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ニュークレール情報板
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2504】
2015年6月9日(火)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.3・11前の「原発稼働の日本」に戻ってしまうのか否か、
   いま大きな分かれ道に立っている
   6/7福岡集会リポート     青山晴江(たんぽぽ舎ボランティア・
                        再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.全国のみなさま…貴重な書籍を紹介させていただきます
   『そのとき、被災障害者は…~取り残された人々の3・11~』
   (東北関東大震災障害者救援本部・いのちのことば社共編)
   原子力規制委員会にも、突きつけなければなりません
                           広瀬 隆
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆7/2「福島の今を聴く会~南相馬の仮設に通う~」
     講師:相馬 ?氏 (心理療法士)
              会場:高円寺Grain  http://grain-kouenji.jp/
★4.新聞より2つ
   ◆「ひだんれん」 人ごととは思えない       (6月9日東京新聞社説より)
  ◆「避難解除 同意ない」「慰謝料継続要求を」
   帰還政策に反旗 決めるのは村民 飯舘村民6割 村長に申し立て
   帰りたいが…苦渋 なお高線量 根深い不信   (6月8日東京新聞「こちら特報部」より抜粋)
━━━━━━━
※6/11(木)【学習会】 参加歓迎!
 「ちょぼちょぼ市民のためのちょぼゼミ その5」
 「再確認:加圧水型原発(川内,高浜)再稼働のどこが危ないのか」

 日 時:6月11日(木)19:00から21:00
 講 師:田中一郎さん
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円
━━━━━━━

┏┓
┗■1.3・11前の「原発稼働の日本」に戻ってしまうのか否か、
 |  いま大きな分かれ道に立っている
 |  6/7福岡集会リポート
 └──── 青山晴江(たんぽぽ舎ボランティア・
            再稼働阻止全国ネットワーク)

  6月7日(日)、福岡市中央区の舞鶴公園で「ストップ再稼働!大集会in福岡―川内原発のスイッチは押させない」が開かれ、約1万5千人が参加した。
 東電福島第一原発事故被害者からの「原発事故被害の続くなか、再稼働は信じがたい」という訴えや、九電川内原発(鹿児島県)現地からの「住民は大きな不安と怒りを感じている。何としても再稼働を止めましょう。」という発言に大きな拍手が送られた。
 広瀬隆さんの発言時には、山本太郎さんリポータ―のヘリコプターが上空に出現。公園にびっしりと座った参加者たちは黄色い風船を振って応えた。
 九州各地からの脱原発市民団体が集まり、参加者の雰囲気も、8月と予想される再稼働を前に、今までより一層の緊張感と熱気・一体感が感じられた気がする。 全国の原発現地、泊・大間・福島・東海・高浜・大飯・志賀・伊方・島根・玄海などからも参加者が来ていた。
  デモは3つの大通りに分かれて行進。「原発いらんばい!」「火山や地震はどうすると?」などのシュプレヒコールに沿道や車内から手を振って応えてくれる人々も多かった。
 デモ後、九州電力本店前で解散のミニ集会が開かれたが、動員された右翼団体の街宣車が多数走行し騒がしかった。
 3・11前の「原発稼働の日本」に戻ってしまうのか否か、いま大きな分かれ道に立っていることを再認識させてくれる集会であった。


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┗■2.全国のみなさま…貴重な書籍を紹介させていただきます
 |  『そのとき、被災障害者は…~取り残された人々の3・11~』
 |  (東北関東大震災障害者救援本部・いのちのことば社共編)
 |  原子力規制委員会にも、突きつけなければなりません
 └──── 広瀬 隆

◯ 実は、5月31日に横浜市開港記念会館で「障害者と福祉と日本のエネルギー論」という講演をしました。
 主催者は、「自立生活センター 自立の魂」と「横浜市中区の社会福祉協議会」の共催で、車椅子で全国を走り回っている私の親友の磯部浩司(こうじ)さんが、開催してくれました。
 ところが、ちょうど前日に小笠原沖で大地震があって、神奈川県でも強烈な揺れがあった直後だったので・・そして口永良部島の 大噴火の2日後でしたので、私は予定を変更して、障害を持っている人がどうすれば、大地震の時に逃げられるかという具体的な注意事項を、最初に話しました。
 大地震で避難するというのは、普通の人間でも、本当に大変なことですが、車椅子に頼っている人たちは、その何倍も大変です。どうすれば、助け合えるかが、鍵になります。しかも、障害者にとって電気は必需品ですが、震災時には、電気が停まります。
 それで、必要な電気をまかなうエネルギー論を話したのです。
◯ しかし、その講演会場には、『そのとき、被災障害者は~取り残された人々の3・11~』(東北関東大震災障害者救援本部・いのちのことば社共編)という、今年4月1日に発刊されたばかりの本があったのです。
 そこには、私の知らなかったことが山のように書かれていて、読めば読むほど、現実に何が起こるかが手に取るように分りました。事実の記録が、日本人すべてに、語りかけていました。
 今朝(6/9)の東京新聞のシリーズ記事「全電源喪失の記憶」でも、福島県大熊町では、フクシマ原発事故によって、病院で50人が亡くなったことが書かれていましたが、その具体的な経過が『そのとき、被災障害者は・~取り残された人々の3・11~』に記述されているのです。
 添付ファイル(▲)には、そのうちのほんの一部を、文字に起こしてあります。
◯ 福島の話、岩手の話、宮城の話、どれもこれも、日本全土の人が知っておくべきだと感じましたので、ご紹介します。
 とりわけ、鹿児島県(川内原発)と愛媛県(伊方原発)の人は、急いでこの内容を、行政に理解させなければなりません。何もできていないし、何もやっていません。
 原子力規制委員会にも、突きつけなければなりません。

※地震と原発事故情報編集部より
 (▲)添付ファイルは、このメールマガジンでは付けていません。


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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 └──── 

 ◆7/2「福島の今を聴く会~南相馬の仮設に通う~」

 原発事故から5年目、全てが風化させられつつある中で、現地の状況が報道されにくくなっています。
 毎週末ボランティアで南相馬の仮設住宅に通い、住民の心のケアを行っている心理療法士が、何とか現状を知って欲しいと切望されている被災者の方々の声と直面する問題の数々をお伝えします。
 被災者と私たちがつながることを願っています。

講 師:相馬 ?氏 (心理療法士)
日 時:7月2日(木)19:00~22:00
会 場:高円寺Grain  http://grain-kouenji.jp/
定 員:30名 (要予約)
<呼びかけ人> 佐尾和子、對馬節子、堀部洋子
申込先:Grain(Email:kouenjigrain@gmail.com  TEL&FAX:03-6383-0440)
※講演終了後、シンガーソングライター山本さとし氏による歌とギターの演奏あり。
参加費:1,000円


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┗■4.新聞より2つ
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 ◆「ひだんれん」 人ごととは思えない

  略称は平仮名で「ひだんれん」。原発事故被害者団体連絡会が設立された。被災者の悲しみ、怒りは、激しく、深く。共に訴え、助け合うため団結した。それは私たちとも無関係ではあり得ない。
 福島が求めているのは、当然そうあるべきことだけだ。
 謝罪と被害の完全賠償、暮らしと生業の回復、詳細な健康診断と医療保障、および被曝低減策、そして、事故の責任解明-。
 先月24日、福島県二本松市で開かれた設立総会で、会が掲げた目標だ。
 集団訴訟の原告や裁判外の紛争解決手続きを申し立てた住民ら、13団体約2万3千人が連携する初の全国組織である。
 原発事故でふるさとを追われ、帰還できずにいる人たちは、発生から4年を経てなお、11万人にも上る。国や東京電力の責任を問う裁判は、全国20地裁で25件、原告は1万人を超えた。
  共通して訴えるのは、ふるさとをなくした痛みである。
  家や家族、家業など生活の基盤を失っただけではない。
  学校、職場、近所の人間関係、祭りや年中行事、慣れ親しんだ自然、文化や歴史、思い出までも奪われた人の悲しみは、察するにあまりある。
 「ふるさと喪失」の精神的損害に対する責任を、東電は認めていない。被災者と東電の間で賠償の仲立ちをする原子力損害賠償紛争解決センターの指針の中にないからだ。
 「指針を超える賠償を認めれば、不公平になる」と、東電側は主張する。終始一貫、“加害者”とは思えない立ち位置だ。
 原子力損害賠償法は、国の責任を明確にしていない。電力会社を資金面で支援するだけだ。だから、国は帰還を勧め、補償の額を抑えようとするのだろう。
 与党は、避難指示解除準備区域などへの慰謝料を、2018年3月で一律に打ち切る方針を打ち出している。
 原状回復が損害賠償の基本である。元へ戻せ、ということだ。しかし、ふるさとを元に戻すすべはない。
 原発の安全を保証してくれるものはない。福島の事故で明らかになったのは、原発事故の責任を負いきれるものもいないということだ。責任があいまいなら、事故の教訓もあいまいになるだろう。
 なのに国も電力会社も、再稼働へとひた走る。「ひだんれん」の訴えは、人ごととは思えない。 (6月9日東京新聞社説より)


 ◆「避難解除 同意ない」「慰謝料継続要求を」
  帰還政策に反旗 決めるのは村民 飯舘村民6割 村長に申し立て
  帰りたいが…苦渋 なお高線量 根深い不信

  福島原発事故で、避難指示が大幅に遅れた福島県飯舘村。事故発生から4年が過ぎ、国や村は汚染から目を背けるかのように、村民の早期帰還を急いでいる。こうした流れに対し、村民たちが結集し、異議申し立てに動いた。名を連ねたのは全村民の約6割。まずは村長と村議会の態度をただす文書を突きつけた。募る望郷の念をのみ込み、村民らは現実を直視し、避難先での生活再建や完全賠償を訴えている。 (後略) 
    (6月8日東京新聞「こちら特報部」より抜粋)
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2503】
2015年6月8日(月)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.6/6-7川内原発止めよう!福岡集会に1万5千人
   再稼働阻止全国ネットワークは相談会、
   金曜行動交流会、デモ-九電本社行動
          柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.いっや~本当に良かったです!!!」
   小出譲治氏、千葉県市原市長選で初当選
   市原市民の良識は本当に素晴らしい事
              永野勇「原発さよなら千葉」
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆6/10東京検察審査会行動・要請署名を提出
       場所:東京地裁前(正門前付近)
       主催:東電の刑事責任を追及する会
★4.「命守れ」闘う市民 「川内」NO 福岡でデモ
   「伊方」に怒り 松山でも集会  (6月8日東京新聞朝刊社会面より)
━━━━━━━

┏┓
┗■1.6/6-7川内原発止めよう!福岡集会に1万5千人
 |  再稼働阻止全国ネットワークは相談会、
 |  金曜行動交流会、デモ-九電本社行動
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

1.6月6日(土)から7日(日)の2日間、九州電力川内原発止めようの行動がおこなわれました。たんぽぽ舎も参加している「再稼働阻止全国ネットワーク」の行動を中心に報告します。全国の参加者からは『福岡へ行って良かった』『いくつものヒントや元気をもらった』との声が寄せられています。
2.6月6日(土)は、「再稼働阻止全国ネットワーク」の全国相談会(川内原発をどう止めるか、スイッチを押させない)と、金曜行動の交流会の2つが開催されました。
 14時から18時30分が前者、19時から21時が後者。参加者100余人。全国の原発現地の参加者から、それぞれの資料が配られました。(豊富)
  「再稼働阻止全国ネットワーク」の全国相談会では、北は北海道から南は鹿児島まで、全国の原発現地の闘い、川内への連帯行動への取り組みが話されたあと、「川内原発をどう止める、何ができるか」の1点にしぼって、報告・討論がおこなわれました。
 多彩な意見・提案が出され、従来より、格段に前進できた討論でした。
  金曜行動の交流会は、2回目で九州を中心に全国からも参加し、円卓式で自由な意見が出されました。有益な意見交換がなされました。
3.6月7日(日)午前中も引き続いて、「再稼働阻止全国ネットワーク」主催で、「川内原発をどう止めるか」にしぼって、討論。8月中旬、久見崎海岸テントにみんなで集まろうなど。
 12時30分から13時まで、「再稼働阻止全国ネットワーク」と金曜行動の交流会参加者(100人)は、福岡市舞鶴公園の演壇上にならびました。高浜原発(関西電力)と伊方原発(四国電力)の再稼働阻止を現地の方が訴え、みんなで「座り込め、ここへ」を歌い、最後に「川内原発再稼働許さない」の大きなコール。
  舞鶴公園の集会は1万5千人、会場カンパ106万円。主催者のあいさつの後、協賛団体あいさつでは、「再稼働阻止全国ネットワーク」から柳田があいさつ(自然からの最後の警告が来ている=口永良部島の噴火は原発をやめろと言っている)、九州7県からの反原発団体の代表からあいさつ。そのほか。
 デモ行進は3つのルート。私たち「再稼働阻止全国ネットワーク」のルートは、最後に九州電力本社前で大きなコールをし、1日の行動を終えました。
4.6月6日(土)から7日(日)で紹介されたおすすめの2点=好評の小冊子と伊方原発パブコメハガキ
 (1)好評の小冊子『誰も書かなかった川内原発の欠陥』
   発行:「川内原発民間規制委員会・かごしま」
               23頁、200円 監修:槌田敦
  (2)ハガキで出そう、伊方原発パブリックコメント(文面印刷済み)
       原発さよなら四国ネットワーク制作。ハガキ4枚1組、300円
☆どちらも、たんぽぽ舎・「再稼働阻止全国ネットワーク」で扱っています。
 ご注文方法は、たんぽぽ舎か「再稼働阻止全国ネットワーク」へ電話かFAX・メールでお問い合わせ下さい。
    FAX 03-3238-0797(たんぽぽ舎宛か、全国ネット宛かご明記を)
     たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035 メール nonukes@tanpoposya.net
      「再稼働阻止全国ネットワーク」TEL 070-6650-5549
                      メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
5.参考
 ◎青柳行信です。6月8日。 【転送・転載大歓迎】
  【報告】第1510日目★原発とめよう!九電本店前ひろば
  曇りで涼しいの天気のもと お陰様で皆様の心のこもったご協力で
  明るく暖かい 軽やかな 元気が出る集会・デモが実現しました。
  ・ストップ再稼働!6.7 3万人大集会 in 福岡
     ~川内原発のスイッチは押させない!~
         ホームページ  http://bye-nukes.com 
  賛同・メッセージ、再稼働阻止の意思表示カンパ賛同金
  ご協力ありがとうございます。

  ◎みなさまへ
 昨日の「ストップ再稼働!6.7・3万人大集会in福岡」。目標の3万人には達しませんでしたが、1万5千人。福島事故の年の11月、まだ震災の余韻が大きく残っている時の福岡集会が1万6千人。それに次ぐ大集会となりました。
 福島原発事故や大津波の記憶が次第に風化して行く中で、「原点に帰り、再稼働反対の民意を形にしよう!」と、九州や全国で反・脱原発に取り組む市民が手を取り合って進めた集会でした。
 そういう意味では、満点には及ばずとも再稼働反対を確認し、世間にも訴えることができたと思います。九電本店前の抗議は以前にもましてヒートアップでした。
      ---青木幸雄(宮崎の自然と未来を守る会)

 ◎<福岡市で川内再稼働反対の集会「原発いらない」とデモ行進>
     西日本新聞 2015年06月07日(日)19時05分
    http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/174069

  脱原発を掲げる市民団体らが7日、福岡市の舞鶴公園で、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働反対を訴える集会を開いた。参加者は「原発いらない」などと声を上げ、市内をデモ行進した。
 集会の冒頭、東京電力福島第一原発事故で国と東電の刑事責任を追及している福島原発告訴団の武藤類子団長は「原発事故が解決していない中での再稼働は信じ難い」と強調。川内原発建設反対連絡協議会の鳥原良子会長は「民意を反映しない鹿児島県や薩摩川内市の再稼働同意に住民は大きな怒りを感じている」と述べた。

 ◎川内1号機、書類不備で検査やり直し 夏の再稼働は絶望的に
               産経新聞 6月8日(月)7時55分配信より一部

  原子力規制委員会が、再稼働の最終段階となる使用前検査を実施している九州電力川内(せんだい)原発1号機(鹿児島県)について、書類の不備や誤記が多数見つかったため、すでに終えた一部検査を8日からやり直すことを決めたことが7日、分かった。九電は再稼働の時期を当初の7月上旬から8月中旬に変更しているが、規制委からの指摘が相次いでおり、電力需要が高まる夏の再稼働が絶望的な状況になってきた。
 規制委によると、検査の中で見つかった九電側の書類の不備や誤記は「単純な記入ミスではなく、はっきりとした事実確認が必要」として、すでに実施済みの品質管理の検査について、やり直しを進めるという。
 具体的には、非常用電源設備につなぐ燃料配管の口径が、九電が示した資料の値と、メーカーが施工した際の元記録の値で違っているなどしたという。
   (後略)


┏┓
┗■2.いっや~本当に良かったです!!!」
 |  小出譲治氏、千葉県市原市長選で初当選
 |  市原市民の良識は本当に素晴らしい事
 └──── 永野勇「原発さよなら千葉」

いっや~本当に良かったです!!!」
6月7日実施の市原市長選で勝手に推薦した、小出じょうじ氏が初当選。
  放射性廃棄物ゴミ問題については、東電五井火力発電所長をやった、自公推薦の大西英樹氏ではダメ。
  自民の現職大臣が応援に来たが、市原市民の良識の前に惨敗。
  小出氏の活躍に期待します。
選挙結果は下記の通りです。
当選 小出譲治 54才 無所属新人 57,667
   大西英樹 60才 無所属新人 42,816「自公推薦」
   石井一男 69才 無所属新人 10,382

 大西英樹氏は、本年1月に市川市から市原市に住居を変更、そして自民党の推薦で立候補(後に公明の推薦)した。この裏には原発再稼働を推進している自民党と原子力村の大きな動きが働いているように深読みできます。
 公明党が推薦を決めたことにより、本当にどういう結果になるのかと大変心配しましたが、これを打ち砕いた市原市民の良識は、本当に素晴らしい事だと思います。


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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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 ◆6/10東京検察審査会行動・要請署名を提出

 東電元幹部3名の“起訴相当”を迫る闘いは、6月検察審査会議の開催から7月の議決で「不起訴相当」「不起訴不当」「起訴相当」のいずれかの議決を行う状勢です。
 検察が「不起訴」にしても、市民が2度「起訴相当」と議決をすれば「強制起訴」になるという制度改正を活用して、今こそ、東電元幹部の起訴を実現しよう。

名 称 東京検察審査会行動
日 時 6月10日(水)8時30分から9時30分
場 所 東京地裁前(正門前付近)
内 容 宣伝行動後、第5検察審査会に要請署名を提出します。
            要請書がある方はその際、提出しますのでご持参ください。
主 催 東電の刑事責任を追及する会
連絡先 080-1104-4432(小林)


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┗■4.新聞より1つ
 └──── 

 ◆「命守れ」闘う市民 「川内」NO 福岡でデモ

  脱原発を掲げる市民団体らが7日、福岡市の舞鶴公園で、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働反対を訴える集会を開いた。
 参加者は「原発いらない」などと声を上げ、市内をデモ行進した。
 集会の冒頭、東京電力福島第一原発事故で国と東電の刑事責任を追及している福島原発告訴団の武藤類子団長は「原発事故が解決していない中での再稼働は信じ難い」と強調。川内原発建設反対連絡協議会の鳥原良子会長は「民意を反映しない鹿児島県や薩摩川内市の再稼働同意に住民は大きな怒りを感じている」と述べた。
 主催者によると、1万5千人が参加。集会後、参加者の1部はシュプレヒコールを上げながら九電本店に向けてデモ行進した。
 川内原発は再稼働に向けて原子力規制委員会の使用前検査を受けており、早ければ8月中旬に再稼働するとみられる。

 「伊方」に怒り 松山でも集会

  愛媛県の市民団体「伊方原発をとめる会」は7日、国の審査に事実上合格した四国電力伊方原発3号機(同県伊方町)の再稼働に反対する全国集会を松山市で開いた。同会の発表で約2千5百人が集まり「知事は再稼働を認めるな」と訴えた。
 同会事務局長の草薙順一弁護士(75)は「事故が起きたら瀬戸内海は死の海になる。原発に事故はつきものだということは、福島の現実が証明している」と主張した。福島県川内(かわうち)村から愛媛県西条市に避難してきた農業新妻秀一さん(61)も登壇し「福島の事故から4年間ずっと苦しい思いをしてきた。決して犠牲者を増やしてはならない」と声を張り上げた。
 参加者らは愛媛県の中村時広知事宛ての再稼働に反対する署名を集めることを確認し合い、最後は全員で松山市中心部をデモ行進。「自然エネルギーを推進せよ」などと拳を振り上げた。
 中村知事は再稼働に関し「国の方針が示されていないので白紙」との立場。
   (6月8日東京新聞朝刊社会面より)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2502】
2015年6月6日(土)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
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★1.集会・学習会・抗議行動のご案内 ご参加下さい!
   6月11日(木)から7月1日(水)まで
★2.6/7「ストップ再稼働!3万人大集会 in 福岡」
   ヘリコプター空撮 山本太郎リポート   広瀬 隆
★3.福島第一原発の最新情報と、現状に対する私見
                      春橋哲史
★4.新聞より3つ
  ◆次代のため訴え続ける
        (6月6日東京新聞朝刊「金曜日の声・官邸前」より)
  ◆民間処分場、国有化へ 福島県内の指定廃棄物 環境省が方針転換
                 (6月5日茨城新聞より抜粋)
  ◆再稼働判断に責任を 伊方原発 愛媛知事が国に要望
                 (6月3日茨城新聞より抜粋)
━━━━━━━

┏┓
┗■1.集会・学習会・抗議行動のご案内 ご参加下さい!
 |  6月11日(木)から7月1日(水)まで
 └──── 学習会の会場は「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

6/11(木)19:00~21:00【学習会】
  「ちょぼちょぼ市民のためのちょぼゼミ その5」
  「再確認:加圧水型原発(川内,高浜)再稼働のどこが危ないのか」
  講師:田中一郎さん   参加費:800円
6/12(金)18:30~20:00【抗議行動】
  川内・高浜原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!再稼働反対!
  首相官邸前抗議行動
  主催:首都圏反原発連合 (6/19,26も予定)
6/17(水)19:00~21:00【学習会】
  「東電福島原発事故放射能は川・湖・海を汚した-今後も心配」
  講師:湯浅一郎さん(海洋物理学専攻 環瀬戸内海会議顧問)
            参加費:800円
6/18(木)【裁判】
  東電株主代表訴訟 10:30より東京地裁103号法廷、
                次回は7/24(金)101号法廷
6/19(金)【裁判】
  テント裁判控訴審第1回弁論13:30(開廷)東京高裁102法廷(第2回は7月21日)
      集合:東京高裁前(地裁と同じ建物)12:30集会
         報告集会(17:30より参議院会館予定)
6/23(火)19:00~21:00【学習会】テント応援講座
  「経産省前テントひろばは憲法21条(集会の自由)の実践だ」
  「表現の自由」は集会の自由=テントの設営・居住を含む
  講師:内藤光博さん(専修大学憲法学教授) 参加費:800円
6/25(木)18:00~19:30【抗議行動】
  関西電力東京支社包囲行動 「高浜原発の再稼働を許さない」
  場所:富国生命ビル前(都営三田線内幸町駅A7出口すぐ)
  主催:再稼働阻止全国ネットワークほか3団体
6/27(土)13:00~14:30【学習会】
  「改革はするが戦争はしない『フォーラム4』で日本を変える」
  講  師:古賀茂明さん  参加費:800円
  参加申し込み:予約優先 80名様まで
  予約方法:たんぽぽ舎あて、電話かメールでお申し込み下さい。
       予約受付番号をお知らせ致します。
6/28(日)14:00~17:00【学習会】地震・火山噴火の講座
  最近、地震・火山の噴火が多すぎる 原発は大丈夫か?!
  「日本列島の地震・火山を考える-最新情報-」
     今後も地震はたくさん起きる!
  講師:島村英紀さん(地震学者)  参加費:800円
6/29(月)18:00~20:00【学習会】今の情勢にどう立ち向かうか(その2)
  「市民運動の幅広い連携で日本を変える」
    集団的自衛権、原発再稼働、憲法改悪、TPP、沖縄新基地、消費税増税、
    格差拡大は共通問題
    講師:植草一秀さん(経済学者)    参加費:800円
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7/1(水)17:30~18:30【抗議行動】
  九州電力川内原発再稼働反対!九電東京支社抗議行動
  場所:有楽町電気ビル前(JR有楽町駅日比谷口下車)
  主催:再稼働阻止全国ネットワーク
7/1(水)19:00~20:00【抗議行動】
      第22回東電本店合同抗議 東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
  柏崎刈羽原発再稼働反対!
  場所:東京電力本店前
  呼びかけ:たんぽぽ舎/テントひろば 賛同:東電株主代表訴訟など122団体


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┗■2.6/7「ストップ再稼働!3万人大集会 in 福岡」
 |  ヘリコプター空撮 山本太郎リポート
 └──── 広瀬 隆

  明日「6月7日(日)13時より」に迫った、博多における
  「ストップ再稼働!3万人大集会 in 福岡」
   ~川内原発のスイッチは押させない!~

    会場:舞鶴公園 (福岡市中央区城内1番)
    主催: 原発いらない!九州実行委員会

 この集会では、全国のみなさまの「正しい報道ヘリの会」による九州初めてのヘリコプター空撮がおこなわれます。
 集会参加者とヘリ空撮スタッフが手をつないで、日本全国に、そして全世界に伝えましょう。映像の配信先は下記です。

◎配信先
<写真>6月7日(日)19時頃に掲載予定  fotgazet
              http://fotgazet.com/news/000346.html
<ビデオ>6月7日(日)20時から配信スタート
       OurPlanetTV http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1924
       IWJ http://www.ustream.tv/channel/iwj-fukuoka1

ヘリコプターからのリポート:山本太郎(参議院議員)
スチール撮影:山本宗補(フォトジャーナリスト/
            日本ビジュアル・ジャーナリスト協会)
ビデオ撮影:平野隆章(OurPlanetTV)
配  信:IWJ、OurPlanetTV
コーディネート:白石草(OurPlanetTV)
提  供:正しい報道ヘリの会(寄付をしてくださった全国の皆さまの資金で
     運営しています。心からの感謝を申し上げます。)

   当日は、伊方原発再稼働阻止のために、愛媛県松山市の城山公園でも、12時半から「伊方原発をとめる会」主催の大集会とデモがおこなわれますので、博多集会にご参加できない方は、共に怒りを共有して、ヘリ空撮の映像をご覧ください。
 6月7日は、六ヶ所再処理工場をストップさせるための青森県知事選の日でもあります。全国で怒りが火を噴いています。


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┗■3.福島第一原発の最新情報と、現状に対する私見
 └──── 春橋哲史

 5月26日時点の凍土方式遮水壁(陸側遮水壁)造成の進捗
ボーリング:2055本予定のところ、1673本。全体の約81.4%が終了。
凍結管の打ち込み:1709本予定のところ、1159本。全体の約67.8%が終了。
 4月の平日平均作業人数は6940人で、3月に比べて510人の減少。
 昨年4月の平日平均作業人数は4450人。
4月末時点での固体廃棄物の保管量
 保管容量約46万立方メートルに対して、約23万100立方m。
 その内、金属やコンクリートなどの瓦礫類が約15万1500立方m。
 伐採木が約7万8600立方m。
5月28日汚染水の貯留状況。
 貯留総量:約66.1万トン(その内、ALPS処理待ち水:約19.5万トン/同処理済み水:約44.2万トン)
 設置済みタンクの運用上限値は73.3万トン。
 昨年12月末から今年5月末までの5ヶ月間の汚染水の増加量は約7.1万トンで、月間平均約1.4万トン。日量平均約470トン。1時間平均約20トンでした。
 福島第一原発では、今年に入って、毎月のように重大な事案が発生・発覚しています。

 1月は死亡事故、2月はK排水路の情報隠し、3月は2週続けて火災、4月はHIC(※注)からの廃液溢れ、5月はガス抜き穴の無いHICの判明。
(※HIC[ヒック]:ALPSで処理する過程で発生した高濃度廃液を容れているポリエチレン製容器。高さ約1.9m・直径約1.6m。2本1組でボックスカルバートと呼ばれるコンクリート製の箱に入れて、敷地内の専用格納施設に保管している。側面線量で高いものは毎時13mSv超)
 それぞれ、作業が止まったり、長期間の作業が増える事案です。
 HICの件は深刻で、現場では水素ガスが発生し、一酸化炭素の濃度も高い所です。その環境下で、HICの調査は今も続けられています。
 作業員への負荷や、現場のマネジメントはどうなっているのか?
 こんなことが、いつまでも続けられるとは思えません。

 尚、この投稿は、5月29日の金曜行動・希望のエリアで代読して貰った内容を加筆・訂正したものです。


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┗■4.新聞より3つ
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 ◆次代のため訴え続ける
          (6月6日東京新聞朝刊「金曜日の声・官邸前」より)

 東京都府中市、無職村岸弘康さん(70)
  安全保障関連法ができて戦争に巻き込まれ、テロで原発を狙われでもしたら大変危険。原発と戦争の問題は次世代に危険を残す点で同じで、孫のためにやっている。最終的に決めるのは世論。訴え続ける。

 横浜市保土ケ谷区、主婦帯谷れい子さん(66)
  5月30日夜に大きな地震があったが、地震が多発する日本に原発を造るのは良心がない。「暇だね」などと言われながらも脱原発の訴えが全国に散らばり、続いているのはすごいことだ。


 ◆民間処分場、国有化へ 福島県内の指定廃棄物 環境省が方針転換

  東京電力福島第一原発事故に伴う福島県内の指定廃棄物などの処分をめぐり、環境省は4日、同県富岡町の既存の民間管理型処分場「フクシマエコテッククリーンセンター」を国有化し処分場とする方針を固めた。
 政府は当初、エコテックの事業者に業務委託する計画だったが、地元の富岡町は「責任の明確化」のため国有化を求めるなどして協議が難航。国の方針転換を受けて今後、交渉が大きく進展する可能性が出てきた。 (中略)
 放射性物質を含む指定廃棄物の処分は住民の不安が根強く、各地で停滞。最も量が多い福島県内で処分場問題が進展することで、県外の自治体の理解を得たい狙いもある。 (後略)  (6月5日茨城新聞より抜粋)


 ◆再稼働判断に責任を 伊方原発 愛媛知事が国に要望

  愛媛県の中村時広知事は2日、原子力規制庁と経済産業省、内閣府を訪れ、原子力規制委員会の審査に事実上合格した四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方市)に関し、国が再稼働の判断に責任を持つことや、事故に伴う避難計画の作成支援を要望した。(中略)
 中村知事は、耐震設計で目安となる地震の揺れに関し、規制委の審査では650ガルに設定されたものの、おおむね1000ガルの揺れにも耐えられるよう四国電に独自に要請してきた経過も強調。 (後略)  (6月3日茨城新聞より抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2501】
2015年6月5日(金)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.被ばく労働者を守れ
   250mSvの被ばくを認めるな!パブコメに反対意見を出そう!
   原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その50
                木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.深発地震の脅威 47都道府県で震度1以上
     深発地震にはまだナゾが多いのである
   「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその105
                  島村英紀(地震学者)
★3.フクシマ原発の汚染水を海に流すな!【国際署名】
   【ストップ汚染水!キャンペーン】      広瀬 隆
★4.新聞より1つ
  ◆原発政策で政権を批判 小泉元首相「公約違反」
                 (6月5日東京新聞2面より抜粋)
━━━━━━━
※追加1点です。
 昨日配信の【TMM:No2500】★4「小泉純一郎元首相の鹿児島での講演がライブ配信」で、
 この同時中継URL<http://www.ustream.tv/channel/furusatokagoshima>では
 映像が見られない場合、
 こちらのアーカイブURL <http://www.ustream.tv/recorded/63070547>を
 ご覧下さい。
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┗■1.被ばく労働者を守れ
 |  250mSvの被ばくを認めるな!パブコメに反対意見を出そう!
 |  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その50
 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

  5月20日の原子力規制委員会で、議題2「緊急作業時の被ばくに関する規制の改正及びそれに伴う意見募集の実施について(案)」が確認された。緊急事態時の労働者の被ばく線量の上限は100mSv(ミリシーベルト)までと定められているが、これを250mSvに引き上げるのだ。
 今、福島第一原発の作業員の被ばく量が増大し、年20mSv超えが992人となり、高線量被ばくが前年比1.5倍に増加している(福島民報5月10日)。
 被ばく線量が100mSvの場合、がんを発症し死亡する危険性が0.5%上昇するそうだ。いくらイチエフ(福島第一原発)の放射能汚染水対策も廃炉対策も頓挫しているとしても、このように作業者に高い被爆労働を強いることは許されない。
 作業者に高い被爆労働を強いるぐらいなら、イチエフ事故に責任を持つ東電や原子力安全・保安院や資源エネルギー庁や経産省の人たちに被爆を分散するべきだ。原発とその事故を容認して電気を享受してきた私たちにも責任がある。
 原子力規制委員会は、科学的・技術的といいながら「政治的」提言を沢山出してきている。原子力防災に置ける「UPZ30km」も「年間100mSv安全」も「年間20mSv帰還」も原子力規制委員会がでっち上げた出鱈目な数字だ。この250mSvもその一つだ。
 250mSvに上げるな、作業労働者を守れ、被ばく手帳を持たせろと訴えたい。伊方の設置変更とともに6月19日締切でパブコメを募集している。聞き置くだけのパブコメには問題が多々あるが、私たちが規制行政に異議申し立てする手段として、今回は厳しく声を届けたい。

 「緊急作業時の被ばくに関する規制に関する関係規則等の改正等(試験研究の用に供する原子炉等の設置、運転等に関する規則等の一部を改正する規則)に係る意見募集について」
  http://www.nsr.go.jp/procedure/public_comment/20150520_02.html


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┗■2.深発地震の脅威 47都道府県で震度1以上
 |      深発地震にはまだナゾが多いのである
 |  「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその105
  └──── 島村英紀(地震学者)

  先月の30日夜、北海道から沖縄県まで47都道府県で震度1以上の揺れを観測した地震があった。全部の都道府県で有感になったのは初めてのことである。
 この地震は小笠原諸島近海を震源とするマグニチュード(M)8.1という大きな地震で、震源の深さは約700キロメートルという深いものだった。この種の深い地震は深発(しんぱつ)地震と言われる。
 そもそも地震はプレートの中とすぐ近くでしか起きない。世界でもプレートがたまたま深くまで潜り込んでいるところだけ、こういった「深発地震」が起きる。
 起きる場所は今回のような日本南方の海の深部のほか、日本海の深部、南太平洋のトンガ・ケルマデック地域や、サイパン・グアム島の地下や、南アメリカの太平洋岸の地下など、ごく限られたところだけだ。
 世界でいちばん深い地震は今回くらいの深さで起きる。とても深いようだが、地球の半径でいえば、せいぜい1/10くらいまでしか起きない。
 では、その限界の深さはどうやって決まっているのだろう。それは「海洋プレート」が地球の中に潜り込んでいっている下限なのである。
 いや、正確に言えば、深発地震が起きることによって、そこまで海洋プレートが潜り込んでいることが知られるようになったのだ。
 たとえばロシア東部の沿岸の地下700キロメートルのところで深発地震が起きたことがあり、このことから太平洋プレートが日本海溝から滑り台のように地球の中に潜り込んでロシア東部の地下にまで達していることが分かったのである。
 だが、世界の深発地震がいつもこの深さまで起きているわけではない。
  たとえば同じ太平洋プレートでもアリューシャン海溝では地下200-300キロメートルまでしか深発地震が起きていない。つまり太平洋プレートはこの辺までしか潜り込んでいないことが分かっている。
 また、やはり海洋プレートであるフィリピン海プレートは南海トラフから西南日本の地下に潜り込んでいるが、その深さは約100キロメートルまでにしか達していない。
 これは、フィリピン海プレートやアリューシャン列島での海洋プレートが、海溝から潜り込みはじめたのが比較的新しい時代からだったことを示している。
 ところで、もっとへんな深発地震の起きかたをしている場所がある。
  ニュージーランドの北にあるニューヘブリディーズ海溝や南米の西沖にあるペルー・チリ海溝では、潜り込んでいるプレートが途中で切れて離れてしまっているのではないかと思われている。地震が途絶えている深さがあるのだ。
 じつは、深発地震がなぜ起きるのかはまだ学問的にわかっていない。浅い地震のように、押された岩が摩擦の限界を超えて起きるメカニズムは起きるはずがないものなのだ。温度も圧力も高い深発地震が起きる深さでは岩の性質が変わってしまうからだ。
 深発地震は今回の地震に限らず、Mが大きくても大きな被害を生むことはない。しかし深発地震にはまだナゾが多いのである。  (6月5日『夕刊フジ』より)


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┗■3.フクシマ原発の汚染水を海に流すな!【国際署名】
 |  【ストップ汚染水!キャンペーン】
 └──── 広瀬 隆

 全国のみなさま・・・広瀬隆です
 福島県民から、大切なメールがきましたので、みなさまも、ぜひ協力してください。

 フクシマ原発の汚染水を海に流すな!【国際署名】
 事態は、きわめて深刻です。─署名は簡単。すぐやること!すぐ広めること!
 語学堪能な方、世界的に、この署名を広めてください。海は全世界のものです。
 放射能は、すべて食卓に戻ってきています。

【ストップ汚染水!キャンペーン】
  2011年3月11日から4年以上もの間、大量の放射性物質が、大気中のみならず、海洋に流出し続けています。しかし、東京電力と政府、原子力規制委員会は、効果的な汚染水対策をとることに失敗し続けているばかりか、放射性物質が大量に含まれている処理水を海洋へ放出する計画を進めています。さらに、汚染水流出の監視を怠り、東京電力は事実の公開をしないでいたということが最近明らかになりました。
 このままでは、日本を取り巻く海は、際限のない放射能汚染にさらされてしまうでしょう。
 近くには、世界3大漁場の1つがあります。福島第一原発専用港湾周辺の魚から高濃度の放射性物質が検出されています。放射性物質は海流に乗って世界の海へと運ばれます。先日ついに福島原発事故で放出されたセシウムが、太平洋を越えてカナダの海岸で確認されました。カナダの専門家は「これは間違いなく、事故によるものでは歴史上最悪の放射性物質の海洋放出だ。今後も注意深くモニタリングする必要がある」と述べています。
 福島第一原発からのこれ以上の海の放射能汚染を見過ごすことはできません。
 私たちは、東京電力、日本政府、原子力規制委員会に対して、以下のことを要請します。

1.東京電力は、放射能汚染水の排水路から湾外への流出、およびサブドレン・地下水ドレン・汚染水タンクからの汚染水(処理水を含む)の海洋への漸次放出を止めてください。
2.原子力規制委員会は、東京電力に上記を実施するよう指示してください。
3.東京電力と日本政府は、福島第一原発の汚染水対策について、「凍土遮水壁」やトリチウム水を含めて、抜本的に再検討し、実効性ある安全な方法を選択してください。
4.日本政府は、福島第一原発事故による汚染水対策に関するあらゆる情報を迅速に多言語で情報公開してください。
5.原子力規制委員会は、原発再稼働のための適合性審査を中し、福島原発事故対策を最優先して取り組んでください。

 福島第一原発事故現場の汚染水による、これ以上の海の放射能汚染を食い止めるための「ストップ汚染水!署名」に、たくさんのご協力をいただき、ありがとうございます。このたび、英語版もスタートしました!
 国内、そして世界へ、この問題に ついてともに声をあげていただけますように、この署名をひろめてください。
 第一次締め切りは、6月末日です。 よろしくお願いいたします!。

構成団体:脱原発福島ネットワーク、ハイロアクション福島、原子力資料情報室、
     原子力規制を監視する市民の会、美浜の会、グリーン・アクション
*賛同団体も募集中です。
ご連絡は stoposensui2015(at) gmail.comへ (at)を@に変えてください。

【「ストップ汚染水!署名 ご協力の呼びかけ~】
海はあらゆるいのちの源です。これ以上の放射能を海へ流さないで!
Change Org.日本語署名⇒ http://chn.ge/1Fpg9VK
Change Org.英語版署名⇒ https://goo.gl/SfqyDk
署名用紙ダウンロード⇒
 http://stoposensui15.blogspot.jp/p/blog-page_20.html
リーフレットダウンロード⇒
 http://stoposensui15.blogspot.jp/p/blog-page.html


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┗■4.新聞より1つ
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 ◆原発政策で政権を批判 小泉元首相「公約違反」

   小泉純一郎元首相は4日、鹿児島市内で記者会見し、2030年の電源構成比率で原子力を20~22%とした方針について、安倍政権は公約違反だと批判した。「できるだけ原発を低減させる方針と逆の方向に行っている。選挙で言ったことをもう忘れたのか」と述べた。
  九州電力川内原発1.2号機(鹿児島県)の再稼働方針について「安倍晋三首相が決断すれば、原発ゼロでやっていける状況なのにもったいない。首相として歴史的な役割を果たせる状況はめったにない」として再考を求めた。
   これに先立つ講演で、鹿児島県・口永良部島の噴火などを列挙し「日本は地震国。火山もいつ噴火するか分からない。原発をやってはいけない国だ」と強調。
  政権について「臆面もなく日本の原発は世界一厳しい安全基準を持っていると言うが、米国と比べてどこが厳しいのか」と非難した。(後略)
    (6月5日東京新聞2面より抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2500】
2015年6月4日(木)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
                            転送歓迎
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★1.「双葉町の原発PR看板の撤去反対と原発震災遺構として永久現場保存を求めます」
   署名:緊急要請 6月6日提出します。
        (原発PR看板の永久現場保存を望む会)
★2.口永良部島新岳と鹿児島川内原発は霧島火山帯で隣接
   マスコミは原発立地と火山列島の報道には消極的
      火山・地震大国の日本列島に原発は地球を滅ぼす危険物である
                 吉田照勝(たんぽぽ舎会員)
★3.早くも安倍さん、噴火は再稼働には、影響しないって、
   基本的な事も分からないで、君の言葉、軽すぎるよ!
     5月29日第151回官邸前・国会前抗議行動報告
            にしざきやよい (たんぽぽ舎ボランティア )
★4.小泉純一郎元首相の鹿児島での講演がライブ配信されました
             15年6月4日(木)13時30分~15時30分
        城南信用金庫ホームページTOP画面から講演会をライブ配信
★5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆ 原子力市民委員会年次報告「原子力発電復活政策の現状と今後の展望」
    特別レポート「100年以上隔離保管後の「後始末」」
     発表&意見交換会 開催のお知らせ   (6月8日)
 ◆  避難住宅打切り報道を受けた、当会初の院内集会を開催します。
   院内集会のお知らせです。  ひなん生活をまもる会  (6月9日)
★6.新聞より3つ
 ◆地震保険料19%値上げ 来秋にも 首都直下、確率上がり
                        (6月4日 東京新聞より)
 ◆川内原発また再稼働遅れ 1号機 検査見直しで8月中旬
                  (6月2日 東京新聞より抜粋)
 ◆仏政府、原発大手救済へ 経営危機のアレバ
                  (6月4日朝日新聞見だし)
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※川内・高浜原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!再稼働反対!
 6/5(金)首相官邸前・国会議事堂前抗議-第152回
 日 時:6月5日(金)18:30~20:00
 主 催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
       当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照
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┗■1.「双葉町の原発PR看板の撤去反対と原発震災遺構として永久現場保存を求めます」
 |  署名:緊急要請 6月6日提出します。
 └──── (原発PR看板の永久現場保存を望む会)
 
「原子力明るい未来のエネルギー」看板撤去絶対反対
 町の中心に掲げられた看板の標語発案者の訴えです。

 小学生の時、安全を疑いもせず、自分が作った標語。
 3・11原発事故で苦しんだ男性が、立ち上がって訴えています。
 5・31さようならライブ&トーク会場にも本人が駆けつけて、協力要請ありました。

 賛同署名まだの方は至急ご協力ください。
 6月6日に避難先から双葉町に出向き提出するとのことです。
https://www.change.org/organizations/%E5%8E%9F%E7%99%BA%EF%BC%B0%EF%BC%B2%E7%9C%8B%E6%9D%BF%E3%81%AE%E6%B0%B8%E4%B9%85%E7%8F%BE%E5%A0%B4%E4%BF%9D%E5%AD%98%E3%82%92%E6%9C%9B%E3%82%80%E4%BC%9A

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┗■2. 口永良部島新岳と鹿児島川内原発は霧島火山帯で隣接
 |  マスコミは原発立地と火山列島の報道には消極的
   |    火山・地震大国の日本列島に原発は地球を滅ぼす危険物である
 └────  吉田照勝(たんぽぽ舎会員)
                 
 口永良部島がマグマ水蒸気爆発をした。気象庁は噴火の監視を続けていたにも関わらず、火山噴火予知ができなかった。噴火予知の難しさを改めて露呈した。 火山噴火予知連絡会は「今後も今回と同程度の噴火の可能性がある」とし、大きな噴石や火砕流への警戒を求める見解を公表。
 九州霧島火山帯は、阿蘇山から姶良(あいら)カルデラ、阿多カルデラ、喜界カルデラの九州4大カルデラと繋がっている。その周辺に鹿児島川内原発がある。 九州電力は自然の摂理、科学的見地を無視し、原発マネーと安全神話で無謀にもこの地に原発を建設した。
 昨年、薩摩硫黄島を訪れた、口永良部島から北に40km、鹿児島指宿開聞岳と口永良部島のほぼ中間で霧島火山帯、喜界カルデラに位置している、島のほぼ中央部にはカルデラ壁が横切る地層、断層が鮮明、山頂半分が切られたように隆起している、山腹、山肌は火山島特有の地形をしている。
 島の円錐火山硫黄岳の山腹は、箱根大涌谷の噴煙に似て白い噴煙を噴出している。薩摩硫黄島は、日本の巨大噴火「アカホヤ噴火」でできた火山島である。巨大噴火は九州一帯に壊滅的被害をもたらし、火山灰は朝鮮半島、関東、東北まで及んだ。地球規模の火山・地震列島の噴火の知識が、今何より必要なのである。
 九州電力は「噴火は監視できる」「噴火の兆候があれば直ちに核燃料を外に運び出す」
  鹿児島県議会では(2014年9/30)「噴火の前兆が数十年前に現れる」と無責任な発言。
 原子力市民委員会の吉岡斉座長(九州大学大学院教授)は「噴火予知は非常に不確かな分野、分からないなら分からないと、いう態度に徹するべきだ」と原子力規制委員会は原発の火山対策を見直すべきだと訴えた(朝日2014年10/30)
 マスコミは火山・地震列島と原子力発電所の危険な立地について、口を閉ざしたようにほとんど報道・説明していない。
 口永良部島新岳の火山爆発を、独立した火山噴火と屋久島避難報道に徹した。南薩火山群・霧島火山帯の一連した火山噴火の危険性について、報道を封印しているようにも見える。
 マスコミは、4大カルデラに隣接した鹿児島川内原発の危険と、火山列島に生活している現実、過去の壊滅的巨大噴火を冷静に報道することも使命なのではないか。
 火山・地震の活動期に入ったといわれている日本列島。動植物全てが火山爆発と原子力発電所立地の無謀さと不安のなかで暮らしている。
 日本列島火山帯と原発災害の情報・怖さを直視した報道が何より必要ではないか。火山・地震大国の日本列島に原発は地球を滅ぼす危険物である。

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┗■3.早くも安倍さん、噴火は再稼働には、影響しないって、
 |  基本的な事も分からないで、君の言葉、軽すぎるよ!
 |    5月29日第151回官邸前・国会前抗議行動報告
 └────  にしざきやよい (たんぽぽ舎ボランティア )
 
 今日も残業で遅刻、関電抗議に間に合うかと、富国生命ビル前へ、誰もいない!時間は、ちょうど5時半。 おかしいなぁ、今日は無しかしらんと思ってるとOさん登場。もう二人(横須賀のIさんともうお一人はお名前分かりません、スイマセm(_ _)mなんせ物覚え悪い物で、特に人の顔が覚えられまっしぇん)4人で、今日はないの?電車遅れているんじゃない?などと言いつつたんぽぽ舎に電話したら、関電前やると言って出て行ったって。待つ事20分、やっぱ来ない!こうなるともう、官邸前に行ったとしか思えない。
 テント前迄行けば、みんないるんじゃない?って移動。でも、たんぽぽ関係者誰もいない、その代わりなんか人だかりが…
 聞けば、5/28に経産省前で抗議してた人が、3人逮捕されたとか。なんか、最近の嫌な雰囲気がひしひしと伝わってきますな。
 外務省前交差点で、やっとたんぽぽ舎のみんなと合流、関電前は5時15分ぐらいに終わって、こっちきちゃったって。「そりゃないよせめて半まではいてよぉ~」と言う私に、Nさん「ごぉめんやっぱそおだよねぇ、今度は、5時半までいるよ」で、一件落着。
 国会前でビラを配ってると、赤旗の腕章を付けた若者が、「お話し聞かせてもらって良いですか?」と。おっ、取材だぁ「いいですよぉ、チラシ配りながらですけど、それで良ければ」お仕事は忘れないクールなふり。で、若者は噴火が起こったのに、再稼働が進めらられていること、安倍政権になんといいたいか、など聞いてきました。なんか気のきいたこと言いたかったけど、地震・火山のこの国、ましてや今活動期に入ったと言われてるのに、再稼働はありえない、なんて答えました。もうちょいパンチのある事言いたかった。
 この日は、口永良部島の噴火に関したスピーチ多かったな。アベちゃんは、口永良部島の噴火は再稼働に影響しないって、早速言ったって。噴火も地震もアベちゃんの頭の中じゃ、戦争と同じくリアリティーが無いんだろうな、想像力の欠除って恐ろしいね。

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┗■4.小泉純一郎元首相の鹿児島での講演がライブ配信されました
 |            15年6月4日(木)13時30分-15時30分
   |      城南信用金庫ホームページTOP画面から講演会をライブ配信
   └────

○小泉純一郎元首相の鹿児島での講演をライブ配信されました
      …15年6月4日(木)13時30分-15時30分」

  城南信用金庫ホームページ
   <http://www.jsbank.co.jp/> http://www.jsbank.co.jp/
 ご覧になりたい方は
  <http://www.ustream.tv/channel/furusatokagoshima>
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┗■5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆ 原子力市民委員会年次報告「原子力発電復活政策の現状と今後の展望」
 特別レポート「100年以上隔離保管後の「後始末」」
 発表&意見交換会 開催のお知らせ
 日時:2015年6月8日(月) 13:30-15:30
 場所:衆議院第二議員会館 第2会議室
  ※詳細 http://www.ccnejapan.com/?p=5315
   問い合わせ:原子力市民委員会 事務局
   〒160-0004 東京都新宿四谷1-21 戸田ビル4階(高木仁三郎市民科学基金内)
       Tel / Fax 03-3358-7064
       E-mail email◎ccnejapan.com(◎を@に変えてください。)

◆  避難住宅打切り報道を受けた、当会初の院内集会を開催します。
  院内集会のお知らせです。  ひなん生活をまもる会

 日時:6月9日(火)12:00-  11:30-会館入口にて通行証をお配りします。
 場所:参議院議員会館101会議室にて http://hinamamo.jimdo.com/

 当日は全国から避難者を集め、その生の叫びを国会議員や役人に届けます。
 この4年、多くの誤解やバッシングにより、深く傷ついてきた避難者達は、悲しみの声をあげる事も出来ずにいました。
 しかし先の避難住宅打切り報道を受け、今、声をあげなければ一家が路頭に迷う。切羽詰まった思いで、辛い胸の内と将来の不安を訴えることになりました。
 どうか皆様応援に来てください。
  
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┗■6.新聞より3つ
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◆地震保険料19%値上げ 来秋にも 首都直下、確率上がり

 政府と損害保険各社は3日、家庭向けの地震保険料を来年秋にも全国平均で19%引き上げる方針を固めた。政府が首都直下の地震などの発生確率を引き上げたためで、将来の巨大地震に伴う保険金支払いに備える。保険料引き上げと同時に、損害の程度によって決まる保険金支払い割合の区分を三段階から四段階に見直すことも決めた。
 地震保険料は昨年7月にも全国平均で15・5%値上げされたばかり。政府と損保各社は当初、保険料の上げ幅を2-3割程度とする方向で調整していたが、家計に配慮して値上げ幅を圧縮した。損保各社がつくる損害保険料率算出機構が今年夏ごろ、金融庁に値上げを正式に届け出る。保険料の値上げを段階的に実施するかどうかは今後も検討を続ける。保険料は建物の構造や地域によって異なるため、上げ幅も一律にはならない。
 焦点となっていた損害の程度による保険金の支払い割合に関して、現行制度では保険金額の全額が支払われる「全損」、50%の「半損」、5%の「一部損」の三段階になっている。見直しでは、半損を被害の程度に応じて60%の「大半損」と30%の「小半損」の二つに分けて四段階とする。
 機構側は現行の三段階のままでは保険料を28%引き上げる必要があると試算していたが、四段階にすることで引き上げ幅を19%に抑制した。
             (6月4日 東京新聞より)

◆川内原発また再稼働遅れ 1号機 検査見直しで8月中旬

 九州電力は1日、川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働が8月中旬にずれ込むとの見通しを明らかにした。原子炉への核燃料の装荷までに必要な検査項目を見直したことが原因。6月中に行うとしていた燃料装荷作業は7月上旬になるとしている。
 九電は当初、1号機再稼働を7月上旬としていたが、九電側の準備不足などで検査日程がずれ、再稼働の見通しをたびたび遅らせている。九電は1日、見直した検査日程を原子力規制委員会に説明した。
 九電によると、1号機を再稼働させるために、2号機の一部設備の共用を想定している。九電は「共用設備だけでなく、共用設備を火災などから防護する設備の検査も燃料装荷までに終える必要があると判断した」と見直しの理由を説明した。(後略)
                  (6月2日 東京新聞より抜粋)

◆仏政府、原発大手救済へ 経営危機のアレバ
            (6月4日朝日新聞見だし)
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