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たんぽぽ舎です。【TMM:No1338】
                           転送歓迎
                     
       ◆ 地震と原発事故情報 その323 ◆
        4つの情報をお知らせします(2月6日)
 
    1月27日、中国電力島根原子力発電所2号機が定期検査で停止。
    残るは東電1基、関電1基、北海道電1基の計3基、
    全原発停止へあと一歩
 
 ★1.今年で9回目の調査
    サクラの花の異常を調べる重大な意義
    環境・放射能が生物にどう影響するか-貴重な情報入手
                           奥田智子
 ★2.☆「スペースたんぽぽ」の学習会2つのご案内☆
    ○2/17(金)島薗  進さん
    ○2/21(火)景浦 峡さん
  ★3.<テント日誌 2/5(日)>
    暖かな日、全国からの来訪者
    ― 経産省前テントひろば 148日目 ―
  ★4.メルマガ読者からのご案内
     2/10もんじゅ・西村裁判を応援する会
  ★5.新聞雑誌より1つ
    ○ 原子力委の3人に1800万円 業界から寄付
      新大綱策定に参加
               (2012年2月6日(月)朝日新聞より抜粋)
 
 
 
★1.今年で9回目の調査
   サクラの花の異常を調べる重大な意義
   環境・放射能が生物にどう影響するか-貴重な情報入手
 
                       奥田智子
 
○ 2003年春に行われた浜岡原発ツアーの際に寒椿に異常な花があるのを発見し、
続いて茨城県東海村でサクラの花の異常が見つかった。これをきっかけにサクラ
と原発の放射能との関係を調べてみようと、翌2004年からたんぽぽ舎サクラネッ
トが中心となって、毎年日本全国で観察を続けている。
 
○  サクラ(ソメイヨシノ)は普通花弁5枚、萼(ガク)片5個が対照的に並んで
いるが、近くでよく観察すると、花弁や萼片の数が標準より多かったり少なかっ
たり、あるいは花弁の先がぎざぎざしていたりねじれていたり、様々な異常花が
みられる。正常な花と何らかの異常を含む花との比率を求めて、毎年表にまとめ、
すでに8年分が公表されている。
 ソメイヨシノは接ぎ木で増やされるクローンのため個体差が少なく、通常寿命
は60年と言われるが、弘前公園のように手入れが行き届いていると、100年を超
すものが300本以上もあるなど、環境に敏感に反応し忠実にその影響を知らせて
くれる。しかも長い間、人間と同じ環境に生きてきているので、サクラの花の異
常を調べることは環境の生物への影響を考えるうえで、貴重な情報となるであろ
う。特に3・11の大震災と東電原発事故により、あろうことか日本中がまたも
や被ばくの危険に見舞われてしまった。2007年7月に中越沖地震があって柏崎原
発で放射能漏れが起こり、2008年4月に柏崎のサクラには異常花が目立った。ま
だサクラの異常花と放射能との関係は科学的証明には至っていないが、昨春は多
くの地点で異常花の増加傾向が見られた。今年はどうであろうか。各地できめ細
かく放射能の測定が行われている中でのサクラの観察はこれまでにない貴重な情
報が期待される。サクラの観察は測定機器を使って客観的なデーターが得られる
わけではなく、あくまでも目測に頼らざるを得ないところが一番の弱点である。
データーはあくまで客観的でなければならない。丁寧に観察し、しっかりした正
確なデーターを積み重ねることは放射能の危険を察知するための、誰でもできる
手軽な方法となるかもしれない。
 
○ もう一つサクラ調査の重要な意義は、真摯に自然に向き合い、客観的な観察
を続けることは様々な困難もあるが、時に新しい発見があり、このわくわく感は
何物にも代えがたい喜びであり、頭を柔軟にし、既成観念にとらわれずにものの
本質を見抜く力を鍛える最良の方法である。原発事故の被害も津波の被害も多く
の人達が予想し警告していたにもかかわらず、そんなことは実際には起こりえな
いとして無視したような人達にこれからの社会を任せるわけにはいきません。自
然に学び、頭を柔らかくして明るい世界を実現したいものです。
 
お願い:サクラ調査に興味がある方は是非ご参加ください。調査表などお送りし
ますので、ご連絡ください。特に福島県郡山市、いわき市在住の方、ご参加いた
だけると幸いです。
 
サクラ調査についての問合せと連絡先
サクラ調査ネットワーク 担当:柳田真
たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 
 
 
★2.☆2月「スペースたんぽぽ」の学習会2つのご案内☆
 
 ○科学・大学・学会が信頼を失うとき--放射線の健康影響をめぐって
  東大の内部の問題、日本学術会議の問題、
  そして放射線被ばくと医学の歴史の関わり
 
 日 時:2月17日(金曜)18時45分(開場18時30分)
 講 師:島薗  進さん
     東京大学大学院教授(生命倫理・宗教学)日本を代表する宗教学者。
     早くから中川保雄著「放射線被曝の歴史」の重要性を指摘(本の帯に
     推薦文あり)。東大柏キャンパスの空中放射線量が高いことを隠蔽す
     る東大のホームページを批判した東大教員有志の世話人の一人。
 会 場:スペースたんぽぽ(東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F)
          Tel:03-3238-9035  Fax:03-3238-0797
 参加費:800円(学生400円)
 
 
 ○議論はどのように歪められたか:
  3・11後の報道と専門家の発言を読み解く
 
 日 時:2月21日(火曜)18時45分(開場18時30分)
 講 師:景浦 峡さん・東京大学大学院教授(メディア・言語論)
     著書:3・11後の放射能「安全」報道を読み解く―
        社会情報リテラシー実践講座
     リテラシー(情報についての知識を持ち意味を理解する力)を身に着
     ければ、自分で判断する手がかりが得られます。
     東大柏キャンパスの空中放射線量に関し、東大本部のホームページ上
     の不適切な記述を修正するよう申し入れた東大教員有志の世話人の一人。
 会 場:スペースたんぽぽ(東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F)
          Tel:03-3238-9035  Fax:03-3238-0797
 参加費:800円(学生400円)
 
 
★3.<テント日誌 2/5(日)>
   暖かな日、全国からの来訪者
   ― 経産省前テントひろば 148日目 ―
 
2月5日(日)曇り。
日が沈むまでは暖かだったので、午後は表に常時7~8人で座り込みました。
 
今日は午前中は荒野座の皆さんがテントにいらっしゃって、「君と僕の未来」
「大間にハルコは生きている」「ずっとウソだった」を熱唱。最後は「故郷」を
歌ってアピール しました。少し残念だったのは今日の午前中は福島からのメン
バーが誰もいなかったことですが、6日にはテントにご帰還の予定です。
 
日曜の午後、それほど人通りは多くはありませんが、テントには東京、栃木、大
阪、沖縄、京都と広範囲からの訪問者を迎えました。人数的には少なかったので
すが、初めてテントにいらっしゃた方が多い印象でした。大阪からは労働運動の
大先達で「労働情報」の代表をされている前田さんも来訪。とても77歳には見
えない元気さ。
 
京都では市長選では、現職の門川大作さん(民主、自民、公明、社民、みんな推
薦)と「脱原発市政の実現」を表看板に掲げた中村和雄さん(共産推薦)の一騎
打ちとなり、門川さんが当選し、中村さんが破れました。
共産対反共産という「型」対「脱原発」という印象もありますが、「脱原発」だ
けでは選挙に勝てない現実の厳しさを感じます。
東京では日野と国立、大阪でも脱原発デモが行われました。
みなさんお疲れ様でした。(H.H)
 
 
★4.メルマガ読者からのご案内
 
 もんじゅ・西村裁判、最高裁の不当な上告棄却通知に抗議する
 
          もんじゅ・西村裁判を応援する会  世話人 藤田祐司
 
○ もんじゅ・西村裁判を応援してくださっている皆様、2月2日の朝日、毎日、
東京新聞ですでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、1月31日付で最高裁
上告棄却の通知が弁護団事務所に送られてきました。残念ながら敗訴確定です。
 
○原告、西村トシ子さんから届いたメールは下記のとおり。
 
永年、裁判のご協力を頂きありがとう御座いました。
残念な結果を報告する事となりました。
2/1、3時頃 棄却の電話連絡を弁護士から受け「5時半から裁判所記者クラ
ブで会見する予約をした」というので、残すところ2時間半を、とにかく慌しく
取りあえず電車に乗り、会見場に着き、記者会見を海渡、日隅弁護士と3名で行
いました。
 今後のことについては2月10日(金)午後7時からたんぽぽ舎(JR水道橋駅)
で検討したいと思います。
 どなたでもご参加いただけます。会場費は500円です。お待ちしております。
 
※抗議文(案)は、紙面の都合で次号に掲載予定。(編集部)
 
 
★5.新聞雑誌より1つ
 
  ○ 原子力委の3人に1800万円 業界から寄付
    新大綱策定に参加
               (2012年2月6日(月)朝日新聞より抜粋)
 
 東京電力福島第一原発事故後の原子力政策の基本方針(原子力政策大綱)を決め
るため内閣府原子力委員会に設けられている会議の専門委員23人のうち、原子力
が専門の大学教授3人全員が、2010年度までの5年間に原発関連の企業・団体か
ら計1839万円の寄付を受けていた。朝日新聞の調べでわかった。(中略)
 3人は東京大の田中知(さとる)(日本原子力学会長)、大阪大の山口彰、京都大
の山名元(はじむ)の各教授。3人は寄付を認めたうえで、「会議での発言は寄付
に左右されない」などと話している。この会議は新大綱策定会議。元東京大原子
力研究総合センター長の近藤駿介委員長ら原子力委員5人と専門委員で構成され、
今年8月をめどに大綱をつくる。寄付は所属大学に情報公開請求し、公開対象の
過去5年分が判明した。(中略)
 3人は会議で「福島の事故を受けて安全対策は随分とられている」「高速炉は
魅力。開発は続けるべきだ」などと発言している。(中略)
※編集部より
 ★2.の2/17(金)「スペースたんぽぽ」の学習会で、講師の島薗さんより3人
のうちの1人である東大教授田中知(さとる)氏について話していただきます。
 
───────────────────────────────
 
※誤植の訂正4つです。
 1.2月3日発信の「事故情報その320」の第3記事で、
   「さようなら原発2.11デモ」
   誤り:2月12日(休日)  正しくは:2月11日(休日)
  2.2月6日発信の「事故情報その322」の第1記事の
    1番の文章
   誤り:「…今後、原発なしで」 正しくは:「…今夏、原発なしで」
 3.2月6日発信の「事故情報その322」の第5記事の
   山本太郎さんの記事、後の方で、
   誤り:「…分かれた」 正しくは:「…別れた」
 4.2月6日発信の「事故情報その322」の第5記事の
   山本太郎さんの記事、最後の部分、
   誤り:「…考えていえりる。」 正しくは:「…考えている。」
 お詫びして、訂正致します。(地震と原発事故情報編集部)
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1338】
                           転送歓迎
                     
       ◆ 地震と原発事故情報 その323 ◆
        4つの情報をお知らせします(2月6日)
 
    1月27日、中国電力島根原子力発電所2号機が定期検査で停止。
    残るは東電1基、関電1基、北海道電1基の計3基、
    全原発停止へあと一歩
 
 ★1.今年で9回目の調査
    サクラの花の異常を調べる重大な意義
    環境・放射能が生物にどう影響するか-貴重な情報入手
                           奥田智子
 ★2.☆「スペースたんぽぽ」の学習会2つのご案内☆
    ○2/17(金)島薗  進さん
    ○2/21(火)景浦 峡さん
  ★3.<テント日誌 2/5(日)>
    暖かな日、全国からの来訪者
    ― 経産省前テントひろば 148日目 ―
  ★4.メルマガ読者からのご案内
     2/10もんじゅ・西村裁判を応援する会
  ★5.新聞雑誌より1つ
    ○ 原子力委の3人に1800万円 業界から寄付
      新大綱策定に参加
               (2012年2月6日(月)朝日新聞より抜粋)
 
 
 
★1.今年で9回目の調査
   サクラの花の異常を調べる重大な意義
   環境・放射能が生物にどう影響するか-貴重な情報入手
 
                       奥田智子
 
○ 2003年春に行われた浜岡原発ツアーの際に寒椿に異常な花があるのを発見し、
続いて茨城県東海村でサクラの花の異常が見つかった。これをきっかけにサクラ
と原発の放射能との関係を調べてみようと、翌2004年からたんぽぽ舎サクラネッ
トが中心となって、毎年日本全国で観察を続けている。
 
○  サクラ(ソメイヨシノ)は普通花弁5枚、萼(ガク)片5個が対照的に並んで
いるが、近くでよく観察すると、花弁や萼片の数が標準より多かったり少なかっ
たり、あるいは花弁の先がぎざぎざしていたりねじれていたり、様々な異常花が
みられる。正常な花と何らかの異常を含む花との比率を求めて、毎年表にまとめ、
すでに8年分が公表されている。
 ソメイヨシノは接ぎ木で増やされるクローンのため個体差が少なく、通常寿命
は60年と言われるが、弘前公園のように手入れが行き届いていると、100年を超
すものが300本以上もあるなど、環境に敏感に反応し忠実にその影響を知らせて
くれる。しかも長い間、人間と同じ環境に生きてきているので、サクラの花の異
常を調べることは環境の生物への影響を考えるうえで、貴重な情報となるであろ
う。特に3・11の大震災と東電原発事故により、あろうことか日本中がまたも
や被ばくの危険に見舞われてしまった。2007年7月に中越沖地震があって柏崎原
発で放射能漏れが起こり、2008年4月に柏崎のサクラには異常花が目立った。ま
だサクラの異常花と放射能との関係は科学的証明には至っていないが、昨春は多
くの地点で異常花の増加傾向が見られた。今年はどうであろうか。各地できめ細
かく放射能の測定が行われている中でのサクラの観察はこれまでにない貴重な情
報が期待される。サクラの観察は測定機器を使って客観的なデーターが得られる
わけではなく、あくまでも目測に頼らざるを得ないところが一番の弱点である。
データーはあくまで客観的でなければならない。丁寧に観察し、しっかりした正
確なデーターを積み重ねることは放射能の危険を察知するための、誰でもできる
手軽な方法となるかもしれない。
 
○ もう一つサクラ調査の重要な意義は、真摯に自然に向き合い、客観的な観察
を続けることは様々な困難もあるが、時に新しい発見があり、このわくわく感は
何物にも代えがたい喜びであり、頭を柔軟にし、既成観念にとらわれずにものの
本質を見抜く力を鍛える最良の方法である。原発事故の被害も津波の被害も多く
の人達が予想し警告していたにもかかわらず、そんなことは実際には起こりえな
いとして無視したような人達にこれからの社会を任せるわけにはいきません。自
然に学び、頭を柔らかくして明るい世界を実現したいものです。
 
お願い:サクラ調査に興味がある方は是非ご参加ください。調査表などお送りし
ますので、ご連絡ください。特に福島県郡山市、いわき市在住の方、ご参加いた
だけると幸いです。
 
サクラ調査についての問合せと連絡先
サクラ調査ネットワーク 担当:柳田真
たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 
 
 
★2.☆2月「スペースたんぽぽ」の学習会2つのご案内☆
 
 ○科学・大学・学会が信頼を失うとき--放射線の健康影響をめぐって
  東大の内部の問題、日本学術会議の問題、
  そして放射線被ばくと医学の歴史の関わり
 
 日 時:2月17日(金曜)18時45分(開場18時30分)
 講 師:島薗  進さん
     東京大学大学院教授(生命倫理・宗教学)日本を代表する宗教学者。
     早くから中川保雄著「放射線被曝の歴史」の重要性を指摘(本の帯に
     推薦文あり)。東大柏キャンパスの空中放射線量が高いことを隠蔽す
     る東大のホームページを批判した東大教員有志の世話人の一人。
 会 場:スペースたんぽぽ(東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F)
          Tel:03-3238-9035  Fax:03-3238-0797
 参加費:800円(学生400円)
 
 
 ○議論はどのように歪められたか:
  3・11後の報道と専門家の発言を読み解く
 
 日 時:2月21日(火曜)18時45分(開場18時30分)
 講 師:景浦 峡さん・東京大学大学院教授(メディア・言語論)
     著書:3・11後の放射能「安全」報道を読み解く―
        社会情報リテラシー実践講座
     リテラシー(情報についての知識を持ち意味を理解する力)を身に着
     ければ、自分で判断する手がかりが得られます。
     東大柏キャンパスの空中放射線量に関し、東大本部のホームページ上
     の不適切な記述を修正するよう申し入れた東大教員有志の世話人の一人。
 会 場:スペースたんぽぽ(東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F)
          Tel:03-3238-9035  Fax:03-3238-0797
 参加費:800円(学生400円)
 
 
★3.<テント日誌 2/5(日)>
   暖かな日、全国からの来訪者
   ― 経産省前テントひろば 148日目 ―
 
2月5日(日)曇り。
日が沈むまでは暖かだったので、午後は表に常時7~8人で座り込みました。
 
今日は午前中は荒野座の皆さんがテントにいらっしゃって、「君と僕の未来」
「大間にハルコは生きている」「ずっとウソだった」を熱唱。最後は「故郷」を
歌ってアピール しました。少し残念だったのは今日の午前中は福島からのメン
バーが誰もいなかったことですが、6日にはテントにご帰還の予定です。
 
日曜の午後、それほど人通りは多くはありませんが、テントには東京、栃木、大
阪、沖縄、京都と広範囲からの訪問者を迎えました。人数的には少なかったので
すが、初めてテントにいらっしゃた方が多い印象でした。大阪からは労働運動の
大先達で「労働情報」の代表をされている前田さんも来訪。とても77歳には見
えない元気さ。
 
京都では市長選では、現職の門川大作さん(民主、自民、公明、社民、みんな推
薦)と「脱原発市政の実現」を表看板に掲げた中村和雄さん(共産推薦)の一騎
打ちとなり、門川さんが当選し、中村さんが破れました。
共産対反共産という「型」対「脱原発」という印象もありますが、「脱原発」だ
けでは選挙に勝てない現実の厳しさを感じます。
東京では日野と国立、大阪でも脱原発デモが行われました。
みなさんお疲れ様でした。(H.H)
 
 
★4.メルマガ読者からのご案内
 
 もんじゅ・西村裁判、最高裁の不当な上告棄却通知に抗議する
 
          もんじゅ・西村裁判を応援する会  世話人 藤田祐司
 
○ もんじゅ・西村裁判を応援してくださっている皆様、2月2日の朝日、毎日、
東京新聞ですでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、1月31日付で最高裁
上告棄却の通知が弁護団事務所に送られてきました。残念ながら敗訴確定です。
 
○原告、西村トシ子さんから届いたメールは下記のとおり。
 
永年、裁判のご協力を頂きありがとう御座いました。
残念な結果を報告する事となりました。
2/1、3時頃 棄却の電話連絡を弁護士から受け「5時半から裁判所記者クラ
ブで会見する予約をした」というので、残すところ2時間半を、とにかく慌しく
取りあえず電車に乗り、会見場に着き、記者会見を海渡、日隅弁護士と3名で行
いました。
 今後のことについては2月10日(金)午後7時からたんぽぽ舎(JR水道橋駅)
で検討したいと思います。
 どなたでもご参加いただけます。会場費は500円です。お待ちしております。
 
※抗議文(案)は、紙面の都合で次号に掲載予定。(編集部)
 
 
★5.新聞雑誌より1つ
 
  ○ 原子力委の3人に1800万円 業界から寄付
    新大綱策定に参加
               (2012年2月6日(月)朝日新聞より抜粋)
 
 東京電力福島第一原発事故後の原子力政策の基本方針(原子力政策大綱)を決め
るため内閣府原子力委員会に設けられている会議の専門委員23人のうち、原子力
が専門の大学教授3人全員が、2010年度までの5年間に原発関連の企業・団体か
ら計1839万円の寄付を受けていた。朝日新聞の調べでわかった。(中略)
 3人は東京大の田中知(さとる)(日本原子力学会長)、大阪大の山口彰、京都大
の山名元(はじむ)の各教授。3人は寄付を認めたうえで、「会議での発言は寄付
に左右されない」などと話している。この会議は新大綱策定会議。元東京大原子
力研究総合センター長の近藤駿介委員長ら原子力委員5人と専門委員で構成され、
今年8月をめどに大綱をつくる。寄付は所属大学に情報公開請求し、公開対象の
過去5年分が判明した。(中略)
 3人は会議で「福島の事故を受けて安全対策は随分とられている」「高速炉は
魅力。開発は続けるべきだ」などと発言している。(中略)
※編集部より
 ★2.の2/17(金)「スペースたんぽぽ」の学習会で、講師の島薗さんより3人
のうちの1人である東大教授田中知(さとる)氏について話していただきます。
 
───────────────────────────────
 
※誤植の訂正4つです。
 1.2月3日発信の「事故情報その320」の第3記事で、
   「さようなら原発2.11デモ」
   誤り:2月12日(休日)  正しくは:2月11日(休日)
  2.2月6日発信の「事故情報その322」の第1記事の
    1番の文章
   誤り:「…今後、原発なしで」 正しくは:「…今夏、原発なしで」
 3.2月6日発信の「事故情報その322」の第5記事の
   山本太郎さんの記事、後の方で、
   誤り:「…分かれた」 正しくは:「…別れた」
 4.2月6日発信の「事故情報その322」の第5記事の
   山本太郎さんの記事、最後の部分、
   誤り:「…考えていえりる。」 正しくは:「…考えている。」
 お詫びして、訂正致します。(地震と原発事故情報編集部)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1337】
                               転送歓迎
 
       ◆ 地震と原発事故情報 その322 ◆
        5つの情報をお知らせします(2月6日)
 
  1月27日、中国電力島根原子力発電所2号機が定期検査で停止。
 残るは東電1基、関電1基、北海道電1基の計3基、全原発停止へあと一歩
 
 
★1.反原発運動の重点 野田内閣の原発推進政策に反対する
    原発なしで電気は大丈夫、再稼働阻止、
    電気料金値上げ反対、テントを守る           柳田 真
★2.足立力也さん講演会「ドイツが脱原発を決めたワケ」
   2012年2月12日(日) 開場14時  開演14時30分
★3.<テント日誌 2/4(土)>
   穏やかな一日 新しい泊まり込みメンバー続々
   ―― 経産省前テントひろば 147日目 ――
★4.読者からイベントのおさそい
   2月18日(土)9:40開演(志木)肥田舜太郎さん講演会
★5.新聞・雑誌から
  ◇小沢一郎、原発・消費税について語る
   増税法案に造反明言、福島原発は何も収束していない
  ◇俳優の山本太郎さん 自分への怒り3・11機に
   脱原発活動振り返る手記刊行
 
 
 
★1.反原発運動の重点 野田内閣の原発推進政策に反対する
    原発なしで電気は大丈夫、再稼働阻止、
    電気料金値上げ反対、テントを守る           柳田 真
 
 2011年に続き、2012年も「原発停止-廃止」に向けて、良い条件(原発51基
停止、稼働中は3基のみ)を生かして、みんなで努力しよう!
 
1.原発なしで電気は大丈夫!
  1月27日現在、稼働中の原発は3基となりました(全54基)。それでも電気
 は大丈夫です。「原発54基がないと日本の電気が不足する」というウソの神
 話が音を立てて崩壊です。電力会社と政府が発表するウソの数字=電力の余
 力を隠す=もあばかれました(1月23日毎日新聞)。「今後、原発なしで電気
 は足りる」と枝野経産相も認めました。
 
2.再稼働阻止・ヒバク労働者を激増させるな
  「原発なしで電気は大丈夫」ゆえ、いっそう原発再稼働を許してはなりま
 せん。正念場です。原発の定期検査はヒバク労働者を激増させます。「再稼
 働ありき」のための、ストレステストは信用できないしろもの。地震と原発
 の経験のないIAEAのお墨付きのゴマ化しに欺されない。2月~5月あら
 ゆる場所で再稼働阻止の声を上げよう、周辺自治体へ働きかけよう。
 
3.電気料金値上げ反対
  東京電力の電気料金値上げに大反対します。この問題で、テレビ、マスコ
 ミの沈黙はおかしい。報道せよ。もともと日本の電気料金は世界でも有数の
 高額だ(不評)。値上げの根拠数字も怪しい。信用できない。値上げを言う前
 にやることが一杯ある。1月27日東京都は、コスト削減不十分として「東電
 値上げ待った」をかけた。
  私たちは、東京電力の電気料金値上げに大反対する。
 
4.経産省前テントを守る
  反原発・廃原発の拠点、経産省前テントを守ろう。テントの撤去処分に反
 対し、撤回を要求する。枝野経産相は、テントひろばとの話し合いに応ぜよ!
 
 
★2.「ドイツが脱原発を決めたワケ - みどりの社会のつくり方」
 
【日時】2012年2月12日(日) 開場14時  開演14時30分
   (14時30分~16時講演。16時30分まで質疑応答・交流など)
【講師】足立力也さん
 コスタリカ研究家・佐賀大学非常勤講師
 日本版緑の党「みどりの未来」運営委員・国際局ス ポークスパーソン
 2011年5月にドイツ緑の党連邦議員ジルビア・コッティング・ウールさ
 んの案内役として被災地福島を訪れる。7月にブリスベンで開かれたオース
 トラリア緑の党の全国評議会に参加。
 2004年 中村敦夫率いる「みどりの会議」の比例代表候補として参議院
 選挙に出馬。
 著作:「丸腰国家~軍隊を放棄したコスタリカの平和戦略~」
    「平和ってなんだろうー軍隊をすてた国」コスタリカから考える」
【場所】〒101-0061東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F
   スペースたんぽぽ TEL 03-3238-9035  FAX 03-3238-0797
【主催】スペースたんぽぽ 【協力】いろりばた会議
 
 「ドイツが脱原発を決めたワケーみどりの社会のつくり方」
  3・11の福島第一原発事故発生直後に、いち早く「脱原発」に舵をきっ
 たドイツ。
  足立力也さんはドイツを先月訪問、廃炉を進める原発を抱えつつ再生可能
 エネルギー急速に普及させているバーデン・ビュルテンベルク州やネッカ
 ー・オーデンバルト郡で、エネルギーの民主化、エネルギー自治の実践を視
 察しました。
  また、放射線防護委員会がおかれているザルツギッターを訪れ、査収処分
 所の中にも入りつつ説明を受け、廃炉にするにせよ原発を推進するにせよ、
 絶対に避けて通れない、解けない難問――核廃棄物の最終処分問題について
 も見聞を深めてきました。
  ドイツで既に進められている脱原発の仕組み ――脱原発、再生可能エネ
 ルギーの推進、エネルギー効率化(省エネ)の取り組み、それらに携わる枠
 組みなど、最新情報をお話していただきます。
  ポイントは、「エネルギー自治」あるいは「エネルギーの民主化」です。
  それに向けた日本での課題などについても話せればと思います。
  来るべき未来の社会のあり方をご一緒に考えてみませんか。
 
 
★3.<テント日誌 2/4(土)>
   穏やかな一日 新しい泊まり込みメンバー続々
   ―― 経産省前テントひろば 147日目 ――
 
2月4日(土曜日)晴
 昨日のテント日誌で、武藤さんの『福島からあなたへ』の出版社名が、青木
書店とあったのは、大月書店の誤りです。謹んでお詫びと訂正をさせてくださ
い。さらに、共同執筆者は、写真家の森住卓氏(カバーに、武藤さんと併記さ
れています。後半で、ご友人の安積遊歩さんも紹介文を書かれています。ちな
みに定価は、1200円+税となっています。
 昨日、手元になく、記憶違いのまま書いてしまいました。深くお詫び申し上
げます。一家に、地域の図書館に無くてはならぬ歴史的名著だと思います。早
速購入されようとした方には、惑わせてすみませんでした。歌手のジェロニモ
さんの金曜日のレポートができず、これもまたすみませんでした。後日あらた
めて。
 土曜日は、まったく、特記事項はないといっていいようです。Qが夜間、朴
保さんのライブに出かけたおり、Fさんはじめ、新しく泊まってくださったか
たがたが、欠をうめてくれました、ありがとう。一緒に参加してくれたHさん
にも大感謝。
 今週、火曜日には、新党大地・真民主の鈴木宗男さんがテントひろばを訪問
されるということです。福田さんからの情報です。        (Q記)
 
 ◇「全国からのたより」
  (メールの送り先はtentohiroba@gmail.com 地域名・性別・年齢を
   ご記入いただければ幸いです。)
 
 ◎厳寒の中、重々お体を大切になさってください。倒れたらもともこもあり
 ません。
  想像するだけで頭が下がります。東電の犯罪は許せるものではありません。
 東電に「核発電」 分の電気代を支払わなくて済む運動があればいいと思っ
 てます。東電に実質的痛打を与えな い限り、東電はのさばるばかり。みん
 なで電気代を払わなければ、東電も倒産するしかないで しょう。家庭単位
 ではPPSの電気を買うことができないそうですが、東電でしか買えないと
 言うのはこの自由化時代に全く不都合です。こんな犯罪独占企業は倒産させ
 るべきです。
  放射能がれきを近場で燃やされることになり、放射能汚染が不安で、干し
 物も干せないようになります。どうしてくれるんですか、東電は。怒り心頭。
   (女性)
 
 ◎T(40代、男)です。
  寒い中、感謝しきれません。
  枝野大臣の発言によると、「??電力が足りない、電気代が高くなる??」の
 声が強ければ、経産省、政府は原発を再稼動する考えです。
 「電力は足りる、原発は安くない」をたくさんの人の真実にしましょう
 
 
★4.読者からイベントのおさそい
 
 2月18日(土) 志木 肥田舜太郎さん講演会
 日時 :2012年2月18日(土)9:40~(開演)
 テーマ:子どもたちを放射能汚染から守る大切なこと。
     内部被ばくがもたらすもの
 講演者:肥田舜太郎氏
 会場 :志木市民会館大ホール
 内容 :9:40~12時 講演&質疑応答
 会費 :500円(託児代別途)
 申込み:5年後10年後子どもたちが健やかに育つ志木
    kodomosukoyakashiki@yahoo.co.jp
  ①参加者氏名(ふりがな)②参加人数(大人・子供(学年)保育希望の
  有無)③ご連絡先アドレス④ご連絡先お電話番号⑤お住まいの市区町村
  ⑥事前に肥田先生に質問したい内容を明記
 
 
★5.新聞・雑誌から
 
 ◇小沢一郎、原発・消費税について語る
  増税法案に造反明言、福島原発は何も収束していない
 
 民主党の小沢一郎元代表は4日までに共同通信の単独インタビューに応じ、
野田佳彦首相の消費税増税方針は「筋道が違う。経済政策としてもおかしい」
と述べ、法案採決では反対に回る意向を表明した。国民の理解が得られないと
して、野田首相が衆院解散・総選挙で信を問うのは困難とも主張。次期衆院選
が後継首相の下で早期に実現される可能性に言及した。自らの離党は否定した。
(中略)
 ─東京電力福島第1原発事故の政府対応は。
 「何も収束していない。危険を放置している。政治の責任で何十兆でも出し
て、放射性物質を封じ込めないと駄目だ」(中略)
                  (デーリー東北2月5日号より抜粋)
 
 ◇俳優の山本太郎さん 自分への怒り3・11機に
  脱原発活動振り返る手記刊行
 
 「脱原発を公言して以来、収入が10分の1以下になった」と苦笑するのは、
俳優の山本太郎さん。3・11以降の活動を振り返る手記「ひとり舞台」(集
英社1300円)を刊行した。
 最初はこんなつもりではなかった。「商業放送で食わせてもらっている以上、
声を上げることによる不利益が絶対ある。先頭に立つつもりはなく、食いぶち
が減るスピードをなるべく遅くしたいと考えていた」。それが変わったのは、
国が子どもの放射能の安全基準を、年間1ミリシーベルトから20ミリシーベ
ルトに引き上げたとき。(中略)
 子どものころから、ボランティア活動に携わる母に連れられてフィリピンの
子どもたちと交流した。環境問題に関心を持ち、約8年前から国際環境保護団
体グリーンピースを支援してきた。今は本来の自分を取り戻した気もするとい
う。(中略)環境団体などを応援しても、声を出すことはなかった自分にたい
する怒りが、3・11を機に噴き出した。
 脱原発活動を続けるため、結婚を考えていた女性と昨年分かれた。「今の状
況では本当に意味でその子を守れないから。(佐賀県庁への抗議行動を建造物
浸入と)告発されたように、誰かが僕の足をすくおうと思ったら方法はいくら
でもある」。養うべき家族を持つ人が運動に参加しないのは仕方ないと考えて
いえりる。
                  (デーリー東北2月5日号より抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1336】
                           転送歓迎
                     
       ◆ 地震と原発事故情報 その321 ◆
        6つの情報をお知らせします(2月4日)
        
       1月27日、中国電力島根原子力発電所2号機が定期検査で停止。
     残るは東電1基、関電1基、北海道電1基の計3基、全原発停止へあ
と一歩
 
 ★1 2月11日(日)11:00より12:00まで「前段集会」を開催します。
      ☆福島バスツアー 1泊コース(3月10日出発)は満員になりました。 
 ★2 スペースたんぽぽ 講演講座予定一覧( 2月)   たんぽぽ
   ★3 <テント日誌 2/3(金)>
    テントひろばの盆踊り 「かんしょ踊り」を円陣となって
      ―― 経産省前テントひろば 146日目 ――
   ★4 【傍聴&アクションを!】
   2.8ストレステスト意見聴取会:大飯「妥当」評価を通すな!
 ★5 メルマガ読者からのご案内
   ○ 2月19日の府中市内デモのデモ出発時間が変更になりました。
 ★6 新聞雑誌より2つ
    ○1 値上げとは東電は甘い(投書) 
      ○2 東京ガス一転値下げ  コスト削減で経営効率化
 
 
★1 2月11日(日)11:00より12:00まで「前段集会」を開催します。
 
2月11日は「2・11さようなら原発1000万人アクション全国一斉行動in東
京」
 主催:さようなら原発1000万人アクション実行委員会
  代々木公園ケヤキ並木  13:30開会14:30デモ出発
 
  この集会に先立ち「再稼働反対・テントを守ろう」を訴える集会を開催します。
 場所は同じ代々木公園ケヤキ並木です。ぜひ、前段からご参加下さい。
 この後、午後の集会とデモに合流します。  たんぽぽ舎も横断幕や旗を持って
参加します。全原発停止をめざし、皆でアピールしましょう。 
    
☆急ぎのお知らせ  主催:福島原発事故緊急会議
 
 3月11日福島集会に向けての郡山へのバスツアーは、好評につき10日・11日の
1泊バスは満員になりました。受付を閉め切りました。
日帰りはまだ余裕があります。お問い合わせ下さい。
 
 
★2 スペースたんぽぽ 講演講座予定一覧( 2月)   たんぽぽ舎
 
あ 2月9日(木)☆原発についてみんなで観よう!ワンコイン上映会☆
 特集 東海村・日本の原子力発祥の地~
 首都圏に一番近い原子力施設のある茨城県、東海村を特集
 ○茨城現地からの脱原発活動報告あり
   19:00(開場18:30)~21:00    参加費500円
い 2月11日、18日(土)~毎週土曜日開催中~
 ☆優しく心と体を強くするヨーガ教室☆
 講師:河野秀海先生(インド中央政府科学技術省公認療術師
 詳細・ご予約は『優しく心と体』で検索!
 Eメール:kokorokaradayoga@gmail.com
   朝10:00~12:00   参加費:1500円(飲み物付)
う 2月12日(日)ドイツが脱原発を決めたワケ-みどりの社会の作り方-
 (脱原発をきめたドイツを1月に視察) 
 講師:足立 力也(コスタリカ研究家)
 14:30~16:30 参加費:1000円
え 2月14日(火)第11回役立つ反原発基本講座 
 ☆自治体は反原発が一番☆ 
 PPSの活用で財政軽減・実践報告3つの例 横須賀・羽村・東海村
 19:00(18:45)~21:00参加費:1000円
お 2月17日(金)福島原発放射能事故と御用学者たち
 科学・大学・学会が信頼を失うとき
 講師:島薗進さん(東京大学大学院教授 生命倫理・宗教学)
 18:45(開場18:30)~21:00 参加費:800円(学生400円)
 
か 2月19日(日)たんぽぽ舎第24回総会(23周年)
 
 第1部 第24回総会13:00開場
 第2部 記念講演 菅井益郎 汚染と徐染/山崎久隆 地震と再稼働
 第1部:無料                 
 第2部:500円(資料代
 第3部 懇親会(2000円)
 
き 2月21日(火)原発放射能事故とテレビ・新聞の報道
 議論はどのように歪められたか!
 講師:影浦 峡さん (東京大学大学院教授 メディア・言論論)
 18:45(開場18:30)~21:00 参加費:800円(学生400円)
く 2月24日(金)原発・反原発の歴史講座 2回目(1970~80前年)
 原爆から原発へ -原発利権の誕生-
 講師:山崎 久隆さん  ☆全4回☆ 3月3回目、4月4回目
 18:45(開場18:30) 参加費:800円)
け 2月27日(月)最近地震が多い!心配だ!
 3.11原発事故後にわかったいくつかのこと(4年以内に東京直下地震発生70%)
  そのほか 
  講師:島村英紀(地震学者、地質学者)
 18:45(開場18:30)~21:00 参加費:1000円
 
 
★3 <テント日誌 2/3(金)>
    テントひろばの盆踊り 「かんしょ踊り」を円陣となって
      ―― 経産省前テントひろば 146日目 ――
 
 午前5時頃、テクノ・ミュージックの大音響で登場し、湘南ナンバーの軽自動
車の天井であぐらをかいて、大声でどなり散らしている壮年の男。どうやら酒場
での口論でうるさいと警察に通報され、抵抗したところ、警官に組伏せられ、地
べたに顔面を押し付けられ、署に連行された。命が危ないと思って、逃げた……
などと供述している。神奈川県警をよくふりきったものだ。結局、消防車、救急
車、紺の警察ワゴン、回転灯をきらめかすパトカー、覆面警察車、派出所の警官
用自転車……ほぼ一ダースになんなんとする警官隊。そして、一時間後、錯乱男
は、おとなしく、ストレッチャーに横たわり、救急車に収容された。一時間半ほ
どの朝の怪事件だった。
 Iさんは、ほとんどは、官庁街の事務所内の清掃に駆けつける通行人に、あい
そよく「おはようございます」と声をかけるのを忘れない。そして、テントは
「平常」にもどった。そう、これは、あの命こそが宝なんだという灯台でもあっ
たのだ。
 誰もいなくなるような時間、受付担当が来る前、まず、出勤前の看護婦さんが、
またしてもあれこれのスナックを届けてくれる。ついでではなく、わざわざ遠回
りしてである。「ご飯持ってこれないでごめんね!」看護婦さんになるひととい
うのは、凄まじい献身のひとだなあ! と嘆声を洩らし、頭が下がる。 
 読書中の『福島からあなたへ』に目を落とす。「放射能の見えない壁に囲まれ
るこどもたちを救いたい」そんな一行に目を凝らしていると、テントのキャンバ
スがガサガサ動く。「おはようございます」受付署名の人が来た。誰かな? 目
をあげると、執筆者の武藤類子さん、そのひとだ。「夢か!」 ヨンデイタラ、
キテクレタ!
 インターネット・テレビ OUR PLANET TVの取材チームが来た。「テントまだ
ありますね!よかった!」そして、茨城の谷田部さんが、明るい調子で「おはよ
う!」と告げて第二テントへ。お鍋を洗って帰って来たTさんがカメラの周りを
通って帰って来た。これは私の仕事だったのに! 大変なおみやげを持ってテン
トに一泊し、ほとんど、熟睡せず、働き続けるTさん。
 最近、表面的にしろ、警察なども、テントが、悪意に満ちた犯罪から最も遠い
「善意」で建っていることがわかってきたのではないか。これは、こうした人人
のテントを守ろうとする自然な振る舞い、人柄から察せられるものにちがいない。
命令はこうした共感を消す。
 
 女性たちの今日のイベントは、ワークショップ「かんしょ踊り(会津磐梯山古
式踊り)」だった。あの執筆者の武藤さんが踊って見せる。みんな輪になって学
ぶ。「福島からあなたへ」〔青木書店〕のなかにも踊りについての断章がある。
今日はまた別のお話が聞けた。「この踊りの激しさ、強さ、集団で繰り返す迫力
が、為政者をおびえさせ、いろいろな干渉がされてきました。が、いまでも、こ
の踊りは、何世紀もの風雪に耐えて生き残っています。(これが福島の本当の力
でしょう)……」
 テント前広場での盆踊り、自治警戒のTさんをあわてさせる場面もなく、警察
官はいっさいあらわれなかった。(私服がいたかな)
 「全国の女たち世話人」の谷田部さんはじめ、50人ほどの中で、男性は、おと
こではなく、みんなと呼ばれる。女性たちと手をつなぐときに傍らの女性が魅惑
的な声で、「みんな」に「ごめんなさいね」とささやかれた。「みんな」は「光
栄です」と応えた。切り裂くような凍て風に、一瞬、春の光翳を見、懐かしいぬ
くもりを感じる。
 昔、バレーや舞踏を見ていたころ、ロシアの少数民族出身のプリマは「ことば
を使えなくさせられれば、踊りで表現するしかない」とか、パリのエトワルは
「人間が生まれて最初にすることは、踊りよ」とか、アイヌ舞踊の踊り手は「こ
れは、見る人へのものではなく、カムイへの踊りなんです」とかとか、思い出し
た。歴史的闘争は文化的なものであるほど、残され伝わる可能性は、良い悪いは
別にして、高い。倫理的美的知的向上心に触れることは一回性の人生にとって至
福。中上健次はそれを物語といったのかもしれない。
 たんぽぽ舎で活躍中の福島出身のTSさんは、「踊りは苦手なんだよね」とい
いながら、やはり結構なお姿でありました。テントで生きていれば、天真爛漫に
なれる!
 
 戦争の歴史は戦争否定の歴史だった。死人にくちなしならば、なんとしてでも
生きて、伝えねばならぬことを生きている人に伝えねばならない。歴史とはいま
だ! 世界の大海を周遊して、老いつかれた鮭鱒の大群が出生の原点へ、上流へ
向かって、重力に逆行するように、遡上してゆく、そうした力のあるものが、次
世代を継承する。平和史観なしに未来は無い。テントはそのようにある。「笑っ
て殺す馬鹿もいる」なんて、この広場では信じられない。未来は編み出されねば
ならない、みんなと女と・・・なぜなら、あるべき社会はまだないからだろう。
                                    
 (Q記)
○「全国からのたより」
*寒い中ご苦労さまです。
 特に何も出来ませんが、応援だけはしていますので、お身体大切に頑張ってく
ださい。
 この寒さを乗り切れば春はもうまじかです。
 時間が出来れば伺いたいと思います。          (男性)
 
 
★4 【傍聴&アクションを!】
   2.8ストレステスト意見聴取会:大飯「妥当」評価を通すな!
       (福島原発事故緊急会議MLより転載)
 保安院は2月8日の第8回「ストレステスト意見聴取会」の開催要項を発表しま
した。今回は、前回の本来無効な聴取会に引き続いて大飯原発3、4号機の評価書
素案への意見聴取などが予定されています。今回が終わると、保安院は大飯原発
の評価書を確定させ、原子力安全委員会の検討会(5委員に加えて5人の「専門家」
を追加)に送ります。
 保安院は、前回と同様に傍聴者を締め出し、会議室とは別室でモニターを見ろ、
との傲慢な姿勢を貫いています。今回は会議室と別室を完全に切り離してくるこ
とが予想されます。
 前回1月18日、同室での傍聴と利益相反3委員の解任を求めて、傍聴者は必死
の猛抗議を行いました。しかし、経産省・保安院は何の反省もないようです。こ
うした茶番がいつまでも続けられると思ったら大間違いです。
 できる限り多くの人がまず傍聴を申し込まれるよう呼びかけます。受付締切は
2月6日(月)12時まで、先着200人ですので、早めに申込みを。なお、当日は諦
めることなく、同室傍聴と利益相反委員の解任を求めるアクションを行います。
相談会にもぜひご参加ください。どなたでも参加できます。
 
【「ストレステスト意見聴取会」アクション相談会】
 
2月5日(日) 午後5時~7時 ピープルズ・プラン研究所
<アクセス/有楽町線「江戸川橋駅」徒歩7分、TEL:03-6424-5748>
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/tinyd1/index.php?id=5
 
<呼びかけ>
福島原発事故緊急会議
3・11再稼働反対!全国アクション
(連絡先) ピープルズ・プラン研究所
(TEL) 03-6424-5748    (FAX) 03-6424-5749
(E-mail) contact@2011shinsai.info
または、(杉原携帯)090-6185-4407
 
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
 
傍聴受付けは、2月6日(月)12時まで、先着200人です。
http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/800/29/008/240208.pdf
 
※最近行われているいくつかの意見聴取会は、1階の「入口ゲート外側」
にある会議室で開かれています。今回の「別室」もたぶんゲートをくぐら
ない会議室だと思われます。身分証明書をお持ち下さい。
 
 
★5 メルマガ読者からのご案内
 ○ 2月19日の府中市内デモのデモ出発時間が変更になりました。訂正です。
ご注意下さい。
◇2.19原発イヤだ!府中デモ ○ 東電・東芝抗議申し入れ
日  時:2012年2月19日(日) 集合11:30 デモ出発12:00
集合場所 府中市 府中公園 京王線府中駅北口から、甲州街道北側に越えて7
分。
       (府中町2丁目)
デモコース 府中駅周辺を歩き、東電武蔵野支社府中別館へ抗議申し入れ、東芝
府中工場南門で抗議申し入れを行い、美好町公園(美好町1丁目)で解散する予
定(最寄り駅 JR・京王線分倍河原駅徒歩5分)。90分ほどのロングデモ(途中
で抜けるのも途中からの参加も歓迎です)。
主催:2.19原発イヤだ!府中デモ実行委員会
協賛 府中平和まつり実行委員会
連絡先:東 080-5428-5391 azuma.k@fsinet.or.jp
     坂倉 090‐2494‐1232
 
 ★6 新聞雑誌より2つ
  ○1 値上げとは東電は甘い  
    無職 永田 貴成 72(神奈川県鎌倉市)
 
東京電力の値上げにクレームを付けた東京都の行動に賛成し、拍手を送りたい。
東電の安全に対する甘え考えが原因で、大事故を起こし大迷惑しているのは、わ
れわれだ。
 こんな時に値上げが当然の権利と考えるのは言語道断だ。経営合理化によるコ
スト削減は今年たった千九百億円で、値上げ幅を圧縮するとはいえ一般家庭に10
%、企業に17%もの値上げを要求する考えが許せない。
 原発は安全と偽って再稼働する前に、本店を含む東電のほとんどの機能を、ど
こかの安全な原発施設の中に移転させ、空いた東京都内の施設を売却して資金調
達に充てるぐらいの血のにじむ努力をすべきだ。
 それらを示した後に値上げをお願いすることが、独占事業を行う企業の態度だ
ろう。
 それが出来ないのなら発送電分離を行い、独占的立場を与えないようにしなけ
ればならないし、
総括原価方式で電気料金を決める方式を改めなければならない。
                               (東京新聞2月3日投書より)
 
○2 東京ガス一転値下げ
    コスト削減で経営効率化
 
 東京ガスは31日、一般家庭など小口向けのガス料金を3月8日から平均1.57%
値下げすると発表した。標準家庭で月額88円の値下げとなる。(中略)
 本格改訂による値下げは2008年4月以来、約四年ぶり。人件費などのコスト削
減を中心とした経営効率化で2011年度下期からの1年間に百十億円を捻出し、値
下げに対応する。東ガスは31日、経済産業省に改訂を届けた。
 都市ガス大手四社の値下げは、昨年十月実施の西部ガス、今年二月からの大阪
ガスに続いて三社目。東邦ガスは「現時点では未定」としている。
            (東京新聞2月1日より抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1335】
                           転送歓迎
 
       ◆ 地震と原発事故情報 その320 ◆
        5つの情報をお知らせします(2月3日)
 
 
1月27日、中国電力島根原子力発電所2号機が定期検査で停止。
残るは東電1基、関電1基、北海道電1基の計3基、全原発停止へあと一歩
 
 
★1.「再稼働阻止は自治体の力で」
   ─原発推進勢力のチカラの源泉=資金源を断とう
   東電電気料の値上げ反対!                 (布施 哲也)
★2.<テント日誌 1/2(木)>
   厳しい寒さの中、来訪者続々
   ― 経産省前テントひろば 145日目 ―
★3.メルマガ読者より、講演会・デモのご案内、2つ
 ◇さようなら原発 2.11東電・東葛支社前デモのお知らせ
   2月12日(休日)午後1時30分 名戸ヶ谷第2公園
 ◇上映会「100,000年後の安全」
   2月12日(日)14:00~/13:30開場 東京ウィメンズプラザ・ホール
★4.84歳の女性が60名署名あつめる
                          (たんぽぽ舎会員 練馬M子)
★5.がん発症リスクある 1500キロ離れた地で増加
   低線量・内部被ばく どう向き合う
   チェルノブイリ影響研究トンデル博士
         (2012年2月3日 東京新聞 こちら特報部より抜粋)
 
 
 
★1.「再稼働阻止は自治体の力で」
   ─原発推進勢力のチカラの源泉=資金源を断とう
   東電電気料の値上げ反対!        布施哲也
 
 この国の官僚、それも経済官僚が気になる。それでも、これまでは政党・政治
家の影に隠れていたが、今はその姿をはっきり私たちの前に顕わにし、その力を
誇示する。TPP(環太平洋経済連携協定)への参加も、消費税の引き上げも、そし
て原発の再稼働も、この官僚の存在がカギを握る。
 この国の支配構造がどうなっているかは承知している。原発の推進に当てはめて
みれば、その構造が一段とハッキリする。政治家ではないし、有権者でもない。
ましてや労働者でもない。輸出関連大企業による資本であり、それを具体化する
官僚だ。
 これらの支配者、原発で言えば原発推進勢力の力の源泉は、あたりまえだが資金力
となる。電気料金と税金が、これら推進勢力(原子力ムラ)を潤して、そのオコボレに
あずかろうと人々が群がる。その金は、電力会社が支払う固定資産資産税と交付金
だが、それだけではない。地元にばら撒く「協力金」も膨大で、人々のこころを捻じ
曲げてしまう。
 唐突だが、東電(他の電力会社も)の不買運動を提唱したい。東電ほど、日本といわず
世界に害を与え、与えつづけている企業は存在しない。その東電の電気を買わない
ことが、原発推進勢力の資金源を断つことになるからだ。経産省をはじめとした省庁の
ビルの多くはPPSから電気を調達している。PPSには限界もあるし、いいことばか
りではない。
 でも、原子力ムラに抗し、政策を変更させるカギとなるだろう。PPSの電気は
原発由来ではないし、原子力ムラが避けたい発電と送配電の分離に結びつくからだ。
そして、多くの自治体施設の電気をPPSから購入することで、このことを広く社会化
したい。自治体こそは、私たちのホームグラウンドだ。
                  (『労働情報』紙より一部転載)
 
 
★2.<テント日誌 1/2(木)>
   厳しい寒さの中、来訪者続々
   ― 経産省前テントひろば 145日目 ―
 
2月2日(木) 晴れ。風も強く、寒さが厳しい。
 
 昨夜から泊まり込んだが、強い風でテントがバタつき、すそがまくり上がって風が
吹き込み、寝ていられず、応急措置をする。
他方では、夜を徹しての議論が延々と続いている模様。不寝番交替で起きた後、それ
に加わる。夜明けが少しずつ早くなってきているのが、何となく春に向かっているの
だと感じさせてくれる。
 朝、先日差し入れられたマットを下に敷いてみる。下からの冷気を遮断して暖かみ
を感じる。人々のいろいろな気遣いに、テントに寄せる思いを感じながら、感謝。
 今日は朝から差し入れが殺到。特に豚汁は別々の2人の方から、大鍋2杯分。
揚げたてのコロッケ、谷田部さんは特製の五目おこわをはるばる茨城から運んでく
れる。
 村長が原発からの絶縁を宣言している東海村の村議選はやはり厳しかったそうで
ある。原発関連企業で働いている人が多く、上位3名は企業内候補者であったらしい。
それでも脱原発を明確に掲げた候補者もかなり票を伸ばしたそうだ。東海村では
なかなか「家の外では脱原発を言えないから家の中でできることなら協力したい」
という人も多いという。
 今は、むしろ隣接自治体地域で脱原発は高まり、運動も活発化しているそうである。
 
 福島原発の事故以来、隣接地域も全て原発の「現場」であることが過酷な被災の
現実によって明確になったからだ。そう言えば、このところ大間原発に対して函館市
が強力に反対して市長が動いていることが報じられている。
 
 寒い中、来訪者は絶えない。初めて、という人もいて熱心に議論が続く。
その感想が早速メールで届けられた。テントは人々の意志や思いが寄せられることに
よって日々成長していく。テントという物理的には小さなものが、それが磁場となって
巨大な、人々の脱原発の意志空間・公共空間を創りだしているのであり、それを原発
維持・推進の経産省が省内の管理規則で撤去しょうなどというのは、それこそ国有地
の、そしてこの国の空間の私物化そのものなのだ。(Y・T)
 
☆「全国からのたより」
メールの送り先はtentohiroba@gmail.com
 地域名・性別・年齢をご記入いただければ幸いです。)
 
◎本日13時頃はじめておじゃました、さいたま市の○○と申します。
本日伺ったお話に、感銘を受け、是非行動に参加させていただきたく、ご連絡を
差し上げました。防寒具は、山岳用シュラフを持ち合わせておりますので、
問題ありません。とりあえず、この土曜日から月曜日までを考えておりますが、
受け入れ可能でしょうか。
なお、火気は持っておりませんが、水、食糧等最低限なものは、持参いたします。
 
◎Tと申します(40代、男)。
思い込み「原発が無いと、電力が足りない」と思い込んでる人が多いと報道されまし
たが、実際、思い込んでる人が多いと私も感じます。足りるか足りないか未だ分から
ないと言うなら、正常な範囲と思いますが。足りない思い込みは原子力ムラによる情
報操作によると思います。
  原子力ムラに関心が無い多くの人達が情報操作などに操られずに、原発の危険が無
い  社会を想像する手伝いが大事と思います。野田総理が原発推進に見えるのは、
推進派の官僚の言いなりな傾向が強いからと思います。
 
 
★3.メルマガ読者より、講演会・デモのご案内、2つ
 
◇さようなら原発 2.11 東電・東葛支社前デモのお知らせ
                         流山市 日下部 信雄
 
昨年の10月11日に実施した「東電・東葛支社前デモ」の第2弾を行います。
前回の10.11のときと同様に、東電社長あての抗議文を手渡す。東電・東葛支社
には1週間も前に「受け取りに出てくるよう」要請しておいたのだが、「後で連絡す
る」と言っておきながら、30日、強く再要請したら、やっと31日になって「受け
取ります」と言ってきた。「休日出勤だとお金がかかる」なんて言っていた。
デモ参加の有無にかかわらず、一緒に要請文や抗議文を出される方を募集しています。
参加できないけれど「抗議文(要請文)」を出したい人はメールで日下部信雄まで、
送ってください。 メールアドレス:kusakabe-nobuo@nifty.com
なお、「集会会場」は前回の駅前ロータリーだと大勢集まった時に危ないということ
で、新柏駅前ではなく近くの「名戸ヶ谷第2公園」としました。「新柏駅」から駅前
の「東武ストア」の後ろに位置します。徒歩数分。下記ブログの地図を参照して下さい。
当日駅前に案内人を配置する予定。
ここで集会を開いている間に、別働隊を作って抗議文などを東電に届ける形になります。
天候に関わらず実施する。ぜひご参加を。
詳細は下記「原発止めよう! 東葛の会」のブログを!
http://blogs.yahoo.co.jp/genpatsutomeyou_tokatsunokai/2775783.html
 
 
◇上映会「100,000年後の安全」
 
たとえ事故が起こらなくても、原子力発電所から大量に発生し、どんどん貯まっていく
放射性廃棄物。世界には少なくとも25万トンもの高レベル放射性廃棄物がすでに存在
し、フィンランド以外、最終処分場は決まっていません。使用済み核燃料に含まれる
プルトニウムの半減期は2万4千年。さらに生物にとって安全なレベルまで放射能が
下がるにはおよそ10万年かかるといわれています。危険な放射性廃棄物を10万年
間、人間が管理することは可能なのか?
フィンランドで建設されている世界初の高レベル放射性廃棄物最終処分場を描き、
核のゴミ問題を問いかけるドキュメンタリー。
 
日 時: 2012年2月12日(日)14:00~/13:30開場
    ※上映後、ゲストトークを予定
会 場: 東京ウィメンズプラザ・ホール 東京都渋谷区神宮前5-53-67
交 通: 表参道駅B2出口徒歩7分・渋谷駅徒歩12分
入場料: 予約 800円/当日 1,000円 (※要事前予約)
主 催: 大竹財団、特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター(PARC)
協 力: たんぽぽ舎
<お問い合わせ・ご予約>大竹財団 03-3272-3900/PARC 03-5209-3450
            Web予約 http://bit.ly/AcJZFv
 
 
★4. 84歳の女性が60名署名あつめる
                 (たんぽぽ舎会員 練馬M子)
 
1月中旬、久しぶりに知人宅に伺いました。人と会うときはいつも「さよなら原発」
の署名用紙を用意していくのですが、その日はたまたまもって行きませんでした。
「署名用紙を忘れて残念」と言う私に「あとで送って」と彼女。
後日2枚の署名用紙とあて先の書いた封筒を送りました。「60人に書いてもらって
送ったわよ。カンパ用紙も入ってたので、カンパもちょっとね」と今日電話がありま
した。彼女は84歳、足が不自由で外出できません。ディサービスに通い、そこの利用
者、スタッフ、ヘルパーさんたちから署名を集めたのです。最初は彼女1人に署名を
書いてもらうつもりでしたが、なんと60倍に増えてびっくりです。
彼女の心意気に感動です。いつも人と人との関係を大切にしている彼女なのでできた
ことですし、原発に対しての関心もそれだけ大きいということであり、まだまだ運動
が広がる可能性があると、心強く思いました。
 
 
★5.がん発症リスクある 1500キロ離れた地で増加
   低線量・内部被ばく どう向き合う
   チェルノブイリ影響研究トンデル博士
           (2012年2月3日 東京新聞 こちら特報部より抜粋)
 
初の帰村宣言──福島県川内村が原発事故の避難自治体としては初めて帰村宣言を出
した。
4月1日に役場や学校、保育園などを再会する方針だが、やはり気になるのは放射能
汚染による健康被害。年間20ミリシーベルト以下なら居住できるというのは、本当
なのか。向こう数十年にわたって続く低線量被ばくとどう向き合えばよいのか。内外の
専門家に聞いた。
「がんの発生数二万二千四百九件のうち、八百五十件はチェルノブイリ原発事故によっ
て出された放射能汚染によるものだった」。スウェーデンから来日したヨーテボリ大学
のマーチン・トンデル博士(四九)は先月三十一日、福島市内で開かれた講演会で、
スウェーデンでのチェルノブイリ原発事後の健康影響についての調査結果を報告。
低線量被ばくでもがん発症のリスクがある可能性をこう「警告」した。
トンデル博士は一九八六年四月に旧ソ連(現ウクライナ)で起きたチェルノブイリ
原発事故の後、スウェーデン北部に降下したセシウム137の堆積量と、その後に
住民が発症したがんとの関係を研究していることで世界的に有名だ。(中略)
デスクメモ
「戻れる人は戻る。心配な人はもう少し様子をみてから戻る」。遠藤雄幸村長は、
こう話した。村を復活させたい村長の気持ちは分かる。だが、このままでは不安は
なくならないだろう。正確なことが分かっていない以上、慎重にならざるを得ない。
つくづく原発事故の罪を思う。
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