NUCLEAIRE
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┗■3.新聞より2つ
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◆国 原爆症審査ずさん 岡山地裁 30万円賠償命令
爆心地から二キロ以内に入ったことを証明する重要な資料を二度も見落として原爆症認定申請を却下したのは違法として、長崎市で被爆した岡山県の男性(72)が国に計三百万円の賠償を求めた訴訟の判決で、岡山地裁は二十三日、男性の請求を認め、国に三十万円の支払いを命じた。国の認定審査のずさんさが浮き彫りにされ、被爆者からは抜本的な改善を求める声が上がっている。
原告側弁護士によると、原爆症認定訴訟で国家賠償が認められたのは一九九八年の京都地裁、二〇〇九年の広島地裁に続き三例目。これまでの二例は認定の判断を問うもので、資料の見落としが明らかになったのは今回が初めて。
判決などによると、男性は三歳の時に長崎市で被爆し、その日のうちに行方不明の家族を捜すため爆心地から四百メートル地点へ入った。国が二〇〇八年に定めた原爆症認定基準の「原爆投下より百時間以内に爆心地から約二キロ以内に入市した者」という要件に当てはまるが、同年に前立腺がんや白内障などについて原爆症認定申請をすると却下され、二年後に行った異議申し立てでも認められなかった。
男性が一一年、却下の取り消しと慰謝料を求めて提訴すると、有識者による国の認定審査会が男性から提出されていた「入市証明書」を二度とも見落としていたことが判明。翌年、国は男性を認定した。
古田孝夫裁判長は、「行政には証拠資料を十分に精査しなければならない職務上の法的義務があり、過失は明らか」と国の責任を認めた。
「資料の見落としがなければより早期に原爆症に認定されていた可能性が高い」とし、国に慰謝料などの支払いを命じた。
(後略) (4月24日東京新聞朝刊より抜粋)
◆新規制基準で安全審査申請 核燃製造のGNF
(4月24日朝日新聞神奈川版見出しより)
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┗■4.書籍の紹介
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『原発処分 先進国ドイツの現実―地底1000メートルの核ゴミ地獄』
広瀬 隆著
「廃炉」と「廃棄物処分」の実態に迫る、広瀬隆の最新刊。
本当にドイツは原発ゼロ政策の“夢の国”なのか?
著者と山本太郎さんらは、2013年3月にドイツ原発取材旅行3000キロを敢行。地底1000メートルで見たものは、人類の滅亡の未来を暗示するような、おそろしい事態だった!
<本書の最大のテーマは、高レベル放射性廃棄物の処分(安全な管理)が人間には不可能だ、という結論にある。多くの人は「10万年も管理しなければならない放射性廃棄物をどうするのだ」と疑問をもっているが、これは、実は、10万年先の問題ではない。今年・来年に決断を迫られている「現在の問題」なのである。本文より>
日本も否応なく巻き込まれる“放射性廃棄物の地獄”。2014年2月25日、日本政府はエネルギー基本計画を決定し、そこに「原発を重要なベースロード電源と位置付ける」ことが明記された。深刻な日本の現実を直視し、原子力を放棄する決断が求められる。
『原発処分 先進国ドイツの現実―地底1000メートルの核ゴミ地獄』広瀬 隆著
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┗■5.たんぽぽ舎の近況-
| ベランダに最近、鳩がひんぱんに現れる
└──── 鈴木千津子(たんぽぽ舎)
たんぽぽ舎のベランダに最近、鳩がひんぱんに現れ、ベランダに並べてあるロッカーの上と手すりに四六時中とまり、内側の人たちと目があっても、平然として飛び立たずにいるので、もしや鳩が巣でもと思い、ロッカーの裏側を先週のぞくと巣の形跡もなく、4月21日(月)もなかった。翌22日に見ると、質素な巣を作り、その上に卵が1個ちょこんと乗っていました。先週の中頃から子育ての巣作りのため場所を物色中だった様子!1日で巣を作り上げ、卵を生み、あたためていました。どうしたものか、今日(4月23日)見ると、卵は2個に…
この際、鳩のヒナが孵化し、巣立つまで見守るしかありませんね。
すずめは、自宅にて、5羽(カラー写真36枚撮りで6本を記録)の巣立ちまで見届けましたが…