NUCLEAIRE
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┗■3.ふくしま集団疎開裁判の数寄屋橋交差点での街宣にご参加ください
| -子どもたちを直ちに避難させよ-
└──── 栄木忠良 (ふくしま集団疎開裁判の会)
小児甲状腺がんの子どもが74人に増加しました。今も放射線管理区域に該当する高線量の中でたくさんの子供たちが生活しています。昨年、仙台高裁は郡山の状況について「このまま放置すれば子供たちの健康について、ゆゆしき事態になることが懸念される」という事実認定をしました。
国や福島県の「安全キャンペーン」とは正反対のこの事実認定は裁判所の最終判断です。放射能汚染による健康被害は甲状腺がんだけでなく循環器系統をはじめいろんな病気を引き起こし、地域も福島だけではなく、関東にも広がっています。取り返しのつかない悲劇が起ころうとしています。
ふくしま集団疎開裁判のボランティアは一年前から数寄屋橋交差点で子どもたちの避難をマイクで訴え、リーフレットやチラシを配布しています。
毎回500枚前後配布していますので、1万5千人以上の歩行者が受け取っています。
5月の行動は下記の通りです。ぜひご参加ください。雨天の場合は中止です。
・10日(土)15:00~16:30数寄屋橋交差点
・17日(土)15:00~16:30数寄屋橋交差点
・24日(土)15:00~16:30数寄屋橋交差点
・31日(土)15:00~16:30数寄屋橋交差点
お問い合わせ先:ふくしま集団疎開裁判の会 (090-5501-1292 栄木)
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┗■4.鹿児島県川内から(「川内の家」ニュース5号)
| テント日誌5月1日(木)
| 経産省前テントひろば964日目 商業用原発停止228日
└──── (I・K)
朝方まで降り続いた雨が上がって緑がいちだんと輝いて気持のよい朝
11時頃から第85回日比谷メーデーのデモ隊がテント前を通った
○ Kさん、Sさんが6月8日のチラシを懸命に配る。通り過ぎるデモ隊の中には「原発再稼働反対!」のシュプレヒコールをあげて下さったりして、テントがんばれ!の声もあって励まされた。
デモの隊列から抜けてテントにカンパしてくださる人も居て感激!私たちも負けずにデモ隊に手を振って応援した。
デモの通る合間に「制服向上委員会」のメンバーが寄ってくださり、男性スタッフは興奮気味、握手してもらったりして大喜びだった。メンバーも少し入れ替わってより若くなったようですね。またテント前で歌ってくれる日を楽しみにしています。
デモが通り過ぎた後、サラリーマンらしき人が名も告げずにカンパしてくださったりして、今日は嬉しいことの連続でした。
○再稼働が画策される川内原発現地での行動を伝えるビラから
14-5/2「川内の家」ニュース5号 連絡先:090-4759-2927岩下
せんだい原発,再稼働反対! 原発事故時、避難路は車のすれ違い不可能
川内市は住民の安全を守る気があるのか
川内原発が事故を起こした時、ちゃんと避難できるかどうかは、住民の「命」の問題です。ところが川内市長は「原発再稼働に同意するつもり」と言う一方、まともな避難計画も立てていません。それどころか、実際に避難は困難という事例がたくさんあります。
○県道は大渋滞、山越え避難も無理
地域で「川内の家ニュース」を配布中、城地区の女性が「何とかして欲しい」と訴えました。「川内川沿いの県道3号線は、事故時、大渋滞で逃げ切れない。山越えの市道を使うしかないが、道が崩れて車がすれ違いできない。市になんど言っても直してくれない」―と言うのです。実際に市道を走ってみると、アスファルト舗装は山側からの流水でえぐられ、反対側は崖です。軽自動車どうしでもすれ違い不能、避難が無理であることが判りました。川内市の住民を守る「本気度」が疑われても仕方がありません。
○渋滞中、車の中でも放射能は防げない
それでは県道を避難する人はどうでしょうか?高江地区のインターから橋を通って車で北に逃げることになりますが、大渋滞は必至です。そのとき車の「放射線防護係数」はゼロとされています(アメリカ環境保護庁の「指針」)。
つまり何時間もの渋滞中、100%の放射能を浴び続けるということです。
しかも住民全体が車を持っている、運転できる、とは限りません。高江地区の男性は、「徒歩で避難することになるが、高速道路だから橋には歩道がない」―と話していました。
○「ぶじ避難可能か」、と市長に問い合わせを
車でも徒歩でも、避難は「放射能地獄」に変わりありません。避難後、何年にもわたる「避難生活」の大変さ―生活苦や一家離散などは、福島の例を見れば判ります。しかし安全に避難できるかどうかも疑わしい。市長に「再稼働して本当に安全か」、と質問しましょう。
○5月7日(水)第8回東電本店合同抗議行動 18時30分から東電本店前
呼びかけ団体/経産省テント前ひろば たんぽぽ舎 76団体協賛
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┗■5.<新刊書のお知らせ>
| 拙著「元原発技術者が伝えたいほんとうの怖さ」が6月末に刊行
└──── 元原発技術者・小倉志郎より
拙著「元原発技術者が伝えたいほんとうの怖さ」が、来る6月末に、彩流社から刊行される運びとなりました。
詳細は彩流社のHP
http://www.sairyusha.co.jp/bd/isbn978-4-7791-1980-4.html をご覧ください。
(以下新刊書の「はじめに」より引用)
この本は「遺言」のつもりで書いた。「原子力ムラ」の利権にたかる輩や、原発を推進する権力側にとっては、都合の悪いことも書き連ねた。
読者のみなさんの中には「原発をつくった人間が今さら善人ぶりやがって!」と思われる方もいるだろう。原発をエネルギー資源の少ない日本にとってまるで「救世主」であるかのような夢を見て疑わなかった私自身、痛切に責任を感じている。いや、感じるだけでなく、責任の一端を担っていることは確かである。