NUCLEAIRE
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2327】
2014年11月8日(土)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.ストップ!! 川内原発再稼働 岩井 哲さんより
(かごしま反原発連合有志 代表)
7日午後、伊藤知事、臨時県議会決議を受け、「川内原発再稼働」を表明!
知事の<県民のいのち無視>の「宣言」を、われわれは断じて許さない!
★2.11月7日原子力規制委員会で最終完成版「異議申し立て書」
と全国からの1437名分の「異議申し立て」署名提出。
青柳行信(原発とめよう!九電本店前ひろば)
★3.槌田ゼミ新シリーズ「福島原発事故基本講座第7回」
―福島原発事故と川内原発再稼働
再稼働したいなら欠陥を直してからにせよ
欠陥原発の再稼働を許さない民間原子力規制委員会の設立を
中村泰子(たんぽぽ舎会員・応援する人)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆鹿児島で講演会-福島原発事故の真実 (12月7日)
元内閣総理大臣 菅直人 衆議院議員
◆報告会「チェルノブイリと福島の子どもたちの保養」(11月22日)
★5.新聞より5つ
◆川内再稼働 知事が同意 避難・設備・火山 不安残し
「自己の責任、国に」 (11月8日東京新聞より抜粋)
◆川内原発の再稼働「ひな形」にはなり得ない
住民の安全は不十分 「責任を持つ」とは 脱原発依存こそ急務
(11月8日朝日新聞『社説』見だし)
◆大間は年内審査申請へ 建設中の原発初 (11月7日東京新聞より抜粋)
◆地元の声 無視された 【金曜日の声 官邸前】 (11月8日東京新聞より)
◆「再稼働の条件30キロ圏の同意」菅長官、東電常務答弁を否定
(11月7日朝日新聞見だし)
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※1 お知らせ
11月7日の鹿児島県の九州電力川内原発再稼働やむおえない(知事発言)決定に対して、たんぽぽ舎としての抗議声明・今後の方針について月曜日発信する予定です。(柳田)
※2 短信
(福島事故)凍土壁は失敗すると思う 小出裕章氏語る
鹿砦社(ろくさいしゃ)の月刊誌「紙の爆弾」12月号での発言(詳しくは次号)
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┗■1.ストップ!! 川内原発再稼働 岩井 哲さんより
| (かごしま反原発連合有志 代表)
| 7日午後、伊藤知事、臨時県議会決議を受け、「川内原発再稼働」を表明!
| 知事の<県民のいのち無視>の「宣言」を、われわれは断じて許さない!
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■7日午後、伊藤知事、臨時県議会決議を受け、「川内原発再稼働」を表明!
■知事の<県民のいのち無視>の「宣言」を、われわれは断じて許さない!
☆【松崎議員+県民連合7名+無所属1名】のみが「反対」を表明、県民大多数の反対・疑問・不安の声を代弁!
◇次の行動は☆11/10(月)午前9時~10時 県庁前抗議集会
この間の動き
◎6日(木)東京電力常務:「30㎞自治体理解必要」と衆院特別委で明言!
◎7日(金)「川内原発再稼働・宣言」へ至る推進勢力の発言・動き
★安倍総理大臣:10/3「桜島を含む周辺の火山で今般、御嶽山で発生したよりもはるかに大きい規模の噴火が起こることを前提に、原子炉の安全性が損なわれないことを確認するなど、再稼働に求められる安全性は確保されている」
★宮沢経産相:宮沢経産相は「政府として世界最高水準の新規制基準で安全性が確認された川内原発は再稼働を進める。万が一事故が起きた場合は、国が関係法令に基づき責任をもって対処する」と述べた。
★薩摩川内市・岩切市長:市議会の判断を受け、岩切市長は臨時市議会後の全員協議会で「再稼働を進める政府の方針を理解する」と述べ、重大事故が起きた際の責任について「一義的には電力事業者だが、最終的には国が負うべきだ」と強調し、川内原発の再稼働に同意した。
★池畑県議会議長:「国が前面に立つということだった。そろそろ議会が判断すべき時がきた」と述べ、伊藤知事の「再稼働は最終段階に来ている」という発言と符節を合わせた。
◇われわれは断じて許さない!
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┗■2.11月7日原子力規制委員会で最終完成版「異議申し立て書」
| と全国からの1437名分の「異議申し立て」署名提出。
└──── 青柳行信(原発とめよう!九電本店前ひろば)
○昨日11月7日原子力規制委員会で最終完成版「異議申し立て書」
と全国からの1437名分の「異議申し立て」署名提出。
規制委部屋・机のうえ http://tinyurl.com/p75dffa
原子力規制委員会では写真撮影・録画は禁止され、職員の対応も大変冷たいところでした。
・記者会見(衆議院第二議員会館第6会議室)
笠井議員の秘書の段取り・書類の準備のおかげで無事できました。
緊急な署名行動でしたが、皆様の迅速な協力・連帯で取り組みが成功しました。
※同日、鹿児島県議会可決・知事の再稼働同意がありましたが、「今から・ここから」更なる再稼働阻止の闘いが始まります。
今後ともよろしくお願い致します。
=鹿児島薩摩川内(せんだい)原発再稼働反対の声をあげよう=
九電本店電気ビル前 http://youtu.be/NrMdvBrFo48
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┗■3.槌田ゼミ新シリーズ「福島原発事故基本講座第7回」
| ―福島原発事故と川内原発再稼働
| 再稼働したいなら欠陥を直してからにせよ
| 欠陥原発の再稼働を許さない民間原子力規制委員会の設立を
└──── 中村泰子(たんぽぽ舎会員・応援する人)
一般に東電福島第一原発事故は闇の中ということで片付けられ、思考停止に陥っているが、槌田敦さんは、公表されているデータを読み解いて事故の本質に迫り、原発の設計上の欠陥を明らかにしてきた(たんぽぽ舎パンフNo93「福島原発事故3年・科学技術は大失敗だった」参照)。
10月29日「スペースたんぽぽ」で、槌田敦さんの学習会「福島原発事故と川内原発再稼働」が行われた。それに先立ち10月24~25日、薩摩川内市と鹿児島市でも講演され、現地の方々の理解を得られたようだ。
槌田さんは「原発は設計基準事故(Design Basis Accident : DBA)を想定し、それに耐えられるように設計されてきた。福島で実際苛酷事故が起きたのだから、それを繰り返さないように設計変更すべきだ」という。電力会社は再稼働したいなら、以下の対策をとってからでないと認められないと指摘した。
・電源:商用の小型発電機2基を設置(うち1基を事故に備えて常時運転)。そのうえで外部電源、非常用電源も確保。
・計測:計測専用の電源を確保し、計測不能を回避。空焚きで誤表示しないよう圧力計、水位計を改良。
・原子炉圧力容器:減圧(逃し弁開放)を禁止(冷却水喪失防止)。
・非常用炉心冷却装置(ECCS):非常時専用とし、水素が配管を塞がないよう水素逃し弁を設置。
・格納容器:本来の目的にそって放射能を確実に閉じ込める(ベント禁止、液体放射能の放流禁止)。加圧水型には窒素を封入、沸騰水型の建屋には水素の強制排気設備(水素爆発対策)。第二格納容器の増設、接続部に水素燃焼装置と冷却装置を設置(圧力対策)。格納容器の底には大量の銅と金の合金を置きチャイナシンドロームを防止。
・免震重要棟:被ばくを避けるため地下に設置、空調地下道で施設を結ぶ。
・加圧水型への追加:加圧水型にも原子炉水位計を設置。沸騰する原子炉の冷却のために電源不要の非常用復水器と隔離時冷却系を設置。
槌田さんは、規制機関として全く機能しない規制委員会の代わりに、民間規制委員会(現地)を設立し、東京には各地民間規制委員会の支援組織を置き、安全対策を実施させるよう圧力をかけるという提案をされた。
理にかなった考え方だと思う。電力会社は費用高騰のためこれらの要求を拒むだろうが、拒めば「事故が起こって住民が被害を受けても仕方がない」ということであり、未必の故意という犯罪であると攻め、あくまで要求し続けるという戦略である。この考え方をぜひ運動に生かしていきたい。
※次回の槌田ゼミは
日 時:11月27日(木)19:00~21:00
テーマ:「民間原子力規制委員会について」の討論
会 場:「スペースたんぽぽ」 参加費:800円
ぜひご参加を!