NUCLEAIRE
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2199】
2014年6月14日(土)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.「金曜デモ」の全国への広がりは30都道府県36グループ
「川内原発再稼働反対鹿児島行動」(6月13日)が大きく報道(東京新聞)
みんなの作った横断幕もしっかり写真に! 坂東喜久恵(たんぽぽ舎)
★2.本の紹介 ルポ『原発はやめられる―ドイツと日本』
(小坂洋右 著/寿郎社)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆9/20(土)自民党にも脱原発派!河野太郎氏と秋本真利氏大いに語る
会場:千葉市文化センター5階セミナー室
★4.新聞より3つ
◆福島第一の1週間 2号機水位 わずか30センチ
(6月14日東京新聞より)
◆30の都道府県で36グループ活動 (6月14日東京新聞より)
◆金曜日の声 官邸前 (6月14日東京新聞より抜粋)
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┗■1.「金曜デモ」の全国への広がりは30都道府県36グループ
| 「川内原発再稼働反対鹿児島行動」(6月13日)が大きく報道(東京新聞)
| みんなの作った横断幕もしっかり写真に!
└──── 坂東喜久恵(たんぽぽ舎)
6月13日(金)、鹿児島県庁前での県議会初日に合わせた川内原発再稼働反対現地行動の記事が、東京新聞29面に大きく報道されている。
「川内原発動かすな!東日本決起集会実行委員会(事務局:経産省前テントひろば、再稼働阻止全国ネットワーク、たんぽぽ舎)が呼びかけ首都圏からも120名以上の人たちが駆けつけた。
東京新聞の写真には、たんぽぽ舎に集まってみんなで力を合わせて作った横断幕が、きれいにしっかり写っており、「川内原発再稼働反対」を訴えている。(鹿児島県庁前の行動参加者は最終的に1000人を超えました。)
この13日をはさみ、現地でしっかり応援行動を頑張っています。
詳細の報告は後日。
◆川内再稼働反対 鹿児島に700人 金曜デモ全国連携
東京から約千キロ離れた鹿児島県でも、首相官邸前と同じように原発再稼働に反対する「金曜デモ」が続いている。お膝元の九州電力川内原発(薩摩川内市)は最も早く再稼働が認められる可能性がある。いつもは十数人のこぢんまりした集まりだが、13日は全国に呼び掛けたところ、東京や大阪、福島などから700人(主催者発表)が集まった。官邸前で100回を超えた「金曜日の声」は、全国に広がり横のつながりも生まれている。
「再稼働やめろ」「川内原発動かすな」。午前9時、鹿児島県庁前に色とりどりののぼりやプラカードが掲げられた。「川内原発は火山の噴火、活断層などで危険」「県の避難計画は不十分」。マイクを握った人々が口々に訴える。いつもの金曜デモは夕方だが、この日は県議会初日に合わせ、朝から始まった。
101回目を迎えたデモ。普段のデモの中心となっている「かごしま反原発連合有志」代表の岩井哲さん(67)は「官邸前に倣って始めた。毎週金曜日にデモをすると全国と歩調がそろうし、続けることで運動にリズム感が出る」と話す。 (中略)
川内原発がある薩摩川内市から駆けつけた鳥原良子さん(65)も五、六人の仲間と地元で金曜デモをしている。「しがらみで声を上げられない市民が多い。私たちが街頭に立っていれば、声を掛けるなどして、反対の意思表示ができる」
この日はルポライターの鎌田慧さんの姿も。参加者らは県庁前で声を上げた後、近くにある九州電力の支店へ行進。市内の繁華街でも再稼働反対を訴えた。
東京の経済産業省前にある脱原発テントの中心メンバー、淵上太郎さん(71)も参加した。「金曜デモに行けば、いつでも誰でも原発反対の意思を示せる。官邸前も人は減ったが、今でも初参加の人を見かける。続けていくことが大切だ」 (6月14日東京新聞より抜粋)
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┗■2.本の紹介 ルポ『原発はやめられる―ドイツと日本』
| (小坂洋右 著/寿郎社)
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☆ルポ『原発はやめられる―ドイツと日本』
(小坂洋右 著/寿郎社 本体価格1,700円)
読み応えのある本です。帯書きの文と目次(序章~第10章)を紹介します。
【帯書きの文】
この地震国で原発に対する100パーセントの安全対策は不可能だ。地震・津波以外にも想定されうる数多くのリスクがある。それでも原発を持ち続けるのか―福島第一原発事故後、その議論はされてもしかるべきだった。いや、今でも日本で議論されなくてはならない最重要課題は「地震国の日本で、これからも原発を使い続けるかどうか」という命題であるはずだ。ドイツに倣えば、「人類は社会的、倫理的、生態学的に原発を許容できるのか」という問いにもなろう。だが、そうした根源的な問題を日本政府は議論してこなかった。原発事故から2年経っても本質的な問題を避けたまま、今日に至っている。では同じく原発事故を起こした27年前の旧ソ連はどうだったのか(本文第10章より)
序 章 1992年、ベラルーシで
第1章 倫理委員会で決めたドイツの脱原発
第2章 社会学者を訪ねてドイツへ
第3章 科学文明のリスク―チェルノブイリの教訓
第4章 福島第一原発事故という人災事故
第5章 モラルが崩壊する時
第6章 未来のつけ
第7章 ドイツエネルギー転換の現場
第8章 熱い住民運動、中立の専門家
第9章 福島―コミュニティの分断と生命圏の痛み
第10章 日本の進むべき道
終 章 前福島県知事・佐藤栄佐久さんとの対話
※寿郎社は北海道の出版社です。「スペースたんぽぽ」でも取り扱っております。「スペースたんぽぽ」で講座受講の際などに展示本をご覧ください。
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆ 自民党にも脱原発派!河野太郎氏と秋本真利氏大いに語る
日 時:9月20日(土)18:30から21:00
場 所:千葉市文化センター5階 セミナー室
内 容:自民党エネルギー政策議員連盟で脱原発を掲げて活躍されている、河野太郎氏と秋本真利氏に大いに語ってもらい、その後質疑・意見交換を行ないます。
主 催:「9・20講演会実行委員会」
連絡先:290-0005 千葉県市原市山木590-2 TEL:090-2553-2587
入場無料 会場の都合で、先着140名までとなります。
万障お繰り合わせの上多くの方の参加を心よりお願い申し上げます。
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┗■4.新聞より3つ
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◆ 福島第一の1週間 2号機水位 わずか30センチ
東京電力福島第一原発では7から13日、2号機の格納容器に温度計や水位計を入れ、底にたまっている冷却水の水位を実測したところ、わずか30センチと判明した。溶けた核燃料の多くは水に漬かっておらず、空冷に近い状態とみられるが、東電は水温や空気温などから十分に冷えているとみている。
建屋に流れ込む前の地下水をくみ上げて海に放出する「地下水バイパス」では、基準超えの放射性トリチウムを検出した井戸からのくみ上げを再開。ほかの井戸の水と混ぜて濃度を薄めるという。
原発から1キロほど南側で9日に採取した海水では、セシウム濃度が1リットル当たり6・7ベクレルと水としては高い値を計測。東電は、近くに河口があり、汚れた砂やちりが海に流れ込んだとみている。
(【福島第一原発の現状】4炉の図は-省略)(6月14日東京新聞より抜粋)
◆30の都道府県で36グループ活動
2012年3月、東京・永田町の首相官邸前で始まった「金曜デモ」は全国に広がり、多くは現在も続いている。
官邸前デモを呼び掛けている「首都圏反原発連合」のホームページ(HP)に登録しているのは、北海道から鹿児島県まで30都道府県の36グループ。原発が立地する13道県では半数超の7道県でデモが行われている。
登録せず活動しているグループもあり、実際にはより多くの地域で行われているようだ。
官邸前、鹿児島とともに名古屋も百回を超えた。関西電力東海支社(名古屋市東区)前に、最も多い時には千人近くが集まり、今も百人前後が参加する。市民グループ「ナゴヤaction!原発ゼロ」の藤原葉月さんは「いま集まっている人たちは長期戦を覚悟している。仮に川内原発が再稼働しても、原発反対の声は上げ続けたい」と話す。 (6月14日東京新聞より)
◆金曜日の声 官邸前
○神奈川県大和市の会社員 出崎知一さん(40)父母の実家が山口県の上関原発計画地と石川県の志賀原発のそば。原発に悪い印象はなかったが、「3・11」の後は「日本の未来に少しでも貢献できれば」との思いでデモに参加している。