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たんぽぽ舎です。【TMM:No2543】
2015年7月23日(木)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                              転送歓迎
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★1.原発を襲った津波は「予見できた」
   シミュレーショは、2002年の長期評価が出た直後に可能だった
     都司嘉宣元東大地震研准教授が証言      山崎久隆(たんぽぽ舎)
★2.「大間原発」建設を止めよう!
   大間原発ロックコンサートに参加して(7/18-19)
          山田和秋  (たんぽぽ舎ボランティア)
★3.霞ヶ関一周抗議、アベちゃんへの怒り、原発再稼働反対!
     戦争法案反対!その他もろもろ、アベヤメロの声止まず。
   引き際が肝心ですよ、安倍晋三君。
          7月17日第158回官邸前・国会前抗議行動報告
              にしざきやよい(たんぽぽ舎ボランティア )
★4.テント日誌7月21日(火)経産省前テントひろば1410日目、商業用原発停止674日目
     テント裁判控訴審第二回弁論が開かれた          (I・K)
★5.新聞より1つ
  ◆JCO、低レベル廃棄物焼却説明会 排気・排水「問題なし」
                (7月23日茨城新聞より抜粋)
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※7/24【抗議集会】にご参加を!
 安倍政権NO!首相官邸包囲 民主主義を取り戻せ!戦争させるな!
 原発/安保法制/憲法/沖縄米軍基地/秘密保護法/TPP/など
 主催:安倍政権No!☆実行委員会
 7月24日(金)たんぽぽ舎は、日比谷野外大音楽堂入口17時30分集合
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※8月鹿児島・川内原発再稼働阻止の現地活動を応援!
 首都圏から川内原発ゲート前抗議に合流しよう!

 日程:第1陣日程:8月8日(土)~8月10日(月)の2泊3日
    第2陣日程:8月9日(日)~8月11日(火)の2泊3日
 ○予定人数:100~160名
 ○移動について:羽田空港発の航空便で現地に向かいます。
 ○現地での行動:川内原発ゲート前行動に合流します。
 ○主催:「原発現地へ行く会」 申し込み方法など、詳細は TEL 070-5019-5907 へ
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┗■1.原発を襲った津波は「予見できた」
 |  シミュレーショは、2002年の長期評価が出た直後に可能だった
 |    都司嘉宣元東大地震研准教授が証言
 └────  山崎久隆(たんぽぽ舎)

 福島地裁で21日に開かれた「生業訴訟」第13回公判で、原告側証人として出廷した都司嘉宣(つじよしのぶ)元東大地震研准教授が証言台に立ち、津波の予見は可能だったと証言しました。都司氏は前回の12回公判に引き続き証言、この日は前回の原告側代理人の主尋問に続いての被告の国と東電の代理人からの反対尋問。被告の国と東電は福島第一原発への津波は予見できなかったと主張している。
 都司氏は前回、2002年7月に国の地震調査研究推進本部(推本)が発表した「長期評価」で明治三陸地震(1896年)と同様の津波が、三陸沖から房総沖にかけて発生する可能性があるとした内容を踏まえ、今回のような津波が起きうることを予見し「事故を回避することが可能だった」と証言していた。なお、都司氏は推本が2002年7月に「三陸沖から房総沖にかけての地震活動の長期評価」を策定した際、委員として参加していた。
 反対尋問を行った国と東電は「長期評価の信用性」などについて質問したが都司氏は『長期評価』は無視できず、これを重要視して9年前からシミュレーションを行っていたら「予見することはできた」と述べ、事前の対策は実施できたとの見解を示して、前回に引き続き国と東電の責任を指摘した。「事故以前に福島第一原発の敷地の高さを越える津波を伴う地震発生を予見できたという考えか」との質問に対しても、都司氏は「そうだ」と答えた。
 裁判官も「福島第一原発に到来し得る津波の浸水高のシミュレーショは、2002年の長期評価が出た直後に可能だったか」と質問した。都司氏は「可能だった」と述べた。
 さらに、「事故以前に福島第一原発の敷地の高さを越える津波を伴う地震発生を予見できたという考えか」との被告代理人からの質問に対し、都司氏は「そうだ」と答えた。

※生業(なりわい)訴訟
 約4000人の原告が参加。福島原発事故関連では最大規模。原告側は事故原因となった大津波襲来が予想可能だったとして、国と東電の過失を争点に、放射線量レベルを原発事故以前に戻すこと、できない場合に1人当たり月5万円の慰謝料の支払いなどを求めている。

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┗■2.「大間原発」建設を止めよう!
 |  大間原発ロックコンサートに参加して(7/18-19)
 └──── 山田和秋  (たんぽぽ舎ボランティア)

  7月18・19日の〝大間ロック“に東京たんぽぽ舎から8人が参加。
  7月18日(土)夜のアーサー ビナード講演会はなかなか面白かった。ビナードさんは日本語も達者でユーモアたっぷり。日本人のみる目とは少し異なる。
 原発をつくった中曽根のような人物が何で生きのびてるんだ。悪いヤツほどよく眠る。つまり原発を推進するグループはいつも安全地帯、被害を受け損をするのは風下の一般市民。だまされないよう気をつけよう、と熱弁をふるう。この後フリートークに参加。
 翌19日(日)は大間原発近くで、青空コンサートに引きつづいて原発建設阻止集会。函館や地方から、台風の余波を受けた小雨のなか500人が参加。
  2014年12月に電源開発(株)は原子力規制委員会に大間原発の「適合審査」の申請をした。これは、市民の安全を無視し、日本の核武装につながるプルトニウムをつくり、六ヶ所再処理工場と大間原発を動かすという、政策のためだ。
  この仕組みがいかに日本にとって危険なことか、大間原発の建設は私たち日本人に重大な影響を及ぼす。
  台風のため風船飛ばしは後日に延期となったが、集会後のデモ行進は予定通り行われた。
  今年は安倍政権の危険性を知ってか、市民の反応は明らかに変化してきた。市民の拍手や激励が多く見られた。

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┗■3.霞ヶ関一周抗議、アベちゃんへの怒り、原発再稼働反対!
 |   戦争法案反対!その他もろもろ、アベヤメロの声止まず。
 |  引き際が肝心ですよ、安倍晋三君。
 |         7月17日第158回官邸前・国会前抗議行動報告
 └──── にしざきやよい(たんぽぽ舎ボランティア )
 
  新国立競技場案白紙になりましたな、やれば出来るじゃん、あべチャン。この調子で、自己満足の戦争法案も、妄想経済政策の原発推進も、ヤメ・ヤメ。あの道も、その道もあることがわかったよね、あべチャン。今後は、お取り巻きの右旋回墜落方向でなく、全方位よく眺めて、熟議、熟議、意味分かるかな?皆んなの意見をよく聞いて、話し合うって事だよね、あべチャン。
   とは言っても多分身にしみてはいないと思いますので、今日も来ました官邸前、5時半からは関電前もやりました。月一の再稼働阻止全国ネットワーク中心の抗議、1時間スピーチとコール〝福島を忘れるな〟〝再稼働するな〟の声を上げて来ましたよ。最近は、道行く人の中にも良い反応が多いです。通り過ぎながら二人が頑張ってと声をかけてくれ、ビラもかなりの人が受けとってくれました。
  今日も私は希望のエリア担当。いつものルートは、戦争法案反対の人達で通り抜け出来ないとのことで、官邸前の原発反対の常連さん達の横を通り国会裏を通り、国会図書館側から国会正門に向かう。はぁ~、遠い。既に図書館前から人がまばらにいて、憲政記念館側はずらりと人が並んでる。
 人混みにしばしば足を止めながら、希望のエリア着いたけど、そこも戦争法案反対の人達で一杯。ビラ配ってる筈のOさんを探すが見つからず、Wさんが居たので様子を聞いてみたら、ビラもほとんど配り終わってるとの事なので、大回りして外務省交差点にもどる事に、霞ヶ関周遊Dayだね。
 戻ってみると、そこは道案内所と化していた。原発反対の官邸前と、戦争法案反対の国会前への案内の声に重なって、Mさんのコールが響く、一緒にコール!案内の声とチョット不協和音。でもかまわず、コール!
   7時半過ぎると官邸前にも、戦争法案反対の人達がカタマリで上っていった。戦争法案もモチロン反対だけど、原発再稼働も8月に迫ってる。ここは踏ん張りドコロ、やっぱ、アベ打倒ってことで、戦争法案、原発、アベ政治、全部まとめてご退場いただくしか無いようですね。
 7/24は、霞ヶ関全体が、アベヤメロ!アベヤメロ!で、揺れる事でしょう。

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┗■4.テント日誌7月21日(火)経産省前テントひろば1410日目、商業用原発停止674日目
  |   テント裁判控訴審第二回弁論が開かれた
 └──── (I・K)

 今日はテント裁判第2回控訴審の日だった。
 12時15分より地裁前行動があり、川内の遠嶋さん・福島の黒田さん・亀屋さんが発言した。
 亀屋さんの「テントは何か悪いことしましたか?」「悪いのは福島第一原発ですよね。」「テントの撤去は原発をなくしてからにして下さい!」と言う声が共感を呼びました。
 その後川内原発再稼働反対行動の呼びかけがあり、傍聴券の抽選に向かいました。猛暑のなかたくさんの人が並んで下さり感謝です。
裁判の様子は後ほどきちんとした報告があると思います。
 報告集会は乱鬼龍さんの司会で始まり証言に立った佐藤・正清・淵上さんから発言があり、その後弁護士3人による報告そして福島から来てくださった和田史子さん(放射能ゴミ焼却炉を考えるふくしま連絡会)から住民を無視して莫大なお金をかけて焼却炉が作られていること、放射能の含まれた焼却ゴミを再利用しようとしている話などがされ、7月10日号の週刊金曜日に詳しく出ているので是非お読み下さいとのことでした。
 遠嶋春日児さん(川内原発建設反対協議会)からは川内原発再稼働の問題などのお話があった。

○最後に数人の方からのアピールもありました。
 詳しくは三輪裕児さんが撮影してくれたものをご覧下さい。
 https://www.youtube.com/watch?v=FXS_mlF683M 

 ◆報告 (テント日誌の一部です)
   今日、7月21日にテント裁判控訴審の第二回弁論が開かれ、佐藤保、正清太一、渕上太郎の三人が証言(主尋問)をした。三人の証言(陳述等)については傍聴記などと共に紹介して行きたいが、この証言は本来なら地裁段階でやられるべきであったと思う。これは誰もが持った感想であろうが、テントに存続と併行しながら、これが展開されたことは意味のあることだ。経産省側の反対尋問がピンとはずれであったばかりでなく、政治的グループ(例えば9条改憲阻止の会)による占拠を印象づけようとするのは失笑を買った。
彼らはこの行動が経産省の原発政策と事故に対する無責任対応に抗議してはじまったという最低限の事柄さえ認めようとしないで、管理地の占拠(占有)にのみに問題を絞ろうとする姿勢は分かってはいたことといえやはり問題だ。法的という意味では彼らは自分たち(官僚や役所、あるいは権力側)に都合のいいように法律を適用しようとするだけである。それよりは憲法的な意味での法的精神から見てどうか、ということが大事なはずだが、それは考慮すらされない。こういう問題はこれまでいろんな形で論じてきたが、彼らの反対尋問にはそれは少しも反映されていない。日本的な官僚政治―行政独裁の実体を僕らはそこに見たが、彼らにとって法治とはどういうことかを露骨なまでに示したといえる。
これは国民の意志や意向に反して原発再稼働を進めていることと同じことである。政府の専制的で恣意的な政治行為とそれに反対する人や行為に都合よく法律を適用することは表裏の関係である。東電や経産省にこそ原発事故の責任を問うために法律を適用すべきだ。それはネグレクトされて経産省前のテントにだけこうした法律を適用することのおかしさをあらためて感じさせた。(三上治)

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┗■5.新聞より1つ
 └──── 

◆JCO、低レベル廃棄物焼却説明会 排気・排水「問題なし」

 1999年に臨界事故を起こした核燃料加工会社ジェー・シー・オー(JCO)は22日、東海村石神外宿の同社で、本年度の事業計画に関する住民説明会を開き、今年1月から進めている低レベル放射性廃棄物の焼却処理について、排気・排水中のウラン濃度は検出下限値未満で「問題ない」と報告した。
 説明会には住民ら約20人が参加。桐嶋健二社長は冒頭、16年前の事故をあらためて謝罪した上で「今後も事故を忘れることなく安全に業務を遂行していきたい」と語った。
 同社は不要となった燃料加工設備の撤去に向け、1月から微量のウランを含む油類の焼却を始めている。   (中略)
 住民からは、「積極的に情報提供してほしい」などの要望が出された。
           (7月23日茨城新聞より抜粋)
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