NUCLEAIRE
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2185】
2014年5月31日(土)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.規制委員会は、再稼働第1・安全第2! 新規制基準が世界一とは言っていない
-川内原発再稼働阻止・院内交渉集会があぶり出した事実-
木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.原子力規制庁 原発事故、過小評価のズサンな避難対策
国のズサンで場当たり的な原発事故・避難対策がまたもや明るみに出た。
現状では住民の避難対策に万全を期せない、と滋賀県の嘉田由紀子知事 国に改善を要望
(5月30日 田中龍作ジャーナルより)
★3.5月30日第104回首相官邸前抗議
暑い暑い、梅雨の前の真夏日、何故か決意表明 「ひとり、ひとりが大切なんだ」
金子やよい (たんぽぽ舎 金曜行動ボランティア)
★4.新聞より2つ
◆規制委人事 撤回要求 原発ゼロの会「田中氏は欠格」 (5月31日 東京新聞より)
◆政権は市民の声聞け (金曜日の声 5/30官邸前) (5月31日 東京新聞より抜粋)
★5.経産省前テントよりお知らせ
テントからのお知らせ (日程)
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※6/1【東電行動】にご参加を! 第9回東電本店合同抗議 東電解体!汚染水止めろ!
柏崎刈羽原発再稼働するな! 原発再稼働は日本を滅ぼす
日 時:6月1日(日)13時より13時45分 (45分間)
場 所:東電本店前(JR・地下鉄新橋駅徒歩5分)
よびかけ:経産省前テントひろば・たんぽぽ舎
賛同団体:東電株主代表訴訟ほか約88団体(5/30現在)
☆13時45分終了後は「6/1官邸・国会前★大抗議」に参加します
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※6/1【抗議行動】にご参加を! 川内原発再稼働やめろ!0601官邸・国会前★大抗議
日時:6月1日(日)14時より17時
場所:首相官邸前、国会正門前
主催:首都圏反原発連合
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┗■1.規制委員会は、再稼働第1・安全第2!
| 新規制基準が世界一とは言っていない
| -川内原発再稼働阻止・院内交渉集会があぶり出した事実-
└──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
○5月29日(木)の午後、再稼働阻止全国ネットワークが参議院議員会館内で原子力規制庁と院内交渉し、新規制基準・地震・火山・地質・避難について論じた。イチエフの汚染水対策や廃炉化に目をつぶって、優先審査する川内原発ばかりか12サイト18基の原発の再稼働審査に猛進する規制委・規制庁に一石を投じた。 今回は、反原発かごしまネットの向原祥隆さん、広瀬隆さん(作家)、山崎久隆さん(たんぽぽ舎)、後藤政志さん(元原発技術者)にも参加していただいた。規制庁側の出席は6人。
○最初に、福井地裁の判決について見解を一人一人に尋ねたが、各担当は「コメントを差し控える」ばかり。
地震リスクについて:地震による配管破断について岩波科学などの指摘は見ている、規制委のイチエフ事故分析検討会で論点整理して報告書を作成作業中。こちらから断層長さからマグニチュードを推定する回帰式の不適切を指摘、より保守的にと言いながら実は安全側に立たない姿勢を糾弾した。基準地震動については九電からの資料待ち、と620ガルで受け入れたことを隠す。まだ審査中というのでより厳しく審査するべきことを訴えた。
○火山リスクについて:火山噴火予知の難しさを指摘する専門家論文を確認して多くの指摘を認めながらも、モニタリングの専門家会議を待たずに審査書を出すことには曖昧な返事。
新規制基準について:「安全」から「規制」基準に名前を変えたのは、合格すると安全と誤解されるから、新規制基準が世界一とは言っていない。20年も前からコアキャッチャー議論があったの指摘には、それを義務付けなかったのは新規制基準が性能要求だからと逃げる。
防災・避難について:前日の規制委定例会議で確認された「緊急時の被ばく線量及び防護措置の効果の試算について」のUPZ圏の屋内退避を合理化する説明に対して、家屋の遮蔽効果を過大評価している、川内では木造が大半、作為的なグラフ、イチエフで検証したか、と追及。指針作成だけで逃げるのでなく、避難を確認するまで合格出すなと訴えた。他の多くの指摘への回答については時間切れで追及できず。
以上、予定を越えた2時間の交渉で、再稼働が第1・安全は2の次、3の次、住民の避難は自分たちの仕事ではない、の規制委・規制庁の姿勢があぶり出された。
○なお、今回は定員50人の会議室に70名以上の参加があり、会場内で床に座る方が出たり資料不足が出たばかりか院内へ入場できなかった方々も発生し、ご迷惑をおかけしました。お詫びします。
詳細は、IWJのアーカイブや再稼働阻止ネットワークの報告をご覧願います。
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┗■2.原子力規制庁 原発事故、過小評価のズサンな避難対策
| 国のズサンで場当たり的な原発事故・避難対策がまたもや明るみに出た。
| 現状では住民の避難対策に万全を期せない、と滋賀県の嘉田由紀子知事 国に改善を要望
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※事務局より: 5月30日 田中龍作ジャーナルより臨場感溢れたレポートです。ご紹介します。
○滋賀県の嘉田由紀子知事がきょう(5/30)、原子力規制庁を訪れ、池田克彦長官と面談した。滋賀県は原発銀座の福井県に隣接し、原発から最も近い自治体は13キロしか離れていない。立地自治体ではないが、原発から30キロ圏内に6万人が住む。
嘉田氏は、現状では住民の避難対策に万全を期せないとして、池田長官を通して国に改善を要望した(以下「 」は嘉田知事の発言―
「(シビアアクシデントが発生した場合)自家用車で避難したらどうにもならない」。マイカーで道路が渋滞することは福島の事故を見れば改めて言うまでもない。数々の研究機関も道路渋滞を指摘している。
「果たしてバスがチャーターできるのか? バスは500台しかない。バスの運転手に放射能汚染地域に行ってもらえるのか? 知事にはその権限はない」「防災体制、避難体制は作った。国は自治体の要望を聞いて頂きたい」。
《池田長官は身振り手振りまじえて答えていたが、言い逃れにもならないほどお粗末な話だった。》(写真説明)
○原子力規制委員会の審査はプラント中心であるため、住民の避難対策は おざなりにされてきた。全電源を喪失してメルトダウンが始まるまでわずか7~9時間しかない。この間に30キロ圏内の住民を脱出避難させることが不可能なことは自治体の実験などで実証されている。
それを認めざるを得なくなった国は場当たりの避難対策を考え出したようだ。池田長官は次のように“ 模範答弁 ”した―
「セシウム137が100テラベクレル放出した時のシミュレーションをしている。100万年に1回(起きる)と考えている。原発から5キロ以内は予防的避難。それを超える所は屋内避難。30キロ以内だからと言って一斉に避難するのは危険性が高い」。
○嘉田知事は目を丸くしながら問い返した。「福島の事故は2万テラベクレル放出したんですよ。100テラベクレルということは、今のプラントではそれ以上出ないということですか?」
東京新聞によれば、福島大学環境放射能研究所の青山道夫教授は(福島原発事故によるセシウム137の放出量について)1万500~2万500テラベクレル(テラは1兆)が妥当とする研究結果をまとめ、ウィーンの国際学会で発表した。ノルウェーの研究機関は3万5,800テラベクレルとも見ている。
100テラベクレルとは、事業者側に立った詐欺まがいの見積もりである。いや、詐欺師でもここまでウソはつかないだろう。
池田長官は言い訳がましく答えた。「どんどん規模を大きくしていくよりも、ある程度の目安を立てて、そこで避難計画を作る方がいろんな意味で現実的ではないか」。
これこそ原発事故の過小評価である。かつての原発安全神話から卒業できていないのだ。池田長官の答弁は国の姿勢を端的に示したものだが、詭弁も甚だしい。この国の行政は住民の安全など二の次、三の次であることがよく分かる。
「防災対策は最悪の場合に備えるのが大原則です」。嘉田知事の言葉を黙って聞く池田長官の後ろ姿に元警視総監の誇りはなかった。
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┗■3.5月30日第104回首相官邸前抗議
| 暑い暑い、梅雨の前の真夏日、何故か決意表明 「ひとり、ひとりが大切なんだ」
└──── 金子やよい (たんぽぽ舎 金曜行動ボランティア)
夏の暑さですね、バスも電車も冷房だけど、ここまで冷やさなくても~と思える寒さの所も。でもこの冷房の電気、1ワットも核発電で作られて無いんだよねって、改めて「電気、ゼンゼン足りてるじゃん」って思うね。あの節電キャンペーン、何処行っちゃたんでしょうね。さすがに、同じ手には騙されないと思ったか、忘れるのを待っているのか、ま、これからのお手並み拝見、拝見。
さて、6時、金曜官邸前抗議が始まります、今日は、6/1の抗議行動に備えて、国会前は無し、官邸前、希望のエリア、ウラ官邸はいつも通り、お知らせ兼ねて、国会前でビラを配っていると、石垣に腰掛けていた人が「今日、国会前無いんですか」と話しかけてきた、友達と待ち合わせてると言っていた。他にもチラホラ知らない人が。ネットとかやらない人はなかなか情報が取れないみたい、「官邸前ってどう行くんですか」って聞く人も。初めて金曜官邸前抗議に来た模様、来てみたらやって無かったは、ガッカリ(T_T)だよね。出来るだけ丁寧に道順を説明、国会前にまた来てくれるといいなぁ。と思いつつ後ろ姿をお見送り。国会前なくても、財務省上交差点から国会前までは、キャンドルや清志郎やブブゼラがある、それぞれ自分のスタイルを貫いてる人達、頼もしいね。京大の小出さんも言ってた「ひとり、ひとりが大切なんだ」って、私も自分のペースでこの活動続けていきまぁすp(^_^)q