NUCLEAIRE
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2172】
2014年5月17日(土)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.焼岳の群発地震、噴火の可能性も 岐阜県と長野県の県境にある活火山
山頂付近には有毒ガスが出続けている
いずれ群発地震から噴火への道をたどる
「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その51
島村英紀(地震学者)
★2.【今、気をつけたい食材は、川魚・きのこ・タケノコ】
食品と暮らしの安全基金
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆5/25放射能汚染下でのPRTR制度を考えるシンポのお知らせ
放射能汚染下でのPRTR制度を考える―
公害の歴史と有害化学物質規制原則に学ぶ―
場所:明治大学駿河台キャンパス・リバティータワー1123教室
★4.新聞より4つ
◆高浜原発:優先審査へ…規制委、関電の地震想定を了承
(5月16日毎日新聞より抜粋)
◆汚染水 外洋流出続く 首相の「完全ブロック」破綻
セシウム137事故前の倍で推移 福島第一沖30キロ記録分析
(5月17日東京新聞より抜粋)
◆「再稼働ノー」特養の叫び 高齢者180人 逃げられない
「避難せず」苦渋の同意書 (5月17日東京新聞より抜粋)
◆今夏も節電要請 数値掲げず 政府 原発ゼロでも供給確保
(5月17日東京新聞より)
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※5月16日(金)発信の【TMM:No2172】★2.「川内原発再稼働阻止・鹿児島
応援ツアー参加者募集」のお知らせに、一部の方に間違いがありました。
訂正をお願いします。
◇問合せ 川内原発動かすな!東日本決起集会実行委員会事務局
電話番号;正 070-6473-1947 誤 070-6472-1947
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┗■1.焼岳の群発地震、噴火の可能性も 岐阜県と長野県の県境にある活火山
| 山頂付近には有毒ガスが出続けている
| いずれ群発地震から噴火への道をたどる
| 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その51
└──── 島村英紀(地震学者)
○さる5月3日の朝から岐阜県と長野県の県境で群発地震が続いている。最初の日に岐阜県高山で震度3の揺れを9回も記録するなど、有感地震だけで41回もあった。高山市で民家2軒の石垣が崩れるなど小被害があった。
地震は最初は多かったが、その後減っていまは数日に1度ほどになっている。最大の地震のマグニチュード(M)は4.5だった。
気象庁の発表だと震源は「岐阜県飛騨地方」と「長野県中部」に分かれていて、まるで別のところで地震が起きているように見える。だがこれは震源の計算結果のばらつきが、たまたま県境を越えただけなので、ひとつながりの群発地震なのだ。
この地震群は焼岳(標高2455メートル)の直下に集中している。震源の深さは地下5キロ以内で、ごく浅い。
○焼岳は県境にある活火山で、南北に連なる飛騨山脈のひとつの山だ。
地震は「オレが火山性地震だよ」と言って起きるわけではない。このため地球物理学者は起きた場所で判断するしかない。今回の群発地震は火山の直下で起きたので火山性地震の疑いが強い。
火山性の地震には、どこにでも起きる普通の地震と記録上は区別がつかないものが多い。
そのほか「火山性脈動」や「低周波地震」もある。火山性脈動は噴火の直前に出ることが多い。今回は火山性脈動や低周波地震は観測されていない。
じつは、この付近では過去たびたび群発地震が起きている。1998年にはもっと規模の大きな群発地震が起きた。最大地震はM5.4だった。その前にも1993年や1990年にも起きた。
近年は群発地震が起きても噴火には結びつかないことも多かった。しかし焼岳は過去に大噴火したことも何度もある。たとえば1915(大正4)年の噴火では大量の泥流が長野県・上高地にあった川をせき止めてしまった。水中に立ち枯れた木が景観を作って観光客に人気の大正池は、こうして出来た。
○焼岳の現在までの最後の噴火は1962年。旧焼岳小屋が火山灰で押しつぶされて4名が負傷した。
以後、群発地震はあっても噴火はない。だが半世紀の休止は火山ではよくあることで、これからも噴火しないことはあり得ない。いずれ群発地震から噴火への道をたどることになろう。
噴火こそしなくても、焼岳の地下にあるマグマ関連の事件が起きたことがある。1995年のことだ。近くでトンネル工事をしていたときに火山性ガスを含む水蒸気爆発があって工事の作業員ら4名が犠牲になった。中部縦貫自動車道の安房トンネルの工事の取り付け道路の工事だった。
また土砂崩れや雪崩も発生、梓川になだれ込んだ土砂は6000立方メートルにもなった。そしてトンネルの出口はもともと予定されていたところから変更された。
いまでも焼岳の山頂付近には有毒ガスが出続けている。地下のマグマはまだ生きているのである。 (5月16日『夕刊フジ』より)
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┗■2.【今、気をつけたい食材は、川魚・きのこ・タケノコ】
└──── 食品と暮らしの安全基金
3月末に千葉県産のギンブナ、コイから基準値越えの放射能が出ました。関東ではイワナやヤマメなどの川魚は50ベクレル/kg以上出ています。
6月には鮎釣りが解禁になりますが、苔を食べている天然ものは特に注意が必要です。
きのこ類は、原木、菌床栽培に関わらず、検出されています。原木や菌床の産地が、放射能汚染による格付けでAランクの道府県を選び、産地が分からないものは避けてください。
注意したいのがタケノコ。4月3日発表の厚労省のデータでは、千葉県産28検体すべてから1.9~43ベクレル/kgを検出し、平均値は18.6ベクレル/kgでした。
※格付け図は、食品と暮らしの安全基金ホームページに掲載。
<http://tabemono.info/report/report_15.html>