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たんぽぽ舎です。【TMM:No2459】
2015年4月13日(月)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.東京電力の犯罪的行為を見て見ぬ振りする東京地検に怒りの声
   福島原発告訴団4/13緊急行動に雨の中100名以上が集まり抗議!
   4月3日東京地検は旧保安院や東電の津波対策担当者らを
   告訴・告発した2015年告訴を不起訴処分とした
                    沼倉 潤(たんぽぽ舎)
★2.連続講座「今の情勢にどう立ち向かうか」(その1)
   4/22上野千鶴子の選憲論―自民党改憲草案批判を通して憲法を学びなおす
                               冨塚元夫
★3.4/21原子力規制委員会院内ヒアリングに参加しよう
   川内原発の再稼働審査を糾弾する!    再稼働阻止全国ネットワーク
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆4/15「沖縄と原発」講座「今、沖縄・辺野古で何が起こっているのか」
   講師:水沢澄江さん 会場:「スペースたんぽぽ」
  ◆4/18「エネルギー需給からみる自動車と原子力の関連
   ~自動車と原子力の共通性」
   提起:上岡直見さん 会場:早稲田キャンパス11号館1110号教室
★5.新聞より2つ
  ◆断層の判断示さず 再稼働審査本格化 美浜3号機で規制委
                   (4月9日東京新聞より抜粋)
  ◆原発に航空機 分析せず 伊方めぐる四国電の無責任
              (4月10日東京新聞「別冊南海日日新聞」より)
━━━━━━━
※4/14福井地裁・高浜原発について判断します!注目です!
 たんぽぽ舎の会員も、東京から福井へ参加しますので、
 明日のメールマガジンにその報告を掲載する予定です。
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┏┓
┗■1.東京電力の犯罪的行為を見て見ぬ振りする東京地検に怒りの声
 |  福島原発告訴団4/13緊急行動に雨の中100名以上が集まり抗議!
 |  4月3日東京地検は旧保安院や東電の津波対策担当者らを
 |  告訴・告発した2015年告訴を不起訴処分とした
 └──── 沼倉 潤(たんぽぽ舎)

  今年の1月13日に福島原発告訴団が、旧保安院や東電の津波対策担当者らを告訴・告発した件(2015年告訴)について、告訴してからわずか2か月半の4月3日、東京地検は不起訴処分とする決定を下しました。
 不起訴理由書では、「震災前に巨大地震や大津波を予測する知見はなく、津波の襲来を示す研究成果は存在していなかった。」また、専門家の間でも「貞観地震」と同様な地震の発生の現実性、切迫性が認識されていたとはいえず、~「貞観地震」の知見を根拠に「10メートル盤」を超える津波による浸水を予見すべきであったとは言えない。」等々、告訴団が以前に指摘した地検の事実誤認や新証拠についてはほとんど触れず、以前の理由書の焼き直しが述べられているに過ぎません。(詳しくは福島告訴団HP掲載「不起訴理由書」全文を参照)

  この日集会前に降り出した冷たい雨の中、100名以上の支援者が集まり、武藤類子告訴団団長を先頭に福島から駆けつけた方々が、次々に発言。
 福島では今、桜が満開であるが、花びらの落ちた大地は放射能で汚染され、14万人の被害者が故郷を奪われ苦しんでいる。困難な生活の中で、亡くなった方の魂がさまよっている。この責任は誰が取るのか。山手線での傾いた鉄塔が放置された事故が報じられているが、大企業の安全管理が人命軽視の傾向だ。
 福島原発事故の原因と責任を覆い隠す検察当局の姿を見ると、この国がいかにおかしくなっているかわかる。
  私たちは司法の場で事故原因と責任の所在をはっきりさせることが、事故防止につながるとの思いで、事実究明を訴えている。
 裁判の場で証拠をあげ、事実を究明することも閉ざしてしまう検察の姿に満身の怒りを覚える。
 検察審査会は、ぜひ、福島原発の事故原因の究明と責任を明らかにしてほしいとの強い思いをこめ、訴えました。


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┗■2.連続講座「今の情勢にどう立ち向かうか」(その1)
 |  4/22上野千鶴子の選憲論
 |  ―自民党改憲草案批判を通して憲法を学びなおす
 └──── 冨塚元夫(「スペースたんぽぽ」講座運営委員)

講師:上野千鶴子(うえのちづこ)さん
                プロフィール:富山県生まれ。東京大学名誉教授。
                立命館大学大学院先端総合学術研究科特別招聘教授。
                認定NPO法人WAN(ウィーメンズアクションネットワーク)
                理事長。日本における女性学・ジェンダー研究のパイオニア。
                近年は介護とケアへ研究領域を拡大。
                著書に「家父長制と資本制」「ナショナリズムをジェンダー」
                「おひとりさまの老後」「ケアの社会学」など多数。
日 時:4月22日(水)19時から21時(開場18時30分)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円(学生400円)

  ・・・「人間の安全保障」という概念は、「国家の安全保障」という概念と区別するために生まれました。「人間の安全保障」とは、人がひとりひとり幸せに生きること、国家の安全より個人の安全が保障されることが一番大事だ、そのための「安全保障」だという意味の概念です。
 もう一度、自民党の憲法草案を見てみましょう。すると、ここで守られているのは国家の安全保障だということがはっきりわかります。
 国家の安全保障のためになら個人が犠牲になっても構わない、国家の安全保障のために人間の安全保障を犠牲にしてよいという考えです。(中略)
 軍隊とは国家を守るために国民に死ねという、究極の「人権侵害」の機関です。だから国民はそれに対して「ノー」と言っていいのです。
 ・・・(「上野千鶴子の選憲論」171-172頁)


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┗■3.4/21原子力規制委員会院内ヒアリングに参加しよう
 |  川内原発の再稼働審査を糾弾する!
 └──── 再稼働阻止全国ネットワーク

川内原発の審査は終わっていません。「耐震偽装」、秘密会合、情報隠しによる規制委の再稼働促進を厳しく追及します。多くの方々のご参加を呼びかけます。

日時:2015年4月21日(火)13時から17時 
場所:参議院議員会館講堂(1階)
           (東京メトロ 国会議事堂駅、永田町駅、溜池山王駅から徒歩)
追及:山崎久隆さん(たんぽぽ舎)、広瀬隆さん、後藤政志さん
内容:
1 川内原発の「耐震偽装」
2 規制委公開資料の黒枠白抜きマスキング
3 1号機の工事計画・保安規定の審査結果
4 2号機の工事計画・保安規定の審査状況
5 1号機の使用前検査の状況確認と1・2号機の予定確認
6 原発攻撃被害について
資料代:500円

  東電福島第一原発(イチエフ)の放射能汚染水対策も廃炉への道も見えず、コントロールもブロックもできていない中で、原子力規制委員会の再稼働審査邁進は許せません。まして、「トイレなきマンション」を放置したままで、イチエフ事故を踏まえない既存原発再稼働のための「新規制基準」で、地震対策も火山噴火対策もプラント評価も全く不十分なままで、また避難対策も住民理解も得られないままで、審査合格・再稼働などあり得ません。
 しかしながら、原子力規制委員会の川内原発の審査は当初予定より大幅に延びたとは言え、今や1号機の工事計画を認可し、保安規定や2号機の補正書も提出目前で、おまけに3月30日には1号機の使用前検査に着手しています。
 原子力規制委員会は、昨年設置変更許可で8千ページもの再補正申請書が出たあと検討チームの会合を一度も開かずに規制委定例会議で審査書案を決定し、パブコメ意見募集で1万7千件もの意見が寄せられたにも拘わらず何ら検討チームの検討無しに9月10日の定例会議で審査書を決定しました。
 さらに、その後の工事計画と保安規定については、2014年12月と2015年2月の院内ヒアリングで、工事計画審査が難航していること、九電提出資料が黒枠白抜きマスキングだらけて誰にも資料と審査の適否が判断できないこと、工事認可前に先行工事を実施していること、設置変更許可について違法審査と指摘され異議申立を受けている原子力規制委員会は原子力安全・保安院と変わらないあるいは悪化していること、などを明らかにしました。
 既に川内原発再稼働審査が終わったかのように報道されている中で、半年かかった工事計画審査の実態を明らかにし、川内原発の再稼働審査NOを訴えます。多くの方々の参加を呼びかけます。また、多くのメディアの取材・報道をお願いします。 (K・M)

再稼働阻止全国ネットワーク
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/inquiry  
メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
TEL 070-6650-5549  FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記)
(東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5F たんぽぽ舎気付)


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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 └──── 

 ◆4/15「沖縄と原発」講座「今、沖縄・辺野古で何が起こっているのか」

 講 師:水沢澄江さん
 日 時:4月15日(水)19時より21時
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円

 安倍政権は、安保法制を整備し、憲法改悪をも視野に入れながら、戦争ができる国へとまっしぐらに進んでいます。辺野古に建設しようとしている新基地は、米海兵隊の巨大基地となり、先々は自衛隊との共同使用までほのめかしています。 沖縄は、アメリカの戦争の最前線基地に、日本も加わりながらなろうとしています。
 今、辺野古は正念場を迎えています。そして、それは、戦争へと進む安倍政権を許すのかどうかの分水嶺でもあります。知り、考え、行動する時です。
是非ご参加下さい。


 ◆4/18「エネルギー需給からみる自動車と原子力の関連
  ~自動車と原子力の共通性」

 日時:2015年4月18日(土)14:40より
 提起:上岡直見
 会場:早稲田大学 早稲田キャンパス 11号館 1110号教室
 主催:交通権学会関東部会

 原子力関係者は福島事故前から「電力用途としての原子力の需要は飽和しつつ
あり今後は輸送用エネルギーに原子力の用途を見出す」としていた。
 すなわち原子力と自動車を結びつければ、原子力を維持する強力な手段となる。
ここに燃料電池車に税金から1台200万円もの補助を与える背景も読み取れる。
 最近の原子力をめぐる政策動向を背景として、エネルギー需給からみる自動車
と原子力の関連について考察する。
 同時に福島事故以前から、原子力への社会的抵抗を減少させるため「原子力の
リスクは自動車(交通事故)のリスクより小さい」等の印象操作が続けられてきた。
 自動車と原子力に共通する推進のためのイデオロギーと、それに必然的に伴う
事実の歪曲・隠蔽にも言及する。

上岡直見 環境経済研究所(技術士事務所) 代表、交通権学会会長
     03-6821-6808


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┗■5.新聞より2つ
 └──── 

 ◆断層の判断示さず 再稼働審査本格化 美浜3号機で規制委

 関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)の新しい規制基準に基づく審査の進め方について、原子力規制委員会は8日の定例会合で、原子炉直下の断層が活断層かどうか明確な判断を下さないまま、審査を本格化させる方針を決めた。
 新基準では、活断層の上に原子炉など重要施設を設置することを禁じている。再稼働のためには、活断層ではないと科学的に証明される必要がある。その証明がグレーなまま、再稼働の前提になる審査が進められることになる。(後略)
        (4月9日東京新聞より抜粋)


 ◆原発に航空機 分析せず 伊方めぐる四国電の無責任

  四国電力が先月30日の愛媛県伊方原子力発電所環境安全管理委員会で、伊方原発の原子炉格納容器に航空機が衝突しても「核燃料は安全に冷却できる」と発言した。だが実際は、衝突した場合の影響分析などは実施していなかった。
 委員会では、委員が「航空機の衝突に原子炉格納容器が耐えられるか」と質問したのに対し、四電の担当者は「コンクリートの遮蔽がある。格納容器に多少の損傷はあるが原子炉容器までの影響はなく、核燃料は安全に冷却できる」と答えた。しかし、市民団体「伊方原発をとめる会」(松山市)によれば、四電が2013年に国へ提出した資料には、原子炉施設への航空機の落下確率は低いことから「航空機の落下を考慮する必要はない」と記載。原子炉への直接の衝突は検討しておらず、周辺に航空機が落下した際の「火災の影響評価」がおこなわれているにすぎない。
 傍聴していた「とめる会」の和田宰事務局次長が委員会後、四電の担当者に「衝突の計算はしていないはずだ」と指摘すると、担当者は「海外の報告を念頭に語った」と説明した。
 とめる会は今月2日、四電の答弁の訂正、原子力施設への航空機の落下・衝突の影響分析や安全対策を求め、中村時広知事あての申入書を県に提出した。
 実は、航空機落下をめぐる四電の「うそ」は今回が初めてではない。1988年6月、伊方原発から約1キロの山中に米軍の大型ヘリが墜落し、乗組員全7人が死亡した。四電担当者は墜落直後の記者会見で「原発に航空機が落ちる場合も考え安全審査している」「ヘリがぶつかった程度なら放射性物質が外に出るような事故にはならないだろう」と言い放った。国は84年、2号機の許可取り消し請求訴訟で「航空機などの落下は想定しておらず審査していない」と答弁している。電力会社の無責任な態度は今も昔も変わらない。
  (近藤誠・元南海日日新聞記者) (4月10日東京新聞「別冊南海日日新聞」より)
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2458】
2015年4月11日(土)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.小出裕章さんインタビュー・原発事故から4年を経た総括 (下)
   4年経っても「緊急事態宣言」を解除できない現状を自覚すべき
   「科学技術立国」「原発先進国」という幻想
   戦後70年原発事故の戦後史的意味とは?
                小出 裕章(元京都大学原子炉実験所)
★2.鹿砦社「紙の爆弾」10周年記念の集い盛況
   反原発季刊誌『NONUKES voice』の成功を願い協力しよう
                       柳田 真
★3.テント日誌4月10日(金)
   経産省前テントひろば1308日 商業用原発停止572日
   カンパで支援の皆さんに感謝       (I・K)
★4.新聞より3つ
  ◆格納容器に調査ロボ→走行不能に 福島第一1号機 回収できず
                                        (4月11日朝日新聞見出し)
  ◆「原発比率2割」異論続々 有識者「事故なかったような議論だ」
   電源構成検討会合         (4月11日東京新聞より抜粋)
  ◆関電の評価「大いに疑問」 規制委 美浜3号機地震想定に
                    (4月10日茨城新聞より抜粋)
━━━━━━━
※4/22学習会にご参加ください!
 連続講座その1
 『上野千鶴子の選憲論-自民党改憲草案批判を通して憲法を学び直す』
お話:上野千鶴子さん
    (NPO法人WANウイメンズアクションネットワーク理事長)
日 時:4月22日(水)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
予約者優先です。たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035  までご連絡を。
男性の参加も歓迎です!
参加費:800円
━━━━━━━

┏┓
┗■1.小出裕章さんインタビュー・原発事故から4年を経た総括 (下)
 |  4年経っても「緊急事態宣言」を解除できない現状を自覚すべき
 |  「科学技術立国」「原発先進国」という幻想
 |  戦後70年原発事故の戦後史的意味とは?
 └──── 小出 裕章(元京都大学原子炉実験所)

東電の「情報公開」あり得ない/犯罪者がかばい合ってやりたい放題

◯編:2号機から汚染水が港湾外に流出していた汚染水漏洩で、東電は、原則として情報を公開する方針を決めたと報道されています。「ようやく」という感はぬぐえませんが、信用できる方針転換ですか?また、これを実質化するための提案は?
小出…東電が情報公開するなんてあり得ません。これまでも情報を隠してきましたし、これからも隠します。今回の不祥事で東電の姿勢が変わることはありません。これまで東電は、ずっと情報を隠して、バレてしまったら「情報公開します」と言いながら公開しないでやってきました。今回の汚染水漏洩と情報隠しにしても、彼らは深刻に受け止めてなんていません。「大したことじゃないのにな…」くらいにしか思ってないでしょう。
 私は、「東電の幹部は犯罪者であり刑務所に入れるべきだ」と言い続けています。誰も責任を取らないし、被害者の損害賠償にしても、加害者である東電が損害の査定をするというおかしな仕組みになっています。その結果、東電は2015年3月期決算の経常利益が2270億円の黒字になるというのです。被害者への責任を取らないで黒字を確保するという、とんでもない会社です。こんな仕組みは根本的に間違っているし、犯罪者である東電がやろうとすることは全て禁止すべきです。
 本来なら国家が東電に責任を取らせて、国家管理の下で事故処理をしなければなりませんが、政府も原子力マフィアの一員です。政府・東電という犯罪者集団が、お互いにかばい合って、ぬくぬくと生き延び、やりたい放題やっているのが現実です。このような状態で、正確な情報が開示されるわけがありません。
 本来なら東電を倒産させて、情報についても東電が管理するのではなく、情報公開のための組織を作らねばなりませんが、そんな気配すらありません。

どんな過酷事故でも、電力会社は安泰

◯編:高浜原発再稼働について。
小出…関西電力が原発を再稼働させたい理由は、動かない原発が不良債権化し、決算が赤字になることを恐れているのでしょうが、次の点が重要です。関西電力が福島原発事故から学んだ最大の教訓は、「どんな過酷な事故を起こして住民を苦境に陥れても、絶対に自分たちが責任を問われることはない」ということです。東電があれだけの事故を起こしても、誰も刑事責任を問われず会社は黒字になるのですから、関西電力が高浜原発を再稼働させて事故を起こしたところで、彼らは安泰なのです。
 政府の側にもさまざまな思惑があるのでしょうが、一つは原発輸出のために再稼働は必要だということです。自国で原発が動いていないのに他国には輸出しますという道理は、さすがに通りません。原発を輸出するためには、再稼働が絶対条件です。
 ただし、高浜原発の再稼働は無理でしょう。3月内にも再稼働禁止の仮処分が決定されるでしょう。仮処分決定は出た時点で確定しますから、再稼働は不可能でしょう。

◯編:3月で定年を迎えられます。今後、どのような活動をされる予定ですか?
小出…定年なんて所詮、社会的な制度でしかありませんから、私にとって重要な意味はありません。ただし、私も生き物なので、老いや死を避けることはできません。定年は、老いや死への一里塚だと思っていますので、残りの人生をどう生きるかを考える時だと思っています。
 しかし、福島の事故から4年経って、事故そのものも収束できないし、たくさんの人々が苦難に落とされているのですから、そこに目をつぶることはできません。私は「仙人になる」と言っていますが、周囲の人たちは「そんなことはさせない」と怒っていますので、私しかやらない、私にしかできないことを引き受けながら、少しずつ退いていくしかないと思っています。私は暑さが苦手なので、涼しいところで山にも登ってみたいと思っています。

注:日本軍の原爆開発
 第二次世界大戦中、軍部には2つの原子爆弾開発計画が存在していた。陸軍の「ニ号研究」と海軍のF研究である。
 1938年からウラン鉱山の開発が行われ、1941年4月に陸軍航空本部は理化学研究所に原子爆弾の開発を委託。研究には理化学研究所の他に東京帝国大学、大阪帝国大学、東北帝国大学の研究者が参加した。

  (「人民新聞」第1543号2015年3月15日より編集部の許可を得て引用)


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┗■2.鹿砦社「紙の爆弾」10周年記念の集い盛況
 |  反原発季刊誌『NONUKES voice』の成功を願い協力しよう
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

1.4月7日(火)鹿砦社(ろくさいしゃ)(本社は兵庫県、東京支社は千代田区三崎町)の10周年を祝う会(=月刊「紙の爆弾」10周年記念の集い)が、「スペースたんぽぽ」で開かれました。約90名が当日のお祝い会に参加、当初の予想(50名)を大幅に上回りました。
 会の内容も雰囲気のいい集まりでした。月刊「紙の爆弾」が伸びると同時に、今後、反原発季刊誌『NONUKES voice』(現在1から3号まで発刊)も伸びて初の反原発雑誌の継続と成功を願うものです。

2.祝う会は、第1部・中川編集長、松岡社長のあいさつ的内容、ミサオレッドウルフさん(反原連)の首都圏反原発連合などの話、第2部・鹿砦社へのお祝い、叱咤激励のもろもろのことばでした。
 主な発言者を紹介します。週刊金曜日の社長、救援連絡センターの山中代表、浅野健一同志社大学教授(元?)、内藤隆弁護士、一水会の鈴木邦男氏、フリーライターの人々(6から7名)が発言。
 集いの最後に、鈴木千津子(たんぽぽ舎共同代表)さんと私もあいさつしました。鈴木千津子さんは、たんぽぽ舎発足以来の食品の放射能測定26年の歴史と、3・11東電福島第一原発事故後の苦労したエピソードを語りました。柳田は、反原発季刊雑誌が初めて出版されたことの意義の大きさ、編集-発行者の勇敢さに賛同する。今後「原発再稼働の日本」で「近い将来に原発大惨事は必至」。それを防ぐためにも季刊『NONUKES voice』の役割は大きい。私たちも協力したい旨を述べました。

3.なお、「ろくさいしゃの10年と不当な弾圧」については、『月刊「紙の爆弾」』2015年5月号の巻末に弾圧された当事者の松岡社長の簡潔なまとめ文が最後の頁に載っていますので、関心のある方はごらん下さい。


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┗■3.テント日誌4月10日(金)
 |  経産省前テントひろば1308日 商業用原発停止572日
 |  カンパで支援の皆さんに感謝
 └──── (I・K)

  朝から曇り空で何時降りだすやらと思いながら出かけた。3時半ごろ霞ヶ関に着いた途端に降ってきた。テントの中ではKさんがチラシ組みなどの作業をしている。まだ大降りでなかったので私は傘をさしてテント前に座り込んでいた。
 4時過ぎ、今日はお出でにならないのでは思っていた90歳のTさんの姿が見えたのでびっくり!7時ごろまで傘をさしてじっと座っていてくださった。脱原発への強い思いが伝わってきます。
 他にも雨の中寄ってカンパしてくださる方達がいて感謝です。
  5時半頃数人がたんぽぽ舎の関電前行動に合流した。そして官邸前行動に向かう。Tさんの次に高齢のM子さんも雨の中いらして、第2テントからトラメガを使って行きかう人に反原発を訴えていた。
 私は外に立って寄ってくださる方にチラシを渡したりしていた。たんぽぽ舎のOさんも座ってくれ、買い物に行ったFさんが帰って来たので7時ごろ私はテントを後にした。


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┗■4.新聞より3つ
 └──── 

 ◆格納容器に調査ロボ→走行不能に 福島第一1号機 回収できず
                                       (4月11日朝日新聞見出し)


 ◆「原発比率2割」異論続々 有識者「事故なかったような議論だ」
  電源構成検討会合

  経済産業省は10日、2030年に目指す再生可能エネルギーや原発など、電源種類別の発電比率を検討する有識者会合を開いた。自民党と経産省が原発で2割程度を賄うことを念頭に水面下で比率案を調整していることに対し、出席者からは「福島(の原発)の事故がなかったかのような議論だ」などの異論が相次いだ。
   (中略)
 東京理科大の橘川武郎教授が、あらためて「将来に向けて大きく考え方を変え、再生エネを30%まで高めて原発は15%に抑えるべきだ」と主張した。
 また名古屋大大学院の高村ゆかり教授は「原発など特定の電源を基幹電源と位置付ける考え方自体がなくなりつつある」と話し、基幹電源の名のもとに原発を重視する自民党と経産省をけん制した。その上で「ドイツでは安い再生エネが増えて電力の価格が下がっている」とも指摘した。
 環境省は30年に再生エネの比率を最大35%まで高められると試算したが、自民党と経産省は実現性に否定的だ。これについて全国消費者団体連絡会の河野康子事務局長は環境省の出席者に「(試算の)根拠を示してほしい」と要望。(後略)
      (4月11日東京新聞より抜粋)


 ◆関電の評価「大いに疑問」 規制委 美浜3号機地震想定に

  原子力規制委員会は9日の審査会合で、関西電力が再稼働を目指している美浜原発3号機(福井県)の地震想定について、審査が先行する関電大飯3,4号機(同県)の経緯を踏まえず評価しているとして「大いに疑問がある」と厳しく批判した。
 規制委側は会合で「資料を見る限り、大飯と美浜で(地下の地盤の状況に)差があるようには見えない」と指摘。その上で「審査は交渉ごとではない。ここまで下げてもいいという腹案があるのに手の内に置き、必要があれば出そうという姿勢ならやめてほしい」と苦言を呈した。
 関電は「十分ご理解いただいていない部分は(非公開の)ヒアリングなどで説明したい」と釈明したが、更田豊志委員は「非常に重要なので(公開の)審査会合で、関電の姿勢も含めて答えてほしい」と注文を付けた。
 関電は美浜3号機の申請で、震源の深さを「4キロより深い」とした。先行する大飯3,4号機の審査でも当初、震源の深さを「4キロより深い」と提示したが、規制委の指摘を受けて「3キロより深い」と修正し、地震想定を厳しくした経緯がある。
     (4月10日茨城新聞より抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2457】
2015年4月10日(金)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.小出裕章さんインタビュー・原発事故から4年を経た総括 (上)
   4年経っても「緊急事態宣言」を解除できない現状を自覚すべき
   「科学技術立国」「原発先進国」という幻想
   戦後70年原発事故の戦後史的意味とは?
                小出 裕章(元京都大学原子炉実験所)
★2.4月15日(水)経産省へ抗議
   「ベースロード電源6割、原発2割以上」の経産省の企みに
   激烈な猛抗議を!      首都圏反原発連合
★3.反原発でガンバル千葉さん、辺野古へ行く
                千葉(たんぽぽ舎会員)さんのレポート
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆【福島原発告訴団:4月13日緊急行動の呼びかけ】
    4月13日(月)11:15から11:45【東京地裁前】
          12:00から12:30【東京地検前】
★5.新聞より
  ◆有識者 原発リスク記述不十分 教科書検定 「両論併記型」多く
                  (4月7日茨城新聞より抜粋)
━━━━━━━
※4/11第15回「東電は責任をとれ」連続講座
  ぜひ多くの方々の参加を、お願いします。
 日 時:4月11日(土)14:00から17:00(開場13:30)
 講 師:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)
 テーマ:「東電福島第一原発の放射能汚染水の惨状と今後」
 場 所:スペースたんぽぽ(ダイナミックビル4F)
 呼びかけ:「経産省前テントひろば・たんぽぽ舎」,賛同119団体
 参加費:800円(学生 400円)
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┗■1.小出裕章さんインタビュー・原発事故から4年を経た総括 (上)
 |  4年経っても「緊急事態宣言」を解除できない現状を自覚すべき
 |  「科学技術立国」「原発先進国」という幻想
 |  戦後70年原発事故の戦後史的意味とは?
 └──── 小出 裕章(元京都大学原子炉実験所)

◯ 原発事故から4年を経た総括を小出裕章さんに聞いた。小出さんは、3月末で京大原子炉実験所を退官されるので、在職最後のインタビューとなった。
 小出さんには、事故以前からくり返しインタビューを行ってきたが、その応答は言葉が的確で無駄がなく、論理も明快だった。これも、長年原発に向き合い、情報を集め、論理を組み立て続けてきた蓄積の賜なのだろう。
 退官後は、「涼しいところに住み、山登りもしてみたい」と語るが、お金や社会的名声などからできるだけ身を遠ざけて生きていこうとする小出さんの生き方に多少なりとも触れさせて頂いたことは、私にとっても幸運なインタビューだった。この場を借りて謝意を表したい。(編集部・山田)

◯編集部:今年は、戦後70年となります。この70年を振り返った際、福島原発事故は、どんな意味を持つのでしょうか?また、どのような教訓を引き出すべきでしょうか?
小出…日本は、「戦後復興」と言いながら遮二無二に突き進み、「高度成長」と言いながらエネルギーをたくさん消費するような社会を作り、挙げ句の果てに原子力にまで手を染めてしまいました。
 日本は科学技術立国だなんて思っている人が多いようですが、たいへんな勘違いです。そもそも日本という国は、科学技術の先進国であろうはずがないのです。というのも日本は、200年以上鎖国をして、西洋型の科学技術と無縁なまま生きてきました。西洋と無縁であったことを私は悪いとは思いませんが、ペリーが浦賀に来て大砲を撃たれ、びっくり仰天して開国し、初めて西洋型の科学技術に触れたのです。西洋型科学技術に関して言うなら、猛烈な後進国だったのです。
 原子力技術に関しても、同様です。戦争をやって徹底的に叩きのめされた日本は、米軍に占領されたのですが、占領軍が真っ先にやったのが、日本軍による原爆開発のための研究施設を破壊することでした。当時の日本の原子力研究は極めて初歩的で、製造にはほど遠い状態でしたが、その研究施設を完全に破壊しました。無論、占領期間において原爆研究は厳禁でした。
 一方米国は、第2次世界大戦の戦場にならず、圧倒的な資源がありましたから、原爆製造のためのマンハッタン計画に多大な金と人を投入し、原爆を製造したわけで、この時点で日本と米国の技術格差は、お話にならないほどでした。
 世界で初めて商業用原子力発電所を稼働させたのは、ソ連(1954年)です。米国も1957年に初稼働しています。一方、日本の原子力技術は、ほぼゼロの状態なので、1966年にイギリスからプラント丸ごと買ったのです。それが東海原子力発電所です。次いで1970年に敦賀・美浜に米国から買った原発を建てますが、100%米国の技術で、日本はスイッチを入れただけでした。
 事故を起こした福島第一原発も、GE(ジェネラルエレクトリック)社から買ったプラントです。冷却水ポンプが海側にあったのは、米国では原発を河沿いに建設するので津波の心配がないために、河側に冷却水ポンプを設置していたためです。米国の設計そのままで福島に造ったために、地震と津波で簡単に壊れてしまったわけです。
 日本は、科学技術全般に関して後進国ですし、原子力に関しては圧倒的な後進国なのです。その後進性が福島の事故で明らかになったということです。急激な戦後復興や科学技術立国というスローガンも幻想として吹き飛んだのだ、と私は思います。

原発=他国の技術の借り物/日本の後進性が引き起こした事故

◯編:日本は、「原子力技術に関して最も進んだ国だ」として原発を輸出しようとしていますが…。
小出…日本では、三菱・日立・東芝が原発を建造していますが、全て米国の技術ですから、自力で輸出なんてできません。
 東芝は加圧水型ですが、WH(ウエスティングハウス)社を丸ごと買収したからで、基本技術はWH社です。日立は、GE社と共同で沸騰水型軽水炉を輸出しようとしていますが、GEがいなければ不可能です。三菱は加圧水型でしたが、東芝がWH社を買収したので、どうしようもなくなってフランスのアレバ社と提携しました。アレバ社の技術がなければ輸出できないのです。

◯編:安倍首相は、「日本の原発は事故を経て、安全技術はより高まった」「原発事故の経験を踏まえた安全性の高い技術の提供」などと宣伝していますが…。
小出…皆さんこの言葉をどう思うのか?逆に聞いてみたいくらいですが、あまりにバカげた発言だと思います。日本の原子力技術は他国の技術の借り物でしかないということを、まず自覚しなければなりません。福島原発事故は、日本の原子力技術の後進性ゆえに起こってしまいましたが、事故が起きて4年経った今に至ってすら、「原子力災害緊急事態宣言」を解除できないままなのです。
 「緊急事態だから」として、法律化されたさまざまな被曝基準を無視し、住民の被曝基準も労働者の被曝線量も違法状態を続けているのが、事実であり現状です。「世界一安全な技術」なんて、あまりに破廉恥な宣伝ですし、安倍首相らしいインチキだと私は思います。(下)に続く
    (「人民新聞」第1543号2015年3月15日より編集部の許可を得て引用)


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┗■2.4月15日(水)経産省へ抗議
 |  「ベースロード電源6割、原発2割以上」の経産省の企みに
 |  激烈な猛抗議を!
 └──── 首都圏反原発連合

 2030年時点の電源構成において「ベースロード電源」を全体のうち6割、原発の比率を2割以上にしようと企み時計の針を福島第一原発事故以前に戻そうとする、世論を無視し「霞ケ関政治」から一歩も足を踏み出そうとしない愚かな経済産業省に再び激烈な猛抗議を!

日時:2015年4月15日(水)18:30から20:00
場所:経済産業省本館前 東京都千代田区霞が関1?2?1
            東京メトロ霞ケ関駅(丸の内線・日比谷線・千代田線)A12出口からすぐ
主催:首都圏反原発連合 http://coalitionagainstnukes.jp/ 


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┗■3.反原発でガンバル千葉さん、辺野古へ行く
 └──── 千葉(たんぽぽ舎会員)さんのレポート

第1信-基地正門前は緊張感

 今、沖縄の辺野古にいます。こちらは暖かく心地よいです
しかし、基地正門前は緊張感があります。今朝も警察と小競り合いがありました。
といっても翁長知事は82%の支持と新聞に出ていました。
現場では絶対勝つという気持ちが伝わってきます(^-^)/

第2信-沖縄の「金秀グループ」(沖縄では大きな企業)が「新入社員研修」と
    いうことで新入社員70名、社長以下70名が応援

 おはようございます・千葉です。まだまだここにとどまるつもりです。
辺野古にきてから4日目です。こちらは毎日暖かくぬくぬく過ごしています。
 今日も太陽が私達を歓迎しています。
 CAMP SCHWABゲートまえ抗議行動は午前7時からはじまります。
 今日は沖縄の「金秀グループ」(沖縄では大きな企業)が「新入社員研修」ということで新入社員70名、社長以下70名が応援しています。
 感激(;_;)です。大きな企業が国と対決する判断は大変勇気がいると思います。
私も微力ながら原発をからめながら毎日発言しています。(^-^)/

第3信-カヌーチームに入隊です。隊の名称は「辺野古ブルー」

 辺野古から千葉です。今日は朝から青空が広がり穏やかな良い天気です。
今日は朝6時25分早くもバスで出勤です(^-^)
 早朝から防衛局職員が基地に入るのを阻止するための小競り合いが2度ありました( ̄▽ ̄)。
 明日はいよいよカヌーチームに入隊です。隊の名称は「辺野古ブルー」です。
隊員は25名ぐらいです。私が最年長かも?非暴力、不服従で頑張ります。( ̄0 ̄)
 昨日(4月9日)「辺野古基金」が発足しました。沖縄の政治家、県内企業、市民運動の人々によって構成されています。まさしくオール沖縄です(地方区で当選した国会議員4名全員、稲嶺名護市長、県民の83%支持の翁長知事、130名を超す市町村の議員)。
 辺野古が勝つ事は原発阻止が勝つ事です(^-^)。
 抗議行動では多くの事が語られています。特定秘密保護法、集団的自衛権、原発、武器輸出、何れも皆「根」は同じだと思います。
全員で合意していることは「安倍政権を倒せ!!」です。
今日の金曜行動頑張ってください。
 今日、茨城県の海岸でイルカが大量に打ち上げられました。3.11の時もクジラが大量に打ち上げられ、その1週間後地震のありました。
 妻が心配しているので日曜日に帰る事にしました。


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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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 ◆【福島原発告訴団:4月13日緊急行動の呼びかけ】

 今年の1月13日に福島原発告訴団が旧保安院や東電の津波対策担当者らを告訴・告発した件(2015年告訴)について、4月3日、東京地検より全員を不起訴処分としたことが通知されました。
 告訴してからわずか2か月半の決定であり、まともな捜査が行われたとは到底考えられません。
 大津波を予測しながら対策を怠ってきた東電幹部、それを手助けすらする規制当局の官僚、その責任を問わず野放しにする検察庁、被害者が救われないあまりの惨状。
 私たちは、真実を追い求め、この原発事故の責任を追及し続けます。
告訴団から、緊急行動を呼びかけます。

  4月13日(月)11:15から11:45【東京地裁 前】
        東京検察審査会への「激励行動」
        12:00から12:30【東京地検 前】
        東京地検への「抗議行動」

主催:福島原発告訴団 本部事務局
   〒963-4316  福島県田村市船引町芦沢字小倉140-1
         電話 080-5739-7279 メール  1fkokuso@gmail.com
         ブログ? http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/


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┗■5.新聞より
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 ◆有識者 原発リスク記述不十分 教科書検定 「両論併記型」多く

  東京電力福島第一原発事故の発生後、初めての検定となる中学校の教科書は、さまざまな教科が原発事故を取り上げた。理科では原発や放射線を扱ったコラムや特集が増えたが、本文は原発の長所と短所を並べた従来通りの「両論併記型」が多い。有識者らからは「原子力利用のリスクについての記述が不十分だ」と批判する声が上がった。
 放射線は本来、3年の理科で習う。ただ、教科書会社は1年で習う東日本大震災の二次災害として原発事故を取り上げたり、2年の電気に絡めてエックス線などの放射線を紹介したりと、早い段階から扱えるように工夫した。「シーベルト」「グレイ」といった単位を新たに記載した教科書もあった。
 原発事故があった2011年から放射線教育に力を入れる福島県の公立中の男性教諭(58)は「1年から教科書に記載してあれば、教員が授業で展開できる。大いに歓迎だ」と喜ぶ。
 だが、火力や水力などと並んで原子力発電が紹介され、大きなエネルギーの獲得といった長所と、有害な核廃棄物という短所を併記する考え方には物足りなさを感じる。「ある外国の中学レベルの教科書は『放射線は危険』との前提から学習が始まる。リスクの視点から考えるので生徒は真剣になり、判断力が身につく」と訴える。
 「危険に転じる可能性とどう向き合うかを教えるべきだ」と話すのは、原発関連の著書がある評論家 武田徹さん。「原発にはリスクがあり、本来なら以前からリスクに関する教育が必要だった」と断じた。(後略)
    (4月7日茨城新聞より抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2456】
2015年4月9日(木)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
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★1.プレスリリース 高浜原発差止仮処分事件
   仮処分決定日(4/14)と記者会見のご案内
               申立人、大飯・高浜原発差止仮処分弁護団
★2.東電福島第一原発事故から5年目、放射能汚染(特集号)
   人への影響と対策
   「食品と暮らしの安全(4月号)」「はじめに」の文と目次の紹介
                      『食品と暮らしの安全基金』
★3.ストップ再稼働!6.7 3万人大集会 in 福岡
   ~川内原発のスイッチは押させない!~
   <<九州電力による川内原発再稼働を目前にして
    6月7日、史上最大規模の集会を開催>>
                                原発とめよう!九電本店前ひろば
★4.花も嵐も乗り越えて行くは官邸前抗議行動
   止めてくれるな晋三さん、日本が滅ぶかの瀬戸際でさぁ
   4月3日第143回官邸前・国会前抗議行動報告
                             にしざきやよい(たんぽぽ舎ボランティア)
★5.新聞より
  ◆被ばく死最悪1.8万人 原発攻撃被害 84年に極秘研究
   外務省 反対運動恐れ公表せず 本紙が情報公開請求
              (4月8日東京新聞朝刊1面より抜粋)
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※川内・高浜原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!再稼働反対!
 4/10(金)首相官邸前・国会議事堂前抗議-第144回
 日 時:4月10日(金)18:30~20:00
 主 催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
       当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照
━━━━━━━
※4/11第15回「東電は責任をとれ」連続講座
  ぜひ多くの方々の参加を、お願いします
 日 時:4月11日(土)14:00から17:00(開場13:30)
 講 師:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)
 テーマ:「東電福島第一原発の放射能汚染水の惨状と今後」
 場 所:スペースたんぽぽ(ダイナミックビル4F)
 呼びかけ:「経産省前テントひろば・たんぽぽ舎」,賛同119団体
 参加費:800円(学生 400円)
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┗■1.プレスリリース
 |  高浜原発差止仮処分事件
 |  仮処分決定日(4/14)と記者会見のご案内
 └──── 申立人、大飯・高浜原発差止仮処分弁護団

 2015年4月9日 報道関係者各位
 昨年12月5日に福井県・関西地方に住む市民9名が福井地裁に申し立てた、大飯・高浜原発差止仮処分事件ですが、3月11日の審尋期日において、高浜原発については審理を終了し、決定が出される旨みなさまにお知らせしてまいりました。
 このたび決定の告知日が決まりましたので、下記のとおり、14時半頃から記者会見と報告集会を開きますので、ご案内申し上げます。
 高浜原発3・4号機については2月12日に原子力規制委員会が合格証にあたる「審査書」を出しており、これらの原発が再稼働されるのは時間の問題という危険な状態にあります。
 しかし、本件において仮処分決定が出た場合は、これらの原発を再稼働することはできなくなります。仮処分決定は、判決とは異なり、直ちに効力を生ずるからです。
 この決定には日本中の国民・市民が期待を寄せており、当日は福井地裁に多くの市民が駆けつけます。
 報道機関関係者の皆様におかれましては、司法が現実に原発を止めるというこの歴史的な裁判を多くの国民・市民に知っていただくために、取材・報道いただきますよう、よろしくお願いいたします。

【本件仮処分申立ての経緯】
 昨年5月21日に福井地裁が出した大飯原発差止判決は、福島第一原発事故の被害に正面から向き合い、全国の原発に当てはまる本質的な危険性を認定し、大飯原発3・4号機の運転差止めを命じたもので、多くの国民・市民に支持されています。現在、名古屋高裁金沢支部で控訴審が行われているところです。
 しかし、関西電力は、この大飯原発差止判決を無視し、控訴審の結論を待つことなく大飯原発3・4号機と高浜原発3・4号機を再稼働することを表明し、これらの原発の再稼働に向けての動きが着々と進められています。
 このような世論と司法を無視する再稼働の動きを止めるべく、私たちは、大飯原発差止判決を出した福井地裁に、通常の判決とは異なり、直ちに効力が生じる仮処分命令を求め、昨年12月5日に緊急に申立てを行いました。
      (提出書面等詳細は仮処分の会サイトにも掲載
        http://adieunpp.com/karisasitome.html

 仮処分決定日 2015年4月14日(火)

 14:00 福井地裁前で弁護団、申立団が旗だしを行います。
 14:30~15:00 記者会見・報告集会 決まり次第、ご連絡いたします。

大飯・高浜原発差止仮処分弁護団
       河合弘之、井戸謙一、内山成樹、海渡雄一、青木秀樹、望月賢司、
       只野靖、笠原一浩、鹿島啓一、中野宏典、藤川誠二
申立人 今大地晴美、水戸喜世子、松田正、石森修一郎、長谷川羽衣子、
        西村敦子、水戸晶子、松本なみほ、高橋秀典

※東京でも弁護団による会見予定
問合せ先:さくら共同法律事務所03-5511-4386(河合)/
          金沢税務法律事務所076-262-3628(鹿島)


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┗■2.東電福島第一原発事故から5年目、放射能汚染(特集号)
 |  人への影響と対策
 |  「食品と暮らしの安全(4月号)」「はじめに」の文と目次の紹介
 └──── 『食品と暮らしの安全基金』

◯はじめに-放射能を抜いた食事で治して因果関係を立証
                     編集長 小若 順一
  私たちは、ウクライナで極低レベル汚染地域を調査して、子どもに健康被害が出ていることを突き止め、放射能を抜いた食事で治して、因果関係を立証しました。
 原発事故が起き、放射能で汚染されて5年目に入るので、現地で「日本プロジェクト」と呼ばれている活動の責任者タチアナさんを招いて、埼玉・郡山・東京で講演会を開き、帰国後に届いた資料も入れて、タチアナ報告を載せました。
 チェルノブイリと、科学の知見に学んで、被害を出さないようにするのが当然なのに、政府と原子力ムラの専門家は、事実を隠してウソを言い、国家の体面を保ちながら、被害者を切り捨てて、補償費用を最少にしようとしています。
  その一方で、原発を再稼働して利権を守り、政治家は裏金を、専門家は研究資金を得ているのですから、日本は墜ちたものです。
 原子力ムラの医師たちは、明らかに激増した子どもの甲状腺ガンですら、放射能が原因ではないと言っています。
  彼らの偽装をあばくべきマスコミは、東京新聞を除けば、情けない報道しかしていません。
  そこで、放射能汚染の人体影響と、それへの対処方法について、世界で最先端の情報をまとめた大特集号にしました。
  放射能汚染は、人に情け容赦をかけてくれないので、事実にしたがって対策をとるしかありません。あなたや家族や、周りの人を助けるように、この特集号を利用してください。

◯目 次
放射線の次世代への影響が心配<野村大成>
甲状腺ガン増加にどう対処する<寺澤政彦>
ヨウ素ベータ線による内部被曝<槌田 敦>
ウクライナ・低線量・極低線量地域での調査
  健康被害、食事で回復させた!<小若順一>
  胃の激痛から解放された<サーシャ・アンドロシェンコ>
  ウクライナに広がる希望<タチアナ・アンドロシェンコ>
  3人の研究チームで科学論文を<小若>
今からでも被曝を避ける努力を<蔵田計成>
「トモダチ作戦」で米兵多数が被曝<猪瀬 聖>
放射能汚染から子孫を守ろう<吉田幸弘>
「1ベクレル連合」の結成を呼び掛けます
中国・原発400基へ突き進む<一ツ橋史郎>
経済・再エネと原発の「何か変」<西 和久>
次の原発事故に備えよう<小若>
活動と考え方(112) 病気の多発に備えよう<小若>

☆「食品と暮らしの安全」(4月号・NO.312)47頁 定価(本体1000円+税)
 ・たんぽぽ舎でも扱います。1冊の送料は100円
  お電話かメールでお問い合わせ下さい。
 ・安全基金ホームページからなら、クレジットでも購入できます。
       http://tabemono.info/gekkan/saishin.html
  もちろん、電話でもお申し込みできます。
  『食品と暮らしの安全基金』埼玉県さいたま市中央区本町東2-14-18
    TEL 048-851-1212 ホームページ http://tabemono.info


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┗■3.ストップ再稼働!6.7 3万人大集会 in 福岡
 |  ~川内原発のスイッチは押させない!~
 |  <<九州電力による川内原発再稼働を目前にして
 |   6月7日、史上最大規模の集会を開催>>
 └──── 原発とめよう!九電本店前ひろば

 日 時:2015年6月7日(日)
     11:00マルシェ出店 12:30アトラクション 13:00集会 14:30デモ
 場 所:福岡市舞鶴公園
 主 催:原発いらない!九州実行委員会
 協 賛:さようなら原発1000万人アクション
     首都圏反原発連合  原発をなくす全国連絡会
     再稼働阻止全国ネットワーク  さようなら原発1000万署名市民の会
        (呼び掛け人・内橋克人、大江健三郎、落合恵子、鎌田慧、
                      坂本龍一、澤地久枝、瀬戸内寂聴、鶴見俊輔)
 全国呼びかけ人
   木内みどり(女優) 加藤登紀子(歌手) 武藤類子(福島原発告訴団)
   吉岡 斉(九州大大学院教授)   天笠啓祐(ジャーナリスト)
   島田恵(映像作家) 那須正幹(児童文学作家) 内田麟太郎(絵詞作家)
    河合弘之(映画監督・弁護士) 広瀬隆(作家) 佐高信(週刊金曜日編集委員)
    中嶌哲演(明通寺・住職) 田中優(未来バンク代表) 鎌仲ひとみ(映像作家)
          (4/7現在)
 連絡先・集会本部:原発とめよう!九電本店前ひろば
 電  話:080-6420-6211(青柳行信)y-aoyagi@r8.dion.ne.jp

☆「メールマガジン編集部より」
 ・再稼働阻止全国ネットワークも、6月6日(土)から7日(日)の行動に参加し
  ます。又、金曜行動の交流会も企画されています。どちらも詳細が決まり次
  第、「地震と原発事故情報」で紹介記事を掲載致します。


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┗■4.花も嵐も乗り越えて行くは官邸前抗議行動
 |  止めてくれるな晋三さん、日本が滅ぶかの瀬戸際でさぁ
 |  4月3日第143回官邸前・国会前抗議行動報告
 └──── にしざきやよい(たんぽぽ舎ボランティア)

◯ またまた遅くなりましたm(_ _)m先週4月3日(金)のご報告。
 花散らしの雨と風の午前中、荒れ模様の天気が、果たしておさまるかと心配しましたが、風が少し強く吹く程度に回復し一安心。何時もの関電前は、花の季節ににもかかわらず、寒々しい感じ、およそ15分間スピーチとコールしてテントへ。
 向かう道は花びらが点々と雨で張り付き、薄いピンクの水玉模様に。ときおり花びらが目の前を舞って、桜もこの週末で終わりのようです。東北では、これからが見頃かな。
 さてノボリも用意万端いざ官邸前へ、ときおりノボリをさらっていきそうな風の中、私は持ち場の国会前へ、外務省前の交差点から国会へ向かう道にも、背の高い桜が何本か、見慣れたこんもりとした枝ぶりではなく、すうっと背が高い、此処では桜まで上昇思考かいと、らちもないツッコミ入れてるうち国会前に到着。
◯ まだ時間前なので人影もまばら、その人達一人一人に話しかけ、ビラを渡してる女性2人組がいる。そばに寄っていくと〝原発無くそう!九州玄海訴訟参加申込書〟という書面とビラを渡された。九州からいらしているのかしら、後でお話伺おう、とりあえず今はビラ撒き、ビラ撒き、とはいっても人が少ない!のであっという間に撒き終わり、希望のエリアに、ここもまだ集まっていないなぁ、さっきの2人組にお話聞こう!っと、戻ったけど、いなぁ~い、どこいっちゃったかなぁ、ここでスピーチするかなぁ。
◯ まぁしょうがない、抗議行動も始まったので、ビラもまけないしブラブラするかぁ。と、官邸前へここも既に見慣れた風景の風刺画、プラカード、音楽、お念仏と続く抗議ストリート、官邸前まで続きます。何時もの顔に何人も挨拶しながら、ぐるっと一巡り。
 外務省前交差点で見上げるとハラハラ散る夜桜、街灯に映えて良い風情、さて、国会前までもどると、Yさんが、「電力会社前での抗議行動の宣伝してよ、俺、先週やったからさぁ」とのこと、スピーチは苦手だけどしょうが無い、しどろもどろながら、東電本社前、九電東京支店前、関電東京支店前の抗議行動を宣伝して来ました。
◯ 「再稼働を電力会社が積極的にするのは、事故を起こした東電が責任を取ってないせい、電力会社の責任をもっと追及しないといけない!」みたいな事言って来ました。参加者が増えると良いなぁ。
 4月10日(金)第144回官邸前抗議の開始前にも17:30から
 関電東京支店前ショート抗議やります。ゼヒご参加を(^o^)/


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┗■5.新聞より
 └──── 

 ◆被ばく死最悪1.8万人 原発攻撃被害 84年に極秘研究
  外務省 反対運動恐れ公表せず 本紙が情報公開請求

   国内の原発が戦争やテロなどで攻撃を受けた場合の被害予測を、外務省が1984(昭和59)年、極秘に研究していたことが分かった。原子炉格納容器が破壊され、大量の放射性物質が漏れ出した場合、最悪のシナリオとして急性被ばくで1万8千人が亡くなり、原発の約86キロ圏が居住不能になると試算していた。研究では東京電力福島第一原発事故と同じ全電源喪失も想定していたが、反原発運動が広がることを懸念し公表されなかった。(後略)
   (4月8日東京新聞朝刊1面より抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2455】
2015年4月8日(水)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                            転送歓迎
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★1.新聞報道もあったが2号機格納容器温度計が異常な上昇を表示している。
   すなわち内部に何らかの発熱が生じたということである。
   概ね同じタイミングで格納容器圧力も上昇している
          上岡直見(環境経済研究所(技術士事務所))
★2.原発ゼロへ声をだそう  5・6脱原発久里浜パレード
   久里浜にある原発燃料工場GNF-J(グローバル・ニュークリア
   ・フュエル・ジャパン)を知ってますか
       市原和彦(5・6脱原発久里浜パレード実行委員会・実行委員長)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
    ◆ 記念講演会「菅直人が語る福島原発事故の真実」5月11日(月)
★4.テント日誌4月5日(日)  経産省前テントひろば1303日 商業用原発停止567日
   悪天候のように小さな意地悪も続いて
   しんがりの花見はテントの中で    (I・K)、(K.M)
★5.新聞より1つ
 ◆  再生エネ試算を経産相が疑問視      (4月8日東京新聞より)
━━━━━━━
※4/11第15回「東電は責任をとれ」連続講座
 ぜひ多くの方々の参加を、お願いします
日 時:4月11日(土)14:00から17:00 (開場13:30)
講 師:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)
テーマ:「東電福島第一原発の放射能汚染水の惨状と今後」
場 所:スペースたんぽぽ(ダイナミックビル4F)
呼びかけ:「経産省前テントひろば・たんぽぽ舎」,賛同119団体
参加費:800円(学生 400円)
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┗■1.新聞報道もあったが2号機格納容器温度計が異常な上昇を表示している。
 |  すなわち内部に何らかの発熱が生じたということである。
 |  概ね同じタイミングで格納容器圧力も上昇している
 └────  上岡直見(環境経済研究所(技術士事務所))

 新聞報道もあったが2号機格納容器温度計が異常な上昇を表示している。   
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20150408k0000m040117000c.html

 溶融燃料の崩壊熱は少なくとも低下しつつあり、外気温より高くなる要因はないはずで、事実それまでは20度程度で一定なのが、急に上昇して90度近くまで上昇している。すなわち内部に何らかの発熱が生じたということである。このような水温が上昇したということは水蒸気の発生が急増し、外部への放射性物質の放散が増加していると思われる。
 また温度上昇と概ね同じタイミングで格納容器圧力も上昇しており、内部で何らかの変化があったと思われる。東電は「原子炉の制御に影響はない」としているが、もともと「制御」などできていない。
 結果的に大きな影響はないかもしれないが、事故がまだ収束しておらずアンダーコントロールなどでないことが実証されている。

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┗■2.原発ゼロへ声をだそう  5・6脱原発久里浜パレード
 |  久里浜にある原発燃料工場GNF-J(グローバル・ニュークリア
 |  ・フュエル・ジャパン)を知ってますか
 └──── 市原和彦(5・6脱原発久里浜パレード実行委員会・実行委員長)

☆呼びかけ
   久里浜にある原発燃料工場GNF-J(グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン)は福島第一原発に燃料を供給し、事故に要放射能は全国を汚染し、この横須賀にも降り注ぎました。そして、横須賀は原子力空母の母港となってから6年以上経ちます。危険な原子力艦船が年間300日も停泊しています。
 私たち横須賀に住む者は、全国の原発が泊まった今も、この工場で原発の燃料が製造され続けていることを知る必要があります。
 命を奪う原発被害はすべての人の問題です。主義や主張の違いを超えて、脱原発の一点で集まりましょう。オール横須賀を目指して、原発の出発点、燃料工場のある久里浜で脱原発の行動を開始します。

☆5・6脱原発久里浜パレード -オール横須賀-
 日 時:5月6日(水・祝日)13:00集合 13:15出発(小雨決行)
 場 所:神明公園(京急久里浜駅徒歩5分)
 お願い:個人参加が原則。団体の旗のぼり等ご遠慮下さい。
 問い合わせ:市原和彦090-1771-3846
       yokosukayokosuka@yahoo.co.jp 

※「もう作らないで!核燃料」と工場前に毎週月曜午後3時から1時間「脱、脱、脱原発」歌と音楽でアピールしている市民がいます。

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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 └──── 

 ◆ 記念講演会「菅直人が語る福島原発事故の真実」

 講 師:菅直人元首相
 日 時:5月11日(月)17時30分より19時まで
 会 場:エクセルホール 水戸駅北口・駅ビル本館6F
 主 催:「東海第2原発に反対する茨城県自治体議員連盟」
     事務局 玉造順一 < jtama@sdp.or.jp >  TEL 029-303-1255
 参加費:2000円

 東電福島第一原発事故当時のナマの証言をお聞きするまたとない機会ですので、お知り合いお誘いあわせの上、ご参加いただきますようよろしくお願いいたします。
 記念講演会への参加をご希望の方については、事務局の玉造宛にメール、またはお電話にて5月7日までにご連絡をお願いいたします。
 なお、定員(100人)になり次第締め切りとさせていただきますことを、予めご承知おきください。

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┗■4.テント日誌4月5日(日)  経産省前テントひろば1303日 商業用原発停止567日
 |  悪天候のように小さな意地悪も続いて
 |  しんがりの花見はテントの中で
 └────  (I・K)   (K.M)
 
○小雨の中テントに向かう、経産省裏を通りがかったらいつもと様子が違った。
機動隊の輸送車(かまぼこ車)が通常いる警察車両の後ろに止まっていて隊員が出入りしていた。もしかしてテントが襲われた?と恐る恐るテントに行ったら何事も無かったのでほっとした。中では初めてテントに来たと言う若い方がいてテントが思ったよりちゃんと出来ていたので驚いたと言っていた。
 Sさんが先日訪れた浜岡の話や原発を動かしてはいけない理由などを丁寧に説明していた。11時ごろA子さんと傘をさして外に座っていたら公安が来て中に入っていてください右翼が来ますからと言うので慌てて椅子や花鉢を片付けて中に入った。暫らくしてまた公安が来て遠くの方なので今は大丈夫だけれど、用心して下さいと言う。
 11時半ごろテント前に公安が立ち並んだのでえっ!て思ったら文科省の方から街宣車がやって来て叫んで行った。
 その後暫らく静寂が続きMさんの差し入れ手作り韓国のりまきキンパをみんなで美味しく頂いた。1時半ごろまで外で立ち話などをしているとまたしても公安がテント前に現れたのであわててテントにひっこんだ。
 街宣車が10台ぐらい「国有地を不法占拠しているのに何で警察は取り締まらないのだよ!」「汚いテントは町の美化を損ねている」「左翼の不法占拠を取り締まれ!」などと叫んで通った。でも警備がちゃんとしていたのを見てか直接テントを襲っては来ず良かった。3時からの花見のため人が集まってきたのでA子さんと私はテントを去った。

☆しんがりの花見はテントの中で

○テント防衛と小雨模様の為、花見は第2テントで開催。沢山の持ち寄り料理で盛り上がった。続いて2次会はカラオケに繰り出す。
 第1テントでは居残り組が花見料理のおこぼれをいただきながらF代表を交えて政治談議。てきぱきと料理を第2から運んでくれたYさんとその友人とで脱原発について話す。東電社員にうらみがある訳では無いが、東電が解体されず株主も投資銀行もイチエフ事故の責任を全くとっていないことが、脱原発実現を妨げている、経産省・資源エネルギー庁の作戦どおりに。
 2000万人を殺し310万人の国民が死んだアジア・太平洋戦争の責任を昭和天皇がとらず退位せず官僚が生きのびた為に、平和主義を徹底できず今や安倍政権により軍事国家化が進み武器と原発を輸出する「死の商人」国が蘇っていることと類似している。
 それにしても、この状況でなぜ多く人が立ち上がらないのだろう。メディアの報道があまりにひどい。そういえば、世界一の侵略国アメリカでは戦争をしていても米国内の国民は戦争どこ吹く風で日常の優雅な生活を過ごし、米兵死者が増えて初めて戦争反対の声が強くなる。日本でも、過去の戦争ではそうだったし、これからも同じ過ちを繰り返すかもしれない。沖縄翁長知事と菅官房長官との対談はどうだったのだろう。……。
○思う存分カラオケを歌ってきた人たちが戻ってきて更ににぎやかに会話が続く。裁判所への供託金を貯めるための物品販売企画も検討中。テントの外ではOさんがギターを弾いている。私は夜中起きの為に美しいギターの響きを聴きながら早寝する。
 花見会から3900円の寄付があり通常カンパもあって、今朝のテント口座への振り込みは多額だ。早く供託金500万円を立て替え者に返却したい。引き続きテントを支援してくださる皆さんの応援をお願いする。
今朝も経産省本館前でチラシまきをする。  

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┗■5.新聞より1つ
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◆  再生エネ試算を経産相が疑問視

 宮沢洋一経済産業相は7日、閣議後の記者会見で、環境省が2030年の総発電量に占める再生可能エネルギーの比率が最大約35%に達するとの試算をまとめたことについて「実現可能性が十分に考慮されていない」と疑問を呈した。その上で、30年の電源構成の検討に際し、「(試算を)基礎として用いることはできない」と述べた。経産省は原発依存度の引き下げに向け、30年時点の再生エネ比率を20%台半ばにする方向で調整している。
 望月義夫環境相は7日の閣議後会見で、約35%という再生エネの比率について「コストがどれくらい掛かるかは試算できていない」と説明。「希望的観測でそこを目指していきたい」と述べ、努力目標との認識を示した。
         (4月8日東京新聞より)
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