NUCLEAIRE
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┗■3.毎週の金曜日官邸行動に思う、8月1日(金)第112回
| 7月31日東電経営陣3名の「起訴相当」を検察審査会が決定しました
| まだ先があるというもののそれが市民感覚ではないでしょうか
| そんなニュースの中、首相官邸前行動も34℃を超す猛暑を
| ものともせず盛り上りが大きかったと感じました
└──── 千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア)
○毎回、地下鉄の出口でたんぽぽ舎のビラ配りをしていると「デモの会場はどこですか?」と聞かれる。今回も数組の夫婦、女性グループに聞かれた。110回を超す金曜デモに参加する初めての人が後を絶たない。それだけ原発に対しての国民の関心が高く下火になっていないと言えるのではないでしょうか。「福島の事故をなかったこと」にしたいムラの人々にはこの「官邸前行動=事故を忘れさせない」ことこそ最も嫌な存在ではないでしょうか。いまや日本全国に広がった数百の金曜抗議行動デモこそ誰も止めることができない大きな力です。
○首相官邸前:一分間スピーチ
・川内原発の新規制基準「合格」の第一号が出ている。事故原因の調査/解析に基づかない新規制基準の合格なんてまるで意味がない。もし事故が起きれば偏西風に乗った放射能が日本全国を汚染する。すなわち日本が滅亡するかもしれない。再稼働を認めることは到底できない。
・安倍さん福島の現状を見てください。故郷に帰ることもできず苦しんでいる人が13万人もいる。国策で始めた原発での壊滅的な事故、安倍さん国民に謝ったことがありますか?まず、国民に謝ってから福島の人々を救うのが道理です。私はお金はいりません。故郷を返してください。村でみんなが助け合って暮らしていた生活を返してください。
・安倍首相、中南米を財界幹部を引き連れてトップセールス(原発輸出、兵器輸出)をしている場合でない。いまあなたに必要なことは、「原発や武器」を売り歩くことではなく国民に寄り添い、国民が何を求めているのかを知り、国民のための政治をすることだ。
・イチエフ汚染水はブロックされているどころかますます収拾が困難になってきている。このような状態で「安全審査(安倍さん適合審査です)に合格したものは再稼働をする。」と言っているが満足な避難計画もない状態で再稼働はできない。
・7月31日、検察審査会は東電元会長など3名を「起訴相当」とした。大飯原発3、4号機運転指し止めを命じる裁判に続き民意に沿った内容だ。
○川内原発の新規制基準「適合」について異議あり
・火山噴火:九電は「前兆は監視強化で分かる」、審査は「当面は破局的な大噴火は無い"だろう"で適合とした。これはイチエフの反省がまるでない「当面は15メートルを超える津波は無い"だろう"とまるで同じだ。即刻、規制委員会は"適合"を取り消すべきだ。また九電は「前兆は監視強化で分かる」としているが、火山学者のほとんどが「難しい」としている。1)仮に火山噴火の予測が一年前出来たとして、原子炉内の核燃料、使用済み核燃料プールの内の使用済み燃料はどこにどのような運搬手段で持っていくのか(玄海原発の核燃料プールは満パイにちかい)、それにはどれぐらいの時間がかかるのか、2)規制委は「核燃料の避難計画」を作る必要があります。それなしで"だろう"ですませることは国民が納得しない。