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たんぽぽ舎です。【TMM:No2119

2014年3月18日()地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

━━━━━━━

★1.3・16さよなら原発鹿児島パレード参加報告

   パレード途中、車から声援を送ってくれる人など、鹿児島にも

   たくさんの反原発を思う人がいる

               上村信一(経産省前テントひろば)

★2.3月16()午後9時「NHKスペシャル メルトダウン最新報告

   放射能“大量放出”事故最大の謎の真相は

   あの日の原発全映像化」を見て  冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

  ◆3/20「さよなら原発 東電・東葛支社前アクション」

     12時過ぎに「南柏」駅東口からビラまきに出発

★4.新聞より

   ◆福島の痛み 思い起こせ 都内で脱原発集会

                    (3月16日東京新聞より)

━━━━━━━

3/19原発立地自治体住民連合による

 日本政府あて「公開質問状」の提出行動(3/24)に向けて講演と討論

 

日 時:3月19()19時より21

お 話:広瀬 隆さん・山崎久隆さん

会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F

参加費:800円 資料を用意

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┏┓

┗■1.3・16さよなら原発鹿児島パレード参加報告

 |  パレード途中、車から声援を送ってくれる人など、鹿児島にも

 |  たくさんの反原発を思う人がいる

 └──── 上村信一(経産省前テントひろば)

 

○ 会場である鹿児島中央公園にAM950分に到着、太陽の広場(震災支援チャリティーマーケット、NO NUKESステージ)は10時からということではあったが既に始まっていた。公園のある天文館の街を「脱原発集会に来てください」と街宣車が走り回り、県警機動隊の警備車両や数人の警察官等、脱原発集会の見慣れた光景である。

 会場には、伊方反原発運動の井出さんや、地元川内の松元さん、東京から柳田さんと10人程のたんぽぽ舎のメンバー等顔馴染みとでも言うべき面々と挨拶、遠く鹿児島の地で再会することは、一際(ひときわ)嬉しいものである。

 ステージでは、脱原発のシンガーやバンドが脱原発の思いを表現する素敵な演奏が行われていた。

 地元鹿児島県内金曜行動の人達や隣の宮崎熊本から来られた方々と交流しながら、ステージを楽しんでいると、10時になって自然農有機栽培野菜の無料配布のアナウンス、思わず手をのばしたくなった、が、見栄を張って、隣の一品100円という甘夏とヨモギ饅頭を買っちゃいました。

 昼の12時になる頃には再稼働阻止全国ネットのメンバーが次々に到着、富山、泊、玄海、個々には存知あげないが、見覚えのある顔が散見された。

 さよなら原発集会の始まる13時には、テントからの参加メンバーである渕上、正清と私(上村)の3名と宮崎転勤中の内田さんも加わって闘志旺盛な面々が顔を揃えた。

○ 集会では、「鹿児島反原発連合有志」岩井哲代表の現鹿児島県伊藤知事と薩摩川内市長岩切の原発マネーの呼び込み(即ち原発再稼働推進容認)が川内原発の再稼働候補一番手になった原因ではないかという訴えがあった。

 また、伊藤知事は、今任期後は、鹿児島に住まないで東京に住むと言っている。鹿児島に今後住まない人が再稼働を推進する無責任さを追及、自分達のように生涯何代にも亘って鹿児島に居続ける人達にとっては遣りきれない思いだという訴えに、何とも言い難い不条理さを感じざるを得なかった。

 主催者から参加者6000名の発表後、各地の原発再稼働と反原発運動の状況、福島の木幡さんの福島原発事故からの悲惨な状況と国・東電の無責任対応等の話がされた。

 最後にストップ再稼働!さよなら原発!3.16鹿児島アピールを高校生が読み上げて、集会を終えた。

○ パレードは2Kmと4Kmの2コースに分かれて行われ、再稼働阻止全国ネットとテント、たんぽぽのメンバーは一緒に元気にアピールした。

 パレード途中、車から声援を送ってくれる人など、鹿児島にもたくさんの反原発を思う人がいる、そのほかにも声を上げられない多くの人がいる。

 原発のない安心な日本に住みたい。この当たり前の目標に向かって、今日の集会が鹿児島の人々や各地の原発立地の人々に訴えることが出来たことを収穫として帰路についた。

 

 

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┗■2.3月16()午後9時「NHKスペシャル メルトダウン最新報告

 |  放射能“大量放出”事故最大の謎の真相は

 |  あの日の原発全映像化」を見て

 └──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

 

○ この事故で放射能を最大に放出した2号機のドライべントのことを言ってない?!

 番組の趣旨はこれまで考えられていたよりも大量の高濃度放射能が出ていた、ということです。いくつか新発見の事実を報告しています。

 

一、2号機格納容器が破壊されていた!

 メルトダウンしたデブリが格納容器の壁の近くまで押し寄せ、600Cまで温度が上昇したと考えられます。壁の物質は熱膨張し、継ぎ目に想定以上の力が加わり、破壊されたと考えられます。2011年3月14日、2号機はベントの弁の不具合でベントができず、格納容器の圧力が上昇した。建屋の放射線量が数十ミリシーベルトに上昇し、建屋に水蒸気が充満した。この番組でいうベントはウェットベントのことです。圧力容器から水蒸気をサプレッションチェンバーに送って水をくぐらせて濾過したのちに排気する仕組みです。格納容器がまだ健全なのに、建屋に高放射能の水蒸気が充満したのは、RCIC(非常用冷却装置)をつなぐパイプのパッキンに隙間が空いたからだとわかりました。四重のパッキンの間の蒸気を吸い取るには電気が必要だったのです。

 

二、3月12日1号機が爆発しますが、実はそれ以前に大量の放射能が1号機から放出さていたことが、最近わかりました。事故から2年以上たってから、双葉町上羽鳥のモニタリングポストの放射線量記録が読めるようになり、爆発(1440分)前の1401分に4.6mSv/hが記録されていました。これは1号機のウェットベントのためです。ベントのフィルター(水)は放射線量を千分の一に減らすはずですが、サプチャンの水が実は水でなく熱湯で、表面が蒸気化しており、フィルター効果が半減していた可能性があるということです。フィルター付きベントがついていても、実際機能するかどうか疑わしいのです。

 

三、しかし番組ではこの事故で一番放射能を放出した2号機のベントがどうなったか報告していません。3月1510時に2号機から白い蒸気がでているのが外から見えたと言っています。高濃度の放射能が出ていたわけですが、これで福島県中通のみならず、関東を広く汚染した2号機の放射能大量放出の説明にはなりません。東電テレビ会議49時間の記録で明らかになったのは、ウェットベントができなくなって、やみくもにドライベントをして想定の1000倍の放射能を人為的に放出したことです。これを言わないでは、放射能“大量放出”の謎は依然謎です。

 

 

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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

 └──── 

 

 ◆3/20「さよなら原発 東電・東葛支社前アクション」

 

 私たち「原発止めよう!東葛の会」の「さよなら原発 東電・東葛支社前アクション」は予定通り今度の木曜日の3月20日に行います。

 今回は、午後2時30分からのアクションは予定通りです。

 これまで、12時から南柏東口駅前で30分ほどのビラまきと街宣をやりましたが、今回は、12時過ぎに「南柏」駅東口からすぐにミニデモ行進のような形でビラまきに出発します。東電・東葛支社のある新柏まで歩きます。昨年11月に南柏からデモ行進しましたが、同じコースです。

距離は、ほぼ2.5キロ、約40分くらいの予定です。

 

スケジュールを整理します。

 12時「南柏」東口バス停などのあるところに集合。準備が整い次第、ちらしまきスタート。

 午後1時過ぎ、「新柏」到着、昼食。

 午後2時頃、東葛支社前のデコレーション。

   2時30分からアピールなど。3時30分終了。

 連絡先:日下部信雄 kusakabe-nobuo@nifty.com

 

 

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┗■4.新聞より

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 ◆福島の痛み 思い起こせ 都内で脱原発集会

 

 東日本大震災から三年を経過後、東京都内で初の大規模な脱原発集会が十五日、東京・日比谷野外音楽堂で開かれ、約五千五百人(主催者発表)が参加した。作家の大江健三郎さんが原発への反対姿勢をあらためて明確にしたほか、集会後は参加者が東京電力本店(千代田区)付近をデモ行進し、原発再稼働に向けた動きに「ノー」を突きつけた。

 集会は「『さようなら原発』一千万署名 市民の会」が主催。大江さんは、再稼働に向けて川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の審査を進める意向の原子力規制委員会を批判。その上で、脱原発を「自分の責任を取る願い」と位置付け、「今現在その運動を続け、あきらめない形で残りの人生を全うしたい」とし、脱原発を貫く姿勢を示した。宇宙飛行士の秋山豊寛さんも「川内原発を再稼働させてはいけない」と訴えた。

 福島県の市民団体「ハイロアクション福島」の武藤類子さんも「3・11は決して記念日ではなく、今も続いている。『忘れたい』と『忘れるものか』のせめぎ合いの中で、(県民が)理不尽な被害に遭った被害者だと思い起こさなければならない」と語りかけた。

 集会後、参加者は東電本店や銀座周辺をデモ行進。埼玉県新座市の西山英夫さん(70)は「四歳と一歳の孫のため、将来を安心安全な社会にしたいとの思いで参加した」。千葉市の渡辺寿子さん(71)も「これで原発をなくせなければ福島の事故は何だったのか。教訓を生かしたことにならない」とし、原発再稼働の動きにくぎを刺した。(3月16日東京新聞より)
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