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┗■4.新聞より5つ

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 ◆汚染水対応 「評価せず」83% 福島県民 共同世論調査

               (3月4日朝日新聞見出しのみ)

 

 ◆再稼働一番狙う各社 優先審査の原発 中旬にも決定

  「基準地震動」の設定が鍵   (3月5日朝日新聞見出しのみ)

 

 

 ◆汚染水漏れも「事象」 規制委事務局「事故」と呼ばず

 

 東京電力福島第一原発の地上タンクから処理水100トンがあふれた問題で、原子力規制委員会の委員はこの件を明確に「事故」と呼んでいるのに、事務局は単なる出来事を指す「事象」と呼んでいる(中略)。

 3年前の事故発生当初、国も東電も会見などで「事象」を連発。福島第一で水素爆発が起きても、「なんらかの爆発事象が起きた」といった具合だった。国民に「事態を小さく見せようとしているのではないか」との疑念を抱かせた。

 今回の水漏れは超高濃度の放射性ストロンチウムを含む大量の処理水が敷地にあふれ、コントロールできない状態になった明らかな事故だ。田中俊一委員長は「今回の漏えいは明らかに事故(中略)」と断言。同委は今回、原因究明にとどまらず、東電の安全管理体制にまで踏み込んで調査する方針だ(中略)

 担当者は「事故と言い換えるのもやぶさかではない。処理水漏れを過小評価するつもりは毛頭ない」と強調した。(2月28日東京新聞より抜粋)

 

 

 ◆安全神話の危険 鎌田慧 =本音のコラム=

 

 原発被災地の早期帰還を促進するため、政府は、放射線の不安を払拭する「放射線リスクコミュニケーション」をはじめる。低線量なら被ばくリスクは少ないとする教育である。「復興」とか「帰還」。大戦あとの混乱がつづいているようだが、福島原発事故から3年になる。

 いまも高濃度の放射能まみれの汚染水が、福島原発から太平洋に流出し、地球を汚染し続けている。それでも、政府はまたおなじ失敗を繰り返そうとしている。「原発は絶対安全」と政治家と官僚が強弁して、全国に原発を建てた。戦時中、政府は「焼夷弾なんか絶対怖くない」と新聞に書かせ「逃げるな、消火せよ」と命令した。これも安全神話だった。

 1937年に施行された「防空法」が避難を禁じて、市民を空襲にさらした。昨日の「こちら特報部」が、水島朝穂さんと大前治さんの「検証 防空法」(法律文化社)を紹介した。焼夷弾は「手袋をはめさえすれば手づかみでも処理できる」と新聞が書いたそうだ。

 放射能に汚染された地域でも除染すれば住めるようになる。低放射線のリスクは少ない。政府の2度目の安全宣言だ。

 地方都市への執拗な米軍空爆には、在庫一掃、生産ラインの維持という経済目的もあった。安倍政権がゴリ押ししたい原発再稼働は、設備投資資金の回収と輸出、人命犠牲の経済効果が目的である。(3月4日東京新聞より)

 

 

 ◆原発事故や戦争 不条理描き続け 福島出身・清野さんが個展

 

 原爆や原発事故、戦争…。人間がつくったシステムに個人の生命が脅かされる不条理をテーマに連作を発表している画家清野光男さん(67)=茨城県守谷市=の古典「福島から/福島へ」が埼玉県東松山市の原爆の図丸木美術館で開かれている。チェルノブイリ、広島と続けてきた創作は、2011年の「3.11」の原発事故を機に、図らずも故郷の福島にたどりついてしまった。

 =「故郷汚染 絶望的な怒り」= 埼玉の美術館で15日まで

 (前略)

 「何代にもわたって培われてきた福島の大地が、原発事故で一瞬にして汚染された。自分の肉体はフクシマの土からできている。汗水たらして働いた父親の姿を思い出すと、絶望的な怒りを感じる」(後略)

○丸木美術館:埼玉県東松山市 月曜休館 電話:0493-22-3266

○大人900円              (3月1日東京新聞より抜粋)

 

 

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┗■5.テント日誌3月2日(水)

 |  経産省前テントひろば904日目 商業用原発停止173日目

 |  週末の2つの集会

 └──── (K.M)

 (前略)

○ 3月1日(土)に2つの集会に参加した。

 午後は、福島原発告訴団主催の「被害者証言集会」で多数の参加者とともに被害者の怒りと悲しみを共有した。「きずな」「復興」「風評被害」は信じられない言葉、被害をできるだけ小さく見せる日本政府や県に対しておかしいことはおかしいと声を出させてください、…と。

 集会アピール「…。甚大な被害を前に誰の責任も問われないことの理不尽さを 真実が明らかにされないままこの事故を終わりにさせてはいけないことを

 この原発事故から人類の在り方を問われていることを わたしたちは訴え続けて行きましょう」を満場一致で採択した。

○ 夜は、福島原発事故緊急会議の連続シンポジウム「3.11から3年―被害者たちの暮らしは、福島第一原発の現実は」で、子ども・被災者支援法の実現を再確認するとともに、泥水に浮かぶコンクリートの箱、放射能汚染だらけのイチエフを人が制御できなくなる恐怖を実感した。再稼働どころではない!

○ 闘い続けよう。今週金曜日も首相官邸前へ。

 もう原発を動かすな!「エネルギー基本計画」反対!再稼働反対! 3・7官邸前抗議行動

 日時:3月7日(金)18時半~20時

 場所:首相官邸前(地下鉄国会議事堂前、永田町、溜池山王)

 主催:再稼働阻止全国ネットワーク(経産省前テントひろば、たんぽぽ舎、

    反原発自治体議員・市民連盟、再稼働反対!全国アクション他)
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