NUCLEAIRE
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2108】
2014年3月7日(金)地震と原発事故情報 -5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.サイレントアピール、題して『一人でもDEMO』を実行して <上>
ヒト(周囲の人)には通じない 原発止めようってことが!?
それでも 断じて原発再稼働は許さない!! (郡山市・はしもと)
★2.DIAMOND ONLINE シリーズ・日本のアジェンダ
私たちは原発をどうするのか 第3回(2月6日)より
――村上達也・元茨城県東海村長、脱原発をめざす首長会議世話人
★3.(2月14日付け法律新聞より)福島の子どもたちを守るために <上>
「まつもと子ども留学」と「ふくしま集団疎開裁判」の取り組みについて
弁護士 安藤雅樹(長野県弁護士会所属)
★4.新聞・雑誌から
◇安全協定見直し「再稼働前」と覚書 日本原電と茨城の11市町村
(3月5日 東京新聞より抜粋)
◇東日本大震災3年、原発再稼働の動き=大久保渉(東京経済部)
(3月7日 毎日新聞<記者の目>より抜粋)
★5.テント日誌 3月7日(金)《特別版》
◇経産省前テントひろば909日目 商業用原発停止179日目
「3・11」を挟む週の脱原発行動に参加を!
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┗■1.サイレントアピール、題して『一人でもDEMO』を実行して <上>
│ ヒト(周囲の人)には通じない 原発止めようってことが!?
│ それでも 断じて原発再稼働は許さない!!
└────(郡山市・はしもと)
私の娘と孫は福島から福岡県に2012年1月に避難移住し現在に至ってお
ります。当時1歳になろうとしている孫でしたので今月末に満3歳になります。
この時期の子どもは誰の目から見ても愛おしくかわいいものですが、手もかか
ります。『はえば立て 立てば歩めの親心』私の場合はバア心ですが。この期
間に一緒に住めない、会えない、遊べないのは悲し過ぎます。結局会わずにい
られない私は2ヶ月に一度の割で福岡へ行っています。お金も時間もかかりま
す。でも娘が一人で毎日子育てに一生懸命なのはわかりますし、育児ノイロー
ゼになんてなったら又 大変ですからこちらが苦しいなんて言っていられませ
ん。
福岡では関東方面からの避難者も多く、その方たちと集い交流し、避難者同
士の繋がりができているようなので一安心でした。しかし、去年の被災者支援
法があまりの限定の有様で危惧せずにはいられません。福島県の浜通り中通り
地区のみが優遇された内容になっており新たな分断・問題が起きるのではない
か、娘たちが仲良くしている仲間と軋轢ができるのではないか?その支援法が
どのように活かされていくのか心配のタネがまた一つ増えました。
私が福岡へ行った時に反・脱原発集会やデモなどがあると参加しチラシ配っ
たり、訴えたりしますがほとんどのヒトたちは無関心に迷惑だと言わんばかり
に通り過ぎて行きます。無視です。頭にくるし疲れてきます。もうしゃべりた
くないと本気で思いました。
去年の8月この原発再稼働阻止ネット合宿時に泊報告から「雪だるまにチラ
シを持たせる案」がありました。このヒントを元に私のサイレントアピール、
題して『一人でもDEMO』※東京の西新宿の毎週土曜日のスタンディングにも感
化されています。
9/2に第1回を始めました。恥ずかしいし一人でなんてヤダな~やっぱり
止めようかなんて甘いこと思いましたが、東電に対する怒りから“もう原発は
いらない”と意思表示を出すことができました。
<次号へつづく>
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┗■2.DIAMOND ONLINE シリーズ・日本のアジェンダ
│ 私たちは原発をどうするのか 第3回(2月6日)より
│ ――村上達也・元茨城県東海村長、脱原発をめざす首長会議世話人
└────
「原発のメリット? デメリットだらけの疫病神だ」
エネルギー政策は「即ゼロ」を基本にすべき
――村上達也・元茨城県東海村長、脱原発をめざす首長会議世話人
日本原子力発電東海原発(廃炉中)と東海第二原発、その他の原子力関係の研
究機関が多数立地する東海村で、2013年9月まで村長を務めていた村上達也氏。
1999年9月に発生したJCO臨界事故では、日本で初めて周辺住民に避難指示を出
し、その後も事故終息へ向けて取り組んだ経験を持つ。原子力関連産業を受け
入れてきた立場にあったが、震災後は脱原発を積極的に訴えている。原発の酸
いも甘いも知る村上氏に、原発を「重要なベース電源」とする方針を示した今
の原発行政について、どのように考えるか話を聞いた。(聞き手/ダイヤモン
ド・オンライン編集部 片田江康男)
■この国はもう一度事故をやらないと目が覚めない、情けないダメな国だ
――2013年末に公表されたエネルギー基本計画案で、原発は「重要なベース
電源」とされています。東日本大震災で起きた福島第一原子力発電所事故の
前の状態に戻りつつあります。どのようにご覧になりますか。
≫≫この国は、まったくダメな国だと思う。原発事故が起きたことで、国民全
体で脱原発という認識ができてきた。当然ながら国策として原子力をエネル
ギー政策の中心に据えてきた政府と事業者は反省して、新しいエネルギー政
策を考えないといけないのに、それができていない。
従来の利害関係にこだわって、元の形に戻そうというのは、まったく呆れ
たし、本当にダメな国だ。この国はもういちど原発事故をやらないと、目が
覚めないんだと思う。情けない国だ。(後略)
(全文はWEBサイトからどうぞ http://diamond.jp/articles/-/48302)
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┗■3.福島の子どもたちを守るために <上>
│「まつもと子ども留学」と「ふくしま集団疎開裁判」の取り組みについて
│ 弁護士 安藤雅樹(長野県弁護士会所属)
└────(2月14日付け法律新聞より)
(見出し:1~5のうち、1・2を掲載)
1 この度、原発事故の被害に遭った(そして今も遭い続けている)福島県を
中心とした放射能汚染地域の子どもたちを守るため、「まつもと子ども留学」
の取り組みが始まった。
これは、福島の子どもたちを長野県松本市に設置する寮に受け入れ、安全で
安心できる生活・教育を提供するというものである。福島から親子避難してい
る家族は多いが、現在福島に留まっている家族も、避難したい、せめて子ども
だけでも避難させたいという気持ちは持っているものの、仕事上の問題など
様々な事情により親が避難することができないという人が多くいる。そのよう
な家族に、子どもだけでも「留学」という形で被ばくの危険性が少ない地域に
避難させるというプロジェクトである。
2 子どもは被ばくに対するリスクが高く、内部被ばくを含めて将来の健康に
影響を及ぼす可能性があり(平成25年11月に、既に疑いを含めて59人の
子どもたちの甲状腺癌が発表されている)、汚染地域から避難させる必要性が
高い。また、福島の子どもたちは外で十分に遊び回ることができず、土いじり
などもできないといった状況にあるが、子どもの健康かつ健全な成長のために
は生活環境・教育環境として適切なものとは言えない。
子どもたちの避難は、本来であれば国や福島の地方自治体が率先して行うべ
き課題である。しかしながら、国などは被ばくの危険を矮小化して評価するこ
とに終始し、このような施策に取り組むことは全くない。むしろ帰還を進める
ために莫大な予算をつぎ込んで邁進している状況であるし、避難を受け入れて
きた周辺自治体も被災者への支援を打ち切りつつある状況である。
そのような状況下で、子どもだけを避難させるという取り組みを、民間主導
で行うことを考えたのが、「まつもと子ども留学」である。
<次号へつづく>(次号は3・4・5を掲載します)