NUCLEAIRE
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2348】
2014年11月29日(土)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.メルマガのカンパ要請に対して多くの
カンパご協力ありがとうございました(その8)
36名 15万9千円 累計124万円余 たんぽぽ舎
★2.「安倍政権2年間と原発再稼働」第2回
「総選挙は間違いだった」と安倍政権を投票率を上げて結果(敗北させ)
悔やしがらせましょう。 広瀬 稔 (兵庫県)
★3.原子力安全・保安院の不作為を追及しない規制委
規制行政の失敗を検証しないでは過ちを繰り返すぞ
原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その30
木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★4.「福島第一原発の最新情報=汚染水の貯留状況など
春橋哲史(宇治橋あきら)
★5.スペースたんぽぽからのお知らせ
12月18日(木)藤原寿和講座は中止-延期します
★6.新聞より2つ
◆企業団体献金の自民回帰 原発メーカー3倍も
( 11月29日 東京新聞より抜粋)
◆ 脱原発 大きな争点 【金曜日の声 官邸前】(11月29日東京新聞より)
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※12/3(水)3つの行動があります。是非ご参加下さい。
(1)日 時:12月3日(水) 17:30-18:30
九州電力川内原発再稼働反対 第6回九電東京支社への抗議行動
有楽町電気ビル前(JR有楽町日比谷口下車)
主催:再稼働阻止全国ネットワーク
(2)日 時:12月3日(水) 19:00-20:00
第15回東電本店合同抗議 東京電力本店前
呼びかけ団体:たんぽぽ舎、テントひろば
賛同団体:東電株主代表訴訟他105団体
(3)日 時:12月3日(水) 14:00ー
第9回経産省前テント裁判 傍聴と集会 15:00開廷103号法廷
14:00東京地裁前集合 報告集会17:00~参議院議員会館講堂
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┗■1.メルマガのカンパ要請に対して多くの
| カンパご協力ありがとうございました(その8)
| 36名 15万9千円 累計124万円余
└──── たんぽぽ舎
昨年4月26日に日刊メールマガジンへのカンパをお願いしましたところ、たんぽぽ舎に皆様からの善意が届きました。
今年7月15日から11月20日までの4か月の間に36名の方々から15万9千円が寄せられました。
北海道1名、青森県1名、宮城県1名、東京都7名、千葉県6名、埼玉県1名、神奈川県3名、岐阜県1名、愛知県1名、京都府2名、大阪府3名、宮崎県1名、鹿児島県2名、他6名(官邸前抗議行動ほか)です。これまでトータルで124万2千円ものカンパが寄せられました。誠にありがとうございました。
なお、ひきつづいて日刊メルマガ=「地震と事故情報」へのカンパを受け付けていますので、今後ともよろしくお願い致します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 番号 00180-1-403856
今後もカンパのまとめ文の報告を予定しています。
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┗■2.「安倍政権2年間と原発再稼働」第2回
| 「総選挙は間違いだった」と安倍政権を投票率を上げて結果(敗北させ)
| 悔やしがらせましょう。
└──── 広瀬 稔 (兵庫県)
○衆議院選挙の自民党政権公約の原発では「原子力は重要なベースロード電源。再稼働は進める」選挙では負けないと強気の公約なのか。少々強引でもOKだ。
安倍首相はその様にお考えなのでしょうね。現在も収束の道筋が見えない「福島原発事故」は恰も他国の出来事の様に無視して外国に原発を輸出する事に熱心な安倍首相。
○また事故発生源の東京電力を見よう。問題は国民に大嘘をついた事。
(1)「「計画停電」を恫喝に使った。東京近辺の都市で強引に震災後3/14頃から約2週間停電を実施した。これは現在の原発ゼロ稼働でも電力は充分。
(2)「国会事故調」の田中三彦委員達に嘘の説明をして現場の調査を妨害した。委員らは<緊急時に原子炉冷却部の「非常用復水器」が地震で潰れた?>の調査で東電担当者は「そこは真っ暗で放射線も高い所が有り危険である」と虚偽説明した」(2013.2/7毎日新聞)。また川内博史前議員も動画で「福島第一原発を視察し東電が撮影したビデオ映像が真っ暗」と言う(2013.4/4)。
「政府事故調」でのスクープ記事が「全員退避問題」で朝日新聞バッシングが激しく行われた。いくら吉田昌郎所長の意思だとしてもこの様な「大事故の検証」は公開するべきだ。
○「再稼働」にはこの選挙に勝たねばならない。その手始めにメディアの恫喝なのか。<選挙報道、自民が注文 出演者の発言回数や時間、テーマ選び、等々の4項目>しかしこれは「公職選挙法」148条「新聞紙、雑誌の報道及び評論等の自由」に触れるのではないか。
○自民党の支持率の低下や今回勝てるのか不安の表れ? 2012年の衆議院選挙で絶対多数を与えて後4年間は衆議院選挙は無いものと多くの国民は思った。が、今回安倍首相は私達に【チャンスをくれた】
利用し「総選挙は間違いだった」と安倍政権を投票率を上げて結果(敗北させ)悔やしがらせましょう。
<編集部> 「安倍政権2年間と原発再稼働」で引き続き皆さんの原稿を募集しています。400-800字(上限)
ご協力下さい。
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┗■3.原子力安全・保安院の不作為を追及しない規制委
| 規制行政の失敗を検証しないでは過ちを繰り返すぞ
| 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その30
└──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
○11月26日の田中委員長記者会見で共同通信の記者が鋭い質問をし、規制委が前規制当局である原子力安全・保安院の過ちを何ら明らかにしていないことを指摘した。今までに技術的観点で事故調査・検証不十分問題を指摘してきているが、このように規制行政の問題をクローズアップする指摘はあまりなかった。
原子力安全・保安院からの横滑り職員でできた規制庁、原子力マフィアからの委員で作られた原子力規制委員会に期待することはできないが、これから是非追及していくべき問題だ。
記者会見は http://www.nsr.go.jp/kaiken/ から11月26日の速記録、会見映像参照。
○以下はそのピックアップ。
☆記者「1F(イチエフ)の事故で、事故の直後に何が起きたかという検証は曲がりなりにも規制委員会、取り組んでおられると思うのですが、その遠因となった保安院の失敗というか、審査全般の何が問題だったのかというようなことの検証が行われているのか行われていないのか、よく分からないのです。それで、言葉の端々から委員長、例えば国会で炉安審について言及されるときとか、過去の失敗であると言ったりとかですね、規制庁の方がいろいろ過去の失敗にというようなことをおっしゃるのですが、どうなのでしょう。体系立った規制の失敗というようなことを何か検証されているのでしょうか。」
★田中委員長「新規制基準と古い規制基準とを比較してもらえば、まず、そこはおのずと明らかですね。それから、規制審査のやり方もみんなオープンでやっていますし、そういうことから見たらそういう反省は、我々なりに踏まえてやっていると思います。」
☆記者「…。でも、私が申し上げたいのは、こういう反省をしたからこういう対策をしていますという、その後段の方しか出てきていないということなのです。こういう総括をしましたというのは、事故調の報告書はいくつかありますけれども、規制委員会として何が間違っていたかということを公にはされていないですね。多分体系立ってそういう検証をされていないのではないか…。どうでしょう。」
★委員長「いや、考え方の上で、まず科学的中立性を保つ、透明性を保つというところは、非常に大きな考え方の上の規制の反省だと思います。」
☆記者「『原発と大津波 警告を葬った人々』(岩波新書)から出せば、…例えば当時の森山審議官から院長や次長や、それからもう一人、黒木さんですかね。いろいろバックチェックと言われて、津波の問題があるから何が出てくるか分かりませんよというようなメールを出していたとか。…退任された島崎(邦彦)先生が2002年の長期評価ですか。あのときに中央防災会議で潰されたという話がありましたけれども、あのときに保安院は何をしていたのか。1997年の7省庁津波から2002年の土木学会指針ですね。あそこら辺の経緯の中で、保安院はなぜ津波のリスクを知っていたのに、それをちゃんと規制に反映しようとしなかったのか…」
★委員長「ずっと御覧になっていて、それはやっていると思いますけれども。」
☆記者「やっていないです。」
…
☆記者「違うんです。こういう反省があって、こういうことが原因であったということを明示していないではないですかということです。」
最後に、記者が言及している『原発と大津波 警告を葬った人々』(添田孝史著、岩波新書)は本年11月20日発行で面白い。