NUCLEAIRE
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┗■4.新聞より
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◆安全協定見直し「再稼働前」と覚書 日本原電と茨城の11市町村
東海第二原発(茨城県東海村)を運営する日本原子力発電と周辺十一市町村
は五日、再稼働前に県や東海村などと結んでいた原子力安全協定を見直すこと
などを取り決めた覚書を締結した。
安全協定は、原電が県や東海村と原発新増設の事前了解、県と東海村のほか
隣接四市とは事故時の通報態勢や補償について定めている。十一市町村が要望
する内容に改定しない限り、原電は再稼働することが困難になった。事業者が
自治体とこうした取り決めを結ぶのは異例。
覚書は、再稼働までの安全協定見直しのほか(1)原電が原子力規制委員会
に審査を申請する前に十一市町村へ説明して理解を得る(2)申請は再稼働に
直結しない-などとしている。(後略) (3月5日 東京新聞より抜粋)
◆東日本大震災3年、原発再稼働の動き=大久保渉(東京経済部)
──「小さなリスク」直視を──原発再稼働に向けた準備が着々と進んでいる。
政府は「安全性が最優先」と慎重な姿勢をアピールする一方で、「貿易赤字が
拡大」「電気料金が上昇」などと原発停止の弊害を列挙し、早期再稼働の必要
性を訴える。東京電力福島第1原発の事故から3年が経過しようとする中、
「日本経済のため、万が一のリスクには目をつむろう」との安易な容認へ発展
しかねない空気に、私は危険を感じる。
「『安全神話』に陥り、悲惨な事態を防ぐことができなかったことへの深い
反省を一時たりとも放念してはならない」。政府が先月公表した「エネルギー
基本計画」の原案にある一文が目を引く。
──発電のコスト、決して安くない──今も故郷に帰れない多くの被災者や、
汚染水漏れの収束さえできない現状を踏まえれば、私たちマスコミも含めて
「深い反省」を忘れてはならないのは当然だ。ところが、政府原案は原発を発
電コストの安い「重要なベースロード電源」と位置づけ、原子力規制委員会の
審査をクリアした原発は「再稼働を進める」と明記した。(中略)福島事故の
教訓を踏まえれば、国民が納得できるまで安全対策や事故処理に費用をかけな
ければならない。それらを徹底してなお原発が安いと言えるかは微妙だ。
(中略)
──新規制基準は無事故保証せず──政府は原子力規制委員会の新規制基準を
「世界最高水準の厳しさ」と強調し、規制委の審査をクリアすれば安全を確保
できるかのような説明をする。しかし、規制委自ら「基準さえ満たせば原発が
安全であるという誤解を生む」(田中俊一委員長)とクギを刺すように、新基
準は事故ゼロを保証するものではない。(中略)たとえコストのかけ過ぎで原
発が安さを失うとしても、決してゼロにはならない危険を「想定外」と切り捨
てるなし崩し的な再稼働は認められない。住民参加の訓練で実効性ある避難計
画を作るなど、「事故は起きる」との前提に立った対応が不可欠だ。
(3月7日 毎日新聞<記者の目>より抜粋)
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┗■5.テント日誌 3月7日(金)《特別版》
│ 経産省前テントひろば909日目 商業用原発停止179日目
│ 「3・11」を挟む週の脱原発行動に参加を!
└────(三上治)
「3・11」も三周年を迎える。福島の原発事故は未だに収束の目途はたってい
ない。毎日、汚染水を垂れ流し、放射能を放出している。現地の住民の健康被
害はその全貌は見えぬままに、深刻度を示す兆候があらわれはじめている。し
かし、政府は福島原発の事故後に停止状態にある原発の再稼動を優先し、現地
には安全神話で臨んでいる。事故が被害はもう収まった、あるいはおさまりつ
つあるという態度で、原発再稼動をめざしているのだ。僕らは経産省前テント
を保持しながら持久戦的な闘いを展開してきた。3月9日(日)から3月16(日)ま
での週には全国各地で脱原発の催し(講演会・集会・デモ等)がある。首都圏
中心の主なるものを告知するが、積極的な参加を望みたい。
●3月8日(土)11時30分~【福島県民集会】会場(ユラックス熱海、いわき市文
化センター、福島県教育会館) 主催:県民大集会実行委員会他
●3月9日(日)【原発ゼロ★大統一行動~福島を忘れるな!再稼動を許すな!】
1)13時~大集会 日比谷野外音楽堂 主催:首都圏反原連ほか
2)14時~国会請願デモ、国会包囲 東電本店前合同抗議行動、主催:経産省前
テントひろば、たんぽぽ舎ほか
3)15時30分~国会正門前大集会 主催:首都圏反原発連合
●3月11日(火)【福島連帯テント前抗議行動】
1)正午~午後1時、経産省への怒りの抗議行動 2)午後1時~ 風船上げ行動
(全国の原発現地いっせい行動に連帯して)問合せ:経産省前テントひろば
(電話 070-6473-1947)10時から準備。協力を。
●3月14日(金)18時~20時 【官邸前抗議行動】 主催:首都圏反原発連合
●3月15日(土)【フクシマを忘れない!さよなら原発3・15脱原発集会】
13時30分~集会 日比谷野外音楽堂 14時30分~デモ
主催さよなら原発一千万人署名ほか
●3月16日(日)【さよなら原発!かごしまパレード】場所:鹿児島市中央公園
(テンパーク)10時~16時 主催:ストップ再稼動!3・11鹿児島集会実行