NUCLEAIRE
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2081】
2014年2月3日(月)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.舛添要一について 3つの罪 その三 「日本も核兵器(原爆)を持つべきだ主張の罪」 広瀬 隆
★2.「伊方の家」通信 No.5 その2(1月21日から28日) 14.01.29
愛媛新聞は連日、東京都知事選を大きく取り扱っている。
もちろんその関心の焦点は原発問題である。 (Y・T)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆ 「伊方原発をとめる会」 原子力規制委員会への要請と院内集会(2/6)
★4.新聞より2つ
◆ 銀座舌戦 都知事選ラストサンデー (2月3日 東京新聞より抜粋)
◆都知事の権限 大統領並み
予算13兆円、スウェーデンに匹敵 (2月3日 朝日新聞見出し)
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※お詫びと訂正
1月31日発信の【TMM:No2080】★1.舛添要一について 3つの罪 その一「厚生労働大臣としての罪」の文の中に間違いがありました。 訂正をお願いします。
正:安倍のピンチヒッター、福田康夫内閣の
誤:安倍のピンチヒッター、福田赳夫内閣の
(注)福田赳夫元総理は福田康夫元総理の御父君です。
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※2/5(水)東電本店抗議にご参加を!
柏崎刈羽再稼働するな!汚染水止めろ!東電は「福島」に責任をとれ
日 時:2月5日(水) 18:30から20:00
場 所:東京電力本店前
主 催:経産省前テントひろば たんぽぽ舎 賛同41団体
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┗■1.舛添要一について 3つの罪 その三 「日本も核兵器(原爆)を持つべきだ主張の罪」
└──── 広瀬 隆
◆舛添要一が原発の広告塔であることは、報道界に周知のことだが、今回の東京都知事選の記者会見で舛添が「私も脱原発です」と言った時、そのあとが重要である。「でも、すぐにはできませんよ」と舛添が付け加えたではないか。子供が聞いても分るが、「すぐに原発ゼロにできない」ということは、「すぐに原発を再稼働します」ということだ。先日の細川護熙支持者の記者会見で、私が報道陣に、このように重大な彼の脱原発発言の嘘を追及して、彼が原発推進論であることの言質を取ってほしいと求めた。すると、その後の舛添記者会見でテレビ局の人が「原発ゼロはすぐにはできない、とはどういう意味か」と説明を求めてくれた。すると舛添は、「それは政府が決めることです」と言って逃げてしまった。自分の意見を他人に転嫁する、実に姑息な人間だ。ところがそのあと、「原発をゼロにするには、30年か40年ぐらいかかるでしょう」とポロリと本心を暴露してしまった。つまり舛添は、30年か40年も原発を動かすつもりなのである。
彼が、これほど原発に固執する理由は、第一は電力会社がくれる広告塔としての醜い金ほしさであろう。しかし第二には、舛添要一ほど、高速増殖炉もんじゅの宣伝に熱心に活動してきた人間はいない、という点が問題である。ここに、安倍晋三・自民党が、舛添要一を都知事選で支持した最大の理由がある。もんじゅは、六ヶ所再処理工場で抽出したプルトニウムを、原爆用の兵器級プルトニウムに変換するための原子炉である。おそるべき原爆用原子炉なのである。日本の核兵器保有に必要不可欠だ。だから、安倍晋三は原発を、とりわけ六ヶ所再処理工場と高速増殖炉もんじゅを断念しないのである。
その安倍晋三は、2007年の首相時代に、「日本も核兵器を持つべきだ」という、祖父・岸信介から受け継いだ危険思想をしゃべりまくった。そのため、「日本も核兵器を持つべきだ」という同じ考えの舛添要一を引き立てて、厚生労働大臣にしたのである。つまり今回の選挙で、安倍晋三が必死になって舛添要一を支持するのは、日本の核兵器保有のためである。その一連の流れが、昨年来の秘密保護法と、今から出てくる集団的自衛権の行使と、憲法改悪である。地球の裏側まで行って戦争する、と言っているのだから、正気の沙汰ではない。安倍晋三と舛添要一は、北朝鮮と同レベルの戦争屋なのだ。
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┗■2.「伊方の家」通信 No.5 その2(1月21日から28日) 14.01.29
│ 愛媛新聞は連日、東京都知事選を大きく取り扱っている。
| もちろんその関心の焦点は原発問題である。
└──── (Y・T)
○21日、「伊方の家」に帰る途中で、松山での伊方原発止める会の拡大幹事会にオブザーバー出席し、「伊方の家」の紹介と2/15・16の井戸川さん講演会のアピールをさせていただいた。Hさんが刷って用意した井戸川さん講演会チラシを抱え、松山から八幡浜への帰路をはじめて海沿いを走る普通列車で帰ったが、中ほどの長浜からは車両の中は1人になってしまった。夜遅く帰り着いたら大阪からQさんがいよいよ本格的に常駐の用意をして先に着いていて、帰りを待ってくれていた。
○22日はQさんと2人で八幡浜の中心地域のチラシ入れをし、23日は西予のHさんを含めて3人で半島の、伊方役場のある地域よりもう少し先の比較的大きな集落へチラシ入れに行った。平地で容易であったが、終り頃海辺の道で年配の小父さんと長く話し込んだ。この小父さんは放射能は目に見えない恐怖だけに怖いと強調し、みんな不安を抱えており、大半が原発はいらないと思っている、と言う。早速規制庁交渉時の話もする。ただ伊方は原発によって町が発展してきたから…ということをめぐって幾つかの事実を提示しながらの議論となった。小父さんは親密な態度で、頑張ってと言って去って行った。その前にQさんが話した元区長だという年配者は、推進派は3割くらいで、後はみんな反対だと言ったそうである。こういう話ができたことに気分を良くしてもう1か所、半島の付け根の方でチラシ入れをする。こちらは傾斜地に家が建ち並び、石段や坂の上り下りで苦労が多い。
○24日は八幡浜・原発から子供を守る女の会の女性たち3名とQさん、私の5名で半島の最大の集落である九町と湊浦にチラシ入れに行く。九町は伊方原発発端の地であり、反対運動が激しく闘われた地域である。体育館をはじめ原発マネーで建てられた幾つもの施設が建ち並んでいる。消防署には核燃料サイクル交付金によって建てられたという碑まであると、Qさんがカメラに収める。 チラシ入れをしていると4人の年配男性がひなたぼっこをしながら談笑しているところに出くわした。チラシを渡しながら話をする。4人とも事故は起こりうるし、事故が起きれば原発直近のこのエリアはおしまいになる、こんな危険なものはなくさねば…と口々に言う。今度の町長選に誰かそういう人が出ればいいのに、と言うと、今出ているのは推進派ばかりだから、結局利権の取り合いだという意見が返ってきた。女性たちはマイクでの街宣もやったようだ。
九町のあと町役場のある湊浦でチラシ入れ。ここにはテニスコート付きの四電の社員アパートも建ち並んでいる。大きな町営住宅もありチラシ入れは順調に推移した。
このところ愛媛新聞は連日、東京都知事選を大きく取り扱っている。もちろんその関心の焦点は原発問題である。東京都知事選で脱原発候補が勝利することを望む熱い眼差しがにじみ出ている。細川立候補効果が全国的な渦を作りつつあるように思える。あとは脱原発候補の勝利のために東京の人たちに頑張ってもらいたい。(ちなみに、愛媛新聞では宇都宮健児さんには必ず西予市出身と書かれている)
○25日は松山のコムズまで行って、井戸川さん講演会の案内チラシを7500枚印刷し、26日その一部を宇和島、鬼北町に発送。27日はQさんが大阪に戻ったこともあって久しぶりに1人でのんびりした時間を過ごした。
○28日、早朝大阪から戻ってきたQさんの運転で、西予市の宇和海沿い南端の明浜の無茶々園を訪れる。幾重にも折り重なったヘアピンカーヴの道を降りて行くと、宇和海の絶景が目に入り、Qさんが一瞬ハンドルを切り忘れるほど。たくさんの若いスタッフが働いている事務所で代表の大津さんや創設者で前代表の片山さんとお会いし、パルシステム関係の人たちやベトナムの原発問題の話などひとしきり。昼食をご馳走になったあと大津さんの案内で無茶々園発祥の地や有名な狩浜の棚田、そして研修センターを見学した。
40年前に2~3人でみかん畑の一角の小さな農地ではじめられた有機農業が、今では狩浜の全農家に広がり網羅した農事組合に発展し、柑橘有機栽培、しらす漁、真珠の養殖で町おこしをしている。狩浜の棚田は本当に壮大で美しく、圧巻であった。文字通り、耕して天に至る、という趣だ。この棚田は岩場の岩をうがち、石を積んで石垣を作り、一つ一つ棚を段のように積み上げてように築かれたもので、400~500年前から築かれていったものだという。今は各所にモノレールが張られている。
しかし、この棚田は伊方原発から30kmの地点。過酷事故が起これば、この棚田にも放射能は降り注ぎ、500年にわたる人々の営為は一瞬にして吹っ飛んでしまうのだ。伊方原発の再稼働をなんとしても止めねば…と、意を新たにさせられた。研修センターでは、農家のミカン栽培の手伝いをするということで、無料で宿泊と食事ができるそうである。1泊からでも可能とか。今もたくさんの研修生で埋まっているそうだ。外国からも訪れる人は多いという。
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆ 「伊方原発をとめる会」 原子力規制委員会への要請と院内集会
日程:2月6日(木)11時00分(集合10時30分)より原子力規制委員会への要請、
13時00分より院内集会
場所:参議院議員会館b109会議室です。
主催:「伊方原発をとめる会」
事務局長 草薙順一
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┗■4.新聞より2つ
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◆ 銀座舌戦 都知事選ラストサンデー
東京都知事選(九日投開票)の主要四候補が二日、銀座に顔をそろえた。
党首からタレントまで多彩な弁士も参戦。岐路に立つ「原発」「暮らし」をめぐり、熱弁を振るった。
午後3時半、銀座四丁目交差点。元首相の細川護煕氏(76)が選挙カーの上に立つと歩行者天国が人で埋まった。「今の政治はおかしいんじゃないか」と切り出し、原発再稼働を目指す安倍晋三首相を批判。「原発は命の問題。命に関わる仕事が最優先」と原発ゼロを訴えた。支援する小泉純一郎元総理は「少年よ大志を抱け」の名言にかけて「老人だって大志を抱いていい」と聴衆を沸かせた。
その30分前まで同じ交差点で訴えたのは元厚生労働相の舛添要一氏(65)。「世界一の街にする」と一本指を立てるポーズを繰り返した。初めて応援に入った安倍首相と公明党の山口那津男代表が舛添氏とがっちり握手。安倍首相は景気の回復傾向を強調し「東京の競争力を引き出せるのは桝添さん」、山口代表は「待機児童ゼロを舛添さんにやってもらおう」。 (中略)
歩行者天国では約20台のベビーカーを押すお母さんたちの行進も。前日本弁護士連合会長、宇都宮健児氏(67)の支援者だ。杉並区のNGO職員内田聖子さん(43)は「4月から認可認可保育所に預けて職場復帰したい。安かろう悪かろうの保育所は嫌」と話した。銀座での演説を終えた宇都宮氏は「原発をなくし、緑を守り、保育や教育に力を入れる」と訴えた。 (2月3日 東京新聞より抜粋)
◆都知事の権限 大統領並み