NUCLEAIRE
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┗■3.不都合な真実 7月22日第111回首相官邸前抗議
| 国会前では、インド反原発運動家、いわき市の自営業の方・・・
| 目覚めた市民、草の根の方が声を上げ続ける
└──── 渡辺善恵(たんぽぽ舎 ボランティア )
炎熱の暑い一日であった。国会前では、インド反原発運動家、インドゥルカー氏が声を上げる。五十年前、熱狂を持って迎えられたタラプール原発は、約束された夢とは裏腹に人々に貧困と病苦をもたらし住民の怒りが暗闇に燃え上がる。これは世界がたどり着く未来を暗示していると。
また、いわき市の自営業の方は、原発震災でわかった事として、国は、日本政府は国民に正確な情報を与えず、守らない事、自分の会社の社員一人一人、自分の車で訪ね、対策を取るしかなかったと。
デタラメな規制基準、中心人物田中俊一、「私は、科学的知見のみで、事故が起きない、安全であるとは申し上げない」と言い、それに乗っかる安倍首相は、規制委員会が安全と認めたら再稼働すると言い、再稼働の判断は、電力会社と地元自治体が決める事と言う。
地元自治体は避難計画を立てられず、国は丸投げを決め込む、およそ起こって欲しく無い事は起こらないと、この国のリーダーとトップは、集団的無責任体制を築いている。
東日本の復興もままならない現状に、オリンピック需要が重なり建設業界は人手不足に落ち入り悲鳴を上げる。
しかし目覚めた市民、草の根の方が声を上げ続ければ、民衆は一人一人と立ち上がり、大河となって脱原発社会は開けると確信する。
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┗■4.新聞より4つ
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◆ 川内再稼働「反対」59% 本社世論調査 内閣支持率最低42%
女性の不支持37% 支持の35%超す (7月29日朝日新聞見出し)
◆ 福島第1原発:汚染水タンクに中古品 20-30基 東電は未公表
メーカー保証なし
東京電力福島第1原発で2013年8月に高濃度の放射性物質を含んだ汚染水が組み立て式タンクから漏れた問題で、同型タンクの中に別の建設現場などで使われた中古品が少なくとも約20基あり、今も使用され続けていることが分かった。東電はこれまで中古品の存在を公表しておらず、毎日新聞の取材に認めたものの、漏えいしたタンクが中古品か否かは「回答を差し控える」としている。
また、東電はこれまで同型タンクの耐用年数を5年と説明していたが、取材に対し「中古品でも耐用年数が落ちるとは考えていない」と回答した。だが、タンクを納品したメーカーの関係者は「会社として5年という保証をしているわけではないし、そもそも全く水漏れなしに貯蔵し続けるために造られたものではない」と話し、専門家も耐用年数を疑問視している。
(中略)
東電によると、福島第1原発には今年4月22日現在でフランジ型332基、溶接型552基が設置され、汚染水の放射性物質の濃度は最大1リットル当たり4億1000万ベクレル。漏えい対策として、使用中のフランジ型を溶接型に切り替える作業を9月ごろから始めるとしている。
(7月23日毎日新聞より抜粋)
◆ 汚染水タンク:急場の中古品そのまま 東電、国会で触れず
体質そのものだ
東京電力福島第1原発に設置された組み立て式の汚染水タンクに中古品が使われていたことが明らかになった。タンクからの汚染水漏えい問題を審議した昨年9月の衆院経済産業委員会で、東電の広瀬直己社長は「組み立て式は接合部から漏れる可能性はあるものの施工が速いので(メーカーに発注して)造った」と強調。だが、新規製造の前にまず中古品を導入したことについては一切言及していなかった。
(中略)
広瀬社長は今月、中古品を認識していたか否かを尋ねる毎日新聞の取材に対し、「随分古い話ですよね。にわかには記憶はない」と答えた。
体質そのものだ
東電は昨年夏、敷地内で移設した3基のタンクのうち1基から漏れたことについて、記者会見では「他に再利用はない」と断言し、中古品には一切触れなかった。今回の取材で「『再利用はない』の意味は、移設したものは3基しかないという趣旨」と釈明した。
これに対し、福島原発事故の政府事故調委員だった吉岡斉・九州大大学院教授(科学史)は「使い回しが問題になった時に中古品についても発表して対策を取るべきだった。最小限のことしか答えず、その場しのぎの行動しかできないのは東電の体質そのもの。全て応急策で問題に対応しているから汚染水対策も後手後手に回っている」と批判した。
(7月23日毎日新聞より抜粋)
◆ 福島第1:3号機、線量減進まず 核燃料取り出しに影響
東京電力は福島第1原発3号機建屋の放射線量を除染などで下げる作業に苦戦している。思うように効果が上がっておらず、2015年度前半に予定している核燃料プールからの使用済み核燃料の取り出しが遅れる可能性もある。 (中略)
東電は当初、線量を除染前の100分の1以下に下げる目標を設定。特に人が作業する予定の区域は、遮蔽材の効果と合わせ、毎時1ミリシーベルト以下を目指した。
しかし原子炉の南西側を今年5月に調査した結果、床の損傷が少なく、除染が比較的しやすいにもかかわらず、線量が除染前の3分の1程度にしか下がっていなかった。