NUCLEAIRE
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2062】
2013年1月11日(土)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1. 金曜デモ「脱原発」歓迎
細川氏出馬へ 国政に一石 (東京新聞1月11日より)
★2.細川氏都知事選出馬へ
脱原発が争点に (東京新聞1月11日より)
★3.陰の主役は小泉氏 都知事選 (1月11日朝日新聞の見出しより)
★4.ニュースから2つ
◆核兵器転用も可能 原発・武器輸出
地震国トルコに これが成長戦略? (1月10日 東京新聞「こちら特報部」より抜粋)
◆ 核燃料溶融 実験で再現 原子力機構、3月下旬に
東海村研究炉 福島事故の経緯解明へ (1月10日 東京新聞より抜粋)
★5.テント日誌 1月8日(水)・1月9日(木)
経産省前テントひろば851~2日目 商業用原発停止119~20日目
今年こそは脱原発への力をあらゆる場所から集めよう
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※1/16(木)学習会にご参加を
「脱原発の論理-放射能障害を越えて」
日 時:1月16日(木)19:00開会
お 話:加納実紀代さん(女性史研究者・著書多数)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F) 参加費:800円
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┗■1.金曜デモ「脱原発」歓迎
| 細川氏出馬へ 国政に一石
└──── 東京新聞1月11日より
「国の政治を変えるきっかけに」-。「脱原発」を掲げる細川護煕元総理(75)が東京都知事選への出馬の意向を固めたことに、首相官邸前で原発抗議活動をしている人々からは十日、歓迎の声が上がった.電力の最大消費地である首都の顔選びで、原発をどう位置付けるのか。一人ひとりの一票が、国の新炉に一席を投じる選挙にもなりそうだ。
冷え込み厳しい中、この日も官邸前には分厚いコートを着込んだ人らが集まり「原発ゼロを撤回するな」などの声を上げた。
(略)「日本の人口の十分の一が住む東京の都知事選をきっかけに国民の声を国政に届けたい」と話す。今の政権は特定秘密保護法や原発で、国民の声に耳を傾けないという危機感を抱く。生活保護の削減など、弱者に厳しい政策に苦しむ友人も少なくない。「本来は国政で問うべき問題だが、まずは東京都を都民の声を聞く都政にし、それが国政を変える動きにつながれば」 (中略)
「原発はもちろんだが、他の政策も見て誰に投票するか決めたい。知名度に流されず、政策で都知事が決まるような選挙になってほしい」 (後略)
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┗■2.細川氏都知事選出馬へ
| 脱原発が争点に
└──── 東京新聞1月11日より
東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)で、細川護煕元首相(75)が立候補の意向を固めたことが十日、分かった。「脱原発」を掲げ、首都から国のエネルギー政策を変えることに強い意欲を示している。同じ主張の小泉純一郎元首相との連携を模索し、近く会談する意向で、それを踏まえて正式に表明すると見られる.高い知名度を持つ元首相の参戦で、脱原発の争点がいっそう強まり、選挙の構図が様変わりする。
細川氏に近い関係者によると、同氏は無所属で出馬する見通しで、「落選してもいいからやる」と話している。昨年十二月、猪瀬直樹前知事が辞意を表明した時期から、都知事選へ向けて準備を開始。政策の取りまとめや選挙事務所の確保などを進めている。
細川氏について、民主党都連会長の松原仁・衆院議員が十日、「最有力」と話し、同党が支援に回ることが予想される。
細川氏は昨年十月、安倍晋三首相に「原発ゼロ」への方針転換を促す小泉氏と会談。同十一月の本紙の取材で、安倍政権の原発再稼働路線を「犯罪的な行為だ」と批判していた。
電力の大消費地である東京では、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を契機に原発の在り方を問い直し、脱原発を模索する動きが市民レベルで活発化。また都が東電の株主であることから、猪瀬前知事が東電の経営改革などを提唱した経緯がある。 (中略)
細川護煕元首相が東京都知事選出馬の意向を固めたのは、安倍政権が原発維持政策を推し進めることに危機感を強めたからだ。政界復帰に慎重だった細川氏の背中を押したのは、同じく原発ゼロを訴える小泉純一郎元首相だった。 (後略)
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┗■3.陰の主役は小泉氏 都知事選
└──── 1月11日朝日新聞の見出しより
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┗■4.ニュースから2つ
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◆核兵器転用も可能 原発・武器輸出
地震国トルコに これが成長戦略?
原発の海外輸出に積極的な安倍政権は、トルコとの原子力協定の国会承認を急いでいる。協定には使用済み核燃料からプルトニウムを取り出すことが可能になる条項が含まれている。政権は、戦車用エンジンのトルコとの共同開発ももくろむ。「原発輸出」と「武器輸出」。これが安倍政権の目指す成長戦略なのか。
「(今月開会の)通常国会での最優先課題として取り組みたい」
安倍晋三首相は7日、来日したトルコのエルドアン首相との会談で、トルコとの原子力協定の国会承認手続きに全力を挙げることを約束した。(中略)
○ 協定で再処理へ道
シノップ原発は、黒海沿岸に出力110万キロワット規模の原発4基を建設する計画で、総事業費は2兆円とされるビッグビジネス。福島原発事故の影響で、日本国内での原発新増設のめどは立っていない。原発メーカーを中心に、原発輸出に活路を見いだそうとしているのだ。
だが、トルコへの原発輸出には、いくつもの問題点が指摘されている。
トルコとの原子力協定には、核物質について「両政府が書面で合意する場合に限り、トルコにおいて、濃縮または再処理することができる」と定めている。ウランの濃縮や使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す再処理は、核兵器への転用につながりかねない。(中略)
トルコは世界有数の地震国。NPO法人「環境・持続社会」研究センターの田辺有輝氏は「トルコでは建物や社会資本の耐震補強が進んでいない。大地震で周辺インフラが寸断される可能性が高く、事故対応は難しい」と指摘する。シノップ市長も原発建設に反対しているという。地元自治体の協力がなければ、住民の避難計画づくりも困難だ。
○ 狙いは中国包囲網? 三原則見直しの露払いか
(中略)安倍政権の「原発輸出」と「武器輸出」。狙いはどこにあるのか。前日本軍縮学会会長の黒沢満大阪女学院大教授(国際安全保障論)はこう指摘する。
「安倍政権の基本姿勢は『強い日本』であり、強硬な対中路線。親日国と手を結び、中国包囲網をつくろうとしている。表向きは経済対策を装っても真の狙いは軍事的な連携。経済政策なら反対意見が出ないと思っているのだろうが、決してだまされてはいけない」
(1月10日 東京新聞「こちら特報部」より抜粋)
◆ 核燃料溶融 実験で再現 原子力機構、3月下旬に
東海村研究炉 福島事故の経緯解明へ
東京電力福島第一原発事故で起きた燃料溶融がどのような経緯をたどったか解明するため、日本原子力研究開発機構(原子力機構)が3月下旬、全長約30㎝の小型核燃料棒1本を溶かす小規模な再現実験を茨城県東海村の研究炉で行うことが9日、分かった。
福島第一原発の廃炉作業は原子炉で溶けた燃料をどのように取り出すかが最大の課題だが、溶融した経緯や燃料の状態は分かっていない。原子力機構の杉山智之研究主幹は「実験で得られたデータを福島の事故解析の精度向上に役立てたい」と話している。
原子力機構によると、実験を行うのは東海村にある原子炉安全性研究炉(NSRR)。(中略)
NSRRは過酷事故時の原子炉の状態を解明するため1975年に運用が始まった。第一原発事故以降運転を停止していたが、昨年12月に再開した。(後略)
(1月10日 東京新聞より抜粋)
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┗■5. テント日誌 1月8日(水)・1月9日(木)
| 経産省前テントひろば851~2日目 商業用原発停止119~20日目
| 今年こそは脱原発への力をあらゆる場所から集めよう
└──── (M/O) (I.K)
「雀は結構ずるいよ」、「うん~、おりこうなのだ」。Fさんはにこにこして、「俺のこと知っているのかな、えさを催促するんだよ」と。僕もえさはやるけど、そんなことはないよ、と言った。丸裸にされたプラタナスの木の横の「雀の指定席」とある椅子には雀が群がっている。ずるいよ。といいながらFさんはえさをやったのだろうか(?)こんなのんきな会話を交わしているのがテント前の風景だ。新年と言っても気の引き締まらないのだが、少しずつエンジンも掛っていくのだろうか。今年も「記者会見」や「餅つき大会」などを終え、「伊方の家」からの通信も届くが、やはり、気持に張り詰めたところが戻ってくるにはもう少し時間も必要なのか。それともこれは少しぼけてきた僕自身の問題か(?)
○テントには全国各地からの年賀状が届いている。身辺で起こったことの報告とテントへの激励の言葉が綴られている。テントが立った年の年賀状に比べると幾分か落ち着いた文面と思えるが、これはテントが三年目を迎えているということだろう。静かな落ち着いた中にも、今年はという思いをそれぞれは抱いているのだろう。「テント死守」という短い言葉だが、印象的な岐阜のKさんの賀状はそれを象徴しているといえようか。
○それにしても夜のテントは寒い。日本だけでなく、アメリカも襲っている寒波らしいが、ずうっとむかし、寒波と到来の中で大学占拠のバリケードを築き、椅子をたたき壊して燃やし暖を取ったが寒かったのを思いだす。寒波という言葉にまつわる記憶である。毎年、年の終わりになると大学をバリケード封鎖していたが、貸布団屋から借りた毛布が大教室にあってそこで寝た。毛布を何枚か重ねたがなかなか暖まらなかった。当時は若かったから寒さなんてそれほど気にしなかったとはいえ、それでも寒かったのを思いだす。テントでの寒さを凌のがせてくれるのは、湯たんぽである。これは毛布を温めてくれるし、実に心地のいいものだ。当分の間はお世話になるのだろうと思う。
○新年の合言葉は「あけましてあべだとう」とのことだが、今年こそは安倍内閣の原発政策とも真っ向から対決することになるのだろう。安倍内閣はかつて民主党の進めようとしていた「原発ゼロ政策」からの転換を閣議決定し、現在停止中の原発再稼動を画策している。「伊方の家」通信で現地の様子が伝えられる伊方原発が最初の稼働対象と伝えられるが、経産省前テントや官邸前抗議行動に存在がもっと力になる局面もやってくるのだと思う。
○こうした中で、注目するのは都知事選挙である。いろいろと候補の顔が取りざたされる中で細川元首相のこともちらほら伝わってくる。この背後には小泉純一郎や存在も噂されるが、この登場は都知事選挙の争点として原発問題を浮上させることになると思う。選挙のたびに原発問題が争点になることを極力避け、背後で原発再稼動→原発保存戦略を敷いてきた安倍政権にとっては大きな痛手となるに違いない。これは自民党や公明党の内部で原発問題を避けられなくするからだ。山口県の知事選挙も伝えられるが、安倍政権の原発戦略に対する問いかけが浮上すること自体が大きな政治的意味を持つものであり、細川元首相の動きに注目したい。 (M/O)
☆アメリカに滞在している人がテントにやってきて…
○昨夜から降り続いていた雨が出がけにはやんだのでホッとする。テントでは泊開けの3人が待っていてくれた。11時過ぎOさんがたくさん着込んで来たので電車の中は暑かったと言いながら現れた。彼女の到着を待って3人は農水省へ食事に行く。
○昼ごろニューヨークに滞在していると言う女性が珍しい柿寿司とカステラを持ってきてくださった。お正月で帰国中とのこと、ネットでテントのブログなどを読んでいて是非来たいと思っていたそうだ。テントはもっと広い公園のようなところにあるのかと思っていたとのこと、Sさんがテントの建つ前空き地だった様子などを説明してあげた。
アメリカで日本のことを見ていて日本人は何やっているのかと歯がゆい思いをしていたと言う。私たちも政府のやり方に怒りを覚えていることなどを話し、
格差社会はアメリカも同じでしょうと言ったが、アメリカ人は日本人と違って個人が一人一人で政治や選挙のことをちゃんと考えているとの答えが返ってきた。ヨーロッパやアメリカでは自分たちで民主主義を勝ち取ってきた歴史があるせいでしょうか。しばらく話した後第2テントのTさんにテントの中を案内してもらった。Tさんの説明を聞いた後、出来たら明日も来てくださると言い残して帰られた。
○私たちの話題はやはり都知事選のこと、細川護熙が脱原発を焦点に出るかもしれないと言うニュースもあり兎に角市民の側に立つ人に当選してほしいというのが一致した意見だ。
もう一つ、海外の有識者、ノーム・チョムスキーやオリバー・ストーンなどが「沖縄への新たな基地建設に反対し、平和と尊厳、人権、環境保護のため に闘う県民を支持する」との声明を発表したという嬉しいニュースも話題に上った。声明には名護市辺野古への普天間飛行場の移設中止と、同飛行場の即時返還の主張を明記したそうですね。政府や仲井真知事はこれをどう受け取ったのでしょう!
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-217615-storytopic-11.html