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たんぽぽ舎です。【TMM:No2196

2014年6月11日()地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

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★1.九州電力川内原発の再稼働阻止へ全国から続々と…6月13()

   東京120人、関西大型バス、全国の原発現地から参加

                                    柳田真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

★2.米国NRCの公聴会に参加してみた

   テーマはニューヨーク州のインディアン・ポイント原発の存続

   米国の原発の中で最も地震に対してもろい原発10のうちの一つ

   避難路の渋滞が確実               金田善裕(作家、ニューヨーク市ブルックリン在住)

★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

   ◆6月の首相官邸「裏」抗議行動のご案内

          6月20日、27()18時半から19時半

            首相官邸「裏」(官邸西側)

    6/29三鷹アクションパレード~その8のお知らせ

            6月29()井の頭公園西園13:30集合

            主催:さよなら原発!三鷹アクション実行委

  ◆7/4上映会のお知らせ『福島 生きものの記録 シリーズ2~異変~』

      上映と中村敦夫さんのお話 "ふくしま"から拡散した大量の放射性物質-

         会場:鎌倉生涯学習センターホール

★4.新聞より2つ

  ◆原発事故の避難世帯 4割「精神的不調で通院」 茨城大調査

   「住環境や賠償、具体策を」          (6月10日東京新聞より抜粋)

  ◆家庭も電力選ぶ 大手独占に幕 改正電事法成立    (6月11日東京新聞夕刊より抜粋)

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6/12学習会にご参加を!

 3・11以降の台湾における脱原発運動の展開と課題

 -市民の国際的な連帯にむけて-

 -核の廃絶を目指して 全9回シリーズ 第2弾

 

日 時:6月12()19時より21

講 師:陳 威志(たん うぃち)さん

                  プロフィール:一橋大学社会学研究科博士課程に在籍

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

主 催:たんぽぽ舎(スペースたんぽぽ講座会議)

協 賛:No Nukes Asia Actions Japan(NNAA)

参加費:800円(学生400円)

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┗■1.九州電力川内原発の再稼働阻止へ全国から続々と…6月13()

 |  東京120人、関西大型バス、全国の原発現地から参加

 └──── 柳田真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

 

○トップバッターといわれる九州電力川内原発の再稼働阻止に向けて、今、全国各地でたくさんの行動が取り組まれています。

 「再稼働阻止全国ネットワーク」も、「経産省前テントひろば」その他の団体と共に「東日本実行委員会」を作り、カンパ集めと、5・29明大での集会等をやりぬき、6月12()13()14()川内現地へ向かいます。

○現在、東京では約120人が飛行機で、又、関西では大型バス1台ほか乗用車等で、北海道、静岡、四国伊方原発反対の人々など、200名に近づく人数です。

 これは、201312月1日の四国電力伊方原発反対行動(全体で8000)で再稼働阻止全国ネットワーク関係の全国結集400人に次ぐ、多数の人々です。

○川内原発は、日本でもっとも危険な原発の一つです。かごしま反原発連合有志(岩井哲氏)のビラは次のように訴えています。『たくさんの活断層が川内原発近くにあります。日本最大級の活断層である中央構造線もあります。しかも九州島は火山島です。火山の爆発は大変危険なので川内原発は再稼働できません。又、九州島は弱い地盤の上にあり、断層だらけなのです。活断層があろうがなかろうが、マグマの活動が盛んな九州島は危なくて仕方ないのです。』

○川内原発再稼働阻止のために全力をそそごう

 6月28()は、東京・明治公園13:00~で「川内原発を再稼働させるな」首都圏大行進もおこなわれます。

 原発大国への復帰をなんとしても阻止しよう!

 みんなが力をあわせて!

 

 

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┗■2.米国NRCの公聴会に参加してみた

 |  テーマはニューヨーク州のインディアン・ポイント原発の存続

 |  米国の原発の中で最も地震に対してもろい原発10のうちの一つ

 |  避難路の渋滞が確実

 └──── 金田善裕(作家、ニューヨーク市ブルックリン在住)

 

○ 6月4日水曜日に米国NRCの公聴会に参加してきた。公聴会のテーマはニューヨーク州のインディアン・ポイント原発の存続だ。老朽化したインディアン・ポイント原発は過去いろいろな小さな事故、問題を起こしてきた。1号炉は74年に緊急時の冷却システムの不備を指摘されて廃炉となっている。2号炉は2013年に40年を迎えたが電力会社の、反原発運動と地裁判決、ニューヨーク州知事の脱原発への移行を無視して現在も稼働中だ。稼働中の3号炉は2015年に40年を迎える。

 今年5月、米国NRCはインディアン・ポイント原発を米国の原発の中でもっとも地震に対してもろい原子力発電所10のうちの一つと発表している。もともと40年の稼働許可しかなかったのだが、電力会社が20年の延長申請を米国NRCにしているので両炉とも稼働している状態だ。

○ 公聴会での発言から目立ったものをピックアップする。避難路の渋滞が確実に予想されること、避難用バスとバス停が用意されているのだが、そのバス停の存在を知らない住民が多いこと、使用済み核燃料が1500トンあるとされているが、その危険性などなどである。特に印象に残ったのは460人の高齢者施設がある地域に避難計画がまったく届いていないと訴える施設管理者の発言と、原発近くの中学校で甲状腺ガン等のガンが多発していることを訴える教師の発言だった。生徒ばかりではなく教師自身もガンになる人が多いという。電力会社系の各労働組合、団体は20年の延長を望むという声が多く、反原発派からクリーン・エネルギー、廃炉事業などいくつも選択肢はあるという声が会場からあがっていた。

○ 対する米国NRCの答は原発は安全であり、避難、使用済み核燃料についても適切に対処しているという紋切り型の答で、約1ケ月前にNRC自身が発表した地震に対するもろさなどは先進的な技術によってどうにかなるだろうという楽観的なものだった。

 これを書くにあたって、インディアン・ポイント原発について少し調べたのだが、2011年の時点でNRCのグレゴリー・ヤツコはインディアン・ポイントは安全だとニューヨーク・タイムズ紙の取材に語っている。日本での避難路の確保されていない原発の再稼働はアメリカでは許されないという発言などは、まったくの嘘のようにも読める発言だ。

○ ニューヨーク在住の人間として考えると、このミクロ=市民のレベルでの原発に対する疑問、不安、問題が共通なら、それに対するマクロ=政府・業界の答もまったく同じである。まるで裏マニュアルがあるようだった。

 

 

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