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たんぽぽ舎です。【TMM:No1336】
                           転送歓迎
                     
       ◆ 地震と原発事故情報 その321 ◆
        6つの情報をお知らせします(2月4日)
        
       1月27日、中国電力島根原子力発電所2号機が定期検査で停止。
     残るは東電1基、関電1基、北海道電1基の計3基、全原発停止へあ
と一歩
 
 ★1 2月11日(日)11:00より12:00まで「前段集会」を開催します。
      ☆福島バスツアー 1泊コース(3月10日出発)は満員になりました。 
 ★2 スペースたんぽぽ 講演講座予定一覧( 2月)   たんぽぽ
   ★3 <テント日誌 2/3(金)>
    テントひろばの盆踊り 「かんしょ踊り」を円陣となって
      ―― 経産省前テントひろば 146日目 ――
   ★4 【傍聴&アクションを!】
   2.8ストレステスト意見聴取会:大飯「妥当」評価を通すな!
 ★5 メルマガ読者からのご案内
   ○ 2月19日の府中市内デモのデモ出発時間が変更になりました。
 ★6 新聞雑誌より2つ
    ○1 値上げとは東電は甘い(投書) 
      ○2 東京ガス一転値下げ  コスト削減で経営効率化
 
 
★1 2月11日(日)11:00より12:00まで「前段集会」を開催します。
 
2月11日は「2・11さようなら原発1000万人アクション全国一斉行動in東
京」
 主催:さようなら原発1000万人アクション実行委員会
  代々木公園ケヤキ並木  13:30開会14:30デモ出発
 
  この集会に先立ち「再稼働反対・テントを守ろう」を訴える集会を開催します。
 場所は同じ代々木公園ケヤキ並木です。ぜひ、前段からご参加下さい。
 この後、午後の集会とデモに合流します。  たんぽぽ舎も横断幕や旗を持って
参加します。全原発停止をめざし、皆でアピールしましょう。 
    
☆急ぎのお知らせ  主催:福島原発事故緊急会議
 
 3月11日福島集会に向けての郡山へのバスツアーは、好評につき10日・11日の
1泊バスは満員になりました。受付を閉め切りました。
日帰りはまだ余裕があります。お問い合わせ下さい。
 
 
★2 スペースたんぽぽ 講演講座予定一覧( 2月)   たんぽぽ舎
 
あ 2月9日(木)☆原発についてみんなで観よう!ワンコイン上映会☆
 特集 東海村・日本の原子力発祥の地~
 首都圏に一番近い原子力施設のある茨城県、東海村を特集
 ○茨城現地からの脱原発活動報告あり
   19:00(開場18:30)~21:00    参加費500円
い 2月11日、18日(土)~毎週土曜日開催中~
 ☆優しく心と体を強くするヨーガ教室☆
 講師:河野秀海先生(インド中央政府科学技術省公認療術師
 詳細・ご予約は『優しく心と体』で検索!
 Eメール:kokorokaradayoga@gmail.com
   朝10:00~12:00   参加費:1500円(飲み物付)
う 2月12日(日)ドイツが脱原発を決めたワケ-みどりの社会の作り方-
 (脱原発をきめたドイツを1月に視察) 
 講師:足立 力也(コスタリカ研究家)
 14:30~16:30 参加費:1000円
え 2月14日(火)第11回役立つ反原発基本講座 
 ☆自治体は反原発が一番☆ 
 PPSの活用で財政軽減・実践報告3つの例 横須賀・羽村・東海村
 19:00(18:45)~21:00参加費:1000円
お 2月17日(金)福島原発放射能事故と御用学者たち
 科学・大学・学会が信頼を失うとき
 講師:島薗進さん(東京大学大学院教授 生命倫理・宗教学)
 18:45(開場18:30)~21:00 参加費:800円(学生400円)
 
か 2月19日(日)たんぽぽ舎第24回総会(23周年)
 
 第1部 第24回総会13:00開場
 第2部 記念講演 菅井益郎 汚染と徐染/山崎久隆 地震と再稼働
 第1部:無料                 
 第2部:500円(資料代
 第3部 懇親会(2000円)
 
き 2月21日(火)原発放射能事故とテレビ・新聞の報道
 議論はどのように歪められたか!
 講師:影浦 峡さん (東京大学大学院教授 メディア・言論論)
 18:45(開場18:30)~21:00 参加費:800円(学生400円)
く 2月24日(金)原発・反原発の歴史講座 2回目(1970~80前年)
 原爆から原発へ -原発利権の誕生-
 講師:山崎 久隆さん  ☆全4回☆ 3月3回目、4月4回目
 18:45(開場18:30) 参加費:800円)
け 2月27日(月)最近地震が多い!心配だ!
 3.11原発事故後にわかったいくつかのこと(4年以内に東京直下地震発生70%)
  そのほか 
  講師:島村英紀(地震学者、地質学者)
 18:45(開場18:30)~21:00 参加費:1000円
 
 
★3 <テント日誌 2/3(金)>
    テントひろばの盆踊り 「かんしょ踊り」を円陣となって
      ―― 経産省前テントひろば 146日目 ――
 
 午前5時頃、テクノ・ミュージックの大音響で登場し、湘南ナンバーの軽自動
車の天井であぐらをかいて、大声でどなり散らしている壮年の男。どうやら酒場
での口論でうるさいと警察に通報され、抵抗したところ、警官に組伏せられ、地
べたに顔面を押し付けられ、署に連行された。命が危ないと思って、逃げた……
などと供述している。神奈川県警をよくふりきったものだ。結局、消防車、救急
車、紺の警察ワゴン、回転灯をきらめかすパトカー、覆面警察車、派出所の警官
用自転車……ほぼ一ダースになんなんとする警官隊。そして、一時間後、錯乱男
は、おとなしく、ストレッチャーに横たわり、救急車に収容された。一時間半ほ
どの朝の怪事件だった。
 Iさんは、ほとんどは、官庁街の事務所内の清掃に駆けつける通行人に、あい
そよく「おはようございます」と声をかけるのを忘れない。そして、テントは
「平常」にもどった。そう、これは、あの命こそが宝なんだという灯台でもあっ
たのだ。
 誰もいなくなるような時間、受付担当が来る前、まず、出勤前の看護婦さんが、
またしてもあれこれのスナックを届けてくれる。ついでではなく、わざわざ遠回
りしてである。「ご飯持ってこれないでごめんね!」看護婦さんになるひととい
うのは、凄まじい献身のひとだなあ! と嘆声を洩らし、頭が下がる。 
 読書中の『福島からあなたへ』に目を落とす。「放射能の見えない壁に囲まれ
るこどもたちを救いたい」そんな一行に目を凝らしていると、テントのキャンバ
スがガサガサ動く。「おはようございます」受付署名の人が来た。誰かな? 目
をあげると、執筆者の武藤類子さん、そのひとだ。「夢か!」 ヨンデイタラ、
キテクレタ!
 インターネット・テレビ OUR PLANET TVの取材チームが来た。「テントまだ
ありますね!よかった!」そして、茨城の谷田部さんが、明るい調子で「おはよ
う!」と告げて第二テントへ。お鍋を洗って帰って来たTさんがカメラの周りを
通って帰って来た。これは私の仕事だったのに! 大変なおみやげを持ってテン
トに一泊し、ほとんど、熟睡せず、働き続けるTさん。
 最近、表面的にしろ、警察なども、テントが、悪意に満ちた犯罪から最も遠い
「善意」で建っていることがわかってきたのではないか。これは、こうした人人
のテントを守ろうとする自然な振る舞い、人柄から察せられるものにちがいない。
命令はこうした共感を消す。
 
 女性たちの今日のイベントは、ワークショップ「かんしょ踊り(会津磐梯山古
式踊り)」だった。あの執筆者の武藤さんが踊って見せる。みんな輪になって学
ぶ。「福島からあなたへ」〔青木書店〕のなかにも踊りについての断章がある。
今日はまた別のお話が聞けた。「この踊りの激しさ、強さ、集団で繰り返す迫力
が、為政者をおびえさせ、いろいろな干渉がされてきました。が、いまでも、こ
の踊りは、何世紀もの風雪に耐えて生き残っています。(これが福島の本当の力
でしょう)……」
 テント前広場での盆踊り、自治警戒のTさんをあわてさせる場面もなく、警察
官はいっさいあらわれなかった。(私服がいたかな)
 「全国の女たち世話人」の谷田部さんはじめ、50人ほどの中で、男性は、おと
こではなく、みんなと呼ばれる。女性たちと手をつなぐときに傍らの女性が魅惑
的な声で、「みんな」に「ごめんなさいね」とささやかれた。「みんな」は「光
栄です」と応えた。切り裂くような凍て風に、一瞬、春の光翳を見、懐かしいぬ
くもりを感じる。
 昔、バレーや舞踏を見ていたころ、ロシアの少数民族出身のプリマは「ことば
を使えなくさせられれば、踊りで表現するしかない」とか、パリのエトワルは
「人間が生まれて最初にすることは、踊りよ」とか、アイヌ舞踊の踊り手は「こ
れは、見る人へのものではなく、カムイへの踊りなんです」とかとか、思い出し
た。歴史的闘争は文化的なものであるほど、残され伝わる可能性は、良い悪いは
別にして、高い。倫理的美的知的向上心に触れることは一回性の人生にとって至
福。中上健次はそれを物語といったのかもしれない。
 たんぽぽ舎で活躍中の福島出身のTSさんは、「踊りは苦手なんだよね」とい
いながら、やはり結構なお姿でありました。テントで生きていれば、天真爛漫に
なれる!
 
 戦争の歴史は戦争否定の歴史だった。死人にくちなしならば、なんとしてでも
生きて、伝えねばならぬことを生きている人に伝えねばならない。歴史とはいま
だ! 世界の大海を周遊して、老いつかれた鮭鱒の大群が出生の原点へ、上流へ
向かって、重力に逆行するように、遡上してゆく、そうした力のあるものが、次
世代を継承する。平和史観なしに未来は無い。テントはそのようにある。「笑っ
て殺す馬鹿もいる」なんて、この広場では信じられない。未来は編み出されねば
ならない、みんなと女と・・・なぜなら、あるべき社会はまだないからだろう。
                                    
 (Q記)
○「全国からのたより」
*寒い中ご苦労さまです。
 特に何も出来ませんが、応援だけはしていますので、お身体大切に頑張ってく
ださい。
 この寒さを乗り切れば春はもうまじかです。
 時間が出来れば伺いたいと思います。          (男性)
 
 
★4 【傍聴&アクションを!】
   2.8ストレステスト意見聴取会:大飯「妥当」評価を通すな!
       (福島原発事故緊急会議MLより転載)
 保安院は2月8日の第8回「ストレステスト意見聴取会」の開催要項を発表しま
した。今回は、前回の本来無効な聴取会に引き続いて大飯原発3、4号機の評価書
素案への意見聴取などが予定されています。今回が終わると、保安院は大飯原発
の評価書を確定させ、原子力安全委員会の検討会(5委員に加えて5人の「専門家」
を追加)に送ります。
 保安院は、前回と同様に傍聴者を締め出し、会議室とは別室でモニターを見ろ、
との傲慢な姿勢を貫いています。今回は会議室と別室を完全に切り離してくるこ
とが予想されます。
 前回1月18日、同室での傍聴と利益相反3委員の解任を求めて、傍聴者は必死
の猛抗議を行いました。しかし、経産省・保安院は何の反省もないようです。こ
うした茶番がいつまでも続けられると思ったら大間違いです。
 できる限り多くの人がまず傍聴を申し込まれるよう呼びかけます。受付締切は
2月6日(月)12時まで、先着200人ですので、早めに申込みを。なお、当日は諦
めることなく、同室傍聴と利益相反委員の解任を求めるアクションを行います。
相談会にもぜひご参加ください。どなたでも参加できます。
 
【「ストレステスト意見聴取会」アクション相談会】
 
2月5日(日) 午後5時~7時 ピープルズ・プラン研究所
<アクセス/有楽町線「江戸川橋駅」徒歩7分、TEL:03-6424-5748>
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/tinyd1/index.php?id=5
 
<呼びかけ>
福島原発事故緊急会議
3・11再稼働反対!全国アクション
(連絡先) ピープルズ・プラン研究所
(TEL) 03-6424-5748    (FAX) 03-6424-5749
(E-mail) contact@2011shinsai.info
または、(杉原携帯)090-6185-4407
 
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
 
傍聴受付けは、2月6日(月)12時まで、先着200人です。
http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/800/29/008/240208.pdf
 
※最近行われているいくつかの意見聴取会は、1階の「入口ゲート外側」
にある会議室で開かれています。今回の「別室」もたぶんゲートをくぐら
ない会議室だと思われます。身分証明書をお持ち下さい。
 
 
★5 メルマガ読者からのご案内
 ○ 2月19日の府中市内デモのデモ出発時間が変更になりました。訂正です。
ご注意下さい。
◇2.19原発イヤだ!府中デモ ○ 東電・東芝抗議申し入れ
日  時:2012年2月19日(日) 集合11:30 デモ出発12:00
集合場所 府中市 府中公園 京王線府中駅北口から、甲州街道北側に越えて7
分。
       (府中町2丁目)
デモコース 府中駅周辺を歩き、東電武蔵野支社府中別館へ抗議申し入れ、東芝
府中工場南門で抗議申し入れを行い、美好町公園(美好町1丁目)で解散する予
定(最寄り駅 JR・京王線分倍河原駅徒歩5分)。90分ほどのロングデモ(途中
で抜けるのも途中からの参加も歓迎です)。
主催:2.19原発イヤだ!府中デモ実行委員会
協賛 府中平和まつり実行委員会
連絡先:東 080-5428-5391 azuma.k@fsinet.or.jp
     坂倉 090‐2494‐1232
 
 ★6 新聞雑誌より2つ
  ○1 値上げとは東電は甘い  
    無職 永田 貴成 72(神奈川県鎌倉市)
 
東京電力の値上げにクレームを付けた東京都の行動に賛成し、拍手を送りたい。
東電の安全に対する甘え考えが原因で、大事故を起こし大迷惑しているのは、わ
れわれだ。
 こんな時に値上げが当然の権利と考えるのは言語道断だ。経営合理化によるコ
スト削減は今年たった千九百億円で、値上げ幅を圧縮するとはいえ一般家庭に10
%、企業に17%もの値上げを要求する考えが許せない。
 原発は安全と偽って再稼働する前に、本店を含む東電のほとんどの機能を、ど
こかの安全な原発施設の中に移転させ、空いた東京都内の施設を売却して資金調
達に充てるぐらいの血のにじむ努力をすべきだ。
 それらを示した後に値上げをお願いすることが、独占事業を行う企業の態度だ
ろう。
 それが出来ないのなら発送電分離を行い、独占的立場を与えないようにしなけ
ればならないし、
総括原価方式で電気料金を決める方式を改めなければならない。
                               (東京新聞2月3日投書より)
 
○2 東京ガス一転値下げ
    コスト削減で経営効率化
 
 東京ガスは31日、一般家庭など小口向けのガス料金を3月8日から平均1.57%
値下げすると発表した。標準家庭で月額88円の値下げとなる。(中略)
 本格改訂による値下げは2008年4月以来、約四年ぶり。人件費などのコスト削
減を中心とした経営効率化で2011年度下期からの1年間に百十億円を捻出し、値
下げに対応する。東ガスは31日、経済産業省に改訂を届けた。
 都市ガス大手四社の値下げは、昨年十月実施の西部ガス、今年二月からの大阪
ガスに続いて三社目。東邦ガスは「現時点では未定」としている。
            (東京新聞2月1日より抜粋)
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