NUCLEAIRE
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2066】
2014年1月17日(金)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.たんぽぽ舎の「選挙への態度」について
都知事選は脱原発知事の実現を望む 柳田真(たんぽぽ舎)
★2.東電福島原発事故の放射能汚染
今になってもクロダイから、基準値124倍!!のセシウム検出
魚類の汚染調査の難しさを証明-NHKニュースより-
山崎久隆(たんぽぽ舎)
★3.新聞より5つ
◇東電再建計画「絵に描いた餅」 泉田知事、内容精査へ(1/16新潟日報)
◇新潟知事が東電を厳しく批判 「倫理観欠く 再建計画」(1/17新潟日報)
◇信頼関係改善 道遠く 泉田知事 東電への不信感あらわ(1/17新潟日報)
◇東電再建計画「おかしい」 柏崎刈羽原発再稼働(1/16朝日新聞見出し)
◇「協議がなく申請は残念」知事 社長を詰問 (1/17朝日新聞新潟版見出し)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◇1月20日(月)午後6時15分~ 第7回被ばく学習会
◇1月28日(火)11時~ 原発事故被害者の救済を求める全国集会
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┗■1.たんぽぽ舎の「選挙への態度」について
│ 都知事選は脱原発知事の実現を望む
└──── 柳田真(たんぽぽ舎)
1、たんぽぽ舎の選挙(国政も自治体選挙も)への関わり、態度は発足以来、25年間、一貫しています。たんぽぽ舎としては特定政党・候補者を支援しない方針です。たんぽぽ舎として支持を表明したことはありません。ただし、たんぽぽ舎の有志が選挙応援するのは自由です。
例えば、2012年12月の都知事選では、たんぽぽ舎有志は都庁や区役所、教員有志らと共に、「脱原発をかかげる宇都宮さんを支援する勝手連」をつくって活動しました。
今、メールの一部で流されている話は1月16日の発言が当日、上記の発言をしたにもかかわらず、それを抜いて伝えているため、不正確なものです。
2、今回の都知事選について→脱原発知事の実現を望む。
安倍政権の原発再稼働推進や秘密保護法のゴリ押し…は今、広範な人々の怒りを呼び起こし、大きな気運が出てきています。脱原発知事を実現するチャンスです。現在、脱原発で2名(宇都宮氏、細川氏)が立候補しています。
名護市長選と東京都知事選で勝利し、安倍政権の没落の始まりを是非、つくりたい。
舛添要一(自民・公明)候補を打倒する統一戦線をつくり、候補者の一本化を是非、図ってほしい。すでに、多方面から多彩な人が同じように発言しています。勇気をもって降りた方は4人いる副知事に回って活躍してもらうとよいと思います。
3、東京都政は原発と「大きく、重大な関連」があります。
原発大惨事を起こしたのは「東京電力」です。原発事故=放射能大災害が起きれば、東京電力福島事故のように東日本全体に甚大な影響を与えます。
1県・1地区の問題ではありません。新潟県知事の発言―都知事選で原発が争点になるのを歓迎―の意味を噛みしめましょう。
また、東京都は東電の大株主です。いくつも東電へ発言できます。東京の予算6兆円強は脱原発の諸方策に使えます(原発ではない発電所の建設、その他)。
都が脱原発に変われば、全国各県へ影響し、国政へも大きく影響します。
脱原発で都知事選の勝利を!
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┗■2.東電福島原発事故の放射能汚染
│ 今になってもクロダイから、基準値124倍!!のセシウム検出
│ 魚類の汚染調査の難しさを証明 -NHKニュースより-
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
東電福島第一原発から40kmほどの地点にある福島県沿岸部で、原発敷地近海なみの極めて高いセシウムを持つクロダイが見つかった。
食品基準であるキロあたり100ベクレルの実に124倍に当たる1万2400ベクレルの放射性セシウムが見つかったのだ。
NHKは検出した機関については「横浜市にある水産総合研究センターなど」としている。その団体のコメントは「事故当初、原発近くで高濃度汚染水の影響を受けたものが移動したとみられる」。
サンプルは去年10月と11月に福島県沿岸でクロダイ37匹を採取、このうちの1匹が1万2400ベクレル/kg、それ以外でも高いものがあり、最大で400ベクレルほどだったという。 原発専用港内以外の福島沿岸で1万ベクレルを超える魚が見つかったのは、事故後すぐの時期に取れたコウナゴと、2012年8月に取れたアイナメの2回だけ。
仮に事故当時の影響であるとしても、海洋中にあまたいるクロダイで人に採取されたことは重大。確率を考えれば、相当の高さで厳しい汚染が残っていることが想定されるから。 アイナメやクロダイなどいくつかの魚種は高濃度汚染をため込みやすい性質があるとして、広い範囲の生態系を調べる必要がある。
普段から、海の汚染は陸の汚染に比べても捕まえにくく、海産物の種類ごとに対策を変えなければならないだろうと指摘してきたとおりのことになっている。
グリーンピースなどの海産物測定調査は重要なのだが、残念ながら加工された一部の商品以外は測定限界以下であると分かった段階で、その魚は食べることは出来ない。生の魚を検査した後は、商品にも食用にもならない。そのうえ、同じ海域で捕れた魚であって、他の魚の値をサンプルで代表できない。
海の汚染が如何に深刻な事態をもたらすか、そのことを改めて示している。
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┗■3.新聞より5つ
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◆東電再建計画「絵に描いた餅」 泉田知事、内容精査へ
泉田裕彦知事は15日、柏崎刈羽原発の7月以降の順次再稼働を前提にした東京電力の新たな総合特別事業計画(再建計画)が政府に認定されたことを受け、「計画を入手し、内容を精査したい」とするコメントを発表した。16日に知事と東電の広瀬直己社長が面会することから、再建計画に関しても意見が交わされるとみられる。
知事は15日午前の会見で再建計画について「面会で話があれば聞くが、絵に描いた餅としか受け止められない」と述べ、計画は現実的ではないとの見解を強調した。理由として従来の再建計画を例に挙げ「昨年4月の再稼働としていたが、やはり絵に描いた餅になった」と指摘した。
知事は面会に関して「東電からのオファー(申し出)なので、まずは話を聞くことに尽きる」とした。原子力規制委員会への審査申請をめぐる昨年9月の面会を振り返り、「安全をどれくらい考えるのか、うそをつかない会社なのか、まともな答えがなかった。追加で情報があれば話してもらいたい」と東電の姿勢を再確認する意向を示した。(後略)(1月16日新潟日報より抜粋)
◆新潟知事が東電を厳しく批判 「倫理観欠く 再建計画」
東京電力の広瀬直己社長は16日、県庁で泉田裕彦知事と会談した。広瀬社長は柏崎刈羽原発の7月以降の再稼働を明記した新たな総合特別事業計画(再建計画)を説明し理解を求めたが、知事は「モラルハザード(倫理観の欠如)の計画で、安全性について会社が変わったとは受け止められない」と厳しく批判した。(中略)
知事は東電の株主や資金を貸し付けている金融機関の責任が再建計画で問われていないと指摘し「免責されれば事故が起きても責任を取らなくていいことになる。安全文化の観点でも極めておかしな計画だ」と主張した。
また知事は、東電が福島第一原発事故から2カ月後にメルトダウン(炉心溶融)を認めた経緯について追及。広瀬社長は「国との調整で結果として2カ月かかった」と釈明した。今後、国との詳細なやりとりを説明する考えを示した。
知事は福島事故の検証を進めている県技術委員会でも東電の説明が不十分だとし、「きちんとした答えがもらえず空白だらけ。真摯な対応をお願いしたい」と求めた。(後略)(1月17日新潟日報より抜粋)
◆信頼関係改善 道遠く 泉田知事 東電への不信感あらわ
「うそをついていたのか」-。冷静な表情ながらも不信感をあらわにする泉田裕彦知事の追及に、東京電力の広瀬直己社長は弁明に追われた。東電の新たな総合特別事業計画(再建計画)をめぐり、16日に県庁で行われた約4カ月ぶりのトップ会談は、両者の信頼関係改善の難しさをあらためて浮き彫りにした。(中略)
広瀬社長が冒頭、柏崎刈羽原発4基の再稼働を盛り込んだ再建計画に理解を求めると、泉田知事は「モラルハザード(倫理観の欠如)の計画だ」と一蹴、会談の空気が緩むことはなかった。(中略)
事故直後にメルトダウンを認めなかった経緯を社長の口から引き出した知事は笑みを浮かべ、さらに文書での詳しい説明を要請した。口調は厳しいが、泉田知事の表情は落ち着いていた。だが、再建計画をめぐる金融機関の責任に話題が及ぶと一転、知事は語気を強めた。
「東電の経営が苦しいのは事故を起こしたからだ」広瀬社長に事故を起こさない企業体質への転換を繰り返し求めた。(後略)(1月17日新潟日報より抜粋)
◆東電再建計画 「おかしい」 柏崎刈羽原発再稼働
広瀬社長に新潟知事 (1月16日朝日新聞見出しより)
◆東電再建計画「協議がなく申請は残念」 泉田知事、広瀬社長を詰問
(1月17日朝日新聞新潟版見出しより)
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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆1月20日 第7回被ばく学習会
「国連科学委の安全論は正しいか?」
昨年10月、国連科学委員会は福島原発事故について、一般公衆の被ばく線量は低いので はっきりした健康影響は出ないだろうとする報告書を国連総会に提出、「安全論」を国際的に広めようとしています。福島の子どもたちには甲状腺がんが多発しています。安全論は本当なのでしょうか?
日 時:1月20日(月)午後6時15分~9時20分
場 所:アカデミー湯島・視聴覚室(文京区湯島2-28-14)
地下鉄千代田線「湯島」駅から徒歩6分、
丸の内線・大江戸線「本郷三丁目」駅から7~9分
内 容:「国連科学委 相関図」
田島直樹(放射線被ばくを学習する会)
「市民が送った声明と国連科学委報告書」
伊藤和子さん(ヒューマンライツナウ・副理事長、弁護士)
「科学的記述の問題点」
瀬川嘉之さん(高木学校、放射線被ばくを学習する会)
参加費:700円
予約及び連絡先:anti-hibaku@ab.auone-net.jp
主 催:放射線被ばくを学習する会 http://www57.atwiki.jp/20030810/
◆1・28 国会に声を届けよう Part II
原発事故被害者の救済を求める全国集会
日 時 2014年1月28日(火)11:00~13:30
※10:30から、衆議院第二議員会館ロビーにて通行証を配布します。
11:00~13:30 集会 12:20~12:40 署名提出
場 所 衆議院第二議員会館多目的会議室
(最寄駅:東京メトロ・国会議事堂前/永田町)
資料代 500円/申込み不要
主 催 原発事故被害者の救済を求める全国運動
詳細 http://act48.jp/index.php/2014-01-07-02-41-36.html
http://act48.jp/index.php/national-movement.html
連絡先
【福島】いわき市議会創世会 佐藤和良
TEL 0246-22-1111(代表)内線4132 FAX 0246-25-8380
【東京】国際環境NGO FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)