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たんぽぽ舎です。【TMM:No2515】
2015年6月22日(月)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.「国有財産を不法占拠してるぞ、出ていけー!」と右翼からバ声を
浴びせられた時、あなたはどう反論しますか?
明日23日(火)、気鋭の憲法学者が詳しくそのコツを語ります
柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.原発事故被害者と怒れる市民の反撃開始宣言がなされました!
6/21原発事故子ども・被災者支援法制定3周年記念イベント
冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.火山活動続く「箱根山」 富士山噴火との関連はあるの?
島村英紀が解説した「箱根火山で何が起きているのか」
“兄弟”のような箱根と富士山 (その3-終了)
島村英紀 (地震学者)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆7/4東海第2反対議連 連続講座(第2回)
「東海第2原発に対する住民意識の変化と、これからの自治体施策の展開」
講師:渋谷敦司・茨城大学人文学部教授
◆6/24東京検察審査会前宣伝行動
朝とお昼の2回-1回目08:30から09:30、2回目12時から13時
主催:東電の刑事責任を追及する会
★5.新聞より
◆高浜沿岸に津波痕 14~16世紀 規制委、調査へ検討
(6月22日東京新聞3面より抜粋)
━━━━━━━
┏┓
┗■1.「国有財産を不法占拠してるぞ、出ていけー!」と右翼からバ声を
| 浴びせられた時、あなたはどう反論しますか?
| 明日23日(火)、気鋭の憲法学者が詳しくそのコツを語ります
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
1.「経産省前テントひろば」にしばしば、ネット右翼などが来て「国有財産を不法占拠してるぞ」「けしからんぞ」、「お前らは出ていけ、テントを撤去せよ」とバ声を浴びせる。時にはテントを一部分壊していく。(テントを応援している右翼も一部にはいます、念のため)
2.沖縄の辺野古新基地建設反対でも、全国各地の反原発テントも、皆な同じ悩みを抱えている。
原発や基地の周辺に「適当な私有地」などないから、またあったとしても、貸してくれないから、どうしても公有地の一部を使わないと恒常的な異議申し立て、抗議ができないからだ。
3.「国有財産の不法占拠だから出ていけ」攻勢に対して、あなたはどう反論しますか?
○ 気鋭の憲法学者、内藤光博氏(専修大学・憲法学者)は、最新の研究成果=理論を「テント運動の実現=前進」を分析した上で、提供してくれます。
明日の講演会は必須です、参加しよう。資料用意、参加者の発言歓迎。
☆テントを応援し、テントを守ろう。
11月頃と予想される東京高裁判決へ向けた闘いを盛り上げよう。
-「テントは憲法21条(集会の自由)の実践だ」-
日 時:6月23日(火)19:00から21:00
お 話:内藤光博さん(専修大学・憲法学教授)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
┏┓
┗■2.原発事故被害者と怒れる市民の反撃開始宣言がなされました!
| 6/21原発事故子ども・被災者支援法制定3周年記念イベント
└──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
―「やっぱり支援法でしょ!」~子ども被災者支援法3周年記念シンポジウム
◯ 東京電力福島原発事故が始まって4年3か月、「原発事故子ども・被災者支援法」が施行されて3年を迎えました。
「原発事故子ども・被災者支援法」は、居住の継続・避難と移住・帰還のいずれの選択をも自らの意思によって行うことができるよう支援するという、被災者の選択権に向かい合った画期的な法律として成立しました。
◯ しかし、1年たってやっと政府がまとめて基本方針は、避難当事者の想いとかけ離れたもので、原発事故被災者の救済・支援のための施策は一向に本格スタートしないまま、日本政府は、逆に避難指示解除・賠償打ち切り・帰還促進を、この3年のうちに進めていこうとしています。
◯ 避難を余儀なくされて、全国各地に散らばり、深刻な「分断」と「対立」に苦しんでいる人々がこのたび上智大学に集まり、支援者も200人以上参加しました。
主催は原発事故子ども・被災者支援法市民会議、協力は原子力市民会議でした。
◯ 第一部の発言者は、原発事故子ども・被災者支援法市民会議世話人の中手聖一さん(福島市から札幌市に避難中)、福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク共同代表の河崎健一郎弁護士、「チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワーク事務局長の吉田由布子さん、中京大学教授・成元哲さん(テーマは福島県中通りの親子の生活変化と健康状態)、山口大学教授・高橋征仁さん(テーマは関東汚染地域の住民意識調査)、小口幸人弁護士(テーマは避難:現状の住宅支援、最新情報)、FoEJapan理事・満田夏花さん(テーマは被ばくリスク軽視、住民無視の機関促進政策、選択の権利はどこに)。
◯ 第二部は 怒れる女子会・番外編「支援法は私たちの憲法だ」という題のパネルディスカッションで、スピーカーは、白石草さん(OurPlanet-TV)、脇ゆうりかさん(放射能から子どもを守ろう関東ネット)、武井由紀子さん(明日の自由を守る若手弁護士の会)、ファシリテーターは冨田貴史さんでした。
国会議員の挨拶は、山本太郎さんと川田龍平さんでした。
最後に上智大学教授の島薗進さんが原子力市民委員会から挨拶しました。
┏┓
┗■3.火山活動続く「箱根山」 富士山噴火との関連はあるの?
| 島村英紀が解説した「箱根火山で何が起きているのか」
| “兄弟”のような箱根と富士山 (その3-終了)
└──── 島村英紀 (地震学者)
島村英紀 (地震学者) さんのホームページ(http://shima3.fc2web.com/):
【最新のトピックス】より転載
タイトル:島村英紀が解説した「箱根火山で何が起きているのか」
火山活動続く「箱根山」 富士山噴火との関連はあるの?
“兄弟”のような箱根と富士山
[図解]24時間体制で監視している火山
※事故情報編集部:注
じつは箱根以外にも、いつ噴火しても不思議ではない状態に近づいている火山は日本に多くあります。蔵王山(ざおうさん、宮城・山形県境)、吾妻山(福島・山形県境)、草津白根山(長野・群馬県境)などです。
また富士山もその一つです。現在までの富士山の最後の噴火は1707年の宝永噴火で、これは過去の富士山の三大噴火の一つになった大きな噴火でした。
そもそも箱根と富士山は、日本列島の歴史からいえば、火山島である伊豆半島が日本にくっついた以後にほぼ同時に出来た兄弟のような火山です。距離も25キロメートルしか離れていません。このためお互いに影響し合うことがないとは決して言えない関係なのです。
富士山の宝永噴火では、上空に舞い上がった火山灰は偏西風に乗って関東地方にも15センチ以上もの火山灰が積もりました。関東地方を広く覆っている「関東ローム層」は、半分が富士山からの火山灰、半分が浅間山からの火山灰なのです。両方の火山がたびたび噴火したので、関東ローム層という厚い地層が出来たのです。
この富士山も、噴火の前に何が起きたかが分かっていない火山です。例えば平安時代は400年間ありましたが、その始めの300年間に富士山は10回も噴火しました。300年以上も噴火していない現在までの期間は、とても異常な時期なのです。
地球物理学的には富士山がこのままずっと噴火しないことは考えられません。もし噴火したら人々が集まっている富士山の山腹や山麓だけではなくて、日本の東西分断など、とても大きな影響を及ぼすことも確かなことなのです。
数年前から河口湖の水位が下がったり、林道に大きな地割れが出来たり、氷穴の氷が溶けたり、富士山の伏流水(ふくりゅうすい)が山麓に多量にわき出してきたり、といった「異常」が報告されています。しかし、これらが噴火の前兆であるかどうかは、以前の経験がないので分からないのが実情なのです。
もちろん、精密な機械観測が富士山でも行われています。しかし、どういう「前兆」がどこまであったときに噴火するか、という「閾値」が分かっていないことも箱根と同じなのです。(地球物理学者・島村英紀)
※事故情報編集部:注・本メールマガジンには掲載されておりません。
※島村英紀さんのご承諾を得て転載しております。
■島村英紀(しまむら・ひでき) 武蔵野学院大学特任教授。1941年東京生。東京教育大付属高卒。東大理学部卒。東大大学院終了。理学博士。東大助手、北海道大学教授、北海道大学地震火山研究観測センター長、国立極地研究所長などを歴任。専門は地球物理学。2013年5月から『夕刊フジ』に『警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識』を毎週連載中。著書の『火山入門―日本誕生から破局噴火まで』2015年5月初版。NHK新書。『油断大敵! 生死を分ける地震の基礎知識60』2013年7月初版。花伝社。『人はなぜ御用学者になるのか―地震と原発』2013年7月初版。花伝社。など多数。
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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆7/4東海第2反対議連 連続講座(第2回)
「東海第2原発に対する住民意識の変化と、これからの自治体施策の展開」
議連では“東海第2原発廃炉後”を展望した連続講座を開催しておりますが、その第2回目として、東電原発事故以前から東海第2原発周辺自治体の住民意識調査に取り組んでこられた茨城大学人文学部の渋谷敦司教授を講師に、学習会を開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。
と き:2015年7月4日(土)13:30から16:00
ところ:茨城県立県民文化センター 分館集会室9号
(水戸市千波町東久保697)
講 師:渋谷敦司・茨城大学人文学部教授
資料代:500円
主 催:東海第2原発に反対する茨城県自治体議員連盟
お問合せ:玉造順一(事務局)029-303-1255
◆6/24東京検察審査会前宣伝行動
6月12日付け東京新聞で国際原子力機関(IAEA)福島原発事故の関する最終報告書を取り上げました。
その中で、IAEAは東電の「想定外」を否定しています。国際的水準を満たさずに福島原発事故を引き起こした東電の刑事責任はますます明らかです。
東京第5検察審査会にそのことを要請しましょう。
検察審査会の議決にむけて正念場の時期です。
今回は、朝とお昼の2回行います。是非、ご参加ください。
名 称 東京検察審査会前宣伝行動
日 時 6月24日(水)1回目8時30分から9時30分
2回目12時から13時
場 所 東京地裁前
主 催 東電の刑事責任を追及する会
連絡先 080-1104-4432(小林)
┏┓
┗■5.新聞より
└────
◆高浜沿岸に津波痕 14~16世紀 規制委、調査へ検討
原子力規制委員会の審査で、2月に「適合」と認められた関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)そばの若狭湾沿岸で、14~16世紀に起きた津波の痕跡とみられる砂層を福井大などのチームが確認した。
津波の規模は不明で関電は「津波評価や対策に影響を与えるものではない」としている。一方、規制委は取材に対し「安全を脅かす方向につながる情報かどうか留意して、結論ありきではなく検討したい」と関電に調査を促す考えを示した。
(後略) (6月22日東京新聞3面より抜粋)
2015年6月22日(月)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.「国有財産を不法占拠してるぞ、出ていけー!」と右翼からバ声を
浴びせられた時、あなたはどう反論しますか?
明日23日(火)、気鋭の憲法学者が詳しくそのコツを語ります
柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.原発事故被害者と怒れる市民の反撃開始宣言がなされました!
6/21原発事故子ども・被災者支援法制定3周年記念イベント
冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.火山活動続く「箱根山」 富士山噴火との関連はあるの?
島村英紀が解説した「箱根火山で何が起きているのか」
“兄弟”のような箱根と富士山 (その3-終了)
島村英紀 (地震学者)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆7/4東海第2反対議連 連続講座(第2回)
「東海第2原発に対する住民意識の変化と、これからの自治体施策の展開」
講師:渋谷敦司・茨城大学人文学部教授
◆6/24東京検察審査会前宣伝行動
朝とお昼の2回-1回目08:30から09:30、2回目12時から13時
主催:東電の刑事責任を追及する会
★5.新聞より
◆高浜沿岸に津波痕 14~16世紀 規制委、調査へ検討
(6月22日東京新聞3面より抜粋)
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┗■1.「国有財産を不法占拠してるぞ、出ていけー!」と右翼からバ声を
| 浴びせられた時、あなたはどう反論しますか?
| 明日23日(火)、気鋭の憲法学者が詳しくそのコツを語ります
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
1.「経産省前テントひろば」にしばしば、ネット右翼などが来て「国有財産を不法占拠してるぞ」「けしからんぞ」、「お前らは出ていけ、テントを撤去せよ」とバ声を浴びせる。時にはテントを一部分壊していく。(テントを応援している右翼も一部にはいます、念のため)
2.沖縄の辺野古新基地建設反対でも、全国各地の反原発テントも、皆な同じ悩みを抱えている。
原発や基地の周辺に「適当な私有地」などないから、またあったとしても、貸してくれないから、どうしても公有地の一部を使わないと恒常的な異議申し立て、抗議ができないからだ。
3.「国有財産の不法占拠だから出ていけ」攻勢に対して、あなたはどう反論しますか?
○ 気鋭の憲法学者、内藤光博氏(専修大学・憲法学者)は、最新の研究成果=理論を「テント運動の実現=前進」を分析した上で、提供してくれます。
明日の講演会は必須です、参加しよう。資料用意、参加者の発言歓迎。
☆テントを応援し、テントを守ろう。
11月頃と予想される東京高裁判決へ向けた闘いを盛り上げよう。
-「テントは憲法21条(集会の自由)の実践だ」-
日 時:6月23日(火)19:00から21:00
お 話:内藤光博さん(専修大学・憲法学教授)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
┏┓
┗■2.原発事故被害者と怒れる市民の反撃開始宣言がなされました!
| 6/21原発事故子ども・被災者支援法制定3周年記念イベント
└──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
―「やっぱり支援法でしょ!」~子ども被災者支援法3周年記念シンポジウム
◯ 東京電力福島原発事故が始まって4年3か月、「原発事故子ども・被災者支援法」が施行されて3年を迎えました。
「原発事故子ども・被災者支援法」は、居住の継続・避難と移住・帰還のいずれの選択をも自らの意思によって行うことができるよう支援するという、被災者の選択権に向かい合った画期的な法律として成立しました。
◯ しかし、1年たってやっと政府がまとめて基本方針は、避難当事者の想いとかけ離れたもので、原発事故被災者の救済・支援のための施策は一向に本格スタートしないまま、日本政府は、逆に避難指示解除・賠償打ち切り・帰還促進を、この3年のうちに進めていこうとしています。
◯ 避難を余儀なくされて、全国各地に散らばり、深刻な「分断」と「対立」に苦しんでいる人々がこのたび上智大学に集まり、支援者も200人以上参加しました。
主催は原発事故子ども・被災者支援法市民会議、協力は原子力市民会議でした。
◯ 第一部の発言者は、原発事故子ども・被災者支援法市民会議世話人の中手聖一さん(福島市から札幌市に避難中)、福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク共同代表の河崎健一郎弁護士、「チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワーク事務局長の吉田由布子さん、中京大学教授・成元哲さん(テーマは福島県中通りの親子の生活変化と健康状態)、山口大学教授・高橋征仁さん(テーマは関東汚染地域の住民意識調査)、小口幸人弁護士(テーマは避難:現状の住宅支援、最新情報)、FoEJapan理事・満田夏花さん(テーマは被ばくリスク軽視、住民無視の機関促進政策、選択の権利はどこに)。
◯ 第二部は 怒れる女子会・番外編「支援法は私たちの憲法だ」という題のパネルディスカッションで、スピーカーは、白石草さん(OurPlanet-TV)、脇ゆうりかさん(放射能から子どもを守ろう関東ネット)、武井由紀子さん(明日の自由を守る若手弁護士の会)、ファシリテーターは冨田貴史さんでした。
国会議員の挨拶は、山本太郎さんと川田龍平さんでした。
最後に上智大学教授の島薗進さんが原子力市民委員会から挨拶しました。
┏┓
┗■3.火山活動続く「箱根山」 富士山噴火との関連はあるの?
| 島村英紀が解説した「箱根火山で何が起きているのか」
| “兄弟”のような箱根と富士山 (その3-終了)
└──── 島村英紀 (地震学者)
島村英紀 (地震学者) さんのホームページ(http://shima3.fc2web.com/):
【最新のトピックス】より転載
タイトル:島村英紀が解説した「箱根火山で何が起きているのか」
火山活動続く「箱根山」 富士山噴火との関連はあるの?
“兄弟”のような箱根と富士山
[図解]24時間体制で監視している火山
※事故情報編集部:注
じつは箱根以外にも、いつ噴火しても不思議ではない状態に近づいている火山は日本に多くあります。蔵王山(ざおうさん、宮城・山形県境)、吾妻山(福島・山形県境)、草津白根山(長野・群馬県境)などです。
また富士山もその一つです。現在までの富士山の最後の噴火は1707年の宝永噴火で、これは過去の富士山の三大噴火の一つになった大きな噴火でした。
そもそも箱根と富士山は、日本列島の歴史からいえば、火山島である伊豆半島が日本にくっついた以後にほぼ同時に出来た兄弟のような火山です。距離も25キロメートルしか離れていません。このためお互いに影響し合うことがないとは決して言えない関係なのです。
富士山の宝永噴火では、上空に舞い上がった火山灰は偏西風に乗って関東地方にも15センチ以上もの火山灰が積もりました。関東地方を広く覆っている「関東ローム層」は、半分が富士山からの火山灰、半分が浅間山からの火山灰なのです。両方の火山がたびたび噴火したので、関東ローム層という厚い地層が出来たのです。
この富士山も、噴火の前に何が起きたかが分かっていない火山です。例えば平安時代は400年間ありましたが、その始めの300年間に富士山は10回も噴火しました。300年以上も噴火していない現在までの期間は、とても異常な時期なのです。
地球物理学的には富士山がこのままずっと噴火しないことは考えられません。もし噴火したら人々が集まっている富士山の山腹や山麓だけではなくて、日本の東西分断など、とても大きな影響を及ぼすことも確かなことなのです。
数年前から河口湖の水位が下がったり、林道に大きな地割れが出来たり、氷穴の氷が溶けたり、富士山の伏流水(ふくりゅうすい)が山麓に多量にわき出してきたり、といった「異常」が報告されています。しかし、これらが噴火の前兆であるかどうかは、以前の経験がないので分からないのが実情なのです。
もちろん、精密な機械観測が富士山でも行われています。しかし、どういう「前兆」がどこまであったときに噴火するか、という「閾値」が分かっていないことも箱根と同じなのです。(地球物理学者・島村英紀)
※事故情報編集部:注・本メールマガジンには掲載されておりません。
※島村英紀さんのご承諾を得て転載しております。
■島村英紀(しまむら・ひでき) 武蔵野学院大学特任教授。1941年東京生。東京教育大付属高卒。東大理学部卒。東大大学院終了。理学博士。東大助手、北海道大学教授、北海道大学地震火山研究観測センター長、国立極地研究所長などを歴任。専門は地球物理学。2013年5月から『夕刊フジ』に『警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識』を毎週連載中。著書の『火山入門―日本誕生から破局噴火まで』2015年5月初版。NHK新書。『油断大敵! 生死を分ける地震の基礎知識60』2013年7月初版。花伝社。『人はなぜ御用学者になるのか―地震と原発』2013年7月初版。花伝社。など多数。
┏┓
┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆7/4東海第2反対議連 連続講座(第2回)
「東海第2原発に対する住民意識の変化と、これからの自治体施策の展開」
議連では“東海第2原発廃炉後”を展望した連続講座を開催しておりますが、その第2回目として、東電原発事故以前から東海第2原発周辺自治体の住民意識調査に取り組んでこられた茨城大学人文学部の渋谷敦司教授を講師に、学習会を開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。
と き:2015年7月4日(土)13:30から16:00
ところ:茨城県立県民文化センター 分館集会室9号
(水戸市千波町東久保697)
講 師:渋谷敦司・茨城大学人文学部教授
資料代:500円
主 催:東海第2原発に反対する茨城県自治体議員連盟
お問合せ:玉造順一(事務局)029-303-1255
◆6/24東京検察審査会前宣伝行動
6月12日付け東京新聞で国際原子力機関(IAEA)福島原発事故の関する最終報告書を取り上げました。
その中で、IAEAは東電の「想定外」を否定しています。国際的水準を満たさずに福島原発事故を引き起こした東電の刑事責任はますます明らかです。
東京第5検察審査会にそのことを要請しましょう。
検察審査会の議決にむけて正念場の時期です。
今回は、朝とお昼の2回行います。是非、ご参加ください。
名 称 東京検察審査会前宣伝行動
日 時 6月24日(水)1回目8時30分から9時30分
2回目12時から13時
場 所 東京地裁前
主 催 東電の刑事責任を追及する会
連絡先 080-1104-4432(小林)
┏┓
┗■5.新聞より
└────
◆高浜沿岸に津波痕 14~16世紀 規制委、調査へ検討
原子力規制委員会の審査で、2月に「適合」と認められた関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)そばの若狭湾沿岸で、14~16世紀に起きた津波の痕跡とみられる砂層を福井大などのチームが確認した。
津波の規模は不明で関電は「津波評価や対策に影響を与えるものではない」としている。一方、規制委は取材に対し「安全を脅かす方向につながる情報かどうか留意して、結論ありきではなく検討したい」と関電に調査を促す考えを示した。
(後略) (6月22日東京新聞3面より抜粋)
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2514】
2015年6月20日(土)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.規制委が批判しない鹿児島地裁決定の間違い
川内原発却下は「安全性評価の考え方が根本的に間違っている」
原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その52
木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.両者の連携プレーの成果を確認した1日
6/18東電株主代表訴訟第18回口頭弁論傍聴と
福島原発告訴団の検察審査会激励行動に参加しました
冨塚元夫 (たんぽぽ舎ボランティア)
★3.埼玉県内の4つの市で脱原発運動-毎週の駅頭宣伝など
横井泰夫 (たんぽぽ舎会員)
★4.新聞より2つ
◆福島・楢葉町住民「戻っても暮らせない」
国、避難解除方針で説明会 (6月20日東京新聞社会面より抜粋)
◆政権 弱者に冷たすぎる (6月20日東京新聞「官邸前 金曜日の声」より)
★5.テント日誌6月19日(金)
経産省前テントひろば1375日 商業用原発停止641日
明日の裁判を控えて緊張感の増すテント6月18日(木)の続き
6/19テント裁判の控訴審(第1回弁論)に多くの人が… (I・K)
━━━━━━━
※6/23「経産省前テントひろば」応援学習会にご参加を!
テントが危ない!テントを守ろう!「経産省前テントひろば」は
憲法21条「表現の自由」の実行だ
憲法21条「表現の自由」は集会の自由=テントの設営・居住を含む。
ぜひ聞いて下さい。
お 話:憲法学者・内藤光博教授(専修大学憲法学)
日 時:6月23日(火)19:00から21:00
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
━━━━━━━
※6/27『改革はするが戦争はしない「フォーラム4」で日本を変える』
-安倍政権とは真逆の第4の道-I am not ABE
日 時:6月27日(土)13時より14時30分(開場12時30分)
講 師:古賀茂明さん
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
申し込み:予約優先です。まだ空きがあります。メールかお電話で
ご氏名・住所・電話番号をご連絡ください。
参加費:800円
…安倍政権は、アリバイ作りのチマチマした改革しか実行せず、『戦争できる国づくり』に熱中している。
原発の再稼働に前のめりになっていることにも危機感を覚えます。
そんな中、古賀氏が取り組もうとしていることがある。
それが「フォーラム4」の立ち上げである…
━━━━━━━
※訂正1つあります。
昨日発信の【TMM:No2513】★1.高浜原発再稼働阻止!老朽原発1,2号機の
20年延長を許すな!で、タイトルの2行目、
正:6/25(木)株主総会の日、関西の行動に連帯し、
誤:6/25(木)株主総会の日、関西の関電本社抗議行動に連帯し、
おわびして、訂正致します。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.規制委が批判しない鹿児島地裁決定の間違い
| 川内原発却下は「安全性評価の考え方が根本的に間違っている」
| 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その52
└──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
4月に、原発再稼働差止仮処分申請に関する決定が2つ出た。高浜原発3、4号機については運転差止仮処分が認められ、川内原発1、2号機については運転差止仮処分が却下された。規制委は、福井地裁決定を露骨に批判し、鹿児島地裁決定を黙認した。
2つの決定について、牧野淳一郎さん(理化学研究所)が岩波「科学6月号」で基準地震動問題について分析しているので紹介する。
[1]安全目標を3桁もどうやって上げた?(1000炉年で1回事故発生)
事故確率を求めるもっとも確度の高い方法は「これまでの実績」を使うことである。日本では、これまでの40年の間に、最大数でほぼ50基の運転がされてきていて(福島で)1度大事故が起こった。原発3基の事故だけれど少なめに1度とカウントすると、40年間の平均を25基と仮定すれば、1000炉年で1度事故が起こった、つまり、国内の実績としての事故の発生頻度は『1000年に1度』程度である。
原子力規制委員会が作成した安全目標は、セシウム137の放出量が100TBqを超えるような事故の発生頻度が『100万年に1度』程度を超えないように抑制することである。
何をどうやって、これまでに比べて3桁も事故頻度を減らしたのか?
[2]基準地震動を過少評価(10年で5回も基準地震動超過地震が発生)
鹿児島地裁の決定は、地域的な傾向を考慮して平均像を用いた検討を行うことは相当であるとし、過去10年間でその当時の基準地震動を超過した地震動が4つ(5ケース)発生していることを認めながら、これらの基準地震動超過地震の存在が新規制基準の不合理性を直ちに基礎付けるものではないとしている。
しかしながら、日本に20か所の原発サイトとしてこの10年で5回この「基準地震動」を超える地震が起きているので、1カ所あたりでは『40年に1度』くらい起こっている。基準地震動超過地震の発生は「極めてまれ」なはずでそれを『1万年~10万年に1度』と考えると、少なくとも「基準地震動」の計算は発生確率を250~2500倍くらい過少評価していることになる。
川内原発についてはこの基準地震動を620ガルに変更しているが、上記ギャップを埋めるものではない。
「まだ事故が起きていないので、事故が起きないと判断することが直ちに不合理とはいえない」とする鹿児島地裁仮処分却下の論理。
安全性評価の考え方が根本的に間違っている。
(参考)岩波「科学6月号」3.11以後の科学リテラシーno.32 牧野淳一郎
┏┓
┗■2.両者の連携プレーの成果を確認した1日
| 6/18東電株主代表訴訟第18回口頭弁論傍聴と
| 福島原発告訴団の検察審査会激励行動に参加しました
└──── 冨塚元夫 (たんぽぽ舎ボランティア)
〔1〕東電株主代表訴訟では原告側海渡弁護士がパワポを使って新たな証拠の準備書面(2008年9月10日に行われた東電の秘密会議)の説明を行いました。この秘密会議は東電福島第一発電所第2会議室にて小森所長(当時)も出席して行われました。この会議で、文科省管轄の地震調査研究推進本部(推本)の長期評価を受けて東電の土木調査グループが2007年11月ころに15.7メートルの津波の可能性を報告したことを踏まえて、もはや津波対策を避けることは不可能だという結論に達しました。この秘密会議ではメモは禁止され、資料は持ち帰り禁止、後で回収というものでした。しかし誰かのメモが発見され裁判所がそれを抑えたものです。 こうした結論を東電元幹部が再び無視して津波対策を怠ったという事実が暴かれた以上、事故を起こした東電元幹部の責任は明らかです。
東電福島第一原発とともに、最も津波に弱いと指摘されていた東海第二原発は対策を取ったにも関わらず、東電のみ何の対策も取らなかったのです。
〔2〕裁判は10時半から11時まで行われました。久しぶりに103号法廷が満員になり、入れない人もいました。次回は抽選になることが予想されます。
次回は7月24日(金)10時半から101号法廷です。
〔3〕12時からは同じ東京地裁前で、福島原発告訴団の検察審査会激励行動が行われました。
東電元幹部3人を起訴相当にした最初の審査会の結論を無視して再び不起訴とした検察に対し、もう一度起訴相当の結論を検察審査会に出してもらえれば、強制起訴が決定します。その結論を後押しするあらたな証拠が株主代表訴訟における本日の証拠です。
裁判の原告側が、東電の罪を暴く新たな証拠を裁判所に提出、その証拠を告訴団が検察審査会に上申書として提出したという連携プレーでした。
〔4〕株主訴訟の原告や告訴団の告訴人が指摘したように、福島原発事故の責任者が何の罪も問われないために、東電以外の電力会社も責任感を欠如し、いい加減な規制基準で再稼働を進めているのです。
責任者を罰し、被害者を救済し、汚染地域に避難民を強制帰還させるような政策をやめさせなくてはなりません。株主代表訴訟と告訴団を応援しましょう。
┏┓
┗■3.埼玉県内の4つの市で脱原発運動-毎週の駅頭宣伝など
└──── 横井泰夫 (たんぽぽ舎会員)
4市(朝霞・志木・新座・和光の脱原発運動について)
◎保守反動政権は次に「日本の核武装」を画策する。
沖縄の米軍は核武装は公然の秘密である。
日本は、原子力発電(核発電)にて多量なプルトニウム持っており、日本の
技術では、たやすく核兵器が作れる。又、米国は一層日本に核武装要求する。
◎戦争法案反対と核武装画策反対は統一した運動にすべきである。
◎以上の認識のもと次の運動をする。
→「3、11」以来実施している「毎週脱原発駅頭宣伝」は継続する。
→「さよなら原発集会・パレード」は毎月4市交代、相互支援にて
毎月開催継続する。参加者を増やすために宣伝を強化する。
◎「九条の会」担当にて、毎週火曜日「戦争法案廃案」の駅頭宣伝する。
チラシの裏面には、国会前行動を掲載する。
◎「あさか・九条の会」の隔月発行ニュースには両運動の記事、行動案内をする。
┏┓
┗■4.新聞より2つ
└────
◆福島・楢葉町住民「戻っても暮らせない」
国、避難解除方針で説明会
東京電力福島第一原発事故で、政府は19日、福島県楢葉町に出されている避難指示を8月のお盆前に解除する方針を、同町で開いた住民懇談会で説明した。生活を再開する環境が整ったとする政府に対し、住民からは「町に戻っても暮らせない」と反発の声が相次いだ。
懇談会は町役場に近い保育施設で開かれ、住民70人が集まり、松本幸英町長も同席した。政府側は内閣府や環境省の担当者ら11人が出席した。
高齢の男性は「町内に病院がなく、車も運転できない。安心して帰れるまで、解除を待ってほしい」と発言。庁内の寺の男性住職は、放射線量の高さや廃炉の見通しがはっきりしない不安を口にし、「子の世代が帰らないので、墓も移した檀家が相次いでいる。切実な声に耳を傾けて」と訴えた。 (後略)
(6月20日東京新聞社会面より抜粋)
◆政権 弱者に冷たすぎる (6月20日東京新聞「官邸前 金曜日の声」より)
東京都豊島区の会社員横山美子さん(64)
原発反対の意思を行動で表し、東京から福島を応援したいと足を運んでいる。福島第一原発事故の被災者への支援策を見直す動きがあるが、五輪で騒ぐより被災者を安心させる政策の方が大切だ。
神奈川県茅ケ崎市の無職松尾好一郎さん(65)
地震が起きる国で、原発はいいかげんやめてほしい。2年前にがんで死んだ同級生の遺志を継いで反対している。労働者派遣法改正案は改悪だ。原発事故の被災者への対応もそうだが、政権は弱者に冷たすぎる。
┏┓
┗■5.テント日誌6月19日(金)
| 経産省前テントひろば1375日 商業用原発停止641日
| 明日の裁判を控えて緊張感の増すテント6月18日(木)の続き
| 6/19テント裁判の控訴審(第1回弁論)に多くの人が…
└──── (I・K)
◎テントは明日の裁判に向けて何となく落ち着かない雰囲気だった。
それに昨日からの局地的大雨、今日も暗い雲が霞ヶ関の上を多いなおさらだ。
朝から東電株主裁判や告訴団の行動、そして郵政ベルの前では不当解雇撤回の座り込みとあわただしい。
午後にはJAL不当解雇の高裁での勝利を告げる人たちがテント前を通り過ぎ頑張ってと言ってくださったので、私たちもお祝いの拍手をした。
告訴団の検察審査会激励行動に、テントからも留守番を残して参加した。
三輪さんの映像ご覧下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=p5dM2KgLNLs
東電株主裁判報告会
今日の新聞にも載っていましたが。事故前東電は津波対策不可避と判っていたようです。罪を問われないのはおかしい。
https://www.youtube.com/watch?v=s2rhST8jXfY
最後に瀬戸内寂聴と戦争法案反対国会前集会
https://www.youtube.com/watch?v=-j76SoTOZP4
明日の天気を心配しながら帰宅する。(I・K)
◎6/19テント裁判の控訴審(第一回弁論)に多くの人が…
また今日も雨、梅雨だから仕方ないけど降り方が異常に思える。
今日はいよいよ高裁第1回口頭弁論の日だ。10時半過ぎテントに着いたらもう人が集まっていた。横断幕・幟やトラメガなどの準備に忙しい。
12時半から地裁前集会、雨の中たくさんの人が集まって下さった。
傍聴券の抽選には90歳のTさんまで含めて約150名並んだ。テントのことに関心を持ってくださる方が多く居てほんとうに嬉しい。
裁判は今までと違い、亀屋幸子さん、黒田節子さんの証人尋問がたっぷり行われた。亀屋さんの答えに涙と時には笑いも起こるほどで傍聴席との一体感があった。
5時半からの報告会、雨にも関わらず150名位の方が参加した。
乱さんの司会で、まず大口弁護士から裁判の報告があり続いて亀屋さん・黒田さん・渡辺みよ子さんが発言、亀屋さんは自分の言葉がどの位裁判官に通じたか判らないけれど思いのたけを話したと、黒田さんも始めての経験で戸惑ったこと90分の時間がそう長く感じられなかった。良かったかどうかわからないけれど…
そして最近聞いた話から喪失を乗り越えるにはそれときちんと向き合わなければいけないことを知ったなど。
渡辺さんは、福島の人たちの現状について、自分の家は避難解除地域にあり70%の人が戻った。政府は帰還させようと一生懸命で、帰還する人には手厚い援助がある。だから帰ったが、放射能のことも知らされていない。最近若いのに心筋梗塞で亡くなったり白血病になったり、みんな心配し始めているようだと話した。
その後憲法学者の内藤光博さんが「表現の自由とエンキャンプメント」の話をして下さった。 (I・K)
昨日の様子三輪さんの撮影です。
https://www.youtube.com/watch?v=l3V9ceFpOxM
※紙面の都合により、後半部分を省略します。
2015年6月20日(土)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.規制委が批判しない鹿児島地裁決定の間違い
川内原発却下は「安全性評価の考え方が根本的に間違っている」
原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その52
木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.両者の連携プレーの成果を確認した1日
6/18東電株主代表訴訟第18回口頭弁論傍聴と
福島原発告訴団の検察審査会激励行動に参加しました
冨塚元夫 (たんぽぽ舎ボランティア)
★3.埼玉県内の4つの市で脱原発運動-毎週の駅頭宣伝など
横井泰夫 (たんぽぽ舎会員)
★4.新聞より2つ
◆福島・楢葉町住民「戻っても暮らせない」
国、避難解除方針で説明会 (6月20日東京新聞社会面より抜粋)
◆政権 弱者に冷たすぎる (6月20日東京新聞「官邸前 金曜日の声」より)
★5.テント日誌6月19日(金)
経産省前テントひろば1375日 商業用原発停止641日
明日の裁判を控えて緊張感の増すテント6月18日(木)の続き
6/19テント裁判の控訴審(第1回弁論)に多くの人が… (I・K)
━━━━━━━
※6/23「経産省前テントひろば」応援学習会にご参加を!
テントが危ない!テントを守ろう!「経産省前テントひろば」は
憲法21条「表現の自由」の実行だ
憲法21条「表現の自由」は集会の自由=テントの設営・居住を含む。
ぜひ聞いて下さい。
お 話:憲法学者・内藤光博教授(専修大学憲法学)
日 時:6月23日(火)19:00から21:00
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
━━━━━━━
※6/27『改革はするが戦争はしない「フォーラム4」で日本を変える』
-安倍政権とは真逆の第4の道-I am not ABE
日 時:6月27日(土)13時より14時30分(開場12時30分)
講 師:古賀茂明さん
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
申し込み:予約優先です。まだ空きがあります。メールかお電話で
ご氏名・住所・電話番号をご連絡ください。
参加費:800円
…安倍政権は、アリバイ作りのチマチマした改革しか実行せず、『戦争できる国づくり』に熱中している。
原発の再稼働に前のめりになっていることにも危機感を覚えます。
そんな中、古賀氏が取り組もうとしていることがある。
それが「フォーラム4」の立ち上げである…
━━━━━━━
※訂正1つあります。
昨日発信の【TMM:No2513】★1.高浜原発再稼働阻止!老朽原発1,2号機の
20年延長を許すな!で、タイトルの2行目、
正:6/25(木)株主総会の日、関西の行動に連帯し、
誤:6/25(木)株主総会の日、関西の関電本社抗議行動に連帯し、
おわびして、訂正致します。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.規制委が批判しない鹿児島地裁決定の間違い
| 川内原発却下は「安全性評価の考え方が根本的に間違っている」
| 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その52
└──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
4月に、原発再稼働差止仮処分申請に関する決定が2つ出た。高浜原発3、4号機については運転差止仮処分が認められ、川内原発1、2号機については運転差止仮処分が却下された。規制委は、福井地裁決定を露骨に批判し、鹿児島地裁決定を黙認した。
2つの決定について、牧野淳一郎さん(理化学研究所)が岩波「科学6月号」で基準地震動問題について分析しているので紹介する。
[1]安全目標を3桁もどうやって上げた?(1000炉年で1回事故発生)
事故確率を求めるもっとも確度の高い方法は「これまでの実績」を使うことである。日本では、これまでの40年の間に、最大数でほぼ50基の運転がされてきていて(福島で)1度大事故が起こった。原発3基の事故だけれど少なめに1度とカウントすると、40年間の平均を25基と仮定すれば、1000炉年で1度事故が起こった、つまり、国内の実績としての事故の発生頻度は『1000年に1度』程度である。
原子力規制委員会が作成した安全目標は、セシウム137の放出量が100TBqを超えるような事故の発生頻度が『100万年に1度』程度を超えないように抑制することである。
何をどうやって、これまでに比べて3桁も事故頻度を減らしたのか?
[2]基準地震動を過少評価(10年で5回も基準地震動超過地震が発生)
鹿児島地裁の決定は、地域的な傾向を考慮して平均像を用いた検討を行うことは相当であるとし、過去10年間でその当時の基準地震動を超過した地震動が4つ(5ケース)発生していることを認めながら、これらの基準地震動超過地震の存在が新規制基準の不合理性を直ちに基礎付けるものではないとしている。
しかしながら、日本に20か所の原発サイトとしてこの10年で5回この「基準地震動」を超える地震が起きているので、1カ所あたりでは『40年に1度』くらい起こっている。基準地震動超過地震の発生は「極めてまれ」なはずでそれを『1万年~10万年に1度』と考えると、少なくとも「基準地震動」の計算は発生確率を250~2500倍くらい過少評価していることになる。
川内原発についてはこの基準地震動を620ガルに変更しているが、上記ギャップを埋めるものではない。
「まだ事故が起きていないので、事故が起きないと判断することが直ちに不合理とはいえない」とする鹿児島地裁仮処分却下の論理。
安全性評価の考え方が根本的に間違っている。
(参考)岩波「科学6月号」3.11以後の科学リテラシーno.32 牧野淳一郎
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┗■2.両者の連携プレーの成果を確認した1日
| 6/18東電株主代表訴訟第18回口頭弁論傍聴と
| 福島原発告訴団の検察審査会激励行動に参加しました
└──── 冨塚元夫 (たんぽぽ舎ボランティア)
〔1〕東電株主代表訴訟では原告側海渡弁護士がパワポを使って新たな証拠の準備書面(2008年9月10日に行われた東電の秘密会議)の説明を行いました。この秘密会議は東電福島第一発電所第2会議室にて小森所長(当時)も出席して行われました。この会議で、文科省管轄の地震調査研究推進本部(推本)の長期評価を受けて東電の土木調査グループが2007年11月ころに15.7メートルの津波の可能性を報告したことを踏まえて、もはや津波対策を避けることは不可能だという結論に達しました。この秘密会議ではメモは禁止され、資料は持ち帰り禁止、後で回収というものでした。しかし誰かのメモが発見され裁判所がそれを抑えたものです。 こうした結論を東電元幹部が再び無視して津波対策を怠ったという事実が暴かれた以上、事故を起こした東電元幹部の責任は明らかです。
東電福島第一原発とともに、最も津波に弱いと指摘されていた東海第二原発は対策を取ったにも関わらず、東電のみ何の対策も取らなかったのです。
〔2〕裁判は10時半から11時まで行われました。久しぶりに103号法廷が満員になり、入れない人もいました。次回は抽選になることが予想されます。
次回は7月24日(金)10時半から101号法廷です。
〔3〕12時からは同じ東京地裁前で、福島原発告訴団の検察審査会激励行動が行われました。
東電元幹部3人を起訴相当にした最初の審査会の結論を無視して再び不起訴とした検察に対し、もう一度起訴相当の結論を検察審査会に出してもらえれば、強制起訴が決定します。その結論を後押しするあらたな証拠が株主代表訴訟における本日の証拠です。
裁判の原告側が、東電の罪を暴く新たな証拠を裁判所に提出、その証拠を告訴団が検察審査会に上申書として提出したという連携プレーでした。
〔4〕株主訴訟の原告や告訴団の告訴人が指摘したように、福島原発事故の責任者が何の罪も問われないために、東電以外の電力会社も責任感を欠如し、いい加減な規制基準で再稼働を進めているのです。
責任者を罰し、被害者を救済し、汚染地域に避難民を強制帰還させるような政策をやめさせなくてはなりません。株主代表訴訟と告訴団を応援しましょう。
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┗■3.埼玉県内の4つの市で脱原発運動-毎週の駅頭宣伝など
└──── 横井泰夫 (たんぽぽ舎会員)
4市(朝霞・志木・新座・和光の脱原発運動について)
◎保守反動政権は次に「日本の核武装」を画策する。
沖縄の米軍は核武装は公然の秘密である。
日本は、原子力発電(核発電)にて多量なプルトニウム持っており、日本の
技術では、たやすく核兵器が作れる。又、米国は一層日本に核武装要求する。
◎戦争法案反対と核武装画策反対は統一した運動にすべきである。
◎以上の認識のもと次の運動をする。
→「3、11」以来実施している「毎週脱原発駅頭宣伝」は継続する。
→「さよなら原発集会・パレード」は毎月4市交代、相互支援にて
毎月開催継続する。参加者を増やすために宣伝を強化する。
◎「九条の会」担当にて、毎週火曜日「戦争法案廃案」の駅頭宣伝する。
チラシの裏面には、国会前行動を掲載する。
◎「あさか・九条の会」の隔月発行ニュースには両運動の記事、行動案内をする。
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┗■4.新聞より2つ
└────
◆福島・楢葉町住民「戻っても暮らせない」
国、避難解除方針で説明会
東京電力福島第一原発事故で、政府は19日、福島県楢葉町に出されている避難指示を8月のお盆前に解除する方針を、同町で開いた住民懇談会で説明した。生活を再開する環境が整ったとする政府に対し、住民からは「町に戻っても暮らせない」と反発の声が相次いだ。
懇談会は町役場に近い保育施設で開かれ、住民70人が集まり、松本幸英町長も同席した。政府側は内閣府や環境省の担当者ら11人が出席した。
高齢の男性は「町内に病院がなく、車も運転できない。安心して帰れるまで、解除を待ってほしい」と発言。庁内の寺の男性住職は、放射線量の高さや廃炉の見通しがはっきりしない不安を口にし、「子の世代が帰らないので、墓も移した檀家が相次いでいる。切実な声に耳を傾けて」と訴えた。 (後略)
(6月20日東京新聞社会面より抜粋)
◆政権 弱者に冷たすぎる (6月20日東京新聞「官邸前 金曜日の声」より)
東京都豊島区の会社員横山美子さん(64)
原発反対の意思を行動で表し、東京から福島を応援したいと足を運んでいる。福島第一原発事故の被災者への支援策を見直す動きがあるが、五輪で騒ぐより被災者を安心させる政策の方が大切だ。
神奈川県茅ケ崎市の無職松尾好一郎さん(65)
地震が起きる国で、原発はいいかげんやめてほしい。2年前にがんで死んだ同級生の遺志を継いで反対している。労働者派遣法改正案は改悪だ。原発事故の被災者への対応もそうだが、政権は弱者に冷たすぎる。
┏┓
┗■5.テント日誌6月19日(金)
| 経産省前テントひろば1375日 商業用原発停止641日
| 明日の裁判を控えて緊張感の増すテント6月18日(木)の続き
| 6/19テント裁判の控訴審(第1回弁論)に多くの人が…
└──── (I・K)
◎テントは明日の裁判に向けて何となく落ち着かない雰囲気だった。
それに昨日からの局地的大雨、今日も暗い雲が霞ヶ関の上を多いなおさらだ。
朝から東電株主裁判や告訴団の行動、そして郵政ベルの前では不当解雇撤回の座り込みとあわただしい。
午後にはJAL不当解雇の高裁での勝利を告げる人たちがテント前を通り過ぎ頑張ってと言ってくださったので、私たちもお祝いの拍手をした。
告訴団の検察審査会激励行動に、テントからも留守番を残して参加した。
三輪さんの映像ご覧下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=p5dM2KgLNLs
東電株主裁判報告会
今日の新聞にも載っていましたが。事故前東電は津波対策不可避と判っていたようです。罪を問われないのはおかしい。
https://www.youtube.com/watch?v=s2rhST8jXfY
最後に瀬戸内寂聴と戦争法案反対国会前集会
https://www.youtube.com/watch?v=-j76SoTOZP4
明日の天気を心配しながら帰宅する。(I・K)
◎6/19テント裁判の控訴審(第一回弁論)に多くの人が…
また今日も雨、梅雨だから仕方ないけど降り方が異常に思える。
今日はいよいよ高裁第1回口頭弁論の日だ。10時半過ぎテントに着いたらもう人が集まっていた。横断幕・幟やトラメガなどの準備に忙しい。
12時半から地裁前集会、雨の中たくさんの人が集まって下さった。
傍聴券の抽選には90歳のTさんまで含めて約150名並んだ。テントのことに関心を持ってくださる方が多く居てほんとうに嬉しい。
裁判は今までと違い、亀屋幸子さん、黒田節子さんの証人尋問がたっぷり行われた。亀屋さんの答えに涙と時には笑いも起こるほどで傍聴席との一体感があった。
5時半からの報告会、雨にも関わらず150名位の方が参加した。
乱さんの司会で、まず大口弁護士から裁判の報告があり続いて亀屋さん・黒田さん・渡辺みよ子さんが発言、亀屋さんは自分の言葉がどの位裁判官に通じたか判らないけれど思いのたけを話したと、黒田さんも始めての経験で戸惑ったこと90分の時間がそう長く感じられなかった。良かったかどうかわからないけれど…
そして最近聞いた話から喪失を乗り越えるにはそれときちんと向き合わなければいけないことを知ったなど。
渡辺さんは、福島の人たちの現状について、自分の家は避難解除地域にあり70%の人が戻った。政府は帰還させようと一生懸命で、帰還する人には手厚い援助がある。だから帰ったが、放射能のことも知らされていない。最近若いのに心筋梗塞で亡くなったり白血病になったり、みんな心配し始めているようだと話した。
その後憲法学者の内藤光博さんが「表現の自由とエンキャンプメント」の話をして下さった。 (I・K)
昨日の様子三輪さんの撮影です。
https://www.youtube.com/watch?v=l3V9ceFpOxM
※紙面の都合により、後半部分を省略します。
たんぽぽ舎です。【TMM:No2513】
2015年6月19日(金)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.高浜原発再稼働阻止!老朽原発1,2号機の20年延長を許すな!
6/25(木)株主総会の日、関西の関電本社抗議行動に連帯し、
関電東京支社包囲行動を行います
沼倉 潤(再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.火山活動続く「箱根山」 富士山噴火との関連はあるの?
島村英紀が解説した「箱根火山で何が起きているのか」
「経験と勘」頼みの噴火予知 (その2-3回連載)
島村英紀 (地震学者)
★3.新聞より2つ
◆東電「津波対策は不可避」 内部文書 震災2年半前に記載
(6月19日東京新聞朝刊1面より)
◆否定される議会主義 鎌田 慧
(6月16日東京新聞「こちら特報部」本音のコラムより)
━━━━━━━
※6/23「経産省前テントひろば」応援学習会にご参加を!
テントが危ない!テントを守ろう!「経産省前テントひろば」は
憲法21条「表現の自由」の実行だ
憲法21条「表現の自由」は集会の自由=テントの設営・居住を含む。
ぜひ聞いて下さい。
お 話:憲法学者・内藤光博教授(専修大学憲法学)
日 時:6月23日(火)19:00から21:00
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
━━━━━━━
※6/27『改革はするが戦争はしない「フォーラム4」で日本を変える』
-安倍政権とは真逆の第4の道-I am not ABE
日 時:6月27日(土)13時より14時30分(開場12時30分)
講 師:古賀茂明さん
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
申し込み:予約優先です。まだ空きがあります。メールかお電話で
ご氏名・住所・電話番号をご連絡ください。
参加費:800円
…安倍政権はアリバイ作りのチマチマした改革しか実行せず、『戦争できる国づくり』に熱中している。
原発の再稼働に前のめりになっていることにも危機感を覚えます。
そんな中、古賀氏が取り組もうとしていることがある。
それが「フォーラム4」の立ち上げである…
━━━━━━━
☆6/17発信の【TMM:No2511】でご紹介しました下記の7/8学習会のテーマは
仮題でした。本題が確定次第、お知らせ致します。
講師の菅直人さんと日時・会場は変更ありません。
※【学習会】速報! ご参加ください!
7/8(水)菅直人元首相が語る…「私はなぜバッシングにあったのか?」
菅たたきの陰に隠された不都合な真実
日 時:7月8日(水)19時より21時
お 話:菅直人元首相
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
━━━━━━━
┏┓
┗■1.高浜原発再稼働阻止!老朽原発1,2号機の20年延長を許すな!
| 6/25(木)株主総会の日、関西の関電本社抗議行動に連帯し、
| 関電東京支社包囲行動を行います
└──── 沼倉 潤(再稼働阻止全国ネットワーク)
期日:6月25日(木)18時から19時30分
場所:千代田区内幸町交差点角 富国生命ビル前
(都営地下鉄三田線「内幸町」駅A7出口 JR「新橋」駅日比谷口)
共催:再稼働阻止全国ネットワーク/平和と民主主義をめざす全国交歓会/
原発さよなら千葉/市原憲法を活かす会
関西電力は、福井地裁の運転差止「仮処分命令」に従わず、高浜原発3,4号機の再稼働を目論んでいます。
さらには、40年以上経過した老朽原発1,2号機の20年延長を規制委に申請するなど、再稼働に向けた妄動を電事連会長の八木関西電力社長のもと推し進めています。
私たちは6月7日、福岡舞鶴公園に全国から1万5千人が参加し、川内原発再稼働阻止の宣言を全国に発しました。
それに呼応した関西の皆さんも、株主総会が行われる6月25日を前後して、関西電力本社に向けた抗議行動を行う予定です。
全国各地から、原発再稼働を許さない行動を電力各社に対しておこないましょう。
東京電力の株主総会は6月25日(木)、10時より東京国際フォーラムで開催されます。午前中の東電追及行動の後、夕方、18時からの関電東京支社行動にご参加願います。のぼり旗、横断幕をもって富国生命ビル前にお集まりください。
問合せ:再稼働阻止全国ネットワーク fax 03-3238-0797
メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
┏┓
┗■2.火山活動続く「箱根山」 富士山噴火との関連はあるの?
| 島村英紀が解説した「箱根火山で何が起きているのか」
| 「経験と勘」頼みの噴火予知 (その2-3回連載)
└──── 島村英紀 (地震学者)
◎島村英紀 (地震学者) さんのホームページ(http://shima3.fc2web.com/):
【最新のトピックス】より転載
タイトル:島村英紀が解説した「箱根火山で何が起きているのか」
火山活動続く「箱根山」 富士山噴火との関連はあるの?
「経験と勘」頼みの噴火予知
実は気象庁が発表する「噴火警報レベル」も、なにかの機械で数値を測っていて3.9が4.0になったら数値を上げる、といった科学的・学問的なものではなくて、もっぱらそれぞれの火山の「経験と勘」だけに基づいて決めているものです。
このため、例えば北海道の有珠山(うすざん)や、長野・群馬県境の浅間山や、鹿児島・桜島のように過去の噴火歴が分かっていて、ホームドクターのような大学の火山学の先生が研究を続けているところでは「経験」が蓄積されています。それゆえ噴火警報レベルも箱根よりは確かなものになっています。しかし、箱根は経験がもっともない火山の一つなのです。
2014年の御嶽では噴火警報レベル1、つまり山頂まで登山客が行ってもいいという規制のときに噴火して大被害を生んでしまったのでした。
気象庁としては、もし箱根が噴火警報レベル1のままで噴火したら取り返しがつかない失敗を繰り返すことになる、というので、噴火警報レベルを上げたのでしょう。その「根拠」はあいまいなものですし、大涌谷の周辺300メートルという範囲も、学問的な裏付けがあるものではありません。
また、気象庁が言っているような「水蒸気噴火」で収まるかどうかも学問的には分からないことなのです。もっとステージが上がってマグマが地表に出てくる「マグマ水蒸気噴火」になる可能性は高くはないとはいえ、それが起きないという学問的な保証はないのです。
気象庁は天気予報もしている役所だから、同じ「予知」ならば同じように可能だと考える人も多いかもしれません。しかし、噴火予知や地震予知は天気予報とは根本的に違うことがあります。
それは天気予報は「大気の運動方程式」というものがすでに分かっていることです。それゆえ観測データ、たとえば全国に1200地点以上もあるアメダスの観測データやゾンデ(気象観測用の気球)の観測データを入れれば「未来」が計算できるのです。
しかし、これと違って噴火予知にも地震予知にも、肝心の方程式はまだ分かっていません。
そのうえ地表が柔らかい堆積層や柔らかい火山灰に覆われているので、地震や噴火に関係する地下深くにある基盤岩や火山の内部といった深部の岩の中で、どのような歪みやマグマが蓄積されていっているかといったデータはいまだ取れません。これでは天気予報なみの地震予知や噴火予知は出来るはずがないのです。
次回『“兄弟”のような箱根と富士山』へ続く
※島村英紀さんのご承諾を得て転載しております。
☆6/28島村英紀さんの学習会にご参加を!
「最近、地震・火山の噴火が多い 多すぎるなぜか?
原発は大丈夫か?! 原発再稼働は…?
日本列島の地震・火山を考える(最新版)
今後も地震はたくさん発生する(過去との比較で)
日 時:6月28日(日)14時より17時
お 話:島村英紀さん(地震学者)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
会場費:800円 資料を用意
┏┓
┗■3.新聞より2つ
└────
◆東電「津波対策は不可避」 内部文書 震災2年半前に記載
東京電力福島第一原発事故で、東電が2008年、同原発について「津波対策は不可避」と記した内部文書を作成し、社内会議で配っていたことが分かった。東京地裁で18日開かれた原発事故をめぐる株主代表訴訟の口頭弁論後、株主側の弁護団が明らかにした。これまで東電は「大津波を予測できなかった」と主張してきたが、事故の2年半前に対策の必要性を認識しながら、先送りした実態が浮かんだ。
文書は、東電本店が作成し、08年9月10日に福島第一原発で開かれた会議で配られた。会議では国の耐震安全性評価への対応を本店の担当部署と福島第一原発幹部が協議し、当時、同原発所長だった小森明生元常務も出席していた。機密性が高い情報として、文書は会議後に回収された。
弁護団によると、文書には、福島第一原発沖合を含む海域で、マグニチュード(M)8クラスの地震津波発生の可能性があるとした政府の地震調査研究推進本部(推本)の予測を「完全に否定することが難しい」と記載。「現状より大きな津波高を評価せざるを得ないと想定され、津波対策は不可避」と記していた。
東電は推本の予測に基づき08年3月、最大15.7メートルの津波を独自に試算していたが、「試行的な計算の域を出ず、具体的な対策に用いられるものではない」と説明してきた。
閉廷後の記者会見で弁護団の海渡雄一弁護士は「これまでの説明と違い、08年の段階で東電は津波対策が不可避だとはっきり認識していたことを示している」と指摘。東電側は訴訟の準備書面で、文書について「将来的に何らかの津波対策が必要になる可能性は否定できないため記載した。津波対策として特定の内容を前提としたものではない」と主張している。
(6月19日東京新聞朝刊1面より)
◆否定される議会主義 鎌田 慧
最近、国会正門前に立つことが多い。ここに集まってきた人たちと抗議の声を上げる。目の前にある「議会政治の殿堂」がいまほど空虚に見えることはなかった。
巨大な建物の一室で、野党の質問を受ける首相や大臣は、自席の横に小走りに走ってきては耳打ちする秘書官たちに支えられながら、はぐらかし、あざ笑い、ときどきやじっては「多数は正義」を満喫している。
ドイツのワイマール憲法があっても「(ナチス憲法に)いつのまにか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口に学んだらどうか」と軽く言った麻生太郎副総理や「政府が判断する」が口癖の安倍晋三首相の横暴は「多数は正義」の余裕からだ。
国会内では多数でも世論の過半は支持していない。平和主義、国民主権、基本的人権が、日本国憲法の三大要素である。戦争はしない。少数者を尊重する。言論、表現を守る。戦後はこの拡大を目指した歴史だったはずが、自衛隊の海外派兵、原発再稼働、沖縄新基地建設強行、派遣労働の拡大をみれば、すべての否定がはじまったと思う。
36年前、銃弾工場を取材した。試射場でライフルの弾丸を手のひらに載せてもらった。先端が鋭く研ぎ澄まされた重い弾がギラッと光って、わたしは射貫かれたように感じた。これから海外で誰にむけて発射されるのか。(ルポライター)
(6月16日東京新聞「こちら特報部」本音のコラムより)
2015年6月19日(金)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.高浜原発再稼働阻止!老朽原発1,2号機の20年延長を許すな!
6/25(木)株主総会の日、関西の関電本社抗議行動に連帯し、
関電東京支社包囲行動を行います
沼倉 潤(再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.火山活動続く「箱根山」 富士山噴火との関連はあるの?
島村英紀が解説した「箱根火山で何が起きているのか」
「経験と勘」頼みの噴火予知 (その2-3回連載)
島村英紀 (地震学者)
★3.新聞より2つ
◆東電「津波対策は不可避」 内部文書 震災2年半前に記載
(6月19日東京新聞朝刊1面より)
◆否定される議会主義 鎌田 慧
(6月16日東京新聞「こちら特報部」本音のコラムより)
━━━━━━━
※6/23「経産省前テントひろば」応援学習会にご参加を!
テントが危ない!テントを守ろう!「経産省前テントひろば」は
憲法21条「表現の自由」の実行だ
憲法21条「表現の自由」は集会の自由=テントの設営・居住を含む。
ぜひ聞いて下さい。
お 話:憲法学者・内藤光博教授(専修大学憲法学)
日 時:6月23日(火)19:00から21:00
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
━━━━━━━
※6/27『改革はするが戦争はしない「フォーラム4」で日本を変える』
-安倍政権とは真逆の第4の道-I am not ABE
日 時:6月27日(土)13時より14時30分(開場12時30分)
講 師:古賀茂明さん
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
申し込み:予約優先です。まだ空きがあります。メールかお電話で
ご氏名・住所・電話番号をご連絡ください。
参加費:800円
…安倍政権はアリバイ作りのチマチマした改革しか実行せず、『戦争できる国づくり』に熱中している。
原発の再稼働に前のめりになっていることにも危機感を覚えます。
そんな中、古賀氏が取り組もうとしていることがある。
それが「フォーラム4」の立ち上げである…
━━━━━━━
☆6/17発信の【TMM:No2511】でご紹介しました下記の7/8学習会のテーマは
仮題でした。本題が確定次第、お知らせ致します。
講師の菅直人さんと日時・会場は変更ありません。
※【学習会】速報! ご参加ください!
7/8(水)菅直人元首相が語る…「私はなぜバッシングにあったのか?」
菅たたきの陰に隠された不都合な真実
日 時:7月8日(水)19時より21時
お 話:菅直人元首相
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.高浜原発再稼働阻止!老朽原発1,2号機の20年延長を許すな!
| 6/25(木)株主総会の日、関西の関電本社抗議行動に連帯し、
| 関電東京支社包囲行動を行います
└──── 沼倉 潤(再稼働阻止全国ネットワーク)
期日:6月25日(木)18時から19時30分
場所:千代田区内幸町交差点角 富国生命ビル前
(都営地下鉄三田線「内幸町」駅A7出口 JR「新橋」駅日比谷口)
共催:再稼働阻止全国ネットワーク/平和と民主主義をめざす全国交歓会/
原発さよなら千葉/市原憲法を活かす会
関西電力は、福井地裁の運転差止「仮処分命令」に従わず、高浜原発3,4号機の再稼働を目論んでいます。
さらには、40年以上経過した老朽原発1,2号機の20年延長を規制委に申請するなど、再稼働に向けた妄動を電事連会長の八木関西電力社長のもと推し進めています。
私たちは6月7日、福岡舞鶴公園に全国から1万5千人が参加し、川内原発再稼働阻止の宣言を全国に発しました。
それに呼応した関西の皆さんも、株主総会が行われる6月25日を前後して、関西電力本社に向けた抗議行動を行う予定です。
全国各地から、原発再稼働を許さない行動を電力各社に対しておこないましょう。
東京電力の株主総会は6月25日(木)、10時より東京国際フォーラムで開催されます。午前中の東電追及行動の後、夕方、18時からの関電東京支社行動にご参加願います。のぼり旗、横断幕をもって富国生命ビル前にお集まりください。
問合せ:再稼働阻止全国ネットワーク fax 03-3238-0797
メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
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┗■2.火山活動続く「箱根山」 富士山噴火との関連はあるの?
| 島村英紀が解説した「箱根火山で何が起きているのか」
| 「経験と勘」頼みの噴火予知 (その2-3回連載)
└──── 島村英紀 (地震学者)
◎島村英紀 (地震学者) さんのホームページ(http://shima3.fc2web.com/):
【最新のトピックス】より転載
タイトル:島村英紀が解説した「箱根火山で何が起きているのか」
火山活動続く「箱根山」 富士山噴火との関連はあるの?
「経験と勘」頼みの噴火予知
実は気象庁が発表する「噴火警報レベル」も、なにかの機械で数値を測っていて3.9が4.0になったら数値を上げる、といった科学的・学問的なものではなくて、もっぱらそれぞれの火山の「経験と勘」だけに基づいて決めているものです。
このため、例えば北海道の有珠山(うすざん)や、長野・群馬県境の浅間山や、鹿児島・桜島のように過去の噴火歴が分かっていて、ホームドクターのような大学の火山学の先生が研究を続けているところでは「経験」が蓄積されています。それゆえ噴火警報レベルも箱根よりは確かなものになっています。しかし、箱根は経験がもっともない火山の一つなのです。
2014年の御嶽では噴火警報レベル1、つまり山頂まで登山客が行ってもいいという規制のときに噴火して大被害を生んでしまったのでした。
気象庁としては、もし箱根が噴火警報レベル1のままで噴火したら取り返しがつかない失敗を繰り返すことになる、というので、噴火警報レベルを上げたのでしょう。その「根拠」はあいまいなものですし、大涌谷の周辺300メートルという範囲も、学問的な裏付けがあるものではありません。
また、気象庁が言っているような「水蒸気噴火」で収まるかどうかも学問的には分からないことなのです。もっとステージが上がってマグマが地表に出てくる「マグマ水蒸気噴火」になる可能性は高くはないとはいえ、それが起きないという学問的な保証はないのです。
気象庁は天気予報もしている役所だから、同じ「予知」ならば同じように可能だと考える人も多いかもしれません。しかし、噴火予知や地震予知は天気予報とは根本的に違うことがあります。
それは天気予報は「大気の運動方程式」というものがすでに分かっていることです。それゆえ観測データ、たとえば全国に1200地点以上もあるアメダスの観測データやゾンデ(気象観測用の気球)の観測データを入れれば「未来」が計算できるのです。
しかし、これと違って噴火予知にも地震予知にも、肝心の方程式はまだ分かっていません。
そのうえ地表が柔らかい堆積層や柔らかい火山灰に覆われているので、地震や噴火に関係する地下深くにある基盤岩や火山の内部といった深部の岩の中で、どのような歪みやマグマが蓄積されていっているかといったデータはいまだ取れません。これでは天気予報なみの地震予知や噴火予知は出来るはずがないのです。
次回『“兄弟”のような箱根と富士山』へ続く
※島村英紀さんのご承諾を得て転載しております。
☆6/28島村英紀さんの学習会にご参加を!
「最近、地震・火山の噴火が多い 多すぎるなぜか?
原発は大丈夫か?! 原発再稼働は…?
日本列島の地震・火山を考える(最新版)
今後も地震はたくさん発生する(過去との比較で)
日 時:6月28日(日)14時より17時
お 話:島村英紀さん(地震学者)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
会場費:800円 資料を用意
┏┓
┗■3.新聞より2つ
└────
◆東電「津波対策は不可避」 内部文書 震災2年半前に記載
東京電力福島第一原発事故で、東電が2008年、同原発について「津波対策は不可避」と記した内部文書を作成し、社内会議で配っていたことが分かった。東京地裁で18日開かれた原発事故をめぐる株主代表訴訟の口頭弁論後、株主側の弁護団が明らかにした。これまで東電は「大津波を予測できなかった」と主張してきたが、事故の2年半前に対策の必要性を認識しながら、先送りした実態が浮かんだ。
文書は、東電本店が作成し、08年9月10日に福島第一原発で開かれた会議で配られた。会議では国の耐震安全性評価への対応を本店の担当部署と福島第一原発幹部が協議し、当時、同原発所長だった小森明生元常務も出席していた。機密性が高い情報として、文書は会議後に回収された。
弁護団によると、文書には、福島第一原発沖合を含む海域で、マグニチュード(M)8クラスの地震津波発生の可能性があるとした政府の地震調査研究推進本部(推本)の予測を「完全に否定することが難しい」と記載。「現状より大きな津波高を評価せざるを得ないと想定され、津波対策は不可避」と記していた。
東電は推本の予測に基づき08年3月、最大15.7メートルの津波を独自に試算していたが、「試行的な計算の域を出ず、具体的な対策に用いられるものではない」と説明してきた。
閉廷後の記者会見で弁護団の海渡雄一弁護士は「これまでの説明と違い、08年の段階で東電は津波対策が不可避だとはっきり認識していたことを示している」と指摘。東電側は訴訟の準備書面で、文書について「将来的に何らかの津波対策が必要になる可能性は否定できないため記載した。津波対策として特定の内容を前提としたものではない」と主張している。
(6月19日東京新聞朝刊1面より)
◆否定される議会主義 鎌田 慧
最近、国会正門前に立つことが多い。ここに集まってきた人たちと抗議の声を上げる。目の前にある「議会政治の殿堂」がいまほど空虚に見えることはなかった。
巨大な建物の一室で、野党の質問を受ける首相や大臣は、自席の横に小走りに走ってきては耳打ちする秘書官たちに支えられながら、はぐらかし、あざ笑い、ときどきやじっては「多数は正義」を満喫している。
ドイツのワイマール憲法があっても「(ナチス憲法に)いつのまにか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口に学んだらどうか」と軽く言った麻生太郎副総理や「政府が判断する」が口癖の安倍晋三首相の横暴は「多数は正義」の余裕からだ。
国会内では多数でも世論の過半は支持していない。平和主義、国民主権、基本的人権が、日本国憲法の三大要素である。戦争はしない。少数者を尊重する。言論、表現を守る。戦後はこの拡大を目指した歴史だったはずが、自衛隊の海外派兵、原発再稼働、沖縄新基地建設強行、派遣労働の拡大をみれば、すべての否定がはじまったと思う。
36年前、銃弾工場を取材した。試射場でライフルの弾丸を手のひらに載せてもらった。先端が鋭く研ぎ澄まされた重い弾がギラッと光って、わたしは射貫かれたように感じた。これから海外で誰にむけて発射されるのか。(ルポライター)
(6月16日東京新聞「こちら特報部」本音のコラムより)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2512】
2015年6月18日(木)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.「中電の3号機新規制基準適合審査申請に抗議」提出
震源域の真上に立つ浜岡原発は自然の破壊力にはかなわない
ひとたび過酷事故が起きれば私たちも福島と同様になる
浜岡原発の再稼働を許さない静岡県ネットワーク
★2.駅頭宣伝は「秘密保護法」反対の時と比べ4~5倍の人々がチラシを受けとるようになりました。
脱原発・護憲・文化メールマガジン第94号
横井泰夫(たんぽぽ舎会員)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆ 7/4樋口健二・神田香織コラボレーション講演会
★4.新聞より2つ
◆楢葉町 お盆前帰還提示 解除手続き 政府、全町避難で初
(6月17日東京新聞より抜粋)
◆世界の再生エネ17%増 14年 新設電源の6割占める
(6月18日東京新聞より抜粋)
★5.テント日誌6月15日(月)経産省前テントひろば1371日商業用原発停止637日
6月19日(金)はテント裁判控訴審第1回弁論だ。結集を!
━━━━━━━
※川内・高浜原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!再稼働反対!
6/19(金)首相官邸前・国会議事堂前抗議-第154回
日 時:6月19日(金)18:30~20:00
主 催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照
━━━━━━━
┏┓
┗■1.「中電の3号機新規制基準適合審査申請に抗議」提出
| 震源域の真上に立つ浜岡原発は自然の破壊力にはかなわない
| ひとたび過酷事故が起きれば私たちも福島と同様になる
└──── 浜岡原発の再稼働を許さない静岡県ネットワーク
中電の3号機新規制基準適合審査申請に抗議する 2015年6月16日
中部電力水野明久社長様
本日、中部電力株式会社は国の原子力規制委員会に浜岡原発3号機の適合審査申請を 出したことに、強い憤りと抗議の意思を表明します。
福島原発事故の原因解明はいまだできず、熔けた核燃料はどこにあるかさえ分かっていません。高濃度の汚染水は今も大量に発生し、その一部は海を汚染し続けています。事故収束にはほど遠い状況です。今後、建屋・原子炉の解体による大量の核ごみ(放射性廃棄物)の永久処分場は決まっていません。除染により出た大量の汚染土も、30年間は原発立地の双葉・大熊町に保管される予定ですが、その後どこに搬出するかも未定です。
一方、原発事故で故郷・我が家を追われ、今も仮設やアパートで避難生活を余儀なくされている人は12万以上います。生業(仕事)を奪われた人々は、原発賠償金(月10万円)が唯一の生活資金であるにもかかわらず、国と東電は避難指示解除を2017年3月目標と定め、それ以降の賠償金の支払いを打ち切る方針を示しています。
私たち静岡県民は、福島原発事故に学び、その現状を知るにつけ、浜岡原発は再稼働してはならない、ひとたび過酷事故が起きれば私たちも福島と同様になる、再稼働すれば核のゴミ・放射性廃棄物が増えたまり続けるだけであり、持っていき場がない、つまり静岡県に、もっと言えば、浜岡原発の敷地に保管するよりほかないだろうと思われます。川勝県知事も記者団の取材に、「現状では使用済み核燃料の置き場所はほとんど無く、実質的に動かせない」と指摘しています。
東日本大震災以降、火山の爆発や地震が日本列島で多発しています。東海・南海・東南海巨大連動地震がいつ起きてもおかしくない状況です。
万が一浜岡原発過酷事故が起きた時の住民避難計画は、いまだ策定できていません。掛川・島田両市長は、「実効性ある避難計画が策定できなければ、再稼働は認められない」と、言明しています。
このような状況下で、中電が4号機に続き3号機の新規制基準適合審査申請を出したことに、私たちは強く抗議します。
中電の目的は浜岡再稼働にあるのは明らかです。最近31キロ圏内自治体住民への安全対策(防潮堤など)見学会が増えています。これだけ万全の対策工事をやっていると、新しい原発安全神話を振りまいています。
しかしどれだけ安全対策工事をやっても、震源域の真上に立つ浜岡原発は自然の破壊力にはかなわないと私たちは考えています。
浜岡原発が停止してから4年以上経過していますが、電気を十分提供できることを中電自身が証明しています。静岡県民の意識も、原発はいらない(脱原発)が大半です。再稼働反対の世論は変わっていません。
以上の理由から、私たちは今回の中電による3号機適合審査申請に強く抗議します。
浜岡原発の再稼働を許さない静岡県ネットワーク
┏┓
┗■2.駅頭宣伝は「秘密保護法」反対の時と比べ4~5倍の人々がチラシを受けとるようになりました。
| 脱原発・護憲・文化メールマガジン第94号
└──── 横井泰夫 (たんぽぽ舎会員)
≪「戦争法案」反対の世論、行動日々広がる≫
◎毎日国会前座り込みは、1000名以上。
毎木曜日の18時30分からの大集会(衆議院会館前)は第6回になります。
回重ねるごとに倍増しています。
◎安倍政権の支持率は、30%台になりました。
◎駅頭宣伝は「秘密保護法」反対の時と比べ4~5倍の人々がチラシを受けとるようになりました。
◎日々安倍政権批判は急上しており、各界の著名人次々反対声明、集会に参加しています。(「戦争法案」 反対・慎重審議は昨日の世論調査で85%です。)
◎暴走に次ぐ暴走、世論は今大きく安倍政権批判になっています。
◎外交努力・専守防衛であるべきです。
◎武力を武力による解決は世界史上1度もありません。
≪連日衆議院会館前の集会・座り込み≫
◎平日10時~17時座り込み
◎毎週木曜日18時30分より大集会
※原発→再生エネルギーへ。
安倍のミックス→軍事費増やさず福祉・医療・教育・研究開発等(最も経済効果あり)へ。
大企業内部保留→最も貢献している社員・下請け中小企業に半分は還元へ。
こんな政策が実行されれば「異次元財政出動」しなくとも日本経済の活況が、維持されるのではないで しょうか。
┏┓
┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆ 7/4樋口健二・神田香織コラボレーション講演会
写真と講談で語り合うふたりが?世代と性別と職業と表現を超えて出逢った!?
歴史の闇を追い続ける孤高のフォトジャーナリスト樋口健二による講演【原発被曝労働の真実】?
命と愛を語る講談界の華と嵐の講談師神田香織による講談【はだしのゲン】?
初のコラボレーション講演!
日時:2015年7月4日(土)?13:00開場 13:30開演?(17:00閉会予定)?
場所:武蔵野公会堂?
入場料:予約2000円 当日2500円?
こくちーずからご予約可能。
http://kokucheese.com/event/index/288353/
主催:Mamademo(ママデモ)?
予約、問い合わせ:?ママデモHP→: happymamademo.jimdo.com
(連絡先) chie-suareanglsofthegod@ezweb.ne.jp(魚ずみ)
080-1948-5097(ヒロオカ)
┏┓
┗■4.新聞より2つ
└────
◆楢葉町 お盆前帰還提示 解除手続き 政府、全町避難で初
東京電力福島第一原発事故で全町避難が続く福島県楢葉町に出ている避難指示をめぐり、政府の原子力災害現地対策本部は17日、お盆前には住民が帰還できるよう解除の手続きを進める考えを町議会に示した。解除されれば全町避難の自治体では初めて。
政府は19~28日、避難指示解除に向けた住民懇談会を県内外で全8回開催し、解除への理解を求める。
楢葉町はほぼ全域が比較的放射線量の低い「避難指示解除準備区域」。住民が長期間滞在できる「準備宿泊」が4月6日から3カ月間の予定で始まっているが、期間を当面延長する考えも示された。
今月12日に改定した政府による福島の復興指針で、県内の避難指示解除準備区域と居住制限区域を2017年3月までに解除する方針が示されており、指針改定後では初となる具体的な解除時期の提案となった。
(中略)
議員からは「お盆前は急ではないか」「食の安全や住宅確保への取り組みが途上で、安心して住める環境には戻っていない」との声が上がった。
政府の担当者は「自由に戻れる環境をつくり、徐々に帰還してほしい」と応じた。
避難指示解除をめぐっては、既に田村市都路地区と川内村の一部で準備宿泊実施後に解除されている。
(6月17日東京新聞より抜粋)
◆世界の再生エネ17%増 14年 新設電源の6割占める
2014年に世界で建設された太陽光や風力など再生可能エネルギーの発電設備容量は9700万キロワットに上り、総容量は13年比約17%増の六億五千七百万キロワットに達したとの調査結果を、エネルギーの専門家らでつくる「二十一世紀の再生可能エネルギーネットワーク」(REN21、本部ドイツ)が18日、発表した。
新設された発電設備の約6割が再生エネで、成長ぶりは顕著。REN21は「昨年、世界の経済成長に伴ってエネルギー消費も増えたが、二酸化炭素排出量は一三年と変わらなかった。中国などでの再生可能エネルギーの急拡大がその一因だ」と分析した。(中略)
報告書によると、14年に再生可能エネルギー開発に投資された金額は2700億ドル(約33兆円)と過去2番目の規模。投資額は中国の833億ドルが最も多かった。
(6月18日東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■5.テント日誌6月15日(月)経産省前テントひろば1371日商業用原発停止637日
| 6月19日(金)はテント裁判控訴審第1回弁論だ。結集を!
└────
○6月19日(金)はテント裁判控訴審第1回弁論だ。結集を!
☆13時30分(改訂)102号法廷 集合;東京高裁前(地裁と同じ建物)12時30分(集会あり)
1時から傍聴券抽選となると思いますが、結集を。
○6月19日(金)裁判報告集会のお知らせ
時間:17時半より 17時頃より通行証配布します。
場所:参議院議員会館講堂
※発言者
黒田 節子(原発いらない福島の女たち)
河合 弘之 (テント裁判弁護団長)
渕上 太郎 (テントひろば裁判・被告)
憲法学者 内藤光博さん
○DVD上映案内
報告会の前に、傍聴出来なかった方のために原発関係の映像を上映します。
時間:2時から会場で 1時頃から通行証配布します。
場所:参議院議院会館 B 104
是非ご来場下さい。
○連絡先:経産省前テントひろば 電話:070-6473-1947
2015年6月18日(木)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.「中電の3号機新規制基準適合審査申請に抗議」提出
震源域の真上に立つ浜岡原発は自然の破壊力にはかなわない
ひとたび過酷事故が起きれば私たちも福島と同様になる
浜岡原発の再稼働を許さない静岡県ネットワーク
★2.駅頭宣伝は「秘密保護法」反対の時と比べ4~5倍の人々がチラシを受けとるようになりました。
脱原発・護憲・文化メールマガジン第94号
横井泰夫(たんぽぽ舎会員)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆ 7/4樋口健二・神田香織コラボレーション講演会
★4.新聞より2つ
◆楢葉町 お盆前帰還提示 解除手続き 政府、全町避難で初
(6月17日東京新聞より抜粋)
◆世界の再生エネ17%増 14年 新設電源の6割占める
(6月18日東京新聞より抜粋)
★5.テント日誌6月15日(月)経産省前テントひろば1371日商業用原発停止637日
6月19日(金)はテント裁判控訴審第1回弁論だ。結集を!
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※川内・高浜原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!再稼働反対!
6/19(金)首相官邸前・国会議事堂前抗議-第154回
日 時:6月19日(金)18:30~20:00
主 催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照
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┗■1.「中電の3号機新規制基準適合審査申請に抗議」提出
| 震源域の真上に立つ浜岡原発は自然の破壊力にはかなわない
| ひとたび過酷事故が起きれば私たちも福島と同様になる
└──── 浜岡原発の再稼働を許さない静岡県ネットワーク
中電の3号機新規制基準適合審査申請に抗議する 2015年6月16日
中部電力水野明久社長様
本日、中部電力株式会社は国の原子力規制委員会に浜岡原発3号機の適合審査申請を 出したことに、強い憤りと抗議の意思を表明します。
福島原発事故の原因解明はいまだできず、熔けた核燃料はどこにあるかさえ分かっていません。高濃度の汚染水は今も大量に発生し、その一部は海を汚染し続けています。事故収束にはほど遠い状況です。今後、建屋・原子炉の解体による大量の核ごみ(放射性廃棄物)の永久処分場は決まっていません。除染により出た大量の汚染土も、30年間は原発立地の双葉・大熊町に保管される予定ですが、その後どこに搬出するかも未定です。
一方、原発事故で故郷・我が家を追われ、今も仮設やアパートで避難生活を余儀なくされている人は12万以上います。生業(仕事)を奪われた人々は、原発賠償金(月10万円)が唯一の生活資金であるにもかかわらず、国と東電は避難指示解除を2017年3月目標と定め、それ以降の賠償金の支払いを打ち切る方針を示しています。
私たち静岡県民は、福島原発事故に学び、その現状を知るにつけ、浜岡原発は再稼働してはならない、ひとたび過酷事故が起きれば私たちも福島と同様になる、再稼働すれば核のゴミ・放射性廃棄物が増えたまり続けるだけであり、持っていき場がない、つまり静岡県に、もっと言えば、浜岡原発の敷地に保管するよりほかないだろうと思われます。川勝県知事も記者団の取材に、「現状では使用済み核燃料の置き場所はほとんど無く、実質的に動かせない」と指摘しています。
東日本大震災以降、火山の爆発や地震が日本列島で多発しています。東海・南海・東南海巨大連動地震がいつ起きてもおかしくない状況です。
万が一浜岡原発過酷事故が起きた時の住民避難計画は、いまだ策定できていません。掛川・島田両市長は、「実効性ある避難計画が策定できなければ、再稼働は認められない」と、言明しています。
このような状況下で、中電が4号機に続き3号機の新規制基準適合審査申請を出したことに、私たちは強く抗議します。
中電の目的は浜岡再稼働にあるのは明らかです。最近31キロ圏内自治体住民への安全対策(防潮堤など)見学会が増えています。これだけ万全の対策工事をやっていると、新しい原発安全神話を振りまいています。
しかしどれだけ安全対策工事をやっても、震源域の真上に立つ浜岡原発は自然の破壊力にはかなわないと私たちは考えています。
浜岡原発が停止してから4年以上経過していますが、電気を十分提供できることを中電自身が証明しています。静岡県民の意識も、原発はいらない(脱原発)が大半です。再稼働反対の世論は変わっていません。
以上の理由から、私たちは今回の中電による3号機適合審査申請に強く抗議します。
浜岡原発の再稼働を許さない静岡県ネットワーク
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┗■2.駅頭宣伝は「秘密保護法」反対の時と比べ4~5倍の人々がチラシを受けとるようになりました。
| 脱原発・護憲・文化メールマガジン第94号
└──── 横井泰夫 (たんぽぽ舎会員)
≪「戦争法案」反対の世論、行動日々広がる≫
◎毎日国会前座り込みは、1000名以上。
毎木曜日の18時30分からの大集会(衆議院会館前)は第6回になります。
回重ねるごとに倍増しています。
◎安倍政権の支持率は、30%台になりました。
◎駅頭宣伝は「秘密保護法」反対の時と比べ4~5倍の人々がチラシを受けとるようになりました。
◎日々安倍政権批判は急上しており、各界の著名人次々反対声明、集会に参加しています。(「戦争法案」 反対・慎重審議は昨日の世論調査で85%です。)
◎暴走に次ぐ暴走、世論は今大きく安倍政権批判になっています。
◎外交努力・専守防衛であるべきです。
◎武力を武力による解決は世界史上1度もありません。
≪連日衆議院会館前の集会・座り込み≫
◎平日10時~17時座り込み
◎毎週木曜日18時30分より大集会
※原発→再生エネルギーへ。
安倍のミックス→軍事費増やさず福祉・医療・教育・研究開発等(最も経済効果あり)へ。
大企業内部保留→最も貢献している社員・下請け中小企業に半分は還元へ。
こんな政策が実行されれば「異次元財政出動」しなくとも日本経済の活況が、維持されるのではないで しょうか。
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆ 7/4樋口健二・神田香織コラボレーション講演会
写真と講談で語り合うふたりが?世代と性別と職業と表現を超えて出逢った!?
歴史の闇を追い続ける孤高のフォトジャーナリスト樋口健二による講演【原発被曝労働の真実】?
命と愛を語る講談界の華と嵐の講談師神田香織による講談【はだしのゲン】?
初のコラボレーション講演!
日時:2015年7月4日(土)?13:00開場 13:30開演?(17:00閉会予定)?
場所:武蔵野公会堂?
入場料:予約2000円 当日2500円?
こくちーずからご予約可能。
http://kokucheese.com/event/index/288353/
主催:Mamademo(ママデモ)?
予約、問い合わせ:?ママデモHP→: happymamademo.jimdo.com
(連絡先) chie-suareanglsofthegod@ezweb.ne.jp(魚ずみ)
080-1948-5097(ヒロオカ)
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┗■4.新聞より2つ
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◆楢葉町 お盆前帰還提示 解除手続き 政府、全町避難で初
東京電力福島第一原発事故で全町避難が続く福島県楢葉町に出ている避難指示をめぐり、政府の原子力災害現地対策本部は17日、お盆前には住民が帰還できるよう解除の手続きを進める考えを町議会に示した。解除されれば全町避難の自治体では初めて。
政府は19~28日、避難指示解除に向けた住民懇談会を県内外で全8回開催し、解除への理解を求める。
楢葉町はほぼ全域が比較的放射線量の低い「避難指示解除準備区域」。住民が長期間滞在できる「準備宿泊」が4月6日から3カ月間の予定で始まっているが、期間を当面延長する考えも示された。
今月12日に改定した政府による福島の復興指針で、県内の避難指示解除準備区域と居住制限区域を2017年3月までに解除する方針が示されており、指針改定後では初となる具体的な解除時期の提案となった。
(中略)
議員からは「お盆前は急ではないか」「食の安全や住宅確保への取り組みが途上で、安心して住める環境には戻っていない」との声が上がった。
政府の担当者は「自由に戻れる環境をつくり、徐々に帰還してほしい」と応じた。
避難指示解除をめぐっては、既に田村市都路地区と川内村の一部で準備宿泊実施後に解除されている。
(6月17日東京新聞より抜粋)
◆世界の再生エネ17%増 14年 新設電源の6割占める
2014年に世界で建設された太陽光や風力など再生可能エネルギーの発電設備容量は9700万キロワットに上り、総容量は13年比約17%増の六億五千七百万キロワットに達したとの調査結果を、エネルギーの専門家らでつくる「二十一世紀の再生可能エネルギーネットワーク」(REN21、本部ドイツ)が18日、発表した。
新設された発電設備の約6割が再生エネで、成長ぶりは顕著。REN21は「昨年、世界の経済成長に伴ってエネルギー消費も増えたが、二酸化炭素排出量は一三年と変わらなかった。中国などでの再生可能エネルギーの急拡大がその一因だ」と分析した。(中略)
報告書によると、14年に再生可能エネルギー開発に投資された金額は2700億ドル(約33兆円)と過去2番目の規模。投資額は中国の833億ドルが最も多かった。
(6月18日東京新聞より抜粋)
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┗■5.テント日誌6月15日(月)経産省前テントひろば1371日商業用原発停止637日
| 6月19日(金)はテント裁判控訴審第1回弁論だ。結集を!
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○6月19日(金)はテント裁判控訴審第1回弁論だ。結集を!
☆13時30分(改訂)102号法廷 集合;東京高裁前(地裁と同じ建物)12時30分(集会あり)
1時から傍聴券抽選となると思いますが、結集を。
○6月19日(金)裁判報告集会のお知らせ
時間:17時半より 17時頃より通行証配布します。
場所:参議院議員会館講堂
※発言者
黒田 節子(原発いらない福島の女たち)
河合 弘之 (テント裁判弁護団長)
渕上 太郎 (テントひろば裁判・被告)
憲法学者 内藤光博さん
○DVD上映案内
報告会の前に、傍聴出来なかった方のために原発関係の映像を上映します。
時間:2時から会場で 1時頃から通行証配布します。
場所:参議院議院会館 B 104
是非ご来場下さい。
○連絡先:経産省前テントひろば 電話:070-6473-1947
たんぽぽ舎です。【TMM:No2511】
2015年6月17日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.火山活動続く「箱根山」 富士山噴火との関連はあるの?
島村英紀が解説した「箱根火山で何が起きているのか」
火山ごとに異なる「前兆」 (その1-3回連載)
島村英紀 (地震学者)
★2.雑誌の記事紹介
“日本沈没”の危機 地震学者らが警告
「活断層近くにある伊方、川内、浜岡の再稼働は危ない」
上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)〕
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆6/19八王子「金八デモ」案内
毎週金曜日「八王子で原発反対八王子行動」参加歓迎
主催:金八デモ 共催:ハカルワカル広場(八王子市民放射能測定室)
◆6/21(日)上牧行動-関電八木社長原発やめて下さいパレードへのお誘い
共催:若狭の原発を考える会、原発ゼ口 上牧行動、脱原発高槻アクション、
止めよう原発関西ネットワーク
◆6.27第22回被ばく学習会 「医療被ばく」
講師:崎山比早子さん(医博・高木学校)、瀬川嘉之さん(高木学校)
主催:「放射線被ばくを学習する会」
◆7/4「さようなら原発・市川市民のつどい2015」~映画と講演の会
映画「日本と原発」 お話:河合弘之監督、海渡雄一監修
主催:「さようなら原発・市川市民のつどい2015」実行委員会
◆7/4「日本はトルコに原発を輸出しないで!」-4万人の市民の叫び-
講師:守田敏也さん(フリー・ジャーナリスト)
主催:No Nukes Asia Forum Japan
★4.新聞より1つ
◆原発自主避難者 支援はまだまだ必要だ (6月17日東京新聞社説より抜粋)
━━━━━━━
※【学習会】速報! ご参加ください!
7/8(水)菅直人元首相が語る…「私はなぜバッシングにあったのか?」
菅たたきの陰に隠された不都合な真実
日 時:7月8日(水)19時より21時
お 話:菅直人元首相
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.火山活動続く「箱根山」 富士山噴火との関連はあるの?
| 島村英紀が解説した「箱根火山で何が起きているのか」
| 火山ごとに異なる「前兆」 (その1-3回連載)
└──── 島村英紀 (地震学者)
◎島村英紀 (地震学者) さんのホームページ(http://shima3.fc2web.com/):
【最新のトピックス】より転載
タイトル:島村英紀が解説した「箱根火山で何が起きているのか」
火山活動続く「箱根山」 富士山噴火との関連はあるの?
活発な火山活動が続く箱根山(神奈川・静岡県境)。21日には気象庁が震動などを観測する「空振計」を増設するなど、警戒を強めています。各地で活発化する火山が増える中、箱根山は、300年間噴火していない富士山と近いこともあり、関連を心配する声もあります。地震学者の島村英紀・武蔵野学院大学特任教授が、箱根山の今後と富士山との関連性について解説します。
【図】箱根火山の防災マップ、どんな災害が想定されている?
※事故情報編集部:注
火山ごとに異なる「前兆」
5月6日、気象庁は箱根の噴火警報レベルを1から2に上げました。これによって、火口まで行けたレベル1から、山頂(大涌谷=おおわくだに)付近には行けなくなったレベル2になりました。その後も火山性地震は活発で、付近に展開されている地震計網では4月後半以降、4000回を超えるほどの浅い火山性地震が活発に起き続け、大涌谷の噴気も増え、山体膨張も観測されています。これらの現象は、いずれもマグマが浅いところに上がってきていることを示しているものです。
しかし、箱根が噴火するかどうかは、学問的には未知数なのです。その最大の理由は、かつての箱根の噴火を日本人が見て、記録していたことがないからです。
火山はそれぞれに性質が大いに違います。一つの火山で噴火の前に出た前兆は、他の火山では噴火の前兆にはならない例が多いのです。
2014年9月に噴火して60人以上の死者行方不明者を生んでしまった御嶽山も、2007年に起きたずっと小さい噴火のときには2週間前から火山性微動が出ていました。火山性微動はマグマが活発に動いている指標だと思われています。
しかしもっと大きな噴火になってしまった2014年のときには、火山性微動は噴火のわずか11分前まで、火山性微動は出ませんでした。つまり、一つの火山でも噴火ごとに「前兆」が違うこともあるのです。
箱根はかつて大噴火したことがたびたびある火山です。たとえば6~9万年前の噴火のときは火砕流が出て、50キロも離れた横浜まで達したことが地質学的な調査から分かっています。火砕流は新幹線並みの速さで温度も300度もあります。20世紀初頭にはカリブ海の島で3万人の町が全滅したこともあります。
また箱根の大噴火で3200年前には、それまで3000メートル級の高さがあったと思われていた箱根火山の上半分が吹き飛ばされていまの1400メートルの高さになったものなのです。それだけではなく、そのときの噴火から出た火砕流がカルデラを埋めて芦ノ湖を作り、仙石原を埋めて平らにし、さらに西側の外輪山である長尾峠を越えて静岡県側まで流れ出しました。
しかし前に書いたように、これらの大噴火の前にどんな前兆があったのかは、まったく記録されていないのです。
それゆえ、今後、箱根がどういう「前兆」がどこまであったときに噴火するか、という「閾(しきい)値」が分かっていないのです。
次回:『「経験と勘」頼みの噴火予知』へ続く
※事故情報編集部:注・本メールマガジンには掲載されておりません。
※島村英紀さんのご承諾を得て転載しております。
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┗■2.雑誌の記事紹介
| “日本沈没”の危機 地震学者らが警告
| 「活断層近くにある伊方、川内、浜岡の再稼働は危ない」
└──── 上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)〕
『週刊朝日』 2015年6月19日号
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20150615-2015061200096/1.htm
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆6/19八王子「金八デモ」案内
毎週金曜日「八王子で原発反対八王子行動」参加歓迎
日時:6月19日(金)で126回目になります。
時間 18:00から18:30 集会 18:30から17:20 デモ
(船森公園→京王八王子駅→南多摩高校前→JR八王子駅入り口→八日町→
保健所前→船森公園)
場所:船森公園(京王八王子駅下車徒歩3分)
「七夕デモ」
日時:7月3日金曜日128回目は
ゲンパツはんた~い 七夕デモ(時間は金八デモと同じ)
短冊に願いをこめて、一緒に歩こう!!浴衣で参加大歓迎
主催:金八デモ 共催:ハカルワカル広場(八王子市民放射能測定室)
TEL 042-686-0820 URL:http://hachisoku.org
◆6/21(日)上牧行動-関電八木社長原発やめて下さいパレードへのお誘い
関電株主総会6/25直前の日曜日(6/21)には、八木社長の住む高槻市上牧で、
原発再稼働反対の訴え、チラシ配布、街頭宣伝を、下記の要領で行います。
奮ってご参加ください。
日 時:2015年6月21日(日)、午後2時から
集合場所:阪急京都本線上牧(かんまき)駅近くの「かんなび公園」
(※当日は上牧駅に案内人が立ちます)
共 催:若狭の原発を考える会、原発ゼ口 上牧行動、脱原発高槻アクション、
止めよう原発関西ネットワーク
連絡先:072-669-1120 坂元 または 090-1965-1102 木原
原発は現代科学で制御できません。
原発再稼働断念と全原発廃炉を関西電力に求めましょう。
◆6.27第22回被ばく学習会 「医療被ばく」
放射線被ばくを気にしている人が、いざ病院に行くと、気軽にCT検査を受けて大量の放射線を浴びてしまう・・・これってちょっとヘンじゃありませんか?
原発由来(ゆらい)の放射線でも、病院で受ける検査や治療の放射線でも、人間の体が受ける影響は同じです。
日本は世界でもいちばんの医療被ばく天国だそうです。「医療被ばくはお医者さんにオマカセ!」で、果たして良いものなのでしょうか?
日 時:6月27日(土) 開場18:00 18:15から21:15
講 師:崎山比早子さん(医博・高木学校) /瀬川嘉之さん(高木学校)
場 所: 文京区アカデミー茗台・学習室A
地 図:http://goo.gl/ADHpzn
主 催:「放射線被ばくを学習する会」http://www57.atwiki.jp/20030810/
資料代など:700円 申込み:anti-hibaku@ab.auone-net.jp
◆7/4「さようなら原発・市川市民のつどい2015」~映画と講演の会
日 時:7月4日(土)第1回 11時・映画のみ 第2回 映画と講演
内 容:映画「日本と原発」 お話:河合弘之監督、海渡雄一監修
会 場:メディアパーク市川・グリーンスタジオ
参加費:第1回500円 第2回800円(高校生以下無料)
申し込み:氏名・住所・連絡先電話番号および「1回目鑑賞希望」、
「2回目映画と講演会希望」をお知らせください。
予約優先、当日券ない場合あり。
予 約:FAX047-302-0012 Email:qzgo7170@nifty.com
主 催:「さようなら原発・市川市民のつどい2015」実行委員会
お問合せ:047-302-0014
◆7/4「日本はトルコに原発を輸出しないで!」-4万人の市民の叫び-
http://www.nonukesasiaforum.org/jp/133ss.htm
日 時:7月4日(土)14:30から16:00(14時開場)
会 場:市民交流センターひがしよどがわ 403号室(78名)
JR新大阪駅東口より北へ徒歩3分
講 師:守田敏也さん(フリー・ジャーナリスト)
主 催:No Nukes Asia Forum Japan 連絡先 080-6174-8358
協 力:COA-NET
参加費:700円
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┗■4.新聞より1つ
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◆原発自主避難者 支援はまだまだ必要だ
原発事故で県内外に自主避難した住民に対し、福島県は来年度末で避難先での住宅の無償提供を廃止する方針だ。避難者は提供の継続を求めている。一方的な廃止では避難者を追い詰めかねない。 (中略)
放射性物質の除染が進んで生活環境が整い始め、住民の自立や帰還を促すためだという。だが、県が行った避難者アンケートでも提供住宅の入居延長を求める声が半数に上った。除染も放射線量を下げ切るまでに至らず、生活環境を不安に感じている人が多い。今、住宅提供の廃止を決めるのは避難者の実態に合わない。県は家賃補助などの代替策を検討しているが、支援の縮小でしかない。
政府は避難指示区域の賠償について17年度末の一律終了を打ち出した。水俣病などかつての公害と同じように、被害をできるだけ小さく見積もって事業者負担を減らし、賠償や支援を早く終わらせたいという行政的計算が働く。それでは被害者は納得できない。
自主避難者には一貫して支援が足りない。国が避難指示を出した地域と線引きされ、東京電力が支払う月10万円の精神的慰謝料など賠償は何もない。福島市や郡山市などは放射線量が高かったが、避難指示が出なかったために、大勢が自主避難を選ばざるをえなかった。原発事故がなければ避難の必要もなかった被害者である。 (中略)
住宅という命綱を切ることは強制的な帰還につながる。どこに住むのかは避難者が選ぶこと。国や県は支援に徹するべきだ。原発事故の復興は通常の災害とは違うことを忘れるべきではない。
(6月17日東京新聞社説より抜粋)
2015年6月17日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.火山活動続く「箱根山」 富士山噴火との関連はあるの?
島村英紀が解説した「箱根火山で何が起きているのか」
火山ごとに異なる「前兆」 (その1-3回連載)
島村英紀 (地震学者)
★2.雑誌の記事紹介
“日本沈没”の危機 地震学者らが警告
「活断層近くにある伊方、川内、浜岡の再稼働は危ない」
上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)〕
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆6/19八王子「金八デモ」案内
毎週金曜日「八王子で原発反対八王子行動」参加歓迎
主催:金八デモ 共催:ハカルワカル広場(八王子市民放射能測定室)
◆6/21(日)上牧行動-関電八木社長原発やめて下さいパレードへのお誘い
共催:若狭の原発を考える会、原発ゼ口 上牧行動、脱原発高槻アクション、
止めよう原発関西ネットワーク
◆6.27第22回被ばく学習会 「医療被ばく」
講師:崎山比早子さん(医博・高木学校)、瀬川嘉之さん(高木学校)
主催:「放射線被ばくを学習する会」
◆7/4「さようなら原発・市川市民のつどい2015」~映画と講演の会
映画「日本と原発」 お話:河合弘之監督、海渡雄一監修
主催:「さようなら原発・市川市民のつどい2015」実行委員会
◆7/4「日本はトルコに原発を輸出しないで!」-4万人の市民の叫び-
講師:守田敏也さん(フリー・ジャーナリスト)
主催:No Nukes Asia Forum Japan
★4.新聞より1つ
◆原発自主避難者 支援はまだまだ必要だ (6月17日東京新聞社説より抜粋)
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※【学習会】速報! ご参加ください!
7/8(水)菅直人元首相が語る…「私はなぜバッシングにあったのか?」
菅たたきの陰に隠された不都合な真実
日 時:7月8日(水)19時より21時
お 話:菅直人元首相
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.火山活動続く「箱根山」 富士山噴火との関連はあるの?
| 島村英紀が解説した「箱根火山で何が起きているのか」
| 火山ごとに異なる「前兆」 (その1-3回連載)
└──── 島村英紀 (地震学者)
◎島村英紀 (地震学者) さんのホームページ(http://shima3.fc2web.com/):
【最新のトピックス】より転載
タイトル:島村英紀が解説した「箱根火山で何が起きているのか」
火山活動続く「箱根山」 富士山噴火との関連はあるの?
活発な火山活動が続く箱根山(神奈川・静岡県境)。21日には気象庁が震動などを観測する「空振計」を増設するなど、警戒を強めています。各地で活発化する火山が増える中、箱根山は、300年間噴火していない富士山と近いこともあり、関連を心配する声もあります。地震学者の島村英紀・武蔵野学院大学特任教授が、箱根山の今後と富士山との関連性について解説します。
【図】箱根火山の防災マップ、どんな災害が想定されている?
※事故情報編集部:注
火山ごとに異なる「前兆」
5月6日、気象庁は箱根の噴火警報レベルを1から2に上げました。これによって、火口まで行けたレベル1から、山頂(大涌谷=おおわくだに)付近には行けなくなったレベル2になりました。その後も火山性地震は活発で、付近に展開されている地震計網では4月後半以降、4000回を超えるほどの浅い火山性地震が活発に起き続け、大涌谷の噴気も増え、山体膨張も観測されています。これらの現象は、いずれもマグマが浅いところに上がってきていることを示しているものです。
しかし、箱根が噴火するかどうかは、学問的には未知数なのです。その最大の理由は、かつての箱根の噴火を日本人が見て、記録していたことがないからです。
火山はそれぞれに性質が大いに違います。一つの火山で噴火の前に出た前兆は、他の火山では噴火の前兆にはならない例が多いのです。
2014年9月に噴火して60人以上の死者行方不明者を生んでしまった御嶽山も、2007年に起きたずっと小さい噴火のときには2週間前から火山性微動が出ていました。火山性微動はマグマが活発に動いている指標だと思われています。
しかしもっと大きな噴火になってしまった2014年のときには、火山性微動は噴火のわずか11分前まで、火山性微動は出ませんでした。つまり、一つの火山でも噴火ごとに「前兆」が違うこともあるのです。
箱根はかつて大噴火したことがたびたびある火山です。たとえば6~9万年前の噴火のときは火砕流が出て、50キロも離れた横浜まで達したことが地質学的な調査から分かっています。火砕流は新幹線並みの速さで温度も300度もあります。20世紀初頭にはカリブ海の島で3万人の町が全滅したこともあります。
また箱根の大噴火で3200年前には、それまで3000メートル級の高さがあったと思われていた箱根火山の上半分が吹き飛ばされていまの1400メートルの高さになったものなのです。それだけではなく、そのときの噴火から出た火砕流がカルデラを埋めて芦ノ湖を作り、仙石原を埋めて平らにし、さらに西側の外輪山である長尾峠を越えて静岡県側まで流れ出しました。
しかし前に書いたように、これらの大噴火の前にどんな前兆があったのかは、まったく記録されていないのです。
それゆえ、今後、箱根がどういう「前兆」がどこまであったときに噴火するか、という「閾(しきい)値」が分かっていないのです。
次回:『「経験と勘」頼みの噴火予知』へ続く
※事故情報編集部:注・本メールマガジンには掲載されておりません。
※島村英紀さんのご承諾を得て転載しております。
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┗■2.雑誌の記事紹介
| “日本沈没”の危機 地震学者らが警告
| 「活断層近くにある伊方、川内、浜岡の再稼働は危ない」
└──── 上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)〕
『週刊朝日』 2015年6月19日号
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20150615-2015061200096/1.htm
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆6/19八王子「金八デモ」案内
毎週金曜日「八王子で原発反対八王子行動」参加歓迎
日時:6月19日(金)で126回目になります。
時間 18:00から18:30 集会 18:30から17:20 デモ
(船森公園→京王八王子駅→南多摩高校前→JR八王子駅入り口→八日町→
保健所前→船森公園)
場所:船森公園(京王八王子駅下車徒歩3分)
「七夕デモ」
日時:7月3日金曜日128回目は
ゲンパツはんた~い 七夕デモ(時間は金八デモと同じ)
短冊に願いをこめて、一緒に歩こう!!浴衣で参加大歓迎
主催:金八デモ 共催:ハカルワカル広場(八王子市民放射能測定室)
TEL 042-686-0820 URL:http://hachisoku.org
◆6/21(日)上牧行動-関電八木社長原発やめて下さいパレードへのお誘い
関電株主総会6/25直前の日曜日(6/21)には、八木社長の住む高槻市上牧で、
原発再稼働反対の訴え、チラシ配布、街頭宣伝を、下記の要領で行います。
奮ってご参加ください。
日 時:2015年6月21日(日)、午後2時から
集合場所:阪急京都本線上牧(かんまき)駅近くの「かんなび公園」
(※当日は上牧駅に案内人が立ちます)
共 催:若狭の原発を考える会、原発ゼ口 上牧行動、脱原発高槻アクション、
止めよう原発関西ネットワーク
連絡先:072-669-1120 坂元 または 090-1965-1102 木原
原発は現代科学で制御できません。
原発再稼働断念と全原発廃炉を関西電力に求めましょう。
◆6.27第22回被ばく学習会 「医療被ばく」
放射線被ばくを気にしている人が、いざ病院に行くと、気軽にCT検査を受けて大量の放射線を浴びてしまう・・・これってちょっとヘンじゃありませんか?
原発由来(ゆらい)の放射線でも、病院で受ける検査や治療の放射線でも、人間の体が受ける影響は同じです。
日本は世界でもいちばんの医療被ばく天国だそうです。「医療被ばくはお医者さんにオマカセ!」で、果たして良いものなのでしょうか?
日 時:6月27日(土) 開場18:00 18:15から21:15
講 師:崎山比早子さん(医博・高木学校) /瀬川嘉之さん(高木学校)
場 所: 文京区アカデミー茗台・学習室A
地 図:http://goo.gl/ADHpzn
主 催:「放射線被ばくを学習する会」http://www57.atwiki.jp/20030810/
資料代など:700円 申込み:anti-hibaku@ab.auone-net.jp
◆7/4「さようなら原発・市川市民のつどい2015」~映画と講演の会
日 時:7月4日(土)第1回 11時・映画のみ 第2回 映画と講演
内 容:映画「日本と原発」 お話:河合弘之監督、海渡雄一監修
会 場:メディアパーク市川・グリーンスタジオ
参加費:第1回500円 第2回800円(高校生以下無料)
申し込み:氏名・住所・連絡先電話番号および「1回目鑑賞希望」、
「2回目映画と講演会希望」をお知らせください。
予約優先、当日券ない場合あり。
予 約:FAX047-302-0012 Email:qzgo7170@nifty.com
主 催:「さようなら原発・市川市民のつどい2015」実行委員会
お問合せ:047-302-0014
◆7/4「日本はトルコに原発を輸出しないで!」-4万人の市民の叫び-
http://www.nonukesasiaforum.org/jp/133ss.htm
日 時:7月4日(土)14:30から16:00(14時開場)
会 場:市民交流センターひがしよどがわ 403号室(78名)
JR新大阪駅東口より北へ徒歩3分
講 師:守田敏也さん(フリー・ジャーナリスト)
主 催:No Nukes Asia Forum Japan 連絡先 080-6174-8358
協 力:COA-NET
参加費:700円
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┗■4.新聞より1つ
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◆原発自主避難者 支援はまだまだ必要だ
原発事故で県内外に自主避難した住民に対し、福島県は来年度末で避難先での住宅の無償提供を廃止する方針だ。避難者は提供の継続を求めている。一方的な廃止では避難者を追い詰めかねない。 (中略)
放射性物質の除染が進んで生活環境が整い始め、住民の自立や帰還を促すためだという。だが、県が行った避難者アンケートでも提供住宅の入居延長を求める声が半数に上った。除染も放射線量を下げ切るまでに至らず、生活環境を不安に感じている人が多い。今、住宅提供の廃止を決めるのは避難者の実態に合わない。県は家賃補助などの代替策を検討しているが、支援の縮小でしかない。
政府は避難指示区域の賠償について17年度末の一律終了を打ち出した。水俣病などかつての公害と同じように、被害をできるだけ小さく見積もって事業者負担を減らし、賠償や支援を早く終わらせたいという行政的計算が働く。それでは被害者は納得できない。
自主避難者には一貫して支援が足りない。国が避難指示を出した地域と線引きされ、東京電力が支払う月10万円の精神的慰謝料など賠償は何もない。福島市や郡山市などは放射線量が高かったが、避難指示が出なかったために、大勢が自主避難を選ばざるをえなかった。原発事故がなければ避難の必要もなかった被害者である。 (中略)
住宅という命綱を切ることは強制的な帰還につながる。どこに住むのかは避難者が選ぶこと。国や県は支援に徹するべきだ。原発事故の復興は通常の災害とは違うことを忘れるべきではない。
(6月17日東京新聞社説より抜粋)