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たんぽぽ舎です。【TMM:No2525】
2015年7月3日(金)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.「原発なしの方が成長できる、そして日本人らしい生き方ができる」
   「自然とともに、自然を生かし、自然に生かされる生き方」
   6/27古賀茂明さんの講座の報告
                西村俊弘 (「スペースたんぽぽ」講座運営委員)
★2.今回もカヌー(辺野古ブルー)を中心に新基地反対の抗議行動に参加
   沖縄辺野古新基地建設は不可能です
   そして、同じ構造を持つ原発再稼働も不可能にしたいと思う
   6月に10日間辺野古に行ってきました    千葉和夫(たんぽぽ舎会員)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆7/27『国と県は勝手に決めるな!被災者の声を聞け!
   住宅支援・区域指定・賠償の継続を求める
   福島県民集会&対県申し入れ行動』
   主催:【ひだんれん:原発事故被害者団体連絡会】
★4.新聞より
  ◆規制委審査 残る疑念 重なる「保安院体質」川内原発 迫る再稼働
       九電に配慮? 情報隠しも 老朽化・火山対策…電力側の都合追認
               (7月3日東京新聞「こちら特報部」より抜粋)
━━━━━━━
※7/7(火)学習討論集会にご参加を!
   「緊急作業時被ばく線量」引き上げ問題を知る
  日 時:7月7日(火)18:30開場19:00から21:00
  講 演:西野方庸さん(関西労働者安全センター)
  会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
  主 催:被ばく労働を考えるネットワーク
  資料代:500円
※7/8(水)学習会にご参加を!
  「菅首相(当時)はなぜバッシングにあったのか?」
  「菅叩きの陰に隠された不都合な真実」
     聞き手:鈴木千津子 (たんぽぽ舎共同代表)
    日 時:7月8日(水)18:30開場 19:00から21:00
  お 話:菅直人元首相
  会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
      資料代:800円
━━━━━━━
※7/11(土)から7/12(日)
 第3回福島を忘れない全国シンポジウム・現地見学
 主 催:シンポジウム実行委員会(反原発自治体議員・市民連盟)
 参加費:議員は25,000円(往復バス代、宿泊、シンポ・交流会、見学含む)
             市民は23,000円(往復バス代、宿泊、シンポ・交流会、見学含む)
 申込み・問い合わせ:090-5497-4222(けしば)、090-6029-5511(柳田)
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┗■1.「原発なしの方が成長できる、そして日本人らしい生き方ができる」
 |  「自然とともに、自然を生かし、自然に生かされる生き方」
 |  6/27古賀茂明さんの講座の報告
 └──── 西村俊弘 (「スペースたんぽぽ」講座運営委員)

改革はするが戦争はしない「フォーラム4」で日本を変える
-安倍政権とは真逆の第4の道-I am not ABE
講師:古賀茂明さん

講座の概要
◎ 6月27日(土)午後1時から古賀茂明さんの講座が「スペースたんぽぽ」で開かれました。
 講座が始まる10分前、「まだ講演ではありません。」と前置きがはいり、古賀さんが参加者のインターネットの利用状況を調べ始めた。
参加者とのコミュニケーションを図り講座が始まった時には、既に参加者の心を掴んでいました。素晴らしいツカミでした。
◎ 講座は先日の自民党の保守系議員と百田尚樹氏の勉強会の話から始まる。
百田氏が何を言っても、それは言論の自由であり、それに反論すればいいだけだ。
しかし、安倍政権のような政権に批判的な言論を封じ込めるやり方は断じて許されない。
 報道ステーションの古館氏とのバトルも起こるべくして起こった事がよくわかった。官邸は以前から報道ステーションに狙いを定めていた。そして、古館氏は自分の地位を守るために古賀氏をはじめ、多くのスタッフをスケープゴートにしたのだった。
◎ 古賀さんの講演は淀みがなく、次から次へと知識が溢れだす。参加者が講演に聞き入り緊張が高まった処で、突然ギャグを放り込む、会場は笑いの渦に包まれる。緊張と緩和、見事な手法でした。
◎ 話は自民党が犯した4つの大罪と、安倍総理が何を考えているかに進んでいく。安倍総理はNATOでの地位を高める事に、執着している。そのために、後藤健二さんは、見殺しにされたのだ。これは卑劣で非難されるべき事だが、NATO各国は賞賛した。
安倍総理は列強になるための13本の矢を着実に実行している。NSC法、特定秘密保護法、防衛装備移転三原則はすでに成立している。
 現在、狙っているのは集団的自衛権行使容認と、集団安全保障だ。そして憲法9条改正、基本的人権の制限、徴兵制度などの過激な方向に進んでいく。
◎ 講演の最後は原発の話で締めくくられました。あらゆる産業は年数がたつうちに原価が下がっていくが、原発だけは原価が上がり続けている異常な産業だ。
先進国の中で原発を国策にしているのは、日本だけで他の国は自然エネルギーに舵を切っている。
 原発なしの方が成長できる、そして、日本人らしい生き方ができる。
 日本人らしい生き方とは、自然とともに、自然を生かし、自然に生かされる生き方です。
 講演の時間が終わっているにも関わらず会場の熱気は冷めません。
古賀さんのご厚意により、40分も延長していただき、質問の時間を取る事ができました。
参加された総ての人が満足されて帰途につきました。素晴らしい講座でした。


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┗■2.今回もカヌー(辺野古ブルー)を中心に新基地反対の抗議行動に参加
 |  沖縄辺野古新基地建設は不可能です
 |  そして、同じ構造を持つ原発再稼働も不可能にしたいと思う
 |  6月に10日間辺野古に行ってきました
 └──── 千葉和夫(たんぽぽ舎会員)

◯ 6月も沖縄辺野古に10日間滞在。そして連続8日間カヌーを漕いで最前線でボーリング調査に抗議した。映画「圧殺の海」に見られるように海上保安庁のボートとの“バトル?”の毎日(日曜日は練習、バトルなし)だった。
 沖縄では“オール沖縄”で政党のしがらみを捨てて一丸となって辺野古新基地に反対している。これは陸(キャンプシュワブ前の座り込み)と海(抗議船+カヌー)が一体となって“切れ目のない”反対運動である。これを沖縄の人たちと一緒に行動できたことに感謝したい。
◯ 原則、午前/午後と各1回抗議行動がある。今回は風向きを考慮して、辺野古の北側の大浦湾瀬嵩(せたけ)の浜から漕ぎ出す。1kmぐらいでいわゆる「制限海域」にあるブイ(直径約60cm1列+約30cm3列)に到着する。向こう側には沖縄防衛局+海上保安庁が待ち構え、大音量で、しかもちり紙交換並みに繰り返し「危険なのでブイには近づかない」よう警告している。
 カヌーメンバーは15隻~22隻、抗議船は常時4隻(内1隻はマスコミや議員などが乗船)カヌーは時刻を決め、ブイの中へ入り、台船(ボーリング船)を目指す。これは非常に勇気がいる。しばしば(*注)キャンプシュワブゲート前の抗議行動の声が聞こえてくる。勇気100倍だ。私たちは原始的な手漕ぎだ。たぶん0.2~0.3馬力だろう。
◯ 海保は300~400馬力の船外機を付けた軍艦並みのボート、それが縦横無尽に走りまわり、カヌーを追いかけまわす。明らかに力の差は1000倍以上ある。海保の船からカヌーに飛び乗り転覆させたり、命であるパドル(カイ)を取りあげ漂流させたり、その破壊力でカヌーの近くを急旋回して海に落とす。また、江戸時代の火消「か組」よろしく、長いかぎ棒でカヌーを引きずり手繰り寄せ捕獲する。私も毎日のバトルで拘束され解放(釈放)されるまで1~1.5時間拘束され続けた。正直、拘束はあまり気分の良いものではない。
 炎天下、水さえ飲めない。実際若い海保隊員がカヌーに飛び乗ってくるのはかなりの恐怖だ。そのためスリ傷、打ち身などは絶えない。私も左腕ひじにかなりの打撲症を負い、2週間ほど痛みが取れなかった。チームに19歳の若者がいる。先日彼が挨拶をし「毎朝起きるとバトルを思い、胃がきりきりと痛む」と話していた。しかし、私たちは決してひるまない。辺野古新基地を断念するまで漕ぎ続けていく覚悟だ。
◯ バトルが終わって瀬嵩の浜にもどると、キャンプシュワブゲート前からバスで多くの人が迎えてくれる。体も心もボロボロになって(これは私だけか?)引き上げてくるので涙が出るほどうれしい。大声援の応援と冷たい飲み物、手作りのパンなどの差し入れがありがたい。まさにこれこそ“切れ目のない”反対運動ではないだろうか?これで負けることは考えられない。
 (*注)大浦湾からキャンプシュワブゲート前まで直線で約4km、標高差で約70m

◯<インターネット上の誹謗中傷>
 今、インターネット上でいろいろなデマが飛び交っている。このような事にいちいち反応するのもバカらしいが一言書いておいた方が良いと思う。
<その内容>
・ゲート前で基地建設反対に抗議する市民は、日当2万円をもらっている。
 …ウソだ
・辺野古反対の抗議運動に「一般市民を装ったプロの活動家」が本土から大勢送り込まれている。…ウソだ
・「中国や韓国」と深い関係がある。…ウソだ
・「反日」、「テロ」、「左翼」…ウソだ
等などと根拠のない誹謗中傷がネット上に書き込まれている。
◯ しかし、私が感じた現場の様子はこのようです。
 30度を超える中、ゲート前では簡易椅子やゴザに座り、周りの人に持参の黒糖を回し、手作りのお菓子を配り、歌を歌い、熱心に話を聞く市民の姿がある。お年寄り、若者、学生が県内各地からバスに乗り合い、本土各地から(自費で)ゲート前に足を運ぶ姿を見ることができる。
 非暴力に徹した私たちの抗議行動に悪意を込めた誹謗中傷は理解不可能だ。ここでは静かな怒りのパワーが感じられる。


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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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 ◆7/27『国と県は勝手に決めるな!被災者の声を聞け!
  住宅支援・区域指定・賠償の継続を求める
  福島県民集会&対県申し入れ行動』

  政府は、居住制限区域・避難指示解除準備区域を2017年3月までに区域指定を全て解除し、対象地区住民への慰謝料(精神的損害の賠償)を2018年3月までに全て打ち切る方針を示しました。また、福島県はこれに呼応し、指定区域外避難者への住宅無償支援を2017年3月で打ち切ると発表。
 ひだんれんは、住宅支援・区域指定・精神的損害賠償の継続を求め、被害者の声を聞く場をつくるよう県に申し入れを行います。
 一方的に 決められた政策で、形だけの復興ではなく、真の「人間の復興」のために、原発被害者が声を上げましよう!

<7月27日(月)>
  11:00~12:00 集会 福島テルサFTホール(福島市)
? 12:00~     デモ 福島県庁へ
? 13:00~     申し入れ・交渉 (福島県庁)
<チラシ> ひだんれんブログ  http://hidanren.blogspot.jp/
主催・連絡先:【ひだんれん:原発事故被害者団体連絡会】
        Email hidanren@gmail.com


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┗■4.新聞より
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 ◆規制委審査 残る疑念 重なる「保安院体質」川内原発 迫る再稼働
      九電に配慮? 情報隠しも 老朽化・火山対策…電力側の都合追認

  2013年9月以来、原発稼働ゼロが続いてきたが、九州電力は7日から再稼働に向け、川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)に核燃料を入れ始める。これまで避難経路や火山噴火予測の不備が批判されてきた同原発だが、原子力規制委員会による各種の審査にも疑問符が付けられている。住民団体などからは「福島原発事故以前の旧原子力安全・保安院時代と変わらない」という憤りの声が聞こえる。
 「このまま再稼働に突き進んでよいのか。見過ごしている欠陥は数多い」 市民団体「再稼働阻止全国ネットワーク」の木村雅英さんはそう語る。
 再稼働には、原子力規制委員会が設けた新規制基準に基づく3つの審査を通過することが求められる。
 3つとは原子炉の基本設計や方針などを見る「原子炉設置変更許可」、原子炉の詳細設計を扱う「工事計画認可」、さらに運転管理ルールに関する「保安規定認可」。川内原発1号機の場合、規制委が原子炉設置変更許可を認めた際「新基準の適合第一号」と脚光を浴びたが、それで審査が終わったわけではない。
 なかでも、木村さんは工事計画認可を問題視する。
  九電が提出した工事計画認可申請書は規制委がホームページ上で「公開」している。敷地の図面や配管図、耐震に関する計算の結果などが詳細に書かれているが、黒枠の中を白塗りして非公開にしている部分があちこちにある。
 どの部分を非公開にするかは、九電が商業機密などの理由から決めている。市民団体「たんぽぽ舎」副代表の山崎久隆さんは「九電の都合のよいように情報が隠された。これでは認可が妥当なのか否か、第三者が検証できない」と憤る。
 「核分裂を止める制御棒が地震時に正常に動くかという問題がある。その検証には、制御棒を差し込む配管が地震でどれだけ変形するかというデータを見なくてはならない。だが、申請書では非公開だ」
 規制委設置法は「情報公開を徹底し、透明性を確保しなければならない」と定め、同法に関する国会決議も「推進側の論理に影響されることなく、安全確保を第一に」としている。しかしそれが尊重されているとは到底言いがたい。
 九電は配管などが地震の揺れで変形して機能が喪失しないか解析し、申請書に「問題ないレベル」とみなせる数値を示している。
  これについても、木村さんは「規制委は計算過程を記した資料を九電から受け取っていないと言う。つまり、九電の解析をうのみにしただけ。審査に値しない」と訴えた。だが、原子力規制庁の担当者は「計算は事業者(電力会社)の責任で適切に実施する。役所が全てチェックするわけではない」と受け流した。
 問題は申請書の審査にとどまらない。原子炉等規制法は、事業者が原発に関連する工事に着手する前に、規制委からその工事計画の認可を得なければならないと定めている。
 だが、規制委は13年6月、認可前の工事を容認する方針を示した。前身の原子力安全・保安院時代、福島原発事故後に緊急安全対策を指示、事業者が対策を始めていた点に配慮したという。だが「本当の狙いは再稼働準備を急ぐためでは」との疑念は消えない。 (後略)
<デスクメモ>
  「アイデア」ものと感心した。原子力規制庁の白抜き資料である。黒塗り資料は珍しくない。だが、隠す部分が白い資料には黒塗りのような怪しさがない。黒を白と言いくるめるとはこのことか。これも役人の仕事のうちなのだろう。「税を払ったら、いくらも残らない」。あるニュースの断片を思い出す。(牧)
        (7月3日東京新聞「こちら特報部」より抜粋)
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2524】
2015年7月2日(木)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                                     転送歓迎
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★1.東京電力は福島原発事故の責任をとれ!東電の情報隠しは許せない!
   放射能汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!
     -第22回東電解体!東電本店合同抗議の報告-
                渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.第五検察審査会は被疑者を起訴して下さい
   法廷で事故責任が追及されることを望みます。
      冨塚元夫 (たんぽぽ舎ボランティア 千葉県船橋市在住)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
   ◆  7/4樋口健二・神田香織コラボレーション講演会(変更通知)
  ◆「第4回原発メーカー訴訟 学習会」のお知らせ (7月14日)
   ◆『福島原発告訴団:7月の検察審査会激励行動&院内集会』のお知らせ(7月17日)
★4.新聞より3つ
 ◆美浜3号機:早期の地震想定促す 規制委、審査中断を示唆
            (7月2日毎日新聞より抜粋)
 ◆美浜 審査中止を示唆 規制委地震想定未定なら (7月2日朝日新聞見だし)
  ◆50火山避難計画義務付け 改正活火山法成立   (7月1日東京新聞より抜粋)
━━━━━━━
※川内・高浜原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!再稼働反対!
 7/3(金)首相官邸前・国会議事堂前抗議-第156回
 日 時:7月3日(金)18:30~20:00
 主 催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
       当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照
━━━━━━━
※7/11(土)から7/12(日) 第3回福島を忘れない全国シンポジウム・現地見学
 主 催:シンポジウム実行委員会(反原発自治体議員・市民連盟)
 参加費:議員は25,000円(往復バス代、宿泊、シンポ・交流会、見学含む)
         市民は23,000円
 申込み・問い合わせ:090-5497-4222(けしば)、090-6029-5511(柳田)
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┗■1.東京電力は福島原発事故の責任をとれ!東電の情報隠しは許せない!
   |  放射能汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!
 |      -第22回東電解体!東電本店合同抗議の報告-
 └──── 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
   
○梅雨空の下、7月1日(水)、午後5時半から6時半まで、再稼働阻止全国ネット主催の「川内原発再稼働やめろ!」九州電力東京支社抗議行動(JR有楽町駅:有楽町電気ビル前)が行われた。参加者は、約80人。
○引き続き、午後7時から、東京電力本店前で「東京電力は福島原発事故の責任をとれ!東電の情報隠しは許せない!放射能汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!」のコールが鳴り響いた。呼びかけは、「経産省前テントひろば」と「たんぽぽ舎」であり、122の賛同団体と共に、第22回東電本店合同抗議行動が行われた。参加者は約100人。
○オープニングコールの後、東電福島原発事故のため大熊町から避難を余儀なくされている木幡ますみさんから、東京電力の不誠実な対応(加害者でありながら、処分場用地を安く買いたたく等)、避難している住民の間で白血病などの重篤な疾患が頻発している状況などの報告があり、原発事故による悲劇は終わっておらず、現在も続いているとの訴えがなされた。
 続いて、日本音楽協議会による「音楽での抗議」が行われ、新曲「替え歌:ろくでなし」が夜空に響いた。
 更に、情勢報告として、春橋さん(希望のエリアでお馴染み)から、福島原発事故の収束作業のため運転されている多各種除去設備「ALPS」で用いた使用済の吸着剤(超大量の放射性物質を吸着)が大量に保管されているが、それを収容するポリエチレン製の容器(HIC)の極めて危険な状況が報告された。
その後、福島疎開裁判など7団体から、アピール、関連イベント告知があった。
 最後に、ドンパン節(柏崎刈羽バージョン)を全員で歌って、抗議行動を締めくくり、午後8時に終了。
 また、カンパが26,100円寄せられました。ご支援、ありがとうございます。
終了後、16名の有志による懇親交流会が、近隣の居酒屋でなごやかに開催された。

☆抗議参加者の声
九電支社抗議時、横須賀のIさんのスピーチは、「歩行者の皆さん、原発に不安を感じませんか?、将来の子供たちのことが気になりませんか?、良かったら、一緒に抗議しませんか?」というような、ソフトで自然な語り口で行われ、聞いてて気持ちがホットしました。一人でも多く、一緒に抗議してくれたらいいなと思いました。

☆次回の東電本店合同抗議は、2015年8月5日(水) :午後7時~8時
  場所:東京電力本店前(東京都千代田区内幸町)
    JR・地下鉄新橋駅徒歩5分、地下鉄三田線内幸町駅徒歩3分
  東電本店前に、ぜひ多くの参加をお願いします。引き続き賛同団体を募集中!

┏┓
┗■2.第五検察審査会は被疑者を起訴して下さい
 |  法廷で事故責任が追及されることを望みます。
 └──── 冨塚元夫 (たんぽぽ舎ボランティア 千葉県船橋市在住)

第五検察審査会御中

 検察審査会が被疑者らを起訴し、法廷で事故責任が追及されることを望みます。

 福島原発告訴団が東電元幹部を訴えた訴訟に付き、検察審査会は第一回審査において東電元幹部3人を起訴相当としました。しかし検察当局はその判断を尊重せず不起訴処分にしたわけですが、この間告訴団と東電株主代表訴訟の弁護団は東電が起訴に相当するという証拠を数々入手し、裁判所に提出してきました。
 12月4日の東電株主訴訟第14回口頭弁論では、添田孝史著「原発と大津波 警告を葬った人々」が明らかにした新証拠、すなわち「1997年7省庁手引きは地震調査研究推進本部の報告以前に福島県沖の津波地震を想定していた。15メーター以上の津波の可能性を武藤・武黒は知っており、土木学会に再調査依頼したのは時間稼ぎだった」を提出しました。
 東電株主代表訴訟第18回口頭弁論では原告側海渡弁護士が新たな証拠の準備書面(2008年9月10日に行われた東電の秘密会議)の説明を行いました。この秘密会議は東電福島第一発電所第2会議室にて小森所長(当時)も出席して行われました。この会議で、文科省管轄の地震調査研究推進本部(推本)の長期評価を受けて東電の土木調査グループが2007年11月ころに15.7Mの津波の可能性を報告したことを踏まえて、もはや津波対策を避けることは不可能だという結論に達しました。こうした結論を東電元幹部が再び無視して津波対策を怠ったという事実が暴かれました。
 更に今年5月25日には東京新聞がIAEAがまとめた東京電力福島第一原発事故の最終報告書を報道しましたが、東電や規制当局の認識の甘さを痛切に批判しているものです。
 また5月29日朝日新聞ディジタルにも、災害・事故の備え「不十分」IEAEの東電事故報告書が報道されました。福島第一原発を襲った津波は最高で15、5メートルに達したが、東電の事故前の想定は高さ5、7メートルだった。報告書は、地震や津波について十分な検討がなされていなかったと指摘。震災前、福島沖で<http://www.asahi.com/topics/word/マグニチュード.html> マグニチュード8.3の地震が起きれば津波が高さ15メートル程度となると試算されていたにもかかわらず、東電は措置をとらず、当時の <http://www.asahi.com/topics/word/原子力安全・保安院.html> 原子力安全・保安院もすぐには求めなかった、とした。
 日本の検察当局がこのような報告をも無視して、不起訴という結論を出したことまったく理解できません。
 第五検察審査会におかれましては、告訴団弁護団の数々の証拠とIEAEの報告に基づいてご判断されるよう切にお願いいたします。
                         2015年7月2日

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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 └──── 

◆  7/4樋口健二・神田香織コラボレーション講演会(変更通知)
         (※6月18日にお知らせしたイベントです)
 日時:2015年7月4日(土)?13:00開場 13:15開演? (17:00閉会予定)
    ※進行上の都合で開演時間が変更になりました!!
? 場所:武蔵野公会堂?
 入場料:予約2000円 当日2500円?
 こくちーずからご予約可能。http://kokucheese.com/event/index/288353/
 主催:Mamademo(ママデモ)?
 予約、問い合わせ:?ママデモHP→: happymamademo.jimdo.com
(連絡先) chie-suareanglsofthegod@ezweb.ne.jp(魚ずみ)
      080-1948-5097(ヒロオカ)

◆「第4回原発メーカー訴訟 学習会」のお知らせ

1.日時:7月14日(火) 17:00(開場) 講演/質疑 18:00~19:45
2.場所:参議院議員会館 1階講堂(17時より入館証を配布)
3.テーマ:「原発メーカー訴訟の憲法論」
   講師:木村草太氏(憲法学者「報道ステーション」のコメンテーター)
4.内容
 過去、スリーマイル島、チェルノブイリ、福島原発事故を経験し、人類は改めて原子力の恐怖を覚えました。五感に感じられない放射線が種の絶滅をも予感させる恐怖を与える時、私たちは新しい人権として「ノーニュークス権」(原子力の恐怖から免れて生きる権利)を主張します。
 しかし福島第一原発の原子炉メーカーは事業者への責任集中の法律(原賠法)によって、賠償責任を免れ、原発の輸出さえ目論んでいます。この不条理を突き崩すべく、木村草太氏に憲法学者の立場からお話を伺います。
5.主催: 原発メーカー訴訟 原告団・弁護団
  連絡先:大久保徹夫 090-7209-0100
   メール:tokubo09@pk9.so-net.ne.jp

◆ 『福島原発告訴団:7月の検察審査会激励行動&院内集会』のお知らせ
  
 日時:7月17日(金)
   12:30~13:15 検察審査会激励行動  (場所)東京地裁前
    14:00~15:30 院内集会     (場所)参議院議員会館講堂
            内容…告訴人のリレースピーチ
 *福島発のバスを出します。
  7月末に検察審査会から、強制起訴か否かの議決が出る可能性があります。
 今回の院内集会は、あらためて、被害者の被害を訴える集会です。
 なぜ、とりかえしのつかない事故を起こしながら、誰も責任を問われないのか?
 事故後も続く、無責任体制の中で、原発再稼働、輸出が進められています。
 このままでは、同じ過ちを繰り返す可能性があります。
 こんな苦しみは、もう、だれにも負わせたくないのです。

 ぜひ、原発事故の責任追及の行動にご参加ください。
 主催  :   福島原発告訴団  http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/
 メール:1fkokuso@gmail.com

┏┓
┗■4.新聞より3つ
 └──── 

 ◆ 美浜3号機:早期の地震想定促す 規制委、審査中断を示唆

 原子力規制委員会は1日、来年11月末に運転開始から40年を迎える関西電力美浜原発3号機(福井県)について、今年8月末までに想定する最大の揺れ「基準地震動」が確定できない場合、再稼働に必要な安全審査を打ち切る方針を示した。地震想定の引き上げに慎重な関電に「タイムリミット」を設けて、見直しを迫った格好だ。
 原発の運転期間は原則40年だが、一度だけ最大20年延長できる。関電は美浜3号機の運転延長を目指し、3月に安全審査を申請。延長のためには、来年11月末までに老朽化対策も含めた審査を終える必要がある。          (中略)
 今後、関電が規制委の指摘通り、見直しを受け入れて基準地震動を確定すれば追加の耐震補強工事が必要となり、安全対策費が膨らむ可能性がある。一方、4キロを維持すれば期限内に基準地震動を確定できず、廃炉が現実味を帯びる。いずれにしても、関電は難しい判断を迫られる。(後略)
          (7月2日毎日新聞より抜粋)

 ◆美浜 審査中止を示唆 規制委地震想定未定なら
          (7月2日朝日新聞見だし)

  ◆50火山避難計画義務付け 改正活火山法成立

 全国50の活火山の周辺自治体や観光施設に避難計画づくりを義務付け、住民や登山者、観光客の安全確保を強化する改正活動火山対策特別措置法(活火山法)が1日の参院本会議で自民、民主、公明、維新の党などの賛成多数により可決、成立した。箱根山(神奈川県)など各地で火山活動が活発化する中、63人の死者・行方不明者が出た御嶽山(長野、岐阜県)噴火災害の教訓を生かして被害を防ぐ。
 政府は年内の施行を目指す。気象庁が常時観測する50火山の周辺129市町村を、施行までに警戒地域に指定し、避難計画作成を義務化。うち20市町村派既に避難計画はあるが、残りの市町村の計画策定を支援するため、改正法は政府に専門家を確保するよう求めている.(後略)
             (7月1日東京新聞より抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2523】
2015年7月1日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.メールマガジンのカンパ要請に対して多くの
   ご協力ありがとうございます (その10)
   23名 176,000円 トータルで1,759,000円ものカンパ
                               斎藤なぎさ (たんぽぽ舎ボランティア)
★2.いま大間のプルトニウム原発はどうなってるの
   本の紹介と現地へのおさそい\(^o^)/
   反核ロックフェスって、自由に語って、風船作戦&集会・町内デモ
                                 伊藤晴夫 (たんぽぽ舎ボランティア)
★3.新聞より3つ
  ◆箱根山噴火 大涌谷周辺 避難指示 半径1キロ 噴石の恐れ
                 (7月1日東京新聞1面より抜粋)
  ◆遅れた「噴火」判断 箱根山警戒レベル上げ 気象庁、降下物確認でも
   約800年ぶり「未知の段階」に   (7月1日東京新聞2面「核心」より抜粋)
  ◆箱根山小噴火 情報の出し方に工夫を
                 (7月1日東京新聞「社説」より)
★4.テント日誌6月29日(月)
   経産省前テントひろば1385日 商業用原発停止651日
   6/29脱原発川内テント通信  (E)
   希望の牧場の吉沢さんの話に熱心に聞く人もいて  (I・K)
━━━━━━━
※7月23日(木)に予定されていた「槌田ゼミ」は、
  都合により休講させていただきます。
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※7/7(火)学習討論集会にご参加を!
   「緊急作業時被ばく線量」引き上げ問題を知る
  日 時:7月7日(火)18:30開場19:00から21:00
  講 演:西野方庸さん(関西労働者安全センター)
  会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
  主 催:被ばく労働を考えるネットワーク
  資料代:500円
※7/8(水)学習会にご参加を!
  「菅首相(当時)はなぜバッシングにあったのか?」
  「菅叩きの陰に隠された不都合な真実」
     聞き手:鈴木千津子 (たんぽぽ舎共同代表)
    日 時:7月8日(水)18:30開場 19:00から21:00
  お 話:菅直人元首相
  会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
      資料代:800円
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※7/11(土)から7/12(日)
 第3回福島を忘れない全国シンポジウム・現地見学
 主 催:シンポジウム実行委員会(反原発自治体議員・市民連盟)
 参加費:議員は25,000円(往復バス代、宿泊、シンポ・交流会、見学含む)
             市民は23,000円
 申込み・問い合わせ:090-5497-4222(けしば)、090-6029-5511(柳田)
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┗■1.メールマガジンのカンパ要請に対して多くの
 |  ご協力ありがとうございます (その10)
 |  23名 176,000円 トータルで1,759,000円ものカンパ
 └──── 斎藤なぎさ (たんぽぽ舎ボランティア)

  一昨年4月26日に日刊メールマガジンへのカンパをお願いしましたところ、たんぽぽ舎に皆様からの善意が届きました。
 今年3月1日から6月30日までの4か月の間に23名の方々から176,000円が寄せられました。
 なお今回からは、振込用紙にメルマガ・情報・ニュースなどの文字が明記されているカンパに限定して集計をいたしました。
 岩手県1名、宮城県1名、福島県1名、東京都3名、栃木県1名、茨城県1名、千葉県8名、埼玉県1名、神奈川県2名、愛知県1名、大阪府2名、広島県1名です。
 これまでトータルで、1,759,000円ものカンパが寄せられました。誠にありがとうございました。
 なお、ひきつづいて日刊メールマガジン=「地震と事故情報」へのカンパを受け付けていますので、今後ともよろしくお願い致します。

 郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎  番号 00180-1-403856
 今後もカンパのまとめ文の報告を予定しています。


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┗■2.いま大間のプルトニウム原発はどうなってるの
 |  本の紹介と現地へのおさそい\(^o^)/
 |  反核ロックフェスって、自由に語って、風船作戦&集会・町内デモ
 └──── 伊藤晴夫 (たんぽぽ舎ボランティア)

  日本一のマグロの産地でJパワー(電源開発)が進めようとしいる原発の建設は、ウラン燃料に比べて中性子を吸収しやすく制御棒や熱のコントロールが難しいといわれ、その危険性から、フクシマを経験してリスクとコストを考える世界の原発産業が、どこも手を出さない禁断のフルMOX原発です。
 そんなプルトニウム処理のための原発を2012年10月に工事を再開させた、さすがのJパワーもここへきて足踏み状態だという。

【大間原発 審査先行き不透明 細る工事量】河北新報記事
 ⇒http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150617_23017.html

 そこで今、あらためて下北と大間原発についての本・2冊を紹介します.
◎《大間・新原発を止めろ 核燃サイクルのための専用炉》
  ★稲沢潤子/三浦協子著 大槻書店 1,800円 2014.7刊

  本書は、足しげく現地を訪れた作家の目と筆で書かれた、誰にも理解しやすいルポ。石油備蓄基地にはじまり原子力船開発から中間貯蔵施設、六ヶ所再処理、東通…。今日、下北半島が核半島とよばれるようになり、その間の国・行政・電力事業者と、対する住民、市民たちの闘いから、あさこはうすや差し止め訴訟のいま…。

◎《大間原発と日本の未来》
  ★野村保子/著 寿郎社(札幌)1900円 2015.3刊

  こちらは、対岸に大間を望む函館の地で一貫して原発に反対しているルポライターの野村保子さんが、「世界一危険なフルMOX原発にあなたならどうむきあうか?」と問う情報満載の力作。小出裕章さん推薦解説の最新刊です。

  さて、以上の本でも紹介されている《大MAGROCK》や《現地集会とデモ》も年々参加者増で、今年で8回目。
 7月18(土)から19(日)の2日間に渡り大間原発に反対する1000人規模のイベントをめざしています。
  今年の夏は大間へ行こう!

★反核ロックフェス 大MAGROCK 2015.7.18(土)11:30から
★大間で自由にみんなで語ろう学習会
 アーサービナードさんとフリートーク 7.18(土) 19:00から
★第8回大間原発反対現地集会/風船計画/大間町内デモ 7.19(日)11:30から
 主催/問い合わせ 大間原発反対現地集会実行委員会
   https://nonukesooma.wordpress.com/


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┗■3.新聞より3つ
 └──── 

 ◆箱根山噴火 大涌谷周辺 避難指示 半径1キロ 噴石の恐れ

  気象庁は30日、噴火警戒レベルを3(入山規制)に引き上げた神奈川県の箱根山について、約3キロ離れた箱根町内で降った火山灰や、大涌谷(おおわくだに)の40~50メートルの範囲内で飛んだ30センチ程度の噴石を確認し、29日夜から30日の間にごく小規模な噴火が起きたと断定した。水蒸気噴火とみている。確認されている限りでは、12世紀後半~13世紀以来の噴火という。 
 箱根町は噴火警戒レベル引き上げを受け、大涌谷の想定火口域から半径約1キロ内にある民家や保養所など計32棟の住民ら46人に避難指示を出し、全員の避難を確認した。これまでは半径300メートルを立ち入り規制としていた。(中略)
 気象庁は今後も小規模な再噴火が発生し、大涌谷から半径約1キロの範囲に大きな噴石が飛ぶ恐れがあるとして警戒を呼び掛けた。 (後略)
    (7月1日東京新聞1面より抜粋)


 ◆遅れた「噴火」判断 箱根山警戒レベル上げ 気象庁、降下物確認でも
  約800年ぶり「未知の段階」に

  噴火発生に伴って警戒レベルが3(入山規制)に引き上げられた箱根山(神奈川県箱根町)。ごく小規模とはいえ、箱根山の噴火は観測史上初めてだ。今後は「未知の段階」と専門家は指摘する。予断を許さない状況だが、いつ噴火したかが確定できないなど、気象庁の監視態勢の課題も浮かびあがる。(後略)
     (7月1日東京新聞2面「核心」より抜粋)


 ◆箱根山小噴火 情報の出し方に工夫を

  神奈川県の箱根山でごく小規模な噴火が起き、気象庁が昨日、噴火警戒レベルを3(入山規制)に引き上げた。不便もあるだろうが、安全を最優先したい。それが火山との付き合い方だ。
 各地で火山活動が活発化している中、箱根山は5月6日に噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き上げられた。約2カ月でレベル3となった。
 心配されているのは、昨年秋、御嶽山(長野、岐阜県)で起きたような水蒸気爆発だ。大涌谷周辺の想定火口域で爆発が起きると、噴石が周囲700メートルまで飛ぶ可能性がある。箱根山は広いので、規制区域は一部に限られているが、避難を強いられた人もいる。地元の人からは不安の声も出ている。
 レベル2になってから今回の噴火まで爆発はなかった。「箱根山全体が危険だと誤解されている」との指摘があり、気象庁は火山情報の表記を「箱根山」から「大涌谷周辺(箱根山)」と変えた。関係者が知恵を絞り、観光への影響を抑える努力をしてきた。
 一方、地震活動は一時、低下したが、地殻変動が続いていたことから、警戒レベルは変えなかった。安全を最優先した専門家の見識に敬意を表したい。
 だからこそ、一つ注文を付けたい。噴火活動はどうしても長期化する。警戒レベルがずっと同じだと、警戒心は薄くなる。
 噴火のあった6月29日は、午前7時32分から約5分間、火山性微動が観測された。火山性微動は熱水やマグマの移動を示すとされる。箱根山での観測は初めてだった。このような場合、警戒を強めた方が良いことを、誰にでも分かるように伝える工夫をしてほしい。たとえば「2強」のような表現はできないだろうか。
 箱根山では約3200年前、大規模なマグマ噴火が起きたこともある。その兆候は見えないが、油断はできない。大噴火も初めは水蒸気爆発から始まることが多い。いったん活動が始まると、その後、どのような噴火が続くのかを予想するのは難しいという。気象庁などは観測により力を入れてほしい。
 噴火の制御はできないが、噴火は必ず終息する。御嶽山は6月26日、警戒レベルが3から2へ引き下げられた。蔵王山も同月16日、火口周辺警報が解除された。箱根山でも、終息する日まで火山情報に敏感でありたい。それが風評被害を防ぐ方法でもある。
   (7月1日東京新聞「社説」より)


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┗■4.テント日誌6月29日(月)
 |  経産省前テントひろば1385日 商業用原発停止651日
 |  6/29脱原発川内テント通信  (E)
 |  希望の牧場の吉沢さんの話に熱心に聞く人もいて  (I・K)
 └──── 

◎脱原発川内テント通信
 ―6・28住民不同意ゲート前抗議集会―

   “私たちは再稼働を容認していない”を合言葉に、昨日6月28日、原発地元住民の抗議集会がゲート前で行われた。早々に再稼働容認に動いた伊藤鹿児島県知事、岩切薩摩川内市長らの地方自治壟断に対する怒りの集会だ。
 この集会の画期的意味は、呼び掛け人が103名の地元住民の名で行われたことだ。実名を載せたチラシを周辺に配るには勇気が要る。集まった住民は実数173名、現地住民独自の阻止行動のスタートとしては上出来だ。前日までの梅雨らしからぬ豪雨を脱し曇りのち晴れ、これも幸先が良い。
 集会終了後30名程の人達がテントを訪れ、めいめい持参お弁当をひろげ、テントメンバー10人もご相伴に預かった。  (E)

   薩摩川内市久見崎町久見海岸番外地  脱原発川内テント
   問い合わせ先 090-5339-2243  090-320―7897   mail image9@docomo.ne.jp


◎希望の牧場の吉沢さんの話に熱心に聞く人もいて

 昼過ぎたまたまテントに寄ったら希望の牧場の吉沢さんが模型の牛を連れて来ていて車の上で演説していた。朝からいらしていたとのこと。
 「さよなら浪江町、東電のせいで・政府のせいで・経産省のせいで浪江町は終わりだ。大地震・大津波は近いうちにやってくるだろう!富士山が噴火するかもしれない。福島は終わっていない。もう一度事故が起きなければ判らないのか?
農水省に白い斑点の出来た牛をくれと頼んだが、知らない、判らないだけだった」
 昼休みで通る多くの人たちに「お弁当を食べながら日本の未来・エネルギーの未来・子どもたちの未来を考えましょう!」と力強く訴えかけていた。
 道路わきに色々なパネルを並べていたので熱心に見ていく人も居た。
私はその人たちにチラシを渡した。希望の牧場のことは今朝日新聞「プロメテウスの罠」に連載されています。
 吉沢さんは日比谷図書館で上映の「福島のいきものの記録」に参加すると去って行った。
 その後、大学の先生が生徒を連れてやって来てカンパをして下さった。
官邸の方からバイクでやってきた人、何かやっているかと思って来たそうだ。
金曜行動や木曜行動のことなど話してチラシをお渡しした。
 JCO事故の悲惨さなど話し、NHKスペシャル『被曝治療83日間の記録~東海村臨界事故~』(2001年放送)は今でもネットで見られる。
もっと広めれば良いのにと言っていた。
テントに色々な人が寄ってくれるのは嬉しい。
3時過ぎて人が多くなったので私はテントを後にする。(I・K)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2522】
2015年6月30日(火)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.次々噴火する火山 日本列島の状況はどこまで深刻なのか
   ―島村英紀・武蔵野学院大学特任教授に聞く  その5(最終回)
   現代人は自然災害に無頓着 原発再稼働は危ない
                       島村英紀 (地震学者)
★2.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆7/1『もんじゅ・西村裁判-2』
   国家賠償「未返還遺品請求訴訟」第1回
   被告:警視庁中央警察署署長、 原告:西村遺族
★3.新聞より3つ
  ◆箱根山 警戒レベル上げ 入山規制の「3」に
               (6月30日東京新聞夕刊より)
  ◆「原発避難で自殺」賠償命令 東電に2700万円 福島地裁2例目
               (6月30日東京新聞夕刊より抜粋)
  ◆箱根山 ごく小規模噴火 警戒レベル3に引き上げ
               (6月30日朝日新聞夕刊より見出しのみ)
★4.テント日誌6月28日(日)
   経産省前テントひろば1384日 商業用原発停止650日
   違う意見の人が話に来てくれるのは歓迎すべきことだ (I・K)
   6/26川内原発工事計画認可に対する異議申立  (K・M)
★5.参考までに
   7月の「戦争法案」反対行動のお知らせ
   許すな!戦争法案戦争させない・9条壊すな!
    総がかり行動実行委員会
━━━━━━━
※7月1日(水)の2つの行動にご参加を!

 1.第12回川内原発再稼働をやめろ!九州電力東京支社抗議行動
   原発再稼働は日本を滅ぼす
  日 時:7月1日(水)17時30分から18時30分(毎月第1水曜日開催)
  場 所:九州電力(株)東京支社
      東京都千代田区有楽町1丁目7-1有楽町駅前電気ビル北館7F
  主 催:「再稼働阻止全国ネットワーク」

 2.第22回東京電力本店合同抗議行動
   東電福島第一原発事故の責任をとれ!柏崎刈羽原発再稼働するな!
   放射能汚染水を海へ流すな!
  日 時:7月1日(水)19時から20時(毎月第1水曜日開催)
  場 所:東電本店前(JR・地下鉄新橋駅徒歩5分)
  よびかけ:経産省前テントひろば・たんぽぽ舎
  賛同団体:東電株主代表訴訟など約122団体
  ・プラカード、ノボリ旗をたくさん持参してください。
━━━━━━━

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┗■1.次々噴火する火山 日本列島の状況はどこまで深刻なのか
 |  ―島村英紀・武蔵野学院大学特任教授に聞く  その5(最終回)
 |  現代人は自然災害に無頓着 原発再稼働は危ない
 └──── 島村英紀 (地震学者)

◎島村英紀 (地震学者) さんのホームページ(http://shima3.fc2web.com/):
【島村英紀・最近の雑誌やテレビ・ラジオから】より
インターネット雑誌『ダイヤモンドオンライン』 2015年6月17日
[「次々噴火する火山 日本列島の状況はどこまで深刻なのか―
島村英紀・武蔵野学院大学特任教授に聞く」にコメントを掲載]より転載

次々噴火する火山 日本列島の状況はどこまで深刻なのか
―島村英紀・武蔵野学院大学特任教授に聞く
           ダイヤモンド・オンライン編集部 2015年6月17日

 死者・行方不明者が63人にも上った昨年9月の御嶽山噴火。今年に入って
からも、箱根山や口永良部島、浅間山など、火山活動が活発化したり、噴火
に至るケースが相次いでいる。この現状を専門家はどう見ているのだろうか。
           (聞き手/ダイヤモンド・オンライン編集部 津本朋子)

現代人は自然災害に無頓着 原発再稼働は危ない

  われわれ現代人は、大きな噴火について、あまりにも忘れてしまっています。火山が噴火し、巨大地震が繰り返し起きることで、現在の日本列島が形作られてきたことを思い出さねばなりません。
 人間にできることは限られていますが、普段の生活で避難路を確認したり、枕元に懐中電灯や底の厚い避難用の靴を用意するなど、一人ひとりにできる備えはすべきでしょう。
 また、再稼働問題が持ち上がっている原発についても、これほど大規模な噴火や地震が繰り返し起きてきた国なのだということを、よく考えていただきたい。
 フィンランドのオンカロ(核廃棄物貯蔵施設)も、安定した地盤に作られていると言われていますが、スカンジナビア半島ではこれまで、いくつかの地震があったことは分かっています。そもそも、10万年間という長期間、絶対に地震や噴火が起きないと言い切れる場所など、この地球上にはないのです。(終了)

しまむら・ひでき
1941年、東京都生まれ。武蔵野学院大学特任教授。東京大学理学部卒業、同大学院修了、理学博士。東京大学助手、北海道大学教授、北海道大学地震火山研究観測センター長、国立極地研究所長などを歴任。専門は地球物理学(地震学)。「直下型地震」、「日本人が知りたい巨大地震の疑問50」、「新・地震をさぐる」など著書多数。

 ※島村英紀さんのご承諾を得て転載しております。


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┗■2.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 └──── 

 ◆7/1『もんじゅ・西村裁判-2』

 日時:7月1日(水)13:15から
 場所:東京地裁706号室
 国家賠償「未返還遺品請求訴訟」第1回
 被告:警視庁中央警察署署長 原告:西村遺族

  <裁判前後の予定>
 事前アピール:7月1日(水)12:30から東京地裁前 集合開始
 院内集会:7月1日(水)14:00から
 参議院議員会館B104会議室  弁護士による説明、他

 警察は事件性がないと発表しながら、遺体発見時の西村成生さんの
着衣を遺族に返還していない。遺品返還から怪死事件解明へ迫るのが、
この裁判の目的です。

主催団体:もんじゅ・西村怪死事件の真相を究明する会
連絡先:082-1082-9980 タカセ メール nisimura30@gmail.com


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┗■3.新聞より3つ
 └──── 

 ◆箱根山 警戒レベル上げ 入山規制の「3」に

 気象庁は30日、火山活動が活発化していた箱根山(神奈川県箱根町)の噴火警戒レベルを、これまでの2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。噴気が続いていた大涌谷でごく小規模な噴火が発生したとみられ、今後、大涌谷周辺の想定火口域から700メートル程度の範囲内に噴石を飛ばすような小規模な噴火を起こす可能性があるとして、警戒を呼び掛けた。
 気象庁によると、大涌谷で29日に新たに確認された噴気孔の周囲で、30日になって火山灰などが積もって盛り上がっている様子を確認した。ロープウエーの大涌谷駅付近でも火山灰が降ったという。
 箱根山では4月下旬から火山性地震が増加。今月29日には、地下のマグマや熱水などの動きと関連あるとされる火山性微動も初めて観測された。周辺で灰のような細かい粒が降ったことも確認されたが、気象庁は29日夜の段階では「噴火ではない」との見方を示していた。
 30日朝から昼にかけては、震度1~3を観測する有感地震も続発していた。  (6月30日東京新聞夕刊より)


 ◆「原発避難で自殺」賠償命令 東電に2700万円 福島地裁2例目

 東京電力福島第一原発事故による避難が原因で自殺したとして、福島県浪江町の無職五十崎喜一さん=当時(67)=の遺族が、東電に約8700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で福島地裁(潮見直之裁判長)は30日、事故と自殺の因果関係を認め、東電に約2700万円の賠償を命じた。
 判決は「原発事故で遭遇した過酷な経験が、最終的に自死に至らしめた」とした。原発事故と自殺の因果関係を認め、原告側が勝訴した判決は昨年8月の福島地裁判決に続き、2例目。
 東電は「判決内容を精査し真摯に対応していく」とのコメントを出した。  (後略)  (6月30日東京新聞夕刊より抜粋)


 ◆箱根山 ごく小規模噴火 警戒レベル3に引き上げ
               (6月30日朝日新聞夕刊より見出しのみ)


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┗■4.テント日誌6月28日(日)
 |  経産省前テントひろば1384日 商業用原発停止650日
 |  違う意見の人が話に来てくれるのは歓迎すべきことだ (I・K)
 |  6/26川内原発工事計画認可に対する異議申立  (K・M)
 └──── 

26日の金曜日は予報より早くから雨が落ちてきた。
だんだん激しくなってきたのでテーブルを出すのは無理とあきらめたが、雨の中色々な人が来た。
官邸の方から降りてきた男性、此処は国有地であなた達は不法占拠でしょと、バリカーを指して言う。テントが4年近くあることに驚いていた。
 先日の内藤光博さんの「憲法学的意見書」のコピーをお渡しし、裁判中のことなど話すが、なかなか引き下がらない。原発は廃炉技術を磨くためにも科学の進歩のためにも動かすことが必要だ。核の抑止力も大事だとなかなか自説を曲げない。最後はM子さんと長時間話して引き上げた。
チラシも持っていってくださったので勉強していただけたらと思う。
彼は読売と産経新聞しか読んでないそうだ。みんなで東京新聞読んで!とお願いする。理解してはいただけなかったと思うけれど、冷静に話しに来てくださるのは良いことだ。
 その後学生さんが取材に来て亀屋さんの話を長いこと聞いていた。
そしてベルギーのハーフだと言う女性も本を書きたいのでと色々な人にインタビューして帰った。
土曜日は穏やかな一日だった。バスからエールを送る日本の人も増えて来た
太陽ぎらぎらだったが、時折涼しい風が吹いて助かった。
空には白い雲が色々な形で通り過ぎ、その変化を楽しみながら座り込む。
先週と違い午後にはたくさん人が来てくれて賑やかだった。
大阪から観光で来たという若い男性がテントの写真を撮っていたのでチラシをお渡しして原発をどう思いますか?と聞いたら難しいですねとの答え、Tさんがテントの出来たことや原発のこと色々話していた。
熱心に聞いていたのでこれから考えてくれることを願う。
最後はM子の出番で椅子に座って会話していた。
 自転車で通りがかったフランス人たちに英語のチラシをお渡しして少し話す。
彼らは福島事故のすぐ後から来て3年東京に住んでいると言い、放射能の恐怖はないという。赤ん坊や妊婦若い人は気をつけないといけないけれどとは言っていた。でも私たちのことは理解してくれているようだった。
 休日は、はとバスがたくさん通る。以前は私達が手を振ると答えてくれるのはほとんど外国の方ばかりだったが、最近は日本の人も答えてくれる人が増えてきた。きっとテントのことを知っている方だと思うが…嬉しい。
3時過ぎスタッフも増えたのでA子さんと私は帰路に着く。(I・K)

川内原発工事計画認可に対する異議申立+月曜朝の情宣活動

  静かな日曜の夜、Hさんが「SEALDs主催 戦争法案に反対するハチ公前アピール街宣」の動画を観てくれた。何よりも大勢がハチ公前に集まっていることに驚いた。更に、八王子市議選でトップ当選した社民党の佐藤あずささんがとてもいいアピールをしているのにも驚いた。
 私は、同じ土曜に澤地久枝さんが呼びかけている「アベ政治を許さない」チラシを新宿西口で配布した。7月18日午後1時には全国でこれを掲げ、安倍政権を打倒したい。
 さて、先週の金曜日(26日)に、私たち(山崎久隆さん、後藤政志さん、広瀬隆さん、北岡逸人さん、鳥原良子さん、黒田節子さん他合計25名)が、原子力規制委員会に対して川内1号機工事計画認可処分に対する行政不服審査法に基づく異議申立の意見陳述会と記者会見を実施した。
 意見陳述会は、非公開で、聴取するのは2人(規制庁PWR担当)で、12人の申立人が一方的にプレゼンテーションをし、それを規制庁が記録した。これから、規制庁内部で審理される。執行停止を申し立てているのだから、一旦川内原発の使用前検査を止めるよう規制庁に強く要請したが、適わない。1月に意見陳述した設置変更許可認可に対する異議申立(福岡からで、全国約1500名参加)について尋ねたところ、まだ審理中で前回も今回も担当窓口役が同じで、原子力規制委員会はこのまま2つの異議申立を眠らせておいて、再稼働をしてから結果を明らかにするつもりのようだ。許せない。
 さらに、原子力規制委員会が入っているビル5階の記者控室で記者会見を実施、10人の記者たちが熱心に聞き、質問も多く出され、私たちからは九電の資料を黒枠白抜きで隠して公表して耐震評価を誰にも明らかにしないまま(「白抜き偽装」と「耐震偽装」)であることを強調し、取材・報道を強く要請、質疑からも手ごたえが感じられた。この模様はIWJで生中継され、動画がアップされる。
 この模様は南日本新聞に写真入りで報道された。
 新規制基準も設置変更許可審査も工事計画許可審査も、全く出鱈目だ。それでなぜ使用前検査まで進めているのか?
 引き続き追及せねば。
 月曜の朝、いつの間にか「希望の牧場」のトラックが居る。吉沢さんの話では沖縄から陸路で浪江町に帰る途中だそうだ。8時頃から吉沢さんが大音響で福島の怒りをアピール。除染は何ら役立たずフレコンバッグが破れてきている、福島は終わっていない、経産省に責任をとらせよう、と。
 私は、8時半からいつもの様に経産省本館正門前でビラ配り。テント近くで「希望の牧場」の写真を観てきた歩行者が積極的にチラシを受け取ってくれる。地下鉄入口を上がってきた歩行者は何ごとかと後ろを振り返る。「経産省は大嘘つき」の声に応えてチラシを受取る常連さんが出てきたことがうれしい。
   (K・M)


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┗■5.参考までに
 |  7月の「戦争法案」反対行動のお知らせ
 └──── 

〔1〕毎週木曜日の連続行動・「戦争法案」反対国会前集会
  7月2日(木)、9日(木)、16日(木)、23日(木)、30日(木)、
  18:30より 場所:衆議院第2議員会館前
〔2〕大きな行動は3つ
  ◎7月14日(火)戦争法案反対日比谷集会 日比谷野外音楽堂18:30より
  ◎7月26日(日)とめよう!戦争法案集まろう!国会へ
     14時より15時30分 7・26国会包囲行動  国会議事堂周辺
  ◎7月28日(火)戦争法案反対日比谷集会 日比谷野外音楽堂18:30より

  主催:許すな!戦争法案戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
     (戦争をさせない1000人委員会、解釈で9条を壊すな!実行委員会、
      戦争する国づくりストップ!憲法を守り・いかす共同センター)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2521】
2015年6月29日(月)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
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★1.7月~8月の学習会・抗議行動の予定です 参加歓迎!
★2.負けないよんd(^_^o)
   横断幕をめぐる外務省上交差点、雨の中の警察官との攻防
   粘りきりで、Iさん勝利\(^o^)/
   6月26日(金)第160回官邸前・国会前抗議行動報告
              にしざきやよい (たんぽぽ舎ボランティア)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆7/7緊急作業時被ばく線量引き上げ問題の省庁交渉と学習討論集会
   ◎第14回被ばく労働問題関連省庁交渉
   ◎学習討論集会「緊急作業時被ばく線量」引き上げ問題を知る
★4.新聞より
  ◆電力株主総会 脱原発の世論直視を
             (6月26日東京新聞「社説」より)
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┗■1.7月~8月(一部)の学習会・抗議行動の予定です 参加歓迎!
 |  学習会・講演の会場は=4F「スペースたんぽぽ」
 └──── たんぽぽ舎

◎7/1(水)抗議行動 17:30から18:30
 九州電力川内原発再稼働反対!九電東京支社への抗議行動
 場所:有楽町電気ビル前(JR有楽町日比谷口下車)
 主催:「再稼働阻止全国ネットワーク」 TEL 070-6650-5549
◎7/1(水)抗議行動 19:00から20:00
 東電は原発事故の責任をとれ!第22回東電本店合同抗議
  場所:東京電力本店前
  呼びかけ:「経産省前テントひろば」、たんぽぽ舎
 賛同:東電株主代表訴訟など122団体
◎7/3(金)金曜官邸前抗議行動 18:30から20:00
 川内・高浜原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!再稼働反対!
 首相官邸前抗議 主催:首都圏反原発連合(次回7/10、7/17、7/31)
◎7/7(火)学習会 18:30開場19:00から21:00  500円
 「緊急作業時被ばく線量 引き上げ問題を知る」
 講師:西野方庸さん
 主催:被ばく労働を考えるネットワーク
◎7/8(水)学習会 18:30開場19:00から21:00  800円
 「菅首相(当時)はなぜバッシングにあったのか?」
 「菅叩きの陰に隠された不都合な真実」
 お話:菅直人元首相
◎7/11(土)から7/12(日)
 第3回福島を忘れない全国シンポジウム・現地見学
 主 催:シンポジウム実行委員会(反原発自治体議員・市民連盟)
 参加費:議員は25,000円(往復バス代、宿泊、シンポ・交流会、見学含む)
         市民は23,000円 申込み:090-5497-4222
◎7/15(水)学習会 18:30開場19:00から21:00  800円
 「2011年3月15日福島第一原発で何が起きたのか?」
 -命令違反で撤退、朝日新聞報道は誤報だったのか-
 お話:海渡雄一弁護士
◎7/18(土)学習会 13:30開場14:00から17:00  800円
 「福島第一原発の現状・最新情報ほか(仮題)」
 お話:山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)
◎7/24(金)抗議行動 「安倍政権NO!0724首相官邸包囲」
 集会:日比谷野音 18:30から首相官邸包囲 19:00から首相官邸周辺
  主催:安倍政権NO!実行委員会
◎7/27(月)学習会 18:30開場19:00から21:00  800円
 第16回「東電は責任をとれ」連続講座
 「東電は柏崎・刈羽原発再稼働準備をやめ被害者の賠償に専念せよ(仮題)」
 講師:菅井益郎さん
   よびかけ:「経産省前テントひろば」、たんぽぽ舎
        賛同:東電株主代表訴訟など122団体
◎7/30(木)学習会 18:30開場19:00から21:00  800円
 「原発産業と戦争産業の共通性」
 講師:ダニー ネセフタイさん(イスラエル人、「木工房」経営)
8月
◎8/5(水)抗議行動 17:30から18:30
 九州電力川内原発再稼働反対!九電東京支社への抗議行動 
 場所:有楽町電気ビル前(JR有楽町日比谷口下車)
 主催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549
◎8/5(水)抗議行動 19:00から20:00
 東電は原発事故の責任をとれ!第23回東電本店合同抗議
  場所:東京電力本店前
  呼びかけ:「経産省前テントひろば」、たんぽぽ舎
  賛同:東電株主代表訴訟など122団体
◎8/8(土)学習会 17:30開場18:00から20:00  800円
 「戦争とメディア…軍部・自衛隊の映像侵攻(全3回)」
 第1回「大日本帝国の映像利用と抵抗~映画が煽る軍隊に入ればこの世は天国」
 講師:加藤久晴さん(メディア総合研究所研究員)
 第2回は9月5日(土)18:00から20:00
◎8/10(月)学習会 「タイトル未定」 18:30開場19:00から21:00  800円
 お話:雨宮処凛さん


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┗■2.負けないよんd(^_^o)
 |  横断幕をめぐる外務省上交差点、雨の中の警察官との攻防
 |  粘りきりで、Iさん勝利\(^o^)/
 |  6月26日(金)第160回官邸前・国会前抗議行動報告
 └──── にしざきやよい (たんぽぽ舎ボランティア)

  今年、金曜は雨というお天道様の方針なのか、今日も雨、ハァ~と思えば、ダウナーな気分だけど、〝うりずんの雨〟と思えば有難い。でも、集中豪雨は、御容赦願いたい、お願いしますよ。
 で、関電、雨の日バージョンのショート抗議となりました。今日の雨の日装備は、おニューの登山用レインハット、ゴアテックスでございますd(^_^o)。
 ずっと出番待ちだったんだよねー、雨の度に忘れて、やっとお披露目。首から下は、何時もの合羽でございますが、頭に乗せているのは、天下のゴアテックス様で、ござりまするぞ警備員さんも、見て!見て!見事に雨をはじいているではございませんか、買って良かった。
 さて、希望のエリアへと交差点を渡ると、Iさんが警官となんか揉めてる、寄って行ってみると、警官が横断幕を下ろせと言ってる。何時も植木に被せノボリに結んで固定してる横断幕を、今日は、下ろして手で持てと言う、もう2年以上もここで同じ様にやっていて、今まで公園管理の人や、警備のお巡りさんにも良く話して、この形で続けてきたのに、今日は、Iさんがいくら言っても規則ですから、の一点張り、なんか緊迫した雰囲気になってきた。
 暫く押し問答してると、交差点を渡って抗議の人たちが集まってきた。Iさんと警官の周りに人垣が、できる、情勢不利と見て、警官が上司を呼んでくると言う。Iさんも望む所と待っていると、2人の警官を引き連れ、指揮棒?を持った、30代後半かな、小柄な人がやってきた。
 さっきまで、規則一点張りの警官と違って、Iさんの言い分を聞いていたが、まぁ言う事はさっきの警官と同じ、規則ですから、と言う、Iさんも負けず、その根拠は?とやり返す。結局、確認してまたきます、と、引き揚げていった。
 それっきり戻って来なかったので、Iさんの粘り勝ちd(^_^o)。
 やっぱ、一歩譲れば、ズカズカと来るからね。
 心は熱く、頭は冷たく、粘り腰でこれからもいきまっせ!


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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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 ◆7/7緊急作業時被ばく線量引き上げ問題の省庁交渉と学習討論集会

  原子力規制委員会は、緊急時被ばく限度を現行の100ミリシーベルトから250ミリシーベルトへと引き上げ、法令を改正して来年度から施行しようとしています。
 この問題に関する省庁交渉が全国労働安全センターなどにより行われます。
 また、同日夜、これと連動した学習討論集会を行います。ご参加ください。

 ◎第14回被ばく労働問題関連省庁交渉
  日時:7月7日(火)13:30から16:30
  会場:衆議院第一議員会館第6会議室
     緊急時被ばく規制問題を中心に規制庁、厚労省他と交渉します。

 ◎学習討論集会「緊急作業時被ばく線量」引き上げ問題を知る
  日 時:7月7日(火)18:30開場19:00から21:00
  講 演:西野方庸さん (関西労働者安全センター)
  会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
  資料代:500円
  主 催:被ばく労働を考えるネットワーク
      〒111-0021東京都台東区日本堤1-25-11山谷労働者福祉会館気付
             090-6477-9358(中村) info@hibakurodo.net


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┗■4.新聞より
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 ◆電力株主総会 脱原発の世論直視を

  原発の再稼働がこの夏に迫る中、電力会社が開いた株主総会では脱原発を求める株主の声が相次いだ。再稼働ありきの政府、電力会社は、鎮まることのない脱原発の世論を直視すべきだ。
 原発依存度が高く四年連続赤字の関西電力の総会では、株主が「原発の再稼働にすがるのは愚かな経営だ」「中長期の経営方針として脱原発を明確にすべきだ」と訴えた。
 中部電力でも株主が運転停止中の浜岡原発の廃炉を求めたが、会社側は「安定的なエネルギーの確保には原発の活用が不可欠だ」と反論。東京電力も含め、原発を保有する大手九社の総会は脱原発に絡む提案をすべて否決した。
 再稼働の見通しが立たない中で開かれた昨年の株主総会から1年。この間に政府は、2030年の原発の発電割合を20~22%とするエネルギーミックス案を決定。安全が確認された原発は再稼働させる方針に基づいて、この夏に予定される九州電力・川内原発1号機に続き、関西電力や四国電力が早期の再稼働をめざしている。
 だがその一方で、いくつもの重要な変化があったことを指摘しておきたい。
  原発停止で火力発電用の液化天然ガス(LNG)などの輸入が急増し、「国富流出」の危機が声高に論じられた。しかし、昨年後半からの原油価格の急落、価格の安定ですっかり影をひそめている。
 節電意識は確実に定着し、今年の夏も原発ゼロで電力不足は避けられる見通しだ。太陽光発電では買い取り制度をめぐる混乱が起きたが、再生エネルギーに対する一般の理解は一段と深まっている。
 こうした変化の中、原発をめぐる世論はどうなっているのか。
  今月中旬の調査(日本世論調査会)をみると、再稼働に賛成が31%に対し、反対は63%に達している。新聞など各種の調査でも、再稼働に反対し、脱原発を求める世論が弱まる気配はない。
 電力各社による再稼働方針の根幹には、準国産エネルギーに位置付けている原発を一定程度確保しておきたいという政府のエネルギー安全保障政策がある。
  しかし世論は、福島第一原発の事故の反省から再稼働に反対し、政府に対しては中長期的に脱原発を実現する知恵と努力、エネルギー政策の転換を求めていることは明らかだ。
 政府も電力会社も、国民の声に耳を塞(ふさ)いではならない。
    (6月26日東京新聞「社説」より)
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