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たんぽぽ舎です。【TMM:No2427】
2015年3月7日(土)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.(報告)原子力規制 火山影響評価ガイドの問題から考える(その1)
   火山学・火山防災上の数多くの欠陥や疑問点がある上に
   火山専門家がほとんど不在の場で議論が進められ,危うい結論
   (小山真人さん:静岡大学防災総合センター教授・副センター長)
              田中一郎(ちょぼちょぼ市民連合)(3回連載)
★2.「3.11全国スタンディング」にご参加を!  若本洋子(高槻市)
★3.テント日誌3月5日(木)・6日(金)
   経産省前テントひろば 1233日  商業用原発停止 537日
   小さな意地悪ならぬ嫌がらせが増えるのか(?)   (I・K)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆3/10「脱原発でつながる日本と世界」~福島原発事故4年目を迎えて~
   ゲスト:日本から杉原洋、ましこ りか。海外から6カ国
   会場:日比谷コンベンションホール
★5.新聞・雑誌より4つ
  ◆〈地震予測〉次々と的中!村井名誉教授「次に起こるのはココ」
                  (「週刊朝日」3月13日号より抜粋)
  ◆安心生活引き継ぐには    (3月7日東京新聞「金曜日の声」より)
  ◆汚染水処理の完了 エネ庁「来年5月」 東電説明より1年遅く
                 (3月5日東京新聞より抜粋)
  ◆原発事故被災者の誌23編 吉永さん朗読CD制作
   「福島に寄り添いたい」   (3月3日茨城新聞より抜粋)
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┏┓
┗■1.(報告)原子力規制 火山影響評価ガイドの問題から考える(その1)
 |  火山学・火山防災上の数多くの欠陥や疑問点がある上に
 |  火山専門家がほとんど不在の場で議論が進められ,危うい結論
 |  (小山真人さん:静岡大学防災総合センター教授・副センター長)
 └──── 田中一郎(ちょぼちょぼ市民連合)(3回連載)

○ さる3月4日、参議院議員会館において、静岡大学防災総合センター教授・副センター長の小山真人氏をお招きして、「原子力規制 火山影響評価ガイドの問題から考える」という勉強会が開催されました。
 当日は、主催者の福島みずほ氏をはじめ、複数の国会議員に加えて、海外からグリーンピースのスタッフも参加し、充実した勉強会となりました。下記にその報告を簡単にいたします。
 「火山学」専門家の小山氏から、原子力「寄生」委員会が強引に押し通した火山影響評価ガイドは、火山学の科学的観点から見て問題だらけであることが指摘され、改めて川内原発をはじめ、日本各地の大きな火山リスク下にある原発・核燃料施設の危険性について認識を深めることができました。小山氏は岩波書店月刊誌『科学』(2015年2月)掲載の論文の中で次のように書いています。
○ 「火山影響評価ガイドと適合性審査の中身には,火山学・火山防災上の数多くの欠陥や疑問点がある上に,火山専門家がほとんど不在の場で議論が進められ,危うい結論が出され始めている。こうした状況を放置すれば,日本の火山学の健全な発展は言うまでもなく,これまで専門家と地元行政・住民との深い連携の上に積み上げられてきた火山防災の枠組みや.専門家と社会との信頼関係を大きく損なう懸念がある。」
 小山氏の講演はとてもわかりやすく、火山学の素人の私にもよくわかりましたが、改めてそんな危ない状況の下で原発を稼働させるなど,とんでもないと、背筋が寒くなる思いをいたしました。特に鹿児島県の川内原発は、再稼働第1号とされているようですが、近隣に巨大なカルデラを5つも連結型で抱える火山リスク最大の原発で、こんなものを再稼働させたら近い将来、破局が訪れること必定であることが確認されました。単に稼働を止めるだけでなく、使用済み核燃料を含むすべての核燃料を川内原発から撤去する必要があります。
 なお、次回以降、当日の私のヒヤリングメモをご紹介します。
○ (そもそも原子力「寄生」委員会は,今般の川内原発の設置変更許可審査の際は,火山リスク評価を抜きにして先に認可を出し,その後に火山リスク評価を詳細に検討し始めていて,まるで鹿児島や九州の火山では原発を脅かすような大噴火は起こらないと,アプリオリに決めてかかっていた様子がうかがえます。許されないことだと思います) (その2)へつづく

○(参考)火山影響評価ガイド(原子力規制委員会 2013年6月)
      http://www.nsr.go.jp/data/000069143.pdf
(参考)核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律関連  原子力規制委員会
    http://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/kettei/02/02_01.html
(「火山影響評価ガイド」はこのサイトの「実用発電用原子炉の規制基準に関連する内規」の所にあります。ネット検索してもなかなかヒットしませんので上記をご参照ください)


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┗■2.「3.11全国スタンディング」にご参加を!
 └──── 若本洋子(高槻市)

 もうすぐ4回目の3.11がやってきます。
2015年3月11日(水)に、1人でも、仲間とでも、最寄の駅でも、職場前でも、自宅前でもどこかで、プラカードに、思いや抗議の文を書き、スタンディングの行動をしませんか。時間は、午後2:46にこだわらず、ご都合のつく時間で。
下記ホームページに地図があります。
参加表明される方は主催者にご連絡下さい。
お住まいのそばでも「3.11全国スタンディング」をする所があるかもです。

3.11全国スタンディング
http://zenkokus.jimdo.com/
https://twitter.com/zenkokusuta
https://www.facebook.com/groups/679609715489729/

※参考記事
 埼玉)自らの思い書き、3・11に街に立とう
 2015年3月5日03時00分【朝日新聞デジタル】
  http://www.asahi.com/articles/ASH34533DH34UTNB00F.html


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┗■3.テント日誌3月5日(木)・6日(金)
 |  経産省前テントひろば 1233日  商業用原発停止 537日
 |  小さな意地悪ならぬ嫌がらせが増えるのか(?)
 └──── (I・K)

今日は昨日に打って変わって寒い一日だった。
 いつも熱心にチラシ組みなどをしているKさん、テントが心配で朝5時半頃来たと聞いて驚いた。他にも心配してきて下さる方が何人もいて心強い。君が代裁判に関わっているKさんが寄ってくださり木曜日にいつも来てくれるOさんと意気投合して長時間話しこんでいた。
 狭山事件の被告にされた石川一雄さんの奥さんも寄ってくださり、美味しいパンを差入れてカンパまでして下さって恐縮です。
 1時過ぎ、財務省前にたくさんの警官が来たのでまさか平日のこんな時間テント撤去なんて有り得ないでしょと思ったら、矢張り日比谷から来るタクシー労働者の方達のデモ警備のためだった。デモの中の何にかが私たちにエールを送ってくれ嬉しかった。
 2時ごろ普通の格好をした若者がテント前に現れたので、チラシをお渡ししようかと立ち上がったら何やら変な雰囲気、Kさんに何か暴言を吐いていたようで、Kさんが牽制し、排除を試みていたが、めげずに「汚いテント早くたため!」「国有地を占拠しているのだろう。1100万払って出て行け」「乞食!」などとわめき始めた。執拗な雑言に反論しようと試みたが、話の通じる相手でなかったので無視するも同じせりふを繰り返すばかり。困りきっていると様子を察知してか警官がやって来て少しはなれた場所に彼を連れて行ったが、警官にも30分ぐらい突っかかっていた。そして最後に警官が私たちのもとに彼が「花鉢を片付けろ」と言っていると伝えに来た。彼も引っ込みがつかなくなりそんな要求をしたものと思える。花鉢を片付けて済むものならと手分けして裏の方に持っていった。やがて彼は引き上げ警官も去ったが、警察の車がテント前に移動して駐車していた。
これからもこの手の嫌がらせは増えるのではないかと心配だ。


テントに寄ってくださる人が増えて 金曜日(6日)の事から

 今日は啓蟄だそうですが、虫も出てくるのを戸惑うのではと思うくらいの寒さだった。また宮崎のUさんが上京していてびっくり!8日の集会に参加のため予定の行動だったそうだ。
 夕方、ドイツの日刊新聞・経済新聞の人など4人来て裁判の事など取材していった。弁護団会議の一員であるOさん、第2テントのTさんなどが応対した。
最後に皆の写真を撮って帰った。ドイツの新聞の記事になるのだろうか?
 5時少し前、いつものように受付のテーブルを出すとすぐタクシーの運転手さんが車を止めてカンパを入れて去っていった。お仕事中に寄って下さったのですね。感謝です。
テントを心配して寄ってくれる人もたくさんいて嬉しい。
 6時過ぎ、たんぽぽ舎の柳田さんが関電前で抗議行動をしてきた事、今日のたんぽぽ舎のチラシに内藤光弘さんの論文と不動産鑑定士富田さんの意見書の2つのビラを入れたことなどを話して官邸前に向かって行った。
 今日も90歳のTさん4時過ぎに来て座って下さった。
 たんぽぽ舎のOさんは、いつもテント経由で官邸前に行かれるのだが、今夜はテントに居て下さるとのこと、そして泊まり番の人も来たので私は「NONUKESvoice3」を買ってテントを後にした。  (I・K)

○テントでの「お話と座談」(トーク)
 3月13日(金)午後7時~ 宮崎学さんの話と座談
 3月15日(日)午後5時~ 早川由美子(映画監督)さんのお話と座談
  この日は午後2時から川柳句会、それが終る5時ころからの予定です。
 連絡先:テント(070-6473-1947)か三上(090-3908-7330)へ


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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 └──── 

 ◆3/10「脱原発でつながる日本と世界」~福島原発事故4年目を迎えて~

 日 時:3月10日(火)19:00(18:30開場)~21:00
 場 所:日比谷コンベンションホール(日比谷図書館B1F)
 参加費:一般 1000円、若者(30歳以下)無料(要予約)
 予 約:http://urx.nu/hZmU
 主 催:ピースボート、FoE Japan  ◎同時通訳が入ります
 ※詳細:http://urx.nu/hZn6  Facebook:http://urx.nu/i4TC

 福島事故から今まで、一体何が起きてきたのか、若者が中心となって振り返りを行います。日本からは被災者の人たちが参加。海外からはロシア、トルコ、インド、ブラジル、メキシコ、インドネシアの6カ国からのゲストを迎え、国を越えて脱原発を目指す人々がつながります。若者(30歳以下)無料です!
<登壇者>
・杉原洋(反原発・かごしまネット)
・ましこ りか(NPO法人ココロとカラダを育てるハッピープロジェクト代表理事
/つながろう!放射能から避難したママネット代表)ほか海外ゲスト


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┗■5.新聞・雑誌より4つ
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 ◆〈地震予測〉次々と的中!村井名誉教授「次に起こるのはココ」

  2月6日の徳島県南部の地震、同17日の東北地震などを次々に的中させた東大名誉教授の村井俊治氏(75)。
 自身が顧問を務める地震科学探査機構(JESEA)のメールマガジン「週刊MEGA地震予測」(毎週水曜日発行216円/月)に執筆した地震予測は、14年以降に発生した震度5以上の地震10件をすべて当てていたという。その秘密は何か。
  (中略)
 具体的には、国土地理院が94年から各地のGPSデータを測定するために全国約1300カ所に設置した電子基準点のデータを活用し、「土地の微細な変動」を探るという。過去に起きたマグニチュード6以上の地震のデータをひもとくと、そのような変動が、大きな揺れの近くにある基準点に観測されているからだ。
 そうしたうえで、「上下動の短期的な異常」「水平方向の動きが正反対」「変動速度の違いの境目」に注目して地震予測の精度を高めていくのだという。
  (中略)
 では、次の巨大地震はどこで起こるのだろう?
 「去年の12月中旬から下旬にかけて、北信越の地盤に異常が見られました。地震発生までは、およそ5カ月くらいかかるので、岐阜県飛騨地方を含む北信越地方は要警戒地域です。また、異なった速度で沈降を続けている奥羽山脈付近も同じように可能性が高いとみています」(村井氏)
 実際、当たっているだけに注意が必要だ。
           (「週刊朝日」3月13日号より抜粋)


 ◆安心生活引き継ぐには   (3月7日東京新聞「金曜日の声」より)

 川崎市多摩区、無職森悦子さん(66)
  避難生活をしている福島の人たちを見ていると難民のようで、先進国とは思えない。汚染水など国は原発を制御し切れていない。将来に安心して生活できる国を引き継ぐためにはどうすべきか訴えたい。

 京都市左京区、大学生森幸一郎さん(23)
  今の政権は原発の再稼働と戦争を進めるように見える。福島の収束も不十分なまま、国の存立、国民の命を守るためと言って集団的自衛権行使を容認して戦争に突き進むのは許せない。


 ◆汚染水処理の完了 エネ庁「来年5月」 東電説明より1年遅く

  自民党の福島第一原発廃炉・汚染水等事故収束対策会議(額賀福志郎座長)の初会合が5日午前、党本部であり、経済産業省資源エネルギー庁の担当者は、原発内に保管している高濃度汚染水の全量浄化処理は来年5月ごろまでかかるとの見通しを示した。(後略)
    (3月5日東京新聞より抜粋)


 ◆原発事故被災者の誌23編 吉永さん朗読CD制作
  「福島に寄り添いたい」

  忘れない、風化させない、なかったことにしないために-。
  原爆詩の朗読をライフワークとしている女優、吉永小百合さんが、東京電力福島第1原発事故の被災者らの詩を朗読したCD「第二楽章 福島への思い」を制作した。東日本大震災から4年になる3月11日に発売される。
 吉永さんは「今もふるさとに戻れない福島の方たちの思いを私たちみんなで受け止め、寄り添うことができたら」と福島に思いをはせる。
 戦争や原爆の悲劇を二度と繰り返さないためにと、1986年から原爆詩の朗読を続けてきた吉永さんが、福島の詩人、和合亮一さんの詩と出合ったのは震災の年の夏。その後も、和合さんが指導する「詩の寺子屋」の子供たちや福島県富岡町から避難を余儀なくされた佐藤紫華子さんの詩と向き合ううちに、CD化への思いが募った。(中略)
 「これだけの小さな国で、地震がいっぱいある風土で、原発はやめてほしいと思う。安全に暮らしていくために、もっと私たちが工夫しなきゃいけない」と話す。
   (3月3日茨城新聞より抜粋)
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