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たんぽぽ舎です。【TMM:No2510】
2015年6月16日(火)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.「線量限度」は年1ミリシーベルト、
   「線量目標値」は0.05ミリシーベルト
   被ばくミニ知識2-2    温品惇一(放射線被ばくを学習する会)
★2.金曜行動に新しい仲間登場・Kさん登場
      鳥居光代さん(たんぽぽ舎に学習させてもらっている)の報告
      6/13第153回官邸前・国会前抗議行動報告
                にしざきやよい (たんぽぽ舎ボランティア)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆6/23「ウランは掘らん」「使用済み核燃料処分場反対」
    モンゴル市民と連帯する学習会
   講師:今岡良子(大阪大学言語文化研究科准教授。モンゴル遊牧民族を研究)
★4.新聞より3つ
   ◆自主避難者 無償住宅 打ち切り 福島県、17年3月まで
                                        (6月16日東京新聞朝刊より抜粋)
   ◆浜岡3号機の審査申請 中部電 2基目 福島第1と同型炉
                                         (6月16日東京新聞夕刊より抜粋)
   ◆「再稼働理解できない」小泉・細川氏、再生エネ視察 新潟
                                         (6月16日東京新聞朝刊より抜粋)
★5.テント日誌6月14日(日)
   経産省前テントひろば1370日 商業用原発停止636日
   テントにはたくさんの方が寄っていかれる    (I・K)
━━━━━━━
※6/17(水)【学習会】にご参加を!
  「東電福島原発事故放射能は川・湖・海を汚した-今後も心配」
 講師:湯浅一郎さん(海洋物理学専攻 環瀬戸内海会議顧問)
    当日の講師レジメより一部抜粋
 ◎世界3大漁場を汚染した福島事故-事故発生直後に放出された膨大な放射能は広く分散-
 ◎河川、湖沼の底質、生物汚染と河川・地下水による海への輸送
 ◎今後も続く福島第一原発からの放射能汚染
 日 時:6月17日(水)19:00から21:00
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)   参加費:800円
━━━━━━━

┏┓
┗■1.「線量限度」は年1ミリシーベルト、
 |  「線量目標値」は0.05ミリシーベルト
 |  被ばくミニ知識2-2
 └──── 温品惇一(放射線被ばくを学習する会)

  ICRP(国際放射線防護委員会)は一般公衆被ばく(自然放射線、医療被ばくを除く、原発などによる追加被ばく)の「線量限度」を年間1ミリシーベルトにするとともに、被ばく線量を「線量限度」よりも低く、できるだけ下げるよう求めています。
 日本政府はそれに応え、公衆被ばくを低減する努力目標として、原発敷地境界で年間0.05ミリシーベルトの「線量目標値」を定めました(「線量目標値に関する指針」原子力委員会1975年 http://goo.gl/Vl4i2h )。
 「線量目標値」は「線量限度」1ミリシーベルトの、実に20分の1です。
  日本政府は、「線量目標値」を定めるに当たって、「線量は少なければ少ないほど望ましい」、原発においては「法的規制値以下であることをもって足りるとせず、低減が行えるところでは積極的に低減の努力が払われるべき」としています(同上)。 
 ところが福島原発事故が起こると一転して、政府・福島県は年20ミリシーベルト未満の地域への帰還政策を進めています。「線量目標値」0.05ミリシーベルトはおろか、「すべての人々の被曝線量がこの基準を超えるべきではないとされる上限値」=「線量限度」1ミリシーベルトさえも無視しています。それでも被ばく影響を心配して帰還しない区域外避難者への住宅無償提供打ち切り・帰還強要政策を、許してはなりません。
  (詳細は http://www57.atwiki.jp/20030810/pages/231.html )


┏┓
┗■2.金曜行動に新しい仲間・Kさん登場
 |    鳥居光代さん(たんぽぽ舎に学習させてもらっている)の報告
 |    6/13第153回官邸前・国会前抗議行動
 └────   にしざきやよい (たんぽぽ舎ボランティア)

  久しぶり登場の鳥居さんからとっても嬉しい報告。新しい仲間も増え、梅雨空もやや晴れて希望見えるか?
  午前中に降っていた雨はやんだけど、まだ降るのではないかしらん、と不安な空模様。どよんとした天気に正比例して、眠けもすっきりせず、あくびの連続。 イマイチやる気が出んなぁ~と思いつつ、国会前をウロウロ。するとお友達を連れた、鳥居さんに声を掛けられた。また、原稿書いて下さったとのこと。有難い!最近書く事がマンネリしてきたなぁと思ってたとこ。
  一気に気分も上がりました^o^ とゆうわけで、
 以下、鳥居光代さん(たんぽぽ舎に学習させてもらっている)原文まま。

《 金曜行動に新しい仲間登場
 東京駅で東京新聞を買い東北新幹線に乗り込む。リュックには前日の金曜官邸前集会で配布された、たんぽぽ舎、テント広場、反原連のチラシが入っている。 東京駅から新花巻まで約3時間。釜石線に乗り換え、カッパがいるらしい遠野を通り、2時間かかってやっと終点の釜石駅。昨年春復旧した南リアス線の始発駅でもあるが、釜石から北へ行く山田線は、復旧の足元にも届いていない。津波後の鵜住駅は、そこが駅だったと思えない程のダメージを受けた。
 釜石駅から海の方へ10分程歩くと「大町ほほえむスクエア」がある、そこには多い時で7台のキッチンカーが並んでいる。この町は震災まえはアーケードがあり、鉄の町・釜石の繁華街だったとのこと。今は面影はない。そこのキッチンカーで営業しているKさんの手伝いをするため釜石に通った。そしてこの5月、Kさんは釜石を卒業。私も卒業。
 Kさんは横浜に住居があるが、東北へボランティアに通ううちに、もっと本格的に復興支援をしたいと考え、釜石のキッチンカーにたどり着いたらしい。私が彼女に出会ったのは、東北ボランティアツアーで、1回目は釜石の蓬莱館に泊まった時。2回目は南三陸へのツアーだった。2回目に出会った時「釜石で活動したいが、手伝ってくれないか」と声をかけられたのがきっかけである。
 それから2年間、毎月のように釜石へ2泊3日でKさん宅へ通った。
私はどこへ行くにも、リュックや帽子やバックに反原発のバッジやワッペンを着けて行く。そのバッジを見たKさんが「私も原発反対よ、大手新聞は煮え切らないし、その中で東京新聞はまともよね。大体今の政治は‥‥」と話し始めた。それからは釜石へのおみやげは東京新聞とたんぽぽ舎のチラシとなった次第である。
 この5月に、釜石キッチンカーを卒業したKさんは横浜に戻って来た。その結果、金曜反原発集会に通う仲間となった。今まで月に一度しか会えなかったKさんに会える頻度が高まり、政治談義ができると思うとわくわくする。反原発バッジがとりもってくれた縁は広がっている。バッジの役割とその効用を改めて認識。》鳥居さんの原稿終了

  反原発官邸前抗議の感想など、私、にしざきは、募集中です。にしざきを見かけたら、声かけてくださいね(^-^)/


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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 └──── 

 ◆6/23「ウランは掘らん」「使用済み核燃料処分場反対」
  モンゴル市民と連帯する学習会

日 時:6月23日(火)18:30から21:00
会 場:エルおおさか701(地下鉄・京阪天満橋駅から西へ徒歩5分)
講 師:今岡良子(大阪大学言語文化研究科准教授。モンゴル遊牧民族を研究)
主 催:COA-NET  連絡先:三ツ林(090-8382-9487)
協 力:ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン
参加費:500円

 日米の両政府が、使用済み核燃料の国際的な処分施設をモンゴルに建設する計画を秘密裡に進めています。原発輸出を進めるために放射性廃棄物処分とのセットで他国に売り込もうというのです。他国に犠牲を強いるやり方に、モンゴルでも怒りの反対運動が起こっています。
 この度、こうした問題に詳しい今岡良子先生に使用済み核燃料廃棄物問題を中心にモンゴルについて幅広く講演していただけることになりました。ぜひ、ご参加ください。


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┗■4.新聞より3つ
 └──── 

 ◆自主避難者 無償住宅 打ち切り 福島県、17年3月まで

  福島県は15日午後、幹部会議を開き、東京電力福島第1原発事故による県内外への自主避難者について、2016年3月までとしていた災害救助法に基づく避難先の住宅の無償提供を1年延長した上で、17年3月で打ち切る方針を正式に決めた。
 県は独自支援策として、県内に帰還を希望する避難者には引っ越し費用を補助するほか、打ち切り後も避難先にとどまる場合、低所得世帯に対しては家賃を一定期間、補助する。来月以降、帰還や生活再建に関する相談会も避難先で実施する。 (後略) 
    (6月16日東京新聞朝刊より抜粋)


 ◆浜岡3号機の審査申請 中部電 2基目 福島第1と同型炉

  中部電力は16日、浜岡原発3号機(静岡県御前崎市)の再稼働に向けて、原子力規制委員会に新規制基準の適合性審査を申請した。これで福島第一原発事故の後、安全対策工事を進めてきた3,4号機ともに審査入りすることになった。
   (中略)
  浜岡原発は福島第一原発と同じ沸騰水型軽水炉(BWR)の原子炉で、東海地震の震源域にあることを危ぶんだ菅直人首相(当時)が中部電に稼働停止を要請。中部電は、発電量の9割を火力発電に頼るようになり、燃料費の増加で3年連続の赤字に転落した。(後略) 
    (6月16日東京新聞夕刊より抜粋)


 ◆「再稼働理解できない」小泉・細川氏、再生エネ視察 新潟

  元首相の小泉純一郎と細川護煕の両氏が15日、新潟市東区平和町で太陽光発電所「新潟雪国型メガソーラー発電所」を視察した。両氏は太陽光や風力など再生可能エネルギーによる発電で原発の供給力を補えることを強調。福島第一原発事故を起こした東京電力が柏崎刈羽原発の再稼働を目指していることを「理解できない」と批判した。  (後略)
    (6月16日東京新聞朝刊より抜粋)


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┗■5.テント日誌6月14日(日)
 |  経産省前テントひろば1370日 商業用原発停止636日
 |  テントにはたくさんの方が寄っていかれる
 └──── (I・K)

 朝まで降っていた雨がやみほっとした気分で出かけた。
テントに着くと泊まり開けの人たちも「戦争反対・国会包囲集会」に備えて残っていてくれた。
 国会包囲行動のときは何時も行きや帰りにテントに寄ってくださる人がたくさん居るので、今日もテント前にテーブルを出し、冷水や塩分補給の梅菓子など用意した。
 テントのスタッフは1時に集合して19日の裁判のチラシを配りに行く。
用意したチラシほとんど配りきったようだ。暑い中お疲れ様でした。
 テント前は途中で邪魔が入ったので、後半はテーブル・椅子を片付けこじんまりと受付をした。たくさんの人たちが寄ってカンパをして下さったので本当に感謝です。テントはみんなに支えられて維持できていることを改めて思う。
 第2テントで販売のTシャツもかなり売れたようで良かった。
チラシ配りから戻って来たHさんがたくさん集まった人の前でテント裁判のアピールをした。たくさんの人が傍聴に来てくださることを願っています。
 後半立ち続けての受付で疲れたけれど、色々な方にお会いできて充実した一日でした。(後略)
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2509】
2015年6月15日(月)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.「線量限度」は、24時間屋外にいても年間1ミリシーベルト以下に
   被ばくミニ知識2-1(2回連載の1)
                温品惇一(放射線被ばくを学習する会)
★2.10万年とはどういう時間?
           大矢道子(1000万人アクション4市連絡会・埼玉)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆6.18東京(第一&第五)検察審査会激励行動
    6月18日(木)12:00から12:45 東京地方裁判所前
    福島原発告訴団
  ◆6.18東電株主代表訴訟 裁判&報告・学習会
   6月18日(木)9:30から「原告によるアピール」東京地裁正面玄関前
      ◆6/21「原発事故子ども・被災者支援法3周年シンポジウム」
          主催:原発事故子ども・被災者支援法市民会議
          会場:上智大学12号館502号室
  ◆「6.28川崎のつどい」
   「核兵器・原発・優生思想-“生きる”を否定するものに反対-」
   お話:河野美代子さん、松本 正さん、白石 清春さん
★4.新聞より2つ
  ◆東電新潟本社「名ばかり」 開設2カ月
   柏崎刈羽 再稼働の準備加速 泉田知事 不信感あらわ
   真実語らぬ体質 今も   (6月14日東京新聞朝刊3面より抜粋)
  ◆非賠償地域から原発ADR 栃木7000人申し立てへ
               (6月15日東京新聞朝刊8面より抜粋)
★5.-川内テントは建設ラッシュ!?-
   -6・28再稼働不同意住民  川内原発ゲート前抗議集会-
                  6月13日(土)脱原発川内テント
━━━━━━━
※6/17(水)【学習会】にご参加を!
  「東電福島原発事故放射能は川・湖・海を汚した-今後も心配」
 講師:湯浅一郎さん(海洋物理学専攻 環瀬戸内海会議顧問)

    当日の講師レジメより一部抜粋
 ◎世界3大漁場を汚染した福島事故
  -事故発生直後に放出された膨大な放射能は広く分散-
 ◎河川、湖沼の底質、生物汚染と河川・地下水による海への輸送
 ◎今後も続く福島第一原発からの放射能汚染

 日 時:6月17日(水)19:00から21:00
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円
━━━━━━━

┏┓
┗■1.「線量限度」は、24時間屋外にいても年間1ミリシーベルト以下に
 |  被ばくミニ知識2-1(2回連載の1)
 └──── 温品惇一(放射線被ばくを学習する会)

 ICRP(国際放射線防護委員会)は、1990年勧告において、一般公衆被ばく(自然放射線、医療被ばくを除く、原発などによる追加被ばく)の「線量限度」を、年間1ミリシーベルトとしました。
 ICRPはまた、年間1ミリシーベルトでも影響が出る可能性を認めています。 1ミリシーベルト以下なら安全というわけではなく、追加被ばくゼロを目指すのが国際的な原則です。

◎ 一般公衆は誰でも年間1ミリシーベルト以下に
 そもそも、「線量限度」とはどういう意味でしょうか?
 被ばく線量ごとの人数を調べると、被ばく線量の低い方に集まります。
 「線量限度」とは、平均値ではなく、「すべての人々の被曝線量がこの基準を超えるべきではないとされる上限値」です。
 1ミリシーベルトを超えて被ばくする人が誰もいないようにする、ということです。
 屋内では放射線がさえぎられ、屋外より線量が低くなりますが、誰もが「線量限度」を超えてはならないのですから、24時間屋外にいる人でも、1ミリシーベルト以下でなければなりません(防護原則)。
 「原子炉等規制法」などでは、原発施設の敷地境界の空間線量は、年間1ミリシーベルトを超えてはならないと規定されています。
 これが守られていれば、誰もが「線量限度」1ミリシーベルトを超えないからです。(詳細は http://www57.atwiki.jp/20030810/pages/231.html )

 ※被ばくミニ知識2-2に続く。


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┗■2.10万年とはどういう時間?
 └──── 大矢道子(1000万人アクション4市連絡会・埼玉)

  高レベル放射性廃棄物を地下で10万年保管するとのことですが、10万年とはどういう時間か、実感がわかないので調べてみました。そうしたら…。
 アフリカ大陸で生まれた現生人類(ホモサピエンス)が、全世界に拡散する「グレート・ジャーニー」に出発したのが10万年前。
 中央アジア、一部は東南アジアを経て日本列島にたどり着いたのが最終氷期の終わる4万~3万年前。
 日本で旧石器時代が始まり、マンモスなどを狩って暮らしていたころから、はるか現代までの時間の3倍。
 たいへんわかりやすいモノサシなので、広めたいと思います。
   http://blog.livedoor.jp/gensenkeijiban-jinrui/archives/34010481.html


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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 └──── 

 ◆6.18東京(第一&第五)検察審査会激励行動

  保安院や東電の津波対策担当者らを告訴した「2015年告訴」を東京地検が不起訴とした事件は、4月30日に検察審査会に申し立て、東京第一検察審査会が審査することとなりました。
 勝俣元会長らを告訴した「2012年告訴」は、東京第五検察審査会が再度の審査を行っています。両検察審査会へ、激励の行動を行います。
 6月18日(木)12:00から12:45 東京地方裁判所前

    福島原発告訴団 本部事務局  メール  1fkokuso@gmail.com
    *告訴団ブログ記事もご覧ください。
      http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/

 ◆6.18東電株主代表訴訟 裁判&報告・学習会

 6月18日(木)
  9:30から 原告によるアピール 東京地裁正面玄関前
 10:30から 裁判(口頭弁論) 東京地裁103号法廷
   13:30から 裁判報告・学習会 参議院議員会館 B109 参加無料
   講師:河合弘之弁護士「高浜原発仮処分決定と全国の脱原発訴訟の動き」
 *入館証の配布は、13:00から13:30まで
  詳細は東電株主代表訴訟ブログをご覧ください
        http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/


 ◆6/21「原発事故子ども・被災者支援法3周年シンポジウム」

 日 時:2015年6月21日(日)13:30から16:30 開場13:00
 会 場:上智大学12号館502号室 (四谷駅徒歩5分)
          (東京都千代田区紀尾井町7-1)
 主 催:原発事故子ども・被災者支援法市民会議
 協  力:原子力市民委員会
 お問合せ:FoE Japan  Tel:03-6909-5983 Fax:03-6909-5986
      定員200名(先着順)
   ※申込必須 http://kokucheese.com/s/event/index/299839/
 参加費:1,000円、被災者500円
 詳細は、下記をご参照下さい。
 原発事故子ども・被災者支援法支援会議  http://shiminkaigi.jimdo.com/
 河崎健一郎弁護士ほか

 制定から3年。厳しい現実を直視しながら、今いちど「原発事故子ども・被災者支援法」の理念に立ち返ります。被災者、支援者ともに現状を知り、打開策を考え、希望がもてる会にしよう!


 ◆ご案内「6.28川崎のつどい」
  みなさん!原発事故をきっかけにして言われる「巨大なたんぽぽ」とか
  「奇形」という言葉。
  これはヒロシマ・ナガサキでも同じようなことが語られてきました。
  そして「優生思想」もはびこっています。
  フクシマのあと、市民レベルで「出生前診断」を受ける状況が
  強まっています。原発事故であきらかとなった数々の「分断」。
  被ばく者に対しての差別・分断。いっしょに考えてみませんか?
 
    戦後70年を問う!8.6ヒロシマ平和の夕べ ~プレ企画~
  「核兵器・原発・優生思想-“生きる”を否定するものに反対-」

 と き:6月28日(日)開場13:10 開会13:30
 ところ:高津市民館第1・2会議室 044-814-7603
 お 話:河野美代子さん(産婦人科医・広島被爆二世)
      松本   正さん(横浜市原爆被災者の会事務局長・広島被爆者)
        白石  清春さん(被災地障がい者支援ふくしま代表)
 費 用:500円
 主 催:「戦後70年」を問う6.28実行委員会(連絡先080-4336-5734喜多村)
        8.6ヒロシマ平和の夕べ実行委員会


┏┓
┗■4.新聞より2つ
 └──── 

 ◆東電新潟本社「名ばかり」 開設2カ月
  柏崎刈羽 再稼働の準備加速 泉田知事 不信感あらわ
  真実語らぬ体質 今も

  東京電力が柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働に向けた動きを加速させている。3年ぶりに核燃料を搬入した一方、地元の同意を得るために、新潟市にこの春、新潟本社を設置し、住民や自治体への広報活動に力を入れる。しかし新潟県の泉田裕彦知事は本紙のインタビューに「情報開示に消極的な東電の体質は変わってない」と指摘。「名ばかり本社」への不信感をあらわにした。(後略)
     (6月14日東京新聞朝刊3面より抜粋)


 ◆非賠償地域から原発ADR 栃木7000人申し立てへ

  東京電力福島第一原発事故をめぐり、福島県に隣接する栃木県北部の3市町のの住民ら約7000人が15日午後、東電に対し総額18億5千万円の損害賠償を求め、原子力損害賠償紛争解決センターに裁判外紛争解決手続き(ADR)を申し立てる。これに先立ち弁護団が同日午前、栃木県庁で記者会見し、明らかにした。 弁護団によると、東電が賠償対象にしていない地域から初の集団申し立てで、福島県浪江町の約1万5千人に次ぐ規模。「県境の壁により賠償されていない人々を被害者と認めさせたい」としている。 (後略)
     (6月15日東京新聞朝刊8面より抜粋)


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┗■5.-川内テントは建設ラッシュ!?-
 |  -6・28再稼働不同意住民  川内原発ゲート前抗議集会-
 └──── 6月13日(土)脱原発川内テント

  昨日は梅雨の合間を縫って4日ぶりの野外労働をした。川内市五代町のM子さんと、愛媛のIさんのテント張り作業だ。
 8月中頃再稼働という情勢の中、行動の拠点としてテントの必要性が認識されてきたのだろう。
 川内テントでは仕事の関係などでなかなか現地にこられない人のテント張り作業のお手伝いをすることにした。希望者は下記電話にご連絡を。

 -6・28再稼働不同意住民  川内原発ゲート前抗議集会-

 いよいよ6月28日、川内原発ゲート前で、地元住民の抗議集会が持たれることになった。100人を超える呼び掛け人が集まった。個人が主体だ。中心メンバーはテントと交流を深めてきた人たちである。
再稼働阻止の闘いに地元住民の決起は不可欠だ。
行動を呼び掛けるチラシも出来た。テントの車に拡声器を乗せて、街宣車に模様替え、後は集会成功のため努力するのみだ。 (E)

 薩摩川内市久見崎町久見海岸番外地  脱原発川内テント
 問い合わせ先 090-5339-2243   090-320―7897  mail image9@docomo.ne.jp
たんぽぽ舎です。【TMM:No2507】
2015年6月12日(金)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.「城南信金理事長・吉原毅さんと小泉純一郎さんの講演ビデオ」
   実に内容の濃い、見応え、聞き応えのある内容      広瀬 隆
★2.確率論的安全評価を真剣に採用するなら、
   川内原発は決して再稼働できない
              小倉 正(原発さよなら四国ネットワーク)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆脱原発市民会議かながわ&ハーベストムーンLIVE 2015
   おしどりマコ&ケンのONステージ/脱原発市民シンポジウム(
   ゲスト柳田邦男・他)
   脱原発市民活動展示ブース/脱原発映像コーナーは無料
★4.新聞より
  ◆刑事責任に影響も IAEA福島事故報告書「想定外」否定
   国・東電を強く批判     (6月12日東京新聞3面より抜粋)
★5.テント日誌6月11日(木)
   経産省前テントひろば1368日 商業用原発停止633日
   原発は環境破壊の最たるものだ!もう常識ですよね (I・K)
   週末のテント周辺での動きから (M)
━━━━━━━
※6/23(火)【テント応援の講演】にご参加を!
 テントが危ない!テントを守ろう!
 経産省前テントひろばは憲法21条「表現の自由」の実行だ
 憲法21条「表現の自由」は集会の自由=テントの設営・居住を含む
 沖縄のテント、全国のテントにも共通する話。ぜひ聞いて下さい。

 お 話:憲法学者・内藤光博教授(専修大学憲法学)
 日 時:6月23日(火)19:00から21:00
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円
 内藤教授は、「テントの設営および泊まり込み(エンキャンプメント)」が、公開の言論広場(パブリック・フォーラム)を利用した「集会活動」の一類型と見ることができるとすれば、それは憲法21条1項の「集会の自由」の保証を受けられると判断。
 右翼のいう「テント不法占拠」は、的外れだ。
 右翼にも反論できる内容を、憲法学者が話します。
━━━━━━━
※訂正1つあります。
 6月10日発信【TMM:No2505】の★1松山市城山公園に2500人結集! で、
 正:再稼働反対の歌も披露。福島の避難者の「ふるさとを奪われた無念と避難生活の苦しさを他人事と考えてはいけない、こういう苦しさを四国の人たちに繰り返して欲しくない」という
 誤:再稼働反対の歌も披露。「福島の避難者のふるさとを奪われた無念と避難生活の苦しさを他人事と考えてはいけない、こういう苦しさを四国の人たちに繰り返して欲しくない」という
 おわびして、訂正致します。
━━━━━━━

┏┓
┗■1.「城南信金理事長・吉原毅さんと小泉純一郎さんの講演ビデオ」
 |  実に内容の濃い、見応え、聞き応えのある内容
 └──── 広瀬 隆

全国のみなさま・・・広瀬 隆です。
◯再度、6月4日に鹿児島でおこなわれた
「城南信用金庫理事長・吉原毅さんと小泉純一郎さんの講演ビデオ」のサイトをお知らせします。
 OurPlanet-TVの白石草さんによると、先にお知らせしたサイト(ustream)は、短期間で削除されてしまうそうですので、削除されないYouTubeの下記サイトにアップしてくださった、とのことです。
 新聞では、吉原さんの発言が紹介されていませんが、実に内容の濃い、見応え、聞き応えのある内容です。
 小泉純一郎さんも話がうまいね。講演後の記者会見も録画されています。
吉原毅・小泉純一郎の鹿児島講演会
  https://www.youtube.com/watch?v=RZColIQKvH8
吉原毅・小泉純一郎の講演後の記者会見
  https://www.youtube.com/watch?v=c--vbhjqMd8

◯もうひとつ、6月7日(日)におこなわれた博多における
「ストップ再稼働!3万人大集会in福岡~川内原発のスイッチは押させない!~」
福岡市舞鶴公園 福岡市中央区城内1番
主催:原発いらない!九州実行委員会
のヘリ空撮・解説の録画サイトも、再びお知らせします。
 この集会では、全国のみなさまの「正しい報道ヘリの会」による九州初めてのヘリコプター空撮がおこなわれました。集会参加者が、ヘリ空撮スタッフの山本太郎さんに向かって手を振って、デモ行進まで盛りあがりました。
 日本全国に、そして全世界に伝えましょう。川内原発再稼働阻止は、これからだ。映像の配信先は下記です。
 ヘリ空撮スタッフは、佐賀からヘリコプターで、博多まで来てくださいました。本当に頭が下がります。
 写真もビデオも、すべて自由に使ってください。
◎配信先アドレス
<写真> fotgazet http://fotgazet.com/news/000346.html
スチール撮影
 山本宗補(フォトジャーナリスト/日本ビジュアル・ジャーナリスト協会)
<ビデオ>
   OurPlanetTV http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1924
  IWJ http://www.ustream.tv/channel/iwj-fukuoka1
 ヘリコプターからのリポート:山本太郎(参議院議員)
  ビデオ撮影:平野隆章(OurPlanetTV)
  配信:IWJ、OurPlanetTV
  コーディネート:白石草(OurPlanetTV)
提供:正しい報道ヘリの会(寄付をしてくださった全国の皆さまの資金で運営しています。心からの感謝を申し上げます。)


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┗■2.確率論的安全評価を真剣に採用するなら、
 |  川内原発は決して再稼働できない
 └──── 小倉 正(原発さよなら四国ネットワーク)

◎ 伊藤鹿児島知事が川内原発では100万年に1回以下の確率で、5.6テラベクレルまでしか放射能を出す事故はない、と主張しているのはデタラメです。3万年に1回のカルデラ破局噴火に呑まれれば、自動的に1万テラベクレルのフクシマ級汚染になります。
 九州電力は5.6テラベクレル以上の汚染をする事故の確率を算出していませんが、姶良カルデラ破局噴火を事前予知して燃料搬出できる、としているからです。ではそれが失敗する確率は?確率論的リスク評価では、不明な事態では専門家5人の意見を聞いて5段階の評価で代用します。
◎ さて、火山学者5人に聞いて、事前予知が可能だ、というのがお一人出れば九電にとっては上等なので、少なくとも事前予知に失敗する確率は80%と、ほぼ1近くになるでしょう。
 それもあってか?、原子力規制委員会は当面の安全目標として「100テラベクレルの汚染が出る事故の発生確率を100万年に1回以下」と平成25年の第1回会合で決めたにも拘わらず、この確率論的リスク評価を用いた評価は行っていません。合格判定基準としては使っていないのです。
  https://www.nsr.go.jp/data/000104750.pdf
 事業者の側では、電力中央研究所の原子力リスク研究センターが昨年夏に設立され、伊方3号機をモデルケースとして、確率論的リスク評価の現状評価と実用化を目指した研究を始めたところです。あと2,3年待ってから実用化されるものと思われます。
 伊方原発の、確率論的安全評価(PSA)/確率論的リスク評価(PRA)電中研報告書
(仮)(昨年出た最初の評価です)
  http://criepi.denken.or.jp/jp/nrrc/tac/pdf/1st_suitability.pdf
◎ まとめると、確率論的リスク評価は使い物にならないことを重々承知で、九州電力は宣伝に使い、知事は丸呑みし、規制委は知らん顔であたかも合格の基準があるかのようなふりをして、実際には責任を負わない(確率については審査していない)という無責任な体制が現状です。
 さて、南海トラフ巨大地震について言えば、2000年前には東日本大震災級の大津波があったことが知られています。伊方原発が長期広域停電に襲われる確率も出せるでしょう…。
 拙ブログ記事「確率論的安全評価を真剣に採用するなら、川内原発は決して再稼働できない」 とあと2つもどうぞ。
 http://blog.goo.ne.jp/ikatanoplu/e/bc279ecfd386c2b5840c704679c6b28e

http://togetter.com/id/togura04 ツイッター記事のまとめ
http://blog.goo.ne.jp/ikatanoplu ブログ「伊方原発のプルサーマル問題」
http://ikatahaironet.wiki.fc2.com/ 伊方原発の再稼働を許さない市民ネット
http://gensayo4koku.jimdo.com/ 原発さよなら四国ネットワーク


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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 └──── 

 ◆脱原発市民会議かながわ&ハーベストムーンLIVE 2015

 日時:6月21日(日)11:30~19:30
 会場:オルタナティブ生活館スペース・オルタ
        (新横浜駅から徒歩7分、東京ガス手前)
     一日通し券前売り 2,500円(当日券 3,500円、避難者は1,000円)
        (予約はウェッブサイトからか、下記へ)
 各企画のみの料金:おしどりマコ&ケンのONステージ/
     脱原発市民シンポジウム(ゲスト柳田邦男・他)各1,000円。
     コンサート 2,000円
 脱原発市民活動展示ブース/脱原発映像コーナーは無料。
 主催:同実行委員会 事務局/スペース・オルタ気付
 担当・佐藤 TEL&FAX: 045-472-6349 詳細はウェッブサイトで。


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┗■4.新聞より
 └──── 

 ◆刑事責任に影響も IAEA福島事故報告書「想定外」否定
  国・東電を強く批判

  国際原子力機関(IAEA)が作成し、理事会で議論された東京電力福島第一原発事故の最終報告書。福島第一を襲った巨大地震や大津波は「想定外」だったとする東電と国の主張を真っ向から否定し、対策を怠ってきたことを強く批判しているのが特徴だ。今後、東電幹部への責任追及や、各地の原発訴訟に影響を及ぼす可能性もある。(後略) (6月12日東京新聞3面より抜粋)


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┗■5.テント日誌6月11日(木)
 |  経産省前テントひろば1368日 商業用原発停止633日
 |  原発は環境破壊の最たるものだ!もう常識ですよね
 |  週末のテント周辺での動きから
 └──── (I・K)、(M)

 街路に咲くアジサイを愛でながらテントに向かう。
私の母は額アジサイを好んでいたが、若い頃の私はあでやかにこんもり咲く本アジサイが良いと思っていた。今は額アジサイの静かな美しさに魅かれている。
それにしてもアジサイの種類の多様さには驚いた。
 テントに着くと泊まり明けの人が待っていてくれた。そしていつも「日の丸君が代」などの裁判の時必ず寄ってくださるKさんが居て今日も栄養ゼリー(?)の差し入れをして下さった。
 しばらく今の教育現場の締め付けや個性を無視した教育のやり方などのお話を聞き唖然とする。
 午後毎日来てくださるM子さんが、トラメガで数分通行中の人たちに脱原発の訴えをし、国会前の座り込みに出かけていった。
 外国の方がテントの写真を撮り、近づいて来たので英語のチラシをお渡しした。
Good Work!といって下さったので通訳の方に何処の方か伺ったらアメリカの環境保護団体の方だという。原発は環境破壊ですよね。
世界中の原発をなくさなければという思いを強くしました。
 通りがかりに頑張って!と声をかけて下さる人も居て嬉しいが、本当は一緒に頑張りましょう!と言って欲しいけど…
 テントでの会話は安保法制のこと、安倍にもの申す自民党の人が居ない嘆きなどです。(I・K)

週末のテント周辺での動きから

 テント周辺というよりは国会周辺と言った方がいいのかもしれませんが、個の週末にはいろいろの動きがあるようです。主なものとしては6月14日(日)の国会包囲行動ですが、テントから出かける人も、テントに寄られる方も。またテントを待ち合わせにする人も多いですから、日程などをお知らせいたします。
6月12日(金)は首相官邸前抗議行動(反原連主催の金曜日行動)があります。18時30分~20時まで首相官邸前を中心にして。そして、6月14日(日)には戦争法案反対・国会包囲集会(14時~16時30分)があります。詳細は≪戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会)に問い合わせてください。テントはテントでこの集会に対応したことを行います。6月15日以降は国会周辺での座り込み行動が展開されます。(M)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2506】
2015年6月11日(木)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                                             転送歓迎
━━━━━━━
★1.「自然」は警告している-(日本は)原発はムリ、やめよ
   1995年阪神大震災と2015年の噴火・大地震の警告
           再稼働は日本を滅ぼす  連載29         柳田真
★2.梅雨には、あるまじき激しい雨の中、イケメンに弱くとも、
   ミーハーでもガンバッテます。やっぱ守りたいからね。
       6月5日第152回官邸前・国会前抗議行動報告
          にしざきやよい  (たんぽぽ舎ボランティア )
★3.川内原発工事計画認可の審査は九電説明「鵜呑み」
   過大応力の評価を「見ざる、聞かざる、言わざる」九電任せ審査
   原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その51
       木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆【6月 福島原発告訴団:東京検察審査会激励行動のお知らせ】(6月18日)
  ◆上関どうするネット・イベントのご案内    7月26日(日)
   「いらんじゃろう!上関原発 ~人も自然もいきものも~」
★5.新聞より1つ
  ◆「核ごみ処分場政府は無責任」小泉元首相が批判    (6月11日東京新聞より抜粋)
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※川内・高浜原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!再稼働反対!
 6/12(金)首相官邸前・国会議事堂前抗議-第153回
 日 時:6月12日(金)18:30~20:00
 主 催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
       当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照
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┗■1.「自然」は警告している-(日本は)原発はムリ、やめよ
 |  1995年阪神大震災と2015年の噴火・大地震の警告
  |         再稼働は日本を滅ぼす  連載29
 └──── 柳田真(たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)
  
1.原発は世界のどこでも危険でやめるべきだが、特に日本ではそうだ。地震(世界の15%-20%が日本で起きる)、津波、火山噴火大国であり「原発はムリ、即時やめるべきしろもの」である。この自然からの警告はしばしば起きている。
2.私見では、20年前の1995年1月の兵庫県南部地震(M7.3・阪神淡路大震災・死者6000名強)と1995年12月に起きた特殊原子炉もんじゅ(兵器級プルトニウムを生産する特殊な原子炉)の事故の2つである。
 この年の末に私は書いた。この地震は原発をやめよという「自然界からの警告」だ、と。この警告を生かさなければ日本の未来は危ないと。 
 当時は原発はいけいけどんどんの時代で、原発廃止派は極少数派であった。デモも本当に少なかった。2011.3.11福島原発大惨事の16年前で、原発やめようの声は残念ながら細々としたものだった。
3.今年は地震が多い.噴火が多い。箱根の地震に始まり、鹿児島の口永良部島の大噴火(噴煙は9000メートルも上がった。)、東京小笠原諸島の深海巨大地震(当初M8.5、暫定値M8.1)と続いている。
 第2次世界大戦から70年目。敗戦直後から50年間位は日本列島は静かだった。この時、原発建設が強行された。今日本列島は大変動期、又は地震火山の活動期といわれる。
 2015年の地震と火山噴火を「自然からの最後の警告」ととらえなければ、日本列島とそこに住む人々は衰退に向かうだろう。私たちの賢明さと原発廃止運動の深化が試されている歴史的岐路だ。
 安保法制(戦争法制)なんてとんでもない。戦争になれば最初に原発が攻撃されるのだから。
4.日本では学生にもっと「地学」を学ばせるべきだ.高校などでは選択科目とせず、必修科目としてほしい。地学と社会科で日本の地理、地形など、その歴史も含めて、祖先の暮らしも含めて、学んでほしいもの。願わくば、原発やめる運動に若い人の参加を。

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┗■2.梅雨には、あるまじき激しい雨の中、イケメンに弱くとも、
 |  ミーハーでもガンバッテます。やっぱ守りたいからね。
  |     6月5日第152回官邸前・国会前抗議行動報告
 └──── にしざきやよい  (たんぽぽ舎ボランティア )

  久しぶりの本格的な雨、関電前も道行く人はまばら、梅雨の始まりにしては激しい雨足。あのしとしとと降る静かで、物思うのがふさわしい日本の梅雨は何処へ行ってしまったんでしょう。雨粒も大粒、バシャバシャといたってガサツに降る。寒く無いのが救いです。冬の冷たい雨は辛いからね。
 さて、関電の玄関に立つ警備員は若いおねえさん。まるで昔のチンチン電車の車掌さんの様な黒い鞄を提げてる。まさか拳銃は入って無いだろうけど、何が入っているのやら。
 傘を持ってのコールはやりずらいです。で、関電前は早めに切り上げ、国会前向い外務省交差点を渡る。なかなかイケメンのお巡りさんがいたので〝こんにちは〟とにこやかに挨拶。するとお巡りさん〝国会前は中止です。希望のエリアはやります〟とインフォメーション。ありゃりゃと思いつつ〝ありがとうございます〟と丁寧に頭を下げ、それでは希望のエリアへ。国会の前迄行って中止を知ったのであろう人達がパラパラ歩いている。雨脚は益々強くなる。
 国会前の交差点から向こうを見ると、なんだか警察官が山盛り。希望のエリアの警備にしては多いなぁと眺めると、三角コーンの規制エリアの中に若者3人発見。近寄って「これ何の抗議ですか?」と聞くと戦争法案反対の抗議だって。もうすぐ始まりの時間なのに、人が集まらないって、宣伝不足を嘆いてたけど、まぁこれからこれから、反原連の方が終われば、きっとこっちに流れてくるから、焦らな焦らない、と思いつつ希望のエリアへ。
 希望のエリア常連さん達に加え、国会前の人も合流していつもより多いくらい。終わり近くに駆け付けたのは、小さい男の子とお父さんお母さんの3人連れ。お母さんは、お腹大きくてもう臨月で、いつ生まれでもおかしくない状態なんだって。それでも、こんな雨の中、ここに来て訴えなければいられない今の状況、ヒドイよ!こんなお母さんには、家であったかくして、色んなこれからの楽しい事考えながら、夜を過ごして欲しいよね。お父さんが、これからのこの子達の事思うと言わずにはいられない、と言ってたけど、本当黙っちゃられないよね。これからも言うぞ~、と、最後のコールに力が入りました。
 希望のエリア終わって帰る時には、戦争法案反対の集会も結構集まってた。横を通りながら一緒にコール、もっといたいけど帰らねば。と帰途に。
 だけどもっと居れば良かった(T ^ T)。後日聞いたら、この抗議に憲法学会の重鎮・小林節さんが来てたんだって。見たかったなぁ、残念。今度は若き気鋭の憲法学者、木村草太さんなんて来てくれないかな、ミーハーの私は、見に行っちゃうんだけど。
 モチロン、お話しもちゃんと聞きますよ、ミーハーですけどね。

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┗■3.川内原発工事計画認可の審査は九電説明「鵜呑み」
 |  過大応力の評価を「見ざる、聞かざる、言わざる」九電任せ審査
 |    原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その51
 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

 川内原発の工事計画許可の審査において「白抜き偽装」、「耐震偽装」だらけであることを山崎久隆さんとともに院内ヒアリングで追求し、行政不服審査法に基づき原子力規制委員会に異議申立を提出し非公開審査される。
岩波書店「科学」5月号に関連の論文を発見したので紹介する。
「行方知れずの計算書―過大応力の評価は事業者任せか」
(原発規制庁審議ウォッチ・グループ)
 われわれ(ウォッチ・グループ)は藤野保史衆議院議員事務所を通じて原子力規制庁に質問書を送った。その回答は納得できるものではない。
工事計画認可申請書において、Sクラス施設の強度計算の結果、応力発生値が評価基準値を超えた項目について「簡易弾塑性解析を実施」と記してある。
それはどのような計算でどういう結果を得たのか?の質問に対する規制庁の回答は驚くべきもの。
「『簡易弾塑性解析計算書』は事業者から受け取っておりません。」
「事業者ヒアリングで、弾塑性解析に係る関連資料は提出されていません。」
納得しがたいのは、もっともクリティカルな応力部位について「計算書を受け取っていない」と言っていること。事業者による「評価基準値を満足することを確認した」の本文記述だけで審査を通すとすれば、それは「鵜呑み」であり、審査の信頼性を失わせるものである。
 再稼働阻止全国ネットワークの院内ヒアリングでも規制庁PWR担当が同様の回答をしていた。原子力規制委員会は最も重要な部分で「見ざる、聞かざる、言わざる」審査をしているのだ。
「新規制基準」が緩すぎて合理性を欠き、設置変更許可の審査が地震対策や火山対策など多くの点であまりに甘すぎることは報道されている。が、工事計画認可の審査がこれほどひどい「白抜き偽装」、「耐震偽装」であることは全く報道されていない。
 多くの人に何とかこの事実を知ってもらいたい。

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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆【6月 福島原発告訴団:東京検察審査会激励行動のお知らせ】
                    
???? 福島原発告訴団が、福島原発事故の刑事責任(業務上過失致死傷等)を追及している事件は、東京検察審査会(それぞれ第5及び第1検察審査会)で、審査が行われています。
? 再び、「起訴相当」議決により、強制起訴の道が開かれます。東京検察審査会に対して、激励行動を行いたいと思います。
?日時:?6月18日(木)   12:00~12:45 東京検察審査会激励行動 
?場所: 東京地裁前
??☆【同日開催:東電株主代表訴訟「口頭弁論」と「報告会&学習会」】 
??  10:30  第18回口頭弁論  (9:30地裁前原告によりアピール)
   ?         (東京地裁 103号法廷)              
  ?13:30  東電株主代表訴訟  「報告会&学習会」  
      (場所:参議院議員会館 B109)
  <学習会:河合弘之弁護士>「高浜原発仮処分決定と全国の脱原発訴訟の動き」         ?????         (入館証の配布は、13:00~13:30まで。参加費無料)
                                                   詳しくは、http://xfs.jp/1grNfC  http://xfs.jp/EYDMI8
? ※福島原発告訴団 ブログ? http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/

◆上関どうするネット・イベントのご案内
 「いらんじゃろう!上関原発 ~人も自然もいきものも~」
 
 日 時:2015年7月26日(日)13:30~16:00(開場13:00)
          終了後パレードも(16:30スタート)
 会 場:日比谷コンベンションホール
 ゲスト:湯浅一郎さん(理学博士・海洋物理学/海洋環境学専門)
      氏本長一さん(祝島在住・「氏本農園」代表)
        おしどりマコ・ケンさん(吉本クリエイティブ・エージェンシー所属/漫才協会会員)
 参加費:1000円
 予 約:webフォーム   http://goo.gl/mdjd45  FAX 03-3357-3801
☆山口県上関町田ノ浦への原発建設計画が持ち上がって33年、いま計画は、予定地の真向かいに暮らす祝島の人たちの粘り強い反対によって中断されていますが、中国電力はあきらめていません。「奇跡の海」を残し、原発のない暮らしを実現したいと願い、今回のイベントを企画しました。

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┗■5.新聞より1つ

 ◆ 「核ごみ処分場政府は無責任」小泉元首相が批判

 小泉純一郎元首相は10日、都内での講演で「政府が決めれば、核のごみの処分場ができるというのは楽観的で、無責任だ」と述べ、原発の使用済核燃料などの核のごみ(高レベル放射性廃棄物)への政府の対応を批判した。(中略)
 2030年の電源構成比率で原子力を20-22%ととした政府方針にも「9月で原発が止まって丸2年になるが、停電はない。原発維持のために、再生可能エネルギー拡大を食い止めようとしている」と語った。(後略)     (6月11日東京新聞より抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2505】
2015年6月10日(水)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
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★1.松山市城山公園に2500人結集!
   伊方原発再稼働阻止を誓う
   フクシマを繰り返すな!伊方原発再稼働やめよ!6・7大集会
                       八木健彦(伊方の家)
★2.脱原発と戦争法案反対を統一して運動する必要あり
   戦争法案反対・脱原発・文化メールマガジン第92号
                    横井泰夫(たんぽぽ舎会員)
★3.「東電福島第一原発事故」は再稼働しようとしている原発の未来
   九電東京支社(川内原発再稼働反対)、東京電力本店合同抗議行動に参加
                稲村友美(たんぽぽ舎ボランティア)
★4.『原発を並べて自衛戦争はできない』-原発と憲法の関係-
   ・原発に対する武力攻撃には軍事力などでは護れない
   ・原発が武力攻撃を受けたら日本の土地は永久に人が住めない土地に
★5.新聞より2つ
  ◆福島事故の教訓に学べ IAEA理事会開幕 事務局長、各国に訴え
                     (6月9日茨城新聞より抜粋)
  ◆比較的高濃度 原発ごみ 「地下で10万年隔離」 規制委チーム要求案
                     (6月10日東京新聞より抜粋)
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※6/11(木)【学習会】 参加歓迎!
 「ちょぼちょぼ市民のためのちょぼゼミ その5」
 「再確認:加圧水型原発(川内,高浜)再稼働のどこが危ないのか」
 日 時:6月11日(木)19:00から21:00
 講 師:田中一郎さん
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円
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※文字化けがありました。訂正します。
 昨日発信の【TMM:No2504】★3.メルマガ読者からイベント案内
 ◆7/2「福島の今を聴く会~南相馬の仮設に通う~」
 正:講師:相馬 勉氏
 誤:講師:相馬 ? 氏
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┗■1.松山市城山公園に2500人結集!
 |  伊方原発再稼働阻止を誓う
 |  フクシマを繰り返すな!伊方原発再稼働やめよ!6・7大集会
 └──── 八木健彦(伊方の家)

  規制委の審査書案が公表されて半月あまりたった6月7日(日)、「フクシマを繰り返すな!伊方原発再稼働やめよ!6・7大集会」が、「伊方原発止める会」の主催で、松山市城山公園で開催された。
 当日は、福岡で「九電に川内原発再稼働のスイッチを押させない!全国集会」が開催されており、川内原発・伊方原発の連続した再稼働の嵐=西日本壊滅の危機の招来に対して、一体となって抗していく連帯した集会であった。
 当日は愛媛県下はもとより(南予でも例えば宇和島市民の会はバスを仕立てて参加)、高知からはバスを仕立てて100名超の参加をはじめ、四国全県からの参加、また60km圏内に位置する大分から40名近い参加等、2500人が参加した伊方原発再稼働に対する緊迫感に溢れた集会となった。
 山本コウタローのスピーチは、反原発・再稼働阻止の熱意に溢れたものであった。チェルノブイリ事故以来の反原発の思いが、3・11によって沸騰したかのよう。
 前日、松山のホテルで即興で創った再稼働反対の歌も披露。「福島の避難者のふるさとを奪われた無念と避難生活の苦しさを他人事と考えてはいけない、こういう苦しさを四国の人たちに繰り返して欲しくない」という心の底からの訴えは参加者の胸に響いた。
 海をこえた大分からの報告も心強いものであった。佐田岬半島西半部からの避難先にされている大分での再稼働反対の運動は愛媛を勇気づける。(既に8市町の議会で再稼働反対決議がなされている。)
  そして高知での力強い運動、高松四電本店前での金曜行動・・・。斉間さんのいつもながらの心にしみるアピールのあと、「伊方原発止める会」から新たな署名運動(知事は再稼働に同意するな、公開討論会を開催せよ)の提起があり、市中デモへと繰り出していった。
 コールは商店街に響き渡った。途中、よさこいを踊っていた若者集団と、高知の人たちは鳴子でエールを交換する場面も。


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┗■2.脱原発と戦争法案反対を統一して運動する必要あり
 |  戦争法案反対・脱原発・文化メールマガジン第92号
 └──── 横井泰夫(たんぽぽ舎会員)

  ≪脱原発と戦争法案(積極的平和主義とは海外に集団的自衛権により
   自衛隊海外派遣)を統一して運動することで合意が進む≫

○原発は、米国が核兵器を多量に作る為、世論対策の為、原子力発電所を作る(日本以外の国では核発電所と言っている)
 →すでに日本は、核発電により抽出したプルトニウムに起爆装置をつければ、数100個の核兵器が可能(潜在的核保有国)」
  →自民党の多くの議員が賛成しており、戦争法案成立後は核武装を画策しつつある。
  →脱原発の全国センターである「たんぽぽ舎、脱原発テント等」が統一して運動することを提唱している。「戦争法案は核武装につながる」からである。
○この間「5・31オール埼玉」「川内原発再稼働反対大集合」「連日の国会前集会」「各地集会」「沖縄大集会」等の参加合計は約10万人になっています。
 「戦争法案反対・脱原発」の一点での大運動は急速に進みつつあります。
≪当地4市(朝霞、新座、志木、和光)での運動についての提案≫
 「さよなら原発4市連絡会」「脱原発、0会」「九条の会」「年金者組合・土建有志」等での駅頭宣伝、パレード、学習会の実施。とりわけ早期に不特定多数への方々への駅頭宣伝は、大切です。
  やれる団体が実施し、他の団体の方々も参加いただく。(先日の朝霞台駅頭宣伝は1時間で140枚のチラシ、104筆署名と今までにない反響)
 毎週木曜日、国会前集会にお誘い合わせの上、ご参加を。
   (衆議院第2議員会館前18時30分より~)


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┗■3.「東電福島第一原発事故」は再稼働しようとしている原発の未来
 |  九電東京支社(川内原発再稼働反対)、東京電力本店合同抗議行動に参加
 └──── 稲村友美(たんぽぽ舎ボランティア)

◯ 2015年6月3日、九州電力東京支社へ川内原発再稼働抗議行動と東京電力本店合同抗議に参加しました。
 九州電力東京支社前(有楽町電気ビル)で川内原発1,2号機運転再開に反対する行動に昨年8月6日から今年にかけて数回参加しました。
 有楽町駅のすぐ近くでもあり、とても人通りが多い広い歩道の端にそれぞれの反原発団体の人達が一列に並び原発に反対する横断幕やのぼり旗を広げ、九州電力東京支社前で抗議行動を行っていますが、見慣れた風景ではあるがその周辺をほとんどの人は足早に通り過ぎていきます。
 抗議中訴える人がマイクを握って直接外から屋内にいる九州電力社員に抗議しているからそれは当たり前のことではあるが、忙しい通行人にももちろん訴えている。
◯ この日は特に5月29日に発生した鹿児島県口永良部島の新岳が巨大噴火した直後の九州電力川内原発の再稼働への抗議行動でもあった。その8日前は鹿児島県鹿児島市の桜島が爆発的噴火をしている。現在の桜島の火山活動は将来、巨大噴火の影響がある場合、九州電力川内原発に直接の脅威となる可能性が高い。高濃度の火砕流が薩摩川内市まで拡散すれば周辺住民は火砕流に含まれる溶岩によるやけどや、火山ガスが拡散する前に避難しなければならないが、川内原発の中央制御室では冷却操作するために九州電力社員その他の原発作業員はその危険な場所で作業を強いられる。
 火山噴火発生時に炉心冷却喪失事故になってしまったとしても発電停止中であれば原子炉内に核燃料が装てんされていないか、もしくは発電停止から期間が経っていれば使用済み燃料集合体から放出される核分裂生成物の崩壊熱は低減していると思われるので冷却の回復まで時間余裕があるが(すぐに炉心・使用済み燃料プール内の核燃料溶融事故には至らない)、発電中または発電停止直後である場合、短い半減期の核分裂生成物の崩壊熱であっという間に原子炉圧力容器内部の冷却水は高温、高圧になってしまう。
◯ 東日本大震災が発生した当時、炉心冷却喪失事故により東京電力福島第一原発1,2,3号機は発電中であったため原子炉内の核燃料は崩壊熱で溶融しそれが爆発となり超大量の核分裂生成物を環境中に放出することになってしまった。
◯ 東京電力福島第一原発事故の教訓は、原子力発電所が稼働している場合、地震・津波・火山噴火などの自然災害による環境要因だけでなく、作業員の定期検査もれ、交換が不可能な経年劣化の装置、機器、配管の損傷、故障による原子炉冷却システムの停止で炉心冷却喪失事故によりいつでも東京電力福島第一原発事故を繰り返すことが可能で、繰り返さないためには、原発は停止しておく=ウラン235やプルトニウム239の核分裂連鎖反応時の熱と短い半減期の核分裂生成物の崩壊熱を作り出さないということだけだと考えます。


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┗■4.『原発を並べて自衛戦争はできない』-原発と憲法の関係-
 |  ・原発に対する武力攻撃には軍事力などでは護れない
 |  ・原発が武力攻撃を受けたら日本の土地は永久に人が住めない土地に
 └──── たんぽぽ舎

たんぽぽ舎扱い「小冊子」の紹介

『原発を並べて自衛戦争はできない』-原発と憲法の関係-

 目次の紹介
◎原発の特徴  ◎平和の下での原発の安全性
◎武力攻撃は設計条件に入っていない
◎武力攻撃下の原子炉の安全性  ◎武力攻撃下の使用済み燃料の安全性
◎武力攻撃の可能性  ◎憲法論議との関係
      著者:山田太郎氏(原発技術者)

最後の15頁より一部抜粋
『… いよいよ、私の文章は終わりである。ここまで読んでくれた読者に感謝するとともに、最後に、次のことをおぼえておいてくださり、できれば、あなた自身の言葉で、身近な人々に伝えて下さることを期待したい。』

A.原発に対する武力攻撃には、軍事力などでは護れないこと。したがって、日本の海岸に並んだ原発は、仮想敵(国)が引き金を握った核兵器であること。

B.一たび原発が武力攻撃を受けたら、日本の土地は永久に人が住めない土地になり、再び人が住めるように戻る可能性が無いこと。
                   やまだたろう/原発技術者

発行日 2011年8月31日

 ※A5判15頁の読みやすい冊子 1冊50円(20冊まで送料100円)
  ご注文・お問い合わせは…たんぽぽ舎 03-3238-9035  又はメールで。
  50冊以上、お求めの場合は送料無料とさせて頂きます。


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┗■5.新聞より2つ

 ◆福島事故の教訓に学べ IAEA理事会開幕 事務局長、各国に訴え

  国際原子力機関(IAEA)の定例理事会が8日、始まった。天野之弥事務局長は冒頭演説で、IAEAの東京電力福島第一原発事故の最終報告書に触れ「心を開いて経験から学ぶことが原発の安全文化向上の鍵」と、各国に教訓を生かし安全強化に務めるよう訴えた。(中略)
 IAEAは5月14日に第一原発事故の最終報告書の要約版約240頁を加盟国に配布。原発は安全との思い込みが日本に広がっており、津波などの対策のほか、IAEAの勧告に基づいた安全評価も不十分だったと厳しく批判。(後略)
   (6月9日茨城新聞より抜粋)


 ◆比較的高濃度 原発ごみ 「地下で10万年隔離」 規制委チーム要求案

  原発から出る放射性廃棄物の処分基準を議論する原子力規制委員会の検討チーム会合が9日開かれ、放射性レベルが比較的高い廃棄物の処分地について、地下に埋めてから10万年間、土地の隆起などを考慮しても一定の深さが保たれることを要求すべきだとの案を規制委事務局の原子力規制庁が示した。外部有識者から大きな異論はなかった。
 具体的な深さは今後検討するとした。また濃度基準については、10万年後に土地の隆起や浸食で仮に廃棄物が地表付近に出てきた場合でも、周辺住民が受ける被ばく線量が年間20ミリシーベルト以下となることを求める案も示した。これを超える濃度の廃棄物は別の処分法を検討する。
   (6月10日東京新聞より抜粋)
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