NUCLEAIRE
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2174】
2014年5月20日(火)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.鼻血は、ベータ線被曝の結果
ベータ線は、鼻腔の粘膜を小範囲で高密度に被曝させ、粘膜が破られて鼻血となる。
広島と長崎の被曝者は鼻血で苦しんだ。
槌田敦(元理化学研究所研究員)
★2.5月16日第102回首相官邸前抗議行動にて
金子やよい(たんぽぽ舎金曜行動ボランティア)
ねこいち(サンバ・ナ・ファ)
◆金曜官邸前抗議ってどんな人が参加してるの?
◆金曜官邸行動でタイコを叩く ねこいち(サンバ・ナ・ファ)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆5月21日午後の院内集会のお知らせです。
「核燃料サイクル」の現実から「エネルギー基本計画」を検証するシンポジウム
◆5.21福島県に抗議する緊急記者会見・市民集会のお知らせと参加の呼びかけ
★4.新聞より2つ
◆政府事故調の「吉田調書」入手 所長命令に違反 原発撤退
福島第一所員の9割 震災4日後、福島第二へ
(5月20日 朝日新聞見出し)
◆葬られた命令違反 「吉田調書」から当時を再現
公開を覚悟し証言 線量上昇せず 待機命令
(5月20日 朝日新聞見出し)
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┗■1.鼻血は、ベータ線被曝の結果
| ベータ線は、鼻腔の粘膜を小範囲で高密度に被曝させ、粘膜が破られて鼻血となる。
| 広島と長崎の被曝者は鼻血で苦しんだ。
└──── 槌田敦(元理化学研究所研究員)
○美味しんぼの連載記事「福島の真実」(週刊ビッグコミックスピリッツ誌)が大問題になっている。石原環境大臣が「不快だ」といい、安倍首相が「根拠のない風評」としたことで政治問題となった。政府の介入は、発行元小学館を震えあがらせ、詫び状を書かせた。
放射能と鼻血の問題は、原爆症に始まる。広島で被曝治療をしてきた肥田医師は、「福島の真実24」で述べていられるが、広島と長崎の被曝者は鼻血で苦しんだ。しかし、占領軍は、その因果関係の発表を許されなかった。そして、この方針を引き継ぐ日米合作の放射線影響研究所も、原爆と鼻血の因果関係をタブー視し、原因不明とする。
この流れをくんで、放射線防護学の御用学者たちは、1シーベルト以上被曝すると血液中の血小板が減り、鼻血が出やすくなるが、それ以下では鼻血は出ないと主張する。
福島原発事故で多数の鼻血患者が出たのは事実である。しかし、被曝線量が少ないので、御用学者にはこの事実を説明できない。そこで彼らは自ら説明できないことにいらだって、事実そのものを「科学的にありえない」と否定することになる。
○事実を説明しなければ科学者として失格である。ところで、これら失格御用学者のいう被曝とは、ガンマ線被曝であって、その範囲ならば彼らの言う通りかも知れない。しかし、矢ケ崎琉球大学名誉教授も「福島の真実24」で述べていられるが、物理学者ならば放射線にベータ線(電子線)があることに注目する。
セシウム原子などを含む土埃が風で運ばれてこれを吸い込むと、鼻腔に沈着しベータ線を放出する。ベータ線は飛行距離が短く、鼻腔の粘膜を小範囲で高密度に被曝させることになり、粘膜が破られて鼻血となる。
この症状は、日光による紫外線被曝と似ている。まず、皮膚が日焼け状態となり赤くなり、次にただれる。粘膜ならば破れて鼻血になる。この症状には個人差があり、赤くなっても回復することがある。
その場合は、耐性ができて次の被曝があっても赤くはならず、黒ずむだけである。その人は幸福であって、その後は鼻血はない。現在の福島県民の多くはこの状態にあると思われる。しかし、この事実にはふたつの重要な問題がある。
○ひとつは、この耐性のない子供や福島を訪問する県外の者の危険である。外出するときは、セシウムを含む土埃を吸わないように、四季を問わず花粉マスクが必要である。そして子供のいる家庭の居間、学習室、寝室には、空気清浄器が必須であろう。その費用は東電に請求する。ホテル滞在の場合は空気清浄器の有無を確かめるとよい。
もうひとつは、鼻にはいったセシウムは肺に流れ込み、血液で全身に配られ、内部被曝の原因となる。福島の人達は、食事だけ被曝管理しても無駄であることを理解する必要がある。これは風評被害ではない。土壌の高汚染地域という事実の問題である。
最後に、福島と鼻血について、武田中部大学教授のショート論評(5月10日)を全面的に支持する。小学館は美味しんぼ連載最終打ち切りの「福島の真実24」(5月19日発売)で、武田教授に詳細な論評をなぜ求めなかったのか、おおいに疑問である。
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┗■2.5月16日第102回首相官邸前抗議行動にて
└──── 金子やよい(たんぽぽ舎金曜行動ボランティア)
└──── ねこいち(サンバ・ナ・ファ)
◆金曜官邸前抗議ってどんな人が参加してるの?
毎週やってる官邸前抗議行動、来てる人は、そこでどんな風に、抗議してるかは、知ってるよね。
ホント色んなスタイルで、抗議の声を上げている、個性的なプラカードだったり、楽器、電飾、踊り有り、歌あり、でも、この場以外で、一人一人がどんな活動し、どんな人となりかは聞いてみたこと無いんじゃないかな、そこで、今回は財務省交差点名物武笠さんのコールをおっきなタイコで盛り上げてくれている「ねこいち」さんに、ゴーインにたのんで以下の原稿頂きました。
「ねこいち」の名前から猫好きは、推察できましたが、主婦さんだとは。
いつもいいリズムで盛り上げてくれる「ねこいち」さんに感謝です。
また、「感謝の歌」を官邸前で聞けたらサイコーだろうなぁ。
◆金曜官邸行動でタイコを叩く ねこいち(サンバ・ナ・ファ)
○はじめまして。たんぽぽ舎も参加している首都圏反原発連合主催の「金曜首相官邸前抗議」において、たんぽぽ舎の方たちのコールに合わせてタイコを叩いているねこいちです。
「ねこいち」とはまたアヤシイ名前ですが、ネコ科が一番好きというツイッターネーム由来のニックネームで、(多分)善良な一般市民であり、一主婦です。ちゃんとプラスチックゴミは洗ってからゴミにしているので、その点善良だと自負しています。
ねこ(特に野生ネコ)を尊敬しているので、福島第一原発が爆発する以前は、西表島へ行って絶滅危惧種であるイリオモテヤマネコの保護に何らかの形で関わりたいという夢のような夢を持ったこともありました。
○しかし原発事故が起こって以降、一年位前から音楽家シトロン稲葉さんが主宰する「サンバ・ナ・フア」というグループに何故か紛れこんでいて、不思議ことにタイコを叩くようになりました。
グループ名の「サンバ・ナ・フア」とは、ポルトガル語で「路上のサンバ」の意で、「あんな過酷な原発事故が現実に起きて、もう原発いらんでしょ。さらに再稼働、まして原発輸出なんてとんでもない」ということで、路上で音楽を通して脱原発を訴える活動をしています。
具体的には、シトロン稲葉作詞作曲の脱原発の歌の演奏や、デモや金曜官邸前抗議の時にサンバのリズムでコールを応援したり、また主に東京新宿や吉祥寺あたりで演奏しながら脱原発に関するリーフレットを配る周知活動をしたりしています。
○私は東京電力と、それを庇護する政府に対して怒っています。安全神話をさんざん振りまき、三年前の事故以来福島第一原発から大量の放射性物質を今も振りまいているにも関わらず、その責任をとろうとしない。事故の収束より、自分たちが生き延びることばかり考えているからです。
その怒りも一つの要因になって、ほぼ毎週金曜に首相官邸付近や月一回行われている東電本店前合同抗議に通っているわけですが、皆さまも様々な思いがあって活動されていることと思います。
○たんぽぽ舎さんをはじめとする何十年も反原発の活動をされてきた方たち、そしてたった三年前の実際の過酷事故が「風化」と言われるようになっても、地道に活動を今も続けていらっしゃる方たちに、シトロン稲葉が作詞作曲した新曲「感謝の歌」をもってこの拙い文を終わります。思わず体が動いてしまうような軽快な曲です。どんな曲なのか実際に聴いてみたいわ~と思う方、近くなら演奏に伺えるかも!
☆「感謝の歌」
今原発は一基も動いてない
日本中で一基も動いてない
去年の秋から動いてない
それでもずっと電気は止まらない
一年三年経っても
六年九年経っても
ずっと動かさずにいられるように
知恵の限りを尽くしたり
汗を流したりして
暮らし守る人たち ありがとう
新聞テレビ抱き込んで
安全神話振りまいて
夢の技術は悪夢もたらした
後悔繰り返さぬように
絶対繰り返さぬように
声を上げる人たち ありがとう