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たんぽぽ舎です。【TMM:No2044

2013年12月12日()地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

━━━━━━━

★1.ロイター通信が伝える汚染水漏えい現場の労働環境

   「労働者保護が廃炉成功の条件」

   抜本的な解決策をとるべき       山崎久隆(たんぽぽ舎)

★2.12・11規制委前抗議行動の報告

                         木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

★3.柏崎刈羽原発全号機の再稼働絶対反対!

   泉田新潟県知事は「原発再稼働は何の根拠もない。

   絵に描いた餅だ」と言っています       柏崎刈羽住民有志

★4.新聞より1つ

  ◆仮設の被災者眠れぬ夜 東日本大震災から2年9カ月

   建物の劣化深刻 天井落下/結露で床が腐食

                   (12月2日東京新聞より抜粋)

★5.たんぽぽ舎の近況

   第32回山谷労働者支援・年末助け合い運動が始まりました

   12月24日()到着分まで受け付けます

                    沼倉 潤(たんぽぽ舎)

━━━━━━━

12/13()84回首相官邸前抗議行動にご参加を!

 日時:1213()18:00から20:00

 主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)

 たんぽぽ舎では、13:00からビラ、プラカードなどの用意をして、

 16:00、たんぽぽ舎出発。16:40頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)

 前で短時間の抗議コール。17:00「経産省前テントひろば」集合。

 1~5班にわかれて17:20官邸前へ、国会前へ出発。

 20:20経産省前テントヨコでまとめの集会(短時間)

━━━━━━━

 

┏┓

┗■1.ロイター通信が伝える汚染水漏えい現場の労働環境

 |  「労働者保護が廃炉成功の条件」

 |  抜本的な解決策をとるべき

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)

 

『焦点:福島原発汚染水、漏えいタンクに違法労働の影 2013 12 10日』

http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE9B906720131210?sp=true

 

 フクイチでタンクからの漏水が何故起きたのか、現場に派遣された人々がロイターに語った。現場からの報告は、違法な派遣や偽装請負などの劣悪な雇用と、雨の日にタンクフランジ部分のコーキング処理(防水機能を持つ充填剤を詰める作業)を行うなど無責任な仕事が横行する作業現場の実態だった。

 「労働者保護が廃炉成功の条件」と、結論づける記事は次のように締めくくられている。

 『同原発の作業員に関する労働案件を多く扱ってきた弁護士の水口洋介氏は、廃炉・除染作業での労働問題は原発事故の収束自体を阻むことになりかねないと警告、抜本的な解決策をとるべきと訴える。

 同弁護士は、多くの若い作業員が賃金をピンハネされたり、事前に説明を受けずに危険に直面して、現場を去る姿は数多いと指摘、「労働者の保護が強化されないことには、廃炉作業が成功するわけがない」と強調している。』

 

 

┏┓

┗■2.12・11規制委前抗議行動の報告

 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

 

○柏崎刈羽原発の審査を止めろ! 20Sv/年帰還を強要するな!

12・11規制委前抗議行動

日時:1211()12時~13

場所:原子力規制委員会ビル(六本木ファーストビル)前

        http://www.nsr.go.jp/nra/map.html

主催:再稼働阻止全国ネットワーク

協力:原子力規制を監視する市民の会

 

 1211()12時から13時まで、原子力規制委員会・規制庁が入居している六本木ファーストビル前で、抗議行動を実施。このところ再稼働促進委員会を露骨に現わしてきた規制委員会に対して、約40名が集まり、参加者が次々に抗議の声を上げるとともに、当日午前の規制委員会を傍聴した人から高経年化やIAEA についての報告を聞いた。

○ そして、規制庁広報部に次の3つの文書を提出した。

・<福島原発事故緊急会議抗議声明>

 柏崎刈羽のそして、すべての再稼働審査をただちにやめ、

 「20ミリSv」基準を撤回せよ!

・<柏崎刈羽住民有志声明>

 柏崎刈羽原発全号機再稼働絶対反対!

・<再稼働阻止全国ネットワーク申入書>

 再稼働審査は止めてフクイチ汚染水対策・廃炉化に専念せよ!

 UPZ30km、年間100Sv 安全、年間20Sv 帰還を撤回せよ!

○ 既に、9月11日、9月25日、10月23日にも抗議行動を実施したが、提出した申入れに対して、何ら応答が無い。引き続き、規制委に何らかの対応を追及していく。

 

 

┏┓

┗■3.柏崎刈羽原発全号機の再稼働絶対反対!

 |  泉田新潟県知事は「原発再稼働は何の根拠もない。

 |  絵に描いた餅だ」と言っています

 └──── 柏崎刈羽住民有志

 

○ 東電は、来年7月に6・7号機の再稼働をめざし、1・5号機や2・3・4号機の再稼働すらもくろんでいると言われています。総合特別事業計画(再建計画)は、銀行団(70)からの融資をひきだす為の計画であり、東電が生きのびる為の計画です。

 中越沖柏崎・刈羽地震で、全号機が大破し、紙一重で福島のレベル7の大事故と同様の大惨事となるところでしたが原発敷地内に多くの活断層が走り、近くには、M8級の巨大地震をひきおこす可能性のある巨大活断層が走っています。我々住民からみれば、これは柏崎・刈羽地域のみならず新潟県全域、場合によっては東京を含む首都圏を全滅させる程の大惨事となりかねません。

 刈羽村は、ほぼ100%がPAZ圏内で生活しています。柏崎市は1万数千人がPAZ圏内、30km圏に数万人以上が生活しています。

 我々は、シビアアクシデント時全員が逃げる事など無理です。絶対できません。又、もとの生活にもどることなど、福島同様できません。

その時は「死ね!」と言われているのと同じです。

 

○ 危険な「トーフの上の原発1・2・3・4・5・6・7号機」これらを全部動かそうとしていますが、まるで3・11福島事故などなかった様な風潮、巨大政党の再稼働路線への転換と暴走に激しい怒りを感じます。東電は、まず福島の山積する超難問題に全力で取り組むべきです。

 4号機、汚染水、デブリ取り出し、廃炉、等々どうするのですか。除染、損害賠償や16万人避難民を元の生活に帰ってもらう方策は立ったのですか。そもそも真の意味の原因究明はされたのですか。規制委・規制庁は、審査を即刻やめるべきです。

 

○ 日本国民の85%は脱原発。自然エネルギーへの大転換こそ国民の心からの願いです。12月6日、特定秘密保護法が強行採決され、可決・成立しましたが、大多数の国民の願いに反する策動は必ず破綻します。これは歴史的事実です。原発反対再稼働阻止の斗いは、明るい未来を切り拓く歴史的正義の斗いです。

 そもそも3・11以降2000人近くの40才前後の幹部候補社員に逃げられ、社会的には極悪最低企業に落ちぶれた東電など解体すべきです。

 泉田新潟県知事は「原発再稼働は何の根拠もない。絵に描いた餅だ」と言っています。その通りです。共に斗いましょう!

 

 

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┗■4.新聞より1つ

 └──── 

 

 ◆仮設の被災者眠れぬ夜 東日本大震災から2年9カ月

  建物の劣化深刻 天井落下/結露で床が腐食

 

 東日本大震災と福島原発事故の発生から間もなく2年9カ月。被災者たちが暮らす仮設住宅で、建物の傷みが深刻になってきた。傾きやゆがみが目立ってきている。生活再建のためには、安定した住環境の確保が不可欠だ。しかし、恒久的に住める災害公営(復興)住宅の建設は進んでいない。先が見えない現状に被災者たちは「いつまでこうした暮らしが続くのか」と不安を募らせている。

 

○復興住宅に国が本腰を 発生3年後の整備率14% 「阪神」の半分以下

 

(前略)自力での住宅購入は現実的はに難しい。東京電力による土地や家屋の賠償は時価が基本。土地の値段がより高い避難先で新たに住宅を買えるほどの金額にはとてもならない。

 一方、原子力規制委員会は11月、住民の帰還の目安となる放射線量について、現在の空間線量を基に推計するやり方から個人の被ばく線量の実測値に変更するという提言をまとめた。

 変更すれば、現在の7割程度の線量数値に下がるとみられ、リスクと引き換えに早期帰還を促す動きと警戒されている。(中略)

 「そもそも、原発事故の避難生活は2年や3年では終わらない。10年以上に及ぶとも考えられるのに、自然災害を前提とした災害救助法で対応しているのが矛盾の根本的な原因だ」と指摘し、国に一層の努力を促す。(後略)

12月2日東京新聞より抜粋)

 

 

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┗■5.たんぽぽ舎の近況

 |  第32回山谷労働者支援・年末助け合い運動が始まりました

 |  12月24日()到着分まで受け付けます

 └──── 沼倉 潤(たんぽぽ舎)

 

 たんぽぽ舎では毎年、日雇い労働者が職を失う年末年始の時期に野宿者のいのちを守る《年末助け合い運動》を行っています。

 今年で32回目になりますが、すでに全国から毛布やお米などの物資やカンパ金が送られてきています。

 事務所中に荷物が山積みになり、たんぽぽ舎ご利用の皆様にはご不便をおかけしておりますが、ご理解のほどよろしくお願いします。

 近年、環境美化と称し、路上や公園、河川敷の管理が異常なまでに強化され、野宿者などの人権無視の追い出しが行われています。

 このような傾向はオリンピック開催に向けより一層押し進められると思いますが、身を守る一枚の毛布を手に入れることも困難な状況が起きています。

 皆様の温かなご支援をお待ちしております。

 

《受付期間》12月9日()~24日()必着

【送ってほしいもの】

  毛布 防寒具 衣類 下着 靴下 作業着 靴

  寝袋 テント 日用品 洗剤 お米券 テレカ

《送付先》〒101-0061

            東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5階

     「たんぽぽ舎」山谷支援物資担当宛て

【現金カンパも受け付けています】

《カンパ送付先》郵便振込口座:00180-1-403856

                    加入者名:たんぽぽ舎

         「山谷カンパ」と明記願います。

 

*ボランティアスタッフ募集中-たんぽぽ舎にご連絡下さい。

1217()26()14時 物資をトラックで搬送します。

 積み込みのお手伝いをお願いします。

○期間中、1330分~15時頃まで荷物の整理作業を

 手伝ってくださるスタッフを募集しています。
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