NUCLEAIRE
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┗■3.「川内原発動かすな-」財務省上から
| 「ドンドンパンパン ドンパンパン-」
| 5/2金曜官邸前抗議行動
└──── 山田洋子(たんぽぽ舎会員)
気候も良くなり、金曜日行動参加者が増えた。子供を連れたお母さんの姿も。川内原発の再稼働を止めようという強い思いの現れだろう。
財務省上でビラ配りをしていると、見慣れた顔が横断歩道を渡ってこちらのほうに向かってくる。私は大きく手を振った。それに気づいたらしく彼も手を振ってきた。暫く彼を見かけない時期が続いたが、この頃、また金曜日行動に姿を見せるようになった。彼は取っ手の付いてない赤い小さな鍋を裏返し、スティックで叩き、チン、タタ、チン、タタと音を響かせている。ある日、彼は手ぶらでやってきた。「お鍋はどうしたの」「今ひじきの煮つけに使っている」との返事が返ってきた。
財務省上は音楽グループ「サンバ・プラネッタ」を中心にして楽器や鳴り物を携えた人たちが集まる。ドラムを始めとしてサキソホン、鐘、太鼓、鍋など実ににぎやかな一角である。Mさんの熱を帯びたデモコール、日音協の歌にNさんの「ねがい」、自転車隊が手を振ってゆく。
先週から、ここでドンパン節をやろうという声が上がった。薩摩川内市のMさんの再稼働反対の替え歌であるが、いざ歌うとなるとなかなかに難しい。なんとなく歌えそうで正確には歌えない曲である。後で後悔したことだがNさんに踊りまで覚えてくると約束までしてしまった。
金曜日までの一週間、我が家はドンパン節に明け暮れた。夕飯後はパソコンのyoutubeを先生にして歌を聞き覚え、振付の稽古をした。家の前を通る人は障子戸にちらつく影や、かすかに響くお囃子に、「○○さんのところはとうとう春になられた」と思ったかもしれない。
ドンドンパンパン ドンパンパン-
川内原発動かすな- 日本の原発動かすな-
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┗■4.『平和憲法を守れ』『命をまもれ』『解釈改憲許さない』
| 東電本店前では『事故被害の補償をしろ』『再稼働許さない』など
| 5・3憲法集会&銀座パレード2014に参加して
└──── 金子やよい(たんぽぽ舎ボランティア)
初夏を感じさせる日差しの日比谷公園に3千5百を超える人々が集い、この日の集会は始まった。
プレイベントの力強く楽しい和太鼓演奏の後に、高田健さんから、『平和憲法を守る為に、世論を起こし、志を同じくする人々で大きなうねりを作りましょう』という主催者挨拶で開会。
○ スピーチの一人目津田大輔さん(ジャーナリスト/メディア・アクティビティスト)は、九条改憲、九十六条改憲を阻まれた勢力が、解釈変更という姑息とも言える手を使い、どのように外堀から埋めて行っているか、それに対してリベラル派が大同団結していくことの大切さを語られた。『状況は厳しいが、敗北ではない、ここからが戦い、与えてしまった武器をいかに抜かせないか、これから短期・中期・長期にわたってどう闘っていくかが大切になってくる。今の歪んだ憲法論議を、覚悟を持った人々が変えていく事を期待しています。』と結ばれた。
○ 二人目は青井未帆さん(学習院大学法務研究科教授)、『今の政治のやり方は立憲主義の観点からおかしい』『憲法・法を軽視する事は、有ってはいけない事と同時に危険な事である。それは国民にとっても危険であるが、政治にとっても危険な事である。憲法は統治で依り所となるはず。』『中・長期的スパンで考えているのが立憲主義、再び政府の行為による惨禍が起ることのない様に作られた仕組みである、それを一内閣が変えられるものではない』『議論するべきは、有るべき日本の姿、日本の外交の有るべき姿、平和の形で有るのにその事を全く無視したまま進められている日本の今の政治はおかしいと言わざるを得ない』と立憲主義の観点からのお話でした。
○ この後17人の方から1分間スピークアウトがあり、短い時間でしたが、貧困・教育・差別他、日本の今抱える問題が、それぞれの切実な語り口で語られました。
後半は吉田忠智さん(社会民主党党首)のスピーチ、『憲法の条文一つ一つに照らして、それが今、生かされているのか考えていかねばならない。憲法九条以外にも一つ一つの条文を噛み締めなければいけないと思っています。』『解釈改憲も明文改憲も許さない、安保法制懇にはなんの法的裏付けも無い』『広範な国民の反対の声を作って行くことが必要、九条改正に賛成の憲法学者の中にも、九十六条の改憲を許さず、解釈で集団的自衛権を行使する事に反対する人々がいる、その人たちと広く共闘する事が必要』。
スピーチ最後は、志位和夫さん(日本共産党委員長)『安倍政権は北朝鮮や中国の動向をあげ、日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増しているとして、集団的自衛権行使容認の口実にしています。たしかに北東アジアでは紛争と緊張の火種を抱えていますが、その解決の上で何よりも大切なのが、道理に立った外交交渉による解決、憲法九条を生かしアジアと世界の平和に貢献する、新しい日本を作ろうでは有りませんか。』と結ばれた。
○ 集会の終わりに『戦争反対、改憲許すな、解釈変更で9条を壊すな、憲法を生かそう、の声と運動を、さらに大きくまき起こすことを呼びかけます』と、集会アピールが読み上げられ閉会が告げられた。
続く銀座でのパレードでは、『平和憲法を守れ』『命をまもれ』『解釈改憲許さない』とシュプレヒコールを上げ銀座の街行く人々に訴えた。
途中、東京電力本店前では、『事故被害の補償をしろ』『再稼働許さない』などの声も上がった。
沿道の手を振る人、拍手する人などに勇気づけられ、元気に最後まで歩く事ができました。
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┗■5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆5/10第16回脱原発集中学習会
映画「原発の町を追われて~避難民・双葉町の記録」上映と講演「再稼働問題」
講 師:吉井友二さん(反原発出前のお店)
と き:5月10日(土)13時半
ところ:市川市男女共同参画センター5F
参加費:500円