前記保安規定変更認可の審査が終わる
 前に川内原発が再稼働されることがありうるという報道がある。もしこうした
 ことが認められれば、高経年化対策に関する原子力規制委員会のチェックが行
 われないまま30年を超える原発稼働を認めることになり、法の趣旨に反する。
 原子力規制委員会による認可がないまま川内原発が再稼働されることがありう
 るのかどうか明確にされたい。
 右質問する。

◎川内原発の高経年化対策に関する再質問主意書 平成27年7月22日提出

  平成27年7月8日提出の質問主意書に対する平成27年7月17日付の答弁書にお
  いて「保安規定の変更に対する認可を受けているかどうかにかかわらず、川内
  原発一号炉の運転は可能である」旨の答弁がなされた。この点について重ねて
  質問する。

 1.経年劣化に対する方針策定に伴う保安規定の変更に当たっては原子力規制
 委員会の認可を受けなくてはならないこととなっているにもかかわらず、30年
 前の運転開始時にすでに保安規定の認可を受けた原発について運転を妨げるも
 のではないとする答弁は、経年劣化対策制度の趣旨に反すると考えるがどうか。

 2.本件申請の認可を受けているかどうかにかかわらず、30年経過している一
 号炉の運転は可能であるというが、それなら認可を受けないままいつまで運転
 が可能なのか。
 右質問する。
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