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たんぽぽ舎です。【TMM:No1982

2013年10月7日()地震と原発事故情報-2つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

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★1.アテナイの女神像が原発にお尻を向けて立っている公園で

   泊原発の再稼働反対集会・デモに1500

   応援ツアーで参加 風船1000個を空へ飛ばした

                  柳田 真(たんぽぽ舎)

★2.泊原発の再稼働をとめよう集会が盛況

   さようなら原発北海道集会に連帯して参加

              原発さよなら四国ネットワーク 井出久司

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10/11()汚染水とめろ!再稼働やめろ!官邸前抗議行動へ

 ぜひ参加しよう! たんぽぽ舎も全力で参加します!

 主催:再稼働阻止全国ネットワーク(たんぽぽ舎も参加・構成団体)

 日時:1011()18:30より20:00

 場所:首相官邸前

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10月5日()発信の【TMM:No1981】に2つの誤りがありました。

 お詫びして訂正致します。

1.★3.新聞・雑誌よりの1番目

 正:「設備を売った東芝に聞いてみた」

 誤:「設備を売った東芝に聞いてみたら」

2.★3.新聞・雑誌よりの3番目

 「東電は地下水の危険を原発建設時から知っていた」の項には2つの文章が入っています。

 1つめは、(週刊現代1012日号より抜粋)で、

 「東京五輪招致における安倍首相の…」から始まり、「しかし、ここで思わぬ横やりが入る。」までとなります。

 2つめは、(週刊金曜日9月27961号より抜粋)で、

 「―安倍首相がプレゼンした凍土による汚染水対策は不適切だ―」以降の文章です。

 正:馬淵澄夫・元首相補佐官が断言

 誤:馬淵澄夫・元首相が断言

本来、2つに分けて掲載すべきところを1つにしてしまいました。

お詫びして訂正致します。

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※「地震と原発事故情報」編集部より、お知らせ

 『メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿』の

 送付先アドレスは、今後、たんぽぽ舎の通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」となります。

 ・お知らせ受付専用アドレス「magazine @ tanpoposya.net」は、10月末で終了となります。

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┗■1.アテナイの女神像が原発にお尻を向けて立っている公園で

 |  泊原発の再稼働反対集会・デモに1500

 |  応援ツアーで参加 風船1000個を空へ飛ばした

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)

 

○ストップ泊原発の再稼働!さようなら原発北海道集会が10月5日、泊原発を対岸に望む岩内町の旧フェリー埠頭緑地でひらかれた。1500人が参加。

 再稼働阻止全国ネットワークも東京から4名、四国から1名が参加した(四国の井出さんの発言文を掲載)

 

○巨大なギリシャのアテナイの女神像-平和と知恵の女神-が原発にお尻を向けて(反対して?)立っている公園で集会。10人の発言があったが、ジャーナリスト・作家の鎌田慧さんは「再稼働の理屈は電力会社の利益のため、という一点のみ」とバッサリ。「私たちの運動が小泉純一郎元首相の良心をつき動かして原発ゼロ発言につながった」、「福島第一原発の5号、6号やめる(安倍首相)や福島第二もやめる(経産大臣)」発言の本音は、再稼働スイシンのためだと分析。私たち反原発派は多数派だ、もっと広くみんなへ働きかけようとアピール。

 

○集会の後、風船1000個を空へあげた。泊原発を右下にみながら風船の大群が飛んでいった。あれが放射能だとしたら…そら恐ろしい。

 

○デモ行進は初めての北海道の地、心地良かった。デモが終わった後の「北海道の皆さんとの交流会」では、今後の運動の案がいくつも出て、良い北海道応援ツアーでした。

 

 

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┗■2.泊原発の再稼働をとめようが盛況

 |  さようなら原発北海道集会に連帯して参加

 └──── 原発さよなら四国ネットワーク 井出久司

 

 伊方原発のある四国愛媛県から来た原発さよなら四国ネットワークの井出と申します。ちなみに私は北海道に来るのは初めてです。

 そこで、まず北海道の皆さんに愛媛県について少し紹介させて頂いてから本題に入りたいと思います。

 

○ 愛媛県は瀬戸内海に面し、気候は温暖で豊かな自然環境に恵まれ、農林水産業が盛んで、農業ではミカン、柿、栗等は日本有数の生産量を誇り、水産業では、タイ、ハモ、サザエ、アワビ等の天然物に加え、タイ、ブリ、真珠等の養殖も盛んです。工業としては、製紙、造船、タオル等が有名です。しかし、この自然の恵み豊かな愛媛県の環境を脅かす存在として伊方原発が存在し、今再稼働の一番手と推測され、非常に注目されています。

 次にこの伊方原発について紹介させて頂きます。伊方原発は、日本一細長い半島佐田岬半島のほぼ付け根に存在し、閉鎖的海域である瀬戸内海に面しています。日本で唯一内海に面した原発であり、日本最大の断層帯の中央構造線のほぼ真上に存在しています。1号機から3号機まで建設され、3号機はプルサーマル発電です。ここで、伊方原発の建っている立地条件について述べますと、この地域は半島のため急峻な地形で、建設用地を無理やり造成し、原発を建設しています。3号機は谷を埋め立てて建設され、最も軟弱な地盤の上に存在しています。地質では緑色片岩帯ですが、この緑色片岩は水によって風化しやすく、薄く剥がれる様に割れやすい性質を持っています。そして、横すべり断層を起こしやすい性質を持っています。推進派の言うような強固で丈夫な地盤であるとは決して言えないのです。さらに中央構造線は活断層ではあるが問題はないと主張していますが、これも科学的根拠はありません。直下型地震に際しては制御棒の挿入ができなくなる、との指摘もされています。津波に対する対策もほとんどなされていません。巨大津波を全く想定していないように思います。次いで、反対闘争の歴史に触れますと、まず最初に用地買収が原発用地であることを隠して行われたため、地権者をはじめ、伊方町民挙げての反対闘争があり、裁判でも争われました。1988年6月、原発からわずか直線で800mの地点に米軍機が墜落する事故や、1981年から付近の海域で7回にわたる魚の大量死が発生し、海底の泥からはコバルト60が検出されました。現在の県内での活動について述べますと、前述の用地買収、建設当時より反対運動を続けてこられた現地の近藤誠さん、斉間淳子さんを中心に、2011年6月11日から毎月11日に伊方原発ゲート前で、有志による座り込み抗議活動が継続されています。最近では県内各地はもちろん広島、徳島、大分等からの参加者もあり、時には海上のボートからも陸上に呼応して抗議し、最大60名規模の時もあるほどの盛り上がりを見せています。

 

○ また、2011年3月11日の震災以降に伊方原発を裁判によって止めようと、県内の弁護士の呼び掛けから「伊方原発をとめる会」が発足、現在第三次訴訟まであり、第三次原告団は1000名を超え、この中には初めて伊方町民2名が参加されています。他には愛媛県庁前での金曜日デモ行動や、全日本仏教会の原発反対決議を受け、県内のお坊さんの有志による松山市内での座り込みも注目されました。そして、私達「原発さよなら四国ネットワーク」の活動としては毎月一回松山市内での街宣、県議会への要請、請願等を継続して行い、去る7月8日の四電による規制庁への再稼働申請の提出に対し、愛媛県原子力本部前で抗議及び申し入れが行われ、県内外の各団体、個人から58通の再稼働申請を取り下げるよう抗議文を提出しました。

○ 一つ付け加えますと、オスプレイの岩国と沖縄の連絡、オレンジルートの関係からオスプレイの伊方原発周辺での飛行が問題視されています。このような様々な出来事や反対運動がありながら、伊方原発3号機の再稼働が一番手だと言われているのは、愛媛県の中村知事の再稼働容認の姿勢と、原発再稼働を待ち望んでいる原発立地の伊方町の姿勢によることが大きい、と思います。知事は「再稼働は白紙」としながらも、「再稼働しないという選択肢はない」とか、「将来的には原発ゼロが望ましい」と言いながら、「現在においては原子力は必要だ」などと明らかに再稼働容認の立場です。また、私達反対派の市民が面会に行っても、「彼らに政治的に利用されたくない」と言って決して会おうとはしません。それでいながら「市民派知事」を看板にしています。ぬけぬけとよく言えたものだ、「寝言は寝てから言え!」と言いたいと思います。伊方町にしても町長は決して会おうとはしませんし、担当の部署もはなから逃げ腰で、とても信用できる誠実な対応ではありません。しかし、一般の町民の間では、やはり震災以降意識の変化が見られます。ここで、私の専門分野である、温排水から見た伊方原発の危険性について述べていきます。同じ加圧水型でもあり、ここ泊原発における問題点と共通する事柄も出て来ると思います。温排水は原発においては共通の問題ですが、まず取り入れた海水を基準では7℃上昇させて排出します。ここで、温度ショックと消毒で大量のプランクトンを殺します。このプランクトンには魚の卵や稚魚、さらにはエビやカニ等の甲殻類や、貝類の幼生を大量に含んでいるため、直接的に海を枯らしています。しかし、温排水の害はこれだけではありません。7℃も海水温を上昇させることは、冷水を好む生物の生存を脅かします。さらに陸上と海水中では1℃の温度上昇の影響が異なり、海水中での1℃の温度上昇は陸上にたとえるなら7~8℃上昇した程の影響がある、と言われています。有名なサンゴの白骨化現象は年平均水温わずか0、2~0、3℃の上昇で起こる、と言われています。では7℃もの温排水の影響の大きさは語らずとも明らかです。瀬戸内海は世界有数の生物生産力と生物多様性を誇っています。それを支えているのは冷水を好む生物で、海藻ではワカメ、クロメ等の褐藻類。

 

○ 四国と北海道、遠く離れていますが、原発が自然環境に与える重大な破壊に対する恐怖、放射能に対する恐怖、共通している問題に対し、連帯して戦っていかなければならない、と強く感じます。私達は人間でありますが、その前に生き物であり、呼吸し、水を飲み、食べ物を食べなければ生きてはいけません。生命は一つしかありません。その生命を守るためには何よりも汚染されていない自然環境、きれいな水、空気、土を守らなければなりません。あらゆる生命体は放射能と共存できないことは長い生物の歴史が物語っています。わずか40~50年の原発による利益と、遠い過去から未来へと受け継がれなければならない生命のつながりと、どちらが大切で守らなければならないものかは明らかです。

 福島の原発事故の収束も、原因解明もなされていない今、原発の再稼働など決して許されざる暴挙であり、断固これを認めるわけにはいきません。

 あのような悲惨な事故を起こした日本において原発の輸出や再稼働など語る資格はありません。

 全ての原発を廃炉にするしかありません。

 皆さん、最後まで連帯し、共に戦い抜きましょう。

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