NUCLEAIRE
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┗■4.新聞・雑誌より3つ
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◆寂聴×吉永小百合 「原発と人は共存できません!」
東北再生の祈り、戦争への危惧、安倍政権への怒り…
吉永:先生、大震災から3年たちますが、被災地の皆さんは、いまもご苦労をされながら懸命に生活しています。その方たちに、言葉をかけるとすれば、どのように言って差し上げるのがよいでしょうか?
寂聴:そうですね、私は「どん底だから、もう自分は終わりだ、なんて思わないでください。どん底より下はありません。どん底に落ちたら、あとは上がるしかないと思ってください」と、言っています。そうすると、「ああ、なるほどな」って、被災者の皆さんも、ほっとした顔をなさいます。(中略)
寂聴:人間というのは、忘れる能力があるから生きていかれるんですよ。いつまでも悲しいことを覚えていては生きていけません。忘れるということは、神様や仏様がくださった、ありがたいお恵みなの。でも、人間はお馬鹿ちゃんですから、決して忘れてはいけないことまで忘れてしまうんです。いまの日本で起こっているいろいろな問題はすべて、忘れてはいけないことを忘れてしまったために起こっているのです。(中略)
吉永:被災された人たちもそうですけれど、被災者を支える私たちも忘れかかっているんですよね。6年後に東京五輪を開催するということで、みんながウキウキする。その気持ちもわかります。けれど、大震災から3年たった今から、私たち一人一人ができることを、また始めなくてはいけない、という思いがするんです。(中略)
吉永:先ほどもお話ししたように、私も今は原爆の詩と福島原発事故後の詩を、一緒に読んでいます。それで若い人たちが原発事故と69年前の広島・長崎の原爆の悲劇を重ね合わせて感じてくれれば、という希望を持っているのですが……。
寂聴:小百合さんも朗読を続けてください。私のように戦争を知っている人間は、もう一握りになりました。その悲惨さを伝えるために私は生かされているように思います。私も定命が尽きるまで伝え続けます。
(週刊「女性自身」3月25日号より抜粋)
◆ エネ計画閣議決定、来月以降に
自民、公明両党は18日、政府のエネルギー基本計画を巡るワーキングチーム(WT)の会合で、再生可能エネルギーの数値目標を盛り込むかどうかを議論したが、賛否が分かれ結論を先送りした。次回の24日は公明党が廃止を公約している高速増殖炉もんじゅの扱いを検討するが、WT幹部は「次回で全体を決着させるのは困難だ」と名言。基本計画の閣議決定は4月以降にずれ込む見通しとなった。
(3月19日毎日新聞より)
◆M7超の地震今後も警戒を 政府の調査委員長
政府の地震調査委員会は11日、東日本大震災から3年間で余震発生数は徐々に減っているが、大震災前より活発な状況は続いており、今後も大規模な地震が起きる可能性があるとの見通しを発表した。本蔵義守委員長は「防災の観点から、当面マグニチュード(M)7以上の地震を警戒すべきだ」とした。
(3月12日 福井新聞より)
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┗■5.たんぽぽ舎新刊パンフNo93の紹介
| 「福島原発事故3年・科学技術は大失敗だった」
| 元理化学研究所研究員、元名城大学経済学部教授 槌田敦
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目次の紹介
第1章 福島原発・冷却材喪失事故の詳細
1-1 非常事態との認識なくECCSを何度も止めた1号機
1-2 風向き考えずベントして福島県民を被曝させた2号機
1-3 データ空白の15時間、事故最終段階だった3号機
第2章 福島原発・臨界爆発事故の詳細
2-1 使用済み燃料プールが臨界となり、水蒸気爆発した3号機
2-2 ふたの開いた原子炉が核暴走し、熱水をあげた4号機
第3章 科学者・技術者の責任を問う
3-1 基本データの計測不能が大事故にした
3-2 使い物にならなかったECCS
3-3 失敗を教訓としない規制委員会
B5判 32頁 頒価400円
※ご注文の方法 郵便振り込みによる先払いをお願いしております。
口座番号 00180-1-403856 加入者名 たんぽぽ舎
通信欄に「パンフのタイトルと冊数、代金と送料」をご明記の上、ご氏名・住所・電話番号をご記入下さい。郵便振込手数料はご負担願います。
※パンフNo93「福島原発事故3年・科学技術は大失敗だった」は、1冊のパンフ代金400円、送料は5冊まで100円となります。5冊以上の送料については、お問い合わせ下さい。