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たんぽぽ舎です。【TMM:No2193

2014年6月9日()地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

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★1.テントが1000日を迎えた。その集会が盛況に!

   「STOP再稼働!テント1000日!6.8集会」報告

   会場カンパが20万円をこえました

            山田純一(テントひろば応援団。再稼働阻止ネット事務局)

★2.年間100Svでも安全を押し付ける規制委員会・田中委員長の

   大ウソを批判する

   原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その6

             木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

  ◆大阪での2つの集会のおしらせです。

      ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン事務局

   ○6/11「インドネシア・バンカ島で原発建設 ?!

         6/12「第四原発建設停止!台湾で何が起きているのか?

                    最新報告会」         会場はどちらも「エル大阪701号」

★4.新聞より5つ

  ◆桜島、噴煙4500メートル 昭和火口

               (6月7日茨城新聞より)

  ◆汚染雨水漏れ3.4トン 福島第1 東電が流出量推計

               (6月7日茨城新聞より)

  ◆除染廃棄物の一時保管場所 福島5万ヵ所超す

               (6月7日東京新聞より抜粋)

  ◆福島事故後 未使用640キロ プルトニウム報告漏れ

     IAEAに政府 不透明さ問題視   (6月8日東京新聞より抜粋)

  ◆リニアの建設は相当な環境負荷 アセス意見書

               (6月6日東京新聞より抜粋)

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6/10チェルノブイリの健康被害

 「子どもの痛みをなくす調査プロジェクト」第5回報告会「希望」

日 時:6月10()19時~21

お 話:小若順一(食品と暮らしの安全基金)

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:800円  2次会あり(費用500)

    2014年も、小若順一さんが3月15日から24日まで、

    ウクライナを訪問しました。その最新情報を報告します。

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※広瀬隆さんの「川内原発問題の講演会レジュメ」が、「日々雑感」サイトに 掲載されています。

 とても参考になります。ごらん下さい! http://hibi-zakkan.net/archives/38544425.html

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┗■1.テントが1000日を迎えた。その集会が盛況に!

 |  「STOP再稼働!テント1000日!6.8集会」報告

 |  会場カンパが20万円をこえました

 └──── 山田純一(テントひろば応援団。再稼働阻止ネット事務局)

 

○ 6月8日、明大リバテイホールに於いて、テント1000日目を迎えての集会が開催された。

 集会はほぼ満席の中で、会場前列にはバスで駆けつけてくれた「原発いらない福島の女たち」十数人を迎えての集会である。最初にテント代表、渕上太郎氏より「6.13川内原発再稼働反対の為、鹿児島県庁への抗議行動に参加する。大飯原発再稼働差し止め福井判決をかみしめて戦う」と決意が語られた。テント応援団呼びかけ人の中嶋哲演氏は「テントの存在意義は計り知れない。今や社会の隅々まで脱原発運動は広がっている。小泉元首相もその影響下にある。福井判決の素晴らしさは最高裁判決等待たずに、とにかく広げよう」と感動的な挨拶を頂いた。

 首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフさんは「テント1000日を支えた人達、本当に御苦労さま。官邸前行動も100回を迎えました。都知事選挙等、苦しい時もあったが大飯原発判決には本当に救われた。」と福井判決の感動を語った。

○ 福島から多くの仲間と共に参加してくれた武藤類子さんは「1000日もテントを支えてくれてありがとう!」「福島事故の原因究明も出来ないのに規制委員会人事変更はひどい。田中某は資格不適格者である。福島では子供を抱える母親が不安の日々を送っている。なぜ子供避難の法制化が実行出来ないのか!」静かな語り口の中にも深い怒りが込められていた。

○ 本日の集会のメインである神田香織さんの講談「福島の祈り~ある母子避難の声」が静かな会場の中で始まった。3.11の原発事故から福島の人々の生活、コミニュテイ、地域等全てが破壊されてゆく様、子供を持つ母の放射能におびえる不安が語られ、原発放射能により津波被災者を助けられない救助者の悲しみの声。迫力ある感動的な講談であった。この集会に参加しなかった皆様にも是非「福島の祈り」を聞いてほしい。

 氏名不記載者を含めて参加者は310名とカンパが20万円、多くの皆様に参加いただき、成功裏に終了した。参加者の皆様ありがとうございます。

 次の舞台は6.13鹿児島県庁へ!

 

☆「経産省前テントひろば」を守ろうハガキ(新版ハガキ)も当日、よく普及されました。3枚1組200(プラス送料100)。たんぽぽ舎で扱っています。

 

 

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┗■2.年間100Svでも安全を押し付ける規制委員会・田中委員長の大ウソを批判する

 |  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その6

 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

 

○ 原子力規制委員会は非「科学的・技術的」でかつ政治的な提言をいくつも出している。

 その一つが「東京電力福島第一原子力発電所事故による住民の健康管理のあり方に関する検討チーム」の提言。検討チームは中村委員を座長として201211月から2013年2月まで計5回開催された。福島県医師会副会長の木田医師がアナンドグローバーの記者会見に言及して、福島県健康管理調査に疑問を投げかけ、国が積極的に乗り出して被害者の健康管理をするように訴えており、日本医師会も県民健康管理に危惧を呈していた。にもかかわらずあるいはだからこそ、その結論「東京電力福島第一原子力発電所の事故に関連する健康管理のあり方について(提言)」は主張がはっきりしない訳のわからない提言になっている。

○ もっと重要なことは、この提言に何ら会合では論じられなかったのに田中委員長の指導で次の文を滑り込ませたことだ。「放射線による発がんリスクの増加は、100Sv以下の被ばく線量では、他の要因による発がんの影響によって隠れてしまうほど小さく、放射線による発がんのリスクの明らかな増加を証明することは難しいと国際的な合意が得られている。」

○ この主張は、科学的知見に反する原子力マフィアの政治的提言である。これが今イチエフ事故被害者に1~100Sv/年でも安全を押し付けている非「科学的・技術的」判断。

 これに対する反論はいくつも示されている。ここでは、かの山下俊一氏がイチエフ事故前の論文における記述を示すにとどめる。「主として20歳未満の人たちで、過剰な放射線を被ばくすると、10100Svの間で発がんが起こりうるというリスクを否定できません」(日本臨床内科医会会誌、2009年3月)に書いていたことを示すにとどめる。

 私たちは、原子力規制委委員会の「科学的・技術的」といいながら実は「政治的」な発言に対して、常に身構えている必要がある。

 

(参考)

「東京電力福島第一原子力発電所事故による住民の健康管理のあり方に関する検討チーム」:

http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/kenko_kanri/

「東京電力福島第一原子力発電所の事故に関連する健康管理のあり方について(提言)」:

http://www.nsr.go.jp/nra/kettei/data/20130306-04-1-kenkouteigen.pdf

 

 

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